JPH0863178A - 曲名登録装置 - Google Patents

曲名登録装置

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JPH0863178A
JPH0863178A JP6198112A JP19811294A JPH0863178A JP H0863178 A JPH0863178 A JP H0863178A JP 6198112 A JP6198112 A JP 6198112A JP 19811294 A JP19811294 A JP 19811294A JP H0863178 A JPH0863178 A JP H0863178A
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JP
Japan
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card
song
title
karaoke
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Pending
Application number
JP6198112A
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English (en)
Inventor
Koichi Matsumoto
浩一 松本
Toshiyasu Muta
敏保 牟田
Rikuo Takano
陸男 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カラオケ演奏装置に対する曲名等を登録する曲
名登録装置に関し,個人別のレパートリーや曲ごとの音
程やテンポ等の設定情報の選択および登録を簡単に行う
ことができるようにする。 【構成】リモコン10により,予め音程やテンポ等の設定
情報を含む曲名情報等を記録したICカード11を読み込
み, 表示された曲名情報から曲名等を個人ごとに指定
し,カラオケ演奏装置90に附属した従来のリモコン91と
同一形式の信号を用いて送信して, カラオケ演奏装置90
に曲名情報等を登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,不特定多数の人が利用
するカラオケボックスまたはルーム(以下,カラオケボ
ッスクと略す)において,個人対応の曲名や音程・テン
ポ等(以下,曲名情報と略す)の選択および登録を行う
曲名登録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,カラオケボックスにおいて,歌う
曲名の選択および登録は,一般に次のようにして行われ
ていた。 (1)ボックス内に備え付けられた曲名を収録した
“本”をめくって,自分の歌いたい曲名を探し出し,そ
の曲名のコード番号を読みとる。 (2)読み取ったコード番号を,備え付けのリモコンに
より手操作で入力し,カラオケ演奏装置に転送し登録す
る。 (3)登録した曲名が演奏されたら,必要に応じて音程
・テンポ等の指定を,上記リモコンにより手操作で入力
し,カラオケ演奏装置に転送し登録して歌う。
【0003】以上のような操作を,歌う曲毎に,歌いた
い人各々が繰り返して行うことが必要であった。このた
め操作が煩わしく,特に暗い照明の下で本をめくりなが
ら,歌いたい曲名を探す手間は時間がかかり,他の人の
歌をじっくり聴くことができない。また,音程・テンポ
等の変更は,曲が流れ出してから,あるいは歌っている
最中に行うので,さらに設定が難しくタイミングを逃し
てそのままにしたり,調節に手間取り,歌い損ねる部分
が生じたり等の欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラオケボックスで個
人が歌う歌の範囲(以下,レパートリーという)は,あ
る程度決まっていることから,このレパートリーをあら
かじめ持ち運び容易な記録手段であるICカードまたは
ICメモリーカード(以下,ICカードと略す)に電気
信号として記録しておき,カラオケボックスで歌うとき
にこの情報を読み出すようにすれば,上記の欠点を解消
できると考えられる。
【0005】ICカードは,カードの内容を読み取った
り,書き込んだりするリーダー・ライターとのインタフ
ェースの違いから,下記の3種に大別できる。 ICカードとリーダー・ライターとを接触させ,接
点を介して読み書きを行う接触型(以下,接触型ICカ
ードという)。
【0006】 電磁誘導や静電結合により,ICカー
ドとリーダー・ライター間が数mm程離れていても,コ
ンタクトレスで読み書きを行える近接型(以下,近接型
ICカードという)。
【0007】 電波により,ICカードとリーダー・
ライター間が数十cm〜数m離れていても,読み書きが
行える遠隔型(以下,遠隔型ICカードという)。本発
明では,接触型および近接型ICカードを用いる場合に
ついて説明する。これらのICカードをカラオケボック
スで利用するには,ICカードに含まれる情報を単に読
み出し表示するだけでは実用にならず,次のような課題
を解決する必要がある。 (1)他の人と自分のレパートリーとの区別が明確にで
き,同じカラオケボックス内で複数の人が共同利用でき
ること。 (2)レパートリーの中から,その時の状況に応じて任
意の曲を選択でき,かつ他の人との歌う順番を任意に設
定できること。 (3)ICカードに記録させる曲名情報等の登録・変更
