JPH0856768A - 改良ロータリーリクライナ - Google Patents

改良ロータリーリクライナ

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JPH0856768A
JPH0856768A JP6298195A JP29819594A JPH0856768A JP H0856768 A JPH0856768 A JP H0856768A JP 6298195 A JP6298195 A JP 6298195A JP 29819594 A JP29819594 A JP 29819594A JP H0856768 A JPH0856768 A JP H0856768A
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JP
Japan
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eccentric
wedge
recliner
component
bushing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6298195A
Other languages
English (en)
Inventor
Ingo Kienke
インゴ・キーンケ
Krishnan Kolady
クリシュナン・コーラディ
John C Scalzo
ジョン・チャールズ・スケルゾ
Gerald A Zimmerlee
ジェラルド・アラン・ザイマリー
Ralf Hoge
ラルフ・ホーゲ
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Hoover Universal Inc
Original Assignee
Hoover Universal Inc
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Publication date
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Application filed by Hoover Universal Inc filed Critical Hoover Universal Inc
Publication of JPH0856768A publication Critical patent/JPH0856768A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/022Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
    • A47C1/024Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination
    • A47C1/025Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination by means of a rack-and-pinion or like gearing mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/225Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms
    • B60N2/2254Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms provided with braking systems
    • B60N2/2255Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms provided with braking systems with coiled springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • B60N2/225Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms
    • B60N2/2252Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable by cycloidal or planetary mechanisms in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear, e.g. one gear without sun gear

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リクライナが調節されていないとき部品間の
