JP3188563B2 - マルチプレクサ - Google Patents

マルチプレクサ

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JP3188563B2
JP3188563B2 JP20620993A JP20620993A JP3188563B2 JP 3188563 B2 JP3188563 B2 JP 3188563B2 JP 20620993 A JP20620993 A JP 20620993A JP 20620993 A JP20620993 A JP 20620993A JP 3188563 B2 JP3188563 B2 JP 3188563B2
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ベーレンス ミヒャエル
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/04Distributors combined with modulators or demodulators
    • H04J3/047Distributors with transistors or integrated circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、独立して動作する複数
個のソースモジュールからのソース信号がマルチプレク
スモジュールへ伝送され、前記ソース信号は所定の形式
で統合されてマルチプレクス信号を形成する形式の、少
なくとも2つのソース信号を統合して1つのマルチプレ
クス信号を形成する装置を含むマルチプレクサに関す
る。
【0002】上記の形式のマルチプレクサは、ヨーロッ
パ特許出願第460835号公報により公知である。
【0003】
【従来の技術】複数個のソース信号を統合して1つのマ
ルチプレクス信号にする場合、ソース信号の位相を同期
させ、目標周波数へ変換し、統合して1つの所定のシー
ケンスを形成しなければならない。この問題は、たとえ
ば同期ディジタルハイアラーキにおいて生じる。このよ
うな対象の場合には、ソース信号を供給するソースモジ
ュールが互いに無関係に動作し、それらの出力信号を別
のモジュールにおいて統合して1つのマルチプレクス信
号を形成しなければならないことから、実現がなおいっ
そう難しくなることもある。従来の技術によればこのよ
うな対象の場合には一般的に、複数個のモジュールのう
ちの1つ−通常はマルチプレクスモジュール−をその他
のモジュールのマスタとして構成し他のモジュールを制
御するようにしたマスタ−スレーブ方式による手法を用
いて解決している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式のマルチプレクサにおいて、複数個のソー
ス信号を統合する問題をマスタを用いることなく解決す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、各ソースモジュールは、少なくとも1つのメモリと
書き込みカウンタと読み出しカウンタとを有しており、
前記カウンタは、互いに独立して動作するように構成さ
れていて、データがメモリへ書き込まれ該メモリから読
み出される際にアドレスを発生し、前記の装置は、フレ
ーム構造のソース信号を1つの新たなフレーム開始時点
においてメモリの所定の初期アドレスから記憶しマーキ
ングビットを用いてフレーム終端部のメモリアドレスを
マークする手段と、マルチプレクスモジュールにより供
給されるクロック信号に依存してソースモジュールのメ
モリからソース信号を読み出し該ソース信号をマルチプ
レクスモジュールへ伝送する手段とを有しており、各ソ
ースモジュールは、マークされたアドレスが1つのフレ
ームの読み出し中に読み出された後でリセット信号を供
給するように構成されており、前記の装置は、リセット
信号が消滅すると、すべてのソースモジュールの読み出
しカウンタを所定の初期アドレスにセットするように構
成されていることにより解決される。
【0006】
【発明の構成および利点】互いに独立して動作する複数
個のソースモジュールは、それぞれ1つの書き込みカウ
ンタと読み出しカウンタを有している。各ソースモジュ
ールの書き込みカウンタは、ソースモジュールの入力信
号つまり元のソース信号に対してクロックにより制御さ
