JPH0861081A - エンジンのタイミングチェーン装架装置 - Google Patents
エンジンのタイミングチェーン装架装置Info
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- JPH0861081A JPH0861081A JP19983494A JP19983494A JPH0861081A JP H0861081 A JPH0861081 A JP H0861081A JP 19983494 A JP19983494 A JP 19983494A JP 19983494 A JP19983494 A JP 19983494A JP H0861081 A JPH0861081 A JP H0861081A
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- Japan
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- engine
- drive sprocket
- chain
- chain drive
- crankshaft
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
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-
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
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- F01L1/02—Valve drive
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/02—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/24—Equipment for mounting belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H7/18—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
- F16H2007/185—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains the guiding surface in contact with the belt, rope or chain having particular shapes, structures or materials
Abstract
(57)【要約】
【目的】組付け作業性を向上させることができるエンジ
ンのタイミングチェーン装架装置を提供するにある。 【構成】クランクシャフト６上に設けられたチェーンド
ライブスプロケット２８からタイミングチェーン３１を
介して動弁装置を駆動するエンジンにおいて、上記チェ
ーンドライブスプロケット２８に隣接してガイドボス３
３を設け、このガイドボス３３は上記チェーンドライブ
スプロケット２８の外周縁２８ａに向かって下降する傾
斜面３３ａを備えたものである。
ンのタイミングチェーン装架装置を提供するにある。 【構成】クランクシャフト６上に設けられたチェーンド
ライブスプロケット２８からタイミングチェーン３１を
介して動弁装置を駆動するエンジンにおいて、上記チェ
ーンドライブスプロケット２８に隣接してガイドボス３
３を設け、このガイドボス３３は上記チェーンドライブ
スプロケット２８の外周縁２８ａに向かって下降する傾
斜面３３ａを備えたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンのタイミングチ
ェーン装架装置に関する。
ェーン装架装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】４サイクルエンジンには動弁装置が備え
られている。この動弁装置のカムシャフトの一端にはカ
ムスプロケットが設けられ、このカムスプロケットがタ
イミングチェーンによってクランクシャフト上に設けら
れたチェーンドライブスプロケットと連結されている。
そして、クランクシャフトの回転がタイミングチェーン
を介してカムシャフトに伝達されることにより、動弁装
置が作動されるようになっている。
られている。この動弁装置のカムシャフトの一端にはカ
ムスプロケットが設けられ、このカムスプロケットがタ
イミングチェーンによってクランクシャフト上に設けら
れたチェーンドライブスプロケットと連結されている。
そして、クランクシャフトの回転がタイミングチェーン
を介してカムシャフトに伝達されることにより、動弁装
置が作動されるようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリン
ダの前傾角度の大きいエンジンやシリンダが水平に配置
されたエンジンにおいては、図５および図６に示すよう
に、タイミングチェーンＣが一旦チェーンドライブスプ
ロケットＳから外れると、タイミングチェーンＣはチェ
ーンドライブスプロケットＳと、このスプロケットＳに
隣接する補機駆動用ギヤＧとの間に落ち込むと共に、タ
イミングチェーンＣが下に垂れてしまい、水平方向の移