が容易であること。 (4)既存のカラオケ演奏装置に対する,新規装置類の
追加・変更等の経済的負担が小さいこと。 これらの課題を解決した技術は,従来見あたらない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記課題を解
決するために,例えば図1に示すような手段を備える。
図1において,1はカラオケボックス,10はリモコ
ン,11はICカード,12はリーダー・ライター,1
3はメモリー,14は送信部,15は操作ボタン,16
は表示器,17は受信部,18は制御回路,90は従来
技術においても利用されているカラオケ演奏装置,91
はカラオケ演奏装置に付属する従来のリモコン,92は
赤外線を表す。
【0009】(1)本発明は,個人識別番号(以下PI
Nと略す),氏名,レパートリーである複数の曲名とそ
の曲の音程・テンポ等をあらかじめ登録したICカード
11を用意するとともに,ICカード用のリーダー・ラ
イター12と,ICカード11から読み取った情報また
は書き込む情報を表示する表示器16と,ICカード1
1内の曲名情報をPIN毎に複数枚分蓄積しリモコン1
0の電源がオフとなったとき,これらの蓄積情報を消去
するようにしたメモリー13と,曲名に関する情報とそ
の曲名のカラオケ演奏装置90に対する曲名コード情報
との対応情報をメモリーカードに記録し,リモコン10
の外部から抜き差し可能とした第2のメモリーと,操作
ボタン15と,表示器16に表示された曲名から操作ボ
タン15により特定の曲名を指定したとき,その曲名の
指定情報をカラオケ演奏装置90へ送信し,かつそのと
きの信号表現形式をカラオケ演奏装置90に付属する従
来のリモコン91での送信の信号表現と同じになるよう
にした送信部14と,それらを制御する制御回路18と
を一体で構成したリモコン10を用いるようにしたもの
である。
【0010】さらに,操作ボタン15を用いて入力され
表示器16に表示された曲名情報を操作ボタン15によ
る特定の曲の指定により,ICカード11へ書き込む手
段またはICカード11への書き込みとカラオケ演奏装
置90への登録とを同時に行う手段を設けている。
【0011】(2)また,本発明は,曲名情報を記録す
るICカード11を備えるとともに,ICカード用リー
ダー・ライター12と,曲名情報を表示する表示器16
と,操作ボタン15と,カラオケ演奏装置90へ曲名情
報を転送する送信部14と,受信部17と,それらの制
御回路18とを有するリモコン10とを備え,カラオケ
演奏装置90に付属する従来のリモコン91からの曲名
指定信号を受信部17で受信し,リーダー・ライター1
2により曲名情報をICカード11に記録するようにし
たものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明による曲名登録装置では,
曲名や音程・テンポ等の曲名情報をあらかじめ内部に記
録したICカード11からリーダー・ライター12によ
り曲名情報の読み取りを行い,送信部14により赤外線
92等によって曲名情報をカラオケ演奏装置90へ送信
するリモコン10を用いることにより,カラオケ演奏装
置90に演奏させる曲名に関する情報を登録する。した
がって,曲名を収録した“本”をめくって自分の歌いた
い曲名を探し出し,その曲名のコード番号をその都度手
操作で入力するような必要がなくなる。
【0013】請求項2記載の発明による曲名登録装置で
は,個人識別情報と曲名情報をあらかじめ内部に記録し
たICカード11から,リーダー・ライター12により
それらの情報の読み取りを行い,メモリー13に曲名情
報を記憶し,表示器16に読み取った情報を表示し,表
示器16に表示された曲名の中から操作ボタン15によ
り特定の曲名が指定されると,その曲名の指定情報を送
信部14によりカラオケ演奏装置90へ送信するリモコ
ン10を用いることにより,カラオケ演奏装置90に演
奏させる曲名に関する情報を登録する。これによって,
同じカラオケボックス内で複数の人が各々ICカード1
1を利用するときに,それぞれのレパートリーから曲の
選択を簡単に行うことができる。
【0014】請求項3記載の発明による曲名登録装置で
は,さらにリーダー・ライター12から読み取ったIC
カード11の曲名情報をメモリー13に記録するとき,
ICカード11の個人識別情報毎に複数枚分蓄積し,リ
モコン10の電源がオフとなったとき,それらの蓄積情
報を消去する。これにより,複数の人がICカード11
を用いた登録機能を共同利用することが可能になるとと
もに,カラオケボックス1の使用グループが入れ替わっ
た場合の対処が可能になる。
【0015】請求項4記載の発明による曲名登録装置で
は,カラオケ演奏装置90で演奏可能な曲名とその各曲
名のカラオケ演奏装置90に対する曲名コード情報との
対応情報をリモコン10を構成するメモリー13として
あらかじめ備え,ICカード11から読み取った曲名情
報をもとに前記対応情報を参照することにより,曲名を
表示器16に表示する。これにより,曲名コード情報と
曲名とを対応づけ,曲名等を容易に確認することができ
る。
【0016】請求項5記載の発明による曲名登録装置で
は,カラオケ演奏装置90に曲名を登録するとき,リモ
コン10の送信部14から送信する赤外線送信の信号表
現形式が,カラオケ演奏装置90に付属する従来のリモ
コン91からの送信の信号表現と同じ形式に構成されて
いる。したがって,高価な既設のカラオケ演奏装置90
をそのまま利用することができる。
