JPH0858325A - 車両用牽引フック装置 - Google Patents

車両用牽引フック装置

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JPH0858325A
JPH0858325A JP20081894A JP20081894A JPH0858325A JP H0858325 A JPH0858325 A JP H0858325A JP 20081894 A JP20081894 A JP 20081894A JP 20081894 A JP20081894 A JP 20081894A JP H0858325 A JPH0858325 A JP H0858325A
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Keishi Goto
恵志 後藤
Hirotaka Togashi
寛任 富樫
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、車両を牽引するため車両の前端部
又は後端部の下方に装着される車両用牽引フック装置に
関し、係留用フックを利用して必要時のみ容易に取り付
けできしかも前方からの引張りに適応しうる簡素且つ強
固な構成の車両用牽引フック装置を提供することを目的
とする。 【構成】 車体1の前端部の下方に突出するように設け
られた係留用フック部材5を左右両面から挟着しうる着
脱可能な一対の分割部材6a,6bと、該一対の分割部
材6a,6bを結合する締結手段7とを備え、該分割部
材6a,6bの接合面部6c,6dに該係留用フック部
材5の側面形状に沿った形状を有し該一対の分割部材の
結合時に該係留用フック部材5の側面に係合しうる係合
凹部8が形成され、且つ、該接合面部6c,6dを貫通
して牽引用ロープを係止しうるロープ挿通孔9が形成さ
れるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両を牽引するため車
両の前端部又は後端部の下方に装着される、車両用牽引
フック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両が自力走行不
能となった際には、車両を牽引する場合があり、このた
め車両の前部に牽引用のフック装置を設ける必要があ
る。この牽引用のフック装置は車両の前方に突出して設
けられることは望ましくないので、例えば図9に示すよ
うに、牽引用フック装置は、必然的に車両の前部におい
て下方へ突出するようにして設けられることになる。
【0003】しかし、このような牽引フック装置が車両
の前部下方に突出すると、図9に示すように、車両のア
プローチアングルがaで示す本来の大きさからa′で示
すように小さくなるのみならず、車両の最低地上高もb
で示す本来の高さからb′で示す高さまで低下すること
もあり、特に、スポーツカータイプの自動車では、所定
のアプローチアングルおよび最低地上高を確保できなく
なる場合がある。
【0004】そこで、図10に示すごとく、車体1のリ
ンフォースメンバまたはフロントサイイドメンバ2に取
付ナット3を設置し、牽引を必要とするときだけ取付ナ
ット3にアイボルト型の牽引フック4を螺合固定して牽
引用フック装置を形成する手段が提案されている。一
方、自動車の前後端部下方には、このような牽引フック
の他に、例えば図9に符号5で示すように、シッピング
ブラケットまたはタイダウンフックと呼ばれる係留用フ
ック部材が装備されて、車両の輸送時に車両を輸送体と
固定するためのフック装置が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように牽引用フックを車両の前部下方に突出させるも
のでは、車両のアプローチアングルおよび車両の最低地
上高が小さくなって、特にスボーツカータイプの車両に
は採用できないのみならず、牽引フックの飛び出しによ
り車両の見栄えが悪くなるという課題がある。
【0006】また、アプローチアングルおよび最低地上
高を確保するため、リンフォースメンバなどに設けた取
付ナットに牽引フックを螺合固定するものでは、車両の
ボデー側に取付ナットを設けるなど車両の構成が煩雑に
なってコスト高になるという課題がある。さらに、車両
に設けられる係留用フックを牽引フックに流用しようと
することが考えられるが、係留用フックが車体の下方に
引張されるのに対し牽引フックは車体の前方に引張され
るので、係留用フックと牽引フックとの間には、自ずか
ら構造上の差異が存在し、係留用フックをそのまま牽引
フックとして用いることは困難であるという課題があ