れている。たとえば同期ディジタルハイアラーキ信号と
することのできるこれらの信号は、互いに同期されてい
なくてよい。1つのソースモジュール内では、書き込み
カウンタと読み出しカウンタも互いに無関係に動作す
る。
【0007】ソース信号は、極めて特殊な手法で各ソー
スモジュールのメモリに書き込まれ、これによりソース
信号の構造に応じて、たとえば同期ディジタルハイアラ
ーキの場合にはフレーム構造に応じて書き込むことがで
きる。
【0008】それぞれ新たなフレームの開始時点におい
て、後続のフレームはメモリの所定の初期アドレスから
記憶されていく。フレーム終端部またはメモリ内の相応
のメモリアドレスは、マーキングビットによりマークさ
れる。したがって、メモリのいずれの領域に1つのフレ
ームが記憶されているかは常に明らかである。いずれに
せよ初期アドレスは固定されている。最終アドレスがマ
ーキングビットにより指示される。
【0009】ソースモジュールのメモリからソース信号
を読み出す場合、データがメモリから読み出される際に
ソースモジュールの読み出しカウンタがいずれの値の範
囲に及んでいるかは明らかである。
【0010】マルチプレクスモジュールにより供給され
るクロック信号に依存して、ソースモジュールのメモリ
から信号が読み出される。したがってこの読み出しプロ
セスは、いずれのソースモジュールにおいても書き込み
プロセスのクロックには依存しない。
【0011】単一のソースモジュールおよびそのメモリ
において行われる読み出しプロセスを適切な方法で実現
するために、マークされたアドレスに読み出し中に達し
た各ソースモジュールは、リセット信号を供給する。こ
のリセット信号は、それを発生したソースモジュールに
おいても、他のすべてのソースモジュールにおいても、
ソースモジュールの読み出しカウンタを所定の初期アド
レスにセットする目的で用いられる。
【0012】この手法により、ソース信号の位相のずれ
が補償され、しかも種々異なる伝送周波数への適応化が
行われ、さらに同期はずれの自動的な監視が実現される
ようになる。さらに、装置が作動し始めたときに自動的
な初期化が達成される。これらの利点は詳細には、すで
に1つのソースモジュール内でマーキングビットに到っ
たときに、すべてのソースモジュールをリセットするこ
とによりソースモジュールがいわば強制的に同期される
ことにより達成される。同じことは、カウンタが基本的
にいかなる位置であってもかまわないような初期化にも
あてはまる。すなわち、複数個のソースモジュールのう
ちの最初の読み出しカウンタが最終アドレスに達する
と、すべてのモジュールおよびその読み出しカウンタは
その初期アドレスにリセットされる。
【0013】本発明の実施例によれば、ソースモジュー
ルは、メモリがこのメモリに関連するソース信号の少な
くとも1つのフレームを収容できるようなメモリ容量を
有する。
【0014】ソース信号の1つのフレームを所定の初期
アドレスでそのフレーム開始点から書き込むことは、1
つのフレームをカバーするようなサイズのメモリを有す
るように構成することによって簡単にすることができ
る。このフレームの終端部に達した場合、次のアドレス
が再び所定の初期アドレスになることが常に保証され
る。FIFOのメモリも、有利には1つのフレームの整
数倍を記憶できるいっそう大きい容量のものでもよい。
【0015】信号ソースモジュールからの読み出しプロ
セスは、有利には次のようにして制御できる。すなわ
ち、マルチプレクスモジュールは、各ソースモジュール
のためのリリース信号を別個に発生し、データ読み出し
プロセスならびにソースモジュールからマルチプレクス
モジュールへのデータ伝送プロセスを付加的に制御する
ように構成されている。
【0016】本発明の別の実施例の場合、書き込みカウ
ンタの値は、読み出しカウンタが所定の初期アドレスに
セットされた時点で、各ソースモジュールにおいてチェ
ックされる。書き込みカウンタが所定のアドレス範囲に
ない場合、ソースモジュールの正しく同期された状態で
マーキングビットが書き込まれるであろう時点で、リセ
ット信号が発生される。
【0017】ソースモジュールの読み出しカウンタが所
定の初期アドレスにセットされた時点で書き込みカウン
タの値が所定の範囲内になければ、エラーが生じたこと
になる。つまり同期がはずれてしまい、おそらくは送信
すべきソース信号データの一部分も失われてしまう。こ