【0017】請求項6記載の発明による曲名登録装置で
は,リモコン10はICカード11に書き込みを行うラ
イター(リーダー・ライター12)を備え,操作ボタン
15を用いて入力され表示器16に表示された曲名情報
を,操作ボタン15の選択により,ICカード11へ書
き込む,またはICカード11への書き込みとカラオケ
演奏装置90への登録とを同時に行う。これにより,I
Cカード11への曲名情報の書き込みを,通常の操作で
行うことが可能になる。
【0018】請求項7記載の発明による曲名登録装置で
は,カラオケ演奏装置90に付属する従来のリモコン9
1からの曲名指定信号を赤外線受光等により受信する受
信部17を備え,受信部17で受信した曲名指定信号の
曲名情報をリーダー・ライター12によりICカード1
1に記録する。これにより,従来のリモコン91を利用
したICカード11への記録が可能になる。
【0019】請求項8記載の発明による曲名登録装置で
は,カラオケ演奏装置90が,個人識別情報と曲名情報
を記録したICカード11からそれらの情報の読み取り
を行うリーダーと,読み取った情報を表示する表示器
と,曲名情報をICカード11の個人識別情報毎に複数
枚分蓄積するメモリーと,曲名を指定する操作ボタン
と,それらを制御する制御回路とを備え,ICカード1
1をカラオケ演奏装置90のリーダーに挿入して操作ボ
タンにより曲名を登録する。したがって,リモコン10
がない場合でも,ICカード11を用いたカラオケ演奏
装置90への曲名情報の登録が可能になる。
【0020】
【実施例】以下,本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。接触型ICカードまたは近接型ICカードを
利用して,本発明を実施した場合の構成を説明する。
【0021】図1において,従来技術で利用されていた
リモコン91を用いて登録を行う場合には,歌う曲名の
コード番号を手操作で入力した後,送信ボタンを押す。
これによって,赤外線92によりコード番号がカラオケ
演奏装置90に転送される。カラオケ演奏装置90で
は,受信したコード番号から曲名を判断し,内蔵されて
いるレーザーディスクやコンパクトディスクの中から該
当する曲を選択し,その演奏や映像を,それぞれカラオ
ケ演奏装置90に内蔵されるスピーカやテレビから再生
し,利用者はそれに合わせて歌うようになっている。ま
た,カラオケ演奏装置90は,リモコン91からの曲名
コード番号を複数個蓄積し,登録された順番に再生する
予約機能を有している。
【0022】ICカード11は接触型または近接型IC
カードで,ICカード11の中には,PIN,氏名,レ
パートリーである複数の曲名とその各々の曲の音程・テ
ンポの指定情報が記録され,または記録できるようにな
っている。本発明に係るリモコン10は,ICカード1
1との間で情報を読み書きする機能,読み取りまたは書
き込む情報を表示するための表示機能,従来のリモコン
91の機能を包含した機能を有している。92はリモコ
ン10または従来技術のリモコン91からカラオケ演奏
装置90に送信される赤外線を模擬表示したものであ
る。
【0023】図2は,図1に示したICカード11およ
びリモコン10の一実施例を示すブロック構成図であ
る。ICカード11中の111はマイクロプロセッサで
構成される制御回路,112はICカード11とリーダ
ー・ライター12間の情報交換動作を行うための制御プ
ログラムが内蔵されている読み出しメモリー(ROM)
で,制御プログラムは制御回路111で実行される。1
13は制御回路111が動作するときのワークメモリー
(RAM),114はPIN,氏名,レパートリー等を
記録する書き換え可能なメモリー(EEPROM),1
15はリーダー・ライター12とのインタフェース部で
あって,接触型ICカードの場合には,国際標準で定め
られた端子数,端子位置,それぞれの端子の利用規定に
従ったインタフェース回路を有し,また近接型ICカー
ドの場合には,国際標準で論議されているコイルまたは
コンデンサーまたは両方の必要な数と配置を備え,かつ
受信した誘起電圧から平滑して電源を取り出したり,信
号を送受するためのインタフェース回路を有するもので
ある。
【0024】リモコン10a中の,12はICカード1
1との間で情報の読み書きを行うリーダー・ライター,
121はICカード11と情報を送受するためのICカ
ード用インタフェース部で,ICカード11のインタフ
ェース部115に対応するインタフェース回路を有して
いるものである。122はマイクロプロセッサで構成さ
れる制御回路で,ICカード11の制御回路111と連
動して動作するような制御プログラムを内蔵しており,
インタフェース部115および121を通して,ICカ
ード11とリーダー・ライター12間で情報の書き込み
・読み出し制御を行う。123はICカード11が挿入
または近接されたとき,カードの有無の検出を行うスイ
ッチやカード・ガイド等の機構部である。
【0025】131はICカード11から読み取った情
報の内容およびICカード11へ書き込む情報の内容を
表示するための表示器,132は表示器131を制御す
るコントローラである。133はボタン群で,ICカー
ド11へ情報を書き込むとき,曲名のコード番号,氏
名,音程,テンポの設定情報等を入力するためのボタン
類と,ICカード11の情報を表示器131へ表示した
とき,レパートリーの中から特定の曲を選択するための
カーソルキーと,カラオケ演奏装置90へ赤外線を送信
