JPH0863304A - プリンタ制御装置 - Google Patents
プリンタ制御装置Info
- Publication number
- JPH0863304A JPH0863304A JP6195234A JP19523494A JPH0863304A JP H0863304 A JPH0863304 A JP H0863304A JP 6195234 A JP6195234 A JP 6195234A JP 19523494 A JP19523494 A JP 19523494A JP H0863304 A JPH0863304 A JP H0863304A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 出力待ちの他のデータよりも先に優先的にプ
リントアウトしたいデータについて優先的にプリントア
ウトできるプリンタ制御装置を提供する。 【構成】 電子計算機から送信されきて受信部が受信し
たデータを記憶部で順次記憶すると共に、出力調整部が
各データに含まれているプリンタ出力優先度情報に基づ
き、プリンタ出力待ちデータの出力順を調整する。そこ
で、出力データ編集部が、出力順調整部の調整した出力
順にしたがって記憶部に記憶されているプリンタ出力待
ちデータを順次呼出してプリンタに渡してプリントアウ
トさせる。こうして、電子計算機から送信されてくるデ
ータを優先度の高いものから順に出力順序を並び替え、
緊急度の高いデータを他のデータに優先させてタイムリ
ーにプリントアウトする。
リントアウトしたいデータについて優先的にプリントア
ウトできるプリンタ制御装置を提供する。 【構成】 電子計算機から送信されきて受信部が受信し
たデータを記憶部で順次記憶すると共に、出力調整部が
各データに含まれているプリンタ出力優先度情報に基づ
き、プリンタ出力待ちデータの出力順を調整する。そこ
で、出力データ編集部が、出力順調整部の調整した出力
順にしたがって記憶部に記憶されているプリンタ出力待
ちデータを順次呼出してプリンタに渡してプリントアウ
トさせる。こうして、電子計算機から送信されてくるデ
ータを優先度の高いものから順に出力順序を並び替え、
緊急度の高いデータを他のデータに優先させてタイムリ
ーにプリントアウトする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はプリンタ制御装置に関
し、特にプリンタへの出力データを優先度順に自動調整
し、優先度の高いデータから順次、プリントアウトさせ
るプリンタ制御装置に関する。
し、特にプリンタへの出力データを優先度順に自動調整
し、優先度の高いデータから順次、プリントアウトさせ
るプリンタ制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から一般に電子計算機システムで
は、電子計算機からそれに接続されたプリンタへ出力デ
ータを送信してプリントアウトさせる目的で、出力デー
タを一時的に保存し、先の出力データのプリントアウト
が完了するのを待って次の出力データをプリントアウト
させるためにプリンタバッファのようなプリンタ制御装
置を備えている。
は、電子計算機からそれに接続されたプリンタへ出力デ
ータを送信してプリントアウトさせる目的で、出力デー
タを一時的に保存し、先の出力データのプリントアウト
が完了するのを待って次の出力データをプリントアウト
させるためにプリンタバッファのようなプリンタ制御装
置を備えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のプリ
ンタ制御装置では、複数の出力データのプリントアウト
順序を調整することなく、先入れ先出し（ＦＩＦＯ）の
方式で格納順にプリンタにプリントアウトさせるように
していたため、特に緊急を要する文書でもその格納順が
遅ければプリントアウトも遅れてしまうことがあり、不
便であった。このことは、複数台の電子計算機で１台の
プリンタを共用するような場合に特に起こりがちなこと
であり、出力データのプリントアウト順に優先度を設け
ることが望まれていた。
ンタ制御装置では、複数の出力データのプリントアウト
順序を調整することなく、先入れ先出し（ＦＩＦＯ）の