フリープレイを除去するリクライナ。 【構成】 共通のピボット16回りで回転する一対の噛
み合うギヤ20,26を有する、自動車シートのための
ロータリーリクライナに関するものである。軸方向に移
動可能なウェッジ部32が設けられ、これは一方のギヤ
を取り付ける偏心器30を、互いのギヤ20,26を強
固に係合させる位置に移動する。これによりフリープレ
イが除去され、リクライナのがたつきや振動が防止され
る。ウェッジ部は、操作キャップ56の回転動作(ロー
タリー動作)により軸方向に移動可能で、これによりフ
リープレイ減少を緩和し(relieve) 、リクライナの調節
を可能とする。ウェッジ部は、リクライナ調節中のリク
ライナのベアリング面として機能しないので、これによ
りリクライナの調節を妨げる高摩擦力が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートクッションを支
持する本体に調節可能なシートバックを取り付けるため
のロータリーリクライナに係り、特に、リクライナが調
節されていないときリクライナ部品間のフリープレイ
(自由な動き、遊び、free play )を除去するリクライ
ナの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】調節可
能な自動車シートのためのロータリーリクライナ(rotar
y recliner) においては、噛み合う一対のギヤ、即ち共
通のピボット回りを回転するインナーギヤとアウターギ
ヤとを採用したものがよく知られている。このようなリ
クライナは、シートクッションを支持する本体に取り付
けられる第1の構成部品と、シートバックに取り付けら
れる第2の構成部品とを有する。二つのリクライナ部品
は互いに接続されてピボットシャフト回りを相対回転す
る。一方のリクライナ部品は、外側に延出する歯を有す
るインナースパーギヤを移動させ、他方の部品は内側に
向けられた歯を有するアウターギヤを移動させる。イン
ナーギヤは、アウターギヤより少なくとも一枚少ない歯
を有すると共に、少なくともアウターギヤの歯の径方向
高さだけアウターギヤの直径よりも小さい直径を有す
る。
【0003】インナーギヤは偏心器(eccentric) に取り
付けられ、これはインナーギヤをアウターギヤに対し一
径方向に付勢する。これにより、一方側のギヤ歯が噛み
合うと共に、他方側にギヤ歯間の隙間が生じることにな
る。偏心器の回転は、歯の噛み合う領域をアウターギヤ
の周りに周方向に移動させ、これによりギヤ歯数の相違
が、インナーギヤのアウターギヤに対する回転を生じさ
せることになる。
【0004】シートバックの調節後、偏心器がインナー
ギヤとアウターギヤとの噛み合いを維持することによっ
て、シートバックはその調節位置に保持される。リクラ
イナは、シートバックに作用される力が、偏心器の回転
とシートバックの移動とを生じさせることができないと
いう意味においてセルフロック(自動ロック)である。
操作ハンドルによる偏心器の回転のみがシートバック位
置の変化をもたらす。特定量のフリープレイ(自由な動
き、遊び、free play )、即ちギヤ間の隙間は、リクラ
イナの適当な操作のために必要である。しかしながら、
フリープレイは、後方へのシートバック調節中にジャダ
ーやがたつき(jerking) を生じさせ、同様に、荒れた道
路における自動車走行中でのシートバックのがたつき(r
attling)や振動を生じさせる結果をも引き起こす。ジャ
ダーと振動との両方は、低クォリティの証しとみなされ
てしまう。
【0005】調節中におけるロータリーリクライナから
フリープレイを除去するための様々なアプローチがなさ
れている。フリープレイを除去するための一つのアプロ
ーチは、インナーギヤの歯に力を加えてアウターギヤに
強力に係合させる軸方向に移動する円錘体(コーン、co
ne)を用いることである。この一例は、アメリカ特許第
4,453,767 号に示されている。偏心器には円錘状の外表
面が形成される。偏心器に取り付けられたインナーギヤ
は完全に円錘状の穴を有する。偏心器はスプリングによ
って軸方向に付勢されて傾斜された円錘面をしっかりと
係合させる。このデザインの一つの欠点はその高いフリ
クションにある。円錘面は、リクライナを調節すべく偏
心器が回されるとき相対回転動作を伴うベアリング(軸
受)面でもある。結果としてリクライナの調節に要する
力は大となる。それゆえ、二つのリクライナを有するシ
ートにおいては、一方のリクライナのみがフリープレイ
減少(free play reduction) を有して、調節力(adjustm
ent effort) を許容できる範囲内に保持するであろう。
