JPH085936Y2 - 自動倉庫の走行クレーン - Google Patents
自動倉庫の走行クレーンInfo
- Publication number
- JPH085936Y2 JPH085936Y2 JP12505490U JP12505490U JPH085936Y2 JP H085936 Y2 JPH085936 Y2 JP H085936Y2 JP 12505490 U JP12505490 U JP 12505490U JP 12505490 U JP12505490 U JP 12505490U JP H085936 Y2 JPH085936 Y2 JP H085936Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- sensor
- detection
- traveling crane
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動倉庫に設置される走行クレーンに関す
る。
る。
従来、自動倉庫において、棚16に荷物の上げ降しを行
う走行クレーンは第5図に示すように概略的にはクレー
ン本体1と昇降キャリッジ2と昇降装置3と走行装置17
と各装置を制御する制御装置18とより構成されている。
更に詳細には、このクレーン本体1は車輪4によって水
平に移動する台車5に2本のガイド支柱6を立設され、
その上部に上部部材7を固着した枠形構造となってお
り、枠内すなわち2本のガイド支柱6の間に昇降キャリ
ッジ2が昇降自在に支承され、この昇降キャリッジ2は
荷物を載置する荷台8を上部に装着し、チェーン9を介
して昇降装置3によりガイド支柱6に沿って昇降する。
前記の昇降装置3は台車5上で一方のガイド支柱6の外
側に備えられている。
う走行クレーンは第5図に示すように概略的にはクレー
ン本体1と昇降キャリッジ2と昇降装置3と走行装置17
と各装置を制御する制御装置18とより構成されている。
更に詳細には、このクレーン本体1は車輪4によって水
平に移動する台車5に2本のガイド支柱6を立設され、
その上部に上部部材7を固着した枠形構造となってお
り、枠内すなわち2本のガイド支柱6の間に昇降キャリ
ッジ2が昇降自在に支承され、この昇降キャリッジ2は
荷物を載置する荷台8を上部に装着し、チェーン9を介
して昇降装置3によりガイド支柱6に沿って昇降する。
前記の昇降装置3は台車5上で一方のガイド支柱6の外
側に備えられている。
以上のような構成の走行クレーンにおいて、昇降キャ
リッジ2には第1センサー10と第2センサー11を取付け
てあり、また、ガイド支柱6には各棚段に対応するよう
検出プレート14が設けてある。そして、昇降キャリッジ
2の昇降の際に第1センサー10又は第2センサー11で検
出プレート14を検出し、所定の位置で昇降キャリッジ2
を停止させるようにしている。
リッジ2には第1センサー10と第2センサー11を取付け
てあり、また、ガイド支柱6には各棚段に対応するよう
検出プレート14が設けてある。そして、昇降キャリッジ
2の昇降の際に第1センサー10又は第2センサー11で検
出プレート14を検出し、所定の位置で昇降キャリッジ2
を停止させるようにしている。
このような走行クレーンにおいて、ガイド支柱への検
出プレートの取付け、調整の作業は走行クレーンのガイ
ド支柱の上部すなわち高所でも行わなくてはならず、数
メートルから数十メートルの高所における作業は作業性
が大変に悪いものであった。
出プレートの取付け、調整の作業は走行クレーンのガイ
ド支柱の上部すなわち高所でも行わなくてはならず、数
メートルから数十メートルの高所における作業は作業性
が大変に悪いものであった。
また、昇降キャリッジに取付けたセンサーにおいて、
昇降キャリッジが走行クレーンの上部へ移動する為、セ
ンサーからの配線が数メートルから数十メートル長さを
必要とし長配線になると共に、昇降移動の際に線が揺動
し折曲されることでノイズ・断線等により検出性能が低
下してしまうという問題があった。
昇降キャリッジが走行クレーンの上部へ移動する為、セ
ンサーからの配線が数メートルから数十メートル長さを
必要とし長配線になると共に、昇降移動の際に線が揺動
し折曲されることでノイズ・断線等により検出性能が低
下してしまうという問題があった。
本考案はこれらの問題を解決することをその課題とし
ている。
ている。
本考案は前記問題を解決する為にガイド支柱側にセン
サーを固着すると共に、ガイド支柱に昇降キャリッジの
昇降移動に連動する検出用チェーンを取付け、この検出
用チェーンに昇降キャリッジの昇降移動における各棚段
に相対する所定の停止位置に昇降キャリッジが位置した
際にセンサーの検出位置に位置するようになる検出プレ
ートを各棚段に対応してそれぞれ設けた構成にすること
によって電気的配線のある装置は固定する一方、ガイド
支柱側へは、取付け、調整の容易な装置を配する。
サーを固着すると共に、ガイド支柱に昇降キャリッジの
昇降移動に連動する検出用チェーンを取付け、この検出
用チェーンに昇降キャリッジの昇降移動における各棚段
に相対する所定の停止位置に昇降キャリッジが位置した
際にセンサーの検出位置に位置するようになる検出プレ
ートを各棚段に対応してそれぞれ設けた構成にすること
によって電気的配線のある装置は固定する一方、ガイド
支柱側へは、取付け、調整の容易な装置を配する。
