JPH086377A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH086377A
JPH086377A JP14162894A JP14162894A JPH086377A JP H086377 A JPH086377 A JP H086377A JP 14162894 A JP14162894 A JP 14162894A JP 14162894 A JP14162894 A JP 14162894A JP H086377 A JPH086377 A JP H086377A
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JP
Japan
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image
developing roller
photoconductor
toner
image forming
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Pending
Application number
JP14162894A
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English (en)
Inventor
Toshiro Honda
敏郎 本田
Tei Sugiyama
禎 杉山
Yoshiyuki Fukuda
善行 福田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication of JPH086377A publication Critical patent/JPH086377A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像品質を維持して現像ローラの外径を細く
することを可能にし、装置全体の小型化に寄与し得る画
像形成装置を提供する。 【構成】 一成分トナーが収容されたトナー容器に少な
くとも外周部が弾性材により形成された現像ローラ19
を回転自在に設け、静電潜像が形成される像担持体2の
外周に前記現像ローラ19を圧接させて前記像担持体2
上にトナー画像を形成する画像形成装置において、中央
部の外径が最大に定められ両端に向かうに従い外径が次
第に小さくなる現像ローラ19を用いることにより、外
径を細くした現像ローラ19が像担持体からの圧力によ
り湾曲したとしても、像担持体2に対する現像ローラ1
9のニップ幅を画像形成領域中の何れの領域においても
均一に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法により画像
を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一成分トナーが収容されたトナー
容器に少なくとも外周部が弾性材により形成された現像
ローラを回転自在に設け、静電潜像が形成されるドラム
状の感光体(像担持体)の外周に前記現像ローラを圧接
させてその感光体上にトナー画像を形成する画像形成装
置像においては、感光体及び現像ローラの軸間距離を、
感光体の半径と現像ローラの半径との和より僅かに小さ
い値に定めることにより、像担持体に現像ローラを圧接
させている。
【0003】いま、感光体及び現像ローラの外径を16
mm、両者の軸間距離を15.95mmとすると、現像
ローラは1.5mm程のニップ幅で感光体に圧接され
る。この条件で現像ローラの外周を変化させると、図5
に示すように、感光体に対する現像ローラのニップ幅は
変化する。
【0004】現像ローラとして、抵抗値が104 〜10
8 Ω・cmの半導電性の現像ローラを用い、一成分トナ
ーを摩擦帯電させて現像ローラにより感光体の静電潜像
を現像する場合、図6に示すように、感光体に対する現
像ローラのニップ幅が大きくなるに従い、感光体の表面
電位が現像ローラ側に逃げるため、感光体の表面電位が
所望の設定表面電位V0 より低下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近来、OA機器に対す
る小型化の要求に応えるために、像担持体及び現像ロー
ラの外径は縮小傾向にある。現像ローラは像担持体に圧
接するために軸の外周を弾性材で囲繞する構造にする必
要があり、このために像担持体に比して剛性が低い。し
たがって、外径を細くすると軸も細くなり感光体から受
ける圧力により湾曲し易くなる。
【0006】図7は、それぞれ画像形成領域の全域の外
径が等しく定められた感光体100と現像ローラ101
とを圧接させた状態を示すものであるが、剛性の低い現
像ローラ101は感光体100から受ける圧力により軸
が湾曲し、感光体100に対する現像ローラ101の圧
接力は、両端部でFのとき中央部ではF−ΔFと不足
し、これに伴い仮想線で示すように接触深さ(ニップ)
は中央部より両端部の方が深くなる。この状態では、図
8に示すように、感光体の両端部において設定表面電位
0 を設定すると中央部の電位はV0 より高くなる。
【0007】また、図9に示すように、感光体100に
対する現像ローラ101の圧接力を中央部でFとすると
両端部ではF+ΔFと大きくなる。この場合も仮想線で
示すように接触深さ(ニップ)は中央部より両端部の方
が深くなる。この状態では、図10に示すように、感光
体の中央部において設定表面電位V0 を設定すると、両
端部の電位はV0 より低くなる。
【0008】このように感光体の表面電位が画像形成領
域中の場所によって変化するため、画像に濃度ムラやか
ぶりが生ずる問題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一成分トナー
