JPH0865285A - エラスティックストア回路及びフレーム位相同期回路 - Google Patents

エラスティックストア回路及びフレーム位相同期回路

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JPH0865285A
JPH0865285A JP6193978A JP19397894A JPH0865285A JP H0865285 A JPH0865285 A JP H0865285A JP 6193978 A JP6193978 A JP 6193978A JP 19397894 A JP19397894 A JP 19397894A JP H0865285 A JPH0865285 A JP H0865285A
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国一 池村
健一 ▲高▼▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成でSDH信号を取り込みフレ
ーム位相同期をとる。 【構成】 メモリ120はデータAを書き込み、書き込
んだデータを回路150に与え、このデータを信号Kに
よって選択してデータNとして出力する。回路110は
フレームBによって初期化され、クロックCに同期した
書き込みタイミングを生成しメモリ130に与え、フレ
ームBを書き込み、データFを回路160と回路200
に与える。回路160はメモリ130のデータFをタイ
ミングLによって選択しフレームMとする。回路140
はクロックIに同期したタイミングK及びLを生成し、
回路150と回路160に与える。回路200はメモリ
130のデータFと他のエラスティック回路の出力Gと
の論理積の結果を回路300に与え、回路200からの
信号をクロックIに同期したパルスに変換し、信号Jと
してカウンタ140に与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエラスティックストア
回路及びフレーム位相同期回路に関し、例えば、SDH
(Synchronous Digital Hier
archy:同期デジタルハイアラーキ)伝送装置の装
置内伝送フレームのフレーム位相同期回路に適用し得る
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、これまでの電話を中心としたサー
ビスから、データや映像までを含む多彩なサービスに効
率よく適用できる多重化方式としてSDHが国際的に標
準化されつつある。
【0003】この同期デジタルハイアラーキの多重化装
置においては、伝送路から入力される複数の多重化情報
のフレーム位相を装置内の基準フレーム位相に同期させ
る必要があった。この方法としては、ポインタによるフ
レーム位相同期方法が採用されている。
【0004】これは、同期多重化において、125μs
ecごとのフレーム同期をとる際に、多重化処理遅延時
間を最小とするために、伝送フレームの時間位相と多重
化情報のフレーム時間位相との差を、タイムスロットの
アドレス位置の差として表示する方法で、メモリの容量
を小さくできる。
【0005】このように伝送路から入力する複数のフレ
ームを複数のボードで受け、装置内の基準フレーム位相
に同期させて装置内の他ボードに伝送する。装置内の各
ボードに分配される基準フレームには、分配回路や配線
長の違いによる遅延差があり、装置内伝送フレームに位
相差が生じていた。
【0006】また、装置内伝送フレームを多重化した
り、ビット同期する過程でも位相差が拡大するので、最
終的に数ビットの位相差を生じる可能性がある。従っ
て、装置内伝送においても、複数のボードから入力する
装置内伝送フレームのフレーム間位相差を吸収し、フレ
ーム位相を同期させる回路が必要であった。
【0007】このような回路の技術については、例え
ば、特開平3−249830号公報、特開平4−728
34号公報、特開昭63−220629号公報などに提
案されている。また、オーム社発行『SDH伝送方
式』、ページ46〜56、3・4ポインタの役割などに
も基本的な技術が解説されている。
【0008】これらの技術は入力フレーム信号の先頭を
示すフレームパルスの中から最も遅いタイミングを検出
して、メモリのリードリセット信号を生成する構成(方
法)であった。また、フレームパルスはフレーム信号と
同様にエラスティック(elastic:融通性のあ
る)回路を介して転送されるものであった。
【0009】尚、このようなエラスティックストア(e
lastic store)回路とは、例えば、書込み
