JPH0225314Y2 - - Google Patents
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- JPH0225314Y2 JPH0225314Y2 JP1985117580U JP11758085U JPH0225314Y2 JP H0225314 Y2 JPH0225314 Y2 JP H0225314Y2 JP 1985117580 U JP1985117580 U JP 1985117580U JP 11758085 U JP11758085 U JP 11758085U JP H0225314 Y2 JPH0225314 Y2 JP H0225314Y2
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- Japan
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- hair
- mounting base
- brush
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- shaped
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Landscapes
- Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、泡状頭髪料、クリーム状毛染剤等
の使用の際に用いられるヘアブラシに関するもの
である。
の使用の際に用いられるヘアブラシに関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般に、頭髪料を用いて整髪する際には、頭髪
料を容器から一旦掌に取り出し、これを頭髪に付
着させたのち、ヘアブラシ等を用いて整髪するこ
とが行われている。このようにして整髪をする場
合には、整髪のたびに手が汚れ、その都度水洗し
なければならず煩雑である。最近、従来の頭髪料
とは概念を異にする泡状頭髪料(ムースタイプ頭
髪料)が開発され一部で販売されている。この泡
状頭髪料(ムースタイプ頭髪料)は、通常、スプ
レータイプになつており、容器から泡状に吐出さ
れる。この種、泡状頭髪料は従来の液状頭髪料と
は異なり保形性を有するため、ヘアブラシのブラ
シ毛上に直接吹き出すことができ、手を汚すこと
なく整髪することができるという利点を有してい
る。この泡状頭髪料には、例えばヘアートニツ
ク、ヘアーリキツド、ヘアートリートメント、シ
ヤンプー等各種のものがあり、先に述べたような
方法で使用される。クリーム状毛染剤もこの泡状
頭髪料の範疇に含まれる。ところが、上記泡状頭
髪料の使用時に用いるヘアブラシは、ブラシ台の
上に一様の長さのブラシ毛が全体的に植設されて
いるものであり、泡状頭髪料は上記ブラシ毛の毛
先でつくられる平面の上に吹き出されて使用され
る。
料を容器から一旦掌に取り出し、これを頭髪に付
着させたのち、ヘアブラシ等を用いて整髪するこ
とが行われている。このようにして整髪をする場
合には、整髪のたびに手が汚れ、その都度水洗し
なければならず煩雑である。最近、従来の頭髪料
とは概念を異にする泡状頭髪料(ムースタイプ頭
髪料)が開発され一部で販売されている。この泡
状頭髪料(ムースタイプ頭髪料)は、通常、スプ
レータイプになつており、容器から泡状に吐出さ
れる。この種、泡状頭髪料は従来の液状頭髪料と
は異なり保形性を有するため、ヘアブラシのブラ
シ毛上に直接吹き出すことができ、手を汚すこと
なく整髪することができるという利点を有してい
る。この泡状頭髪料には、例えばヘアートニツ
ク、ヘアーリキツド、ヘアートリートメント、シ
ヤンプー等各種のものがあり、先に述べたような
方法で使用される。クリーム状毛染剤もこの泡状
頭髪料の範疇に含まれる。ところが、上記泡状頭
髪料の使用時に用いるヘアブラシは、ブラシ台の
上に一様の長さのブラシ毛が全体的に植設されて
いるものであり、泡状頭髪料は上記ブラシ毛の毛
先でつくられる平面の上に吹き出されて使用され
る。
しかしながら、上記のようなヘアブラシを用い
る場合には、泡状頭髪料がブラシ毛の毛先の上に
乗つたような状態になつており、すきほぐしを繰
り返すに従つてブラシ毛の間に入り込み不経済、
不衛生であり、また落下しやすく、整髪のために
