JPH085941B2 - 低粘度ポリマ−/ポリオ−ル中の残留モノマ−を減少させる方法 - Google Patents
低粘度ポリマ−/ポリオ−ル中の残留モノマ−を減少させる方法Info
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- JPH085941B2 JPH085941B2 JP62109948A JP10994887A JPH085941B2 JP H085941 B2 JPH085941 B2 JP H085941B2 JP 62109948 A JP62109948 A JP 62109948A JP 10994887 A JP10994887 A JP 10994887A JP H085941 B2 JPH085941 B2 JP H085941B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F283/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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- C08F6/006—Removal of residual monomers by chemical reaction, e.g. scavenging
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/28—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
- C08G18/40—High-molecular-weight compounds
- C08G18/63—Block or graft polymers obtained by polymerising compounds having carbon-to-carbon double bonds on to polymers
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明の背景 本発明前、ポリマー/ポリオール組成物は、ポリオー
ルに溶解若しくは分散させた1種若しくは2種以上のオ
レフイン性不飽和モノマーを、遊離基アゾ若しくはペル
オキシド開始剤を用いて重合させることにより調製され
た。残留モノマー量の低い低粘度ポリマー/ポリオール
を製造するために、減圧ストリツピング工程が必要であ
つたが、該工程はポリマー/ポリオールの全製造工程の
うちしばしば最も時間を浪費する部分であつた。かくし
て、減圧ストリツピング操作により、全製造時間が長く
なり、また有毒モノマーを減圧ストリツピングしなけれ
ばならないことから作業員の健康問題という危険が増大
し、そして生産性が低下した。ポリマー/ポリオールを
製造するための代表的な従来方法は米国特許第4,172,82
5号、同第4,242,249号および同第4,431,754号に開示さ
れている。
ルに溶解若しくは分散させた1種若しくは2種以上のオ
レフイン性不飽和モノマーを、遊離基アゾ若しくはペル
オキシド開始剤を用いて重合させることにより調製され
た。残留モノマー量の低い低粘度ポリマー/ポリオール
を製造するために、減圧ストリツピング工程が必要であ
つたが、該工程はポリマー/ポリオールの全製造工程の
うちしばしば最も時間を浪費する部分であつた。かくし
て、減圧ストリツピング操作により、全製造時間が長く
なり、また有毒モノマーを減圧ストリツピングしなけれ
ばならないことから作業員の健康問題という危険が増大
し、そして生産性が低下した。ポリマー/ポリオールを
製造するための代表的な従来方法は米国特許第4,172,82
5号、同第4,242,249号および同第4,431,754号に開示さ
れている。
本発明の方法は従来技法の長く且つコスト高な減圧ス
トリツピングを排除する。
トリツピングを排除する。
本発明の概要 本発明は、低粘度ポリマー/ポリオールの製造方法に
して、 (a)ポリオール40〜90部、少くとも1種のエチレン性
不飽和モノマー10〜60部および遊離基開始剤0.01〜10部
の反応混合物を重合させ、 (b)反応が80〜95%完了したのち、モノペルオキシカ
ルボネート0.01〜5.0部と、ジペルオキシケタールおよ
びペルオキシエステルより選ばれる少くとも1種の過酸
化物0.01〜5.0部との混合物からなるチエーサー触媒を
加え、そして (c)この新たな反応混合物を所定の温度で追加期間反
応させることにより、最終生成物が低い粘度および良好
な色を有し且つ残留モノマー濃度か約100ppm未満となる
改良方法にかかわる。
して、 (a)ポリオール40〜90部、少くとも1種のエチレン性
不飽和モノマー10〜60部および遊離基開始剤0.01〜10部
の反応混合物を重合させ、 (b)反応が80〜95%完了したのち、モノペルオキシカ
ルボネート0.01〜5.0部と、ジペルオキシケタールおよ
びペルオキシエステルより選ばれる少くとも1種の過酸
化物0.01〜5.0部との混合物からなるチエーサー触媒を
加え、そして (c)この新たな反応混合物を所定の温度で追加期間反
応させることにより、最終生成物が低い粘度および良好
な色を有し且つ残留モノマー濃度か約100ppm未満となる
改良方法にかかわる。
詳細な説明 或る特定のチエーサー触媒混合物は、ポリマー/ポリ
オール中の残留モノマー濃度を低めるのに驚くほど効果
的であることが発見された。更に、それは、所望の低い
粘度および良好なカラーを保ちながら遂行される。本発
明の方法を用いることによつて、全残留モノマー濃度は
約100ppm未満となり、かくしてコスト高で且つ時間を浪
費する(従来技法の)減圧ストリツピング操作が排除さ
れる。
オール中の残留モノマー濃度を低めるのに驚くほど効果
的であることが発見された。更に、それは、所望の低い
粘度および良好なカラーを保ちながら遂行される。本発
明の方法を用いることによつて、全残留モノマー濃度は
約100ppm未満となり、かくしてコスト高で且つ時間を浪
費する(従来技法の)減圧ストリツピング操作が排除さ
れる。
本発明に有用なポリオールとして、ポリエーテル、ポ
リエステル、ポリアミド等が挙げられる。最も好ましい
ポリオールは、炭素数2〜6を有するアルキレンオキシ
