JPH085640B2 - 組立部品移載機 - Google Patents

組立部品移載機

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JPH085640B2
JPH085640B2 JP20806993A JP20806993A JPH085640B2 JP H085640 B2 JPH085640 B2 JP H085640B2 JP 20806993 A JP20806993 A JP 20806993A JP 20806993 A JP20806993 A JP 20806993A JP H085640 B2 JPH085640 B2 JP H085640B2
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JP
Japan
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transfer machine
arm
body frame
assembly
attachment
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JP20806993A
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JPH0761796A (ja
Inventor
伸行 上野
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、組立部品である二輪
車のボディフレーム等を保持して所定位置まで移送する
組立部品移載機に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、例えば二輪車の組立ラインにおい
ては、一台分毎のボディフレーム、車輪、エンジン等の
組立部品が所定位置まで移送され、ボディフレームと車
輪の連結、ボディフレームとエンジンの連結等の組立作
業が行われるようになっている。ボディフレームを所定
位置まで移送する際には、従来より図4に示す移載機1
が使用されている。この移載機1は、アーム2と、アー
ム2の先端が所定位置まで移動するようにアーム2の基
端部を回動させる電気駆動式の移載機本体3とにより構
成されており、アーム2の先端には、吊りフック4が取
り付けられている。このような移載機1を使用してボデ
ィフレーム5を所定位置まで移送する場合には、ボディ
フレーム5の所定箇所に外観逆V字状に折曲された吊り
部材6の端部を係止させておき、吊り部材6の中央部を
吊りフック4に掛けた状態で移載機本体1の駆動により
アーム2の先端を移動させることにより、ボディフレー
ム5は所定位置まで移送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、二輪車等の
組立ラインにおいては、例えばボディフレーム5とエン
ジン7等の組立部品の連結作業を行う際の連結位置を合
わせる作業は、作業員の手により複雑な動きをさせなが
ら行っている。しかしながら、移載機本体3により移動
するアーム2は微少移動が難しく、従来の移載機1では
連結位置を正確に合わせるためには、作業員が重量のあ
るボディフレーム5等の組立部品を両手で抱え込んで時
間をかけながら行っているのが現状であった。
【0004】本発明は斯る問題点に鑑みてなされたもの
であり、複雑な動きを必要とする組立部品の連結作業を
簡単かつ正確に行うことが可能な組立部品移載機を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、組立部
品を保持して所定位置まで移送する組立部品移載機であ
って、アームと、アームの先端が所定位置まで移動する
ようにアームの基端部を回動させる移載機本体と、前記
アームの先端に可動に連設されて組立部品を保持するア
タッチメントとで構成され、アタッチメントは、組立部
品と係合可能な係合手段を有しかつこの係合手段を所定
角度だけ上下方向に揺動自在に配設する係合部と、組立
部品を係合手段に係合させた状態において、組立部品の
重量とバランスするように設定された保持力で組立部品
を所定の位置に支持するバランサーとを具備してなるこ
とを特徴とする組立部品移載機に存する。
【0006】
【作用】本発明の組立部品移載機によれば、アタッチメ
ントの係合手段に組立部品を係合させると、組立部品は
バランスよくアタッチメントに保持される。そして、移
載機本体の駆動によりアームを移動させていくことによ
り、組立部品は組み付けられる組立部品の近傍まで移動
していく。
【0007】
【実施例】以下、本発明の組立部品移載機の一実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。なお、図4に示
した移載機1と同一構成部材には、同一符号を付してそ
の説明を省略する。本実施例で使用されている移載機本
体8は、空気式の駆動部を備えた装置である。また、こ
の移載機本体8により回動せしめられるアーム2の先端
には、アタッチメント9が配設されている。
