JPH0859564A - ジニトロトルエンの製造方法 - Google Patents

ジニトロトルエンの製造方法

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JPH0859564A
JPH0859564A JP7222792A JP22279295A JPH0859564A JP H0859564 A JPH0859564 A JP H0859564A JP 7222792 A JP7222792 A JP 7222792A JP 22279295 A JP22279295 A JP 22279295A JP H0859564 A JPH0859564 A JP H0859564A
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    • C07C201/08Preparation of nitro compounds by substitution of hydrogen atoms by nitro groups

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジニトロトルエンを単一段階で断熱条件下で
連続的に製造する方法を提供する。 【解決手段】 反応混合物中にある程度のモノニトロト
ルエンが存在するように、トルエンを断熱条件下でニト
ロ化酸でニトロ化する。次いで、ニトロ化反応混合物を
処理して5重量%以上の水を除去し、その後反応混合物
を酸相と有機相とに分離する。有機相から生成物ジニト
ロトルエンを回収する。酸相は、ニトロ化反応で使用さ
れた分を補給するための硝酸を加えた後、再循環させ得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルエンを断熱条
件下でニトロ化酸(nitrating acid)で
ニトロ化することにより、ジニトロトルエンを製造する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】トルエンを断熱条件下でジニトロトルエ
ン(DNT)に変換する方法は公知である(欧州特許出
願公開明細書第597,361号)。トルエンは、2当
量以上の特定組成要件を満たすニトロ化酸と断熱条件下
で反応させる。最終温度は120℃を超える。この温度
で相分離した後、酸相を再濃縮する(真空フラッシュ蒸
発)。この再濃縮には酸相の熱を使用する。再濃縮した
酸は、硝酸を補給してプロセスに再循環させる。このプ
ロセスに固有の問題は、酸中に溶解しているある程度の
量のDNTが、フラッシュ蒸発で蒸留された水と一緒に
排出されることにある。この残留DNTは水の凝縮条件
下で凝固し(該異性体混合物は約55℃で凝固する)、
熱交換器の詰まりを起こす。この問題の解決に使用でき
る方法は二つある。一つの解決方法では、複数の交替式
(staggered)熱交換器を使用し得る。これら
の交替式熱交換器は交互に操作される。交換器の一部が
詰まりを起こした場合は、これらの交換器を停止させ、
代わりの交換器を使用する。次いで、詰まりを起こした
交換器内に存在するDNTを、これらの交換器の停止中
に溶融して除去する。交換面の詰まりは冷却能力を急速
に低下させる。従って、頻繁な交換が必要である。停止
凝縮器のDNTを溶融するために余計なエネルギーも必
要とされる(加熱及び冷却)。
【0003】詰まりの問題の第二の解決方法では、熱交
換器、補助凝縮器(co−condenser)又は注
入凝縮器を使用して固体形成排出蒸気を凝縮させ得る
(R.A.バウク,H.A.ミュラー,基本的な化学的
プロセスエンジニアリングオペレーション,第5版,V
EB ライプツィヒ 1962,447頁)。この方法
では、排出蒸気を冷水ジェットスプレー内に導入し、D
NTを固体として微細分割形態で分離する。併行流(c
o−current)及び向流操作が可能である。この
処理には大量の水が必要であるため、水をループ内で循
環させ、復路分岐で冷却する。水からDNTを分離する
ために、流れの一部分をロック(lock)を介して流
出させるが、これは、ライン及びノズルに付着し易い低
融点有機成分でこれらライン及びノズルが詰まる危険を
増加させる。DNTを純粋な形態で回収するために、か
なりの量のエネルギーも必要である。なぜなら、DNT
