JPH0863447A - Ad変換器内蔵マイクロコンピュータ - Google Patents

Ad変換器内蔵マイクロコンピュータ

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JPH0863447A
JPH0863447A JP6196687A JP19668794A JPH0863447A JP H0863447 A JPH0863447 A JP H0863447A JP 6196687 A JP6196687 A JP 6196687A JP 19668794 A JP19668794 A JP 19668794A JP H0863447 A JPH0863447 A JP H0863447A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP6196687A
Other languages
English (en)
Inventor
Munehiro Sekiguchi
宗弘 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0863447A publication Critical patent/JPH0863447A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】測定コストの低減と測定時間の短縮を計ると共
に、変換許容誤差範囲による製品のランク付けを容易と
して、総合的な歩留まりを向上させる。 【構成】AD変換器2を内蔵するマイクロコンピュータ
において、第1,第2,第3の入力端子に、各々、アナ
ログ信号,入力アナログ信号の変換期待値A,AD変換
器での変換誤差の許容範囲を示す変換誤差値Nを入力
し、マイクロコンピュータ内において、第1入力端子に
入力されたアナログ信号をAD変換器で変換した変換値
Bと第2入力端子に入力された変換期待値Aとの誤差を
算出し、この算出した誤差が第3入力端子に入力された
許容誤差範囲N内であるか否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AD変換器を内蔵する
マイクロコンピュータに係わり、特に、AD変換器のテ
ストを簡略化するマイクロコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、AD変換器を内蔵するマイクロ
コンピュータにおいて、AD変換器のテストを行うに
は、まず、マイクロコンピュータにテスタを接続し、マ
イクロコンピュータをテストモードにした後、アナログ
入力端子にテスト用のアナログ電圧を入力する。次に、
テスタからマイクロコンピュータに対してAD変換を実
行するための命令を印加し、この命令に応じてマイクロ
コンピュータが入力アナログ電圧をAD変換し、この変
換結果を出力端子から出力するようにしていた。そし
て、出力された変換結果をテスタに取り込み、ここで、
変換誤差が許容範囲内であるか否か判定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、高価なテス
タを用いて変換誤差の判定を行っていたため、測定コス
トが高くなると共に測定に要する時間が長くなるという
問題があった。また、変換誤差の許容範囲は、ユーザー
毎にまちまちであるため、テスタにおいてはユーザーに
対応した各々異なるテストを用意する必要があった。こ
のため、変換誤差の許容範囲を固定的に定め、この範囲
内でのもののみを良品として判定するということが行わ
れていた。よって、あるユーザーにとっては良品である
ものでもすべて不良品と判断され、歩留まりを落とす結
果になっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログ信号
を入力する第1入力端子と、該第1入力端子に入力され
るアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器
と、前記第1入力端子に入力されるアナログ信号の変換
期待値を入力する第2入力端子と、前記AD変換器での
変換誤差の許容範囲を示す値を入力する第3入力端子
と、前記第1入力端子に入力されたアナログ信号を前記
AD変換器で変換した変換値と前記第2入力端子に入力
された前記変換期待値との誤差を算出する算出手段と、
該算出した誤差が前記第3入力端子に入力された許容誤
差範囲内であるか否かを判定する判定手段とを備え、判
定結果を出力端子から出力することにより、上記課題を
解決するものである。
【0005】
【作用】本発明では、第1入力端子にアナログ信号を、
第2入力端子に変換期待値を、第3入力端子に変換誤差
の許容範囲を示す値を入力すれば、マイクロコンピュー
タ内で、AD変換器による実際の変換値と入力された変
換期待値との誤差が算出され、更に、その誤差が入力さ
れた許容誤差範囲内であるか否かが判定され、判定結果
が出力端子から出力される。従って、出力信号を見ただ
けで良品か否か判断でき、また、入力する変換誤差の許
容範囲を示す値を変更するだけで、変換誤差による製品
のランク付けが行える。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の実施例の構成を示すブロッ
ク図であり、AD変換器2を内蔵するマイクロコンピュ
ータ1が示されている。このマイクロコンピュータ1
は、内部に、データを記憶するためのRAM3と、プロ
グラムを記憶するためのROM4と、全体の制御を行う
ためのコントロール部5、外部とのインターフェース用
のI/O部6とを備えている。また、アナログ電圧Vを
入力するための第1入力端子7と、第1入力端子に入力
されるアナログ電圧Vの変換期待値Aを入力する第2入
力端子8と、変換誤差の許容範囲を示す変換誤差値Nを
入力する第3入力端子9と、テスト信号Tを入力する第
4入力端子10と、判定結果を出力する出力端子11と
を備えている。そして、AD変換器2をテストするため
のテストプログラムはROM4に記憶されている。
【0007】このようなマイクロコンピュータ1におい
て、AD変換器2のテストを行う場合、第1入力端子7
に可変電源12を接続し、第4入力端子10にテスト信
号Tを入力する。テスト信号Tが入力されると、マイク
ロコンピュータ1は、テストモードとなり、その実行ア
ドレスがROM4のテストプログラムの先頭アドレスに
ジャンプし、図2のフローチャートに示す処理が実行さ
れる。
【0008】ここで、各入力端子に入力する信号の具体
例を説明する。図3は、入力アナログ電圧Vと、このア
