JPH0858383A - 自動車のドア構造 - Google Patents
自動車のドア構造Info
- Publication number
- JPH0858383A JPH0858383A JP20177594A JP20177594A JPH0858383A JP H0858383 A JPH0858383 A JP H0858383A JP 20177594 A JP20177594 A JP 20177594A JP 20177594 A JP20177594 A JP 20177594A JP H0858383 A JPH0858383 A JP H0858383A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center pillar
- door
- pillar garnish
- automobile
- garnish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のフロントとリアのドアのセンターピ
ラー部における見切り部分の外観をよく保ちながら、部
品の点数または組み付け工数を削減することができる自
動車のドア構造を提供する。 【構成】 リアドアセンターピラーガーニッシュ１０の
前方側部にフロントドアセンターピラーガーニッシュ９
の室内側に回り込む形状を有する縦長のフランジ部１
０’を一体に設ける。
ラー部における見切り部分の外観をよく保ちながら、部
品の点数または組み付け工数を削減することができる自
動車のドア構造を提供する。 【構成】 リアドアセンターピラーガーニッシュ１０の
前方側部にフロントドアセンターピラーガーニッシュ９
の室内側に回り込む形状を有する縦長のフランジ部１
０’を一体に設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドア構造に関
する。特に、本発明は、四輪自動車のセンターピラー部
における見切り部分処理のためのドア構造に関する。
する。特に、本発明は、四輪自動車のセンターピラー部
における見切り部分処理のためのドア構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３から図６に、自動車のドア部におけ
る従来のセンターピラー部の見切り処理の例を示す。図
３においては、自動車のフロントドア１およびリアドア
２の外側面が示されている。図４には、図３のＡ−Ａ線
に沿った矢視断面を示す。図４において、フロントドア
１およびリアドア２のこの断面部分の構成は、それぞ
れ、ドアインナーパネル３、ドアアウターパネル４、サ
ッシュ５、ガラス６、ガラスラン７からなり、その外側
にフロントドア１のセンターピラーガーニッシュ９と、
リアドア２のセンターピラーガーニッシュ１０が設けら
れている。これらのセンターピラーガーニッシュ９、１
０は、ネジ１１によりドアインナーパネル３に固定され
ている。車両のボディの断面としてサイドボディ８が見
えている。第４図に示したフロントとリアの両ドアのセ
ンターピラー部分を外側からみた場合、フロントドアと
リアドアのそれぞれのピラーガーニッシュ９、１０の間
からサイドボディの色が見えてしまい、外観が悪い。
る従来のセンターピラー部の見切り処理の例を示す。図
３においては、自動車のフロントドア１およびリアドア
２の外側面が示されている。図４には、図３のＡ−Ａ線
に沿った矢視断面を示す。図４において、フロントドア
１およびリアドア２のこの断面部分の構成は、それぞ
れ、ドアインナーパネル３、ドアアウターパネル４、サ
ッシュ５、ガラス６、ガラスラン７からなり、その外側
にフロントドア１のセンターピラーガーニッシュ９と、
リアドア２のセンターピラーガーニッシュ１０が設けら
れている。これらのセンターピラーガーニッシュ９、１
０は、ネジ１１によりドアインナーパネル３に固定され
ている。車両のボディの断面としてサイドボディ８が見
えている。第４図に示したフロントとリアの両ドアのセ
ンターピラー部分を外側からみた場合、フロントドアと
リアドアのそれぞれのピラーガーニッシュ９、１０の間
からサイドボディの色が見えてしまい、外観が悪い。
【０００３】そこで従来は、図４のＸで示した円の内部
の拡大図を示す図５にあるように、サイドボディ８に黒
色のテープ１２を貼ったり、または、サイドボディ８を
黒色に塗装したり、図６に示すように、ゴムリップ１３
を設けて、サイドボディ８を外部から隠していた。
の拡大図を示す図５にあるように、サイドボディ８に黒
色のテープ１２を貼ったり、または、サイドボディ８を
黒色に塗装したり、図６に示すように、ゴムリップ１３
を設けて、サイドボディ８を外部から隠していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術においては、テープ１２や、ゴムリップ１３のよ
うな別個の部品が必要となり、あるいは、サイドボディ
の特別な塗装といった余計な工程が必要となる。そのた
め、部品の点数や組み付け工数が増加し、その結果、製
造コストの増加を招いていた。
来技術においては、テープ１２や、ゴムリップ１３のよ
うな別個の部品が必要となり、あるいは、サイドボディ
の特別な塗装といった余計な工程が必要となる。そのた
め、部品の点数や組み付け工数が増加し、その結果、製
造コストの増加を招いていた。
【０００５】本発明の目的は、上記の従来技術の有する
問題点に鑑み、フロントとリアのドアのセンターピラー
部における見切り部の外観を良く保ちながら、部品の点
数または組み付け工数を削減することができる自動車の
ドア構造を提供することにある。
問題点に鑑み、フロントとリアのドアのセンターピラー
部における見切り部の外観を良く保ちながら、部品の点
数または組み付け工数を削減することができる自動車の
ドア構造を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、リアドアセン
ターピラーガーニッシュの車体前方向きの側部にフロン