が収容されたトナー容器に少なくとも外周部が弾性材に
より形成された現像ローラを回転自在に設け、静電潜像
が形成される像担持体の外周に前記現像ローラを圧接さ
せて前記像担持体上にトナー画像を形成する画像形成装
置において、中央部の外径が最大に定められ両端に向か
うに従い外径が次第に小さくなる現像ローラを用いた画
像形成装置である。
【0010】
【作用】中央部の外径が最大に定められ両端に向かうに
従い外径が次第に小さくなる現像ローラを用いることに
より、外径を細くした現像ローラが像担持体からの圧力
によって湾曲したとしても、像担持体に対する現像ロー
ラのニップ幅を画像形成領域中の何れの領域においても
均一に維持することが可能となる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4に基づい
て説明する。まず、画像形成装置の全体構造を図3に示
す。1は画像形成装置の本体である。この本体1の下部
には像担持体である感光体2に静電潜像を形成するため
の露光ユニット3が設けられている。この露光ユニット
3は、レーザーダイオード(図示せず)から発光される
レーザー光をポリゴンモータ4に駆動されるポリゴンミ
ラー5により偏向し、その偏向された光をfθレンズ6
を通してミラー7,8により反射し、その反射光をfθ
レンズ9及び防塵ガラス10を通して前記感光体2に照
射する構造である。
【0012】また、前記本体1にはプロセスユニット1
1と定着ユニット12とが装着されている。プロセスユ
ニット11は、前記感光体2が回転自在に保持されたケ
ース13に、感光体2の外周面を帯電させる帯電ユニッ
ト14、感光体2上の静電潜像を現像する現像ユニット
15、感光体2の外周面を清掃する清掃ユニット16を
配設してなる構造である。
【0013】ここで、前記プロセスユニット11のさら
に具体的な構造を図4に示す。前記帯電ユニット14
は、前記ケース13に固定された板状の支持部材17
と、この支持部材17に固定されて感光体2に電荷を与
える導電性の帯電ブレード18とよりなる。前記現像ユ
ニット15は、前記ケース13に回転自在に支承された
現像ローラ19と、ケース13に一体に形成されたトナ
ー容器20中の非磁性の一成分トナー21を撹拌してそ
の一成分トナー21を前記現像ローラ19の外周とトナ
ーガイド板22との間に運ぶ回転自在の撹拌パドル23
と、現像ローラ19に接触するトナー層形成ブレード2
4とよりなる。また、前記トナー容器20の一端には一
成分トナー21を補給するための補給口25が設けられ
ている。前記清掃ユニット16は、前記ケース13に一
体に形成された廃トナー容器26と、この廃トナー容器
26に固定された板状の支持部材27と、この支持部材
27に固定されて前記感光体2の外周に付着する残存ト
ナーを払拭するブレード28とよりなる。
【0014】前記定着ユニット12は、図3に示すよう
に、前記本体1に取り付けられたケース29に、加熱ロ
ーラ30と加圧ローラ31と一対の排紙ローラ32とを
回転自在に取り付けることにより形成されている。
【0015】さらに、前記本体1の上部には給紙トレイ
33が着脱自在に装着されている。この給紙トレイ33
は、長い用紙を使用するときに上方に引き延ばす補助ト
レイ34と、用紙の幅に応じて左右方向に摺動する用紙
ガイド35とを有する。そして、本体1の上部には給紙
トレイ33から挿入された用紙を引き出す給紙ローラ3
6が回転自在に設けられ、この給紙ローラ36の下方に
はスプリング37に付勢されて支軸38を支点に回動し
て給紙ローラ36に接触することにより用紙の重送りを
防止する用紙押え板39が設けられている。さらに、本
体1の上面を開閉するカバー40が前記給紙ローラ36
の軸心上において回動自在に設けられている。このカバ
ー40には、対をなす搬送ローラ41と前記感光体2に
弾性的に接触される転写ローラ42とが回転自在に保持
されている。
【0016】図1(a)に示すように、前記現像ローラ
19は、金属製の軸19aと、この軸19aの外周に固
定的に嵌合された半導電性のゴムローラ19baとより
なる。ゴムローラ19bは抵抗値が104 〜108 Ω・
cmに定められたウレタン等の弾性材により形成されて
いる。また、ゴムローラ19bの外径は、中央部が最大
の値d2 に定められ、中央部から両端部に向かうに従い
次第に小さくなり、両端部では最小の値d1,d3に定め
られている。ちなみに、d2 は16.10mm、値
1,d3は16.00mm、感光体2及び現像ローラ1
9の画像形成領域の長さはA4サイズの長辺より少し長
い寸法である。
【0017】このような構成において、感光体2が時計
方向に駆動される過程では、感光体2の外周が帯電ユニ
ット14の帯電ブレード18により帯電され、その帯電
部分に露光ユニット3から光が照射されて静電潜像が形
成される。その静電潜像が形成された部分が現像ローラ
19の外周に達すると、トナーガイド板22と現像ロー
ラ19との間の摩擦、一成分トナー21の粒子同士の摩
擦、トナー層形成ブレード24と現像ローラ19との間
の摩擦等により摩擦帯電された一成分トナー21が静電
潜像に吸引され、ここで静電潜像がトナー画像として現
像される。この感光体2上のトナー画像は給紙ローラ3
6により給紙され搬送ローラ41により搬送されてくる
用紙上に転写ローラ42により転写される。転写ローラ
42を通過した用紙上の転写画像は、加熱ローラ30に
より加熱され加圧ローラ31により加圧されて定着さ
れ、定着後の用紙は排紙ローラ32により排紙される。
【0018】感光体2上にトナー画像を形成する(現像
する)場合、図1(c)に示すように、現像ローラ19
は所定のニップ幅bをもって感光体2に圧接されるが、
中央部の外径が最大に定められ両端に向かうに従い外径
が次第に小さくなる現像ローラ19を用いているので、