ドから製せられるポリアルキレンオキシドポリエーテル
ポリオールである。例えば、ポリオールはポリ(オキシ
プロピレン)および(又は)ポリ(オキシプロピレン−
オキシエチレン)グリコール、トリオールおよび高官能
価ポリオールよりなりうる。ポリオールの数平均分子量
は約400以上好ましくは約1000以上でありうる。ポリオ
ールが種々の不飽和量を有しうることは斯界において周
知である。ポリオール上に存在する不飽和の程度又は種
類は本発明に影響しない。
リエステル、ポリアミド等が挙げられる。最も好ましい
ポリオールは、炭素数2〜6を有するアルキレンオキシ
ドから製せられるポリアルキレンオキシドポリエーテル
ポリオールである。例えば、ポリオールはポリ(オキシ
プロピレン)および(又は)ポリ(オキシプロピレン−
オキシエチレン)グリコール、トリオールおよび高官能
価ポリオールよりなりうる。ポリオールの数平均分子量
は約400以上好ましくは約1000以上でありうる。ポリオ
ールが種々の不飽和量を有しうることは斯界において周
知である。ポリオール上に存在する不飽和の程度又は種
類は本発明に影響しない。
ポリオールは、酸化エチレンおよび(又は)酸化プロ
ピレンの如きアルキレンオキシドにポリヒドロキシアル
カン(例 グリセロール)又は、斯界で知られた他の化
合物例えばりん、ポリりん酸、非還元糖、ひまし油等を
反応させることによつて製造される。このようなポリオ
ールの製造方法は種々見出すことができ、例えば米国特
許第4,431,754号、同第4,172,825号および同第4,522,97
6号に開示されているので、必要に応じこれらの文献が
参照される。
ピレンの如きアルキレンオキシドにポリヒドロキシアル
カン(例 グリセロール)又は、斯界で知られた他の化
合物例えばりん、ポリりん酸、非還元糖、ひまし油等を
反応させることによつて製造される。このようなポリオ
ールの製造方法は種々見出すことができ、例えば米国特
許第4,431,754号、同第4,172,825号および同第4,522,97
6号に開示されているので、必要に応じこれらの文献が
参照される。
本発明に用いられる適当なオレフイン性ないしエチレ
ン性不飽和モノマーとして、(i)スチレン若しくはp
−メチルスチレンの如き種々の置換ないし未置換ビニル
芳香族モノマー、(ii)アクリル酸/メタクリル酸のエ
ステルおよび(iii)アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル若しくはアクリルアミドの如きエチレン性不飽和
ニトリルないしアミドが挙げられる。
ン性不飽和モノマーとして、(i)スチレン若しくはp
−メチルスチレンの如き種々の置換ないし未置換ビニル
芳香族モノマー、(ii)アクリル酸/メタクリル酸のエ
ステルおよび(iii)アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル若しくはアクリルアミドの如きエチレン性不飽和
ニトリルないしアミドが挙げられる。
好ましいモノマーはスチレンおよび(又は)アクリロ
ニトリルである。かかるモノマーを用いるとき、これら
はSAN(スチレン−アクリロニトリル)コポリマーを形
成する。スチレンの(アクリロニトリルに関する)量は
約10〜約85%好ましくは20〜約80%、より好ましくは40
〜75%、最も好ましくは50〜約70%範囲で変動しうる。
ニトリルである。かかるモノマーを用いるとき、これら
はSAN(スチレン−アクリロニトリル)コポリマーを形
成する。スチレンの(アクリロニトリルに関する)量は
約10〜約85%好ましくは20〜約80%、より好ましくは40
〜75%、最も好ましくは50〜約70%範囲で変動しうる。
ポリマー/ポリオールを製造すべく用いられるコポリ
マーの量は、それより製せられるウレタンフオームの所
望剛さ並びに粘度および安定性の範囲によつて左右され
る。一般に、コポリマー含量は、ポリマー/ポリオール
の重量に基き約10〜約60%、好ましくは15〜40%、より
好ましくは20〜40%範囲で変動しうる。最終ポリマー/
ポリオールの性質は、加えられるポリマー(又はコポリ
マー)濃度によつて影響される。通常、ポリオール中の
ポリマー含量が増すほど粘度は高い。一般に、高レジリ
エンスポリウレタンフオームで好ましいポリマー/ポリ
オールは周囲温度で約3000〜約6000センチポイズの粘度
を有する。ポリマー量が40%より高いポリマー/ポリオ
ールを製造しうるが、その結果得られる変性ポリオール
は、使用プロセスに依つては望ましくないほど高い粘度
を有しうる。
マーの量は、それより製せられるウレタンフオームの所
望剛さ並びに粘度および安定性の範囲によつて左右され
る。一般に、コポリマー含量は、ポリマー/ポリオール
の重量に基き約10〜約60%、好ましくは15〜40%、より
好ましくは20〜40%範囲で変動しうる。最終ポリマー/
ポリオールの性質は、加えられるポリマー(又はコポリ
マー)濃度によつて影響される。通常、ポリオール中の
ポリマー含量が増すほど粘度は高い。一般に、高レジリ
エンスポリウレタンフオームで好ましいポリマー/ポリ
オールは周囲温度で約3000〜約6000センチポイズの粘度
を有する。ポリマー量が40%より高いポリマー/ポリオ
ールを製造しうるが、その結果得られる変性ポリオール
は、使用プロセスに依つては望ましくないほど高い粘度
を有しうる。
通常、或るポリマーに予め分散させた開始剤およびモ
ノマーを、窒素ブランケツト下攪拌しながら反応温度に
加熱した、より多くのポリマーを収容せる反応器系に計
量装入する。
ノマーを、窒素ブランケツト下攪拌しながら反応温度に
加熱した、より多くのポリマーを収容せる反応器系に計
量装入する。
重合反応は、温度範囲が約25〜約180℃、好ましくは6
0〜150℃、より好ましくは70〜140℃の塊状若しくは溶
液で実施しうる。
0〜150℃、より好ましくは70〜140℃の塊状若しくは溶
液で実施しうる。
この反応は、アゾ若しくはペルオキシド開始剤を用い
て行なわれる。開始剤濃度範囲は、約0.01〜10phm、好
ましくは0.1〜5phm、より好ましくは0.5〜3.5phm、最も
好ましくは0.5〜1.5phmである。(“phm"は、全使用モ
ノマー100重量部当りの開始剤重量部を意味する)。普