本考案による実施例について、第1図、第2図、第3
図、第4図を用いて説明を行う。
図、第4図を用いて説明を行う。
自動倉庫において、棚16に荷物の上げ降しを行う走行
クレーンは従来と同様に第1図に示すように、クレーン
本体1と昇降クレーン2と昇降装置3と走行装置17と制
御装置18とよりなるもので、クレーン本体1は車輪4に
よって水平に移動する台車5に2本のガイド支柱6を立
設し、その上部に上部部材7を固着した枠形構造となっ
ており、枠内すなわち2本のガイド支柱6の間に昇降キ
ャリッジ2が昇降自在に支承され、この昇降キャリッジ
2は荷物を載置する荷台8を上部に装着し、チェーン9
を介して昇降装置3によりガイド支柱6に沿って昇降
し、この昇降装置3は台車5上で一方のガイド支柱6の
外側に備えられらているものである。
クレーンは従来と同様に第1図に示すように、クレーン
本体1と昇降クレーン2と昇降装置3と走行装置17と制
御装置18とよりなるもので、クレーン本体1は車輪4に
よって水平に移動する台車5に2本のガイド支柱6を立
設し、その上部に上部部材7を固着した枠形構造となっ
ており、枠内すなわち2本のガイド支柱6の間に昇降キ
ャリッジ2が昇降自在に支承され、この昇降キャリッジ
2は荷物を載置する荷台8を上部に装着し、チェーン9
を介して昇降装置3によりガイド支柱6に沿って昇降
し、この昇降装置3は台車5上で一方のガイド支柱6の
外側に備えられらているものである。
このような従来と同様の構成の走行クレーンにおい
て、昇降キャリッジ2の停止位置検出の為に、一方のガ
イド支柱6の下部に第1センサー10と第2センサー11と
を取付けると共に、ガイド支柱6の上部と下部とにそれ
ぞれスプロケット12を設け、このスプロケット12間に検
出用チェーン13を閉ループ状に装着し、検出用チェーン
13の一部を昇降キャリッジ2に固定し、昇降キャリッド
2の昇降移動に連動するようにし、この検出用チェーン
13に昇降キャリッジ12の昇降移動における各棚段に相対
する所定の停止位置に昇降キャリッジ2が位置した際に
第1センサー10あるいは第2センサー11の検出位置に位
置するようになる検出プレート14を各棚段に対応してそ
れぞれ設ける。
て、昇降キャリッジ2の停止位置検出の為に、一方のガ
イド支柱6の下部に第1センサー10と第2センサー11と
を取付けると共に、ガイド支柱6の上部と下部とにそれ
ぞれスプロケット12を設け、このスプロケット12間に検
出用チェーン13を閉ループ状に装着し、検出用チェーン
13の一部を昇降キャリッジ2に固定し、昇降キャリッド
2の昇降移動に連動するようにし、この検出用チェーン
13に昇降キャリッジ12の昇降移動における各棚段に相対
する所定の停止位置に昇降キャリッジ2が位置した際に
第1センサー10あるいは第2センサー11の検出位置に位
置するようになる検出プレート14を各棚段に対応してそ
れぞれ設ける。
次に、このような本考案の実施例の動作の説明を行う
と、昇降キャリッジ2が昇降移動を行うと、検出用チェ
ーン13は連動し、各棚段に対応して検出用チェーン13に
設けられた検出プレート14も移動を行う。このとき、ガ
イド支柱6に設けられた第1センサー10、第2センサー
11により検出プレート14を検出し、昇降キャリッジ2を
所定の位置に停止させる。この場合、第1センサー10は
荷物を棚段より取上げた又は荷物を棚段へ置き始める為
に昇降キャリッジ2の荷台8を各棚段の上方側の位置へ
停止させる為のセンサーであり、第2センサー11は荷物
を棚段へ置き終えた又は荷物を棚段より取上げ始める為
に昇降キャリッジ2の荷台8を各棚段の下方側の位置へ
停止させる為のセンサーであり、作業の内容によりどち
らかのセンサーを選択し検出プレート14を検出するもの
である。
と、昇降キャリッジ2が昇降移動を行うと、検出用チェ
ーン13は連動し、各棚段に対応して検出用チェーン13に
設けられた検出プレート14も移動を行う。このとき、ガ
イド支柱6に設けられた第1センサー10、第2センサー
11により検出プレート14を検出し、昇降キャリッジ2を
所定の位置に停止させる。この場合、第1センサー10は
荷物を棚段より取上げた又は荷物を棚段へ置き始める為
に昇降キャリッジ2の荷台8を各棚段の上方側の位置へ
停止させる為のセンサーであり、第2センサー11は荷物
を棚段へ置き終えた又は荷物を棚段より取上げ始める為
に昇降キャリッジ2の荷台8を各棚段の下方側の位置へ
停止させる為のセンサーであり、作業の内容によりどち
らかのセンサーを選択し検出プレート14を検出するもの
である。
なお、検出用チェーン13において、揺れ、曲がりを抑
えセンサーによる検出プレート14の検出精度を向上させ
る為、第2図、第3図、第4図に示すように、ガイド支
柱6に一対のガイド部材15を固着し、第1センサー10、
第2センサー11による検出プレート14の検出時に検出用
チェーン13を一対のガイド部材15で支持するようにする
と都合が良い。
えセンサーによる検出プレート14の検出精度を向上させ
る為、第2図、第3図、第4図に示すように、ガイド支
柱6に一対のガイド部材15を固着し、第1センサー10、
第2センサー11による検出プレート14の検出時に検出用
チェーン13を一対のガイド部材15で支持するようにする
と都合が良い。
本考案による自動倉庫の走行クレーンにおいては、昇
降キャリッジの停止位置検出の為にガイド支柱側にセン