【0008】このアタッチメント9は、図2に示すよう
に、二輪車のヘッドパイプ5aと係合しながらボディフ
レーム5全体を所定角度だけ上下方向に揺動自在に保持
する係合部10と、ボディフレーム5の重量とバランス
するように設定された保持力で、ボディフレーム5を支
持するバランサーとで構成されている。
【0009】係合部10は、図2及び図3に示すよう
に、中央部外周(図において符号13で示す位置)のみ
が回転自在に軸固定された状態で、係合部本体14内部
にバランサーとして機能する空圧式のジグシリンダ15
が配設されている。そして、ジグシリンダ15の下方に
向けられたシリンダロッド15aには、回動板17の一
端側がピン結合されている。この回動板17は、その略
中央部が係合部本体14と軸16を介して回動自在に連
結されており、その他端部には、ピン部材(係合手段)
18が固定されている。このピン部材18は、ボディフ
レーム5のヘッドパイプ5a内に挿入されるもので、外
径がヘッドパイプ5aの内径より縮径されて形成されて
いる。
【0010】そして、アタッチメント9がボディフレー
ム5を保持していない場合には、切替スイッチSWがオ
フとされてシリンダ15が無負荷状態となるため、ピン
部材18は任意の位置に静止した状態となる。また、ヘ
ッドパイプ5a内にピン部材18が挿入されてボディフ
レーム5を保持する場合には、切替スイッチSWがオン
とされてシリンダ15は負荷状態となり、ボディフレー
ム5の自重によりシリンダロッド15aが縮退し、ピン
部材18は所定の角度に傾斜するようになっている。
【0011】また、バランサーを構成するジグシリンダ
15は、シリンダロッド15aの伸縮力が、ボディフレ
ーム5の自重と同程度の力(保持力)となるように圧力
設定されており、ボディフレーム5をピン部材18に係
合させた状態において、ボディフレーム5の重量とバラ
ンスするよう設定された保持力で、ボディフレーム5を
宙に静止する中立位置に支持している。したがって、係
合部10がボディフレーム5を保持している際、作業員
がボディフレーム5に上向きの力を加えるとボディフレ
ーム5が即座に上昇していくように、又、下向きの力を
加えると即座に下降していくように、ボディフレーム5
は、アタッチメント9にバランスよく保持されている。
【0012】また、第1関節部11は、係合部本体14
の上部に一体に設けられた連結部19と、関節部材20
から垂下して連結部19の両側方を閉塞する連結板20
a、20aと、連結部19に設けられた貫通孔19a
と、各連結板20aに穿設された孔20bに連続して挿
入される回転軸21とで構成されている。これにより、
係合部10は、関節部材20と連結しながら図3で示す
回転軸21回りの矢印A方向に回転自在とされる。
【0013】また、第2関節部12は、アーム2の先端
部に固定された円筒部材22と、この円筒部材22の内
部に遊挿された関節部材20の円筒部20cと、円筒部
材22の周面に穿設された長孔22a、22aと、円筒
部20cの径方向内部に嵌入されかつその端部が円筒部
20cの周面から突出して長孔22a、22a内に位置
する係合ピン23とで構成されている。これにより、関
節部材20は、係合ピン23が長孔22aの内周縁部に
当接するまで軸回りに回転自在であり、したがって、係
合部10はアーム2の軸回り(図2及び図3で示す矢印
B方向)に回転自在とされる。
【0014】次に、本実施例の組立移載機の作用及び効
果について説明していく。ボディフレーム5のヘッドパ
イプ5aに、アタッチメント9のピン部材18を挿通さ
せると、ボディフレーム5の自重によりシリンダロッド
15aが縮退していきながら、ボディフレーム5はバラ
ンスよくアタッチメント9に保持される。そして、移載
機本体8の駆動によりアーム2を移動させていくことに
より、ボディフレーム5はエンジン7の近傍まで移動し
ていく。
【0015】そして、エンジン7近傍に位置せしめたボ
ディフレーム5は、作業員が僅かな力でボディフレーム
5を上下方向のいずれかに押圧することで、係合部10
のジグシリンダ15の作用により上下方向に微少移動す
ることができる。また、第1関節部11に係合部10が
連結していることにより、ボディフレーム5の揺動動作
を簡単に行うことができる。さらに、第2関節部12と
係合部10が第1関節部11を介して連結されているこ
とにより、ボディフレーム5をアーム2の軸回りに微少
回転させることができる。したがって、本実施例の移載
機は、従来装置のような吊りフック4を使用せず、係合
部10、第1関節部11及び第2関節部12とを具備し
たアタッチメント9が使用されているので、複雑な動き
を必要とするボディフレームとエンジンの連結作業を簡
単かつ正確に行うことができる。
【0016】なお、本実施例において、組立部品とアタ
ッチメント9の各係合手段をヘッドパイプ(凹状部材)
5aとピン部材(凸状部材)18で構成したが、例え
ば、組立部品が凸状の係合手段を有する場合には、アタ
ッチメント側は、凹状の係合手段で構成される等、対応
する形状に応じて適宜任意に変更できる。また、構成部