通用いられる開始剤として、2,2′−アゾ−ビス(メチ
ルブチロニトリル)、アゾビス(イソブチロニトリ
ル)、2,2′−(2,4−ジメチルバレロニトリル)、過オ
クタン酸t−ブチル、過オクタン酸t−アミルおよびペ
ルオキシピバル酸t−アミルが含まれる。
て行なわれる。開始剤濃度範囲は、約0.01〜10phm、好
ましくは0.1〜5phm、より好ましくは0.5〜3.5phm、最も
好ましくは0.5〜1.5phmである。(“phm"は、全使用モ
ノマー100重量部当りの開始剤重量部を意味する)。普
通用いられる開始剤として、2,2′−アゾ−ビス(メチ
ルブチロニトリル)、アゾビス(イソブチロニトリ
ル)、2,2′−(2,4−ジメチルバレロニトリル)、過オ
クタン酸t−ブチル、過オクタン酸t−アミルおよびペ
ルオキシピバル酸t−アミルが含まれる。
開始剤の選定は、反応温度、所望半減期、安定性等に
より影響される。
より影響される。
チエーサー触媒 本発明のモノペルオキシカルボネートチエーサー触媒
は下記一般構造によつて表わすことができる: ここでR1は炭素数4〜12のt−アルキル、炭素数6〜12
のt−シクロアルキルより選ばれ、そしてこれらアルキ
ルおよびシクロアルキル基は、ハロゲン、炭素数1〜4
の低級アルコキシ又はヒドロキシで置換されうる。R2は
炭素数1〜18のアルキル、炭素数3〜12のシクロアルキ
ルより選ばれ、そしてこれらアルキルおよびシクロアル
キル基はハロゲン、炭素数1〜4の低級アルコキシ又は
炭素数6〜14のアリールで置換され得、そして更に該ア
リール基はハロゲン、炭素数1〜4の低級アルコキシ又
は低級アルキルで置換されうる。
は下記一般構造によつて表わすことができる: ここでR1は炭素数4〜12のt−アルキル、炭素数6〜12
のt−シクロアルキルより選ばれ、そしてこれらアルキ
ルおよびシクロアルキル基は、ハロゲン、炭素数1〜4
の低級アルコキシ又はヒドロキシで置換されうる。R2は
炭素数1〜18のアルキル、炭素数3〜12のシクロアルキ
ルより選ばれ、そしてこれらアルキルおよびシクロアル
キル基はハロゲン、炭素数1〜4の低級アルコキシ又は
炭素数6〜14のアリールで置換され得、そして更に該ア
リール基はハロゲン、炭素数1〜4の低級アルコキシ又
は低級アルキルで置換されうる。
これらモノペルオキシカルボネートの稀溶液(例えば
ドデカン中0.05〜0.2モル)における10時間半減期温度
は通常95〜105°範囲である。好ましいモノペルオキシ
カルボネートは、炭素数5以上のt−アルキルヒドロペ
ルオキシドから誘導されたものである。適当なモノペル
オキシカルボネートの代表的リストは、 OO−t−アミル−O−(2−エチルヘキシル)モノペル
オキシカルボネート、 OO−t−アミル−O−イソプロピルモノペルオキシカル
ボネートおよび OO−t−オクチル−O−(2−エチルヘキシル)モノペ
ルオキシカルボネート である。
ドデカン中0.05〜0.2モル)における10時間半減期温度
は通常95〜105°範囲である。好ましいモノペルオキシ
カルボネートは、炭素数5以上のt−アルキルヒドロペ
ルオキシドから誘導されたものである。適当なモノペル
オキシカルボネートの代表的リストは、 OO−t−アミル−O−(2−エチルヘキシル)モノペル
オキシカルボネート、 OO−t−アミル−O−イソプロピルモノペルオキシカル
ボネートおよび OO−t−オクチル−O−(2−エチルヘキシル)モノペ
ルオキシカルボネート である。
本発明のジペルオキシケタールは、下記一般構造によ
つて表わすことができる。
つて表わすことができる。
ここでR1およびR′1は同じか別異にして、それらの定
義は、モノペルオキシカルボネートに関するR1の定義と
同じであり、R5は、炭素数1〜4の低級アルキルおよび
炭素数3〜6の低級シクロアルキルより選ばれ、そして
R6は、炭素数1〜10のアルキルおよび炭素数3〜12のシ
クロアルキルより選ばれ、但し前記アルキルおよびシク
ロアルキルは、ハロゲン、炭素数1〜4の低級アルコキ
シ、炭素数1〜5の低級アルコキシカルボニル、炭素数
1〜5の低級アシルオキシ又は炭素数6〜14のアリール
で置換され得、更に該アリール基はハロゲン、低級アル
コキシ又は低級アルキルで置換されうる。
義は、モノペルオキシカルボネートに関するR1の定義と
同じであり、R5は、炭素数1〜4の低級アルキルおよび
炭素数3〜6の低級シクロアルキルより選ばれ、そして
R6は、炭素数1〜10のアルキルおよび炭素数3〜12のシ
クロアルキルより選ばれ、但し前記アルキルおよびシク
ロアルキルは、ハロゲン、炭素数1〜4の低級アルコキ
シ、炭素数1〜5の低級アルコキシカルボニル、炭素数
1〜5の低級アシルオキシ又は炭素数6〜14のアリール
で置換され得、更に該アリール基はハロゲン、低級アル
コキシ又は低級アルキルで置換されうる。
これらペルオキシケタールの稀溶液(例えばドデカン
中0.05〜0.2モル)における10時間半減期温度は通常90
〜115℃範囲である。適当なペルオキシケタールの代表
的リストに、2,2−ビス(t−アミルペルオキシ)ブタ
ン、4,4−ビス(t−アミルペルオキシ)吉草酸n−ブ
チルおよび3,3−ジ(t−アミルペルオキシ)酪酸エチ
ルが含まれる。
中0.05〜0.2モル)における10時間半減期温度は通常90
〜115℃範囲である。適当なペルオキシケタールの代表
的リストに、2,2−ビス(t−アミルペルオキシ)ブタ
ン、4,4−ビス(t−アミルペルオキシ)吉草酸n−ブ
チルおよび3,3−ジ(t−アミルペルオキシ)酪酸エチ
ルが含まれる。
好適なペルオキシケタールは炭素数5以上のt−アル
キルヒドロペルオキシドから誘導されたものである。
キルヒドロペルオキシドから誘導されたものである。
本発明のペルオキシエステルチエーサー触媒は下記一
般構造によつて表わすことができる: ここで a)x、yおよびnは1又は2であり、 b)xが2であるとき、yは1、nは2であり、 c)yが2であるとき、xは1、nは2であり、 d)x、yおよびnが1であるとき、R3は、炭素数1〜
17の第一若しくは第二アルキル、炭素数6〜14のアリー
ルおよび炭素数3〜12のシクロアルキルよりなる群から
選ばれ、但しこれらアルキルおよびシクロアルキルは、
ハロゲン、低級アルコキシ又はアリールで置換され得、
更に該アリール基はハロゲン、低級アルコキシ又は低級