ブラシ毛を下に向けると、落下し衣服を汚すとい
う問題を生じている。このような頭髪料の落下を
注意して防止し泡状頭髪料を頭髪に付着させて整
髪しようとしても、ブラシ毛が頭髪に接触する前
に泡状頭髪料が頭髪に接触し、その接触部分の頭
髪に多量に付着してしまう。したがつて、これを
ブラシ毛ですいても頭髪全体に均一に薄く延ばす
ことができず、頭髪料の塗りむらを生じ、使用量
の割に効果が上がらないというような難点が生じ
る。また、上記のように泡状頭髪料を均一に薄く
延ばせないため、上記頭髪料を何回もヘアブラシ
上に吹き出さなければならず整髪にかなりの手間
を要するという問題点も生じる。したがつて、実
際の使用においては、この種泡状頭髪料も、従来
の液状頭髪料同様、掌の上に取り出し掌で頭髪に
付着して使用されており、泡状頭髪料の有する保
形状が生かされていないのが実情である。また、
従来、ブラシ台の中央領域部分をブラシ台に沿つ
てスライドさせることにより出し入れ自在に構成
したヘアブラシが提案されている(実開昭51−
81171号、実開昭59−52942号)が、これらのヘア
ブラシでは、ブラシ台の中央領域部分のブラシ毛
の高さが外周領域部分のブラシ毛の高さと同じ
か、僅かに低くなるだけであり、しかも中央領域
部分のブラシ毛の植設密度が他の部分のブラシ毛
の植設密度と同じであるため泡状頭髪料の使用に
際しては、やはり上記のような問題が生じる。
る場合には、泡状頭髪料がブラシ毛の毛先の上に
乗つたような状態になつており、すきほぐしを繰
り返すに従つてブラシ毛の間に入り込み不経済、
不衛生であり、また落下しやすく、整髪のために
ブラシ毛を下に向けると、落下し衣服を汚すとい
う問題を生じている。このような頭髪料の落下を
注意して防止し泡状頭髪料を頭髪に付着させて整
髪しようとしても、ブラシ毛が頭髪に接触する前
に泡状頭髪料が頭髪に接触し、その接触部分の頭
髪に多量に付着してしまう。したがつて、これを
ブラシ毛ですいても頭髪全体に均一に薄く延ばす
ことができず、頭髪料の塗りむらを生じ、使用量
の割に効果が上がらないというような難点が生じ
る。また、上記のように泡状頭髪料を均一に薄く
延ばせないため、上記頭髪料を何回もヘアブラシ
上に吹き出さなければならず整髪にかなりの手間
を要するという問題点も生じる。したがつて、実
際の使用においては、この種泡状頭髪料も、従来
の液状頭髪料同様、掌の上に取り出し掌で頭髪に
付着して使用されており、泡状頭髪料の有する保
形状が生かされていないのが実情である。また、
従来、ブラシ台の中央領域部分をブラシ台に沿つ
てスライドさせることにより出し入れ自在に構成
したヘアブラシが提案されている(実開昭51−
81171号、実開昭59−52942号)が、これらのヘア
ブラシでは、ブラシ台の中央領域部分のブラシ毛
の高さが外周領域部分のブラシ毛の高さと同じ
か、僅かに低くなるだけであり、しかも中央領域
部分のブラシ毛の植設密度が他の部分のブラシ毛
の植設密度と同じであるため泡状頭髪料の使用に
際しては、やはり上記のような問題が生じる。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、掌の上に泡状頭髪料を取り出して手を汚す
ことなく、かつ泡状頭髪料を均一に薄く延ばして
効果的に整髪しうるヘアブラシの提供をその目的
とするものである。
ので、掌の上に泡状頭髪料を取り出して手を汚す
ことなく、かつ泡状頭髪料を均一に薄く延ばして
効果的に整髪しうるヘアブラシの提供をその目的
とするものである。
上記の目的を達成するため、この考案のヘアブ
ラシは、把手4とその把手4から延びる略長方形
のブラシ台部1とを備えたヘアブラシであつて、
上記ブラシ台部1が、上記把手4から延びる略U
字状の取付基台2と、略T字状の取付台3とから
なり、この略T字状の取付台3が、T字状の縦辺
の左右両側に縦辺に沿つて形成されたスライド係
合部7を上記取付基台2のU字状の両縦辺の内側
に縦辺に沿つて形成されたスライド被係合部6に
スライド係合させ、T字状の横辺で取付基台2の
U字状の両縦辺先端を覆つた状態で上記取付基台
2に着脱自在に取付られ、上記取付基台2のU字
状の表面に毛足の長いブラシ毛8が所定間隔で列
設されているとともに、取付台3のT字状の横辺
の表面に毛足の長いブラシ毛11が所定間隔で列
設され、かつT字状の縦辺の表面に毛足の短いブ