る。
【0007】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、係留用フックを利用して必要時のみ容易に取
り付けでき、しかも前方からの引張りに適応しうる簡素
で且つ強固な構造の車両用牽引フック装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の車両用牽引フック装置は、車体の前端部また
は後端部の下方に突出するように設けられた係留用フッ
ク部材を左右両面から挟着しうる着脱可能な一対の分割
部材と、該一対の分割部材を結合する締結手段とを備
え、該分割部材の接合面部に該係留用フック部材の側面
形状に沿った形状を有し該一対の分割部材の結合時に該
係留用フック部材の側面に係合しうる係合凹部が形成さ
れるとともに、該分割部材の該接合面部を貫通して牽引
用ロープを係止しうるロープ挿通孔が形成されているこ
とを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の本発明の車両用牽引
フック装置は、請求項1記載の構成において、該係合凹
部が、該一対の分割部材の各接合面部にそれぞれ形成さ
れるとともに、該ロープ挿通孔が該一対の分割部材の各
接合面部をいずれも貫通するように上記の各分割部材に
形成され、該締結手段により該一対の分割部材を結合す
ると、該一対の分割部材が該係合凹部により該係留用フ
ック部材を挟持するとともに、上記の各分割部材の該ロ
ープ挿通孔が、該係合凹部の下方又は外方の近傍におい
て互いに整合するように、上記の各係合凹部及び上記の
各ロープ挿通孔が配置されていることを特徴としてい
る。
【0010】また、請求項3記載の本発明の車両用牽引
フック装置は、請求項1又は2記載の構成において、該
係留用フック部材が、棒状体を中間部で屈曲形成されて
屈曲部を先端側に配置させて該棒状体の両端部を基端側
に配置させたフック本体と、該フック本体の基端部に装
備されて車体の構造部材に結合されるベース部材とから
なり、該分割部材に、該ベース部材の端部と当接して該
分割部材の該フック本体に対する回転を阻止しうる回転
止用当接面が形成されていることを特徴としている。
【0011】また、請求項4記載の本発明の車両用牽引
フック装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に
おいて、上記の左右の分割部材のうちの一方に係止孔部
が設けられ、上記の左右の分割部材のうちの他方に該係
止孔部と係止して上記の両分割部材を接合状態に仮止め
しうる仮止用係止片が設けられていることを特徴として
いる。
【0012】また、請求項5記載の本発明の車両用牽引
フック装置は、請求項4記載の構成において、該仮止用
係止片の先端部に、該係止孔部の周縁に当接して、上記
の両分割部材を仮止め状態に保持する仮止保持用折曲片
が設けられていることを特徴としている。また、請求項
6記載の本発明の車両用牽引フック装置は、請求項2〜
5のいずれかに記載の構成において、該一対の分割部材
の結合時に、該両分割部材が、該係留用フック部材を挟
持する該係合凹部の周縁ではやや離隔して、ロープ挿通
孔部分ではほぼ隙間のない状態に当接するように形成さ
れていることを特徴としている。
【0013】また、請求項7記載の本発明の車両用牽引
フック装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の構成に
おいて、該分割部材の外周縁部又は該ロープ挿通孔縁部
に、該分割部材を増強する補強用フランジ部が形成され
ていることを特徴としている。また、請求項8記載の本
発明の車両用牽引フック装置は、請求項1〜7のいずれ
かに記載の構成において、該分割部材における該接合面
部に、該係留フック部材のフック部内に位置するフック
内部分がそなえられるとともに、該締結手段としてボル
ト及びナットが用いられ、該ボルト及びナットが、該接
合面部の該フック内部分に装着されていることを特徴と
している。
【0014】
【作用】上述の請求項1記載の本発明の車両用牽引フッ
ク装置では、車両を牽引しようとする際には、一対の分
割部材を、該分割部材に形成された係合凹部を係留用フ
ック部材の側面に係合させるようにしながら、係留用フ
ック部材の左右両面から挟着して、これらの分割部材を
締結手段により締結して結合する。これにより、結合さ
れた分割部材が係留用フック部材と一体的に係合する。
そして、該分割部材の該接合面部を貫通するように形成
されたロープ挿通孔に牽引用ロープを係止させること
で、車両の牽引を行なうことができるようになる。