するための決定キーと,ICカード11との間で情報を
読み取るまたは書き込むためのキー類を有している。1
34はボタン群133のキーインタフェース回路であ
る。
【0026】135は曲名とその曲名のカラオケ演奏装
置90に対する曲名コード番号との対応表を内蔵するメ
モリーで,曲名はジャンルによって種々のものがあり,
また,はやりすたりもあるので,適宜追加や変更が容易
にできるように,例えばメモリーカードで構成され,リ
モコン10aの外部から容易に抜き差しできる構造とな
っている。136はICカード11から読み込んだ情報
をPIN毎に別のページとして複数人分蓄積しておくた
めのメモリーで,リモコン10aの電源がオフにされる
と蓄積されていた内容は消滅するようになっている。1
37は制御回路142のワークメモリーである。
【0027】138はカラオケ演奏装置90へ赤外線に
よりデータを転送するための赤外線送信部,139は赤
外線送信部138のコントローラ,140および141
は,ICカード11から読み取った情報またはボタン群
133を用いて入力したレパートリー情報を赤外線送信
部138を通してカラオケ演奏装置90へ転送するかも
しくはICカード11へ書き込むか,または両方を行う
かを選択するための切換えスイッチ回路である。
【0028】142はマイクロプロセッサで構成され,
リモコン10a全体の制御を行う制御回路で,リーダー
・ライター12用の制御回路122を通してICカード
11の情報を読み取り,表示器131に表示したり,ボ
タン群133を用いて入力した情報や表示器131に表
示されている情報をICカード11に書き込んだり,ま
たは赤外線送信部138のコントローラ139を制御し
てカラオケ演奏装置90へ情報を転送したり等の制御動
作およびリモコン10a全体の状態遷移制御を行う。制
御回路142は,制御回路122の動作を包含して1個
のCPUで構成することも無論可能であるが,本実施例
では分けて説明している。143はリモコン10aの各
部へ給電するための電池,144は電源スイッチであ
る。
【0029】図3は,ICカード11のメモリー114
(図2)に記録されているまたは記録するデータ形式の
一実施例を示した図である。番地0には,レパートリー
データが記録されているか否かの識別情報,番地1に
は,個人識別を表すPIN(エリアA1)およびデータ
の更新回数(エリアA2)が記録される。エリアA1の
PINは,ICカード供給者がICカードを製造すると
き,例えば通し番号等,同じ番号が存在しないように適
当な桁数の番号が割り振られ,ICカード利用者が勝手
に変更できないようになっている。番地2には氏名,番
地3以降には,曲名を表すコード番号または曲名(エリ
アA1)と音程・テンポを表すデータ(エリアA2)が
記録されている。一例として,データの有無に1バイ
ト,PINに12バイト,氏名に12バイト,曲名およ
び音程・テンポに一曲あたり12バイトを割り当てたと
して,レパートリーを20曲登録する場合では,その合
計のデータ容量は265バイトであり,メモリー114
としては,500バイト以下の安価なICカードを用い
ることができる。
【0030】図4は,表示器131(図2)での表示の
一例で,ICカード11から読み取ったデータまたはI
Cカード11へ書き込むデータを表しており,このよう
な曲名表示が個人毎に異なったページで表示されるよう
になっている。
【0031】このように構成された本発明の動作は,以
下のとおりである。 (1)ICカードを用いて選曲・登録する場合 リモコン10aに電源が入っている状態で,ICカード
11をリモコン10aのリーダー・ライター12に挿入
または近づけると,機構部123の接点が閉成し,制御
回路142は,リーダー・ライター用の制御回路122
を制御して,ICカード11のメモリー114の内容を
見にいく。レパートリーが記録されているICカード1
1では,メモリー114の番地0が“データ有り”とな
っているので,引き続き番地1以降のレパートリー情報
(例えば,図3に示す情報)の読み取りを開始する。
【0032】読み取ったデータはメモリー137に一時
的に蓄積され,次に曲名のコード番号および音程・テン
ポ決定情報とメモリー135の対応表とを照合して曲名
や音程・テンポの設定値を読み出し,その結果をICカ
ード11から読み取ったメモリー137のデータととも
に,メモリー136に書き込む。また,表示器131へ
も転送する。転送された情報は,図4に例示するように
一括表示される。表示された後は,読み取ったICカー
ドの内容はメモリー136に保持されるので,ICカー
ド11を抜き取り,別の人のICカード11の読み取り
に備えることができる。
【0033】利用者は表示画面を見て,自分のレパート
リーの中から歌いたい曲をボタン群133の“カーソ
ル”キーを用いて選択し,次いでボタン群133の“登
録”キーを押下する。制御回路142は,選択された曲
名のコード番号と音程・テンポとを,切換えスイッチ回
路140を制御して,赤外線送信部138からカラオケ
演奏装置90へ転送する。赤外線送信部138からの信
号表現は,従来のリモコン91と同じになるように合わ
せてあるので,カラオケ演奏装置90では,従来のリモ
コン91からの信号と同様に受信し,演奏することがで
きる。
【0034】次に,複数の利用者が混在利用する場合に
ついて説明する。2番目以降の利用者が,自分のレパー
トリーが記録されているICカード11をリモコンのリ
