JPH085850Y2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

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JPH085850Y2
JPH085850Y2 JP4734990U JP4734990U JPH085850Y2 JP H085850 Y2 JPH085850 Y2 JP H085850Y2 JP 4734990 U JP4734990 U JP 4734990U JP 4734990 U JP4734990 U JP 4734990U JP H085850 Y2 JPH085850 Y2 JP H085850Y2
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JP
Japan
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evaporator
air conditioner
receiver
liquid receiver
moisture
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JP4734990U
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Inventor
廣良 小野
Original Assignee
カルソニックツインティー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用空気調和装置、殊に冷媒循環装置中
の受液器の冷却装置に関するものである。
〔従来の技術〕
空気調和装置において冷媒循環装置中の凝縮器で凝縮
された液冷媒を過冷却すると冷却能力が増大することは
公知であり、その目的のためと冷媒ガス吸入管の結露、
着霜防止のために熱交換器(例えばダンフオスHE型)が
使用されている。
実開平2−29807号の空気調和機は同じく液冷媒の過
冷却を目的とするもので、冷媒循環装置中の蒸発器で発
生した凝結水を貯溜する容器を設けるとともにこの容器
内に貯溜された凝結水中に受液器を浸漬した構成のもの
である。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べたうち前者においては、熱交換器を
付設する必要があって、装置が複雑となる欠点がある。
また、後者においては、蒸発器で発生した凝縮水(排
水ドレン)を利用できるとしても狭隘なエンジンルーム
内に本考案のような容器を設けることは不可能に近く、
また車室内あるいはトランクルームに配置すれば配置が
長くなって実用的でなく、容器内に受液器を固定する方
法についても自動車のように振動の多いものについては
困難であり、さらに、受液器を冷却する熱量について
も、排水ドレンは僅かであり、(1.5〜2l/h程度)、ま
た顕熱を利用するのであるから十分な冷却効果を得られ
ないという問題点がある。
本考案は後者の従来技術の有するこのような問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
構造簡単、取付確実で、しかも十分な冷却効果が得られ
るものを提供しようとするにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の自動車用空気調和装置は上記目的を達成する
ための手段として下記の構成を備えている。
(1)圧縮機、凝縮器、受液器、膨張弁および蒸発器を
有する冷媒循環装置を備えたものにおいて、前記受液器
の周囲を綿布のごとき放湿しやすい材料で巻き、前記蒸
発器で発生した排水ドレンあるいは水タンクより流出し
た水を上部あるいは下部に導き、前記放湿材料を常に湿
潤した状態に保持して蒸発熱により前記蒸発器の表面を
冷却させること。
〔作用〕
本考案においては、蒸発器は放湿材料を巻き付けた状
態で従来と同様に取付けることができるので取付方法は
完全であり、しかも水の蒸発潜熱を利用するので比熱を
利用する従来例に比して遥かに大きい冷却効果を生ず
る。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本考案を実施する冷媒循環装置の1例を示す
配置図で、1は圧縮機、2は凝縮器、3は受液器、4は
膨張弁、5は蒸発器を示す。
第2図は本考案実施の1例を示す一部断面図で、受液
器3は放湿しやすい材料3a、例えば蒸発式加湿器に使用
している綿布を外周に巻き付け、取付金具3bによりエン
ジンルーム内に固定される。放湿材料3aの上部には蒸発
器5で発生した排水ドレンが導かれて放湿材料3aを常に
湿潤した状態に保持して蒸発熱により受液器3の表面を
冷却している。
第3図は本考案の実施第2例を示すもので、この場合
は放湿材料3aと受液器3の下方に水受皿3cを取付け、排
水ドレンを放湿材料の上部および下部に導くようにした
ものである。
なお、上記排水ドレンの外に必要に応じて図示しない
水タンクからの水を追加することも可能である。
〔考案の効果〕
本考案によって奏せられる効果は次の通りである。
(1)構造簡単で、取付方法が容易確実である。
(2)放湿材料に導かれる排水ドレンまたは水の蒸発潜
熱により受液器を効果的に冷却することにより空気調和
装置における十分な冷却効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施する冷媒循環装置の1例を示す配
置図、第2図は本考案実施第1例を示す一部断面図、第
3図は同じく実施第2例を示す一部断面図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 1:圧縮機、2:凝縮器 3:受液器、4:膨張弁 5:蒸発器、3a:放湿材料

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、凝縮器、受液器、膨張弁および蒸
    発器を有する冷媒循環装置を備えたものにおいて、前記
    受液器の周囲を綿布のごとき放湿しやすい材料で巻き、
    前記蒸発器で発生した排水ドレンあるいは水タンクより
    流出した水を上部あるいは下部に導き、前記放湿材料を
    常に湿潤した状態に保持して蒸発熱により前記受液器の
    表面を冷却させることを特徴とする自動車用空気調和装
    置。
JP4734990U 1990-05-08 1990-05-08 自動車用空気調和装置 Expired - Lifetime JPH085850Y2 (ja)

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JPH047215U JPH047215U (ja) 1992-01-23
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JPS4891719U (ja) * 1972-02-03 1973-11-05
JPS4997919U (ja) * 1972-12-11 1974-08-23

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