【0015】また、請求項2記載の本発明の車両用牽引
フック装置では、該締結手段により該一対の分割部材を
該係留用フック部材を挟んで結合すると、該一対の分割
部材がそれぞれの係合凹部により該係留用フック部材を
挟持するとともに、上記の各分割部材の該ロープ挿通孔
が、該係合凹部の下方又は外方の近傍において互いに整
合する。
【0016】さらに、請求項3記載の本発明の車両用牽
引フック装置では、該締結手段により該一対の分割部材
を該係留用フック部材を挟んで結合すると、該分割部材
に形成された回転止用当接面が、該ベース部材の端部と
当接して該分割部材の該フック本体に対する回転を阻止
する。したがって、該分割部材の該ロープ挿通孔に牽引
用ロープを係止させて牽引を行なう時に、該分割部材の
該フック本体に対して回転することなく、牽引力が該分
割部材を通じて該フック本体に有効に作用する。
【0017】そして、請求項4記載の本発明の車両用牽
引フック装置では、上記の左右一対の分割部材の結合時
には、予めこれらの分割部材のうちの一方の分割部材に
設けられた係止孔部に、他方の分割部材に設けられた仮
止用係止片を係止させて、両分割部材を該係留用フック
部材を挟んた接合状態に仮止めした上で、これらの分割
部材を締結手段により結合することができ、締結手段に
よる分割部材の結合が容易になる。
【0018】そして、請求項5記載の本発明の車両用牽
引フック装置では、仮止用係止片の先端部に設けられた
仮止保持用折曲片が、該係止孔部の周縁に当接しなが
ら、該分割部材を仮止め状態に保持する。したがって、
分割部材の結合時には、仮止め状態の分割部材から手を
離しても、これらの分割部材は仮止め状態に保持され、
締結手段による分割部材の結合が一段と容易になる。
【0019】そして、請求項6記載の本発明の車両用牽
引フック装置では、該一対の分割部材の結合時に、両分
割部材が、該係留用フック部材を挟持する該係合凹部の
周縁ではやや離隔して、ロープ挿通孔部分ではほぼ隙間
のない状態に当接するので、該係合凹部で該係留用フッ
ク部材を確実に挟持することができ、また、両分割部材
のロープ挿通孔部分が当接することで、ロープ挿通孔部
分の剛性が高まり、該ロープ挿通孔の牽引負荷に対する
耐久性が高まる。
【0020】そして、請求項7記載の本発明の車両用牽
引フック装置では、分割部材の外周縁部又はロープ挿通
孔縁部に補強用フランジ部が設けられているため、結合
された状態の分割部材の強度が高まり、牽引フック装置
牽の引負荷に対する耐久性が高まる。そして、請求項8
記載の本発明の車両用牽引フック装置では、ボルト及び
ナットを通じて、上記の左右一対の分割部材の結合が行
なわれ、特に、該分割部材における該接合面部のフック
内部分にこのボルト及びナットが装着されるので、該分
割部材と該係留フック部材との結合が強固になる。
【0021】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例につい
て説明すると、図1〜図9は本発明の一実施例としての
車両用牽引フック装置を示すもので、図1は車両用牽引
フック装置の取付状態を示す斜視図、図2は分割部材の
分解斜視図、図3は本車両用牽引フック装置の取付状態
を保留フック部材のベース部材とともに示す斜視図、図
4は図3のB−B矢視線による断面図、図5は図3のC
−C矢視線による断面図、図6は分割部材の仮止め個所
を示す分割部材の部分斜視図、図7は図6のD−D矢視
線による断面図、図8は図1のA−A矢視線による断面
図、図9は車両用牽引フック装置の取付位置を示す車両
の側視図であり、図1〜図9中、図10と同じ符号はほ
ぼ同様の部分を示している。
【0022】まず、図9に示すように、自動車等の車両
1の前部又は後部の下方には、後述する引掛孔5bを有
する複数の係留用フック部材5が設けられており、車両
を運搬する際に車両が移動しないよう船舶等の運搬体に
係留固定できるようになっている。本発明の車両用牽引
フック装置は、車両1の前部下方に設けられた係留用フ
ック部材5を利用するもので、車両1の牽引を必要とす
る時において、係留用フック部材5に本牽引フック装置
を取り付けるように構成され、普段は、この牽引フック
装置を解体し車載用工具類とともに携帯しうるようにし
ている。
【0023】さて、図1,図2において、6a,6bは
本牽引フック装置の主体をなす分割部材で、左右に対を
なすように互いにほぼ対称的な左部材6aと右部材6b
とからなっている。これらの分割部材6a,6bは、数
個のボルト7a及びナット7bからなる締結手段7によ
って、係留用フック5を左右から挟んむようにして、締
結結合される。