トドアセンターピラーガーニッシュの室内側に回り込む
形状を有する縦長のフランジ部を設けて構成される。
ターピラーガーニッシュの車体前方向きの側部にフロン
トドアセンターピラーガーニッシュの室内側に回り込む
形状を有する縦長のフランジ部を設けて構成される。
【０００７】このようなフランジ部は、好ましくはリア
ドアセンターピラーガーニッシュと一体に成形して設け
ることができる。しかし、センターピラーガーニッシュ
の構造によっては、センターピラーガーニッシュの内側
にあるドアアウターパネル４あるいはインナーパネル３
の一部として形成できる場合もある。また、このフラン
ジ部は、センターピラーガーニッシュと同一の素材によ
り形成されるのが簡易であり、好ましいが、合成樹脂の
二色射出成形技術等を利用して異なる素材を使用するこ
とも可能である。素材としては、たとえば、適当な合成
樹脂、金属がある。
ドアセンターピラーガーニッシュと一体に成形して設け
ることができる。しかし、センターピラーガーニッシュ
の構造によっては、センターピラーガーニッシュの内側
にあるドアアウターパネル４あるいはインナーパネル３
の一部として形成できる場合もある。また、このフラン
ジ部は、センターピラーガーニッシュと同一の素材によ
り形成されるのが簡易であり、好ましいが、合成樹脂の
二色射出成形技術等を利用して異なる素材を使用するこ
とも可能である。素材としては、たとえば、適当な合成
樹脂、金属がある。
【０００８】
【実施例】図１および図２に本発明のドア構造の好適な
一実施例を示す。同一部品に関する符号は図３から図６
に用いられたものをそのまま使用するので、その説明は
省略する。
一実施例を示す。同一部品に関する符号は図３から図６
に用いられたものをそのまま使用するので、その説明は
省略する。
【０００９】図１は、図４のＸで示した円の内部に相当
する部分の拡大図である。本発明の実施例にかかるリア
ドアセンターピラーガーニッシュ１０には、フロントド
アのセンターピラーガーニッシュ９の裏へ回り込むフラ
ンジ部１０’を設ける。このフランジ部１０’は、リア
ドアセンターピラーガーニッシュ１０と一体に成形され
ている。本実施例においては、このフランジ部１０’
は、ガーニッシュ１０の本体表面とほぼ平行になってい
る平面部とこの平面部とガーニッシュ本体とをつなぐ接
続平面部とからなっている。しかし、本実施例にあるよ
うな２つの平面部を組み合わせてフランジ部１０’を形
成する以外にも、フランジ部１０’は、リアドアセンタ
ーピラーガーニッシュ１０からフロントドアセンターピ
ラーガーニッシュ９の裏面に回り込むような形状であれ
ば良く、ガーニッシュ１０の本体から接線方向がほぼ垂
直で丸く回り込む形状であっても良い。
する部分の拡大図である。本発明の実施例にかかるリア
ドアセンターピラーガーニッシュ１０には、フロントド
アのセンターピラーガーニッシュ９の裏へ回り込むフラ
ンジ部１０’を設ける。このフランジ部１０’は、リア
ドアセンターピラーガーニッシュ１０と一体に成形され
ている。本実施例においては、このフランジ部１０’
は、ガーニッシュ１０の本体表面とほぼ平行になってい
る平面部とこの平面部とガーニッシュ本体とをつなぐ接
続平面部とからなっている。しかし、本実施例にあるよ
うな２つの平面部を組み合わせてフランジ部１０’を形
成する以外にも、フランジ部１０’は、リアドアセンタ
ーピラーガーニッシュ１０からフロントドアセンターピ
ラーガーニッシュ９の裏面に回り込むような形状であれ
ば良く、ガーニッシュ１０の本体から接線方向がほぼ垂
直で丸く回り込む形状であっても良い。
【００１０】また、フランジ部１０’の断面形状の大き
さは、フロントおよびリアのセンターピラーガーニッシ
ュ９、１０間の間隙を十分にカバーして外観を向上させ
ることができる大きさであれば良く、特に限定されな
い。さらに、フロントドアセンターピラーガーニッシュ
９のリアドアのガーニッシュ１０に対向する縁部は、図
１に示すように若干大きくなった厚みまたは奥行きを有
するような形状を有しているのが好ましいが、これは必
ずしも必要な要件ではない。フロントガーニッシュ９の
リアガーニッシュ１０に並ぶ縁部は、本体部分の厚さの
まま単に切断して終わるような形状であっても良い。図
２には、リアドアセンターピラーガーニッシュ１０の全
体の斜視図を示す。図２に示すように、フランジ部１
０’は、好ましくは、リアドアセンターピラーガーニッ
シュ１０の縦方向の全長にわたって延びているのが外観
を向上させる上で望ましい場合が多いが、必要に応じて
は、この全長よりも短いフランジ部１０’であっても十
分な場合があり、またフランジ部１０’に切り欠き部を
設けることもできる。
さは、フロントおよびリアのセンターピラーガーニッシ
ュ９、１０間の間隙を十分にカバーして外観を向上させ
ることができる大きさであれば良く、特に限定されな
い。さらに、フロントドアセンターピラーガーニッシュ
９のリアドアのガーニッシュ１０に対向する縁部は、図
１に示すように若干大きくなった厚みまたは奥行きを有
するような形状を有しているのが好ましいが、これは必
ずしも必要な要件ではない。フロントガーニッシュ９の
リアガーニッシュ１０に並ぶ縁部は、本体部分の厚さの
まま単に切断して終わるような形状であっても良い。図
２には、リアドアセンターピラーガーニッシュ１０の全
体の斜視図を示す。図２に示すように、フランジ部１
０’は、好ましくは、リアドアセンターピラーガーニッ
シュ１０の縦方向の全長にわたって延びているのが外観
を向上させる上で望ましい場合が多いが、必要に応じて
は、この全長よりも短いフランジ部１０’であっても十
分な場合があり、またフランジ部１０’に切り欠き部を
設けることもできる。
【００１１】
【発明の効果】上記のように、本発明のドア構造によれ
ば、部品点数や組み付け工数を削減しつつ、フロントド
アとリアドア間の見切り部からボディの色が見えないよ
うにして、自動車の外観を向上させることができる。
ば、部品点数や組み付け工数を削減しつつ、フロントド
アとリアドア間の見切り部からボディの色が見えないよ