【0006】別のタイプのフリープレイ減少が、アメリ
カ特許第5,154,475 号に開示されている。これにおいて
は、一対の円周上のウェッジ要素(circumferential wed
ge element) が、回転動作伝達部材を囲繞すると共に偏
心器の外表面を形成する。スプリングは、二つのウェッ
ジ要素を反対方向に且つ略鎌状の隙間内に付勢し、隙間
には、ウェッジ要素が動作伝達部材とギヤとの間でしっ
かりと(きつく、tightly )適合する。このデザイン
も、リクライナ調節時に相対動作するベアリング面に係
合されるウェッジ面によって生じる高フリクションとい
う欠点を有する。このデザインにおいて、二つのウェッ
ジ要素の一方はリクライナ調節中に係合され続け、シー
トバック角度の全範囲に亘り実質的に一定の高い調節力
を生じさせる。
【0007】
【発明の概要】本発明の目的は、組立てが容易で、調節
中における高フリクションベアリング面を除去すると共
に、自動車衝突時の荷重に抗ずるべく高強度を有する改
良されたリクライナを提供することにある。
【0008】本発明のリクライナは、周方向に離間さ
れ、軸方向に移動可能な一対のウェッジ部を利用してお
り、ウェッジ部は、偏心器の傾斜面に係合する(mate wi
th) 傾斜面を有する。ウェッジ部は、インナーギヤをア
ウターギヤにしっかりと(強固に)係合させる。ウェッ
ジ部は、操作キャップの回転動作(ロータリー動作)に
より軸方向に移動可能である。調節時、フリープレイ減
少が最初に解放され(即ち、ウェッジ部が軸方向に移動
され)、次いで、リクライナが偏心器の回転により調節
される。フリープレイ減少がリクライナ調節前に解放さ
れるので、調節力はフリープレイ減少のないロータリー
リクライナの場合とほぼ同様となる。傾斜ウェッジ面を
調節時に相対移動する荷重ベアリング面から分離するこ
とで、低い調節力が達成される。ウェッジ部を最初に解
放するのに要するトルクは調節トルクよりも小さく、こ
れによりリクライナが調節される前にウェッジ部が最初
に解放される。
【0009】二つのウェッジ部は互いに周方向に離間さ
れ、且つ一つずつのウェッジ部が偏心器の最大偏心位置
のそれぞれのサイドに位置される。ウェッジ部は偏心器
の切欠部内に配置される。ウェッジ部の最適な場所は、
最大偏心のそれぞれのサイドに向かって45°の位置であ
る。シートバック荷重の径方向の力が偏心器に効果的に
作用するのはこれら二つの場所である。これら二つの場
所にウェッジ部を配置することにより、径方向のフリー
プレイ減少力が偏心器へのシートバック荷重に整列され
る。しかしながら、これは偏心器へのシートバック力の
場所であるので、偏心器の厚さを確保しその強度を最大
とするために偏心器の切欠部を他の場所に位置させるの
が望ましい。結果として、好適実施例においては、ウェ
ッジ部は70°だけ離間され、最大偏心のそれぞれのサイ
ドに向かって35°の位置とされる。この場所は、所望の
フリープレイ減少を生じさせる一方、偏心器の強度を確
保する。
【0010】本発明のさらなる目的、特徴及び利点は、
添付図面の参照のもとに以下の説明と特許請求の範囲と
から明らかとなるであろう。
【0011】
【実施例】本発明のリクライナが、図1に示されると共
にシート11上の符号10で表されている。リクライナ
10は、第1のリクライナ部品12、及び第2のリクラ
イナ部品14を含む。第1の部品12は自動車シートの
シートバック13に取り付けられるようになっており、
一方第2の部品14はシートクッション15に取り付け
られるようになっている。これらリクライナ部品は、互
いにピボットボルト16回りを旋回可能に接続される。
【0012】第1のリクライナ部品12は、ボルト軸1
7に対し偏心されるオフセット部18を含むと共に、ア
ウターギヤ22を形成する多数の内方に延出する歯20
が形成される。第2のリクライナ部品14はオフセット
部24を有し、オフセット部24には、インナースパー
ギヤ28を形成する多数の外方に延出する歯26が形成
される。インナースパーギヤ28は、前述の通り、アウ
ターギヤ22より小さな直径とされると共に、アウター
ギヤより少なくとも一枚少ない歯を有する。インナーギ
ヤ28の直径は、少なくともアウターギヤの歯20の径
方向高さだけアウターギヤの直径より小さい。
【0013】筒状ブッシング19は第1のリクライナ部
品12に、溶接、リベット止め、或いは他の方法で取り
付けられる。ボルト16はブッシング19を挿通する。
第2のリクライナ部品14は第1のリクライナ部品12
に隣接して配置され、そのギヤ歯はアウターギヤの一方
側に噛み合わされて、ボルト16の軸17に対するイン
ナーギヤの偏心を生じさせる。偏心器30が、ブッシン
グ19に回転可能に取り付けられてインナーギヤのアウ
ターギヤへの噛み合いを保持する。インナーギヤがボル