動が困難になってしまう。タイミングチェーンＣを再び
チェーンドライブスプロケットＳに装架するためには柄
の長いドライバー等を用いなければならず、作業性が非
常に悪い。
ダの前傾角度の大きいエンジンやシリンダが水平に配置
されたエンジンにおいては、図５および図６に示すよう
に、タイミングチェーンＣが一旦チェーンドライブスプ
ロケットＳから外れると、タイミングチェーンＣはチェ
ーンドライブスプロケットＳと、このスプロケットＳに
隣接する補機駆動用ギヤＧとの間に落ち込むと共に、タ
イミングチェーンＣが下に垂れてしまい、水平方向の移
動が困難になってしまう。タイミングチェーンＣを再び
チェーンドライブスプロケットＳに装架するためには柄
の長いドライバー等を用いなければならず、作業性が非
常に悪い。
【０００４】また、チェーンドライブスプロケットＳは
タイミングチェーン室の奥に位置し、見えにくいため電
燈で照らすなどして作業を行わなければならない。
タイミングチェーン室の奥に位置し、見えにくいため電
燈で照らすなどして作業を行わなければならない。
【０００５】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、組付け作業性を向上させることができるエンジ
ンのタイミングチェーン装架装置を提供することを目的
とする。
もので、組付け作業性を向上させることができるエンジ
ンのタイミングチェーン装架装置を提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエンジンの
タイミングチェーン装架装置は、上述した課題を解決す
るために、請求項１に記載したように、クランクシャフ
ト上に設けられたチェーンドライブスプロケットからタ
イミングチェーンを介して動弁装置を駆動するエンジン
において、上記チェーンドライブスプロケットに隣接し
てガイドボスを設け、このガイドボスは上記チェーンド
ライブスプロケットの外周縁に向かって下降する傾斜面
を備えたものである。
タイミングチェーン装架装置は、上述した課題を解決す
るために、請求項１に記載したように、クランクシャフ
ト上に設けられたチェーンドライブスプロケットからタ
イミングチェーンを介して動弁装置を駆動するエンジン
において、上記チェーンドライブスプロケットに隣接し
てガイドボスを設け、このガイドボスは上記チェーンド
ライブスプロケットの外周縁に向かって下降する傾斜面
を備えたものである。
【０００７】また、上述した課題を解決するために、請
求項２に記載したように、上記クランクシャフト上には
補機駆動用ギヤが上記チェーンドライブスプロケットに
隣接して設けられ、上記補機駆動用ギヤの上記チェーン
ドライブスプロケット側の側面に上記ガイドボスを一体
もしくは一体的に形成したものである。
求項２に記載したように、上記クランクシャフト上には
補機駆動用ギヤが上記チェーンドライブスプロケットに
隣接して設けられ、上記補機駆動用ギヤの上記チェーン
ドライブスプロケット側の側面に上記ガイドボスを一体
もしくは一体的に形成したものである。
【０００８】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、クラン
クシャフト上に設けられたチェーンドライブスプロケッ
トからタイミングチェーンを介して動弁装置を駆動する
エンジンにおいて、上記チェーンドライブスプロケット
に隣接してガイドボスを設け、このガイドボスは上記チ
ェーンドライブスプロケットの外周縁に向かって下降す
る傾斜面を備え、また、上記クランクシャフト上には補
機駆動用ギヤが上記チェーンドライブスプロケットに隣
接して設けられ、上記補機駆動用ギヤの上記チェーンド
ライブスプロケット側の側面に上記ガイドボスを一体も
しくは一体的に形成したため、タイミングチェーンの組
付け作業性を向上させることができる。
クシャフト上に設けられたチェーンドライブスプロケッ
トからタイミングチェーンを介して動弁装置を駆動する
エンジンにおいて、上記チェーンドライブスプロケット
に隣接してガイドボスを設け、このガイドボスは上記チ
ェーンドライブスプロケットの外周縁に向かって下降す
る傾斜面を備え、また、上記クランクシャフト上には補
機駆動用ギヤが上記チェーンドライブスプロケットに隣
接して設けられ、上記補機駆動用ギヤの上記チェーンド
ライブスプロケット側の側面に上記ガイドボスを一体も
しくは一体的に形成したため、タイミングチェーンの組
付け作業性を向上させることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１０】図１は、この発明を適用したスクータ型車
両用４サイクル単気筒エンジンユニットの一例を示す水
平断面図である。
両用４サイクル単気筒エンジンユニットの一例を示す水
平断面図である。
【００１１】図１に示すように、このエンジンユニット
１の前部にエンジン２が搭載される。このエンジン２
は、主にクランクケース３、シリンダ４およびシリンダ
ヘッド５から構成される。なお、シリンダ４は、例えば
略水平に配置されている。
１の前部にエンジン２が搭載される。このエンジン２
は、主にクランクケース３、シリンダ４およびシリンダ
ヘッド５から構成される。なお、シリンダ４は、例えば
略水平に配置されている。
【００１２】クランクケース３内にはクランクシャフト
６が車両の進行方向に対して直角に配置され、一対のベ