の場合に有利であるのは、すべてのソースモジュールの
後続の同期を行い、ソースモジュールの正しい同期化の
場合にソースモジュールのメモリにマーキングビットが
書き込まれるであろう時点に達したときに、リセット信
号を発生することである。したがってこのリセットプロ
セスは、これがソースモジュールまたはその書き込みカ
ウンタの正しい同期の場合のマーキングビットにより開
始されるであろう時点で、強制的に行われる。
【0018】本発明の別の実施例によれば、メモリは有
利には先入れ先出しメモリ(FIFO)である。データ
は周期的に書き込まれ読み出されることから、このメモ
リ構成はとりわけ有利である。
【0019】本発明によるマルチプレクサは、有利には
同期ディジタルハイアラーキ信号のために利用できる。
本発明の別の実施例によれば、マルチプレクス信号はた
とえば、同期ディジタルハイアラーキのSTM−1信号
とすることができる。ソース信号は、統合されてSTM
−1マルチプレクス信号となる同期ディジタルハイアラ
ーキのTUG−2信号またはTUG−3信号とすること
ができる。
【0020】次に、実施例に基づき本発明のこれらの構
成ならびに別の態様を詳細に説明する。
【0021】
【実施例の説明】図1に示されておりたとえば同期ディ
ジタルハイアラーキの信号に適している装置は、3つの
ソースモジュール1、2、3と1つのマルチプレクスモ
ジュール4を有している。
【0022】ソースモジュール1はデータ信号D1を受
信し、この信号はソースモジュール1内部において書き
込みロジック12へ供給される。特に有利にはこの書き
込みロジックは、図示されていない書き込みカウンタを
有する。書き込みロジック12は、書き込み制御信号R
W1に依存してメモリ11へデータD1を書き込むプロ
セスを制御する。
【0023】さらに詳細には、ソースモジュール1のメ
モリ11として先入れ先出しメモリ(FIFO)を用い
ることができ、そのメモリ容量は少なくとも、ソース信
号D1の1つのフレームを正確に収容できるように設定
することができる。
【0024】さらにソースモジュール1は読み出しロジ
ック13も有しており、特に有利にはこの読み出しロジ
ックは、図1には示されていない読み出しカウンタを有
する。
【0025】メモリ11からデータを読み出すプロセス
は、詳細にはクロック信号CLKBとリリース信号PE
1により制御され、これらの信号は両方とも、マルチプ
レクスモジュール4により供給される。
【0026】ソース信号データD1がメモリ11に書き
込まれる際、ソース信号D1の新たな1つのフレームは
常に、そのような新たな1つのフレームの開始点におい
てメモリの所定の初期アドレスから記憶されていく。フ
レーム終端に到るまで順次、後続のバイトが記憶されて
いく。このアドレスは、メモリ11内においてマーキン
グビットによりマークされる。このため最初に、1つの
フレームが所定の初期アドレスからメモリに記憶される
ようになる。
【0027】したがって、読み出しプロセス中、1つの
新たなフレームがメモリ11においていずれのアドレス
から記憶されているかは明らかである。読み出しプロセ
ス中、フレーム終端に到達し、マーキングビットが検出
されると、読み出しロジック13は相応の信号R1を供
給する。このリセット信号は、ソースモジュール1の読
み出しロジック13内部の読み出しカウンタと、その他
のソースモジュールの読み出しカウンタを両方とも、マ
ークされた初期アドレスにリセットするために用いられ
る。これにより、複数個のソースモジュールの読み出し
カウンタのうちの1つがマーキングビットに達するとき
にはいつも、複数個のソースモジュールのすべての読み
出しカウンタが順次、その初期値にリセットされるよう
になる。
【0028】図1に示された構成の場合、ソースモジュ
ール1内部におけるすべてのソースモジュールからのこ
れらリセット信号は、ORゲート14へ供給され、この
ORゲートの出力信号は読み出しロジック13へ供給さ
れる。
【0029】ソースモジュール2および3はソースモジ
ュール1と同じ構成を有する。詳細には、ソースモジュ
ール2はリセット信号R2を発生し、ソースモジュール
3はリセット信号R3を発生する。各モジュールにおけ
るリセット信号R1、R2、R3はそれぞれORゲート
14、24、34へ供給され、それらのゲートの出力信
号はリセット信号RESとして、ソースモジュールの読