アルキル(炭素数1〜4)で置換されうるものとし、そ
してR4は炭素数4〜12の第三アルキル、炭素数6〜12の
第三シクロアルキル(但しこれらアルキルおよびシクロ
アルキル基はハロゲン、低級アルコキシ又はヒドロキシ
で置換されうる)よりなる群から選ばれ、 e)xが2であるとき、R3は、炭素数1〜10のアルキレ
ン、炭素数6〜14のアリーレンおよび炭素数3〜12のシ
クロアルキレンより選ばれる二価基であり、そしてR4は
(d)で定義したと同じであり、 f)yがzであるとき、R4は炭素数6〜16のアルキレ
ン、炭素数6〜16のアルキニレン、および炭素数7〜12
のシクロアルキレンより選ばれるジ−第三二価基であ
り、そしてR3は(d)で定義したと同じである。
般構造によつて表わすことができる: ここで a)x、yおよびnは1又は2であり、 b)xが2であるとき、yは1、nは2であり、 c)yが2であるとき、xは1、nは2であり、 d)x、yおよびnが1であるとき、R3は、炭素数1〜
17の第一若しくは第二アルキル、炭素数6〜14のアリー
ルおよび炭素数3〜12のシクロアルキルよりなる群から
選ばれ、但しこれらアルキルおよびシクロアルキルは、
ハロゲン、低級アルコキシ又はアリールで置換され得、
更に該アリール基はハロゲン、低級アルコキシ又は低級
アルキル(炭素数1〜4)で置換されうるものとし、そ
してR4は炭素数4〜12の第三アルキル、炭素数6〜12の
第三シクロアルキル(但しこれらアルキルおよびシクロ
アルキル基はハロゲン、低級アルコキシ又はヒドロキシ
で置換されうる)よりなる群から選ばれ、 e)xが2であるとき、R3は、炭素数1〜10のアルキレ
ン、炭素数6〜14のアリーレンおよび炭素数3〜12のシ
クロアルキレンより選ばれる二価基であり、そしてR4は
(d)で定義したと同じであり、 f)yがzであるとき、R4は炭素数6〜16のアルキレ
ン、炭素数6〜16のアルキニレン、および炭素数7〜12
のシクロアルキレンより選ばれるジ−第三二価基であ
り、そしてR3は(d)で定義したと同じである。
これらペルオキシエステルの稀溶液(例えばドデカン
中0.05〜0.2モル)における10時間半減期温度は通常75
〜105℃範囲である。モノペルオキシカルボネートおよ
びペルオキシケタールの如き好適なペルオキシエステル
は炭素数5以上のt−アルキルヒドロペルオキシドから
誘導されるものである。代表的ペルオキシケタールは過
安息香酸t−アミル、ペルオキシイソノナン酸t−アミ
ル、ペルオキシマレイン酸t−アミルおよびペルオキシ
酢酸t−アミルである。
中0.05〜0.2モル)における10時間半減期温度は通常75
〜105℃範囲である。モノペルオキシカルボネートおよ
びペルオキシケタールの如き好適なペルオキシエステル
は炭素数5以上のt−アルキルヒドロペルオキシドから
誘導されるものである。代表的ペルオキシケタールは過
安息香酸t−アミル、ペルオキシイソノナン酸t−アミ
ル、ペルオキシマレイン酸t−アミルおよびペルオキシ
酢酸t−アミルである。
モノペルオキシカルボネートと他の好ましいチエーサ
ー触媒とのブレンド比はチエーサー触媒混合物の約5〜
約95重量%、好ましくは約10〜90%、より好ましくは約
20〜80%範囲とすることができる。
ー触媒とのブレンド比はチエーサー触媒混合物の約5〜
約95重量%、好ましくは約10〜90%、より好ましくは約
20〜80%範囲とすることができる。
チエーサー触媒ブレンドの全濃度範囲は一般に約0.1
〜約5.0phmである。好ましい範囲は0.1〜約3.0phm最も
好ましくは0.5〜1.5phmである。ジペルオキシケタール
若しくはペルオキシエステル対モノペルオキシカルボネ
ートに関する各種チエーサー触媒成分のブレンド比は1:
1〜1:3範囲である。
〜約5.0phmである。好ましい範囲は0.1〜約3.0phm最も
好ましくは0.5〜1.5phmである。ジペルオキシケタール
若しくはペルオキシエステル対モノペルオキシカルボネ
ートに関する各種チエーサー触媒成分のブレンド比は1:
1〜1:3範囲である。
大抵、本発明のチエーサー触媒は、転化率約80%達成
後に加えられ、好ましくは転化率90%最も好ましくは95
%達成後に加えられる。チエーサー触媒は、取扱い容易
性又は安全性に留意しながらそのままないし、所望な
ら、ポリオール又は溶剤で稀釈後、1回の注入で加えら
れる或るいは或る期間にわたり計量添加される。これは
チエーサー触媒の望ましい添加態様であるけれども、用
いられる特定の重合条件に依り、チエーサー触媒を重合
の初めでも加えうると考えられ(それが初期反応より高
い活性化温度を有するとき)、また同じように機能する
と期待される。チエーサー触媒を反応の初めに導入する
場合、残留モノマー濃度に所望低下をきたすようチエー
サー触媒濃度を高めることが必要となりうる。
後に加えられ、好ましくは転化率90%最も好ましくは95
%達成後に加えられる。チエーサー触媒は、取扱い容易
性又は安全性に留意しながらそのままないし、所望な
ら、ポリオール又は溶剤で稀釈後、1回の注入で加えら
れる或るいは或る期間にわたり計量添加される。これは
チエーサー触媒の望ましい添加態様であるけれども、用
いられる特定の重合条件に依り、チエーサー触媒を重合
の初めでも加えうると考えられ(それが初期反応より高
い活性化温度を有するとき)、また同じように機能する
と期待される。チエーサー触媒を反応の初めに導入する
場合、残留モノマー濃度に所望低下をきたすようチエー
サー触媒濃度を高めることが必要となりうる。
本発明のチエーサー触媒は通常、約80℃〜180℃好ま
しくは80℃〜150℃より好ましくは90℃〜140℃の温度範
囲で用いられる。チエーサー触媒の使用温度は初期反応
温度と同じか又は異なりうる。しかしながら、工業的に
実施するときは、同じ反応温度を全体として用いる方が
望ましい。次いで、重合反応を1〜10時間好ましくは2
〜8時間最も好ましくは2〜6時間続行する。チエーサ
ー触媒の機能は重合反応を継続させ且つ完結させること
すなわち、残留モノマー濃度を500ppm未満好ましくは25
0ppm未満最も好ましくは100ppm未満に低下させることで
ある。
しくは80℃〜150℃より好ましくは90℃〜140℃の温度範
囲で用いられる。チエーサー触媒の使用温度は初期反応