方式で格納順にプリンタにプリントアウトさせるように
していたため、特に緊急を要する文書でもその格納順が
遅ければプリントアウトも遅れてしまうことがあり、不
便であった。このことは、複数台の電子計算機で１台の
プリンタを共用するような場合に特に起こりがちなこと
であり、出力データのプリントアウト順に優先度を設け
ることが望まれていた。
【０００４】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、プリントアウトしたい出力データに
優先度情報を付加し、その優先度情報にしたがって複数
の出力データのプリントアウト順序を自動調整し、緊急
度の高いものを優先してプリントアウトできるようにし
たプリンタ制御装置を提供することを目的とする。
てなされたもので、プリントアウトしたい出力データに
優先度情報を付加し、その優先度情報にしたがって複数
の出力データのプリントアウト順序を自動調整し、緊急
度の高いものを優先してプリントアウトできるようにし
たプリンタ制御装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のプリンタ制御
装置は、電子計算機に接続されたプリンタへの出力デー
タの順序を制御するプリンタ制御装置において、電子計
算機から送信されるデータを受信する受信部と、受信部
が受信したデータを記憶する記憶部と、データに含まれ
ているプリンタ出力優先度情報に基づき、プリンタ出力
待ちデータの出力順を調整する出力順調整部と、出力順
調整部が調整する出力順に記憶部に記憶されているプリ
ンタ出力待ちデータを呼出してプリンタに渡す出力デー
タ編集部とを備えたものである。
装置は、電子計算機に接続されたプリンタへの出力デー
タの順序を制御するプリンタ制御装置において、電子計
算機から送信されるデータを受信する受信部と、受信部
が受信したデータを記憶する記憶部と、データに含まれ
ているプリンタ出力優先度情報に基づき、プリンタ出力
待ちデータの出力順を調整する出力順調整部と、出力順
調整部が調整する出力順に記憶部に記憶されているプリ
ンタ出力待ちデータを呼出してプリンタに渡す出力デー
タ編集部とを備えたものである。
【０００６】
【作用】この発明のプリンタ制御装置では、電子計算機
から送信されきて受信部が受信したデータを記憶部で順
次記憶すると共に、出力調整部が各データに含まれてい
るプリンタ出力優先度情報に基づき、プリンタ出力待ち
データの出力順を調整する。そこで、出力データ編集部
が、出力順調整部の調整した出力順にしたがって記憶部
に記憶されているプリンタ出力待ちデータを順次呼出し
てプリンタに渡してプリントアウトさせる。
から送信されきて受信部が受信したデータを記憶部で順
次記憶すると共に、出力調整部が各データに含まれてい
るプリンタ出力優先度情報に基づき、プリンタ出力待ち
データの出力順を調整する。そこで、出力データ編集部
が、出力順調整部の調整した出力順にしたがって記憶部
に記憶されているプリンタ出力待ちデータを順次呼出し
てプリンタに渡してプリントアウトさせる。
【０００７】こうして、電子計算機から送信されてくる
データを優先度の高いものから順に出力順序を並び替
え、緊急度の高いデータを他のデータに優先させてタイ
ムリーにプリントアウトする。
データを優先度の高いものから順に出力順序を並び替
え、緊急度の高いデータを他のデータに優先させてタイ
ムリーにプリントアウトする。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図１はこの発明の一実施例の回路構成を示すブロ
ック図であり、この実施例のプリンタ制御装置１１は、
複数台の電子計算機１，１，…と１台のプリンタ２との
間に接続され、各々電子計算機１からプリントアウトす
べき出力データを受信するデータ受信部１２と、このデ
ータ受信部１２で受信したデータを順次格納していくデ
ータ記憶装置１３と、優先順位データを登録している優
先順登録部１４と、未プリントアウトデータ各々のヘッ
ダ部データを出力順に記憶しているヘッダ部データバッ
ファ１５と、データ受信部１２で受信した各データのヘ
ッダ部の優先度情報を読み取り、ヘッダ部データバッフ
ァ１５のヘッダ部データと優先順登録部１４の優先順位