み出しロジック内部の個々の読み出しカウンタへ供給さ
れる。
【0030】ソースモジュール1、2、3のメモリ1
1、21、31からマルチプレクスモジュール4へ伝送
されるデータは、図1においてそれぞれDB1、DB
2、DB3として表わされている。読み出しプロセスの
ためにマルチプレクスモジュール4は、すべてのソース
モジュール1、2、3に対し共通に発生されるクロック
信号CLKBを供給する。しかし、リリース信号PE
1、PE2、PE3は各ソースモジュールに対し別個に
発生される。前述のリセット信号R1、R2、R3はマ
ルチプレクスモジュール4へも供給され、これによりこ
のモジュールはリセットプロセスにしたがって応答する
ことができ、詳細には読み出しプロセスに適応化可能で
ある。
【0031】たとえばクロック信号CLKBを得るため
に分周することのできるクロック信号CLKAは、外部
からマルチプレクスモジュール4へ供給される。
【0032】マルチプレクスモジュール4は、この図面
では同期ディジタルハイアラーキの信号STM−1とし
て表わされているマルチプレクス信号を供給する。ソー
ス信号D1、D2、D3も同期ディジタルハイアラーキ
信号とすることができ、詳細には、統合されて1つのマ
ルチプレクス信号STM−1となるTUG−2信号また
はTUG−3信号とすることができる。
【0033】次に、図2および図3を参照してソースモ
ジュール1、2または3のうちの1つからマルチプレク
スモジュール4へのデータ伝送プロセスを詳細に説明す
る。
【0034】図2には、1つの波形曲線がクロック信号
CLKAの時間の関数として示されている。この波形曲
線はマルチプレクスモジュール4において分周され、第
2の特性曲線として示されているクロック信号CLKB
となり、このクロック信号は各ソースモジュール1、
2、3へ供給される。
【0035】図2中の第3の波形曲線によりリリース信
号PE1が示されており、この信号は、マルチプレクス
モジュール4によりソースモジュール1へ供給される。
リリース信号PE1の低レベルから高レベルへの側縁が
クロック信号CLKBの低レベル状態中に発生した後、
マルチプレクスモジュール4は、クロック信号CLKB
の次の低レベルから高レベルへの側縁が現われたとき
に、当該ソースモジュール−この場合にはソースモジュ
ール1−に対し新たなデータシーケンスを要求する。そ
のためこの時点より前に、図2ではリリース信号PE1
の低レベルから高レベルへの側縁発生後のクロック信号
CLKAのほぼ2つめのクロックのところで、ソースモ
ジュール1は新たなデータシーケンスを図1のデータバ
スDB1へ供給している。これは、図2中の第4の線図
DB1におけるDATA’A’として表わされている。
クロック信号CLKBの低レベルから高レベルへの側縁
が発生すると、これらのデータはマルチプレクスモジュ
ール4内へ引き渡される。これは図2中の第5の線図D
B4として示されている。この後に続いてもはやデータ
シーケンスを伝送する必要がなければ、マルチプレクス
モジュール4は、PE1信号の低レベルから高レベルへ
の側縁発生後、信号CLKBのほぼ1つのクロックサイ
クルの後に、つまりデータシーケンスがDB1へ供給さ
れた後、信号CLKBの次の高レベルから低レベルへの
変化にほぼ続いて、信号をその低レベル状態に再びセッ
トする。
【0036】図2には、ソースモジュール1からマルチ
プレクスモジュール4へのただ1つのデータシーケンス
の伝送が示されている。
【0037】図3には、連続的に伝送される複数個のデ
ータシーケンスのための相応の伝送が示されている。図
3においてこれらのデータシーケンスは、DATA’
A’およびDATA’B’として表わされている。
【0038】図3の場合、第1のデータシーケンスA
は、図2の場合と同じようにして伝送される。しかし、
第1のデータシーケンスAの伝送後、リリース信号PE
1はその高レベル状態を保持する。このことによりソー
スモジュール1に対し、続いてさらに1つのデータシー
ケンスを伝送すべきであることをシグナリングする。こ
のデータシーケンスは、クロック信号CLKBの次の高
レベルから低レベルへの側縁発生後、信号CLKAのほ
ぼ2つめのクロックのところで利用可能になり、クロッ
クCLKBの次の低レベルから高レベルへの側縁のとこ
ろでマルチプレクスモジュール4に引き渡される。この
データシーケンスは、図3においてDATA’B’とし
て表わされている。