温度と同じか又は異なりうる。しかしながら、工業的に
実施するときは、同じ反応温度を全体として用いる方が
望ましい。次いで、重合反応を1〜10時間好ましくは2
〜8時間最も好ましくは2〜6時間続行する。チエーサ
ー触媒の機能は重合反応を継続させ且つ完結させること
すなわち、残留モノマー濃度を500ppm未満好ましくは25
0ppm未満最も好ましくは100ppm未満に低下させることで
ある。
チエーサー触媒の添加に伴なうポリマー/ポリオール
反応は回分方式又は連続方式で実施される。
反応は回分方式又は連続方式で実施される。
例 後記例は本発明を例示するためで、これを限定するも
のではない。
のではない。
例中の使用原料 ポリオールI:ダウ・ケミカル市販の Voranol 4702。それは、ヒドロキシル価約34のポリエ
ーテルポリオール(トリオールタイプ)である。それ
は、ポリスチレン標準を用いて検量されたゲル透過クロ
マトグラフイーにより測定するとき約7,808の数平均分
子量を有し、或るいはヒドロキシル価に基づき約5,000
の分子量を有する。それは、酸化エチレンで末端キヤツ
プされたグリセリン基剤ポリプロピレンオキシドポリマ
ーである。
ーテルポリオール(トリオールタイプ)である。それ
は、ポリスチレン標準を用いて検量されたゲル透過クロ
マトグラフイーにより測定するとき約7,808の数平均分
子量を有し、或るいはヒドロキシル価に基づき約5,000
の分子量を有する。それは、酸化エチレンで末端キヤツ
プされたグリセリン基剤ポリプロピレンオキシドポリマ
ーである。
ポリオールII:ユニオン・カーバイド社市販のNiax L
G−56。それはヒドロキシル価約56のポリエーテルポリ
オール(トリオールタイプ)である。それは、第二ヒド
ロキシル基のみを含む(すなわち酸化エチレン含有皆
無)ポリプロピレンオキシド基剤ポリオールである。そ
れは、ヒドロキシル価から算定するとき約3000の分子量
を有する。
G−56。それはヒドロキシル価約56のポリエーテルポリ
オール(トリオールタイプ)である。それは、第二ヒド
ロキシル基のみを含む(すなわち酸化エチレン含有皆
無)ポリプロピレンオキシド基剤ポリオールである。そ
れは、ヒドロキシル価から算定するとき約3000の分子量
を有する。
ルパゾル(Lupersol )TAEC:ペンウオルト社のLucid
ol部門市販のOO−t−アミルペルオキシO−2−エチル
ヘキシルモノペルオキシカルボネート。
ol部門市販のOO−t−アミルペルオキシO−2−エチル
ヘキシルモノペルオキシカルボネート。
ルパゾルTAIC:ペンウオルト社の Lucidol部門市販のOO−t−アミルペルオキシO−イソ
プロピルモノペルオキシカルボネート。
プロピルモノペルオキシカルボネート。
ルパゾル533:ペンウオルト社のLucidol部門市販の3,3
−ジ(t−アミルペルオキシ)酪酸エチル。
−ジ(t−アミルペルオキシ)酪酸エチル。
ルペロクス(Luperox )204:ペンウオルト社のLucid
ol部門市販のジ−(2−フエノキシエチル)ペルオキシ
ジカルボネート。
ol部門市販のジ−(2−フエノキシエチル)ペルオキシ
ジカルボネート。
ルパゾル554:ペンウオルト社のLucidol部門市販のペ
ルオキシピバリン酸t−アミル。
ルオキシピバリン酸t−アミル。
ルパゾル575:ペンウオルト社のLucidol部門市販のペ
ルオキシ−2−エチルヘキサン酸t−アミル。
ルオキシ−2−エチルヘキサン酸t−アミル。
ルパゾル570:ペンウオルト社のLucidol部門市販のペ
ルオキシイソノナン酸t−アミル。
ルオキシイソノナン酸t−アミル。
ルパゾルTAPB:ペンウオルト社の Lucidol部門市販のペルオキシ安息香酸t−アミル。
標準的実験手順 全ての重合を行なうのに、攪拌機、冷却器、温度計お
よび油循環式加熱浴を備えた底部排出ガラスジヤケツト
付反応器(1.5l)を用いた。この、使用せる油循環式加
熱浴は、反応温度を0.5℃内で制御しうるHaake式F2型で
あつた。窒素のブランケツトを反応全体にわたつて保持
した。
よび油循環式加熱浴を備えた底部排出ガラスジヤケツト
付反応器(1.5l)を用いた。この、使用せる油循環式加
熱浴は、反応温度を0.5℃内で制御しうるHaake式F2型で
あつた。窒素のブランケツトを反応全体にわたつて保持
した。
全ての場合、反応器にポリオールの一部分を入れ、こ
れを窒素下で反応温度に加熱した。次いで、より多くの
ポリオール、選定モノマーおよび開始剤の溶液を、攪拌
せる反応器内に精密計量型ポンプを用い所定の割合で計
量装入した。
れを窒素下で反応温度に加熱した。次いで、より多くの
ポリオール、選定モノマーおよび開始剤の溶液を、攪拌
せる反応器内に精密計量型ポンプを用い所定の割合で計
量装入した。
モノマー/ポリオール/開始剤溶液の計量: 用いられる計量型ポンプは、ステンレス鋼製計量頭部
を備え且つセラミツク製スリーブと0.25in径のセラミツ
ク製ピストンを装着したFMI式G−20型によりつくられ
た。
を備え且つセラミツク製スリーブと0.25in径のセラミツ
ク製ピストンを装着したFMI式G−20型によりつくられ
た。
所定の反応時間後、減圧ストリツピング操作を行なう
代りに、或る特定量のチエーサー触媒を使い捨てピペツ
トによつて加えた。チエーサー触媒が用いられる反応温
度は初期温度と同じでも或るいは異なつていてもよい。
この後続反応の時間−温度分布は、チエーサーを適度な
時間で分解させるのに十分なものとすべきである。最も
好ましくは、90〜140℃範囲の反応温度でチエーサー触
媒が用いられる。チエーサー添加後、1〜10時間の所定
期間重合が続行せしめられる。
代りに、或る特定量のチエーサー触媒を使い捨てピペツ
トによつて加えた。チエーサー触媒が用いられる反応温
度は初期温度と同じでも或るいは異なつていてもよい。
この後続反応の時間−温度分布は、チエーサーを適度な
時間で分解させるのに十分なものとすべきである。最も
好ましくは、90〜140℃範囲の反応温度でチエーサー触
媒が用いられる。チエーサー添加後、1〜10時間の所定
期間重合が続行せしめられる。
所要時、上部からピペツトを用いて試料を抜取り、こ
れをガスクロマトグラフイー(GC)による分析に付し
た。
れをガスクロマトグラフイー(GC)による分析に付し