ト16の軸17に対し偏心した状態で、インナーギヤの
歯は、一方側即ち図2に示される頂部でアウターギヤの
歯と噛み合い、反対側即ち図2に示される底部には歯の
間に隙間が存在する。偏心器の回転時、ギヤ歯の噛み合
い位置はアウターギヤの周りを回転するであろう。イン
ナー及びアウターギヤ間の歯数が異なる結果、歯の噛み
合いの移動はアウターギヤに対するインナーギヤの回転
を生じさせ、こうしてリクライナ部品12,14の相対
回転位置を調節するであろう。
【0014】リクライナの調節性を確実とすべく、イン
ナー及びアウターギヤ歯間には僅かなフリープレイが存
在する必要がある。このフリープレイは、しかしなが
ら、リクライナが調節されているときには望ましくな
い。フリープレイはシートバックのがたつきや振動を可
能とする。本発明は、周方向に離間された一対のウェッ
ジ(くさび)部32,34を利用しており、ウェッジ部
32,34は、リクライナが調節されないとき、インナ
ーギヤをアウターギヤに強固に(しっかりと)係合させ
るよう移動(付勢、バイアス、bias)して、このフリー
プレイを除去する。好適実施例において、ウェッジ部3
2,34はフィンガ(指形小片)であり、フィンガは、
ボルト16上に取り付けられる環状ウェッジキャリア3
6から軸方向に延出する。ウェッジ部32,34は、環
状ウェッジキャリア36から偏心器の切欠部33,35
内に軸方向に延出する。ウェッジ部はそれぞれ、傾斜さ
れた径方向外側の面を有し、この面は、偏心器30の切
欠部33,35の相補する(complementary) 傾斜面に係
合する。
【0015】ウェッジ部は、これがウェッジキャリアか
ら軸方向に延出するとき径方向外方に開く。結果的に、
ウェッジ部はその末端部が径方向に最も厚い。ウェッジ
キャリア36は第3のフィンガ42をも含み、第3のフ
ィンガ42は、ウェッジキャリアを偏心器の第3の切欠
部43内に整列させるよう機能し、それは二つのウェッ
ジ部の径方向略反対に位置する。
【0016】ウェッジキャリアは外方に延出する環状リ
ブ44を含み、環状リブは偏心器の一面46から軸方向
に離間される。コイル圧縮スプリング48は、ウェッジ
キャリアを取り囲むと共に、環状リブ44と偏心器の面
46との間に位置される。スプリング48は、ウェッジ
キャリアを偏心器から引き離すよう、ウェッジ部32,
34を偏心器30により強く係合させる方向に付勢する
(urge)。ウェッジキャリア、偏心器、及びスプリング
は、ブッシング19上に配置される前に互いに組み立て
られる。整列フィンガ42の外面45は、その末端に向
かって先細とされて、ウェッジ部の厚い末端部が偏心器
の切欠部33,35の狭い端部を通過することを許容す
る。偏心器、ウェッジ部の長さ及びウェッジ角は次のよ
うに決められる。即ち、偏心器、スプリング及びウェッ
ジキャリアの組立品がブッシング19上に位置され、ウ
ェッジキャリアがブッシングと軸方向に整列され続ける
よう制限されてしまえば、ウェッジ部が偏心器の切欠部
を通過できぬようなものとされる。インナーギヤが偏心
器上に位置されれば、偏心器の径方向の動きは制限され
る。これにより、ウェッジ部が偏心器から引き出され得
ないことがより確かとなる。スプリング48はこのよう
に、ウェッジ部の偏心器への係合を維持してフリープレ
イを除去する。
【0017】本実施例では、ウェッジ部がそれら末端部
に向かって厚さが増大するようになっているが、末端部
に向かって先細りとなるウェッジ部を有することも可能
である。この場合、スプリングは、ウェッジキャリアを
偏心器から引き離す代わりに偏心器に向けて付勢し、傾
斜されたウェッジ面同士を係合させるよう用いられる。
フリープレイ減少のためのレリーズ(ゆるめ装置、rele
ase )も見直される(配列し直される)べきで、解放力
がスプリング力に抗じて働くようにする。
【0018】第2のリクライナ部品14の穴内に圧入さ
れるのは、低フリクションPTFE(polytetrafluoroethyle
ne) コーティングを有するブッシング50である。この
ブッシングは、シートバックへの荷重によらない低く安
定した摩擦係数を与えることによって、後方へのシート
バック調節中におけるジャダーの防止を助ける。
【0019】ウェッジ部32,34は、互いに周方向に
90°まで離間され得る。ウェッジ部の位置は、所望のフ
リープレイ減少を生じさせると共に頑丈なリクライナを
生じさせるよう選択される。本実施例において、ウェッ
ジ部の中心は約70°離間される(最大偏心位置のそれぞ
れのサイドに向かって35°ずつ離間される)。
【0020】偏心器に径方向に作用する力は約90°離さ
れる(最大偏心のそれぞれのサイドに向かって45°ずつ
離される)。ほぼ同じ二つの場所でインナーギヤと偏心
