JP3511789B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3511789B2
JP3511789B2 JP09132096A JP9132096A JP3511789B2 JP 3511789 B2 JP3511789 B2 JP 3511789B2 JP 09132096 A JP09132096 A JP 09132096A JP 9132096 A JP9132096 A JP 9132096A JP 3511789 B2 JP3511789 B2 JP 3511789B2
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部装置からのデ
ータを受信して処理を行なうデータ処理装置に関し、詳
細には、外部装置から特定の格納領域に受信したデータ
を、その格納領域毎に設定された命令に従って処理を行
なうデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークインタフェースを備
えたプリンタやプリントサーバ等は、印刷専用のプリン
ティング・プロトコルであるlpd(ラインプリンタデ
ーモンプログラム)等を備え、クライアントマシン等の
外部装置から、この専用のプロトコルを介して受信し、
プリントデータを印刷出力していた。この場合、外部装
置にも印刷専用のプリンティング・プロトコルが実装さ
れていなければ、外部装置からプリンタやプリントサー
バにデータを送信して印刷出力することができなかっ
た。
【0003】そこで、外部装置が印刷専用のプリンティ
ング・プロトコルを実装していなくても、外部装置がf
tp(ファイル転送用のプロトコル)等を実装していれ
ば、プリントサーバにプリントデータを転送して印刷出
力することが可能なプリントサーバ装置が、特開平6−
161677の公報に開示されている。この公報に記載
されたプリントサーバ装置は、第1に、プリンタ名と、
同名のファイルとして転送されてきたプリントデータと
を、予め登録されたプリンタ登録テーブルを参照して、
該当するプリンタを得て、第2に、そのプリンタに1対
1で対応するフィルタプログラムによって加工し、第3
に、対応する出力ポートに接続されたプリンタにプリン
トデータとして出力するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記プ
リントサーバ装置では、ファイル転送プロトコルを介し
て受信したプリントデータを、プリンタと1対1で対応
するフィルタ処理を行ない、指定されたプリンタに出力
するだけの構成であるので、例えば、受信したプリント
データに対する印刷用紙サイズや、印刷部数のようなデ
ータに対する命令、その制御情報などは、プリントデー
タ内に記述されていなければ指示することができなかっ
た。さらに、データに対する複数の命令あるいは制御情
報を組み合せて、データに対して指示することもできな
かった。
【0005】また、印刷以外にも、外部装置からファイ
ル転送プロトコルを介して受信したデータを、ある宛先
にあるFAXプロトコルでFAX送信する場合や、ネッ
トワーク上の画像読取装置からファイル転送プロトコル
を介して受信したデータを所望のコピー部数で所望の拡
大率でコピーする場合も、前記プリントサーバ装置では
処理することができなかった。さらに、最近では、NF
S(ネットワーク・ファイル・システム)を用いて、あ
る端末のファイル・ディレクトリを、ネットワーク上の
遠隔装置にある端末ファイル・ディレクトリにマウント
することができる。しかし、この場合にも、ワークステ
ーションは、マウントしたプリントサーバ上のディレク
トリに転記されたデータに対する命令あるいは制御情報
を指示することはできなかった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、受信データお
よび通信プロトコルでは指示不可能なデータに対する命
令を指示可能とし、さらに複数の命令を組合せて指示す
ることが容易なデータ処理装置を提供することを目的と
する。具体的には、受信データおよび通信プロトコルで
は指示不可能であった、データに対するジョブ制御情報
(命令)を指示するとともにジョブ処理を行なうことが
可能なデータ処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明にあっては、データを外部か
ら受信する受信手段と、前記受信手段により受信される
データに対して実行することができる命令を格納する格
納領域と、その命令の上位に位置する命令を格納する格
納領域とを、階層的に関連付けて有する第1の記憶手段
