JPH08592B2 - 押し出し容器 - Google Patents

押し出し容器

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JPH08592B2
JPH08592B2 JP62102343A JP10234387A JPH08592B2 JP H08592 B2 JPH08592 B2 JP H08592B2 JP 62102343 A JP62102343 A JP 62102343A JP 10234387 A JP10234387 A JP 10234387A JP H08592 B2 JPH08592 B2 JP H08592B2
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JP
Japan
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cylinder
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screw
relay
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JP62102343A
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JPS63272685A (ja
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文雄 滝
透一 玉岡
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ロ−ト製薬株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、口紅、薬用リップ、糊およびその他の棒状
内容物を必要に応じて押し出すことのできる押し出し容
器に関し、特に内容物を押し出すための機構が多段継構
造になった押し出し容器に関する。
従来技術 この種の容器は、容器自体の長さ寸法に対して、内容
物押し出し機構部の占める割合が出来るだけ小さいこ
と、換言すれば内容物の占める割合が出来るだけ大きい
こと、が要求される。このため、上記押し出し機構を多
段継構造としたものが従来より多数提供されている。と
ころが、これらの押し出し容器は、内容物の残存量を容
器外部より視認する手段を、一般的には備えていない。
第5,6図に示した押し出し容器は、従来の容器の中
で、構造のシンプルな三段継構造を採用した容器として
実公昭55−43100号公報に開示されたものである。
第5図は内容物押し出し機構を収めた状態を、また第
6図は内容物の押し出し機構を繰り出した状態を夫々示
している。
この容器を簡単に説明すると、この容器は、第5図の
状態において、棒状内容物14を収納する本体筒10と、該
本体筒10の下端部に回転可能に接続された回転操作筒11
とが備えられている。
そして、上記本体筒10内に挿入され、かつ、上記棒状
内容物14を下方より支持する受皿13aと該受皿13aの底面
より下方に伸びるネジ棒13bとからなる押し出し棒部材1
3を備え、上記本体筒10内でかつ押し出し棒部材13のネ
ジ棒13bの外周に配置され、かつ、該ネジ棒13bと螺合す
る内ネジと上記本体筒10の内面下部に形成した内ネジ10
aに螺合せる外ネジとを有する中継筒12が備えられてい
る。
回転操作筒11を本体筒10に対し所定方向に回転させる
と、中継筒12が回転操作筒11と一体に回転するとともに
上昇し、これと同時に内容物押し出し棒部材13が中継筒
12に対して非回転で上昇し、第6図に示す繰り出し状態
になるように構成されている。
かかる容器において、内容物は、本体筒10内に収納さ
れているので、本体筒10が透明性の材料で作られないか
ぎり、視認不可能である。反面、本体筒10を透明性の材
料で作れば、内容物は視認可能になるが、しかし、それ
とともに、押し出し機構部まで透過して見えることにな
るので、意匠的観点より好ましい方法とは言えない。
本発明の技術的課題 従って、本発明の解決すべき技術的課題は、収納され
ている内容物の残存量が、収納ケース外より正確に視認
できる押し出し容器を提供することである。
本発明の要旨 (構 成) 上記技術的課題を達成するために、本発明は以下の如
く構成した。
すなわち、上記従来例の如く、回転操作筒を回転させ
ることにより、中継筒を回転させるとともに本体筒内を
上下動せしめると同時に、押し出し棒部材を非回転に中
継筒内及び本体筒内を上下動せしめるようにした押し出
し容器において、上記回転操作筒は、上記本体筒に対し
て中継筒と一体的に上下動すべく、中継筒に固定されて
いる。そして、回転操作筒と本体筒との相対的位置関係