た。
重合反応の終了時、生成物をガラスびんに排出し、こ
れを室温に冷却させた。
れを室温に冷却させた。
ポリマー/ポリオール粘度測定を、50rpmに速度設定
したHB3スピンドル付きブルツクフイールド粘度計のHBT
型を用い室温で実施した。
したHB3スピンドル付きブルツクフイールド粘度計のHBT
型を用い室温で実施した。
ポリマー/ポリオール中の残留モノマー濃度は、ガス
クロマトグラフイー(GC)を用いて測定した。試料をジ
メチルホルムアミドにより10%溶液にまで稀釈し、6ft
のCarbowax20M800メツシユカラムを備えたHewlett Pack
ard式ガスクロマトグラフ5840A型に、等温分布を用いて
注入した。残留モノマー量は、該量を、先に注入したモ
ノマー標準物のそれと比較する自動積分器から調べた。
クロマトグラフイー(GC)を用いて測定した。試料をジ
メチルホルムアミドにより10%溶液にまで稀釈し、6ft
のCarbowax20M800メツシユカラムを備えたHewlett Pack
ard式ガスクロマトグラフ5840A型に、等温分布を用いて
注入した。残留モノマー量は、該量を、先に注入したモ
ノマー標準物のそれと比較する自動積分器から調べた。
例I ポリマー/ポリオールは、前記の実験手順に従つて調
製した。反応体装入物は次のものからなつた: ポリオールI 321g スチレン 60g アクリロニトリル 60g ポリオールI 159g ジヤケツト付きガラス製反応器に321gのポリオールI
を装入し、窒素下120℃の反応温度に加熱した。次い
で、p−t−ブチルカテコール(「STY」)10ppmを抑制
剤とするスチレンモノマー(60g)、MEHQ10ppmを抑制剤
とするアクリロニトリルモノマー(「ACN」)(60g)、
ポリオールI(159g)およびルパゾル575 2.5phmの溶
液を反応器内に、計量型ポンプを用い2.35g/minの一定
割合で2時間にわたつて計量装入した。そのあと更に80
分間反応を続行し、全反応時間を200分とした。
製した。反応体装入物は次のものからなつた: ポリオールI 321g スチレン 60g アクリロニトリル 60g ポリオールI 159g ジヤケツト付きガラス製反応器に321gのポリオールI
を装入し、窒素下120℃の反応温度に加熱した。次い
で、p−t−ブチルカテコール(「STY」)10ppmを抑制
剤とするスチレンモノマー(60g)、MEHQ10ppmを抑制剤
とするアクリロニトリルモノマー(「ACN」)(60g)、
ポリオールI(159g)およびルパゾル575 2.5phmの溶
液を反応器内に、計量型ポンプを用い2.35g/minの一定
割合で2時間にわたつて計量装入した。そのあと更に80
分間反応を続行し、全反応時間を200分とした。
次いで、温度を130℃に急激に上げ、使い捨てピペツ
トを用いて所望重量のチエーサー触媒を反応器に加入し
た。次いで、更に3時間反応を続行した。必要に応じ、
試料を採取してGCによる残留モノマー分析に付した。
トを用いて所望重量のチエーサー触媒を反応器に加入し
た。次いで、更に3時間反応を続行した。必要に応じ、
試料を採取してGCによる残留モノマー分析に付した。
反応終了時、ポリマー/ポリオールを底部からガラス
びんに排出し、該びんをキヤツプして室温に冷却させ
た。変性ポリオールの色は、透明なガラスびんを通して
目視検査し、下記の如く等級づけした。
びんに排出し、該びんをキヤツプして室温に冷却させ
た。変性ポリオールの色は、透明なガラスびんを通して
目視検査し、下記の如く等級づけした。
G(グツド) =白〜オフホワイト M(ミーデイアム) =薄いベージユ D(ダーク) =中間濃度のベージユ、黄褐色 ルパゾル533を単独使用したとき、低い残留モノマー
量が達成されたが、粘度は急激に上昇し、かくしてチエ
ーサーを含まない出発ポリマーに較べ不満足なポリマー
/ポリオールが生成した。
量が達成されたが、粘度は急激に上昇し、かくしてチエ
ーサーを含まない出発ポリマーに較べ不満足なポリマー
/ポリオールが生成した。
ルパゾルTAECを単独使用したとき、受容しうる粘度が
達成されたが、残留モノマー量は高すぎた。
達成されたが、残留モノマー量は高すぎた。
チエーサー触媒ルパゾルTAEC(モノペルオキシカルボ
ネート)とルパゾル533(ペルオキシケタール)を混合
使用したとき、低い残留モノマー量および申分のないブ
ルツクフイールド粘度の双方が達成された。
ネート)とルパゾル533(ペルオキシケタール)を混合
使用したとき、低い残留モノマー量および申分のないブ
ルツクフイールド粘度の双方が達成された。
かくして、本発明のチエーサー触媒は、ポリマー/ポ
リオールの粘度を低めると同時に、全残留モノマー濃度
を100ppm未満に低める面で相乗効果をもたらした。
リオールの粘度を低めると同時に、全残留モノマー濃度
を100ppm未満に低める面で相乗効果をもたらした。
例2 本例は、モノペルオキシカルボネート/ペルオキシエ
ステルブレンドの性能を、仕上触媒としての単独使用と
比較して例示する。表2のデータで示す如く、上記ブレ
ンドは低粘度のポリマー/ポリオールをもたらし、また
残留モノマー量の合計量は約100ppmであつた。
ステルブレンドの性能を、仕上触媒としての単独使用と
比較して例示する。表2のデータで示す如く、上記ブレ
ンドは低粘度のポリマー/ポリオールをもたらし、また
残留モノマー量の合計量は約100ppmであつた。
例3 本例では、ブレンド社の異なるチエーサー触媒混合物
を例示する。
を例示する。
本例は、混合形で用いたルパゾルTAECの割合を50%か
ら70%に高め(すなわちブレンド中のルパゾル533の使
用量を50%から30%に低め)ても依然有意に低い残留モ
ノマー量が達成され、しかも受容しうるポリオール粘度
が保持されることを立証する。
ら70%に高め(すなわちブレンド中のルパゾル533の使
用量を50%から30%に低め)ても依然有意に低い残留モ
ノマー量が達成され、しかも受容しうるポリオール粘度
が保持されることを立証する。
例4 本例では、チエーサー触媒としてペルオキシケタール
と一緒に別異のモノペルオキシカルボネートを用いるこ
とにより、粘度および残留モノマー量が共に低いポリマ
ー/ポリオールを製造した。
と一緒に別異のモノペルオキシカルボネートを用いるこ