外径の細い現像ローラ19が剛性不足のために湾曲した
としても、図1(b)に仮想線をもって示すように、感
光体2に対する現像ローラ19の圧接力F及び接触深さ
並びにニップ幅を画像形成領域中の何れの領域において
も均一に維持することができる。これにより、図2に示
すように、感光体2の画像形成領域中の何れの部分にお
いても表面電位を指定表面電位V0 に設定することがで
きる。これにより、用紙の幅方向において画像濃度のム
ラが発生することがなく、画像のかぶりも防止すること
ができる。
【0019】なお、カバー40を開放することにより用
紙の搬送路を開放することができ、また、この状態では
プロセスユニット11を上方に引き抜くことができるの
で、ジャム処理やメンテナンスを容易に行うことが可能
となる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、中央部の外径が最大に
定められ両端に向かうに従い外径が次第に小さくなる現
像ローラを用いて像担持体に圧接するようにしたので、
外径を細くした現像ローラが像担持体からの圧力によっ
て湾曲したとしても、像担持体に対する現像ローラのニ
ップ幅を画像形成領域中の何れの領域においても均一に
維持することができ、これにより、画像の濃度ムラやか
ぶりの発生を防止することができ、さらに、像担持体及
び現像ローラを積極的に細くして小型化に寄与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、(a)は現像
ローラの平面図、(b)は感光体に対する現像ローラの
圧接状態を示す平面図、(c)は感光体に対する現像ロ
ーラの圧接状態を示す側面図である。
【図2】感光体の表面電位の分布を示す特性図である。
【図3】画像形成装置の全体構造を示す縦断側面図であ
る。
【図4】プロセスユニットの縦断側面図である。
【図5】現像ローラの外径の変化と感光体に対する現像
ローラのニップ幅との関係を示す特性図である。
【図6】感光体に対する現像ローラのニップ幅と感光体
の表面電位との関係を示す特性図である。
【図7】従来の現像ローラを感光体に圧接した状態を示
す平面図である。
【図8】その感光体の表面電位の分布を示す特性図あ
る。
【図9】感光体に対する現像ローラのに圧接力を高めた
状態を示す平面図である。
【図10】その感光体の表面電位の分布を示す特性図で
ある。
【符号の説明】
2 像担持体 19 現像ローラ 20 トナー容器 21 一成分トナー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一成分トナーが収容されたトナー容器に
    少なくとも外周部が弾性材により形成された現像ローラ
    を回転自在に設け、静電潜像が形成される像担持体の外
    周に前記現像ローラを圧接させて前記像担持体上にトナ
    ー画像を形成する画像形成装置において、中央部の外径
    が最大に定められ両端に向かうに従い外径が次第に小さ
    くなる現像ローラを用いたことを特徴とする画像形成装
    置。
JP14162894A 1994-06-23 1994-06-23 画像形成装置 Pending JPH086377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14162894A JPH086377A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 画像形成装置

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JP14162894A JPH086377A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 画像形成装置

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JPH086377A true JPH086377A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15296465

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JP14162894A Pending JPH086377A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 画像形成装置

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JP (1) JPH086377A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7493071B2 (en) 2004-12-27 2009-02-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus
JP2014238461A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2020038366A (ja) * 2018-08-30 2020-03-12 キヤノン株式会社 現像ローラ、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7493071B2 (en) 2004-12-27 2009-02-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus
JP2014238461A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
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