JPH0859754A - 耐衝撃性の発泡性樹脂粒子の製造方法 - Google Patents

耐衝撃性の発泡性樹脂粒子の製造方法

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JPH0859754A
JPH0859754A JP6217972A JP21797294A JPH0859754A JP H0859754 A JPH0859754 A JP H0859754A JP 6217972 A JP6217972 A JP 6217972A JP 21797294 A JP21797294 A JP 21797294A JP H0859754 A JPH0859754 A JP H0859754A
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JP
Japan
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vinyl acetate
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melt flow
weight
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JP6217972A
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Ikuo Morioka
郁雄 森岡
Mutsuhiko Shimada
睦彦 嶋田
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0859754A publication Critical patent/JPH0859754A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J9/00Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
    • C08J9/16Making expandable particles
    • C08J9/18Making expandable particles by impregnating polymer particles with the blowing agent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2351/00Characterised by the use of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers
    • C08J2351/06Characterised by the use of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers grafted on to homopolymers or copolymers of aliphatic hydrocarbons containing only one carbon-to-carbon double bond

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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝撃によって破壊され難く、しかも寸法安定
性のよい発泡体を与える発泡性樹脂粒子で、さらに発泡
剤の保留性がよくて高倍率に発泡させることができるよ
うな発泡性樹脂粒子を提供しようとする。 【構成】 酢酸ビニル含有量が2〜10重量%、密度が
23℃で0.915〜0.935g/cm3 のエチレン
・酢酸ビニル共重合体で、メルトフローレートが0.1
〜5g/10分で、メルトフローレートの測定時の膨張
割合が1.20〜1.50の共重合体を選んで用い、こ
の共重合体100重量部にスチレン単量体30〜500
重量部をグラフト重合させて得られた樹脂粒子に発泡剤
を含ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、耐衝撃性の発泡性樹