【0024】ところで、係留用フック部材5は、図1,
図3に示すように、棒状体を中間部で屈曲形成されて屈
曲部を先端側に配置させて該棒状体の両端部を基端側に
配置させたほぼU字形のフック本体5aにより形成され
た一般的なもので、先端の屈曲部によって引掛孔5bが
形成されている。また、このフック本体5aの基端部に
は、車体の構造部材に結合されるベース部材10がフッ
ク本体5aと結合するようにして装備されている。
【0025】両分割部材6a,6bには、結合時に対向
して接近又は接合する接合面部6c,6dがそなえら
れ、これらの接合面部6c,6dには、上記U字形のフ
ック本体5aの先端部の側面形状に沿った形状の係合凹
部8が設けられている。さらに、上記した締結手段7と
してのボルト7a及びナット7bの中の少なくとも1対
は、接合面部6c,6dのうちの係留用フック部材5の
引掛孔(フック内)5b内部に位置する箇所に装着され
るように構成されている。
【0026】なお、この実施例では、締結手段7として
のボルト7a及びナット7bは2組そなえられ、この引
掛孔5b内のものの他に、引掛孔5bから適当に離隔し
た位置に配置されたものが設けられている。また、この
実施例では、各ナット7bは、分割部材6aに溶着され
たウェルドナットとなっている。
【0027】これにより、両分割部材6a,6bを、係
留用フック5を左右から挟むようにして結合すると、特
に、係留用フック部材5の引掛孔5bの内部に位置する
ボルト7a及びナット7bの締結力が中心となって、接
合面部6c,6dが互いに接近又は接合するとともに、
フック本体5aのU字形先端部が係合凹部8内に嵌合す
るようにしながら、両分割部材6a,6bが係留用フッ
ク5に挟着するようになっている。
【0028】また、両分割部材6a,6bには、係留用
フック5への装着時に係留用フック5よりも車体前方で
且つ下方に位置するような箇所(したがって、係合凹部
8よりも車体前方で且つ下方に位置するような箇所)
に、牽引用ロープを挿通するロープ挿通孔9が形成され
ており、両分割部材6の接合時には、各ロープ挿通孔9
は互いに整合するようになっている。
【0029】このように、両分割部材6a,6bを係留
用フック部材5に固着することにより、係留用フック部
材5を利用した牽引フック装置が構成されるのである。
さらに、図3,図4,図5に示すように、分割部材6
a,6bの上方側面には、係留用フック本体5aの基部
に設けられるベース部材10の端部に当接しうる回転止
用当接面11が設けられている。この回転止用当接面1
1は、車両牽引時に分割部材6a,6bへ牽引力がかか
った際に、ベース部材10の端部に当接して分割部材6
a,6bの回転を阻止するものである。
【0030】また、図6,図7に示すように、分割部材
6a,6bのうちの一方の部材(ここでは右部材6b)
に、係止孔部12が設けられており、他方の部材(ここ
では左部材6a)には係止孔部12に差し込まれる仮止
用係止片13が設けられていおり、両分割部材6a,6
bを接合して仮止用係止片13を係止孔部12に差し込
むと、両分割部材6a,6bは仮止めされて締着位置が
決まり、分割部材6a,6bを係留用フック部材5に取
り付ける際の締着作業が容易になるよう構成されてい
る。
【0031】特に、仮止用係止片13の先端には仮止用
係止片13とほぼ直角方向に折り曲げられた仮止保持用
折曲片14が設けられおり、左右の分割部材6a,6b
を仮止めした際、仮止保持用折曲片14が係止孔部12
の周縁に当接して、両分割部材6a,6bを仮止め状態
に保持するようになっている。つまり、この仮止保持用
折曲片14により、仮止めした分割部材6a,6bから
手を離してもこれらの分割部材6a,6bが互いに離れ
ないようになり、締着作業が一層容易になるよう構成さ
れている。
【0032】さらに、図8に示すように、両分割部材6
a,6bを接合すると、係留用フック部材5を挟持する
部分ではやや隙間cを介して当接されるようにしてお
り、これにより締着手段7による締着が弾力的に行なわ
れるよう構成されている。一方、ロープ挿通孔9の部分
では、両分割部材6a,6bを接合した際に両分割部材
6a,6b間に隙間を生じないようにしてなっており、
両分割部材6a,6bの接合によりロープ挿通孔9の周
縁部の剛性及び強度が高められるようになっている。
【0033】また、図1,図2,図3,図6,図7に示
すように、左右の分割部材6a,6bの外周縁部の一部
とロープ挿通孔9の縁部にはそれぞれ面外方向に折り曲
げられた補強用フランジ部15が形成されている。本発
明の車両用牽引フック装置は、上述のように構成されて