と読出しと独立に異なる速度で行い得るような回路であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成(方法)ではフレームパルスやライトリセット等の
パルス信号によって最適位相を検出していたので、パル
スを引き伸ばす回路が必要となっていた。このため『回
路規模が大きくなっていた』。
【0011】例えば、パルスを引き伸ばす回路をセット
リセット(RS)フリップフロップで構成し、リードリ
セットパルスで解除する構成にすると回路は小型になる
が、次のような問題があった。
【0012】即ち、所定の数のライトリセットパルスが
全て揃った時点でリードリセットパルスを出力するもの
であるので、1フレーム以内に全てのライトリセットパ
ルスが揃わないと次フレームまで残りのライトリセット
パルスの到着を待つことになり、最後のライトリセット
パルスが到着した時点でリードリセットパルスを出力す
ることになった。
【0013】従って、それが所定の数のライトリセット
パルスの中でどのような位相のものであるか否かの予測
がつかないので、リードリセットパルスの出力位相が最
適となる保証はなかった。
【0014】このような問題を解決するためにはライト
リセットパルスを1フレーム以下の特定の幅に引き伸ば
し、最適な位相を検出する処理を1フレーム以内に終了
させるような手段を設ける必要があった。例えば、モノ
マルチバイブレータ等を使用することも考えられるが、
『回路規模が大きくなる』という問題があった。
【0015】以上のようなことから、簡単な回路構成で
同期デジタルハイアラーキ信号を取り込み、精度良くフ
レーム位相同期をとることができる仕組みの提供が要請
されていた。
【0016】
【課題を解決するための手段】
(1)そこで、先ず信号の記憶(例えば、書込み)と、
読出しとを独立に行い得るエラスティックストア回路を
発明して、上述の課題を解決するものである。
【0017】つまり、このエラスティックストア回路
は、入力データを第1の記憶タイミング信号に従って記
憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段のデータを第
1の読出タイミング信号に従って読み出す第1の読出手
段と、入力フレーム信号を第2の記憶タイミング信号に
従って記憶する第2の記憶手段と、第2の記憶手段のフ
レーム信号を第2の読出タイミング信号に従って読み出
す第2の読出手段とを備えるものとした。
【0018】尚、上述の記憶手段としては、例えば、R
AMや、フリップフロップや、シフトレジスタや、これ
らの複合回路で構成することもできる。
【0019】(2)更に、上述のエラスティックストア
回路を使用してフレーム位相同期回路を構成すること
で、上述の課題を解決するものである。
【0020】つまり、エラスティックストア回路のフレ
ーム信号と、他の回路から与えられるフレーム信号との
フレーム位相同期をとるフレーム位相同期回路であっ
て、第2の記憶手段からのフレーム信号と、他の回路
(例えば、SDH入力回路や他のエラスティックストア
回路)から与えられるフレーム信号との比較を行い、こ
の比較結果信号を生成する比較結果生成手段と、この比
較結果信号から上記第1の読出手段の第1の読出タイミ
ング信号の生成と、第2の読出手段の第2の読出タイミ
ング信号の生成とを制御し、フレーム位相同期し得る制
御を行う制御手段とを備えるものである。
【0021】
【作用】この発明のエラスティックストア回路によれ
ば、入力データと入力フレーム信号とを第1の記憶タイ
ミング信号と第2の記憶タイミング信号とで記憶させる
ことができると共に、第1の記憶手段と第2の記憶手段
に記憶されているデータとフレーム信号とを独立に第1
の読出タイミング信号と第2の読出タイミング信号とに
よって読み出させることもできるのである。
【0022】そして、第2の記憶手段に書き込まれたフ
レーム信号を出力し得るように構成しているので、従来
のようなフレーム信号を引き伸ばすような回路を必要と
せず、回路の小形化を図ることができる。
【0023】更に、上述の構成のエラスティックストア
回路を使用したフレーム位相同期回路の発明において
は、エラスティックストア回路に与えられているフレー
ム信号と、他の回路からのフレーム信号との位相同期を
とるために、エラスティックストア回路の第2の記憶手
段からのフレーム信号と外部からのフレーム信号との信
号比較(例えば、タイミングの比較など)を行う。この
比較によって得られる比較結果信号からフレーム位相同
期した信号と、データを出力させるためのタイミング制
御を精度良く最適に行うものである。
【0024】このような構成で、第2の記憶手段に記憶
されているフレーム信号を使用するので、リードリセッ
トパルスの遅延を小さくすることができると考えられ
る。
【0025】