脂粒子の製造方法に関するものである。更に詳しく云う
と、この発明は、衝撃によって破壊されにくい発泡成形
体を与えるような発泡性粒子の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】オレフィン系樹脂粒子にスチレン系単量
体を含ませてグラフト重合を行うとともに、得られたグ
ラフト重合体粒子に発泡剤を含ませて発泡性樹脂粒子を
製造することは、既に知られている。それは特公昭51
−46138号、特公昭53−11993号、特公昭5
9−3487号、特公昭63−28443号公報などに
記載されている。それらの公報の中には、そこで使用す
るオレフィン系樹脂について予め架橋されたものを用い
ることとしたものや、特定のメルトインデックス及び軟
化温度を持った低密度ポリエチレンを選んで用いること
を教えたものもあるが、多くはエチレンの単独重合体及
び共重合体が広く使用できると記載している。
【0003】詳述すれば、特公昭51−46138号公
報は、スチレン系単量体をグラフト重合させる際に、幹
となるオレフィン系樹脂として、メルトインデックス値
が0.3〜10g/10分で、密度が0.93g/cm
3 以下で、軟化温度が85℃以下のポリエチレン粒子を
用いることを教え、このようなポリエチレンを用いると
成形性のすぐれた発泡性粒子を得ることができ、これを
発泡成形すると剛性に富んだ発泡体が得られる、と説明
している。
【0004】また、特公昭53−11993号及び特公
昭59−3487号公報は、スチレン系単量体をグラフ
ト重合させる際に、幹となる樹脂としてポリエチレン一
般が使用できると記載し、高密度ポリエチレンも低密度
ポリエチレンも何れも使用できるが、密度が0.91〜
0.94g/cm3 でメルトインデックスが0.5〜2
0g/10分の低密度ポリエチレンを架橋して使用する
ことが好ましいと記載している。また、この公報は、こ
うして得たグラフト重合体を発泡性粒子にすると、得ら
れた発泡体の弾性と緩衝性とが改良されると記載してい
る。
【0005】特公昭63−28443号公報は、スチレ
ン系単量体をグラフト重合させる樹脂として、ポリオレ
フィン系重合体を使用すべきことを教え、使用できるポ
リオレフィン系重合体の例として酢酸ビニル含有量が1
0%、密度が0.93g/cm3 、メルトインデックス
が1.5g/10分、ビカット軟化点が73℃のエチレ
ン・酢酸ビニル共重合体を挙げている。この公報は、こ
うして得たグラフト重合体を予め架橋してこれを発泡性
粒子にすると、得られた発泡体が均一微細に発泡するこ
ととなり、得られた発泡体は収縮が少なく剛性が増し、
カット性が良好になる、と記載している。
【0006】このように、発泡性粒子を作るための樹脂
として、オレフィン系樹脂にスチレン系単量体をグラフ
ト重合させたものを用いることは知られていたが、幹と
なるオレフィン系樹脂については、低密度ポリエチレン
を選ぶべきこと、架橋して用いること、メルトインデッ
クス値及び溶融温度が或る範囲内にあるものを選ぶべき
ことが、これまで提案されたに過ぎなかった。
【0007】オレフィン系樹脂にスチレン系単量体をグ
ラフト重合させ、得られたグラフト重合体に発泡剤を含
ませて得られたグラフト重合体製の発泡性粒子は、スチ
レン系単量体だけを重合させて得られたスチレン系樹脂
製の発泡性粒子に比べると、これを発泡させることによ
り弾性と緩衝性とに富んだ発泡体が得られる。しかし、
グラフト重合体から得られた発泡体は、まだ耐衝撃性が
充分とは云えなかった。耐衝撃性を向上させる目的でオ
レフィン系樹脂の使用割合を増すと、得られるグラフト
重合体製の発泡性粒子は、スチレン系樹脂製の発泡性粒
子に比べると、発泡剤が逸散し易く、従って加熱したと
き低い発泡倍率に終わり、得られた発泡体の収縮が大き
く、従って良質の発泡体を得ることができなかった。そ
こでグラフト重合体製の発泡性粒子では、発泡剤の保留
性、加熱発泡性、発泡体の寸法安定性を大きく低下させ
ないで、耐衝撃性をさらに改善する必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、樹脂
発泡体の用途が拡大し、自動車のバンパー用芯材や、反
覆使用する輸送用容器を作るのに樹脂発泡体を使用しよ