ラシ毛9が長手方向に沿つて蛇行状に所定間隔で
粗に列設されているという構成をとる。
ラシは、把手4とその把手4から延びる略長方形
のブラシ台部1とを備えたヘアブラシであつて、
上記ブラシ台部1が、上記把手4から延びる略U
字状の取付基台2と、略T字状の取付台3とから
なり、この略T字状の取付台3が、T字状の縦辺
の左右両側に縦辺に沿つて形成されたスライド係
合部7を上記取付基台2のU字状の両縦辺の内側
に縦辺に沿つて形成されたスライド被係合部6に
スライド係合させ、T字状の横辺で取付基台2の
U字状の両縦辺先端を覆つた状態で上記取付基台
2に着脱自在に取付られ、上記取付基台2のU字
状の表面に毛足の長いブラシ毛8が所定間隔で列
設されているとともに、取付台3のT字状の横辺
の表面に毛足の長いブラシ毛11が所定間隔で列
設され、かつT字状の縦辺の表面に毛足の短いブ
ラシ毛9が長手方向に沿つて蛇行状に所定間隔で
粗に列設されているという構成をとる。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく
説明する。
説明する。
第1図はこの考案の一実施例の全体斜視図を示
している。図において、1は取付基台2と取付台
3とから構成されている略長方形のブラシ台であ
る。上記取付基台2は、略U字状に形成されてお
り、U字状の底部が弾性接続部4aを介して把手
4と一体形成されている。上記取付基台2のU字
状の内周面5の相対向する面には、それぞれスラ
イド用係合凸部6が形成されている。前記取付台
3はT字状をしていて、そのT字状の縦辺が上記
取付基台のU字状の開口内に着脱自在に嵌合され
る。このT字状の縦辺において、上記U字状の内
周面5の相対向する面に対応する左右両側面には
それぞれ上記スライド用係合凸部6と係合するス
ライド用の係合凹部7が形成されている。
している。図において、1は取付基台2と取付台
3とから構成されている略長方形のブラシ台であ
る。上記取付基台2は、略U字状に形成されてお
り、U字状の底部が弾性接続部4aを介して把手
4と一体形成されている。上記取付基台2のU字
状の内周面5の相対向する面には、それぞれスラ
イド用係合凸部6が形成されている。前記取付台
3はT字状をしていて、そのT字状の縦辺が上記
取付基台のU字状の開口内に着脱自在に嵌合され
る。このT字状の縦辺において、上記U字状の内
周面5の相対向する面に対応する左右両側面には
それぞれ上記スライド用係合凸部6と係合するス
ライド用の係合凹部7が形成されている。
上記取付基台2の上面および取付台3のT字状
の縦辺の上面には、毛足の長いブラシ毛8が列設
されている。また取付台3のT字状の横辺上面に
は、毛足の短いブラシ毛9が取付台3の長手方向
に沿つて蛇行状に配設され、植設密度が小さく設
定さている。そして、この短毛ブラシ毛9の植設
領域は長毛ブラシ毛8の列により囲われた状態に
なつている。
の縦辺の上面には、毛足の長いブラシ毛8が列設
されている。また取付台3のT字状の横辺上面に
は、毛足の短いブラシ毛9が取付台3の長手方向
に沿つて蛇行状に配設され、植設密度が小さく設
定さている。そして、この短毛ブラシ毛9の植設
領域は長毛ブラシ毛8の列により囲われた状態に
なつている。
このように、この考案のヘアブラシは、短毛ブ
ラシ毛9の植設領域を長毛ブラシ毛8の列で囲う
ため、ここに粘性の低い泡状頭髪料であつても充
分に溜めることができる。しかも、短毛ブラシ毛
9の植設領域における短毛ブラシ毛9の植設密度
が小さいため、泡状頭髪料は、短毛ブラシ毛9の
上に溜まるのではなく取付台3の上に直接溜めら
れる。したがつて、ブラツシングの際に、一度に
大量の泡状頭髪料が頭髪に付着することなく、短
毛ブラシ毛9の植設領域を横切る頭髪に均一に付
着させることができる。このとき、短毛ブラシ毛
9は、泡状頭髪料を保持しブラツシング時にブラ
シ台1から泡状頭髪料が流れ落ちるのを防止す
る。このように上記取付台3の短毛ブラシ毛9
は、ブラツシングの際における泡状頭髪料の長毛
ブラシ毛8間の流れ落ちや、はみ出しを防ぐ目的
で植設されており、くしときに参加するものでは
ない。かりに取付台3上に短毛ブラシ毛9を全く
植設しないと、くしとき時に、ブラシ台1より泡
状頭髪料がはみ出してブラシや手を汚損するとい
う不都合を生じるのであり、逆に多くのブラシ毛
が植設されていたり、くしとき方向に多数列植設
