JPH085678Y2 - 摺擦具 - Google Patents

摺擦具

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JPH085678Y2
JPH085678Y2 JP1990059896U JP5989690U JPH085678Y2 JP H085678 Y2 JPH085678 Y2 JP H085678Y2 JP 1990059896 U JP1990059896 U JP 1990059896U JP 5989690 U JP5989690 U JP 5989690U JP H085678 Y2 JPH085678 Y2 JP H085678Y2
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JP
Japan
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rubbing
dirt
single wire
rubbing portion
tool
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Application number
JP1990059896U
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English (en)
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JPH0419292U (ja
Inventor
敏弘 炭井
Original Assignee
大黒工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、摺擦具、特に、トイレ用摺擦具のように、
摺擦部に付着した汚れを完全に落としにくい摺擦具に関
するものであり、該摺擦部を被膜で被覆することによ
り、該摺擦部に汚れを付着しにくくするとともに、例え
汚れが付着してもこれを簡単に落とせるようにするもの
である。
[従来技術及びその問題点] 摺擦具の摺擦部で被摺擦部の汚れを摺擦すると、該摺
擦部に被摺擦部の汚れが付着してしまう。特に、トイレ
用摺擦具では、摺擦部の汚れを手で丁寧に洗い落すこと
はできないので、一度摺擦部に付着した汚れは完全には
落とすことはできない。よって、摺擦具を使用するにつ
れて摺擦部に汚れが蓄積されていき、摺擦具の汚損が激
しくなり、不衛生なものとなる。
[技術的課題] 本考案は、このような、「金属又は合成樹脂製の単線
群からなる摺擦部(1)を具備する摺擦具」において、
簡単に摺擦部(1)が洗浄できるように、単線群に汚れ
が付着しにくくすることをその技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は、『摺擦部(1)を構成する各単線(10)の基
端部から毛先部までの全域を、シリコン層や弗素樹脂層
等の汚れの付着しにくい被膜(2)によって被覆させ
た』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
摺擦の際には、単線(10)の毛先部が最も汚れと接触
し、摺擦の強さと被摺擦面に対する摺擦部(1)の角度
によっては、単線(10)の基端部近傍も汚れと接触する
こととなるが、各単線(10)の基端部から毛先までの全
域を被膜(2)によって被覆したから、各単線(10)の
どの部分が汚れと接触しても、前記単線(10)には汚れ
は付着しにくい。尚、摺擦によって汚れを落すメカニズ
ムは、摺擦部(1)に汚れを転移させるようにするので
はなく、被摺擦面に付着した汚れを摺擦部(1)を構成
する単線(10)によってそぎ落すものであるから、被膜
(2)が汚れの付着しにくい特性であっても、汚れを落
す機能は十分である。
又、被膜(2)は、元来、汚れが付着しにくいもので
あるから、一旦付着した汚れも簡単に洗い流せる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有す
る。
摺擦部(1)を構成する各単線(10)の基端部から毛
先部の何れの部分にも汚れが付着しにくいから、又、一
旦付着した汚れも簡単に落とすことができるから、前記
摺擦部(1)を衛生的に美しく保ちながら、摺擦具を長
期間使用することができる。特に、汚れが付着し易い単
線(10)の先端部分の汚損も確実に防止できる。
又、被摺擦部の汚れを落す機能は損なわれないから、
摺擦効果を確保したうえで前記効果を有する。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図に示す本考案の実施例ものは、トイレ用摺擦
具、特に、柄(3)の先端に摺擦部(1)が設けられて
いる、所謂、柄付き摺擦具に実施したものであり、摺擦
部(1)は、金属製の単線(10)(10)からなる単線束
(11)(11)が柄(3)の先端部(31)に多数植毛され
た構成である。
この単線(10)(10)は、第2図に示すように、その
基端部から毛先迄をシリコン層からなる被膜(2)で被
覆されている。この摺擦具を使用すれば、便器等の被摺
擦部の汚れは、このシリコン層に付着することとなる。
しかしながら、シリコン層の表面は滑り易い性質である
ため汚れは付着しにくく、一旦摺擦部(1)に汚れが付
着しても水で洗い流す程度で簡単に汚れを落とせること
となる。よって、摺擦部(1)に汚れが付着したまま蓄
積されていくようなことがない。
尚、被膜(2)には汚れが付着しないということは、
被摺擦部上の汚れも摺擦部(1)に付着しにくい、言い
換えれば、汚れが落ちにくいという懸念があるが、この
実施例では、単線束(11)(11)を構成している単線
(10)(10)は金属製であるから、その腰は強く硬い。
よって、その腰の強さで汚れをこそぎ取ることとなり、
従来の摺擦具と同様の摺擦効果がある上に、各単線(1
0)(10)は被膜(2)で包まれているから、強く摺擦
しても被摺擦部に傷を付ける恐れがない。
尚、便器に付着する汚れは、元来、落ち易いものであ
るから、単線(10)を合成樹脂製の単線のように金属製
のものに比べて腰の弱いものを採用しても実用上さしつ
かえはない。又、各単線(10)は撚り線や細線束であっ
ても良い。
又、被膜(2)としては、汚れが付着しにくければ、
シリコンの他に弗素樹脂層でも良い。さらに、摺擦部
(1)を、被膜(2)で被覆させた単線群からなる不織
布で構成しても良い。
又、単線(10)にシリコン層等の被膜(2)を被覆さ
せるには、予め、被膜(2)で被覆された単線を使用す
る方法や、摺擦部(1)をシリコン液中に浸漬させた
後、所定の工程を経て被覆固化させる方法が採用でき
る。
前者の場合において、被膜(2)によって被覆された
長尺の単線(10)を切断して単線(10)(10)の束を形
成してこれを植毛する方法も採用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の説明図,第2図は単線(10)の
拡大図であり、図中, (1)……摺擦部 (10)……単線 (2)……被膜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属又は合成樹脂製の単線群からなる摺擦
    部(1)を具備する摺擦具において、摺擦部(1)を構
    成する各単線(10)の基端部から毛先部までの全域を、
    シリコン層や弗素樹脂層等の汚れの付着しにくい被膜
    (2)によって被覆させた摺擦具。
JP1990059896U 1990-06-06 1990-06-06 摺擦具 Expired - Lifetime JPH085678Y2 (ja)

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JP1990059896U JPH085678Y2 (ja) 1990-06-06 1990-06-06 摺擦具

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JPH0419292U JPH0419292U (ja) 1992-02-18
JPH085678Y2 true JPH085678Y2 (ja) 1996-02-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0667329B2 (ja) * 1985-10-04 1994-08-31 東レ・モノフィラメント株式会社 ブラシ用モノフイラメント

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JPH0419292U (ja) 1992-02-18

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