【実施例】次にこの発明の好適な実施例を図面を用いて
説明する。 『フレーム位相同期回路の構成』: 図1はこの一実
施例のフレーム位相同期回路の機能ブロック図である。
この図1において、フレーム位相同期回路は、エラステ
ィックストア回路100と、AND回路200と、微分
回路300とから構成されている。
【0026】更に、エラスティックストア回路100
は、書き込みカウンタ110と、第1のメモリ120
と、第2のメモリ130と、読出しカウンタ140と、
第1のマルチプレクサ150と、第2のマルチプレクサ
160とから構成されている。
【0027】第1のメモリ120は同期デジタルハイア
ラーキからの入力データAを書き込み、書き込んだデー
タを第1のマルチプレクサ150に与える。第1のマル
チプレクサ150は、このデータを読み出しタイミング
信号Kによって選択して、出力データNとして出力する
ものである。
【0028】書き込みカウンタ110はSDHからの入
力フレームパルスBによって初期化され、書き込みクロ
ックCに同期した書き込みタイミングを生成し、第1の
メモリ120に与える。第2のメモリ130は入力フレ
ームパルスBを書き込み、書き込んだデータFを第2の
マルチプレクサ160とAND回路200に与える。第
2のマルチプレクサ160は第2のメモリ130に書き
込まれたデータFを読み出しタイミングLによって選択
し、出力フレームパルスMとする。
【0029】読出しカウンタ140は、読出しクロック
Iに同期した読出しタイミングK及びLを生成し、それ
ぞれを第1のマルチプレクサ150と第2のマルチプレ
クサ160に与える。
【0030】AND回路200は第2のメモリ130に
書き込まれたデータFと他のエラスティック回路の出力
Gとの論理積の結果を微分回路300に与える。
【0031】微分回路300はAND回路200から与
えられる信号を読出しクロックIに同期した1クロック
幅のパルスに変換し、リードリセット信号Jとして読出
しカウンタ140に与える。また、『第1のメモリ12
0の容量は、1フレームのビット数の約数に設定』す
る。このように設定することで、『フレームの先頭を書
き込むビットアドレスが常に同じになるので、読み出さ
れるフレームの位相が変化しないようにすることができ
る』。
【0032】また、書込みカウンタ110と読出しカウ
ンタ140とは、それぞれ自走できるものとする。
【0033】図2は上述の図1に示した第2のメモリ1
30と第2のマルチプレクサ160の具体的な機能構成
図である。この図2において、第2のメモリ130は、
NAND回路131〜134と、インバータ135、1
36とから構成されている。そして、NAND回路13
1〜134は、RSフリップフロップ回路を構成してい
る。また、第2のマルチプレクサ160は、AND回路
161から構成されている。
【0034】インバータ136は、第2のメモリ130
と、第2のマルチプレクサ160との間のバッファの役
割を果たしており、NAND回路134の出力値を反転
している。NAND回路131は、データBと書き込み
タイミング信号Eとの論理積によって、セットパルスを
NAND回路133に与える。
【0035】また、NAND回路132はデータBをイ
ンバータ135によって反転した値と書き込みタイミン
グEとの論理積によって、リセットパルスをNAND回
路134に与える。第2のマルチプレクサ160は、A
ND回路161から構成され、インバータ136の出力
Fと読み出しタイミング信号Lとの論理積を出力フレー
ムパルスMとする。
【0036】図3は図1で述べた微分回路300の具体
的な構成図である。この図3において、AND回路30
1と、NAND回路302、303と、Dフリップフロ
ップ回路304とから構成されている。そして、NAN
D回路302、303はRSフリップフロップ回路を構
成している。
【0037】このRSフリップフロップ回路はDフリッ
プフロップ304によってセットされ、データHの負論
理によってリセットされる。また、NAND回路302
の出力は、AND回路301に与えられ、データHの入
力を禁止する。Dフリップフロップ304は、クロック
IのタイミングでAND回路301の出力をラッチして
リードリセットパルスJとするものである。
【0038】『動作』: 図4は一実施例の動作波形
図(動作タイミングチャート)である。ここでは、入力
データDIをシリアル、出力データDOを4並列とし、
第1のメモリ120の容量を1ビット×12ワードとし
て説明する。
【0039】先ず、入力データAの先頭を示す入力フレ
ームパルスBが書込みカウンタ110に入力されると、
書込みカウンタ110は初期化され、書込みタイミング
Dの値は2となる。書込みカウンタ110から出力され