とにより、粘度および残留モノマー量が共に低いポリマ
ー/ポリオールを製造した。
例5 本例は、ポリマー/ポリオール中のポリ(スチレン/
アクリロニトリル)(「SAN」)コポリマー含量を高め
たときの新規なチエーサー触媒混合物の重要性を例示す
る。
アクリロニトリル)(「SAN」)コポリマー含量を高め
たときの新規なチエーサー触媒混合物の重要性を例示す
る。
(i)ポリマー/ポリオール(SAN含量20%)の製造 例1と同じ (ii)ポリマー/ポリオール(SAN含量25%)の製造 例1と同じであるが、供給材料は次の如くであつた。
ポリオールI 321g スチレン 80g アクリロニトリル 80g ポリオールI 159g ガラス製のジヤケツト付き反応器に321gのポリオール
Iを入れ、加熱して120℃の反応温度にした。攪拌下の
該ポリオールに、(a)80gのSTY、(b)80gのACN、
(c)159gのポリオールIおよび(d)2.5phmのルパゾ
ル575よりなる溶液を2.35g/minの一様な割合で135分間
にわたり計量添加した。このモノマー/ポリオール/開
始剤添加が完了したのち、例1と同じく、全反応時間が
200分になるよう重合反応を継続した。
Iを入れ、加熱して120℃の反応温度にした。攪拌下の
該ポリオールに、(a)80gのSTY、(b)80gのACN、
(c)159gのポリオールIおよび(d)2.5phmのルパゾ
ル575よりなる溶液を2.35g/minの一様な割合で135分間
にわたり計量添加した。このモノマー/ポリオール/開
始剤添加が完了したのち、例1と同じく、全反応時間が
200分になるよう重合反応を継続した。
SAN(スチレン−アクリロニトチルコポリマー)含量
の高いポリマー/ポリオールから製せられたポリウレタ
ンフオームは剛性および圧縮弾性率の高いフオームに帰
するので、変性ポリオール中のSAN含量を高めることは
望ましい。また、かかる変性ポリオールを製造するとき
も、低い残留モノマーおよび低いブルツクフイールド粘
度という特性は依然望ましい。かくして、表5の結果が
立証する如く、これらの条件下でチエーサー触媒を正し
く選択することは一層重要となる。
の高いポリマー/ポリオールから製せられたポリウレタ
ンフオームは剛性および圧縮弾性率の高いフオームに帰
するので、変性ポリオール中のSAN含量を高めることは
望ましい。また、かかる変性ポリオールを製造するとき
も、低い残留モノマーおよび低いブルツクフイールド粘
度という特性は依然望ましい。かくして、表5の結果が
立証する如く、これらの条件下でチエーサー触媒を正し
く選択することは一層重要となる。
上記データより、ルパゾル533とルパゾルTAECとの混
合物が、単独使用のルパゾル533ペルオキシケタール触
媒に較べ、低い粘度および望ましい低残留モノマー量を
もたらすことによりはるかに望ましいポリマー/ポリオ
ールを生ずることは明らかである。
合物が、単独使用のルパゾル533ペルオキシケタール触
媒に較べ、低い粘度および望ましい低残留モノマー量を
もたらすことによりはるかに望ましいポリマー/ポリオ
ールを生ずることは明らかである。
例6 本例は、通常、より高いヒドロキシル官能価を有す
る、分子量のより低いポリマー/ポリオールにチエーサ
ーブレンドを用いることを例示する。
る、分子量のより低いポリマー/ポリオールにチエーサ
ーブレンドを用いることを例示する。
(i)ポリマー/ポリオールの製造 例1に記載したと同じであるが、装入材料は下記の如
くであつた: ポリオールII 321g スチレン 60g アクリロニトリル 60g ポリオールII 159g ガラス製のジヤケツト付き反応器に321gのポリオール
IIを装入し、そしてルペロクス204の場合100℃またルパ
ゾル554の場合110℃の反応温度に加熱した。攪拌下の該
ポリオールに、(a)60gのSTY、(b)60gのACN、
(c)159gのポリオールIIおよび(d)2.5phmのルペロ
クス204若しくは2.5phmのルパゾル554(表に記載)より
なる溶液を4.70g/minの割合で1時間にわたり一様に加
えた。このモノマー/ポリオール/開始剤添加が完了し
たのち、全反応時間が200分になるよう反応を継続し
た。温度が急速に130℃に上がつたのち、チエーサー触
媒を加え、更に3時間重合を続けた。
くであつた: ポリオールII 321g スチレン 60g アクリロニトリル 60g ポリオールII 159g ガラス製のジヤケツト付き反応器に321gのポリオール
IIを装入し、そしてルペロクス204の場合100℃またルパ
ゾル554の場合110℃の反応温度に加熱した。攪拌下の該
ポリオールに、(a)60gのSTY、(b)60gのACN、
(c)159gのポリオールIIおよび(d)2.5phmのルペロ
クス204若しくは2.5phmのルパゾル554(表に記載)より
なる溶液を4.70g/minの割合で1時間にわたり一様に加
えた。このモノマー/ポリオール/開始剤添加が完了し
たのち、全反応時間が200分になるよう反応を継続し
た。温度が急速に130℃に上がつたのち、チエーサー触
媒を加え、更に3時間重合を続けた。
上記結果に基いて、最終ポリマー/ポリオール粘度の
有意な向上が、本発明のチエーサー触媒混合物を用いる
ときに観察された。
有意な向上が、本発明のチエーサー触媒混合物を用いる
ときに観察された。
Claims (14)
- 【請求項1】(a)ポリオール40〜90部、少くとも1種
のエチレン性不飽和モノマー10〜60部および遊離基開始
剤0.01〜10部の反応混合物を重合させ、 (b)反応が80〜95%完了したのち、モノペルオキシカ
ルボネート0.01〜5.0部と、ジペルオキシケタールおよ
びペルオキシエステルより選ばれる少くとも1種の過酸
化物0.01〜5.0部との混合物からなるチエーサー触媒を
加え、そして (c)この新たな反応混合物を所定の温度で追加期間反
応させることにより、最終生成物が低い粘度および良好
な色を有し且つ残留モノマー濃度が約100ppm未満とな
る、改良された低粘度ポリマー/ポリオールの製造方
法。 - 【請求項2】ポリオールがポリエーテル、ポリエステル
およびポリアミドより選ばれる、特許請求の範囲第1項
記載の方法。 - 【請求項3】ポリオールが、炭素数2〜6のアルキレン