アリング７によりクランクケース３内に支持される。ク
ランクシャフト６は左右に二分割されたもので、クラン
クピン８により接続され、一体化される。
６が車両の進行方向に対して直角に配置され、一対のベ
アリング７によりクランクケース３内に支持される。ク
ランクシャフト６は左右に二分割されたもので、クラン
クピン８により接続され、一体化される。
【００１３】図２は、クランクシャフト６およびその周
辺機器の拡大断面図である。図１および図２に示すよう
に、クランクピン８には、ベアリング９を介してコンロ
ッド１０の大端部１０ａが連結される。また、コンロッ
ド１０の小端部１０ｂは、ピストンピン１１を介してピ
ストン１２が連結される。そして、このピストン１２が
シリンダ４内を往復し、この往復ストロークがコンロッ
ド１０を介してクランクシャフト６に伝達され、クラン
クシャフト６を回転運動させる。
辺機器の拡大断面図である。図１および図２に示すよう
に、クランクピン８には、ベアリング９を介してコンロ
ッド１０の大端部１０ａが連結される。また、コンロッ
ド１０の小端部１０ｂは、ピストンピン１１を介してピ
ストン１２が連結される。そして、このピストン１２が
シリンダ４内を往復し、この往復ストロークがコンロッ
ド１０を介してクランクシャフト６に伝達され、クラン
クシャフト６を回転運動させる。
【００１４】クランクシャフト６上、図におけるクラン
クピン８の左側寄りにはスタータクラッチ１３が設けら
れる。このスタータクラッチ１３にはスタータギヤ１４
が設けられ、このスタータギヤ１４は、図示しないアイ
ドルギヤを介して図示しないスタータモータのドライブ
ギヤに連結される。スタータクラッチ１３は、エンジン
２始動時にスタータモータの動力をクランクシャフト６
に伝達をする機能を持ち、エンジン２始動後には、自動
的に断絶されるようになっている。
クピン８の左側寄りにはスタータクラッチ１３が設けら
れる。このスタータクラッチ１３にはスタータギヤ１４
が設けられ、このスタータギヤ１４は、図示しないアイ
ドルギヤを介して図示しないスタータモータのドライブ
ギヤに連結される。スタータクラッチ１３は、エンジン
２始動時にスタータモータの動力をクランクシャフト６
に伝達をする機能を持ち、エンジン２始動後には、自動
的に断絶されるようになっている。
【００１５】図１に示すように、クランクシャフト６の
図における左端部側には、Ｖベルト式自動変速装置１５
のドライブプーリ１６が取り付けられており、Ｖベルト
１７を介してドリブンプーリ１８にエンジン２の回転力
を伝達する。ドリブンプーリ１８は、エンジンユニット
１の後方部に設けられたドリブンシャフト１９に回転自
在に支持されており、ドリブンプーリ１８に伝達された
エンジン２の回転力は遠心クラッチ機構２０を介してド
リブンシャフト１９に伝達される。このドリブンシャフ
ト１９は、減速歯車機構であり動力伝達装置でもあるミ
ッション機構２１を通じてリヤアクスル２２に連結さ
れ、このミッション機構２１を介して後輪２３にエンジ
ン２の回転が伝えられるようになっている。
図における左端部側には、Ｖベルト式自動変速装置１５
のドライブプーリ１６が取り付けられており、Ｖベルト
１７を介してドリブンプーリ１８にエンジン２の回転力
を伝達する。ドリブンプーリ１８は、エンジンユニット
１の後方部に設けられたドリブンシャフト１９に回転自
在に支持されており、ドリブンプーリ１８に伝達された
エンジン２の回転力は遠心クラッチ機構２０を介してド
リブンシャフト１９に伝達される。このドリブンシャフ
ト１９は、減速歯車機構であり動力伝達装置でもあるミ
ッション機構２１を通じてリヤアクスル２２に連結さ
れ、このミッション機構２１を介して後輪２３にエンジ
ン２の回転が伝えられるようになっている。
【００１６】一方、クランクシャフト６の図における右
端部側には充電装置の一部を構成するオルタネータ２４
およびエンジン冷却装置の一部を構成する冷却ファン２
５が設けられる。オルタネータ２４は、フライホイール
マグネト２４ａとステータ２４ｂとから構成され、クラ
ンクシャフト６に固着されたステータ２４ｂが回転する
ことにより発電し、車体各部に送電している。
端部側には充電装置の一部を構成するオルタネータ２４
およびエンジン冷却装置の一部を構成する冷却ファン２
５が設けられる。オルタネータ２４は、フライホイール
マグネト２４ａとステータ２４ｂとから構成され、クラ
ンクシャフト６に固着されたステータ２４ｂが回転する
ことにより発電し、車体各部に送電している。
【００１７】また、エンジン２のシリンダ４および冷却
ファン２５はカウリング２６によって覆われている。エ
ンジン２は、クランクシャフト６に接続された冷却ファ
ン２５を回転させることにより外気をカウリング２６内
に導入してシリンダ４回りを冷却する。
ファン２５はカウリング２６によって覆われている。エ
ンジン２は、クランクシャフト６に接続された冷却ファ
ン２５を回転させることにより外気をカウリング２６内
に導入してシリンダ４回りを冷却する。
【００１８】ところで、シリンダヘッド５内には動弁装
置２７が設けられる。一方、クランクシャフト６を支持
するベアリング７とオルタネータ２４との間のクランク
シャフト６上にはチェーンドライブスプロケット２８が
設けられる。動弁装置２７の一部を構成するカムシャフ
ト２９の一端にはカムスプロケット３０が設けられ、こ
のカムスプロケット３０はタイミングチェーン３１によ