と、前記第1の記憶手段が有する各格納領域に対応付け
られているデータ記憶領域を有する第2の記憶手段と、
前記受信手段により受信されたデータが、前記第2の記
憶手段が有する前記データ記憶領域に格納されると、当
該データ記憶領域に対応付けられて前記第1の記憶手段
に格納されている前記命令とその命令の上位に位置する
命令を、前記格納領域に記憶されたデータに対して実行
する実行手段とを備えることを特徴としている。請求項
2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の発明にお
いて、前記実行手段は、データに対する命令がその上位
の命令と重複する場合に、下位の命令を選択して実行す
ることを特徴としている。請求項3に記載の発明にあっ
ては、請求項1に記載の発明において、前記実行手段
は、データに対する命令がその上位の命令と重複する場
合に、上位の命令を選択して実行することを特徴として
いる。請求項4に記載の発明にあっては、請求項1に記
載の発明において、データに対する命令がその上位の命
令と重複する場合に、前記実行手段が上位あるいは下位
の命令のいずれかを選択して実行するかを指定する指定
手段を有することを特徴としている。
【0008】(作用)本発明によれば、第1の記憶手段
が、処理すべきデータを格納領域内で記憶し、第2の記
憶手段が、その格納領域毎に、格納領域毎のデータに対
する命令を階層的に関連付けて記憶し、認識手段がデー
タが格納されている格納領域を認識して、実行手段が、
その格納領域に対応する命令とその上位の命令とをまと
めて、データに対し命令処理を実行する。したがって、
通信プロトコルを介して受信したデータに対し、受信デ
ータおよび通信プロトコルでは指示不可能であった、デ
ータに対する命令を指示することができ、さらに複数の
命令を組み合わせた命令を容易に指示して処理すること
が可能となる。この際、第1の記憶手段と第2の記憶手
段とは、別々の構成としても、同一の構成としても良
い。後者の場合、データの格納領域を階層構造にし、そ
の格納領域にデータとともに命令を記憶する構成とすれ
ば良い。また、命令を階層的に記憶すると、ある命令
と、その上位に位置する命令とが重複し、いずれを優先
させるかの判断が必要となる場合が考えられる。このよ
うな場合には、次のことで判断を簡略化できる。すなわ
ち、第1に、無条件に上位の命令を選択する。第2に、
無条件に下位の命令を選択する。第3に、どちらを選択
するかを指定する指定手段を設け、この指定により、上
位あるいは下位の命令を選択するなどが考えられる。特
に、第3の方式によれば、同じ命令から異なる命令を合
成したりすることが可能になるとともに、格納領域の対
応する命令の設定に自由度を持たせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、本発明による
データ処理装置をプリンタに適用した実施形態の構成を
示すブロック図である。この図に示すように、プリンタ
11は各種制御を指令するCPU12を備えている。C
PU12は、データバスおよびアドレスバスから構成さ
れるバス13を介して、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)14、ROM(リードオンリメモリ)15、DMA
C(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)1
6、プリンタ・インタフェース17、SCSIインタフ
ェース18、イーサネット・インタフェース19、およ
びシリアル・インタフェース20と接続されている。
【0010】ここで、RAM14は、CPU12が各種
処理を行なう上で一次的に必要とするデータを格納する
作業用メモリとしての役割や、各インタフェースの送・
受信バッファの役割の他、画像データを展開するための
ページメモリの役割などを担当する。また、ROM15
は、CPU12が実行する各種制御プログラムを格納す
る。受信したデータの画像展開、通信プロトコルの制
御、FAXの圧縮等の処理は、このROM15に格納さ
れたプログラムにより実現される。DMAC16は、1
ページの画像として展開された画像データをプリンタ・
インタフェース17に転送する制御を行なう。
【0011】プリンタ・エンジン21は、供給された画
像データに基づいて、画像の印刷出力を実際に行なうも
のであり、その制御は、プリンタ・インタフェース17
を介したCPU12により行なわれる。ハードディスク
装置22は、SCSIインターフェース18を介したC
PU12(あるいはDMAC16でも可)の制御によ