ーダー・ライター12に挿入すると,上記の場合と同様
に機構部123の接点が閉成し,ICカード11内の情
報が読み取られる。このとき制御回路142は,番地0
の次に番地1のPINを読み,メモリー136に記録さ
れているPINと比較する。メモリー136にないPI
Nの場合には,新たな別人からの登録と判断して,メモ
リー136の新たなぺージに記録する。また表示器13
1での表示は,図4に示すようにPIN毎に異なるペー
ジで表示する。表示画面から歌いたい曲を選択すると
き,他人のレパートリーが表示されているときには,ボ
タン群133の“前頁”または“次頁”キーを押下して
自分のレパートリーを表示してから,“カーソル”キー
で選択する。
【0035】なお,一度登録した利用者が,再度ICカ
ード11をリーダー・ライター12に挿入した場合に
は,読み取ったPINとメモリー136に記録されてい
るPINとが一致しているので,制御回路142は,次
にPINに付属する更新回数(エリアA2)を読み取
り,メモリー136に記録されている更新回数のデータ
と比較する。更新回数も一致した場合には全く同じデー
タであるから,制御回路142はリーダー・ライター用
の制御回路122へデータの読み取り中止を指示する。
更新回数が異なっている場合には,曲名の追加・変更な
どにより内容が変わっていると考えられるから,制御回
路142は,メモリー136に蓄積されている同じPI
Nのページへ,今回読み取った新たなデータをオーバー
ライトする。このようにして複数人のデータを混同する
ことなく区別して表示し,また同一人の場合でも,同じ
データを無駄に繰り返し記録することなく,かつ更新が
あれば新しいデータを表示することができる。
【0036】(2)ICカードにレパートリーを書き込
む場合 次に,(a) ICカードにレパートリーを新規に書き込む
場合,(b) ICカードに既に書き込まれているレパート
リーを変更する場合,(c) カラオケ演奏装置への登録と
ICカードへの書き込みとが同時に行われる場合の,3
つの場合について説明する。
【0037】(a) ICカード11にレパートリーを新た
に書き込む場合には,ICカード11をリモコン10a
のリーダー・ライター12に挿入すると,上記(1)で
説明した読み取りの場合と同様に,制御回路142は,
ICカード11のメモリー114の番地0の情報を読み
取る。番地0では“情報なし”となっているので,上記
(1)のような読み取り動作を行わず,制御回路142
はリモコン10aを書き込みモードにする。書き込みモ
ードでの表示器131の表示画面は,図4と同様(図4
の共通情報部分である網掛け部のみが表示され,個人情
報がない状態)である。利用者は,カーソルの移動に従
って,従来技術で説明したカラオケボックスに備え付け
られている曲名とそのコード番号を収録した“本”を見
て,レパートリー情報をボタン群133のボタンを使用
して入力する。入力した情報は,表示器131に表示さ
れるとともにメモリー137に一時的に蓄積される。入
力が終わって,ボタン群133の“書き込み”キーが押
下されると,制御回路142は,メモリー137の内容
を切換えスイッチ回路141,リーダー・ライター12
の制御回路122を制御して,ICカード11のメモリ
ー114へ書き込む。メモリー114への書き方は,番
地0は“データ有り”,番地1のエリアA2は,第1回
であることを示すコード番号(例えば,0001)を,
番地3以降へは,エリアA1へ曲名のコード番号,エリ
アA2へ音程とテンポの指定を示すコード番号を書き込
む。
【0038】(b) 次に,既にレパートリー情報が書き込
まれているICカードに,曲名追加・削除などの変更を
行う場合には,ICカード11のメモリー114の番地
0が“データ有り”となっているので,上記(1)で説
明したようにICカード内のレパートリー情報の読み取
りが行われ,表示器131にレパートリー情報が表示さ
れる。ここで上記(1)では,“カーソル”キーを用い
て,特定の曲を選択した後,カラオケ演奏装置90へ曲
名を登録するため“登録”キーを押下したが,変更の場
合には,ボタン群133の“変更”キーを押下する。こ
れにより制御回路142は,表示器131の表示内容は
そのままで,リモコン10aを書き込みモードにするよ
うに動作する。そこで,ボタン群133の“カーソル”
キーにより変更したい項目を選択し,ボタン群133の
ボタンを使用して入力する。以降の動作は,上記(a) の
新規書き込みの場合と同様であるが,メモリー114へ
の書き方のうち,番地1のエリアA2は,既存のコード
番号+1を示すコード番号(例えば,3回目なら000
3)を書き込むようになっている。
【0039】(c) 上記(a) および(b) の場合で,レパー
トリー情報を入力した後“書き込み”キーの代わりに,
“書き込みと登録”キーを押下すると,ICカード11
への書き込みとともにカラオケ演奏装置90への登録も
同時に行われる。
【0040】本実施例を次のように変更して実施するこ
とが可能である。 以上の説明では,入力操作はボタン群133の機械
的ボタンを用いて行う方法について説明したが,これに
限定されることはなく,この他に画面に表示される“ソ
フトボタン”をカーソルキーで選択する方法や,手書き
ペンでペンタッチする方法等でもよい。
【0041】 また,ICカード11は,内部に制御
回路111を有する場合について説明したが,ICカー
ド11とリーダー・ライター12との情報送受は,単純
にICカードの内容を読むまたは書き込む動作だけであ