うとの試みがなされるに至った。その結果、発泡体とし
て一層衝撃によって破壊されにくいものが求められるよ
うになり、従って耐衝撃性の向上が要求されるに至っ
た。この発明は、このうよな要求に応じようとしてなさ
れたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明者は、オレフィ
ン系樹脂の中から色々なものを選んで、これにスチレン
系単量体をグラフト重合させ、得られたグラフト重合体
を発泡性粒子にして、さらにその発泡成形性と得られた
発泡体の性質、とくに耐衝撃性とを検討した。その結
果、オレフィン系樹脂として酢酸ビニル含有量が2〜1
0重量%で密度が23℃で0.915〜0.935g/
cm3 のエチレン・酢酸ビニル共重合体の中から、メル
トフローレートが0.1〜5g/10分のものを選び、
しかもメルトフローレートの測定時に特定範囲内の膨張
割合(Swelling ratio)(以下、SRと略称する)を示す
共重合体を選択して用いると、あとはこれまで行われて
来たようにスチレン系単量体をグラフト重合させ、得ら
れたグラフト重合体に発泡剤を含ませるだけで、上述の
要求を満たす発泡性粒子の得られることを見出した。こ
の発明はこのような知見に基づいて完成されたものであ
る。
【0010】この発明は、オレフィン系樹脂粒子にスチ
レン系単量体をグラフト重合させるとともに、得られた
グラフト重合体粒子に発泡剤を含ませて、発泡性樹脂粒
子を製造する方法において、オレフィン系樹脂として高
圧ラジカル重合法によって得られ酢酸ビニル含有量が2
〜10重量%のエチレン・酢酸ビニル共重合体で、密度
が0.915〜0.935g/cm3 、メルトフローレ
ートが0.1〜5g/10分、メルトフローレートの測
定時の膨張割合、すなわち内径Bmmのオリフィスから
押し出された樹脂ストランドの外径をAmmとしたとき
のA/Bの値が、1.20〜1.50の範囲内にある共
重合体を選んで用い、上記共重合体の粒子100重量部
に対しスチレン系単量体30〜500重量部をグラフト
重合させ、得られたグラフト重合体粒子に発泡剤を含ま
せることを特徴とする、耐衝撃性の発泡性樹脂粒子の製
造方法を要旨とするものである。
【0011】この発明は、スチレン系単量体をグラフト
重合させるにあたって幹となる樹脂として高圧法によっ
て得られ、酢酸ビニル含有量が2〜10重量%のエチレ
ン・酢酸ビニル共重合体で、密度が0.915〜0.9
35g/cm3 のものの中から、メルトフローレートが
0.1〜5g/10分のものを選ぶだけでなく、さらに
メルトフローレートの測定時における膨張割合、すなわ
ちSRが1.20〜1.50の範囲内のものを選んで用
いることを最大の特徴としている。
【0012】酢酸ビニル含有量が2〜10重量%の範囲
内にあるエチレン・酢酸ビニル共重合体で、密度が0.
915〜0.935g/cm3 の範囲内にあり、メルト
フローレートが0.1〜5g/10分の共重合体を幹と
してこれにスチレン系単量体をグラフト重合させ、得ら
れたグラフト重合体を発泡性粒子として使用した例は、
特公昭63−28443号公報に記載されている。そこ
では、この発泡性粒子を発泡させて得られた発泡体が、
均一微細に発泡しており、剛性がかなり向上していたと
記載するだけで、耐衝撃性については全く記載していな
い。また、そこではメルトインデックスすなわちメルト
フローレートが変化すると、発泡体がどのように変わる
かについても全く記載していない。
【0013】上述のエチレン・酢酸ビニル共重合体は、
いわゆる高圧ラジカル重合法によって製造されるもので
あり、通常、槽型あるいはチューブラー型反応器を用い
て1000〜3000kg/cm2 の高圧下に、130
〜270℃の重合温度で製造されたものである。この共
重合体は、広い範囲にわたって変化するメルトフローレ
ートを持っている。この発明者は、そのような共重合体
について検討した結果、メルトフローレートが0.1g
/10分未満の共重合体は、これにスチレンをグラフト
重合させて発泡性粒子を得ることが困難であり、逆にメ
ルトフローレートが5g/10分を超える共重合体は、
これにスチレンをグラフト重合させて発泡性粒子とし、
さらに発泡させると、発泡体の耐衝撃性が劣ったものと
なることを確認した。そこで、この発明ではメルトフロ