されていると、短毛ブラシ毛9の根元に泡状頭髪
料が残存するようになる。この考案のヘアブラシ
は、これらを考慮して取付台3上の短毛ブラシ毛
9を2列にし適宜のブラシ毛9を間引き略蛇行状
にして植設密度を小さくしているため、矢印方向
のくしときの際、この間引いた部分を頭髪がよく
通るようになり、この部分に泡状頭髪料は残らず
しかもここを通る頭髪が、ブラシ毛9の間に溜る
泡状頭髪料をブラツシングごとにとつてゆくよう
になる。その結果、泡状頭髪料をブラシ毛の根元
等に残くことなく使い切ることができるようにな
る。また、このヘアブラシは、取付台3のT字状
の横辺を左右から指でつかんで把手4と反対の方
向にスライドさせることにより、取付台3を取り
外し、ブラシ毛8,9間に付着している頭髪等の
掃除をしたり、またT字状の縦辺および横辺の全
体に毛足の長いブラシ毛8が密に植設されている
他の取付台(図示せず)と差し換え、クリーム
状、液状等の通常の頭髪料用に変えることもでき
る。そして、この考案のヘアブラシは、T字状の
横辺で取付基台3のU字状の先端端面を隠してい
るため、汚れ防止効果も得られる。また、このヘ
アブラシは、取付基台2と把手4とを弾性接続部
4aを介して一体的に形成しているため、弾性接
続部4aを中心によくしなるようになり、それを
利用して頭皮を叩き快い刺激を付与することもで
きる。
ラシ毛9の植設領域を長毛ブラシ毛8の列で囲う
ため、ここに粘性の低い泡状頭髪料であつても充
分に溜めることができる。しかも、短毛ブラシ毛
9の植設領域における短毛ブラシ毛9の植設密度
が小さいため、泡状頭髪料は、短毛ブラシ毛9の
上に溜まるのではなく取付台3の上に直接溜めら
れる。したがつて、ブラツシングの際に、一度に
大量の泡状頭髪料が頭髪に付着することなく、短
毛ブラシ毛9の植設領域を横切る頭髪に均一に付
着させることができる。このとき、短毛ブラシ毛
9は、泡状頭髪料を保持しブラツシング時にブラ
シ台1から泡状頭髪料が流れ落ちるのを防止す
る。このように上記取付台3の短毛ブラシ毛9
は、ブラツシングの際における泡状頭髪料の長毛
ブラシ毛8間の流れ落ちや、はみ出しを防ぐ目的
で植設されており、くしときに参加するものでは
ない。かりに取付台3上に短毛ブラシ毛9を全く
植設しないと、くしとき時に、ブラシ台1より泡
状頭髪料がはみ出してブラシや手を汚損するとい
う不都合を生じるのであり、逆に多くのブラシ毛
が植設されていたり、くしとき方向に多数列植設
されていると、短毛ブラシ毛9の根元に泡状頭髪
料が残存するようになる。この考案のヘアブラシ
は、これらを考慮して取付台3上の短毛ブラシ毛
9を2列にし適宜のブラシ毛9を間引き略蛇行状
にして植設密度を小さくしているため、矢印方向
のくしときの際、この間引いた部分を頭髪がよく
通るようになり、この部分に泡状頭髪料は残らず
しかもここを通る頭髪が、ブラシ毛9の間に溜る
泡状頭髪料をブラツシングごとにとつてゆくよう
になる。その結果、泡状頭髪料をブラシ毛の根元
等に残くことなく使い切ることができるようにな
る。また、このヘアブラシは、取付台3のT字状
の横辺を左右から指でつかんで把手4と反対の方
向にスライドさせることにより、取付台3を取り
外し、ブラシ毛8,9間に付着している頭髪等の
掃除をしたり、またT字状の縦辺および横辺の全
体に毛足の長いブラシ毛8が密に植設されている
他の取付台(図示せず)と差し換え、クリーム
状、液状等の通常の頭髪料用に変えることもでき
る。そして、この考案のヘアブラシは、T字状の
横辺で取付基台3のU字状の先端端面を隠してい
るため、汚れ防止効果も得られる。また、このヘ
アブラシは、取付基台2と把手4とを弾性接続部
4aを介して一体的に形成しているため、弾性接
続部4aを中心によくしなるようになり、それを
利用して頭皮を叩き快い刺激を付与することもで
きる。
なお、短毛ブラシ毛9の植設態様は、第2〜第
4図に示すように変えてもよい。
4図に示すように変えてもよい。
また、上記の実施例ではいずれも取付基台2に
係合凸部6を設け、取付台3に係合凹部7を設け
ているが、上記凸部6と凹部7とを上記とは逆に
設けるようにしてもよい。
係合凸部6を設け、取付台3に係合凹部7を設け
ているが、上記凸部6と凹部7とを上記とは逆に
設けるようにしてもよい。
以上のように、この考案のヘアブラシは、略U
字状の取付基台と、略T字状の取付台とからブラ