を回収前にまず溶融しなければならないからである。
【0004】熱交換器の詰まりを解決するための遥かに
簡単でエレガントな方法は、ウルマン,工業化学事典,
第4版,17巻,392頁,化学出版社,ヴァインハイ
ム(1979)に記載のような、ジニトロトルエンの恒
温2段階製法である。この2段階製法では、最初にモノ
ニトロトルエン(MNT)異性体混合物を製造する。こ
の異性体混合物を、第二の別の製造ステップで、ジニト
ロトルエン異性体混合物に変換する。消費酸を真空下で
再濃縮した時の熱交換器の詰まりの問題は、第一段階で
製造したMNTを排出蒸気中に注入することによって解
決する(ドイツ特許出願公開明細書第3,409,71
9号)。注入したMNTはDNTの融点を低下させるた
め、排出蒸気が水の凝縮条件下でも確実に流体状を維持
する。相分離によって分離した有機相は反応に再循環さ
せる。このエレガントな解決方法は、トルエンをジニト
ロ化するための単一段階断熱プロセスでは有用ではない
(欧州特許出願公開明細書第597,361号)。なぜ
なら、単一段階プロセスでは自由に使用できるMNTが
存在しないからである。このような単一段階プロセスで
は、MNTは分離不可能な中間体なのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ジニ
トロトルエンを製造するための連続単一段階断熱製法を
提供することにある。本発明の別の目的は、熱交換器の
詰まりの問題を伴わない、ジニトロトルエンを製造する
ための単一段階製法を提供することにある。本発明の別
の目的は、コストの高い製造ステップ及び余計なエネル
ギーの使用を伴わない、ジニトロトルエンを製造するた
めの単一段階断熱製法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】当業者には明らかであろ
うこれらの目的及び他の目的は、トルエンと特定組成基
準を満たすニトロ化酸組成物とを、単一段階で、断熱条
件下で反応させ、該反応混合物中に存在する水を5重量
%以上除去し、該反応混合物を酸相とジニトロトルエン
含有有機相とに分離することにより達成される。酸相
は、ニトロ化反応で消費した分を補給するのに十分な硝
酸を加えた後で、再循環させ得る。
【0007】本発明は、トルエンのニトロ化によりジニ
トロトルエン異性体混合物を連続的に製造する方法に関
する。この方法では、トルエンを、単一段階で、連続的
に操作される反応器内で、断熱条件下でニトロ化酸と反
応させる。このニトロ化酸は、(a)(ニトロ化酸の総
重量の)約80〜約100重量%の無機物質と、(b)
(ニトロ化酸の総重量の)0〜約20重量%の有機物質
とからなり、前記無機物質(a)は、(i)((a)の
総重量の)約60〜約90重量%の硫酸と、(ii)
((a)の総重量の)約1〜約20重量%の硝酸と、
(iii)((a)の総重量の)5重量%以上の水とを
含み、前記有機物質(b)は、(i)((b)の総重量
の)70重量%以上のジニトロトルエン異性体を含み、
残りがニトロ化プロセスの副産物である。トルエン及び
ニトロ化酸は、硝酸対トルエンのモル比が1.5:1以
上、好ましくは1.8:1以上、最も好ましくは1.
9:1以上になるような量で使用する。このモル比は、
ニトロ化後に少量のモノニトロトルエンが反応混合物中
に残留するように選択する。ジニトロトルエンを含んで
いるニトロ化反応混合物中に存在する水は、(反応混合
物全体の)5重量%以上除去する。この除去は、蒸留、
好ましくはフラッシュ蒸発により、任意に熱を同時供給
しながら実施し得る。水を除去した反応混合物は、12
0℃以上の温度で反応器から継続的に流出する。この時
点で、任意に、0.6モルまで、好ましくは0.3モル
まで、最も好ましくは0.2モルまでの硝酸(50〜1
00重量%)をニトロ化反応混合物中に混入し得る。次
いで、水を除去したニトロ化反応混合物を上方生成物相
と下方酸相とに分離する。生成物相を処理して生成物ジ
ニトロトルエンを回収する。酸相は、ニトロ化反応で使
用された硝酸を補給するために硝酸(50〜100重量
%の硝酸)を加えた後で、プロセスの冒頭に再循環させ
得る。
【0008】驚いたことに、少量のMNT(反応生成物
の総重量の5重量%以上)が反応生成物中に残留するよ
うに反応を生起させると、排出蒸気の凝縮が有利に実施