データを参照してプリントアウト順序を再編集し、その
出力順をヘッダ部データバッファ１５に再登録する出力
順編集部１６を備えている。
する。図１はこの発明の一実施例の回路構成を示すブロ
ック図であり、この実施例のプリンタ制御装置１１は、
複数台の電子計算機１，１，…と１台のプリンタ２との
間に接続され、各々電子計算機１からプリントアウトす
べき出力データを受信するデータ受信部１２と、このデ
ータ受信部１２で受信したデータを順次格納していくデ
ータ記憶装置１３と、優先順位データを登録している優
先順登録部１４と、未プリントアウトデータ各々のヘッ
ダ部データを出力順に記憶しているヘッダ部データバッ
ファ１５と、データ受信部１２で受信した各データのヘ
ッダ部の優先度情報を読み取り、ヘッダ部データバッフ
ァ１５のヘッダ部データと優先順登録部１４の優先順位
データを参照してプリントアウト順序を再編集し、その
出力順をヘッダ部データバッファ１５に再登録する出力
順編集部１６を備えている。
【０００９】プリンタ制御装置はまた、ヘッダ部データ
バッファ１５に登録されているヘッダ部データに基づ
き、次にプリントアウトすべきデータをデータ記憶装置
１３から読み出してくる出力データ編集部１７と、この
出力データ編集部１７が読み出したデータを一時的に保
存し、プリンタ２に出力するデータ出力部１８を備えて
いる。
バッファ１５に登録されているヘッダ部データに基づ
き、次にプリントアウトすべきデータをデータ記憶装置
１３から読み出してくる出力データ編集部１７と、この
出力データ編集部１７が読み出したデータを一時的に保
存し、プリンタ２に出力するデータ出力部１８を備えて
いる。
【００１０】次に、上記構成のプリンタ制御装置の動作
について説明する。電子計算機１，１，…からはプリン
トアウトしたいデータ２１が図２に示すフォーマットで
プリンタ制御装置１１のデータ受信部１２に送信されて
くる。この出力データ２１には、通常付加されている自
データの識別情報、例えば、ファイル名、作成日時、校
正日時などの登録エリアと共に優先順設定エリア２２を
備えたヘッダ部２３をデータ部２４とは別に有してい
る。ヘッダ部２３の優先順設定エリア２２には、あらか
じめ定められたフォーマットで優先度情報が登録されて
いる。
について説明する。電子計算機１，１，…からはプリン
トアウトしたいデータ２１が図２に示すフォーマットで
プリンタ制御装置１１のデータ受信部１２に送信されて
くる。この出力データ２１には、通常付加されている自
データの識別情報、例えば、ファイル名、作成日時、校
正日時などの登録エリアと共に優先順設定エリア２２を
備えたヘッダ部２３をデータ部２４とは別に有してい
る。ヘッダ部２３の優先順設定エリア２２には、あらか
じめ定められたフォーマットで優先度情報が登録されて
いる。
【００１１】優先度情報としては、一例を挙げれば、緊
急度が高いものには「１」、普通よりも優先させて出力
したいものには「２」、それほど急がないものには
「３」という識別符号を設定することができる。この優
先度情報には、これに加えて出力デート情報も付加する
ことができる。また、その他、２段階あるいは５段階に
分けて優先度を設定したりすることもでき、特に限定さ
れない。
急度が高いものには「１」、普通よりも優先させて出力
したいものには「２」、それほど急がないものには
「３」という識別符号を設定することができる。この優
先度情報には、これに加えて出力デート情報も付加する
ことができる。また、その他、２段階あるいは５段階に
分けて優先度を設定したりすることもでき、特に限定さ
れない。
【００１２】プリンタ制御装置１１はデータ受信部１２
がいずれかの電子計算機１から出力データ２１を受信す
ると、受信したデータをデータ記憶装置１３に登録する
と共に、データ２１のヘッダ部データ２３を出力順編集
部１６に渡す。そこで、出力順編集部１６は図３〜図５
に示すフローチャートの手順により出力順調整の処理を
開始する。
がいずれかの電子計算機１から出力データ２１を受信す
ると、受信したデータをデータ記憶装置１３に登録する
と共に、データ２１のヘッダ部データ２３を出力順編集
部１６に渡す。そこで、出力順編集部１６は図３〜図５
に示すフローチャートの手順により出力順調整の処理を