ーレートを0.1g〜5g/10分の範囲内に限定する
こととした。
【0014】メルトフローレートの測定は、JIS K
7210に規定されている方法に準拠し、温度190
℃、荷重2.16kgの下で行うこととする。SRすな
わち膨張割合は、メルトフローレートの測定時に用いら
れるオリフィスの内径をBmmとし、このオリフィスか
ら排出される樹脂ストランドの外径をAmmとすると、 SR=A÷B の計算式によって、膨張割合が定められる。序に云えば
この発明では、共重合体中の酢酸ビニルの含有量は、J
IS K6730に規定された方法によって定めること
とした。
【0015】この発明者は、上述のエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体について、メルトフローレートとともにメル
トフローレートの測定時に上記SRの値を測定した。そ
の結果、SRの値は通常1.1〜2.0の範囲内で変化
するものであるが、そのうちSRの値が1.20未満の
ものでは、生産性の大幅な低下を免れる事はできず、コ
ストアップの原因となり、逆にSRが1.50を越える
と、これを発泡体にしたとき発泡体の耐衝撃性が劣るこ
とを確認した。そこで、この発明ではエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体のSR値を1.20〜1.50の範囲内に
限定することとした。
【0016】こうして、この発明では高圧ラジカル重合
法によって作られ、酢酸ビニル含有量が2〜10重量%
のエチレン・酢酸ビニル共重合体で、密度が0.915
〜0.935g/cm3 の共重合体の中から、メルトフ
ローレートが0.1〜5g/10分で、しかもSRが
1.20〜1.50の範囲内にある共重合体を選んで用
いることとし、それ以外はこれを従来どおり造粒して粒
子状にして、これを発泡性粒子にすることとした。この
とき、共重合体にけい酸カルシウムのような核剤を加え
たり、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アミド、
オレイン酸アミドのような滑剤、更にBHTのような酸
化防止剤を加えることができる。
【0017】この発明では、こうして得た共重合体粒子
にスチレン系単量体をグラフト重合させる。それには、
撹拌機付きの耐圧容器に水を入れ、これに懸濁剤、乳化
剤を加え、この中に共重合体粒子を入れて撹拌し、共重
合体粒子を水中に懸濁させる。懸濁剤としては例えばピ
ロ燐酸マグネシウムを用い、乳化剤としては例えばドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダを用いる。
【0018】別にグラフト重合させるためのスチレン系
単量体を用意する。単量体には重合開始剤とともに架橋
剤を加えて、これを上述の加圧容器に加える。スチレン
系単量体としてスチレンを用いた場合には、重合開始剤
として例えばベンゾイルパーオキサイドと、t−ブチル
パーオキシベンゾエートとを併用し、架橋剤としてジク
ミルパーオキサイドを用いる。スチレン系単量体を上述
の加圧容器に加えたあとは、これを60〜100℃の温
度に加熱し、撹拌しながら数時間この温度に維持してグ
ラフト重合させる。
【0019】グラフト重合させるときの共重合体粒子と
スチレン系単量体との割合は、従来法と変わりなく、共
重合体粒子100重量部に対しスチレン系単量体を30
〜500重量部の割合とする。加温の温度も重合時間も
従来方法と変わりがない。グラフト重合の末期には、重
合を完結させかつオレフィン系樹脂の架橋のためにとく
に100〜150℃に昇温して暫く撹拌を続ける。こう
して重合を完結させたあとで、加圧容器を冷却してグラ
フト重合体粒子を取り出す。
【0020】スチレン系単量体としては、スチレンのほ
かαーメチルスチレン、ジビニルベンゼン等を用いるこ
とができる。
【0021】上述のグラフト重合体粒子に発泡剤を含ま
せるには、重合体粒子を耐圧容器に入れ、必要に応じて
水又は少量の溶剤を加え、容器を閉じて耐圧容器内に発
泡剤を圧入し、加温して40〜150℃の温度に2〜1
2時間維持する。この間に発泡剤が重合体粒子中に含ま
れる。その後、容器を解放し、容器から重合体粒子を取