により棒状内容物の残存量を表示する表示手段が備えら
れている。この表示手段は、例えば、本体筒表面に示し
た目盛と、回転操作筒の上縁とで構成される。
(作 用) 上記構成によれば、回転操作筒を本体筒に対して回転
させると、中継筒は、上記操作筒と一体的に回転し、し
かも、中継筒の外ネジが本体筒の下部に形成されている
内ネジと螺合しているので、本体筒軸方向に回転しなが
ら移動する。しかも、回転操作筒は、中継筒に固定され
ているので、中継筒の移動とともに移動する。すなわち
上記本体筒と回転操作筒との相対的位置関係は、回転操
作筒を回転操作することにより変化する。
(効 果) 従って、押し出し機構の最大繰り出し状態における上
記相対的位置関係を表示手段における空位置とし、逆に
上記機構の最少繰り出し状態における上記相対的位置関
係を表示手段における充満位置とし、この間を目盛り化
することにより、任意の時点における内容物の残存量を
容器外より視認することが可能となる。しかも、上記表
示手段は、中継筒に形成された内ネジ及び外ネジのリー
ドを勘案することにより、上記両ネジに螺合するネジ、
換言すれば、回転操作筒の1回転当りの、押し出し棒部
材の本体筒軸方向移動量が安易に計算できるので、内容
物残存量に対して正確さを備えていることは言うまでも
ない。
実施例 以下に、図に従って、本発明の実施例を具体的に説明
する。
第1〜3図は、第1実施例に係る押し出し容器を示
し、第1図は、棒状内容物の収納状態を、第2図は、押
し出し機構の繰り出し状態を示している。第1,2図にお
いて、6は棒状内容物を示し、該内容物6は本体筒1に
収納されている。該本体筒1の下端部には回転可に接続
された回転操作筒3と、上記本体筒1内に挿入され、か
つ、上記棒状内容物6を下方より支持する受皿5bと該受
皿5bの底面より下方に伸びるネジ棒5aとからなる押し出
し棒部材5と、上記本体筒1内でかつ押し出し棒部材5
のネジ棒5aの外周に配置され、かつ、該ネジ棒5aの左外
ネジ5dと螺合する左内ネジ4bと上記本体筒内下端部に装
着されたスリーブ2の内周面に形成された右内ネジ2aに
螺合せる右外ネジ4aとを有する中継筒4とを備えてい
る。上記スリーブ2は、本体筒内下端部において、本体
筒1に対し回転不自在かつ軸方向移動不可に固定されて
いる。さらに、上記回転操作筒3は、上記中継筒4の下
端部に設けられた環状ツバ4cの外周面に回転操作筒3の
下端部が挿入されて固定されるとともに、他方の上端部
が上記本体筒1の下端部外周面に対し回転可に外嵌され
ている。また、第3図に示すごとく、上記押し出し棒部
材5は、本体筒1内を非回転に上下動すべく、該部材5
の一構成部材たる受皿5bの外周面に複数個の突条5cの案
内手段を設ける一方、本体筒1の内周面には上記各突条
5cに対応した軸方向沿の各溝1aが形成され、上記各突条
5cが上記各溝1aに嵌合せしめられて、本体筒軸方向沿い
に案内される。
さらに、上記本体筒1の下部外周面には、上記棒状内
容物6の残存量を示す目盛り7が備えられ、該目盛り7
と回転操作筒3の上側外周縁3aとが協動して内容物の残
存量を表示する表示手段となる。
上記目盛り7は、残存量が零の状態、すなわち第2図
の如き押し出し機構の最大繰り出し状態,における本体
筒1の外周面上かつ回転操作筒3の上側外周縁3aの位置
を零とし、他方、残存量最大時における上記位置関係
(第1図に示す状態)の位置を100とするよう付されて
いる。尚、その中間は等間隔に目盛られる。尚、図中9
はキャップを示し、該キャップ9は防塵キャップであ
る。
上記構成によれば、回転操作筒3を時計方向に回転さ
せれば、中継筒4は、上記操作筒3と一体的に回転す
る。そして、上記中継筒4は、スリーブ2と右ネジ螺合
せしめられており、かつ、スリーブ2が本体筒1に固定
されているため、図中上方へ移動する。
一方、中継筒4と左ネジ螺合せしめられている押し出
し棒部材5は、本体筒1に対し非回転になっているの
で、中継筒4が時計方向に回転しつつ、スリーブ2内を
軸方向沿に移動すると、本体筒軸方向沿いに図中上方へ
摺動移動することになる。
このように、棒状内容物6を使用するために回転操作
筒3を右回転させて繰り出し、使用後、上記操作の逆を
行って上記内容物6を本体筒内に収納することができ
る。そして、この操作中、回転操作筒3は、本体筒1の
外周面上を上下移動している。すなわち、上記目盛り7
の表示0−100間を、上記操作筒3の上側外周縁3aが移
動している。
上記構成によれば、棒状内容物6の残存量は、適宜、
本体筒1の外周面上に付された目盛り7により視認する
ことが可能となる。すなわち、任意の時点において、上
記内容物6の上端が、本体筒1の上端と同一になるよう
回転操作筒3を回転させて繰り出し操作を行ない、上記