され得ることが判明した。酸の再濃縮(即ち5重量%以
上の水の除去)後の有機相の分離も、ジニトロトルエン
の凝固を伴わない排出蒸気の凝縮を促進する。少量のM
NTを含む反応生成物は、反応器から流出した直後に再
濃縮する(即ち、5重量%以上の水を除去する)。存在
するMNTは、頂部で水及び少量のDNTと共に蒸留す
る。排出蒸気凝縮物中のMNT対DNTの比は、約1
0:1〜約1:5、好ましくは約5:1〜約1:5であ
る。このMNT/DNT混合物は、排出蒸気凝縮物を、
熱交換器での水の凝縮条件下で、流体として流出させ
る。驚くべき特徴として、実質的に全部のMNTが再濃
縮ステップで排出蒸気と共に蒸留されるため、蒸留底部
に残留するMNTの量が極めて少なく、DNTの収率は
僅かしか減少しない。排出蒸気と共に流出するMNT/
DNT混合物は、分離し、反応に再循環させる。このよ
うな結果は、プロセスエンジニアリングの計算では、実
際に残留した量よりかなり多い量のMNTが底部に残留
すると推定されただけに、より一層驚異的である。
【0009】再濃縮ステップ後に、任意に混合装置を併
用しながら、ニトロ化混合物を酸相と有機相とに分離す
る前に50〜100重量%硝酸の少量を反応混合物に加
えると、ニトロ化生成物はMNTを全く含まない。再濃
縮ステップの後で相分離を行う。この相分離は、欧州特
許出願公開明細書第597,361号に記載の製法で使
用される温度より大幅に低い温度で実施し得る。これ
は、安全なエンジニアリングの観点から見て有利なこと
である。また、熱負荷の減少に起因して副産物の生成量
も減少する。反応混合物中にMNTが存在してもかまわ
ないため、本発明の製法では反応器要件が公知の製法の
場合ほど厳格ではない。即ち、反応器を完全な変換が得
られるように設計する必要がない。排出蒸気を凝縮させ
るために必要なMNT残量は、反応を化学量論的量より
少ない量で実施するか、又は系の酸濃度を低下させるこ
とによって得られる。ニトロ化化合物の溶解性、従って
酸循環におけるニトロ化化合物の量も、硫酸濃度を低下
させることによって減少する。また、反応後に酸を公知
の製法ほど高度に再濃縮させる必要もない。本発明の製
法ではニトロ化を不完全に実施するため、ニトロ化酸の
量も少なくてすむ。そのため、排水中の硝酸量もより少
ない。本発明の製法では、2.5を越える硝酸対トルエ
ンのモル比は技術的に意味をなさない。硝酸対トルエン
のモル比が≧2.0の場合は、MNTがニトロ化反応混
合物中に残留している。MNTは、例えば反応の早期停
止、又は反応成分の不完全な混合によって存在させ得
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下の実施例は、以上説明してき
た本発明をより明らかにするものである。これらの実施
例中の%は総て重量%である。
【0011】実施例1 248g/h(2.692モル/h)のトルエンと、9
424g/h(5.384モル/h)のニトロ化酸(組
成:77.0重量%のH2SO4、3.6重量%のHNO
3、19.4重量%のH2O)とを各々120℃の温度に
加熱し、断熱条件下で管状反応器内で反応させた。16
0℃で反応器から流出した反応混合物は、7.5重量%
のモノニトロトルエンを含んでいた。この混合物を30
mbarの真空下において再濃縮した。底部排出温度は
変化した。頂部から流出する排出蒸気を冷却装置で凝縮
させ、凝縮物を流体として流出させた。このようにして
再濃縮した反応混合物の残留MNT含量は下記の各底部
温度で下記の通りであった:110℃で1.05%、1
15℃で0.44%、120℃で0.21%、125℃
で0.17%、130℃で0.10%。
【0012】実施例2 261g/h(2.834モル/h)のトルエンと、9
424g/h(5.384モル/h)のニトロ化酸(実
施例1と同じ組成)とを各々120℃の温度に加熱し、
断熱条件下で管状反応器内で反応させた。165℃で反
応器から流出した反応混合物は13.6%のモノニトロ
トルエンを含んでいた。この混合物を30mbarの真
空下においた。再濃縮中の底部排出温度は変化した。頂
部から流出する排出蒸気を冷却装置で凝縮させ、凝縮物
を流体として流出させた。このようにして再濃縮した反
応混合物の残留MNT含量は下記の各底部温度で下記の
通りであった:110℃で3.34%、115℃で1.