ってチェーンドライブスプロケット２８と連結される。
そして、クランクシャフト６の回転がタイミングチェー
ン３１を介してカムシャフト２９に伝達されることによ
り、動弁装置２７が作動される。
置２７が設けられる。一方、クランクシャフト６を支持
するベアリング７とオルタネータ２４との間のクランク
シャフト６上にはチェーンドライブスプロケット２８が
設けられる。動弁装置２７の一部を構成するカムシャフ
ト２９の一端にはカムスプロケット３０が設けられ、こ
のカムスプロケット３０はタイミングチェーン３１によ
ってチェーンドライブスプロケット２８と連結される。
そして、クランクシャフト６の回転がタイミングチェー
ン３１を介してカムシャフト２９に伝達されることによ
り、動弁装置２７が作動される。
【００１９】図３は、チェーンドライブスプロケット２
８付近を拡大した断面図である。図２および図３に示す
ように、チェーンドライブスプロケット２８の図におけ
る右隣には補機駆動用ギヤ３２が隣接して設けられる。
この補機駆動用ギヤ３２のチェーンドライブスプロケッ
ト２８側の側面にはガイドボス３３が一体もしくは一体
的に形成される。このガイドボス３３は、チェーンドラ
イブスプロケット２８の外周縁２８ａに向かって下降す
る傾斜面３３ａを備える。
８付近を拡大した断面図である。図２および図３に示す
ように、チェーンドライブスプロケット２８の図におけ
る右隣には補機駆動用ギヤ３２が隣接して設けられる。
この補機駆動用ギヤ３２のチェーンドライブスプロケッ
ト２８側の側面にはガイドボス３３が一体もしくは一体
的に形成される。このガイドボス３３は、チェーンドラ
イブスプロケット２８の外周縁２８ａに向かって下降す
る傾斜面３３ａを備える。
【００２０】次に、本実施例の作用について説明する。
【００２１】チェーンドライブスプロケット２８に隣接
して設けられた補機駆動用ギヤ３２のチェーンドライブ
スプロケット２８側の側面に、チェーンドライブスプロ
ケット２８の外周縁２８ａに向かって下降する傾斜面３
３ａを備えたガイドボス３３を形成したことにより、図
３および図４に示すように、タイミングチェーン３１を
装架するときはタイミングチェーン３１が傾斜面３３ａ
を滑り降り、容易にチェーンドライブスプロケット２８
に装架できる。
して設けられた補機駆動用ギヤ３２のチェーンドライブ
スプロケット２８側の側面に、チェーンドライブスプロ
ケット２８の外周縁２８ａに向かって下降する傾斜面３
３ａを備えたガイドボス３３を形成したことにより、図
３および図４に示すように、タイミングチェーン３１を
装架するときはタイミングチェーン３１が傾斜面３３ａ
を滑り降り、容易にチェーンドライブスプロケット２８
に装架できる。
【００２２】また、一旦タイミングチェーン３１がチェ
ーンドライブスプロケット２８に装架された後は、タイ
ミングチェーン３１はガイドボス３３によりチェーンド
ライブスプロケット２８と、このスプロケットに隣接す
る補機駆動用ギヤ３２との間に落ち込むことがない。
ーンドライブスプロケット２８に装架された後は、タイ
ミングチェーン３１はガイドボス３３によりチェーンド
ライブスプロケット２８と、このスプロケットに隣接す
る補機駆動用ギヤ３２との間に落ち込むことがない。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジンのタイミングチェーン装架装置によれば、クランク
シャフト上に設けられたチェーンドライブスプロケット
からタイミングチェーンを介して動弁装置を駆動するエ
ンジンにおいて、上記チェーンドライブスプロケットに
隣接してガイドボスを設け、このガイドボスは上記チェ
ーンドライブスプロケットの外周縁に向かって下降する
傾斜面を備え、また、上記クランクシャフト上には補機
駆動用ギヤが上記チェーンドライブスプロケットに隣接
して設けられ、上記補機駆動用ギヤの上記チェーンドラ
イブスプロケット側の側面に上記ガイドボスを一体もし
くは一体的に形成したため、タイミングチェーンの組付
け作業性を向上させることができる。
ジンのタイミングチェーン装架装置によれば、クランク
シャフト上に設けられたチェーンドライブスプロケット
からタイミングチェーンを介して動弁装置を駆動するエ
ンジンにおいて、上記チェーンドライブスプロケットに
隣接してガイドボスを設け、このガイドボスは上記チェ
ーンドライブスプロケットの外周縁に向かって下降する
傾斜面を備え、また、上記クランクシャフト上には補機
駆動用ギヤが上記チェーンドライブスプロケットに隣接
して設けられ、上記補機駆動用ギヤの上記チェーンドラ
イブスプロケット側の側面に上記ガイドボスを一体もし
くは一体的に形成したため、タイミングチェーンの組付
け作業性を向上させることができる。
【図１】本発明に係るエンジンのタイミングチェーン装
架装置の一実施例を示すスクータ型車両用４サイクル単
気筒エンジンユニットの水平断面図。
架装置の一実施例を示すスクータ型車両用４サイクル単
気筒エンジンユニットの水平断面図。
【図２】クランクシャフトおよびその周辺機器の拡大断
面図。
面図。
【図３】チェーンドライブスプロケット付近を拡大した
断面図。
断面図。
【図４】図３のＩＶ−ＩＶ線に沿う断面図。
【図５】従来のチェーンドライブスプロケット付近を拡
大した断面図。
大した断面図。
【図６】図５のＶＩ−ＶＩ線に沿う断面図。
