JP2917583B2 - スタッフ同期回路 - Google Patents

スタッフ同期回路

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JP2917583B2
JP2917583B2 JP3161192A JP16119291A JP2917583B2 JP 2917583 B2 JP2917583 B2 JP 2917583B2 JP 3161192 A JP3161192 A JP 3161192A JP 16119291 A JP16119291 A JP 16119291A JP 2917583 B2 JP2917583 B2 JP 2917583B2
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優 荒井
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル多重伝送方式
におけるスタッフ同期回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル通信方式におけるスタ
ッフ同期回路について、図2のブロック図を参照して説
明する。
【0003】スタッフ同期回路は、N(Nは1以上の自
然数)個の低次群信号D21を1つの高次群信号D22
に多重化する回路である。低次群信号D21のクロック
である低次群クロックC21はm(mはN以下の自然
数)分周回路22に入力され、m分周回路22は、低次
群クロックC21がm分周された、m相の書込みクロッ
クM21を発生する。一方、フレームカウンタ回路25
は、高次群信号D22のクロックである高次群クロック
C22から歯抜けクロックF21を作成する。即ち、フ
レームカウンタ回路25は、スタッフ要求信号S21が
入力されたときには高次群クロックC22の補助信号部
分のクロック(1フレームに1ビット設けられている)
を欠く、歯抜けクロックF21を作成する。歯抜けクロ
ックF21はm分周回路23に入力され、m分周回路2
3は、歯抜けクロックF21がm分周された、m相の読
出しクロックM22を発生する。mビットのバッファメ
モリであるmビットメモリ回路21には、書込みアドレ
スとされる書込みクロックにより低次群信号D21が書
込まれ、読出しアドレスとされる読出しクロックM22
により書込まれた低次群信号D21が高次群信号D22
として読出される。
【0004】位相比較回路24は、書込みクロックM2
1および読出しクロックM22のそれぞれm本あるうち
の一本だけを、それぞれ書込み位相比較信号A21およ
び読出し位相比較信号A22として入力し、書込み位相
比較信号A21および読出し位相比較信号A22の位相
関係を監視する。位相比較回路24は、この位相関係の
監視により、mビットメモリ回路21への低次群信号D
21の書込みに対し、mビットメモリ回路21からの高
次群信号D22の読出しが近づきすぎたと判断すると、
即ち書込みに対し読出しが予め定められているスタッフ
要求範囲であるk(kは自然数)ビット以内に近づいて
いると判断した場合には、スタッフ要求信号S21をフ
レームカウンタ回路に出力する。
【0005】フレームカウンタ回路25は、スタッフ要
求信号S21が入力されると、高次群クロックC22か
ら補助信号部分を1ビット余分に歯抜けさせた歯抜けク
ロックF21を作成する。1ビット余分に歯抜けされた
歯抜けクロックF21から作成される読出しクロックM
22は、高次群信号D22の読出すタイミングを1ビッ
ト遅らせ、この結果、mビットメモリ回路21において
読出しが書込みを追い越すことを防がれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のスタッフ同
期回路は、回路電源の立ち上げ時,低次群クロックの
断,2次群クロックの断等の要因により、mビットメモ
リ回路における書込みと読出しのタイミングが極端にず
れてしまったときにも、1フレーム(nビットで構成さ
れ、補助信号挿入位置の一致する周期をとったもの)毎
に1ビットのスタッフしか挿入できないため、書込みと
読出しの位相関係が一定となるためには、大きな時間を
必要とするという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスタッフ同期回
路は、N(Nは1以上の自然数)個の低次群信号を1つ
の高次群信号にスタッフ技法を用いて多重化するディジ
タル通信方式のスタッフ同期回路において、書込みクロ
ックにより前記低次群信号を書込み、読出しクロックに
より書込まれた前記低次群信号を読出すバッファメモリ
回路と、前記低次群信号のクロックである低次群クロッ
クから書込みクロックを作成する第1の分周回路と、ス
タッフ挿入が要求されるときには前記高次群信号のクロ
ックである高次群クロックから前記高次群クロックの補
助信号部を歯抜けして歯抜けクロックを作成し、且つ前
記高次群信号のフレームの最後のm(mはN以下の自然
数)ビットの範囲を表わすリセット範囲パルスを出力す
るフレームカウンタ回路と、前記歯抜けクロックから前
記読出しクロックを作成する第2の分周回路と、前記書
込みクロックおよび前記読出しクロックおよび前記リセ
ット範囲パルスを入力して前記最後のmビットにおける
前記書込みクロックの位相と前記読出しクロックの位相
とを比較し、比較された位相差が予め定められた位相差
より大きいときリセットパルスを出力する位相比較回路
とを有し、前記第1および第2の分周回路は、それぞれ
に前記リセットパルスが入力されると、それぞれの関係
において前記書込みクロックと前記読出しクロックとの
位相差を予め定められた関係の値に設定する。
【0008】また、好ましい例の一つは、前記予め定め
られた相差は、スタッフ要求範囲をkビット,前記比
較された位相差がlビット,前記フレームの最後尾のビ
ットが動き得る位相差の範囲をpビットとするとき、
(k+l+p)ビット以上であり、前記予め定められた
関係の値に設定する位相差は、前記kビット以上かつ前
記(k+l+p)ビット以下である。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のブロック図である。
【0010】このスタッフ同期回路において、バッファ