り、画像データ等の書込/読出を行なう。モデム26
は、シリアル・インターフェース20を介したCPU1
2の制御により、画像出力を、指定された宛先に公衆回
線(図示せず)を経由してFAX送信する。イーサネッ
ト23には、ワークステーション24や、ネットワーク
・スキャナ25などが接続されており、プリンタ11と
は、イーサネット・インタフェース19を介して通信が
行なわれる。
【0012】次に、本実施形態におけるデータ処理の流
れについて図2を参照して説明する。なお、図2に示す
符号31〜35は、実際にはプリンタ11のCPU12
による処理である。図において、通信制御部31は、f
tpやNFSの通信プロトコルを処理するとともに、こ
れらプロトコルを使用して、イーサネット23に接続さ
れている外部のワークステーション24や、ネットワー
クスキャナ25との通信を制御するものである。さら
に、通信制御部31は、外部からデータを受信した場合
には、当該データを指定された格納領域(ディレクト
リ)にデータファイルとして格納させる。そして、デー
タ格納後、通信制御部31は、データに対する命令情報
を合成して、ジョブ制御部32にジョブ要求を行なう。
【0013】ジョブ制御部32は、通信制御部31から
要求されたジョブのスケジュール制御を行なう。ここ
で、ジョブには、印刷ジョブとFAX送信ジョブとがあ
る。印刷ジョブの場合には、格納領域に格納されたデー
タファイルは、データ展開部33およびプリンタ制御部
34の順に処理され、印刷出力される。一方、FAX送
信ジョブの場合には、格納領域に格納されたデータは、
データ展開部33およびFAX送信制御部35の順に処
理され、指定された宛先局にFAX送信される。
【0014】ここで、データ展開部33は、ジョブ制御
部32のジョブ実行指令に基づいて、通信制御部31が
格納領域に格納したデータファイルを読み出し、データ
をビットマップ・ページデータに展開するものであり、
ジョブ要求時に指示されたデータタイプに応じて、処理
を行なう。例えば、データタイプがPDL(ページ記述
言語)であれば、それを解釈してビットマップ・ページ
データに展開する一方、データタイプが画像データであ
れば、これを所定の位置にマッピングしてビットマップ
・ページデータとして展開する。
【0015】プリンタ制御部34は、データ展開部33
によるビットマップ・ページデータを受け取って、プリ
ンタ・インタフェース17を介しプリンタ・エンジン2
1を制御するものである。かかる制御により、プリンタ
・エンジン21が実際に印刷出力することになる。ま
た、FAX送信制御部35は、データ展開部33による
ビットマップ・ページデータを受け取り、シリアル・イ
ンタフェース20を介しモデム26を制御するものであ
る。かかる制御により、モデム26がFAX送信を行な
うことになる。
【0016】さて、ファイルシステム36は、ハードデ
ィスク装置22におけるファイル管理機構であり、そこ
には、外部装置からのデータをデータファイルとして格
納する格納領域が階層構造で形成されている。さらに、
各格納領域には、その格納領域に対する命令がファイル
名<.cmd>の命令情報ファイルとして格納されてい
る。この命令情報ファイルは、プリンタの操作パネル
(図示せず)から設定したり、外部装置から通信プロト
コルを介して設定(記述)することができる。なお、受
信されたデータが格納される格納領域は、当該外部装置
により指定される。そして、本実施形態においては、命
令情報ファイルが格納された格納領域に、外部装置から
供給されたデータが格納されると、当該データに対し、
当該格納領域に格納された命令およびその上位の命令が
一まとめになって実行される。
【0017】ここで、ファイルシステム36における格
納領域の構成について、図3を参照し説明する。この図
に示すように、各格納領域41〜50は、それぞれルー
トに位置する格納領域41で始まる階層構造となってい
る。このうち、格納領域41には、データに対する命令
情報の内容と上位に位置する命令情報の内容とが重複し
た場合に、どちらを選択するか指定する指定情報<.c
mdselect>ファイルが格納される。ここで、
「mode=lower」とは、命令情報の内容が上位
の命令情報の内容と重複する場合に、下位の命令情報の
内容を選択することを意味している。なお、指定情報
<.cmdselect>ファイルにおいて、「mod
e=upper」とした場合には、上位の命令情報が選
択されることとなる。
【0018】ルートに位置する格納領域41以外の各格
納領域42〜50には、ファイル名が<.cmd>の命
令情報ファイルが格納されている。これら命令情報ファ