開始する。
【００１３】そこでまず、ヘッダ部データ２３を読み込
む。このヘッダ部データ２３の読込みの際には、優先順
設定エリア２２の優先度情報も読込まれる（ステップＳ
１）。
む。このヘッダ部データ２３の読込みの際には、優先順
設定エリア２２の優先度情報も読込まれる（ステップＳ
１）。
【００１４】新しく受信された出力データ２１の優先度
が「１」であれば、優先順登録部１４を参照して緊急度
が最高であると判断し（ステップＳ２）、ヘッダ部デー
タバッファ１５に格納されている未プリントアウトのデ
ータのヘッダ部データ列を検索し、他に優先度「１」の
待ちデータがあるかどうか判断し（ステップＳ５）、な
ければ今回新たに受信したデータを出力待ちデータの最
初にセットする編集を行い、ヘッダ部データバッファ１
５に新たな待ちデータの出力順のヘッダ部データ列を再
登録する（ステップＳ６）。しかしながら、優先度
「１」の待ちデータが他にもあれば、優先度「１」の待
ちデータの最後にセットする編集を行い、ヘッダ部デー
タバッファ１５に新たな待ちデータの出力順のヘッダ部
データ列を再登録する（ステップＳ７）。
が「１」であれば、優先順登録部１４を参照して緊急度
が最高であると判断し（ステップＳ２）、ヘッダ部デー
タバッファ１５に格納されている未プリントアウトのデ
ータのヘッダ部データ列を検索し、他に優先度「１」の
待ちデータがあるかどうか判断し（ステップＳ５）、な
ければ今回新たに受信したデータを出力待ちデータの最
初にセットする編集を行い、ヘッダ部データバッファ１
５に新たな待ちデータの出力順のヘッダ部データ列を再
登録する（ステップＳ６）。しかしながら、優先度
「１」の待ちデータが他にもあれば、優先度「１」の待
ちデータの最後にセットする編集を行い、ヘッダ部デー
タバッファ１５に新たな待ちデータの出力順のヘッダ部
データ列を再登録する（ステップＳ７）。
【００１５】次に、優先度が「２」であれば、優先順登
録部１４を参照してこれが通常データよりも優先される
べきデータであると判断し（ステップＳ３）、ヘッダ部
データバッファ１５に格納されている未プリントアウト
のデータのヘッダ部データ列を検索し、まず他に優先度
「２」の待ちデータがあるかどうか判断し（ステップＳ
８）、優先度「２」の待ちデータがあれば、次に通常デ
ータ（優先度「３」のデータ）であって出力待ちのため
にすでに一定時間経過、例えば、ここでは１時間経過し
たものがあるかどうか判断し（ステップＳ９）、そのよ
うな待ちデータの後に新たな優先度「２」の出力データ
を追加登録する（ステップＳ１４）。これは、オペレー
タはそのプリントアウト指令を与えるときには、それほ
ど急ぐことはないものと判断して優先度「３」に設定す
るのが通常であるが、そのプリントアウト待ちの間に優
先度の高い他のデータが次々に登録されてくれば、後々
に回されてしまって、出力登録した時点では優先度を高
くしなくてもそれほど待たずにプリントアウトできるで
あろうと予測したものが、いくら待ってもプリントアウ
トされて来なくなることがあるので、優先度が低い通常
のデータでも一定時間、例えば１時間経過したものは最
優先度データの次の優先度「２」のデータと同等に扱う
ように優先度を強制的に上げることにより、優先度の高
い他の出力データが次々に出力されて来るために通常デ
ータがいつまでもプリントアウトされて来なくなるとい
った事態を避けているのである。
録部１４を参照してこれが通常データよりも優先される
べきデータであると判断し（ステップＳ３）、ヘッダ部
データバッファ１５に格納されている未プリントアウト
のデータのヘッダ部データ列を検索し、まず他に優先度
「２」の待ちデータがあるかどうか判断し（ステップＳ
８）、優先度「２」の待ちデータがあれば、次に通常デ
ータ（優先度「３」のデータ）であって出力待ちのため
にすでに一定時間経過、例えば、ここでは１時間経過し
たものがあるかどうか判断し（ステップＳ９）、そのよ
うな待ちデータの後に新たな優先度「２」の出力データ
を追加登録する（ステップＳ１４）。これは、オペレー
タはそのプリントアウト指令を与えるときには、それほ
ど急ぐことはないものと判断して優先度「３」に設定す
るのが通常であるが、そのプリントアウト待ちの間に優