メモリであるmビットメモリ回路1は、低次群信号D1
を書込みクロックM1により書込み、読出しクロックM
2により書込まれている低次群信号D1を多重化された
高次群信号D2として読出す。m分周回路2は低次群ク
ロックC1をm分周しm相の書込みクロックM1とす
る。m分周回路3は高次群クロックC2の補助信号部分
がフレームカウンタ回路5により歯抜けとされた歯抜け
クロックF1をm分周しm相の読出しクロックM2とす
る。また、m分周回路2おおび3はそれぞれ、書込み位
相比較信号A1および読出し位相比較信号A2の出力す
る。これらの動作は、回路符号は異なっているが、図2
に示した従来例と同様の動作である。
【0011】フレームカウンタ回路5は、1フレームが
n(nはm以上の自然数)ビット構成の高次群信号D2
の、1フレームにおける最後のmビットを表わすパルス
であるリセット範囲パルスBを作成する。この最後のm
ビットがm分周回路2および3のリセット可能範囲であ
る。リセット範囲パルスBが位相比較回路4に入力され
ると、位相比較回路4は最後のmビット内で書込み位相
比較信号A1と読出し位相比較信号A2との位相比較を
行う。位相比較回路4は、書込み位相比較信号A1に対
し読出し位相比較信号A2がkビット以内(m≧k,k
は予め定められているスタッフ要求範囲)に近づくと、
スタッフ要求信号S1を出力する。スタッフ要求信号S
1を受けたフレームカウンタ回路5は、高次群クロック
C2の補助信号部分を1ビット余分に歯抜けさせた歯抜
けクロックF1を出力する。
【0012】ここで、1フレームの最後のmビットの間
における書込みクロックM1と読出しクロックM2の位
相差をlビットとし、スタッフ率をSrとしたときの最
後尾のビットが動き得る範囲をpビットとすると、(m
≧k+l+p)となる。従って、位相比較回路4は、リ
セット範囲パルスBで示される範囲内で書込み位相比較
信号A1と読出し位相比較信号A2との比較を行ったと
き、読出し位相比較信号A2が書込み位相比較信号A1
に対し、(k+l+p)ビット以上の位相差となってい
るときリセット信号Rをm分周回路2および3に発出
し、これらをリセットする。m分周回路2および3はリ
セットされると、両者の関係において、書込みクロック
M1と読出しクロックM2の位相差dを、k≦d≦(k
+l+p)とする。そして、位相比較回路4は、再び、
位相比較を行い、スタッフ要求信号S1の送出等の判断
を行う。このようにして、スタッフの挿入,非挿入が行
われ、フレーム同期回路は安定点に近づく。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、位相比較
回路において、リセット可能範囲内を示す信号により、
バッファメモリの書込みおよび読出し位相の監視位置を
決定し、書込みおよび読出し位相が予め定められた位相
差以上になると、リセット信号を発出する。そして、こ
のリセット信号によりバッファメモリの書込みおよび読
出しの位相差を安定点近くに設定する。この結果、本発
明のスタッフ同期回路は、書込みと読出しの位相が極端
にずれている場合にも、速やかに書込みと読出しの位相
関係を安定にするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1,21 mビットメモリ回路 2,3,22,23 m分周回路 4,24 位相比較回路 5,25 フレームカウンタ回路 A1,A21 書込み位相比較信号 A2,A22 読出し位相比較信号 B リセット範囲パルス C1,C21 低次群クロック C2,C22 高次群クロック D1,D21 低次群信号 D2,D22 高次群信号 F1,F21 歯抜けクロック M1,M21 書込みクロック M2,M22 読出しクロック S1,S21 スタッフ要求信号 R リセット信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N(Nは1以上の自然数)個の低次群信
    号を1つの高次群信号にスタッフ技法を用いて多重化す
    るディジタル通信方式のスタッフ同期回路において、書
    込みクロックにより前記低次群信号を書込み、読出しク
    ロックにより書込まれた前記低次群信号を読出すバッフ
    ァメモリ回路と、前記低次群信号のクロックである低次
    群クロックから書込みクロックを作成する第1の分周回
    路と、スタッフ挿入が要求されるときには前記高次群信
    号のクロックである高次群クロックから前記高次群クロ
    ックの補助信号部を歯抜けして歯抜けクロックを作成
    し、且つ前記高次群信号のフレームの最後のm(mはN
    以下の自然数)ビットの範囲を表わすリセット範囲パル
    スを出力するフレームカウンタ回路と、前記歯抜けクロ
    ックから前記読出しクロックを作成する第2の分周回路
    と、前記書込みクロックおよび前記読出しクロックおよ
    び前記リセット範囲パルスを入力して前記最後のmビッ
    トにおける前記書込みクロックの位相と前記読出しクロ
    ックの位相とを比較し、比較された位相差が予め定めら
    れた位相差より大きいときリセットパルスを出力する位
    相比較回路とを有し、前記第1および第2の分周回路
    は、それぞれに前記リセットパルスが入力されると、そ
    れぞれの関係において前記書込みクロックと前記読出し
    クロックとの位相差を予め定められた関係の値に設定す
    ることを特徴とするスタッフ同期回路。
  2. 【請求項2】 前記予め定められた相差は、スタッフ
    要求範囲をkビット,前記比較された位相差がlビッ
    ト,前記フレームの最後尾のビットが動き得る位相差の
    範囲をpビットとするとき、(k+l+p)ビット以上
    であり、前記予め定められた関係の値に設定する位相差
    は、前記kビット以上かつ前記(k+l+p)ビット以
    下であることを特徴とする請求項1記載のスタッフ同期
    回路。
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JPH0514303A JPH0514303A (ja) 1993-01-22
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