ナログ電圧Vに対する変換誤差のない理想的な変換値、
即ち、変換期待値Aとの関係を示す特性図であり、ここ
では、変換期待値は6ビット構成とする。また、入力ア
ナログ電圧Vとしては、各ステップのちょうど中間の電
圧0.5VS,1.5VS,2.5VS,3.5VS,
4.5VS …… を、入力端子7に入力するようにし
ている。尚、VSは、1LSBに相当する1ステップ分
の電圧値である。
【0009】更に、変換誤差値Nは2ビットで構成さ
れ、「01」,「10」,「11」は、変換誤差の許容
範囲が、各々、1LSB,2LSB,3LSBであるこ
とを示す。そこで、まず、変換誤差値Nを「01」と
し、上述の如きアナログ電圧、例えば、1.5VSと、
この電圧に対応する変換期待値Aを入力すると、マイク
ロコンピュータ1内のAD変換器2が変換を実行する。
そして、マイクロコンピュータ1では、その変換結果B
と入力端子8に入力された変換期待値Aとの誤差の絶対
値を算出し、この算出値が端子9に入力された変換誤差
値N以下であるか否か判定する。この場合は、変換誤差
が1LSB以内であるか否か判定する。そして、この判
定において1LSB以内であればLレベルの信号を出力
端子11から出力し、1LSBを越えるときはHレベル
の信号を出力端子11から出力する。
【0010】以下、同様の処理を各入力アナログ電圧
2.5VS,3.5VS,4.5VS…… に対し繰り
返す。従って、これらの処理において、出力端子11か
ら出力される信号が全てLレベルになれば、変換誤差は
1LSB以内であると判断でき、許容誤差範囲が1LS
Bであるユーザー用の製品としてランク付けできる。次
に、端子9に入力する変換誤差値Nを次の値、即ち、2
LSBに相当する「10」に変更し、上述と全く同様の
処理を繰り返す。この処理において、出力端子11から
出力される信号が全てLレベルになった製品が、変換誤
差は2LSB以内であると判断され、許容誤差範囲が2
LSBであるユーザー用の製品としてランク付けされ
る。
【0011】更に、端子9に入力する変換誤差値Nを次
の値、即ち、3LSBに相当する「11」に変更し、上
述と全く同様の処理を繰り返すと、許容誤差範囲が3L
SBであるユーザー用の製品がランク付けできる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロコンピュータ
の内部処理によりAD変換の誤差範囲の判定が行われる
ので、テスタの負担を軽減し、テストに要する時間を短
縮すると共に測定コストを低減することができる。ま
た、誤差範囲による製品のランク分けができるので、今
まで不良とされていた製品を、許容誤差範囲が緩やかな
ユーザーの良品として扱え、トータル的な歩留まりの向
上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】実施例におけるテスト内容を示すフローチャー
トである。
【図3】実施例における変換特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 AD変換器 4 ROM 7 第1入力端子 8 第2入力端子 9 第3入力端子 10 第4入力端子 11 出力端子 12 可変電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ信号を入力する第1入力端子と、
    該第1入力端子に入力されるアナログ信号をデジタル信
    号に変換するAD変換器と、前記第1入力端子に入力さ
    れるアナログ信号の変換期待値を入力する第2入力端子
    と、前記AD変換器での変換誤差の許容範囲を示す値を
    入力する第3入力端子と、前記第1入力端子に入力され
    たアナログ信号を前記AD変換器で変換した変換値と前
    記第2入力端子に入力された前記変換期待値との誤差を
    算出する算出手段と、該算出した誤差が前記第3入力端
    子に入力された許容誤差範囲内であるか否かを判定する
    判定手段とを備え、判定結果を出力端子から出力するこ
    とを特徴としたAD変換器内蔵マイクロコンピュータ。
JP6196687A 1994-08-22 1994-08-22 Ad変換器内蔵マイクロコンピュータ Pending JPH0863447A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6196687A JPH0863447A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 Ad変換器内蔵マイクロコンピュータ

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JP6196687A JPH0863447A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 Ad変換器内蔵マイクロコンピュータ

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JPH0863447A true JPH0863447A (ja) 1996-03-08

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ID=16361933

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015182020A1 (ja) * 2014-05-28 2015-12-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 ブラシレスモータ駆動装置
JP2017126823A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 トヨタ自動車株式会社 A/d変換器の異常診断装置

Cited By (3)

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WO2015182020A1 (ja) * 2014-05-28 2015-12-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 ブラシレスモータ駆動装置
JP6089215B2 (ja) * 2014-05-28 2017-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 ブラシレスモータ駆動装置
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