オキシドから製せられるポリアルキレンオキシドポリエ
ーテルポリオールである、特許請求の範囲第2項記載の
方法。 - 【請求項4】少くとも1種のエチレン性不飽和モノマー
が、置換ないし未置換ビニル芳香族モノマー、アクリル
酸若しくはメタクリル酸エステル並びにエチレン性不飽
和ニトリルおよびアミドより選定される、特許請求の範
囲第2項記載の方法。 - 【請求項5】モノマーかスチレンおよびアクリロニトリ
ルである、特許請求の範囲第4項記載の方法。 - 【請求項6】遊離基開始剤がアゾ又は過酸化物である、
特許請求の範囲第4項記載の方法。 - 【請求項7】チエーサー触媒のモノペルオキシカルボネ
ート成分が式 〔ここでR1は、炭素数4〜12の置換ないし未置換t−ア
ルキルおよび炭素数6〜12の置換ないし未置換t−シク
ロアルキル(置換基はハロゲン、炭素数1〜4のアルコ
キシおよびヒドロキシから選定される)より選ばれ、R2
は、炭素数1〜18の置換ないし未置換アルキル、炭素数
3〜12の置換ないし未置換シクロアルキルおよび炭素数
6〜14の置換ないし未置換アリール(置換基はハロゲン
および炭素数1〜4のアルコキシから選定される)より
選ばれる〕 の化合物から選定される、特許請求の範囲第6項記載の
方法。 - 【請求項8】モノペルオキシカルボネート成分が、OO−
t−アミル−O−(2−エチルヘキシル)モノペルオキ
シカルボネート、OO−t−ブチル−O−(2−エチルヘ
キシル)モノペルオキシカルボネート、OO−t−オクチ
ル−O−(2−エチルヘキシル)モノペルオキシカルボ
ネート、OO−t−アミル−O−イソプロピルモノペルオ
キシカルボネート、OO−t−ブチル−O−イソプロピル
モノペルオキシカルボネートおよびOO−t−オクチル−
O−イソプロピルモノペルオキシカルボネートより選定
される、特許請求の範囲第7項記載の方法。 - 【請求項9】チエーサー触媒のジペルオキシケタール成
分が、式 (ここでR1およびR′1は同じか別異にして、それらの
定義は、モノペルオキシカルボネートに関するR1の定義
と同じであり、R5は、炭素数1〜4の低級アルキルおよ
び炭素数3〜6の低級シクロアルキルより選ばれ、そし
てR6は、炭素数1〜10のアルキルおよび炭素数3〜12の
シクロアルキルより選ばれ、但し前記アルキルおよびシ
クロアルキルは、ハロゲン、炭素数1〜4の低級アルコ
キシ、炭素数1〜5の低級アルコキシカルボニル、炭素
数1〜5の低級アシルオキシ又は炭素数6〜14のアリー
ルで置換され得、更に該アリール基はハロゲン、低級ア
ルコキシ又は低級アルキルで置換されうる) の化合物から選定される、特許請求の範囲第7項記載の
方法。 - 【請求項10】チエーサー触媒のジペルオキシケタール
成分が2,2−ビス(t−アミルペルオキシ)ブタン、4,4
−ビス(t−アミルペルオキシ)吉草酸n−ブチル、3,
3−ジ(t−アミルペルオキシ)酪酸エチル、2,2−ジ
(t−アミルペルオキシ)プロパン、2,2−ビス(t−
ブチルペルオキシ)ブタン、4,4−ビス(t−ブチルペ
ルオキシ)吉草酸n−ブチル、3,3−ジ(t−ブチルペ
ルオキシ)酪酸エチルおよび2,2−ビス(t−ブチルペ
ルオキシ)プロパンより選定される、特許請求の範囲第
9項記載の方法。 - 【請求項11】チエーサー触媒のペルオキシエステル成
分が、式 〔ここで a)x、yおよびnは1又は2であり、 b)xが2であるとき、yは1、nは2であり、 c)yが2であるとき、xは1、nは2であり、 d)x、yおよびnが1であるとき、R3は炭素数1〜17
の第一若しくは第二アルキル、炭素数6〜14のアリール
および炭素数3〜12のシクロアルキルよりなる群から選
ばれ、但し前記アルキルおよびシクロアルキルは、ハロ
ゲン、低級アルコキシ又はアリールで置換され得、更に
該アリール基はハロゲン、低級アルコキシ又は低級アル
キル(炭素数1〜4)で置換されうるものとし、そして
R4は炭素数4〜12の第三アルキル、炭素数6〜12の第三
シクロアルキル(但し該アルキルおよびシクロアルキル
基はハロゲン、低級アルコキシ又はヒドロキシで置換さ
れうる)よりなる群から選ばれ、 e)xが2であるとき、R3は、炭素数1〜10のアルキレ
ン、炭素数6〜14のアリーレンおよび炭素数3〜12のシ
クロアルキレンより選ばれる二価基であり、そしてR4は
(d)で定義したと同じであり、 f)yが2であるとき、R4は炭素数6〜16のアルキレ
ン、炭素数6〜16のアルキニレン、および炭素数7〜12
のシクロアルキレンより選ばれるジ−第三二価基であ
り、そしてR3は(d)で定義したと同じである〕 の化合物から選定される、特許請求の範囲第7項記載の
方法。 - 【請求項12】チエーサー触媒混合物のペルオキシエス
テル成分がペルオキシネオデカン酸t−アミル、ペルオ
キシピバル酸t−アミル、2,5−ジメチル−2,5−(2−
エチルヘキサノイルペルオキシ)ヘキサン、過オクタン
酸t−アミル、過安息香酸t−アミル、2,5−ジメチル
−2,5−ビス(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン、ペル
オキシイソノナン酸t−アミル、ペルオキシ酢酸t−ア
ミル、t−アミルペルオキシマレイン酸、ペルオキシネ
オデカン酸t−ブチル、ペルオキシピバル酸t−ブチ
ル、過オクタン酸t−ブチル、過安息香酸t−ブチル、
ペルオキシイソノナン酸t−ブチル、ペルオキシ酢酸t
−ブチルおよびt−ブチルペルオキシマレイン酸より選
定される、特許請求の範囲第11項記載の方法。 - 【請求項13】チエーサー触媒が(i)OO−t−アミル
ペルオキシ−O−2−エチルヘキシルモノペルオキシカ
ルボネートとペルオキシイソノナン酸tアミル、ペルオ
キシ−2−エチルヘキサン酸t−アミル又は3,3−ジ
(t−アミルペルオキシ)酪酸エチルの一つ、および
(ii)OO−t−アミルペルオキシO−イソプロピルモノ
ペルオキシカルボネートと3,3−ジ(t−アミルペルオ
キシ)酪酸エチルより選定される、特許請求の範囲第1
項記載の方法。 - 【請求項14】ジペルオキシケタール若しくはペルオキ
シエステル対モノペルオキシカルボネートのブレンド比
が1:1〜1:3範囲である、特許請求の範囲第13項記載の方
法。
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