先度の高い他のデータが次々に登録されてくれば、後々
に回されてしまって、出力登録した時点では優先度を高
くしなくてもそれほど待たずにプリントアウトできるで
あろうと予測したものが、いくら待ってもプリントアウ
トされて来なくなることがあるので、優先度が低い通常
のデータでも一定時間、例えば１時間経過したものは最
優先度データの次の優先度「２」のデータと同等に扱う
ように優先度を強制的に上げることにより、優先度の高
い他の出力データが次々に出力されて来るために通常デ
ータがいつまでもプリントアウトされて来なくなるとい
った事態を避けているのである。
【００１６】ステップＳ９で待ち時間が一定時間、１時
間を経過した待ちデータがなければ、優先度「２」の待
ちデータの最後に新たな出力データを追加登録する（ス
テップＳ１０）。
間を経過した待ちデータがなければ、優先度「２」の待
ちデータの最後に新たな出力データを追加登録する（ス
テップＳ１０）。
【００１７】ステップＳ８で他に優先度「２」の待ちデ
ータがなければ、優先度「１」の待ちデータがあるかど
うか判断し（ステップＳ１１）、優先度「１」の待ちデ
ータがあればその後に新たに優先度「２」の出力データ
を追加登録し、優先度「１」のデータがすべてプリント
アウトされた後、この新たな優先度「２」のデータがプ
リントアウトされるようにする（ステップＳ１２）。
ータがなければ、優先度「１」の待ちデータがあるかど
うか判断し（ステップＳ１１）、優先度「１」の待ちデ
ータがあればその後に新たに優先度「２」の出力データ
を追加登録し、優先度「１」のデータがすべてプリント
アウトされた後、この新たな優先度「２」のデータがプ
リントアウトされるようにする（ステップＳ１２）。
【００１８】優先度「２」の出力データを登録するとき
に（ステップＳ３）、他に優先度「２」の待ちデータが
登録されておらず、また優先度「１」の待ちデータも登
録されていなければ（ステップＳ８，Ｓ１１）、通常の
データで待ち時間が１時間を経過しているものがないか
どうか判断し（ステップＳ１３）、そのような待ちデー
タがなければ自データが優先度の一番高いデータである
ので、待ちデータの最初に追加登録する（ステップＳ１
５）。しかしながら、待ち時間が１時間経過している通
常のデータがあれば、その通常データから優先してプリ
ントアウトさせるべく、待ち時間が１時間を経過してい
る待ちデータの後に追加登録する（ステップＳ１４）。
に（ステップＳ３）、他に優先度「２」の待ちデータが
登録されておらず、また優先度「１」の待ちデータも登
録されていなければ（ステップＳ８，Ｓ１１）、通常の
データで待ち時間が１時間を経過しているものがないか
どうか判断し（ステップＳ１３）、そのような待ちデー
タがなければ自データが優先度の一番高いデータである
ので、待ちデータの最初に追加登録する（ステップＳ１
５）。しかしながら、待ち時間が１時間経過している通
常のデータがあれば、その通常データから優先してプリ
ントアウトさせるべく、待ち時間が１時間を経過してい
る待ちデータの後に追加登録する（ステップＳ１４）。
【００１９】次に、新たにプリントアウトのために出力
されてくる出力データ２１の優先度が「３」、つまり通
常のデータであれば（ステップＳ１〜Ｓ３）、ＦＩＦＯ
方式で待ちデータの最後に追加登録する（ステップＳ
４）。
されてくる出力データ２１の優先度が「３」、つまり通
常のデータであれば（ステップＳ１〜Ｓ３）、ＦＩＦＯ
方式で待ちデータの最後に追加登録する（ステップＳ
４）。
【００２０】こうして、出力順編集部１６は新たな出力
データが登録される度にヘッダ部データバッファ１５に
登録されているデータの出力順序を再編集し、その結果
を新たにヘッダ部データバッファ１５に登録し直すので
ある。
データが登録される度にヘッダ部データバッファ１５に
登録されているデータの出力順序を再編集し、その結果
を新たにヘッダ部データバッファ１５に登録し直すので
ある。
【００２１】出力データ編集部１７はヘッダ部データバ
ッファ１５の内容を参照し、次にプリンタアウトすべき
出力データのヘッダ部データを認識し、データ記憶装置
１３から該当するヘッダ部データを有する出力データ２
１を読み出してデータ出力部１８に渡す。そこで、デー