器とを確実に接触させるため、偏心器には、最大偏心箇
所における約60°の弧の部分に僅かに平坦とされた部分
54が形成される。
【0021】リクライナの調節時、ウェッジ部32,3
4は先ず軸方向に移動されて偏心器から解放される。こ
れはフリープレイをリクライナに再導入し、フリープレ
イ減少のないロータリーリクライナに要した作用力と同
様の低い作用力で調節を可能とする。調節は、操作キャ
ップ56をさらに回転させることによって行われる。操
作キャップ56は、リベット止め或いは他の固定手段(f
astening means) によりピボットボルト16に取り付け
られて、ボルトとともに回転する。ハンドホイール59
がボルト16に取り付けられてボルトとキャップ56と
を回転させる。キャップの内面には、三つの三角形状の
突出カム62,64,66が設けられる。三つのカム
は、ウェッジキャリアの二つのウェッジ部32,34と
整列フィンガ42とに同位置とされるようそれぞれ周方
向に離間される。同様に、ウェッジキャリアは三つの三
角形状の凹部68,70,72を有し、これら凹部6
8,70,72内には操作キャップの突出カムが配置さ
れる。操作キャップ56の回転により、突出カム62,
64,66は、ウェッジキァリア36の凹部68,7
0,72の傾斜面に係合し、これによって軸方向の力を
ウェッジキャリア36に分け与える。この軸方向の力の
成分は、ウェッジキャリアを偏心器に向かって軸方向に
移動させ、スプリング48に逆らって、ウェッジ部を偏
心器の傾斜面との係合から解放して、これによりリクラ
イナにフリープレイを導入すると共に調節を可能とす
る。三つのカムは、それぞれのウェッジ部に一つずつが
配置されると共に一つがウェッジキャリアへの力をバラ
ンスさせるべく反対側に配置されるよう用いられる。理
論的には、いかなる数のカム及び凹部が使用され得る。
【0022】ウェッジ部が完全に解放されると、偏心器
は、その面46の軸方向突出部74によって回転され
る。突出部74は、キャップ56の内側のリブ78間に
形成された溝76内に配置される。リブ78と突出部7
4とは離間され、これにより、偏心器が回転される前
に、ウェッジキャリアが最初に軸方向に移動されてウェ
ッジ部を解放することを許容する。概して言えば、ウェ
ッジ部は、偏心器が回転される前に最初に解放されるで
あろう。しかしながら、例えばリクライナへの荷重が低
い場合には、偏心器を回転させるのに要するトルクは、
フリープレイ減少ウェッジ部を解放するのに要するトル
クより小さいであろう。このような場合には、ウェッジ
部が完全に解放される前に、且つキャップのリブ78が
偏心器の突出部74に接触する前に、ウェッジ部は偏心
器を回転させるであろう。
【0023】ボルト16への回転トルクが解放・解除さ
れてしまえば、スプリング48はウェッジキャリア及び
ウェッジ部を、偏心器と係合するよう戻し、これにより
フリープレイを除去すると共に、シートバック13の振
動及びがたつきを防止する。フリープレイ減少ウェッジ
部は、リクライナに作用するシートバック荷重がウェッ
ジ部を係合から外せないという意味でセルフロック(自
動ロック)である。ウェッジ部のセルフロック機構(機
能)は、ロータリーリクライナ遊星歯車装置に固有のセ
ルフロック機構から分離している。フリープレイ減少面
を調節時に相対移動するリクライナベアリング面から分
離させたことによる他の利点は、リクライナの機能又は
セルフロック又は強度に影響を与えることなく、フリー
プレイ減少のセルフロックを確実とするよう、ウェッジ
角が選択され得ることである。
【0024】本発明のリクライナの一つの利点は、操作
キャップの純然たるロータリー動作によるウェッジ部の
軸方向変位である。これは、フリープレイ減少ウェッジ
部によって生じる調節時のいかなる摩擦力をも完全に除
去する。結果的に、リクライナ調節力はフリープレイ減
少のないリクライナと同様となる。これは、シート11
のそれぞれの側部に一つずつで、両方がフリープレイ減
少を備えた二つのリクライナを使用可能とする。片手ホ
イールが、トーションバー(図示せず)で連結された二
つのリクライナに用いられる。バーの両端部は、それぞ
れのリクライナのボルト16に形成されたソケット21
に差し込まれる。
【0025】リクライナの他の利点は、リクライナ調節
中に、傾斜されたウェッジ面が、偏心器に対し軸方向に
のみ移動すると共に、径方向にシートバック荷重を伝達
するベアリング面でないことである。シートバックの荷
重はウェッジ面を通じて伝達されず、それゆえ調節力に
影響を与えない。
【0026】本発明は上記の構成に限定されず、特許請
求の範囲で規定される本発明の要旨から逸脱しない範囲
で様々な変形、変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリクライナを有するシートを示す