【0039】図3によれば、さらに別のデータシーケン
スの連続的な伝送は、1つのデータシーケンスの伝送
後、クロック信号CLKBの高レベルから低レベルへの
変化の後、リリース信号PE1が再び低レベルへ変化す
る−これによりソースモジュールに対しデータ伝送の終
了したことがシグナリングされる−まで続けられる。
【0040】図2または図3によるデータを伝送する場
合、いずれのデータシーケンスが重要であるかを、たと
えば伝送される信号の1つのフレーム内のいずれのバイ
トが重要であるかを、マルチプレクスモジュールは常に
識別している。その理由は、ソースモジュールは所定の
方式でリセットされているからであり、信号R1〜R3
を介したこのリセットプロセスも、マルチプレクスモジ
ュール4が識別しているからである。したがってこの時
点から、ソースモジュールの各読み出しカウンタがいず
れの位置をとっているかを、つまりいずれのデータシー
ケンスが伝送されているかも、マルチプレクスモジュー
ル4は識別している。たとえば図2および図3の実例に
より示したソースモジュール1とマルチプレクスモジュ
ール4との間のデータ伝送は、リリース信号PE1、P
E2およびPE3をマルチプレクスモジュール4の個々
のソースモジュールに対しそれぞれ別個に発生するかぎ
り、ソースモジュール2とマルチプレクスモジュール4
との間でも、さらにソースモジュール3とマルチプレク
スモジュール4の間でも、相応の手法により行われる。
このようにマルチプレクスモジュール4はデータシーケ
ンスを、マルチプレクス信号を形成する目的でこれらの
シーケンスを要求することにより、正確に呼び出すこと
ができる。
【0041】図4には、同期ディジタルハイアラーキの
信号TU−3の1つのフレームが図示されている。この
信号はたとえば、ソース信号D1、D2またはD3のう
ちの1つとすることができる。図4において斜線の付さ
れたTU−3信号のバイトは、有効なロードを有するバ
イトであって、それらのバイトはソースモジュールの個
々のメモリ11、21または31へ書き込まれる。1つ
のフレーム内で伝送されるこの有効な信号の最初のバイ
トは、個々のメモリ11、21または31の所定の初期
アドレスのところに書き込まれる。番号809を有し図
4においてLBの付された最終バイトに到ると、マーキ
ングビットがメモリに書き込まれる。既述のように、こ
のマーキングビットは、読み出しプロセス中、すべての
ソースモジュールの読み出しカウンタを引き続いてリセ
ットするために用いられる。
【0042】図4に示されているTU−3信号の代わり
にもちろん他の信号を、たとえばTUG−2信号を、ソ
ース信号として使用してもよい。いずれの場合でも、1
つのフレームの有効信号の最終バイトに到ったときに、
相応のマーキングビットがソース信号の記憶されている
メモリ中にセットされる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、複数個のソース信号を
統合して1つのマルチプレクス信号を形成する装置を含
むマルチプレクサにおいて、複数個のソース信号を統合
する問題をマスタを用いることなく解決することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】3つのソースモジュールと1つのマルチプレク
スモジュールを有する構成を示す図である。
【図2】1つのソースモジュールからマルチプレクスモ
ジュールへのデータ伝送に関する、図1の構成のいくつ
かの信号のタイムチャートを示す図である。
【図3】複数個のバイトの伝送に関する、図2と類似の
タイムチャートを示す図である。
【図4】同期ディジタルハイアラーキのソース信号TU
G−3を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3 ソースモジュール 4 マルチプレクスモジュール 11,221,31 メモリ 12,22,32 書き込みロジック 13,23,33 読み出しロジック 14,24,34 ORゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 597084238 600 Mountain Drive, Murray Hill,NJ,U. S.A. (72)発明者 ミヒャエル ジープケ ドイツ連邦共和国 ニュルンベルク 30 シュルトハイスアレー 53 (56)参考文献 特開 平2−177634(JP,A) 特開 平2−228834(JP,A) 特開 平3−297245(JP,A) 特開 平4−132326(JP,A) 特開 平4−98915(JP,A) 特開 平4−215347(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 9/00 H04J 3/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに独立して動作する複数個のソース