るので,リーダー・ライター12側の制御回路122に
おいて,メモリーの番地管理まで行う等の制御動作が少
し増えることを許容するなら,ICカード内に制御回路
のないICメモリーカードも利用できることは無論であ
る。
【0042】 また,ICカード11に複数の曲名情
報を記録し,かつ複数人のICカードで共同利用し,任
意の曲名を任意の順番で歌える場合について説明した
が,これより単純な場合,すなわちICカード11に1
曲のみ記録されている場合,または1人分のICカード
だけで利用する場合には,ICカードから読み取った曲
名情報を1曲だけ,またはまとめてカラオケ演奏装置9
0へ転送すればよく,本発明を単純化して実現できるこ
とは無論可能で,この場合にはリモコン10aの構成に
おいて,メモリー135および136,表示器131等
は省略することができ,またボタン群133も少ない数
のボタンで実現することができる。
【0043】 さらに,ICカード11と情報の読み
書きを行うリーダー・ライター12は,リーダーとライ
ターとがセットとなった場合について説明したが,情報
を読み取るときはリーダーのみ,書き込むときはライタ
ーのみがあればよいので,読み取り専用で動作させるな
らリーダーのみ,または書き込み専用で動作させるなら
ライターのみで構成してもよいことは無論である。
【0044】 高価な既設のカラオケ演奏装置に手を
加えることを避けるため,リモコン10aにリーダー・
ライター12を付加する場合について説明したが,カラ
オケ演奏装置を新規に構成する場合には,本発明のリモ
コン10aに相当する部分をカラオケ演奏装置に組み込
んで構成してもよいことは無論である。その場合には赤
外線送信部138,コントローラ139,メモリー13
5等は省略することができる。
【0045】図5は,図1に示したICカード11およ
びリモコン10のその他の実施例を示すブロック構成図
である。図2の実施例ではICカード11へ曲名や音程
・テンポを登録するとき,ボタン群133を用いて入力
する方法について示したが,図5は従来のリモコン91
を用いて行う方法を示したもので,リモコン91へ入力
した曲名等をカラオケ演奏装置90へ転送する代わり
に,またはカラオケ演奏装置90への転送と同時に,図
5に示すリモコン10bに対して行うようにし,リモコ
ン10bのボタン群133’のボタン数の削減と,従来
のリモコン91を利用することによる慣れを利用して操
作性の向上を図ったものである。図5の111〜144
は,図2に示す同符号のものと同様であるので,説明の
繰り返しを省略し,図5で新しく追加されているブロッ
クについて説明する。
【0046】151は図1に示す従来のリモコン91か
らの赤外線を受光する赤外線受光部,152は赤外線受
光部151で受光した信号パターンから,曲名を表すコ
ード情報や音程・テンポを表すコード情報を抽出するた
めの信号抽出回路,153は,抽出した信号の意味を解
釈するためのテーブルを持つメモリー,154は制御回
路142の制御により,赤外線送信部138から赤外線
を送信するとき,その赤外線が赤外線受光部151で受
信され誤動作するのを防止するため,赤外線受光部15
1を一時的に切り放すための切換えスイッチ回路,15
5は従来のリモコン91からの信号を受けたいときに,
赤外線受光部151を一定時間受光可能とするために操
作するスイッチおよびタイマー付きスイッチ回路を含む
スイッチ部である。
【0047】図5に示した実施例の動作は以下のとおり
である。図5のリモコン10bにICカード11を挿入
または近接すると,新規書き込みのICカードの場合で
は,前記した(2)の(a) の動作となり,書き込み待ち
の状態となる。ここで,スイッチ部155を操作して赤
外線受光部151を受光可能の状態とし,リモコン91
に既に入力されている曲名や音程・テンポなどの情報を
リモコン91を操作してリモコン10bへ転送する(カ
ラオケ演奏装置90への転送と同時でもよいことは無論
である)。これを制御回路142の制御により赤外線受
光部151で受光し,信号抽出回路152およびメモリ
ー153で受光した情報の意味が解釈され,結果が表示
器131に表示されるとともにICカード11に記録さ
れる。この操作を繰り返して,ICカード11へ曲名情
報を記録することができる。
【0048】リモコン91は,ICカード11を持たな
い人やリモコン10bにICカード11をセットした以
外の人も使用するが,本発明では赤外線受光部151
は,スイッチ部155を操作したときだけ一定時間受光
するようになっているので,他の人の曲を自分のICカ
ード11に登録してしまうという誤動作を防ぐことがで
きる。またスイッチ部155によるタイマー付き動作に
より赤外線受光に伴う電力消費を低減させる効果もあ
る。
【0049】既にレパートリーが記録されているICカ
ード11への変更を行う場合には前記した(2)の(b)
の動作となり,“変更”キーを押下した後は,上記と同
様の動作でICカード11へ登録することができる。リ
モコン91を用いてICカード11に記録する場合,通
常,従来のリモコン91は“かなキー”や“アルファベ
ットキー”がないので,氏名を入力することはできな
い。この場合には氏名の欄は空白とするか,またはボタ
ン群133’のボタン数が増えるのを許容するなら,氏
名だけはボタン群133’を用いて入力する等,リモコ
ン91とリモコン10bを混在使用して入力することも
容易に可能である。