イルは、命令の内容を示す定義行が1行以上記述されて
いる。例えば、格納領域42の命令情報ファイルには、
「Job=Print」、「CopyCount=1」
および「Plex=Symplex」が箇条書きで記述
されており、この内容は、データを、プリント部数1枚
で片面で印刷せよとの命令を意味する。
【0019】なお、命令情報ファイルに記述される定義
行のうち「Job=FaxSend」とは、出力をFA
X送信せよとの命令を意味する。また、「Data=B
inImage」あるいは「Data=PostScr
ipt」とは、「Job=*」の下位命令であり、それ
ぞれ入力データの形式を2値画像あるいはポストスクリ
プト形式に指定するものである。さらに、「Plex=
Duplex」とは、「Job=Print」の下位命
令であり、印刷を両面でせよとの命令を意味する。くわ
えて、「Protocol=G3」あるい「Proto
col=G4」は、「Job=FaxSend」の下位
命令であり、それぞれ、FAX送信の通信プロトコルを
G3(一般アナログ回線)あるいはG4(高速ディジタ
ル回線)に指定するものである。また、「Fax#=1
23−4567」も、「Job=FaxSend」の下
位命令であり、FAX送信の相手先電話番号を指定する
ものである。
【0020】ここで、例えば、格納領域45に、外部装
置からのデータが格納された場合、このデータに対する
命令は、プリント部数の指定が格納領域42の命令情報
と重複するが、ルートに位置する格納領域41の指定情
報<.cmdselect>ファイルにおいて「mod
e=lower」となっているために下位の格納領域の
命令情報が優先されるので、2値画像データを片面でプ
リント部数10枚で印刷せよとの命令になる。そして、
このようなジョブ要求命令を、通信制御部31が、ジョ
ブ制御部32に発行し、格納領域45に格納されたデー
タが処理されるようになっている。もし、2値画像デー
タを片面でプリント部数1枚で印刷したい場合には、本
実施形態にあっては、外部からのデータを、格納領域4
4に格納するように指定するべきである。あるいは、外
部からのデータをあくまでも格納領域46に格納するの
であれば、ルートに位置する格納領域の指定情報<.c
mdselect>ファイルを「mode=uppe
r」に書き換えるべきである。
【0021】また、格納領域46にデータが格納された
場合は、2値画像データを両面でプリント部数1枚で印
刷せよ命令となる。一方、格納領域49にデータが格納
された場合は、このデータをポストスクリプトデータと
して画像に展開し、FAX番号123−4567にG4
プロトコルでFAX送信せよという命令となる。そし
て、このようなジョブ要求命令を、通信制御部31がジ
ョブ制御部32に発行して、当該格納領域に格納された
データが処理される。
【0022】次に、通信制御部31の動作を、図4を参
照しつつ説明する。まず、通信制御部31は、ステップ
S1、S2を循環して、外部装置(あるいは操作パネ
ル)からのデータ受信待ちを行なう。ここで、データを
受信すると、ステップS3に進んで、通信制御部31
は、そのデータが命令情報<.cmd>ファイルまたは
指定情報<.cmdselect>ファイルであるか判
定する。データが命令情報<.cmd>ファイルまたは
指定情報<.cmdselect>ファイルである場合
に、通信制御部31は、ステップS4に進んで、そのフ
ァイルを指定された格納領域に格納する。これにより、
命令情報<.cmd>ファイル、および指定情報<.c
mdselect>ファイルの内容は、外部装置からの
指令や、プリンタの操作パネルでの操作により、自由に
設定可能となっている。そして、通信制御部31は、こ
の後、別のデータ受信に備えるべく、動作を終了させ
る。
【0023】一方、データが命令情報<.cmd>ファ
イルでも指定情報<.cmdselect>ファイルで
もない場合に、通信制御部31は、ステップS5に進ん
で、そのデータを指定された格納領域にデータファイル
として格納し、次のステップS6において、そのデータ
を格納した格納領域の命令情報<.cmd>ファイルか
ら、順次上位の格納領域の命令情報<.cmd>ファイ
ルを参照して、命令情報を合成する。このとき、重複す
る命令情報の内容があれば、ルートの格納領域41に設
定されている指定情報<.cmdselect>ファイ
ルの内容に応じて、上位または下位の格納領域の命令情
報の内容が選択される。
【0024】データに対する命令情報を合成すると、通
信制御部31は、ステップS7において、合成した命令
情報を用い、ジョブ制御部32にジョブ要求を行なう。
これにより、要求されたジョブがジョブ制御部32にス