いるので、車両の牽引を必要としない時には牽引フック
装置を車載工具等と同様に車両に常備しておき、車両の
牽引が必要な時には、係留用フック部材5を挟むように
して分割部材6a,6bを整合させて締結手段7として
のボルト7a及びナット7bを通じてこれらを結合する
ことにより、牽引フック装置を容易に形成できる。した
がって、通常時には、車体1の下部に不必要な突出部を
なくして、車体のアプローチアングルおよび最低地上高
を十分に確保することができるとともに、車両の見栄え
や体裁も向上させることができる。
【0034】特に、所要の剛性及び強度のある係留用フ
ック部材5を利用して、車体の構造自体を変更すること
なく車両用牽引フック装置を構成できるので、従来提案
されているような牽引時にフロントサイドメンバなどに
取り付ける牽引装置(図10参照)のように構成が大が
かりにはならず、簡素な構成で安価に牽引フック装置を
提供することができる。
【0035】また、係留用フック部材5に分割部材6
a,6bを結合させると同時にロープ挿通孔9が係留用
フック部材5の前方で且つ下方に形成されるので、分割
部材6を取り付けるだけの簡単な作業で容易に牽引フッ
クの孔部分を構成することができる。さらに、車両の牽
引時に牽引力が分割部材6a,6bを回転させるように
作用しても、分割部材6a,6bに設けられた回転止用
当接面11が係留用フック部材5のベース部材10の端
部に当接して、この分割部材6a,6bの回転を阻止す
るので、本牽引フック装置により確実且つ安定して牽引
を行なうことができる。
【0036】また、係止孔部12に仮止用係止片13を
差し込むことで、左右の分割部材6a,6bを仮止めで
き、分割部材6a,6bの取り付けを容易に行なえ、特
に、仮止保持用折曲片14を通じて、左右の分割部材6
a,6bを仮止め状態に保持できるので、締着作業中に
分割部材6a,6bから手を離すようなことがあっても
両分割部材6a、6bが分離することなく、分割部材6
a,6bの取り付けが一層容易に行える。
【0037】そして、分割部材6a,6bが係留用フッ
ク部材5を挟持する部分ではやや隙間cを介して当接さ
れているので、分割部材6の締結が圧着して行なわれ牽
引フック装置を強固な構成にしている。また、分割部材
6a,6bの外周縁部又はロープ挿通孔9の縁部に補強
用フランジ部15が設けられているので、分割部材6
a,6b自体の剛性や強度が高まり、分割部材6a,6
bを板金で構成しながらも牽引フック装置として十分に
牽引力に耐えられるようになる。
【0038】なお、上記の説明では車両1の前方部下方
の係留用フック部材5を利用する場合について述べた
が、車両1の後方部下方の係留用フック部材を利用して
牽引フック装置を設ける場合も考えられる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の車両用牽引フック装置によれば、車体の前端部ま
たは後端部の下方に突出するように設けられた係留用フ
ック部材を左右両面から挟着しうる着脱可能な一対の分
割部材と、該一対の分割部材を結合する締結手段とを備
え、該分割部材の接合面部に該係留用フック部材の側面
形状に沿った形状を有し該一対の分割部材の結合時に該
係留用フック部材の側面に係合しうる係合凹部が形成さ
れるとともに、該分割部材の該接合面部を貫通して牽引
用ロープを係止しうるロープ挿通孔が形成されるという
構成により、常時には牽引フック装置を車載用工具等と
同様に車両に収納しておいて、牽引が必要なときだけ牽
引フック装置を係留用フック部材に装着して用いること
ができる。したがって、車体下部の不必要な突出部がな
くなって、車体のアプローチアングルおよび最低地上高
を十分に確保することができる利点や、車両の外観上の
見栄えを向上できる利点がある。
【0040】また、請求項2記載の本発明の車両用牽引
フック装置によれば、請求項1記載の構成において、該
係合凹部が、該一対の分割部材の各接合面部にそれぞれ
形成されるとともに、該ロープ挿通孔が該一対の分割部
材の各接合面部をいずれも貫通するように上記の各分割
部材に形成され、該締結手段により該一対の分割部材を
結合すると、該一対の分割部材が該係合凹部により該係
留用フック部材を挟持するとともに、上記の各分割部材
の該ロープ挿通孔が、該係合凹部の下方又は外方の近傍
において互いに整合するように、上記の各係合凹部及び
上記の各ロープ挿通孔が配置されるという構成により、
係留用フック部材に分割部材を結合させると同時に剛性
のあるロープ挿通孔が形成されるようになり、分割部材
を取り付けるだけで極めて容易に牽引フック装置を構成