【0050】なお,図5では1つのリモコンでICカー
ド11への書き込みとカラオケ演奏装置90への登録に
共用可能な構成について説明したが,リモコン91から
の信号を受けICカード11に記録するだけなら,図5
のうち赤外線送信部138,切換えスイッチ回路154
等を省略できることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば以
下の効果がある。 (1)複数のICカードの識別を,各ICカードに固有
の個人識別番号を利用し,かつレパートリーを表示する
とき個人識別番号毎に異なったページとして表示するよ
うにしたので,同じカラオケボックス内で,本発明を利
用したICカードを持つ複数の人が共同利用しても,他
の人と自分のレパートリーとの区別ができ,さらにカラ
オケ演奏装置に対する曲名を登録するときの信号表現
を,従来のリモコンと同様にしたので,従来のリモコン
と本発明によるリモコンとが併設利用できるようになっ
ている。したがって,ICカードを持たない人とも共同
利用することができる。
【0052】(2)ICカード内のレパートリー情報が
表示器に一括表示されても,その中から歌う曲を1つず
つ選択してカラオケ演奏装置に登録するようにしたの
で,その時の状況に応じて歌いたい曲を好きな順序で登
録でき,また他の人との間で歌う順番を任意に設定する
ことができる。
【0053】(3)ICカードへの曲名の記録・変更
は,本発明に係るリモコンで,リモコンに内蔵される
ボタンを用いて入力でき,かつカラオケ演奏装置への曲
名の登録とICカードへの登録の両方を別々にまたは同
時に可能なように構成し,または従来のリモコンに入
力した情報をそのまま本発明に係るリモコンに転送し,
ICカードに記録できるようにしたので,きわめて容易
に行うことができる。
【0054】(4)本発明を実施するには,安価なIC
カードとリモコンとを追加すればよく,高価な既設のカ
ラオケ演奏装置はそのまま利用することができ,廃棄す
る設備や新たな工事も不要なので経済的負担は小さい。
【0055】以上により,カラオケボックスで歌うと
き,暗い照明の下で“本”をめくって毎回曲名を探した
り,あわてて音程やテンポを設定したりせずに,カラオ
ケを楽しむことができる。またカラオケ店にICカード
を導入することにより,利用回数や歌った曲数の把握・
管理も行い易くなるので,それに応じて得点を付与する
(ポイント制)等,利用客の固定化に役立つという副次
的効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した場合の構成を説明する図であ
る。
【図2】ICカードおよびリモコンの一実施例を示すブ
ロック構成図である。
【図3】ICカード内のメモリーのデータ形式の例を説
明する図である。
【図4】表示器の表示画面の例を示す図である。
【図5】ICカードおよびリモコンの他の実施例を示す
ブロック構成図である。
【符号の説明】
1 カラオケボックス 10 リモコン 11 ICカード 12 リーダー・ライター 13 メモリー 14 送信部 15 操作ボタン 16 表示器 17 受信部 18 制御回路 90 カラオケ演奏装置 91 従来のリモコン 92 赤外線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ演奏装置に演奏させる曲名に関
    する情報を登録する曲名登録装置であって,曲名情報を
    あらかじめ内部に記録したICカードを有するととも
    に,該ICカードから前記曲名情報の読み取りを行うリ
    ーダーと,操作ボタンと,該操作ボタンの指示によって
    前記リーダーにより読み取った前記曲名情報をカラオケ
    演奏装置へ送信する送信部と,これらを制御する制御回
    路とを一体で構成したリモコンを有することを特徴とす
    る曲名登録装置。
  2. 【請求項2】 カラオケ演奏装置に演奏させる曲名に関
    する情報を登録する曲名登録装置であって,個人識別情
    報と曲名情報をあらかじめ内部に記録したICカードを
    有するとともに,該ICカードから前記情報の読み取り
    を行うリーダーと,前記情報を表示する表示器と,前記
    曲名情報を記録するメモリーと,操作ボタンと,前記表
    示器に表示された曲名の中から前記操作ボタンにより指
    定された特定の曲名の指定情報をカラオケ演奏装置へ送
    信する送信部と,これらを制御する制御回路とを一体で
    構成したリモコンを有することを特徴とする曲名登録装
    置。
  3. 【請求項3】 カラオケ演奏装置に演奏させる曲名に関
    する情報を登録する曲名登録装置であって,個人識別情
    報と曲名情報をあらかじめ内部に記録したICカードを
    有するともに,該ICカードから前記情報の読み取りを
    行うリーダーと,前記情報を表示する表示器と,前記曲
    名情報を記録するメモリーと,操作ボタンと,前記表示
    器に表示された曲名の中から前記操作ボタンにより指定
    された特定の曲名の指定情報をカラオケ演奏装置へ送信
    する送信部と,それらを制御する制御回路とを一体で構
    成したリモコンを有し,前記リモコンは,前記リーダー
    により読み取った前記ICカードの曲名情報を前記メモ
    リーに記録するとき,前記ICカードの個人識別情報毎
    に複数枚分蓄積し,該リモコンの電源がオフになったと