タ出力部１８は出力データ編集部１７から受け取った出
力データを一時的に格納し、プリンタ２によってプリン
トアウトさせる。
ッファ１５の内容を参照し、次にプリンタアウトすべき
出力データのヘッダ部データを認識し、データ記憶装置
１３から該当するヘッダ部データを有する出力データ２
１を読み出してデータ出力部１８に渡す。そこで、デー
タ出力部１８は出力データ編集部１７から受け取った出
力データを一時的に格納し、プリンタ２によってプリン
トアウトさせる。
【００２２】出力データ編集部１７はデータ出力部１８
が１つの出力データをプリントアウトさせ、その内容が
空になれば、ヘッダ部データバッファ１５に再びアクセ
スし、次に読み出すべき出力データのヘッダ部データを
認識し、該当する出力データをデータ記憶装置１３から
読み出し、データ出力部１８に渡す。以上の動作は、ヘ
ッダ部データバッファ１５の内容が空になるまで繰り返
し行うことになる。
が１つの出力データをプリントアウトさせ、その内容が
空になれば、ヘッダ部データバッファ１５に再びアクセ
スし、次に読み出すべき出力データのヘッダ部データを
認識し、該当する出力データをデータ記憶装置１３から
読み出し、データ出力部１８に渡す。以上の動作は、ヘ
ッダ部データバッファ１５の内容が空になるまで繰り返
し行うことになる。
【００２３】このようにして、この実施例のプリンタ制
御装置では、プリンタに優先的に出力させたい出力デー
タについてはあらかじめ優先順位を設定して出力順編集
を自動的に行うことにより、優先順位にしたがって優先
度の高いデータから順にプリンタアウトさせることがで
き、特に多数の電子計算機が一つのプリンタを共有する
システムやＬＡＮシステムにおいて、緊急にプリントア
ウトを必要とする出力データについて優先的にプリント
アウトさせることができるようになり、システムの柔軟
な運用が図れる。
御装置では、プリンタに優先的に出力させたい出力デー
タについてはあらかじめ優先順位を設定して出力順編集
を自動的に行うことにより、優先順位にしたがって優先
度の高いデータから順にプリンタアウトさせることがで
き、特に多数の電子計算機が一つのプリンタを共有する
システムやＬＡＮシステムにおいて、緊急にプリントア
ウトを必要とする出力データについて優先的にプリント
アウトさせることができるようになり、システムの柔軟
な運用が図れる。
【００２４】なお、上記実施例では、優先度を１〜３の
３段階に設定したが、これは２段階、あるいは４段階以
上に設定することもできる。また、通常データでも待ち
時間が１時間を経過するものには優先度を上げるように
したが、この設定時間は１時間に限定されず、例えば３
０分、１５分といった時間、さらには２時間といった時
間に設定することもでき、それは運用するシステムの状
況に応じてユーザーが適宜に設定できるものとする。ま
た、通常データの優先度を上げる操作をしないものとす
ることもできる。
３段階に設定したが、これは２段階、あるいは４段階以
上に設定することもできる。また、通常データでも待ち
時間が１時間を経過するものには優先度を上げるように
したが、この設定時間は１時間に限定されず、例えば３
０分、１５分といった時間、さらには２時間といった時
間に設定することもでき、それは運用するシステムの状
況に応じてユーザーが適宜に設定できるものとする。ま
た、通常データの優先度を上げる操作をしないものとす
ることもできる。
【００２５】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、電子計
算機から送信されきて受信部が受信したデータを記憶部
で順次記憶すると共に、出力調整部が各データに含まれ
ているプリンタ出力優先度情報に基づき、プリンタ出力
待ちデータの出力順を調整する。そこで、出力データ編
集部が、出力順調整部の調整した出力順にしたがって記
憶部に記憶されているプリンタ出力待ちデータを順次呼
出してプリンタに渡してプリントアウトさせるようにし
ているので、電子計算機から送信されてくる出力データ
を優先度の高いものから順に出力順序を並び替え、緊急
度の高いデータを他のデータに優先させてタイムリーに
プリントアウトすることができ、ユーザーの必要に応じ
てシステムの柔軟な運用が可能となる。