斜視図である。
【図2】本発明に係るリクライナの断面図で、実質的に
図5の2−2線断面であり、フリープレイ減少ウェッジ
部が偏心器に係合されてフリープレイを除去する様子を
示す。
【図3】本発明に係るリクライナの分解(展開)斜視図
である。
【図4】実質的に図5の2−2線断面を示すリクライナ
の断面図で、フリープレイ減少ウェッジ部が偏心器から
離脱されてリクライナの調節のためのフリープレイを導
入する様子を示す。
【図5】実質的に図4の5−5線断面を示すリクライナ
の断面図である。
【図6】キャップとウェッジキャリアとを示す部分図
で、ウェッジキャリアを移動するためのカムを描いてお
り、ウェッジ部が係合しているときのウェッジキャリア
を示す。
【図7】図6と同様の図で、ウェッジ部が離脱している
ときのウェッジキャリアを示す。
【符号の説明】
10 リクライナ 11 シート 12 第1のリクライナ部品 13 シートバック 14 第2のリクライナ部品 15 シートクッション 16 ピボットボルト 17 ボルト軸 19 ブッシング 20 歯 22 アウターギヤ 26 歯 28 インナースパーギヤ 30 偏心器 32,34 ウェッジ部 33,35 切欠部 36 ウェッジキャリア 48 スプリング 56 操作キャップ 59 ハンドホイール 62,64,66 カム 68,70,72 凹部 74 突出部 76 溝
フロントページの続き (72)発明者 クリシュナン・コーラディ アメリカ合衆国 ミシガン州 アン・アー バー グリーンブライア・ブルヴァード 3570 #407−シー (72)発明者 ジョン・チャールズ・スケルゾ アメリカ合衆国 ミシガン州 ファーミン トン・ヒルズ グリーン・ヒル・ロード 21384 (72)発明者 ジェラルド・アラン・ザイマリー アメリカ合衆国 ミシガン州 ブライトン アーバー・ドライヴ 10883 (72)発明者 ラルフ・ホーゲ ドイツ ラデフォルンヴァルト エスペル ト・ストリート 18

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションを支持する本体と、シ
    ートバックとを有する自動車シートのためのリクライナ
    であって、 上記シートクッション及びシートバックの一方に接続可
    能な第1の構成部品と、 上記シートクッション及びシートバックの他方に接続可
    能な第2の構成部品と、 上記第1及び第2の構成部品を互いに旋回可能に接続す
    るためのピボット手段であって、軸を形成するピボット
    手段と、 上記第2の構成部品を上記第1の構成部品に対し上記ピ
    ボット手段回りで複数の異なった位置間で回転させるた
    めの手段であって、上記第2の構成部品を上記第1の構
    成部品に対する選択された位置に解放可能に保持するた
    めの手段を含む手段と、 上記ピボット手段上に設けられると共に上記第2の構成
    部品を取り付ける偏心器であって、上記軸に対し傾斜さ
    れた周方向に延出する面を含む偏心器と、 ウェッジ部を含むウェッジ手段であって、上記ウェッジ
    部が、上記傾斜された偏心器の面に係合すると共に上記
    傾斜された偏心器の面への係合位置及び離脱位置間を軸
    方向に移動可能な傾斜面を有するウェッジ手段であり、
    上記ウェッジ部がこれが上記係合位置にあるときに上記
    第2の構成部品を径方向に移動させて上記第1の構成部
    品に強固に係合させるウェッジ手段と、 上記ウェッジ部を上記係合位置に付勢するためのバイア
    ス手段と、 上記ウェッジ部を上記離脱位置に軸方向に選択的に移動
    すると共に上記偏心器を回転させるためのロータリー調
    節手段であって、これにより上記第2のリクライナ構成
    部品が上記第1のリクライナ構成部品に対し回転移動さ
    れるロータリー調節手段とを備えたことを特徴とするリ
    クライナ。
  2. 【請求項2】 上記ウェッジ手段が、上記偏心器に係合
    可能な傾斜面をそれぞれ有すると共に軸方向にそれぞれ
    移動可能な周方向に離間された二つのウェッジ部を備え
    た請求項1記載のリクライナ。
  3. 【請求項3】 上記ウェッジ手段が、上記ピボット手段
    と上記偏心器との間に配置されて上記偏心器を上記ピボ
    ット手段から一方向に径方向に移動する請求項1記載の
    リクライナ。
  4. 【請求項4】 上記ピボット手段が、上記第1の構成部
    品に取り付けられると共に上記偏心器がその上で回転す
    る筒状ブッシングと、該ブッシングを挿通すると共に該
    ブッシング及び上記第1の構成部品に対し回転可能なピ
    ボットボルトとを含む請求項1記載のリクライナ。