    き前記メモリー内に蓄積した蓄積情報が消去されること
    を特徴とする曲名登録装置。
  4. 【請求項4】 カラオケ演奏装置に演奏させる曲名に関
    する情報を登録する曲名登録装置であって,個人識別情
    報と曲名情報をあらかじめ内部に記録したICカードを
    有するともに,該ICカードから前記情報の読み取りを
    行うリーダーと,前記情報を表示する表示器と,前記曲
    名情報を記録する第1のメモリーと,操作ボタンと,前
    記表示器に表示された曲名の中から前記操作ボタンによ
    り指定された特定の曲名の指定情報をカラオケ演奏装置
    へ送信する送信部と,それらを制御する制御回路とを一
    体で構成したリモコンを有し,かつ,カラオケ演奏装置
    で演奏可能な曲名とその各曲名のカラオケ演奏装置に対
    する曲名コード情報との対応情報を記憶し,その対応情
    報を前記リモコンから読み取り可能に構成された第2の
    メモリーを有することを特徴とする曲名登録装置。
  5. 【請求項5】 カラオケ演奏装置に演奏させる曲名に関
    する情報を登録する曲名登録装置であって,曲名情報を
    あらかじめ内部に記録したICカードを有するととも
    に,該ICカードから前記曲名情報の読み取りを行うリ
    ーダーと,操作ボタンと,該操作ボタンからの指示によ
    って前記リーダーにより読み取った前記曲名情報をカラ
    オケ演奏装置へ送信する送信部と,これらを制御する制
    御回路とを一体で構成したリモコンを有し,カラオケ演
    奏装置に曲名を登録するとき前記リモコンの送信部から
    送信する信号表現形式が,カラオケ演奏装置に付属する
    一般のリモコンからの送信の信号表現と同じ形式に構成
    されたことを特徴とする曲名登録装置。
  6. 【請求項6】 カラオケ演奏装置に演奏させる曲名に関
    する情報を登録する曲名登録装置であって,曲名情報を
    記録するICカードを有するとともに,該ICカードに
    書き込みを行うライターと,操作ボタンと,入力された
    曲名情報を表示する表示器と,該表示器に表示された曲
    名の中から前記操作ボタンにより指定された特定の曲名
    の指定情報をカラオケ演奏装置へ送信する送信部と,そ
    れらを制御する制御回路とを一体で構成したリモコンを
    有し,かつ,前記リモコンは,前記操作ボタンの選択に
    より,前記表示器に表示された曲名情報を前記ICカー
    ドへ書き込む,または前記ICカードへの書き込みとカ
    ラオケ演奏装置への登録とを同時に行う制御手段を備え
    たことを特徴とする曲名登録装置。
  7. 【請求項7】 カラオケ演奏装置に演奏させる曲名に関
    する情報を登録する曲名登録装置であって,曲名情報を
    記録するICカードを有するとともに,操作ボタンと,
    カラオケ演奏装置に付属する一般のリモコンからの曲名
    指定信号を受信する受信部と,該受信部で受信した曲名
    指定信号の曲名情報を前記ICカードに書き込むライタ
    ーと,それらを制御する制御回路とを少なくとも備える
    リモコンまたは曲名情報書き込み装置を有し,受信した
    曲名指定信号の曲名情報を前記ICカードに記録するよ
    うにしたことを特徴とする曲名登録装置。
  8. 【請求項8】 カラオケ演奏装置に演奏させる曲名に関
    する情報を登録する曲名登録装置であって,個人識別情
    報と曲名情報をあらかじめ内部に記録したICカードを
    有するとともに,前記カラオケ演奏装置は,前記ICカ
    ードから前記情報の読み取りを行うリーダーと,読み取
    った前記情報を表示する表示手段と,前記曲名情報を前
    記ICカードの個人識別情報毎に複数枚分蓄積するメモ
    リーと,曲名を指定する操作ボタンと,それらを制御す
    る制御回路とを有することを特徴とする曲名登録装置。
JP6198112A 1994-08-23 1994-08-23 曲名登録装置 Pending JPH0863178A (ja)

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JP6198112A JPH0863178A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 曲名登録装置

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ID=16385678

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11167389A (ja) * 1997-12-02 1999-06-22 Tamura Electric Works Ltd カード及びカラオケシステム
JP2001100767A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Toppan Forms Co Ltd カラオケic会員カードおよび該会員カードを用いたカラオケシステム
JP2004348157A (ja) * 2004-08-03 2004-12-09 Daiichikosho Co Ltd 利用者曲目帳を記憶管理するカラオケ装置

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