り出すと、これが発泡性粒子となっている。
【0022】発泡剤としては色々なものを使用すること
ができる。この分野で発泡剤として知られているもの
は、大抵使用することができる。例えば、二酸化炭素、
窒素などの無機ガス、プロパン、ブタン、n−ペンタ
ン、i−ペンタンなどの脂肪族炭化水素、シクロペンタ
ン、シクロヘキサンなどの環式脂肪族炭化水素、メチル
クロライド、トリクロロモノフルオロメタンなどのハロ
ゲン化炭化水素を用いることができる。これらの発泡剤
は、単独で又は2種以上のものを混合して用いることも
できる。これらの発泡剤は、グラフト重合体に対して3
〜30重量%の割合で含まれたものが発泡性粒子として
使用される。
【0023】得られた発泡性粒子は、これに水蒸気を接
触させて発泡した粒子とする。この発泡した粒子は、通
常24時間位保存して熟成させる。その後発泡粒子を金
型内に充填し、金型内に加圧水蒸気を吹き込んで、粒子
を加熱し発泡させるとともに互いに融着させて発泡成形
体とする。その後、金型を冷却してから発泡体を金型か
ら取り出す。
【0024】発泡体は、これが金型通りの形に成形され
ているかどうか、また均一微細に発泡しているかどう
か、さらにまた発泡した粒子同士の融着が充分に行われ
ているかどうかを調べて、発泡性粒子としての良否が検
討される。この発明では、これらの点を満足した上で、
さらに耐衝撃性が改良されているかどうかが問題とされ
る。その耐衝撃性は発泡体の上に鋼球を落下させて、発
泡体が破壊されるかどうかで判定することとした。具体
的には、発泡体から20×40×200mmの試験片を
切り出し、これを150mmの間隔を置いて設けた2つ
の支点の間に乗せ、その上から321gの鋼球を落下さ
せ、試験片の50%が破壊されるに至る鋼球の落下高さ
を定め、この高さを落球値として表示して、この値の大
きさで耐衝撃性を表すこととした。
【0025】
【発明の効果】この発明によると、オレフィン系樹脂と
して高圧ラジカル重合法によって得られ、酢酸ビニル含
有量が2〜10重量%のエチレン・酢酸ビニル共重合体
で、密度が0.915〜0.935g/cm3 、メルト
フローレートが0.1〜5g/10分で、SRすなわち
メルトフローレートの測定時の膨張割合が、1.20〜
1.50の範囲内にある共重合体を選び、この粒子10
0重量部に対しスチレン系単量体を30〜500重量部
グラフト重合させて得られたものを用いるので、これに
発泡剤を含ませて発泡性粒子とすることが容易である。
また、こうして得られた発泡性粒子は、発泡剤の保留性
がよくて暫く放置しても発泡性を失わない。また、この
発泡性粒子を従来法に従って水蒸気に接触させて加熱す
ると、粒子は容易に均一に発泡して、発泡した粒子とな
る。この発泡粒子を暫く熟成させたのち、これを金型に
入れて金型内に過熱水蒸気を吹き込み、粒子を加熱する
と粒子はさらに発泡し、金型内で互いによく融着して金
型通りの発泡成形体を得ることができる。この発泡成形
体は均一微細に発泡しており、良質のものである。その
上に、発泡成形体は耐衝撃性が改善されていて、発泡体
の落球値を測定すると、落球値は少なくとも60cm、
大部分70cm以上の高い値を示す。従来の発泡性粒子
から得られた発泡体は、良好なもので落球値が50cm
台であったのに比べると、格段にすぐれている。
【0026】
【実施例】以下に実施例と比較例とを挙げて、この発明
方法のすぐれている所以を具体的に明らかにする。
【0027】
【実施例1】
【ポリエチレン系樹脂粒子の製造】槽型反応器を用い、
高圧ラジカル重合して得られた密度0.929g/cm
3、メルトフローレートが0.3g/10分、SRが
1.28、酢酸ビニル含有量が5.5重量%のエチレン
・酢酸ビニル共重合体を用い、この共重合体100重量
部にけい酸カルシウム0.3重量部とステアリン酸カル
シウム0.1重量部、更にステアリン酸アミド0.06
重量部、BHT0.04重量部を加えて、均一に混練し
た後造粒し、ペレット状のポリエチレン系樹脂粒子を得
た。
【0028】
【グラフト重合体の製造】内容積100リットルの攪拌
機付き耐圧容器に、前記ペレット状のポリエチレン系樹
脂粒子40重量部、水120重量部、ピロリン酸マグネ
