JPH0858175A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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Publication number
JPH0858175A
JPH0858175A JP22092094A JP22092094A JPH0858175A JP H0858175 A JPH0858175 A JP H0858175A JP 22092094 A JP22092094 A JP 22092094A JP 22092094 A JP22092094 A JP 22092094A JP H0858175 A JPH0858175 A JP H0858175A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
printing
paper feed
roller
feed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22092094A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Higuchi
知行 樋口
Koichi Umeki
浩一 梅木
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP22092094A priority Critical patent/JPH0858175A/ja
Publication of JPH0858175A publication Critical patent/JPH0858175A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1回のキヤリッジ移動により複数行が記録可
能な印字素子を有するプリンタにおける高精度な紙送り
を可能とするプリンタを提供する。 【構成】 紙送りローラ6の外周が1改行量のほぼ整数
倍(n倍)となるよう形成しておき、1改行に必要なス
テップ数をデータ(L1,L2・・・LP-n ,・・L
P-1 )として紙送りローラ6の1回転分を順次記憶して
おく。そして最後の印字動作に備えて紙送りをおこなう
際この記憶したデータから1改行に必要な改行量として
順次記憶した改行データから1改行に必要な改行量のス
テップ数の平均値としてLAVを算出し、最後の印字動作
における紙送りに必要なステップ数(LP )はLAV*N
/Mにより求め、(LP )分だけ紙送りをおこなった
後、最下端の印字素子15と最下端の印字データとが一
致するようにして印字ヘッドを駆動し印字をおこなう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1回の記録動作で複数
行が記録可能なプリンタに関し、特に最終印字動作で高
精度の紙送り制御をおこなうことを可能としたプリンタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリンタの紙送り機構は、紙送
りモータの回転を駆動歯車群を介して紙送りローラに伝
達し、この紙送りローラと圧接ローラとにより挟持して
いる用紙を所定量だけ搬送するように形成されている。
そして改行動作を行なう場合には、改行に必要な紙送り
量を計算し、紙送りローラの外周長、駆動歯車群の機構
に基づいて前記紙送りモータの回転量を求め、その回転
量だけ紙送りモータを回転させるようにしている。
【0003】しかしながら、このようなプリンタにおい
ては前記紙送りローラと紙送りモータ間の駆動歯車群を
構成する各歯車の偏心や、紙送りローラの製作誤差や温
度変化等の原因により紙送り量にばらつきが生じてしま
い、特にグラフィック印字をおこなう場合、この紙送り
精度のばらつきにより印字品質の低下を招来していた。
【0004】このような紙送り精度のばらつきを抑える
ものとして、特開平4−193563号公報に記載のも
のが知られている。この公報記載のものは、基準ローラ
を温度に対する寸法変化の小さい硬質材料により形成
し、この基準ローラを紙送りローラにより搬送される用
紙の一部に接するように配設し、用紙の送り速度と前記
基準ローラの回転周速度とを等しくするとともに、この
基準ローラにスリット円板を同軸に設け、フォトセンサ
により基準ローラの回転角を検出し、その検出結果をコ
ントローラにフィードバックして紙送りモータの動作を
制御することで紙送り量を正確に定めることができるよ
うにしている。
【0005】また1回のキヤリッジ移動による記録動作
で2行あるいは3行といった複数行が記録可能な印字素
子を有する印字ヘッドを有するプリンタがあり、このよ
うなプリンタにおいては1回の改行で記録した複数行に
相当する分だけ紙送りをおこなっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なプリンタで定型の用紙を使う場合、使う用紙によって
印字できる範囲が決まっているので最後の印字動作で全
ての印字素子を使って印字を行なわせるだけのスペース
がない場合があり、最後の印字動作にかかわる紙送りに
ついては高精度な紙送り制御ができないという課題があ
った。そこで本発明は1回のキヤリッジ移動により複数
行が記録可能な印字素子を有するプリンタにおける高精
度な紙送りを可能とするプリンタを提供することを目的
としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載のプリンタは印字素子を有する印字
ヘッドを搭載したキヤリッジと、プラテンに沿って往復
動させるキヤリッジ駆動手段と、外周が前記印字ヘッド
の記録素子の高さのほぼ整数倍に形成された紙送りロー
ラと、この紙送りローラを回転駆動するステッピングモ
ータとを備え、前記紙送りローラの回転により前記キヤ
