JPH0615887Y2 - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH0615887Y2
JPH0615887Y2 JP2254789U JP2254789U JPH0615887Y2 JP H0615887 Y2 JPH0615887 Y2 JP H0615887Y2 JP 2254789 U JP2254789 U JP 2254789U JP 2254789 U JP2254789 U JP 2254789U JP H0615887 Y2 JPH0615887 Y2 JP H0615887Y2
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JP
Japan
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elastic wing
container body
pressing
hole
screw rod
Prior art date
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JP2254789U
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JPH02114687U (ja
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寛明 百合
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Key Trading Co Ltd
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Key Trading Co Ltd
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ペースト状の化粧品等を収容する容器に関
するものである。
〔従来の技術〕
クリームのようなペースト状化粧品等を収容する容器の
中には、底部に設けられた押し上げ板を上方に押し上げ
たり、操作部を回転させたりすることにより、収容物を
頂部に設けられた注出口から取り出すようになつたもの
があり、このような容器として、実開昭55−1319
82号公報に開示されているものがある。すなわち、こ
の容器は、第5図および第6図に示すようなものであ
り、図において、1は容器本体、2はその下端に設けら
れた操作部、3は容器本体1の頂部に設けられた注出口
4を蓋するキヤツプである。上記操作部2は、容器本体
1に対して軸方向に回転自在になつており、その上面中
心部から容器本体1内の上端側に向かつてねじ棒5が植
立している。そして、このねじ棒5に、中心部にねじ穴
が設けられた押し上げ板6が、外周縁部を容器本体1の
内周面に摺接させた状態でら合している。したがつて、
上記操作部2を回転させると、押し上げ板6がねじ棒5
に沿つて上昇し、容器本体1内の収容物7を注出口4か
ら外部に押し出すというものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような容器では、収容物7の取り
出しの際に、一方の手で容器本体1を持ち、他方の手で
操作部2を回転させなければならず、操作が煩雑である
という問題や、収容物7を一定量づつ取り出すことが困
難であるという問題を有している。
この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、収
容物の取り出し操作が片手ででき、かつ収容物を一定量
づつ取り出すことができる容器に関するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案の容器は、上端の
一側に注出口が設けられた有天円筒状の容器本体内に、
中央部にねじ穴が穿設された板状ピストン部を摺動自在
に配設し、上記容器本体の天井部中央に穴部を穿設し、
この穴部からねじ棒を挿入してその下部側を上記板状ピ
ストン部のねじ穴に密接状態でら合させ、上記ねじ棒の
上端部に、上記穴部の周面に摺接する閉塞棒を延設しそ
の上端側を容器本体の天井部から上方に突出させるとと
もに、その上端側に、上方に向かつて延びる弾性羽部を
周面に沿つて複数個設け、上記天井部の上面にガイド部
を植設し、このガイド部に、ガイド部に沿つて上下移動
する下向き略円錐状の押圧部を上記弾性羽部の上方に位
置決めした状態で取り付け、この押圧部の下面を、上記
弾性羽部の上端部をガイドするら線状段部に形成し、上
記押圧部を押圧すると上記弾性羽部がら線状段部に沿つ
て外側に広がりながら回転し、その回転によつて、上記
ねじ棒が回転し、上記板状ピストン部がねじ棒に沿つて
上昇するようにしたという構成をとる。
〔作用〕
すなわち、この考案の容器は、閉塞棒を介してねじ棒に
連結された弾性羽部の上方に、下面がら線状段部に形成
された下向き略円錐状の押圧部をガイド部に沿つて上下
