JP2879818B2 - 鉄骨建物の縦胴縁と梁の結合構造 - Google Patents

鉄骨建物の縦胴縁と梁の結合構造

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JP2879818B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄骨建物の縦胴縁と
梁を結合する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、縦胴縁及び梁に結合板を工場に
おいて溶接によりあらかじめ固定しておき、現場に運ん
で結合板同士をボルトとナットにより結合して組み立て
るようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、結合板を溶
接した縦胴縁や梁は結合板が出っ張り、多数本束ねたと
きに嵩張って、現場へ運搬する際にトラックに載せるこ
とができる本数が少なくなることにより運搬コストが高
くなり、また、溶接の際に錆止め塗料が焼失するため再
塗装を行わねばならないという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記課題
を解決するための手段として、請求項1の発明の鉄骨建
物の縦胴縁と梁の結合構造は、一端縁に直角に曲成した
屈曲片を備えた固定板の他端縁に縦胴縁の一つの曲面に
係合する湾曲係止部を形成し、固定板の一端縁近くに縦
胴縁の他の曲面に係合する湾曲爪片を打ち出してボルト
とナットで固定板を縦胴縁に締め付けることにより固定
するとともに、梁に後部に形成した鈎部を係止した止め
金の前端に直角に形成した直立片を屈曲片に対面させて
ボルトとナットで締め付けた構成としたものであって、
固定板と止め金を現場で取り付けて組み立てるようにし
たから、縦胴縁や梁が格納や運搬の際に嵩張らず、格納
スペースが狭くかつ運搬コストが低くなるとともに錆止
め塗料の再塗装が不要となり、請求項2の発明は、請求
項1の発明において、固定板の一端縁に溝を形成して梁
の一部が嵌入するするようにして該溝の両側に屈曲片を
形成したから、固定板を反転して縦胴縁の裏側に固定す
ることが可能となり、請求項3の発明は、請求項2の発
明において、屈曲片の対応間隔が先広がりになっている
ようにしたから、梁を屋根の傾斜に合わせて任意の角度
で縦胴縁に固定することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0006】図において、1はリップ溝形鋼からなる縦
胴縁であってその横に軽量H形鋼からなる梁2が配置さ
れている。
【0007】3は固定板であって一端縁の中央部に梁2
の前縁がはまる溝5が形成されて打ちおこし片6が形成
されているとともに上記一端縁には溝5の上下に屈曲片
4、4が形成されてその対応間隔が先広がりになってお
り、固定板3の他端縁には縦胴縁1の一側の曲面8に係
合する湾曲係止部7が形成され、さらに、固定板3の一
端縁側には縦胴縁1の他側の曲面8に係合する湾曲爪片
9、9が打ち出しにより形成されている。
【0008】10は縦胴縁1の開口1aにはまる突部1
1、11が表面に形成され裏面に打ち出された爪片1
2、12によりナット13を挟み付けた締め付け板であ
る。
【0009】14は後部に梁2の後縁に係止する鈎部1
5が形成されて前端に直立片16が形成された止め金で
ある。
【0010】この梁2を縦胴縁1に結合するには、ま
ず、固定板3の中央部に形成された孔17にボルト20
を通して縦胴縁1内に入れた締め付け板10のナット1
3に螺入し、締め付け板10の突部11、11を縦胴縁
1の開孔1aにはめて上下に摺動し、所定の位置でボル
ト20を締め込んで固定板3を縦胴縁1に固定する。
【0011】本実施の携帯においては、固定板3の上下
の屈曲片4の対応間隔が先広がりになっていて、直立片
16に長孔が形成されているから、図5に鎖線で示すよ
うに、梁2を屋根の勾配などに合わせて傾けて縦胴縁1
に固定することができる。
【0012】また、固定板3に上下2個の屈曲片4、4
が形成されているから、固定板3を縦胴縁1の開口1a
の反対側に固定することができる。このときは、締め付
け板10は用いず、縦胴縁1に孔をあけてボルトとナッ
トで締め付ける。
【0013】このとき、固定板3の湾曲係止部7と湾曲
爪片9が縦胴縁1の両側の曲面8、8に係合して回転不
能に固定される。
【0014】ついで、梁2の前縁を固定板3の溝5に入
れて打ちおこし片6に突き当て、止め14金の鈎部15
を梁2の後縁に掛けて直立片16を上側の屈曲片4に対
面させて直立片16の長孔19と屈曲片4の孔18に通
したボルト21にナット22を螺合することにより梁2
が固定板3に押し付けられて固定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の斜視図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】その一部切欠正面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1:縦胴縁 2:梁 3:固定板 4:屈曲片 5:溝 7:湾曲係止部 8:曲面 9:湾曲爪片 13:ナット 14:止め金 15:鈎部 16:直立片 20:ボルト 21:ボルト 22:ナット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角が曲面をなす形鋼からなる縦胴縁とI
    形鋼またはH形鋼からなる梁を結合する構造であって、
    一端縁に直角に曲成した屈曲片を備えた固定板の他端縁
    に前記縦胴縁の一つの曲面に係合する湾曲係止部を形成
    し、該固定板の前記一端縁近くに前記縦胴縁の他の曲面
    に係合する湾曲爪片を打ち出してボルトとナットで該固
    定板を該縦胴縁に締め付けることにより固定するととも
    に、前記梁に後部に形成した鈎部を係止した止め金の前
    端に直角に形成した直立片を前記屈曲片に対面させてボ
    ルトとナットで締め付けた鉄骨建物の縦胴縁と梁の結合
    構造。
  2. 【請求項2】 前記固定板の前記一端縁に溝を形成して
    梁の一部が嵌入するするようにして該溝の両側に屈曲片
    を形成した請求項1記載の鉄骨建物の縦胴縁と梁の結合
    構造。
  3. 【請求項3】 前記屈曲片の対応間隔が先広がりになっ
    ている請求項2記載の鉄骨建物の縦胴縁と梁の結合構
    造。
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