リッジの移動方向と垂直な方向に記録用紙を移送する紙
送り手段と、外周が前記印字ヘッドの印字素子の高さと
ほぼ同じに形成され前記紙送りローラの外周に回転自在
に当接する基準ローラと、この基準ローラの基準位置を
検出する基準位置検出手段と、前記基準位置検出手段か
らの信号によりステッピングモータの1改行当たりのス
テップ数を記憶する記憶手段を備えたプリンタにおい
て、前記記録用紙の前記キヤリッジの最終移動時での印
字の際には、前記記憶手段に記憶された前記紙送りロー
ラの1回転前までの改行動作における各改行動作ごとの
前記ステッピングモータの駆動ステップ数から1改行に
必要なステップ数の平均(AV)を求め、また最終行の
印字範囲と1改行当たりの印字範囲との比(R)を求
め、ステッピングモータをAV*Rステップ数駆動する
ことで紙送りを行なうことを特徴とする。
【0008】また請求項2に記載のプリンタは前記記憶
手段に予め1改行に必要なステップ数の平均(AV)を
データとして記憶させておくことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によれば、キヤリッジの最終移動時で
の印字の際に、印字ヘッドの1改行分の印字素子の高さ
より少ない印字範囲での印字を行なう場合であっても記
憶手段に記憶された紙送りローラのその前の1回転分の
改行動作における各改行動作ごとのステッピングモータ
の駆動ステップ数の平均(AV)を求め、また最終行の
印字範囲と1改行当たりの印字範囲との比(R)を求め
ステッピングモータをAV*Rステップ数駆動すること
で紙送りを行ない印字をおこなえば用紙の下端部まで高
精度な紙送りができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係るプリンタの構成を示した
もので、まず図示しないサーマルヘッド等の印字ヘッド
により印字を行なうために、微小ステップ数で用紙1を
搬送し駆動源となるステッピングモータ2を配設してお
り、このステッピングモータ2の動力伝達機構群とし
て、前記ステッピングモータ2の回転軸3に直結されて
いる駆動ギア4と、この駆動ギア4と噛合し紙送りロー
ラ6の回転軸7と直結する回転ギア8を設けている。ま
た前記紙送りローラ6はその回転軸7を前記ステッピン
グモータ2の回転軸3と平行に配設し、用紙1の図示し
ない挿入口から挿入された前記用紙1を図示しないプラ
テンの前方に送るようになっている。
【0011】また、前記紙送りローラ6は印字ヘッドの
印字素子の高のほぼ整数倍(n倍)に設定されている。
さらに前記紙送りローラ6の回転軸7と平行に紙送り検
出ローラ9を配設しており、この紙送り検出ローラ9は
前記用紙1が送られてくる速度と等しい周速度で回転す
るようにするため、前記用紙1の搬送方向へ自由回転
し、前記紙送りローラ6とともに用紙1を挟持するよう
に前記用紙1の一部と接しており、その外周長は印字す
る際の1改行分に相当する長さに設定されている。
【0012】そして、前記紙送り検出ローラ9の回転軸
10には、被検出部であるデコード板11が前記紙送り
検出ローラ9と同軸的に回転するように連結されてい
る。このデコード板11の外周には被検出部としてのス
リット12が形成されており、この複数のスリット12
を検出し、その信号を制御器14に伝達する検出器であ
るフォトセンサ13が設けられている。
【0013】本実施例においては、前記用紙1を前記紙
送りローラと接合する部分に挿入し、前記ステッピング
モータ2を駆動することにより、前記駆動ギア4、伝達
ギア5および回転ギア8等の伝達機構を介して前記紙送
りローラ6を回転させて前記用紙1を所定量ずつ搬送し
改行をおこなう。
【0014】次に本発明における制御方法について簡単
に説明すると、1回のキヤリッジ移動動作で複数行(M
行)の印字が可能なプリンタにおいて、用紙の終端部分
での最後の印字動作で全ての印字素子を使って印字を行
なわせるだけのスペースが無い場合、すなわちM行印字
可能にもかかわらずN行しか(M>N)印字できない場
合の制御方法に関するものである。
【0015】次に上述した構成のプリンタを用いての制
御方法の一実施例について説明する。
【0016】1改行の紙送りの基準量を紙送り検出ロー
ラ9の回転を測定することで、実際の紙送り量を決定し
ているので、最後の印字動作をさせる際の改行は、紙送
り検出ローラ9の外周のN/Mとなる。
【0017】しかしながら、実際の紙送りをおこなう紙
送りローラ6の外周面は偏心等により真円ではないの
で、各改行毎でこの紙送りローラ6を1改行分回転させ
るステッピングモータ2のステップ数が若干異なること
になる。したがって紙送りローラ6の外周が1改行量の
ほぼ整数倍(n倍)となるよう形成しておき、1改行に
必要なステップ数をデータ(L1,L2・・・LP-n
・・LP-1 )として紙送りローラ6の1回転分を順次記
憶しておく。そして最後の印字動作に備えて紙送りをお
こなう際この記憶したデータから1改行に必要な改行量
として順次記憶した改行データから1改行に必要な改行
量のステップ数の平均値としてLAVを算出する。
【0018】しかしながら、図2に示したように最後の
印字動作における印字可能な行数はM行ではなくN行分
(M>N)しかスペースがないので、前述した1改行に
必要なステップ数(LAV)すなわちM行分に相当する分
だけ紙送りをおこなってしまっては用紙1の下端部分は
空白となってしまうので、最後の印字動作における紙送
りに必要なステップ数(LP )はLAV*N/Mにより求
めることができる。そしてこの最後の印字動作における
紙送りに必要なステップ数(LP )分だけ紙送りをおこ
なった後、最下端の印字素子15と最下端の印字データ
とが一致するようにして印字ヘッドを駆動し印字をおこ
なう。
【0019】このように最終行での印字の際に最下端の
印字素子15と最下端の印字データとが一致するように