両上端が一致した時点における回転操作筒3の上側外周
縁3aが示す目盛り7の表示がその時点の残存量となる。
そして、該目盛り7は、繰り出し機構の構成部材たる左
右両ネジのリードにより、回転操作筒3の回転回数と押
し出し棒部材の本体筒内移動距離との関係を正確に算出
することができるので、正確な残存量を反映することが
できる。
本発明は上記実施の実施例に限定されるものではな
く、その他種々の態様で実施できる。第4図に従って、
本発明の第2実施例を具体的に説明する。第2実施例
は、上述の第1実施例と大略同一構成を有する容器であ
り、同一部分については同一符号を付して詳細な説明は
省略する。
本実施例の特徴は、第1実施例における残存量表示
が、数値表示であるのに対し、表示を絵表示とした点で
ある。
すなわち、図において、8は残存量表示を示し、該表
示8は、本体筒1の外周面上に描かれている。上記表示
8は、本押し出し容器内の棒状内容物6を最大繰り出し
状態にした模式図であり、内容物を示す絵表示目盛り部
8aと、押し出し容器を示す容器部8bとからなる。上記目
盛り部8aは、第1実施例と同様に、回転操作筒3の最大
移動距離がネジのリードより容易に算出できるので、そ
の計算長さに相当することは勿論である。従って、上記
目盛り部8aは、その先端が、容器の内容物最大収納時に
おける回転操作筒3の上記外周縁3aに一致するよう、本
体筒1の外周面上に描かれる。
第2実施例は、その特徴が表示手段の一方の要素とし
て絵を用いる所にあり、視覚による内容物の残存量の視
認とともに、押し出し容器としての意匠上の特徴を際立
たせる効果をも意図したものである。
尚、内容物の残存量を示す表示は、上述の第1,2実施
例では、本体筒1の外周面上に備えた例であるが、該表
示は、収納容器の外観形状により、回転操作筒3側に設
けても何ら支障ない。具体的には、例えば、回転操作筒
3が、上記表示を付設するための十分な寸法構成がなさ
れておれば、上記操作筒3を透明性材料にて成形し、か
つ、上記操作筒3の内周面又は外周面に表示を設け、本
体筒1の下端外周縁と上記表示との位置関係により表示
機能を作用せしめることも可能である。
さらに、上述の各実施例においては、回転操作筒3と
中継筒4とは別体としているが、これらを一体的に形成
してもよい。同様に、本体筒1とスリーブ2との関係も
同じことが言える。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は、本発明の第1実施例に係る押出し容器を
示し、第1図は棒状内容物を収納した状態を示す半断面
図、第2図は押出機構を繰り出した状態を示す半断面
図、第3図は第1図のIII−III線断面図、第4図は本発
明の第2実施例に係る押し出し容器の半断面図、第5,6
図は従来例に係る押し出し容器の断面図である。 1……本体筒、1a……溝、2……スリーブ、2a……内ネ
ジ、3……回転操作筒、3a……外周縁、4……中継筒、
4a……外ネジ、4b……内ネジ、4c……ツバ、5……押し
出し棒部材、5a……ネジ棒、5b……受皿、5c……案内手
段(突条)、5d……外ネジ、6……棒状内容物、7,8…
…残存量表示、8a……絵表示目盛り部、8b……容器部、
9……防塵キャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状内容物(6)を収納する本体筒(1)
    と、該本体筒(1)の下端部に回転可に接続された回転
    操作筒(3)と、 上記本体筒内に挿入され、かつ、上記棒状内容物(6)
    を下方より支持する受皿(5b)と該受皿の底面より下方
    に伸びるネジ棒(5a)とからなる押し出し棒部材(5)
    と、 上記本体筒内でかつ押し出し棒部材(5)のネジ棒(5
    a)の外周に配置され、かつ、該ネジ棒(5a)と螺合す
    る内ネジ(4b)と上記本体筒内面下部に形成した内ネジ
    (2a)に螺合せる外ネジ(4a)とを有する中継筒(4)
    とを備え、 上記回転操作筒(3)を回転させることにより、中継筒
    (4)を回転させるとともに本体筒(1)内を上下動せ
    しめると同時に押し出し棒部材(5)を非回転で中継筒
    (4)内及び本体筒(1)内を上下動せしめるようにし
    た押し出し容器において、 上記回転操作筒(3)は、上記本体筒(1)に対して中
    継筒(4)と一体的に上下動すべく、中継筒(4)に固
    定され、かつ、回転操作筒(3)と本体筒(1)との相
    対的位置関係により棒状内容物の残存量を表示する表示
    手段(7)を備えていることを特徴とする押し出し容
    器。
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