シウム0.45重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ0.02重量部を添加し、攪拌しながら85℃まで
昇温した。
【0029】別に重合用触媒としてベンゾイルパーオキ
サイド0.3重量部、およびt−ブチルパーオキシベン
ゾエート0.02重量部、架橋剤としてジクミルパーオ
キサイド0.8重量部を60重量部のスチレン単量体に
溶解させて溶液とし、これを前記水性媒質中に加えてポ
リエチレン系樹脂粒子に吸収させながら4時間維持して
重合を行った。
【0030】その後、140℃に昇温して3時間保持し
た後、冷却してグラフト重合体粒子を取り出した。尚、
得られたグラフト重合体を沸騰トルエン中に24時間浸
漬抽出したのち、200メッシュの金網で濾過した不溶
分(ゲル)の重量を測定してゲル分率を求めた。ゲル分
率は23.8%であった。
【0031】
【発泡剤の含浸および発泡成形】内容積50リットルの
耐圧で密閉可能なV型ブレンダーに上記グラフト重合体
粒子100重量部、エチルベンゼン1.0重量部を加
え、密閉してから回転させ、ブタン14重量部を圧入し
た。そして、60℃に昇温して4時間維持した後、冷却
して発泡性のグラフト重合体粒子を取り出した。この粒
子の発泡能力を知るために、発泡槽(0.4m3 )で圧
力0.2kg/cm3 の水蒸気を吹き込んで加熱し、得
られる予備発泡粒子の最高発泡倍率(嵩倍数)を測定し
たところ64倍であり、優れた発泡能力を有していた。
【0032】取り出した発泡性粒子は直ちに水蒸気で嵩
倍数20倍に予備発泡し、その後室温で24時間保存し
た。そして、この予備発泡粒子を400×300×10
0mmの成形機の金型内に充填し、0.8kg/cm2
の圧力の水蒸気を60秒間注入して加熱した。その後5
分間冷却してから発泡成形体を取り出した。発泡成形体
の気泡状態を電子顕微鏡で観察してみると、平均気泡数
は40(個/mm2 )であり、均一微細であった。ま
た、発泡成形体の中では発泡した粒子が互いによく融着
し合っていて、金型に対して僅か8/1000の収縮率
を示し、収縮の小さい良質のものであった。
【0033】
【発泡成形体の耐衝撃性評価】得られた発泡成形体から
20×40×200mmの試験用試料を切り出した。そ
て150mm間隔にある2つの支点間に試験用試料を乗
せ、その上から321gの鋼球を落下させ、試験用試料
の50%が破壊する高さを測定して落球値(cm)とし
た。落球値は78.5(cm)であり、耐衝撃性に優れ
ていた。
【0034】
【実施例2】実施例1において、槽型反応器を用いて高
圧ラジカル重合して得られた密度0.929g/c
3 、メルトフローレートが0.2g/10分、SRが
1.34、酢酸ビニル含量が5.5重量%であるエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体を使用した以外は実施例1と全
く同様の操作を行った。得られた発泡成形体は、実施例
1と同様に良質のものであって、落球値は72.5(c
m)であり、耐衝撃性に優れていた。
【0035】
【実施例3】実施例1において、槽型反応器を用いてラ
ジカル重合して得られた密度0.931g/cm3 、メ
ルトフローレートが1.0g/10分、SRが1.2
4、酢酸ビニル含量が7.5重量%であるエチレン−酢
酸ビニル共重合体を使用した以外は実施例1と全く同様
の操作を行った。得られた発泡成形体は実施例1と同様
に良質のものであって、落球値は75.5(cm)であ
り、耐衝撃性に優れていた。
【0036】
【実施例4】実施例1において、チューブラー型反応器
を用いて高圧ラジカル重合して得られた密度0.928
g/cm3 、メルトフローレートが0.5g/10分、
SRが1.37、酢酸ビニル含量が4.8重量%である
エチレン−酢酸ビニル共重合体を使用した以外は実施例
1と全く同様の操作を行った。得られた発泡成形体は実
施例1と同様に良質のものであって、落球値は63.5
(cm)であり、実施例1ないし3に比べると多少耐衝
撃性に劣るが、しかし従来のものよりも優れていた。
【0037】
【比較例1】実施例1において、槽型反応器を用いて高
圧ラジカル重合して得られた密度0.928g/c
3 、メルトフローレートが0.2g/10分、SRが