    モジュール(1,2,3)からのソース信号がマルチプ
    レクスモジュール(4)へ伝送され、前記ソース信号は
    所定の形式で統合されてマルチプレクス信号を形成する
    形式の、 少なくとも2つのソース信号を統合して1つのマルチプ
    レクス信号を形成する装置を含むマルチプレクサにおい
    て、 各ソースモジュール(1,2,3)は、少なくとも1つ
    のメモリ(11,21,31)と書き込みカウンタと読
    み出しカウンタとを有しており、 前記カウンタは、互いに独立して動作するように構成さ
    れていて、データがメモリ(11,21,31)へ書き
    込まれ該メモリから読み出される際にアドレスを発生
    し、 前記の装置は、フレーム構造のソース信号を1つの新た
    なフレーム開始時点においてメモリ(11,21,3
    1)の所定の初期アドレスから記憶しマーキングビット
    を用いてフレーム終端部のメモリアドレスをマークする
    手段と、マルチプレクスモジュール(4)により供給さ
    れるクロック信号に依存してソースモジュールのメモリ
    (11,21,31)からソース信号を読み出し該ソー
    ス信号をマルチプレクスモジュールへ伝送する手段とを
    有しており、 各ソースモジュールは、マークされたアドレスが1つの
    フレームの読み出し中に読み出された後でリセット信号
    を供給するように構成されており、 前記の装置は、リセット信号が消滅すると、すべてのソ
    ースモジュールの読み出しカウンタを所定の初期アドレ
    スにセットするように構成されていることを特徴とする
    マルチプレクサ。
  2. 【請求項2】 ソースモジュール(1,2,3)は、メ
    モリ(11,21,31)が当該メモリに関連するソー
    ス信号の少なくとも1つのフレームを収容できるような
    メモリ容量を有する、請求項1記載のマルチプレクサ。
  3. 【請求項3】 マルチプレクスモジュールは、各ソース
    モジュールに対しそれぞれ別個にリリース信号を発生
    し、データ読み出しプロセスならびにソースモジュール
    からマルチプレクスモジュールへのデータ伝送プロセス
    を付加的に制御するように構成されている、請求項1ま
    たは2記載のマルチプレクサ。
  4. 【請求項4】 書き込みカウンタの値は、読み出しカウ
    ンタが所定の初期アドレスにセットされた時点で各ソー
    スモジュール(1,2,3)においてチェックされ、書き
    込みカウンタが所定のアドレス範囲内にない場合、マー
    キングビットがソースモジュールの正確に同期された状
    態で書き込まれるであろう時点でリセット信号が発生さ
    れる、請求項1〜3のいずれか1項記載のマルチプレク
    サ。
  5. 【請求項5】 メモリ(11,21,31)は先入れ先
    出しメモリ(FIFO)である、請求項1〜4のいずれ
    か1項記載のマルチプレクサ。
  6. 【請求項6】 ソース信号およびマルチプレクス信号は
    同期ディジタルハイアラーキ信号である、請求項1〜5
    のいずれか1項記載のマルチプレクサ。
  7. 【請求項7】 マルチプレクス信号はSTM−1ハイア
    ラーキの信号である、請求項6記載のマルチプレクサ。
  8. 【請求項8】 ソース信号はTUG−2またはTUG3
    ハイアラーキの信号である、請求項6または7記載のマ
    ルチプレクサ。
JP20620993A 1992-08-20 1993-08-20 マルチプレクサ Expired - Fee Related JP3188563B2 (ja)

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