ケジュールされ、通信制御部31は、ジョブ処理が終了
するまで、ステップS8、S9を循環して待機する。そ
して、通信制御部31は、ステップS9においてジョブ
処理が終了したと判定すると、すなわち、合成した命令
情報に基づいた処理がデータに実行されて、それが終了
したと判定すると、次のステップS10において、デー
タを当該格納領域から削除する。そして、この後、通信
制御部31は、別のデータ受信に備えるべく、動作を終
了させる。
【0025】以上説明した実施形態よれば、受信データ
および通信プロトコルでは指示不可能なデータに対する
命令を、指示したり、複数の命令をまとめて指示して、
データを処理することが可能となる。
【0026】なお、上述した実施形態にあっては、階層
構造の格納領域に、データに対する命令とともに、外部
からのデータをも格納するようになっていたが、階層構
造の命令と外部からのデータとは、別々の場所に記憶す
ることとしても良い。ただし、外部からのデータを記憶
する領域と、階層構造の命令を記憶する領域との対応付
けは予め設定しておく必要はある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信データや通信プロトコルではデータに対する処理命
令が指示不可能な環境において、データに対する命令を
指示することが可能となり、さらに、複数の命令をまと
めて指示したり、複数の命令の組合せをデータの格納位
置によって容易に選択し、データを処理することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】 同実施形態における機能ブロック図である。
【図3】 同実施形態における格納領域とそこに設定さ
れる命令情報との構成を示した図である。
【図4】 同実施形態における通信制御部の動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
11……プリンタ(データ処理装置)、12……CP
U、13……バス、14……RAM、15……ROM、
16……DMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コ
ントローラ)、17……プリンタ・インタフェース、1
8……SCSIインタフェース、19……イーサネット
・インタフェース、20……シリアル・インタフェー
ス、21……プリンタ・エンジン、22……ハード・デ
ィスク装置、23……イーサネット、24……ワークス
テーション、25……ネットワーク・スキャナ、26…
…モデム

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを外部から受信する受信手段と、 前記受信手段により受信されるデータに対して実行する
    ことができる命令を格納する格納領域と、その命令の上
    位に位置する命令を格納する格納領域とを、階層的に関
    連付けて有する 第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段が有する各格納領域に対応付けられ
    ているデータ記憶領域を有する 第2の記憶手段と、前記受信手段により受信されたデータが、前記第2の記
    憶手段が有する前記データ記憶領域に格納されると、当
    該データ記憶領域に対応付けられて前記第1の記憶手段
    に格納されている前記命令とその命令の上位に位置する
    命令を、前記格納領域に記憶されたデータに対して 実行
    する実行手段と、 を備えるデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記実行手段は、データに対する命令が
    その上位の命令と重複する場合に、下位の命令を選択し
    て実行することを特徴とする請求項1記載のデータ処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記実行手段は、データに対する命令が
    その上位の命令と重複する場合に、上位の命令を選択し
    て実行することを特徴とする請求項1記載のデータ処理
    装置。
  4. 【請求項4】 データに対する命令がその上位の命令と
    重複する場合に、前記実行手段が上位あるいは下位の命
    令のいずれかを選択して実行するかを指定する指定手段
    を有することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装
    置。
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