移動自在に設けている。そして、この押圧部を下方に押
圧することにより、弾性羽部を、その上端部がら線段部
に沿つて広がるようにして回転させ、その回転によつ
て、ねじ棒を回転させ板状ピストン部をねじ棒に沿つて
上昇させるようになつている。したがつて、収容物の取
り出し操作が、押圧部を押圧するだけですみ、片手で容
易に操作することができるようになる。また、押圧部の
ら線状段部によつて1ストロークの弾性羽部の回転数が
決まるため、押圧部の1回の押圧により上昇する板状ピ
ストン部の移動距離が一定となり、常に一定量の収容物
が吐出されるようになる。さらに、押圧部の押圧を解除
すると、弾性羽部はその弾性によつて、外側に広がつた
状態から元の上方に延びた状態に復元しようとするた
め、下方に押圧された押圧部は自動的に上方に押し上げ
られ元の弾性羽部の先端部が押圧部の中央側最下段に位
置決めされた状態に戻る。したがつて、再び、押圧部を
押圧することにより、収容物の取り出しができる。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく説明す
る。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示している。図におい
て、10は有天円筒状のポリプロピレン製容器本体であ
り、上端の一側に注出口11が設けられている。そし
て、天井部12の中央部に穴が穿設され、その縁部に筒
状部13が設けられている。14は筒状部13内の下部
側から容器本体10内を下方に延びる軟質ポリ塩化ビニ
ル製(またはポリエチレン製)のねじ棒であり、パイプ
状に形成されその外周全面にねじ(図示せず)が刻設さ
れている。15は、軟質ポリ塩化ビニル製(またはポリ
エチレン製)の押上部15aと、これを支えるポリプロ
ピレン製の支持部15bからなる板状ピストン部であ
り、中央部に設けられたねじ穴16を上記ねじにら合さ
せた状態で、ねじ棒14に取り付けられている。この板
状ピストン部15は、ねじ穴16が回転棒14と密接状
態になつているとともに、外周縁部が容器本体10の内
周面に密接しており、ねじ棒14を一方向に回転させる
ことにより、ねじ棒14に沿つて上昇するようになつて
いる。17は下端のねじ部17aをねじ棒14の上端開
口に嵌合させることにより、ねじ棒14の上端に連結さ
れたポリアセタール製の閉塞棒であり、下部側の周面に
設けられた突条17bを筒状部13の内周面に摺接させ
て、筒状部13の穴部を閉塞している。この閉塞棒17
の上端側は筒状部13の上方に向かつて延びており、そ
の上端部17cが大径の略球状に形成されている。18
は閉塞棒17の下部側に、円周に沿つて一定間隔で設け
られた3個の弾性羽部(第2図参照)であり、それぞれ
が水平方向から上方に向かつて反るようにして延びてい
る。また、19は、上記天井部12の上面から弾性羽部
18を囲うようにして植立している円筒状のガイド部で
あり、20はそのガイド部19の外周に遊嵌しているキ
ヤツプ状のポリプロピレン製押圧部である。この押圧部
20は、天井部の外周側部分が、中央側が下方に向かつ
て突出した円錐状部20aに形成され、中央部がその円
錐状部20aの下端縁部から植立した有天円筒状部20
bに形成されている。そして、上記円錐状部20aの下
面にら線状の段部21が形成され(第3図参照)、有天
円筒状部20bの天井部下面に、閉塞棒17の上端部1
7cが遊嵌するガイド筒22が垂設されている。上記円
錐状部20aの段部21は、弾性羽部18の上端部をガ
イドするようになつており、押圧部20を下方に押圧す
ると、弾性羽部18の上端側が段部21に沿つて外側に
広がりながら一方向に回転するようになつている。した
がつて、その回転により、ねじ棒14が一方向に回転
し、板状ピストン部15がねじ棒14に沿つて上昇す
る。なお、上記押圧部20は、その内周面下端部に形成
された突条20aを、ガイド部19の外周面上端部に形
成された突条19aに係合させることにより、ガイド部
19から抜け止めされており、ガイド筒22は、その内
周面下端部に設けられた突条22aを閉塞棒17の上端
部17cに係合させることにより、閉塞棒17から抜け
止めされている。
また、容器本体10内には、ペースト状の化粧品23が
収容されている。
この構成において、使用時には、第1図の状態から、押
圧部20を下方に押圧して弾性羽部18を回転させる。
その結果、第4図の矢印に示すように、板状ピストン部
15が上昇し、化粧品23が注出口11から外部に押し
出される。したがつて、これを手で受け使用する。ま
た、上記押圧部20を押圧した状態では、弾性羽部18
の上端部は、第4図に示すように、横方向に広がつて段
部21の最上段部に位置決めされた状態になつている
が、上記押圧を解除すると、その弾性によつて元の状態
に戻ろうとする。したがつて、押圧部20は、弾性羽部
18の復元力によつて上方に押し上げられ、自動的に元
の状態(段部21の最下段部に弾性羽部18の上端部が
位置決めされた第1図の状態)に戻る。また、押圧部2