1.55、酢酸ビニル含量が4.9重量%であるエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体を使用した以外は実施例1と全
く同様の操作を行った。得られた発泡成形体の落球値は
54.5(cm)であり、実施例に比べて耐衝撃性に劣
っていた。この実験より、SRが1.50を超えると耐
衝撃性に優れた発泡成形体は得られないことが判った。
【0038】
【比較例2】実施例1において、槽型反応器を用いて高
圧ラジカル重合して得られた密度0.929g/c
3 、メルトフローレートが7.0g/10分、SRが
1.30、酢酸ビニル含量が6.0重量%であるエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体を使用した以外は実施例1と全
く同様の操作を行った。得られた発泡成形体の落球値は
43.5(cm)であり、実施例に比べて耐衝撃性に劣
っていた。この実験より、メルトフローレートが5g/
10分を超えると耐衝撃性に優れた発泡成形体は得られ
ないことが判った。
【0039】
【比較例3】実施例1において、槽型反応器を用いて高
圧ラジカル重合して得られた密度0.929g/c
3 、メルトフローレートが0.05g/10分、SR
が1.33、酢酸ビニル含量が5.8重量%であるエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を使用した以外は実施例1と
全く同様の操作を行った。しかし、取り出した発泡性の
樹脂粒子を直ちに水蒸気で予備発泡したところ、最大嵩
倍数9倍にしか発泡せず、発泡成形体は得られなかっ
た。この実験より、メルトフローレートが0.1g/1
0分未満であると発泡度は低くなり、良好な発泡成形体
は得られないことが判った。
【0040】
【比較例4】実施例1において、槽型反応器を用いて高
圧ラジカル重合して得られた密度0.926g/c
3 、メルトフローレートが0.5g/10分、SRが
1.40、酢酸ビニル含量が1.0重量%であるエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体を使用した以外は実施例1と全
く同様の操作を行った。得られた発泡成形体の落球値は
51.5(cm)であり、実施例に比べて耐衝撃性に劣
っていた。この実験より、酢酸ビニル含量が2重量%未
満であると耐衝撃性に優れた発泡成形体は得られないこ
とが判った。
【0041】
【比較例5】実施例1において、槽型反応器を用いて高
圧ラジカル重合して得られた密度0.940g/c
3 、メルトフローレートが0.6g/10分、SRが
1.40、酢酸ビニル含量が15重量%であるエチレン
−酢酸ビニル共重合体を使用した以外は実施例1と全く
同様の操作を行った。しかし、得られた発泡成形体は成
形直後から激しく収縮しており、満足の出来るものでは
なかった。この実験より、酢酸ビニル含量が10重量%
を超えると大幅に耐熱性が低下し、収縮の大きい発泡成
形体しか得られないことが判った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系樹脂粒子にスチレン系単量
    体をグラフト重合させるとともに、得られたグラフト重
    合体粒子に発泡剤を含ませて発泡性樹脂粒子を製造する
    方法において、オレフィン系樹脂として高圧ラジカル重
    合法によって得られ、酢酸ビニル含有量が2〜10重量
    %のエチレン・酢酸ビニル共重合体で、密度が0.91
    5〜0.935g/cm3 、メルトフローレートが0.
    1〜5g/10分、メルトフローレートの測定時の膨張
    割合、すなわち内径Bmmのオリフィスから押し出され
    た樹脂ストランドの外径をAmmとしたときのA/Bの
    値が1.20〜1.50の範囲内にある共重合体を選ん
    で用い、上記共重合体の粒子100重量部に対しスチレ
    ン系単量体30〜500重量部をグラフト重合させ、得
    られたグラフト重合体粒子に発泡剤を含ませることを特
    徴とする、耐衝撃性の発泡性樹脂粒子の製造方法。
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