る書込みタイミング信号Dはビットアドレスを示してお
り、入力データAのD1ビットは第1のメモリ120の
ビットアドレス1に書き込まれ、D2ビットは第1のメ
モリ120のビットアドレス2に書き込まれる。
【0040】また、書込みカウンタ110からは、ビッ
トアドレス1のタイミング信号Eが第2のメモリ130
にも与えられ、そのタイミングでフレームパルスBを第
2のメモリ130に書き込む。
【0041】従って、入力フレームパルスBは第1のメ
モリ120の容量の深さ(ワード数)分だけ引き伸ばさ
れることになる。この第2のメモリ130の出力Fを第
2のマルチプレクサ160とAND回路200とに与え
る。複数のメモリの出力(代表としてFとG)がAND
回路200に入力され、全てのタイミング信号が揃うの
を検出している。
【0042】従って、AND回路200の出力Hの変化
点は全てのエラスティック回路のメモリの先頭にデータ
が書き込まれたタイミングを示している。微分回路30
0ではこのデータHを入力して読出しクロックIに同期
したリードリセットパルスJを生成し、読出しカウンタ
140に与える。
【0043】読出しカウンタ140は、リードリセット
パルスJを入力して、カウント値を初期化する。これに
よって、『読出し側のフレーム位相同期が確立すること
になる』。また、読出しカウンタ140の初期化は1フ
レーム毎に繰り返すのではなく、フレーム位相同期後の
正常状態では禁止され、初期設定若しくは異常検出時に
再び許可される。
【0044】読出しカウンタ140から第1のマルチプ
レクサ150に4ビット毎にビットを選択する信号Kが
与えられ、第1のマルチプレクサ150ではこれに基づ
いて第1のメモリ120に書き込まれたビットの中から
出力データNを選択する。また、読出しカウンタ140
から第2のマルチプレクサ160に選択信号Lを出力す
ると、第2のマルチプレクサ160では選択信号Lのタ
イミングで第2のメモリ130に書き込まれたデータF
を選択して、フレームパルスMを出力するものである。
【0045】(一実施例の効果): 以上の一実施例
のエラスティックストア回路100によれば、入力デー
タと入力フレームパルスとを書き込みタイミング信号
D、Eとで記憶させることができると共に、第1のメモ
リ120と第2のメモリ130とに記憶されているデー
タとフレームパルスとを独立に読出タイミング信号K、
Lとによって読み出させることもできる。
【0046】また、上述のエラスティックストア回路1
00を使用したフレーム位相同期回路によれば、第2の
メモリ130に書き込まれたフレームパルスをAND回
路200へ出力するように構成したので、特に従来のよ
うにフレームパルスを引き伸ばす回路を追加する必要が
なくなり、回路を小形化することができる。
【0047】また、第2のメモリ130に書き込まれた
フレームパルスを使用することで、リードリセットパル
スの遅延を小さくすることができる。
【0048】更に、AND回路200をエラスティック
回路100に取り込めば、複数のエラスティックストア
回路100を容易にカスケード接続して、複数のフレー
ム位相同期を実現することができるので、回路が簡単に
構成できる。
【0049】(他の実施例): (1)尚、以上の一
実施例の図4の動作の他、入力データAを4並列とし、
出力データNをシリアルとし、第1のメモリ120の容
量を4ビット×3ワードの12ビットとした場合の動作
波形図を図5に示している。この図5において、入力デ
ータAの先頭から4ビットは第1のメモリ120のアド
レス1に書き込まれ、次の4ビットはアドレス2に書き
込まれる。また、読み出しカウンタ140から第1のマ
ルチプレクサ150に与えられる選択信号Kは、第1の
メモリ120に書き込まれたデータを1ビット毎に選択
する信号である。
【0050】その他の動作は上述の図4と同様であり、
Bは入力フレームパルスのタイミング信号、Cは書込み
クロック、Dは書込みタイミング信号、Eは書込みカウ
ンタ110から第2のメモリ130への書き込み信号、
Fは第2のメモリの出力信号、Gは他のエラスティック
回路の出力、HはAND回路200の出力信号、Iは読
み出しクロック、Jはリードリセットパルス、Kは読出
しカウンタ140から第1のマルチプレクサ150への
選択信号、Lは読出しカウンタ140から第2のマルチ
プレクサ160への選択信号、Mはフレームパルス、N
は出力データである。
【0051】(2)また、上述のフレーム位相同期回路
は、多重化伝送装置に適用し得る他に、装置内部の伝送
回路などにも適用し得る。その他、同期デジタルハイア
ラーキとインタフェースされる、例えば、同期端局装置
や、多重変換装置や、クロスコネクト装置や、中継装置
や、端局中継装置などの種々の装置に適用し得るものと