サーを固着すると共に、昇降キャリッジの昇降移動に連
動する検出用チェーンをガイド支柱に取付け、この検出
用チェーンに昇降キャリッジの昇降移動における各棚段
に相対する所定の停止位置に昇降キャリッジが位置した
際にセンサーの検出位置に位置するようになる検出プレ
ートを各棚段に対応してそれぞれ設けるようにしたこと
で、 従来の走行クレーンに比べて検出プレートの取付け、
調整の作業において、走行クレーンの上部での作業を少
なくすることができ、作業を容易にすることができる。
降キャリッジの停止位置検出の為にガイド支柱側にセン
サーを固着すると共に、昇降キャリッジの昇降移動に連
動する検出用チェーンをガイド支柱に取付け、この検出
用チェーンに昇降キャリッジの昇降移動における各棚段
に相対する所定の停止位置に昇降キャリッジが位置した
際にセンサーの検出位置に位置するようになる検出プレ
ートを各棚段に対応してそれぞれ設けるようにしたこと
で、 従来の走行クレーンに比べて検出プレートの取付け、
調整の作業において、走行クレーンの上部での作業を少
なくすることができ、作業を容易にすることができる。
また、センサーもガイド支柱の下部に固着されるの
で、センサーに関する配線を短かくすることができると
共に、線が揺動し折曲されることがなく、ノイズ・断線
等の発生を抑え、検出性能の低下を防止するものであ
る。
で、センサーに関する配線を短かくすることができると
共に、線が揺動し折曲されることがなく、ノイズ・断線
等の発生を抑え、検出性能の低下を防止するものであ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の走行クレーンの正面図、第
2図は第1図における検出用チェーンの詳細正面図、第
3図は同側面図、第4図は同下面図、第5図は従来例の
走行クレーンの正面図である。 図中の番号1はクレーン本体、2は昇降キャリッジ、3
は昇降装置、4は車輪、5は台車、6はガイド支柱、7
は上部部材、8は荷台、9はチェーン、10は第1センサ
ー、11は第2センサー、12はスプロケット、13は検出用
チェーン、14は検出プレート、15はガイド部材、16は
棚、17は走行装置、18は制御装置である。
2図は第1図における検出用チェーンの詳細正面図、第
3図は同側面図、第4図は同下面図、第5図は従来例の
走行クレーンの正面図である。 図中の番号1はクレーン本体、2は昇降キャリッジ、3
は昇降装置、4は車輪、5は台車、6はガイド支柱、7
は上部部材、8は荷台、9はチェーン、10は第1センサ
ー、11は第2センサー、12はスプロケット、13は検出用
チェーン、14は検出プレート、15はガイド部材、16は
棚、17は走行装置、18は制御装置である。
Claims (1)
- 【請求項1】枠形構造をなしたクレーン本体とこのクレ
ーン本体にチェーンにより昇降自在に支承された昇降キ
ャリッジとより成る自動倉庫の走行クレーンにおいて、 昇降キャリッジの停止位置検出の為に、クレーン本体の
ガイド支柱にセンサーを固着すると共に、昇降キャリッ
ジの昇降移動に連動する検出用チェーンをガイド支柱に
取付け、この検出用チェーンに昇降キャリッジの昇降移
動における各棚段に相対する所定の停止位置に昇降キャ
リッジが位置した際にセンサーの検出位置に位置するよ
うになる検出プレートを各棚段に対応してそれぞれ設け
たことを特徴とする自動倉庫の走行クレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12505490U JPH085936Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 自動倉庫の走行クレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12505490U JPH085936Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 自動倉庫の走行クレーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0484292U JPH0484292U (ja) | 1992-07-22 |
JPH085936Y2 true JPH085936Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=31872674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12505490U Expired - Lifetime JPH085936Y2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 自動倉庫の走行クレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085936Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP12505490U patent/JPH085936Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0484292U (ja) | 1992-07-22 |
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