  5. 【請求項5】 上記ウェッジ手段が、上記ブッシングと
    上記偏心器との間に配置されて上記偏心器を上記ブッシ
    ングから一方向に径方向に移動し、これにより上記第2
    の構成部品が径方向に移動されて上記第1の構成部品に
    強固に係合される請求項4記載のリクライナ。
  6. 【請求項6】 上記ウェッジ部が、上記偏心器の最大偏
    心位置のそれぞれのサイドに等距離に周方向に離間され
    た請求項2記載のリクライナ。
  7. 【請求項7】 上記ウェッジ部が、周方向に約70°から
    90°まで離間された請求項6記載のリクライナ。
  8. 【請求項8】 上記周方向に離間されたウェッジ部が、
    環状ウェッジキャリアの軸方向に延出する部分として一
    体的に形成され、上記ウェッジキャリアが、上記ピボッ
    ト手段を回転可能に取り囲む請求項2記載のリクライ
    ナ。
  9. 【請求項9】 上記ロータリー調節手段が、回転可能な
    動作伝達部材と、該動作伝達部材及び上記ウェッジキャ
    リアに関連されて上記ウェッジキャリアを上記動作伝達
    部材の回転によって軸方向に移動させるカム手段と、上
    記動作伝達部材及び上記偏心器に関連されて上記偏心器
    を上記動作伝達部材の回転によって回転させる手段とを
    備えた請求項8記載のリクライナ。
  10. 【請求項10】 上記動作伝達部材の回転によって、上
    記偏心器が回転される前に上記カム手段が上記ウェッジ
    キャリアを軸方向に最初に移動させる請求項9記載のリ
    クライナ。
  11. 【請求項11】 上記偏心器の上記傾斜された面が、上
    記第2の構成部品の上記第1の構成部品に対する上記ピ
    ボット手段回りの回転中に径方向の荷重を伝達する上記
    ウェッジ部の上記傾斜面から離れる請求項1記載のリク
    ライナ。
  12. 【請求項12】 シートクッションを支持する本体と、
    シートバックとを有する自動車シートのためのリクライ
    ナであって、 上記シートクッション及びシートバックの一方に接続さ
    れる第1のリクライナ部品であって、径方向内方に向け
    られた歯を有するアウターギヤを含む第1のリクライナ
    部品と、 上記シートクッション及びシートバックの他方に接続さ
    れる第2のリクライナ部品であって、径方向外方に向け
    られた歯及び上記アウターギヤより小さい直径を有する
    インナーギヤを含む第2のリクライナ部品と、 上記第1及び第2のリクライナ部品を互いに旋回可能に
    接続するためのピボット手段であって、軸を形成するピ
    ボット手段と、 上記第2の部品を上記第1の部品に対し上記ピボット手
    段回りで複数の異なった位置間で回転させるための手段
    であって、上記第2の部品を上記第1の部品に対する選
    択された位置に解放可能に保持するための手段を含む手
    段と、 上記ピボット手段上に設けられると共に上記第2の部品
    を取り付ける偏心器であって、これにより上記インナー
    ギヤが上記軸からオフセットされて上記インナーギヤの
    歯を上記アウターギヤの歯に上記アウターギヤの一方側
    で噛み合わせる偏心器であり、上記ギヤの歯がそれら間
    に特定量のフリープレイを有する偏心器であって、上記
    ピボット手段から離間され周方向に離間される一対の径
    方向内面であって周方向に延出すると共に上記軸に対し
    傾斜された径方向内面を含む偏心器と、 上記ピボット手段と上記傾斜された偏心器の面との間に
    配置される周方向に離間された一対のウェッジ部であっ
    て、上記傾斜された偏心器の面に係合すると共に上記傾
    斜された偏心器の面への係合位置及び離脱位置間を軸方
    向に移動可能な傾斜面を有するウェッジ部であり、上記
    係合位置にあるときに上記インナーギヤを径方向に移動
    させて上記アウターギヤに強固に係合させて上記フリー
    プレイを除去するウェッジ部と、 上記ウェッジ部を上記係合位置に付勢するためのバイア
    ス手段と、 上記ウェッジ部を上記離脱位置に選択的に移動すると共
    に上記偏心器を回転させるためのロータリー調節手段で
    あって、これにより上記第2のリクライナ部品が上記第
    1のリクライナ部品に対し回転移動されるロータリー調
    節手段とを備えたことを特徴とするリクライナ。
  13. 【請求項13】 上記ピボット手段が、上記第1の部品
    に取り付けられると共に上記偏心器がその上で回転する
    筒状ブッシングと、該ブッシングを挿通すると共にその
    上で該ブッシング及び上記第1の部品が回転するピボッ