算機から送信されきて受信部が受信したデータを記憶部
で順次記憶すると共に、出力調整部が各データに含まれ
ているプリンタ出力優先度情報に基づき、プリンタ出力
待ちデータの出力順を調整する。そこで、出力データ編
集部が、出力順調整部の調整した出力順にしたがって記
憶部に記憶されているプリンタ出力待ちデータを順次呼
出してプリンタに渡してプリントアウトさせるようにし
ているので、電子計算機から送信されてくる出力データ
を優先度の高いものから順に出力順序を並び替え、緊急
度の高いデータを他のデータに優先させてタイムリーに
プリントアウトすることができ、ユーザーの必要に応じ
てシステムの柔軟な運用が可能となる。
【図１】この発明の一実施例のシステムブロック図。
【図２】上記実施例の出力データの構造図。
【図３】上記実施例の動作手順のフローチャート。
【図４】上記実施例の動作手順のフローチャート。
【図５】上記実施例の動作手順のフローチャート。
１ 電子計算機 ２ プリンタ １１ プリンタ制御装置 １２ データ受信部 １３ データ記憶装置 １４ 優先順登録部 １５ ヘッダ部データバッファ １６ 出力順編集部 １７ 出力データ編集部 １８ データ出力部
Claims (1)
- 【請求項１】 電子計算機に接続されたプリンタへの出
力データの順序を制御するプリンタ制御装置において、 前記電子計算機から送信されるデータを受信する受信部
と、 前記受信部が受信したデータを記憶する記憶部と、 前記データに含まれているプリンタ出力優先度情報に基
づき、プリンタ出力待ちデータの出力順を調整する出力
順調整部と、 前記出力順調整部が調整する出力順に前記記憶部に記憶
されているプリンタ出力待ちデータを呼出して前記プリ
ンタに渡す出力データ編集部とを備えて成るプリンタ制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195234A JPH0863304A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | プリンタ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195234A JPH0863304A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | プリンタ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0863304A true JPH0863304A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16337721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6195234A Pending JPH0863304A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | プリンタ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0863304A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000033703A (ko) * | 1998-11-25 | 2000-06-15 | 윤종용 | 인쇄 순서 관리용 네트워크 프린터 및 그 인쇄 순서 관리방법 |
| WO2001037075A1 (fr) * | 1999-11-16 | 2001-05-25 | Seiko Epson Corporation | Systeme d'imprimante, procede de commande d'imprimante et support d'enregistrement |
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1994
- 1994-08-19 JP JP6195234A patent/JPH0863304A/ja active Pending
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