33%、120℃で0.48%、125℃で0.21
%、130℃で0.12%。
【0013】以上、本発明を詳細に説明してきたが、詳
細事項は本発明を明らかにするためのものにすぎず、様
々な変形が当業者により本発明の範囲を逸脱せずに可能
であり、本発明の範囲は「特許請求の範囲」によって限
定され得ると理解されたい。
【0014】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。 1.ジニトロトルエン異性体混合物を製造するための連
続単一段階製法であって、 A) 1)トルエンと2)ニトロ化酸とを、硝酸対トル
エンのモル比が1.5:1以上であり且つ反応混合物中
にある程度のモノニトロトルエンが残留するような量で
断熱条件下で反応させ、但し前記ニトロ化酸は、a)約
80〜約100重量%の無機物質と、b)0〜約20重
量%の有機物質とからなり、前記無機物質a)は、
(i)約60〜約90重量%の硫酸と、(ii)約1〜
約20重量%の硝酸と、(iii)5重量%以上の水と
を含み、前記有機物質b)は、(i)70重量%以上の
ジニトロトルエン異性体と、(ii)0〜約30重量%
のニトロ化プロセス副産物とを含み、 B) A)の反応混合物から5重量%以上の水を除去
し、 C) B)の反応混合物を120℃以上の温度で除去
し、 D) C)で得た反応混合物を酸相とジニトロトルエン
含有有機相とに分離し、 E) D)で分離した有機相からジニトロトルエンを回
収する ことからなる、ジニトロトルエン異性体混合物を製造す
るための連続単一段階製法。
【0015】2.A)の硝酸対トルエンのモル比が約
1.8:1である上記1に記載の製法。 3.B)においてフラッシュ蒸発により水を除去する上
記1に記載の製法。 4.B)において同時に熱を供給しながらフラッシュ蒸
発により水を除去する上記1に記載の製法。 5.B)において蒸留により水を除去する上記1に記載
の製法。 6.工程D)の前に0.6モルまでの50〜100重量
%硝酸を反応混合物に添加する上記1に記載の製法。 7.工程D)の前に0.3モルまでの50〜100重量
%硝酸を反応混合物に添加する上記1に記載の製法。 8.工程D)の前に0.2モルまでの50〜100重量
%硝酸を反応混合物に添加する上記1に記載の製法。 9.50〜100重量%硝酸をD)で分離した酸相に添
加する上記1に記載の製法。 10.50〜100重量%硝酸をD)で分離した酸相に
添加し、得られた酸混合物を工程A)へ再循環させる上
記1に記載の製法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・シープ ドイツ連邦共和国デイー51503 レスラー ト、ホフヌングスタラー・シユトラーセ 41 (72)発明者 デイートマー・ヴアステイアン ドイツ連邦共和国デイー41542 ドルマー ゲン、アム・ノルフバツハ 40 (72)発明者 ゲルハルト・ヴイーヒエルス ドイツ連邦共和国デイー51381 レーフエ ルクーゼン、アウフ・デム・ブルハ 33 (72)発明者 ユルゲン・ツイマーマン アメリカ合衆国カリフオルニア州94598 ウオールナツト・クリーク、クリークモ ア・コート 608

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジニトロトルエン異性体混合物を製造す
    るための連続単一段階製法であって、 A) 1)トルエンと2)ニトロ化酸とを、硝酸対トル
    エンのモル比が1.5:1以上であり且つ反応混合物中
    にある程度のモノニトロトルエンが残留するような量で
    断熱条件下で反応させ、但し前記ニトロ化酸は、a)約
    80〜約100重量%の無機物質と、b)0〜約20重
    量%の有機物質とからなり、前記無機物質a)は、
    (i)約60〜約90重量%の硫酸と、(ii)約1〜
    約20重量%の硝酸と、(iii)5重量%以上の水と
    を含み、前記有機物質b)は、(i)70重量%以上の
    ジニトロトルエン異性体と、(ii)0〜約30重量%
    のニトロ化プロセス副産物とを含み、 B) A)の反応混合物から5重量%以上の水を除去
    し、 C) B)の反応混合物を120℃以上の温度で除去
    し、 D) C)で得た反応混合物を酸相とジニトロトルエン
    含有有機相とに分離し、 E) D)で分離した有機相からジニトロトルエンを回
    収する ことからなる、ジニトロトルエン異性体混合物を製造す
    るための連続単一段階製法。
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CN (1) CN1075053C (ja)
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CA (1) CA2155561A1 (ja)
DE (2) DE4428461A1 (ja)
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US6258986B1 (en) 2001-07-10
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