うにして、自動車の外観を向上させることができる。
【図１】本発明によるドア構造の一実施例を示す図３の
Ａ−Ａ線に沿った断面図である。
Ａ−Ａ線に沿った断面図である。
【図２】本発明によるリアドアセンターピラーガーニッ
シュの実施例の全体を示す斜視図である。
シュの実施例の全体を示す斜視図である。
【図３】一般的な自動車のフロントドアとリアドアの外
側面を示す図である。
側面を示す図である。
【図４】従来例の図３のＡ−Ａ線に沿った断面図であ
る。
る。
【図５】図４のＸで示した円内の部分を拡大して示す別
の従来例の断面図である。
の従来例の断面図である。
【図６】さらに別の従来例の図５と同様の断面図であ
る。
る。
１ フロントドア ２ リアドア ３ インナーパネル ４ アウターパネル ８ サイドボディ ９ フロントドアセンターピラーガーニッシュ １０ リアドアセンターピラーガーニッシュ １０’ フランジ部
Claims (1)
- 【請求項１】 リアドアセンターピラーガーニッシュの
車体前方向きの側部にフロントドアセンターピラーガー
ニッシュの室内側に回り込む形状を有する縦長のフラン
ジ部を設けたことを特徴とする自動車のドア構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20177594A JPH0858383A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 自動車のドア構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20177594A JPH0858383A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 自動車のドア構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0858383A true JPH0858383A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16446739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20177594A Pending JPH0858383A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | 自動車のドア構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0858383A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008041473A1 (ja) | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Honda Motor Co., Ltd. | ドア閉じ合い部とガーニッシュ見切り部がドア並び方向においてオフセットした車両のドア構造 |
| US7600806B2 (en) | 2006-09-27 | 2009-10-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Attachment structure and attachment method for window glass and glass molding |
| JP2009280019A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Hirotec Corp | 車両用ドアの窓枠に取り付けられるガーニッシュ及びこのガーニッシュを取り付けた車両用ドア |
| JP2012158267A (ja) * | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Mazda Motor Corp | 車両の側部構造 |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP20177594A patent/JPH0858383A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008041473A1 (ja) | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Honda Motor Co., Ltd. | ドア閉じ合い部とガーニッシュ見切り部がドア並び方向においてオフセットした車両のドア構造 |
| US7600806B2 (en) | 2006-09-27 | 2009-10-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Attachment structure and attachment method for window glass and glass molding |
| US7997638B2 (en) | 2006-09-27 | 2011-08-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Door structure of vehicle, in which door joint and garnish gap are offset in door arrangement direction |
| JP2009280019A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Hirotec Corp | 車両用ドアの窓枠に取り付けられるガーニッシュ及びこのガーニッシュを取り付けた車両用ドア |
| JP2012158267A (ja) * | 2011-02-01 | 2012-08-23 | Mazda Motor Corp | 車両の側部構造 |
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