考えられる。
【0052】(3)更に、第1のメモリ120及び第2
のメモリ130は、図2に示したような回路で実現する
他に、RAMや、フリップフロップ、シフトレジスタな
どの記憶回路で構成することでも良い。
【0053】(4)更にまた、上述の実施例は同期デジ
タルハイアラーキとして、伝送レベルSTM(Snyc
hronous Transport Module:
同期伝送モジュール)−0(51.84Mbps)、S
TM−1(155.52Mbps)、STM−4(62
2.08Mbps)、STM−16(2488.32M
bps)、STM−64(9953.28Mbps)な
どのいずれの信号の処理に対しても適用し得ると考えら
れる。
【0054】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明のエラスティッ
クストア回路は、入力データを第1の記憶タイミング信
号に従って記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段
のデータを第1の読出タイミング信号に従って読み出す
第1の読出手段と、入力フレーム信号を第2の記憶タイ
ミング信号に従って記憶する第2の記憶手段と、第2の
記憶手段のフレーム信号を第2の読出タイミング信号に
従って読み出す第2の読出手段とを備えたものである。
【0055】このような構成によって、簡単な構成でデ
ータとフレーム信号との記憶と、読み出しとを独立して
行うことができる。
【0056】また、この発明のフレーム位相同期回路
は、上述のエラスティックストア回路の第2の記憶手段
からのフレーム信号と、他の回路から与えられるフレー
ム信号との比較を行い、この比較結果信号を生成する比
較結果生成手段と、この比較結果信号から上記第1の読
出手段の第1の読出タイミング信号の生成と、第2の読
出手段の第2の読出タイミング信号の生成とを制御し、
フレーム位相同期し得る制御を行う制御手段とを備えた
ものである。
【0057】このような構成によって、簡単な構成で複
数のフレーム信号の位相同期を精度良くとることがで
き、データの出力も制御できる。
【0058】従って、上述の発明によれば、簡単な回路
構成で同期デジタルハイアラーキ信号を取り込み、精度
良くフレーム位相同期をとることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のフレーム位相同期回路の
機能構成図である。
【図2】一実施例の第2位のメモリと第2のマルチプレ
クサの具体的な機能構成図である。
【図3】一実施例の微分回路の具体的な機能構成図であ
る。
【図4】一実施例の動作タイミングチャートである。
【図5】他の実施例の動作タイミングチャートである。
【符号の説明】
100…エラスティックストア回路、110…書込みカ
ウンタ、120…第1のメモリ、130…第2のメモ
リ、140…読出しカウンタ、150…第1のマルチプ
レクサ、160…第2のマルチプレクサ、200…AN
D回路、300…微分回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の記憶と、読出しとを独立に行い得
    るエラスティックストア回路において、 入力データを第1の記憶タイミング信号に従って記憶す
    る第1の記憶手段と、 第1の記憶手段のデータを第1の読出タイミング信号に
    従って読み出す第1の読出手段と、 入力フレーム信号を第2の記憶タイミング信号に従って
    記憶する第2の記憶手段と、 第2の記憶手段のフレーム信号を第2の読出タイミング
    信号に従って読み出す第2の読出手段とを備えたことを
    特徴とするエラスティックストア回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエラスティックストア回
    路を使用し、このエラスティックストア回路のフレーム
    信号と、他の回路から与えられるフレーム信号とのフレ
    ーム位相同期をとるフレーム位相同期回路であって、 上記第2の記憶手段からのフレーム信号と、他の回路か
    ら与えられるフレーム信号との比較を行い、この比較結
    果信号を生成する比較結果生成手段と、 この比較結果信号から上記第1の読出手段の第1の読出
    タイミング信号の生成と、第2の読出手段の第2の読出
    タイミング信号の生成とを制御し、フレーム位相が同期
    し得る制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする
    フレーム位相同期回路。
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