シ台を構成し、上記取付基台のU字状の表面およ
び取付台のT字状の横辺の表面にそれぞれ毛足の
長いブラシ毛を所定間隔で列設するとともに取付
台のT字状の縦辺の表面に毛足の短いブラシ毛を
列設していて、毛足の短いブラシ毛の植設領域を
毛足の長いブラシ毛で囲つた状態にしているた
め、毛足の短いブラシ毛の植設領域に、粘性の小
さい泡状頭髪料であつても充分に溜めることがで
き、ブラツシングごとにこれを頭髪に付着させる
ことができる。しかも、上記毛足の短いブラシ毛
は、その植設領域において、長手方向に沿つて蛇
行状に粗に配設されているため、上記泡状頭髪料
等の頭髪料は、毛足の短いブラシ毛の上ではな
く、短毛ブラシ毛植設領域の表面の上に直接溜め
られ、これがブラツシング時に短毛ブラシ毛植設
領域を横切る頭髪に付着するようになる。そし
て、上記短毛ブラシ毛は、その上部だけでなく胴
部を含む全体で、溜められる頭髪料を保持し、上
記ブラツシング時等に短毛ブラシ毛植設領域の頭
髪料がブラシ台からはみ出すことを防止しながら
頭髪に適正量付着させる作用を奏する。すなわ
ち、この考案のヘアブラシでは、短毛ブラシ毛
は、頭髪のブラツシングには参加せず溜められた
頭髪料の保持と頭髪に対する適正量付着作用を奏
するものであることから、その植設密度も粗な状
態となつている。このように、頭髪料の保持には
植設密度は粗で足りるのであり、逆に密にすると
頭髪料がブラツシング後にブラシ毛の根元に残存
するようになる。また、上記短毛ブラシ毛は略蛇
行状に配設されていることから、短毛ブラシ毛植
設領域に溜められる頭髪料をブラツシングの正逆
方向を問わず頭髪に適正量付着させることができ
る。そのうえ、本願考案では、ブラシ台を略U字
状の取付基台と略T字状の取付台とから構成し、
このT字状の縦辺を取付基台のU字状の開口内に
着脱自在にスライド嵌合させるため、取付基台か
ら取付台を取外して掃除等する際、取付台のT字
状の横辺(頭髪料で汚れることがない)を左右か
ら手指でつまんで取外すことができ、取外し操作
が容易となる同時に頭髪料による手指の汚れを回
避できる。そして、上記T字状の横辺で取付基台
のU字状の両縦辺先端を覆つているため、ブラシ
台先端部において取付台と取付基台とのスライド
嵌合部からふけやごみの侵入を阻止でき、スライ
ド機構部の円滑な動作を確保することができる。
字状の取付基台と、略T字状の取付台とからブラ
シ台を構成し、上記取付基台のU字状の表面およ
び取付台のT字状の横辺の表面にそれぞれ毛足の
長いブラシ毛を所定間隔で列設するとともに取付
台のT字状の縦辺の表面に毛足の短いブラシ毛を
列設していて、毛足の短いブラシ毛の植設領域を
毛足の長いブラシ毛で囲つた状態にしているた
め、毛足の短いブラシ毛の植設領域に、粘性の小
さい泡状頭髪料であつても充分に溜めることがで
き、ブラツシングごとにこれを頭髪に付着させる
ことができる。しかも、上記毛足の短いブラシ毛
は、その植設領域において、長手方向に沿つて蛇
行状に粗に配設されているため、上記泡状頭髪料
等の頭髪料は、毛足の短いブラシ毛の上ではな
く、短毛ブラシ毛植設領域の表面の上に直接溜め
られ、これがブラツシング時に短毛ブラシ毛植設
領域を横切る頭髪に付着するようになる。そし
て、上記短毛ブラシ毛は、その上部だけでなく胴
部を含む全体で、溜められる頭髪料を保持し、上
記ブラツシング時等に短毛ブラシ毛植設領域の頭
髪料がブラシ台からはみ出すことを防止しながら
頭髪に適正量付着させる作用を奏する。すなわ
ち、この考案のヘアブラシでは、短毛ブラシ毛
は、頭髪のブラツシングには参加せず溜められた
頭髪料の保持と頭髪に対する適正量付着作用を奏
するものであることから、その植設密度も粗な状
態となつている。このように、頭髪料の保持には
植設密度は粗で足りるのであり、逆に密にすると
頭髪料がブラツシング後にブラシ毛の根元に残存
するようになる。また、上記短毛ブラシ毛は略蛇
行状に配設されていることから、短毛ブラシ毛植
設領域に溜められる頭髪料をブラツシングの正逆
方向を問わず頭髪に適正量付着させることができ
る。そのうえ、本願考案では、ブラシ台を略U字
状の取付基台と略T字状の取付台とから構成し、
このT字状の縦辺を取付基台のU字状の開口内に
着脱自在にスライド嵌合させるため、取付基台か
ら取付台を取外して掃除等する際、取付台のT字
状の横辺(頭髪料で汚れることがない)を左右か