することができる利点がある。
【0041】さらに、請求項3記載の本発明の車両用牽
引フック装置によれば、請求項1又は2記載の構成にお
いて、該係留用フック部材が、棒状体を中間部で屈曲形
成されて屈曲部を先端側に配置させて該棒状体の両端部
を基端側に配置させたフック本体と、該フック本体の基
端部に装備されて車体の構造部材に結合されるベース部
材とからなり、該分割部材に、該ベース部材の端部と当
接して該分割部材の該フック本体に対する回転を阻止し
うる回転止用当接面が形成されるという構成により、車
両の牽引時に牽引力によって分割部材が回転することな
く安定した牽引を行なえるようになる利点がある。
【0042】請求項4記載の本発明の車両用牽引フック
装置によれば、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に
おいて、上記の左右の分割部材のうちの一方に係止孔部
が設けられ、上記の左右の分割部材のうちの他方に該係
止孔部と係止して上記の両分割部材を接合状態に仮止め
しうる仮止用係止片が設けらるという構成により、分割
部材の仮接合しながら分割部材の締着作業を容易に行な
える利点がある。
【0043】請求項5記載の本発明の車両用牽引フック
装置によれば、請求項4記載の構成において、該仮止用
係止片の先端部に、該係止孔部の周縁に当接して、上記
の両分割部材を仮止め状態に保持する仮止保持用折曲片
が設けられるという構成により、例えば分割部材の締着
作業中に分割部材から手を離すようなことがあっても、
分割部材は分解することなく、締着作業を一層容易に行
える利点がある。
【0044】請求項6記載の本発明の車両用牽引フック
装置によれば、該一対の分割部材の結合時に、該両分割
部材が、該係留用フック部材を挟持する該係合凹部の周
縁ではやや離隔して、ロープ挿通孔部分ではほぼ隙間の
ない状態に当接するように形成されるという構成によ
り、該係合凹部の周縁における隙間により該係合凹部が
係留用フック部材へ圧着するようになり、分割部材の係
留用フック部材への締結が強固なものになり、牽引フッ
ク装置として牽引力に十分に対抗できるだけの剛性及び
強度を得やすくなって、牽引フック装置の信頼性を向上
できる利点がある。
【0045】請求項7記載の本発明の車両用牽引フック
装置によれば、請求項1〜6のいずれかに記載の構成に
おいて、該分割部材の外周縁部又は該ロープ挿通孔縁部
に、該分割部材を増強する補強用フランジ部が形成され
るという構成により、分割部材自体の剛性及び強度が高
まり、牽引フック装置として牽引力に十分に対抗できる
だけの剛性及び強度を得やすくなって、牽引フック装置
の信頼性を向上できる利点がある。
【0046】請求項8記載の本発明の車両用牽引フック
装置によれば、請求項1〜7のいずれかに記載の構成に
おいて、該分割部材における該接合面部に、該係留フッ
ク部材のフック部内に位置するフック内部分がそなえら
れるとともに、該締結手段としてボルト及びナットが用
いられ、該ボルト及びナットが、該接合面部の該フック
内部分に装着されるという構成により、分割部材の係留
フック部材への結合を強固なものにでき、牽引フック装
置の信頼性を向上できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による車両用牽引フック装置
の取付状態を示す斜視図であり、係留フック部材の一部
を省略して示している。
【図2】本発明の一実施例による車両用牽引フック装置
の分割部材の分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例による車両用牽引フック装置
の取付状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例による車両用牽引フック装置
の要部断面図であり、図3のB−B矢視線による断面図
ある。
【図5】本発明の一実施例による車両用牽引フック装置
の要部断面図であり、図3のC−C矢視線による断面図
である。
【図6】本発明の一実施例による車両用牽引フック装置
の分割部材の仮止め個所を示す部分斜視図である。
【図7】本発明の一実施例による車両用牽引フック装置
の要部断面図であり、図6のD−D矢視線による断面図
である。
【図8】本発明の一実施例による車両用牽引フック装置
の要部断面図であり、図1のA−A矢視線による断面図
である。
【図9】本発明の一実施例による車両用牽引フック装置
の車体への取り付け状態を示すとともに、本発明の課題
を説明する車両の側面図である。
【図10】従来の牽引フック装置の一例を示す車両の左