    トボルトとを含む請求項12記載のリクライナ。
  14. 【請求項14】 上記ウェッジ部が、上記偏心器の最大
    偏心位置のそれぞれのサイドに等距離に周方向に離間さ
    れた請求項12記載のリクライナ。
  15. 【請求項15】 上記周方向に離間されたウェッジ部
    が、回転する環状ウェッジキャリアの軸方向に延出する
    部分として一体的に形成され、上記ウェッジキャリア
    が、上記ピボット手段を取り囲むと共に上記偏心器から
    軸方向に離間された請求項12記載のリクライナ。
  16. 【請求項16】 上記ロータリー調節手段が、上記ピボ
    ット手段上の回転可能な動作伝達部材と、該動作伝達部
    材及び上記ウェッジキャリアに関連されて上記ウェッジ
    キャリアを上記動作伝達部材の回転によって軸方向に移
    動させるカム手段と、上記動作伝達部材及び上記偏心器
    に関連されて上記偏心器を上記動作伝達部材の回転によ
    って回転させる手段とを備えた請求項15記載のリクラ
    イナ。
  17. 【請求項17】 シートクッションに対するシートバッ
    クの位置を変化させるためのリクライナであって、 上記シートクッション及びシートバックの一方に接続可
    能で、軸を備えた筒状ブッシングを有する第1の構成部
    品と、 上記シートクッション及びシートバックの他方に接続可
    能な第2の構成部品と、 上記第2の構成部品を上記第1の構成部品に対し上記ブ
    ッシング回りで複数の異なった位置間で回転させるため
    の手段であって、上記第2の構成部品を上記第1の構成
    部品に対する選択された位置に解放可能に保持するため
    の手段を含む手段と、 上記ブッシング上に設けられると共に上記第2の構成部
    品を取り付ける偏心器であって、上記ピボット手段から
    離間され周方向に離間される一対の径方向内面であって
    周方向に延出すると共に上記軸に対し傾斜された径方向
    内面を含む偏心器と、 上記ブッシングと上記傾斜された偏心器の面との間に配
    置される周方向に離間された一対のウェッジ部であっ
    て、上記傾斜された偏心器の面に係合すると共に上記傾
    斜された偏心器の面への係合位置及び離脱位置間を軸方
    向に移動可能な傾斜面を有するウェッジ部と、 上記ウェッジ部を上記係合位置に付勢するためのバイア
    ス手段と、 回転可能なハンドルを含むロータリー調節手段であっ
    て、上記ハンドルが、上記ウェッジ部を上記離脱位置に
    選択的に移動すると共に上記偏心器を上記ハンドルの回
    転によって回転させるためのものであるロータリー調節
    手段であり、これにより上記第2のリクライナ部品が上
    記第1のリクライナ部品に対し回転移動されるロータリ
    ー調節手段とを備えたことを特徴とするリクライナ。
  18. 【請求項18】 上記ブッシングを挿通すると共にその
    上で上記ブッシング及び上記第1の構成部品が回転する
    ピボットボルトをさらに備えた請求項17記載のリクラ
    イナ。
  19. 【請求項19】 上記周方向に離間されたウェッジ部
    が、回転する環状ウェッジキャリアの軸方向に延出する
    部分として一体的に形成され、上記ウェッジキャリア
    が、上記ブッシングを取り囲むと共に上記偏心器から軸
    方向に離間された請求項18記載のリクライナ。
  20. 【請求項20】 上記ハンドルが、上記ピボットボルト
    にこれとともに回転するよう固定され、上記ロータリー
    調節手段が、上記ピボットボルトにこれとともに回転す
    るよう固定されたキャップ状の動作伝達部材と、該動作
    伝達部材及び上記ウェッジキャリアに関連されて上記ウ
    ェッジキャリアを上記動作伝達部材の回転によって軸方
    向に移動させるカム手段と、上記動作伝達部材及び上記
    偏心器に関連されて上記偏心器を上記動作伝達部材の回
    転によって回転させる手段とをさらに備えた請求項19
    記載のリクライナ。
  21. 【請求項21】 上記カム手段が、周方向に延出する三
    角形状のカムであって上記動作伝達部材から上記ウェッ
    ジキャリアの相補する凹部内に軸方向に突出して上記ウ
    ェッジキャリアを上記ハンドルの回転によって軸方向に
    移動するカムを含む請求項20記載のリクライナ。
JP6298195A 1994-08-10 1994-12-01 改良ロータリーリクライナ Pending JPH0856768A (ja)

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