１ エンジンユニット ２ エンジン ５ シリンダヘッド ６ クランクシャフト ２７ 動弁装置 ２８ チェーンドライブスプロケット ２８ａ チェーンドライブスプロケットの外周縁 ３１ タイミングチェーン ３２ 補機駆動用ギヤ ３３ ガイドボス ３３ａ ガイドボスの傾斜面
Claims (2)
- 【請求項１】 クランクシャフト上に設けられたチェー
ンドライブスプロケットからタイミングチェーンを介し
て動弁装置を駆動するエンジンにおいて、上記チェーン
ドライブスプロケットに隣接してガイドボスを設け、こ
のガイドボスは上記チェーンドライブスプロケットの外
周縁に向かって下降する傾斜面を備えたことを特徴とす
るエンジンのタイミングチェーン装架装置。 - 【請求項２】 上記クランクシャフト上には補機駆動用
ギヤが上記チェーンドライブスプロケットに隣接して設
けられ、上記補機駆動用ギヤの上記チェーンドライブス
プロケット側の側面に上記ガイドボスを一体もしくは一
体的に形成した請求項１記載のエンジンのタイミングチ
ェーン装架装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06199834A JP3092457B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | エンジンのタイミングチェーン装架装置 |
| TW84104311A TW274066B (ja) | 1994-08-24 | 1995-05-01 | |
| ES95107175T ES2109751T3 (es) | 1994-08-24 | 1995-05-11 | Dispositivo para el montaje de una cadena de distribucion en un motor. |
| EP19950107175 EP0699849B1 (en) | 1994-08-24 | 1995-05-11 | Timing chain mounting device for engine |
| DE1995601194 DE69501194T2 (de) | 1994-08-24 | 1995-05-11 | Vorrichtung zur Montage einer Steuerkette einer Brennkraftmaschine |
| CN 95105615 CN1120137A (zh) | 1994-08-24 | 1995-05-15 | 发动机的正时链安装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06199834A JP3092457B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | エンジンのタイミングチェーン装架装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861081A true JPH0861081A (ja) | 1996-03-05 |
| JP3092457B2 JP3092457B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=16414422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06199834A Expired - Fee Related JP3092457B2 (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | エンジンのタイミングチェーン装架装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0699849B1 (ja) |
| JP (1) | JP3092457B2 (ja) |
| CN (1) | CN1120137A (ja) |
| DE (1) | DE69501194T2 (ja) |
| ES (1) | ES2109751T3 (ja) |
| TW (1) | TW274066B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6264434B1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-01-24 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
| JP6299849B1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-03-28 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
| WO2018096842A1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | マツダ株式会社 | タイミングチェーンシステムのオイル供給構造 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN1118615C (zh) * | 1996-10-18 | 2003-08-20 | 姜牧 | 磨损自动补偿链条 |
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