品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的
な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限
定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
【0017】
【発明の効果】本発明の組立部品移載機は、従来装置の
ような吊りフック等を使用せず、組立部品と係合可能な
係合手段を有しかつこの係合手段を所定角度だけ上下方
向に揺動自在に配設する係合部と、組立部品を係合手段
に係合させた状態において、組立部品の重量とバランス
するように設定された保持力で組立部品を所定の位置に
支持するバランサーとを具備するアタッチメントが使用
され、アタッチメントの係合手段に組立部品を係合させ
ると組立部品はバランスよくアタッチメントに保持さ
れ、移載機本体の駆動によりアームを移動させていくこ
とにより組立部品は組み付けられる組立部品の近傍まで
移動していくため、複雑な動きを必要とする組立部品の
連結作業を簡単かつ正確に行うことができ、大幅な省力
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組立部品移載機を示す図でである。
【図2】本発明に係るアタッチメントを示す正面図であ
る。
【図3】アタッチメントを示す側面図であるである。
【図4】従来の組立部品移載機を示す図でである。
【符号の説明】
2 アーム 5 ボディフレーム 5a ヘッドパイプ 7 エンジン 8 移載機本体 9 アタッチメント 10 係合部 11 第1関節部 12 第2関節部 14 係合部本体 15 ジグシリンダ(バランサー) 15a シリンダロッド 18 ピン部材(係合手段) 20 関節部材 22 円筒部材 22a 長孔 23 係合ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立部品を保持して所定位置まで移送す
    る組立部品移載機であって、 アームと、該アームの先端が所定位置まで移動するよう
    にアームの基端部を回動させる移載機本体と、前記アー
    ムの先端に可動に連設されて組立部品を保持するアタッ
    チメントとで構成され、 前記アタッチメントは、組立部品と係合可能な係合手段
    を有し、かつこの係合手段を所定角度だけ上下方向に揺
    動自在に配設する係合部と、 組立部品を係合手段に係合させた状態において、組立部
    品の重量とバランスするように設定された保持力で、組
    立部品を所定の位置に支持するバランサーとを具備して
    なることを特徴とする組立部品移載機。
JP20806993A 1993-08-23 1993-08-23 組立部品移載機 Expired - Lifetime JPH085640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20806993A JPH085640B2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 組立部品移載機

Applications Claiming Priority (1)

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JP20806993A JPH085640B2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 組立部品移載機

Publications (2)

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JPH0761796A JPH0761796A (ja) 1995-03-07
JPH085640B2 true JPH085640B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=16550135

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JP20806993A Expired - Lifetime JPH085640B2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 組立部品移載機

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JP2007039238A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Koide Engineering:Kk バランサ装置とバランサ装置による配管系部品の交換方法

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JPH0761796A (ja) 1995-03-07

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