前部の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 車両 2 フロントサイドメンバ 3 取付ナット 4 牽引フック 5 係留用フック部材 5a フック本体 5b 引掛孔 6a,6b 分割部材 6c,6d 接合面部 7 締結手段 7a ボルト 7b ナット 8 係合凹部 9 ロープ挿通孔 10 ベース部材 11 回転止当接面 12 係止孔部 13 仮止用係止片 14 仮止保持用折曲片 15 補強用フランジ部 a,a′ アプローチアングル b,b′ 最低地上高 c 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富樫 寛任 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社岡崎事業 所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前端部または後端部の下方に突出
    するように設けられた係留用フック部材を左右両面から
    挟着しうる着脱可能な一対の分割部材と、 該一対の分割部材を結合する締結手段とを備え、 該分割部材の接合面部に該係留用フック部材の側面形状
    に沿った形状を有し該一対の分割部材の結合時に該係留
    用フック部材の側面に係合しうる係合凹部が形成される
    とともに、 該分割部材の該接合面部を貫通して牽引用ロープを係止
    しうるロープ挿通孔が形成されていることを特徴とす
    る、車両用牽引フック装置。
  2. 【請求項2】 該係合凹部が、該一対の分割部材の各接
    合面部にそれぞれ形成されるとともに、 該ロープ挿通孔が該一対の分割部材の各接合面部をいず
    れも貫通するように上記の各分割部材に形成され、 該締結手段により該一対の分割部材を結合すると、該一
    対の分割部材が該係合凹部により該係留用フック部材を
    挟持するとともに、上記の各分割部材の該ロープ挿通孔
    が、該係合凹部の下方又は外方の近傍において互いに整
    合するように、上記の各係合凹部及び上記の各ロープ挿
    通孔が配置されていることを特徴とする、請求項1記載
    の車両用牽引フック装置。
  3. 【請求項3】 該係留用フック部材が、棒状体を中間部
    で屈曲形成されて屈曲部を先端側に配置させて該棒状体
    の両端部を基端側に配置させたフック本体と、該フック
    本体の基端部に装備されて車体の構造部材に結合される
    ベース部材とからなり、 該分割部材に、該ベース部材の端部と当接して該分割部
    材の該フック本体に対する回転を阻止しうる回転止用当
    接面が形成されていることを特徴とする、請求項1又は
    2記載の車両用牽引フック装置。
  4. 【請求項4】 上記の左右の分割部材のうちの一方に係
    止孔部が設けられ、上記の左右の分割部材のうちの他方
    に該係止孔部と係止して上記の両分割部材を接合状態に
    仮止めしうる仮止用係止片が設けられていることを特徴
    とする、請求項1〜3のいずれかに記載の車両用牽引フ
    ック装置。
  5. 【請求項5】 該仮止用係止片の先端部に、該係止孔部
    の周縁に当接して、上記の両分割部材を仮止め状態に保
    持する仮止保持用折曲片が設けられていることを特徴と
    する、請求項4記載の車両用牽引フック装置。
  6. 【請求項6】 該一対の分割部材の結合時に、該両分割
    部材が、該係留用フック部材を挟持する該係合凹部の周
    縁ではやや離隔して、ロープ挿通孔部分ではほぼ隙間の
    ない状態に当接するように形成されていることを特徴と
    する、請求項2〜5のいずれかに記載の車両用牽引フッ
    ク装置。
  7. 【請求項7】 該分割部材の外周縁部又は該ロープ挿通
    孔縁部に、該分割部材を増強する補強用フランジ部が形
    成されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれ
    かに記載の車両用牽引フック装置。
  8. 【請求項8】 該分割部材における該接合面部に、該係
    留フック部材のフック部内に位置するフック内部分がそ
    なえられるとともに、 該締結手段としてボルト及びナットが用いられ、 該ボルト及びナットが、該接合面部の該フック内部分に
    装着されていることを特徴とする、請求項1〜7のいず
    れかに記載の車両用牽引フック装置。
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