0を上方から下方に押圧したときの1ストロークにおけ
る、弾性羽部18の回転数が一定であるため、1回の押
圧によつて取り出せる化粧品23の量が一定になる。し
たがつて、常時適量の化粧品23の取り出しが可能にな
り、使い勝手がよくなる。また、この容器では、容器本
体10に底部が設けられていないため、部材数が少なく
なり、コストの低減が図れる。
なお、上記実施例では、押圧部20をガイドするガイド
部をガイド部19および閉塞棒17で構成しているが、
これをどちらかの一方だけで構成してもよい。
〔考案の効果〕
この考案の容器は、以上のように構成されているため、
収容物の取り出し操作が片手で容易にできるようにな
る。また、常に一定量の収容物を取り出せるようにな
る。さらに、押圧部の押圧を解除すると、弾性羽部が自
動的に元の状態に戻るようになり使い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の不使用状態を示す縦断面
図、第2図は弾性羽部を示す斜視図、第3図は押圧部を
示す一部切り欠き斜視図、第4図は第1図に示す容器の
使用状態を示す縦断面図、第5図は従来例の斜視図、第
6図はその縦断面図である。 10……容器本体、11……注出口、12……天井部、
13……筒状部、14……ねじ棒、15……板状ピスト
ン部、16……ねじ穴、17……閉塞棒、18……弾性
羽部、19……ガイド部、20……押圧部、21……段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端の一側に注出口11が設けられた有天
    円筒状の容器本体10内に、中央部にねじ穴16が穿設
    された板状ピストン部15を摺動自在に配設し、上記容
    器本体10の天井部12中央に穴部を穿設し、この穴部
    からねじ棒14を挿入してその下部側を上記板状ピスト
    ン部15のねじ穴16に密接状態でら合させ、上記ねじ
    棒14の上端部に、上記穴部の周面に摺接する閉塞棒1
    7を延設しその上端側を容器本体10の天井部12から
    上方に突出させるとともに、その上端側に、上方に向か
    つて延びる弾性羽部18を周面に沿つて複数個設け、上
    記天井部12の上面にガイド部19を植設し、このガイ
    ド部19に、ガイド部19に沿つて上下移動する下向き
    略円錐状の押圧部20を上記弾性羽部18の上方に位置
    決めした状態で取り付け、この押圧部20の下面を、上
    記弾性羽部18の上端部をガイドするら線状段部21に
    形成し、上記押圧部20を押圧すると上記弾性羽部18
    がら線状段部21に沿つて外側に広がりながら回転し、
    その回転によつて、上記ねじ棒14が回転し、上記板状
    ピストン部15がねじ棒14に沿つて上昇するようにし
    たことを特徴とする容器。
JP2254789U 1989-02-28 1989-02-28 容 器 Expired - Lifetime JPH0615887Y2 (ja)

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JP2254789U JPH0615887Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 容 器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2254789U JPH0615887Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 容 器

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JPH02114687U JPH02114687U (ja) 1990-09-13
JPH0615887Y2 true JPH0615887Y2 (ja) 1994-04-27

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ID=31240764

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JP2254789U Expired - Lifetime JPH0615887Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 容 器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6243702B2 (ja) * 2013-10-30 2017-12-06 株式会社吉野工業所 繰出容器

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JPH02114687U (ja) 1990-09-13

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