して印字をおこなう理由は、紙送りローラ6により用紙
1を挟持して搬送しているので、用紙1が紙送りローラ
6から外れるとそれ以上印字部へ用紙1を搬送できなく
なり、その部分が空白領域となる。そこでこの空白領域
を少なくするため最終行での印字の際に最下端の印字素
子15と最下端の印字データとが一致するようにして印
字をおこなっている。
【0020】また本実施例では説明の都合上1回のキヤ
リッジ移動動作で複数行(M行)の印字が可能なプリン
タにおいて、用紙の終端部分での最後の印字動作で全て
の印字素子を使って印字を行なわせるだけのスペースが
無い場合、すなわちM行印字可能にもかかわらずN行し
か(M>N)印字できない場合について説明してきた
が、1回のキヤリッジ移動動作で複数ドットの印字が可
能なプリンタにおいて、用紙の終端部分での最後の印字
動作で全ての印字素子を使って印字を行なわせるだけの
スペースが無い場合、すなわちMドット印字可能にもか
かわらずNドットしか(M>N)印字できない場合につ
いても同様な制御方法をとることができる。
【0021】また1改行に必要なステップ数をデータと
して記憶手段に記憶しておく方法としては、例えば製品
の出荷時に予め1改行に必要なステップ数の平均を計測
しておき、このデータを記憶手段に記憶させ、最終行の
印字の際このデータを取りだし上述と同様な制御をおこ
なうことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明では、一
回の記録動作で複数行または複数ドットが可能な印字素
子により印字をおこなうプリンタであって、用紙下端部
における最後の印字記録動作での印字可能な範囲が一回
の記録動作で印字可能な範囲より短い場合であっても高
精度な紙送りによる印字を確保することができる。また
ギアの偏心や紙送りローラの温度変化による変形等によ
り1改行量にばらつきが生じても、紙送りローラの1回
転分の改行動作の平均値をとることで常に改行量を最小
の誤差範囲内におさめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの紙送り部を示す要部の
斜視図である。
【図2】本発明に係る制御方法の一実施例を示した説明
図である。
【符号の説明】
1 用紙 2 ステッピングモータ 4 駆動ギア 6 紙送りローラ 9 紙送り検出ローラ 11 デコード板 12 スリット 13 フォトセンサ 14 制御器 15 最下端の印字素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字素子を有する印字ヘッドを搭載した
    キヤリッジと、プラテンに沿って往復動させるキヤリッ
    ジ駆動手段と、外周が前記印字ヘッドの記録素子の高さ
    のほぼ整数倍に形成された紙送りローラと、この紙送り
    ローラを回転駆動するステッピングモータとを備え、前
    記紙送りローラの回転により前記キヤリッジの移動方向
    と垂直な方向に記録用紙を移送する紙送り手段と、外周
    が前記印字ヘッドの印字素子の高さとほぼ同じに形成さ
    れ前記紙送りローラの外周に回転自在に当接する基準ロ
    ーラと、この基準ローラの基準位置を検出する基準位置
    検出手段と、前記基準位置検出手段からの信号によりス
    テッピングモータの1改行当たりのステップ数を記憶す
    る記憶手段を備えたプリンタにおいて、 前記記録用紙の前記キヤリッジの最終移動時での印字の
    際には、前記記憶手段に記憶された前記紙送りローラの
    1回転前までの改行動作における各改行動作ごとの前記
    ステッピングモータの駆動ステップ数から1改行に必要
    なステップ数の平均(AV)を求め、また最終行の印字
    範囲と1改行当たりの印字範囲との比(R)を求め、ス
    テッピングモータをAV*Rステップ数駆動することで
    紙送りを行なうことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に予め1改行に必要なステ
    ップ数の平均(AV)をデータとして記憶させておくこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
JP22092094A 1994-08-23 1994-08-23 プリンタ Withdrawn JPH0858175A (ja)

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JP22092094A JPH0858175A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 プリンタ

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JP22092094A JPH0858175A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 プリンタ

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JPH0858175A true JPH0858175A (ja) 1996-03-05

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ID=16758622

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JP22092094A Withdrawn JPH0858175A (ja) 1994-08-23 1994-08-23 プリンタ

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Effective date: 20011106