ら手指でつまんで取外すことができ、取外し操作
が容易となる同時に頭髪料による手指の汚れを回
避できる。そして、上記T字状の横辺で取付基台
のU字状の両縦辺先端を覆つているため、ブラシ
台先端部において取付台と取付基台とのスライド
嵌合部からふけやごみの侵入を阻止でき、スライ
ド機構部の円滑な動作を確保することができる。
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2
図、第3図および第4図はブラシ毛の植設状態説
明図である。 1……ブラシ台、2……取付基台、3……取付
台、6……係合凸部、7……係合凹部、8,11
……長毛ブラシ毛、9……短毛ブラシ毛。
図、第3図および第4図はブラシ毛の植設状態説
明図である。 1……ブラシ台、2……取付基台、3……取付
台、6……係合凸部、7……係合凹部、8,11
……長毛ブラシ毛、9……短毛ブラシ毛。
Claims (1)
- 把手4とその把手4から延びる略長方形のブラ
シ台部1とを備えたヘアブラシであつて、上記ブ
ラシ台部1が、上記把手4から延びる略U字状の
取付基台2と、略T字状の取付台3とからなり、
この略T字状の取付台3が、T字状の縦辺の左右
両側に縦辺に沿つて形成されたスライド係合部7
を上記取付基台2のU字状の両縦辺の内側に縦辺
に沿つて形成されたスライド被係合部6にスライ
ド係合させ、T字状の横辺で取付基台2のU字状
の両縦辺先端を覆つた状態で上記取付基台2に着
脱自在に取付られ、上記取付基台2のU字状の表
面に毛足の長いブラシ毛8が所定間隔で列設され
ているとともに、取付台3のT字状の横辺の表面
に毛足の長いブラシ毛11が所定間隔で列設さ
れ、かつT字状の縦辺の表面に毛足の短いブラシ
毛9が長手方向に沿つて蛇行状に所定間隔で粗に
列設されていることを特徴とするヘアブラシ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985117580U JPH0225314Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985117580U JPH0225314Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6224733U JPS6224733U (ja) | 1987-02-14 |
JPH0225314Y2 true JPH0225314Y2 (ja) | 1990-07-12 |
Family
ID=31003229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985117580U Expired JPH0225314Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0225314Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952942B2 (ja) * | 1980-12-01 | 1984-12-22 | 三菱マテリアル株式会社 | 高耐熱性および高導電性を有するCu合金 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5181171U (ja) * | 1974-12-18 | 1976-06-28 | ||
JPS5952942U (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-07 | 平沼 五郎 | ヘアブラシ |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP1985117580U patent/JPH0225314Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5952942B2 (ja) * | 1980-12-01 | 1984-12-22 | 三菱マテリアル株式会社 | 高耐熱性および高導電性を有するCu合金 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6224733U (ja) | 1987-02-14 |
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