JPH0885079A - 多関節型ロボット - Google Patents

多関節型ロボット

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JPH0885079A
JPH0885079A JP7006591A JP659195A JPH0885079A JP H0885079 A JPH0885079 A JP H0885079A JP 7006591 A JP7006591 A JP 7006591A JP 659195 A JP659195 A JP 659195A JP H0885079 A JPH0885079 A JP H0885079A
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mounting portion
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Yasuaki Sonobe
靖明 園部
Osamu Toyama
修 外山
Takashi Kawasaki
隆司 川崎
Yutaka Tanabe
豊 田辺
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Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/0009Constructional details, e.g. manipulator supports, bases
    • B25J9/0018Bases fixed on ceiling, i.e. upside down manipulators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】天井設置もしくは壁設置用の多関節型ロボット
を提供する 【構成】第1駆動部3に揺動自在に保持され平行リンク
Lの第一辺を構成する第1アーム5と、該第1アーム5
と同じ軸心をもち第2駆動部4に揺動自在に保持され平
行リンクLの二辺を構成する駆動棒6と、駆動棒6に揺
動自在に軸支され平行リンクLの第三辺を構成するとも
に該旋回用モータM1に対して第1アーム5を挟んで逆
の位置に配置した連結棒7と、該連結棒7を一端に揺動
自在に軸支するとともに他端に手首部を形成し、手首部
と該連結棒7の間で第1アーム5に揺動自在に軸支され
平行リンクLの第四辺を構成する第2アーム8とからな

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多関節型ロボットの改
良構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、加工材料、製品、その他の搬送物ハ
ンドリングロボットとして用いられ、床設置用として開
発された多関節型ロボットは、側面図で示す図6のよう
にベース1Aと、ベース1Aの軸心線S1を中心として
旋回可能に保持された旋回部材2Aと、旋回部材2Aに
揺動自在に保持され四辺からなる平行リンクLとをも
つ。
【0003】更に、平行リンクLの第四辺を構成する第
2アームL4の先端手首部は一点鎖線aで示す範囲
(旋回部材2Aの軸心線S1を境にして略垂直方向の広
い範囲)で動作するように設定されている。また、図6
に示される多関節ロボットでは、ベース1A上で旋回す
る旋回部材を旋回するための旋回用モータMが、前記一
点鎖線aで示す範囲で干渉せず、更に旋回部材の高さを
低くして床付近で動作範囲を確保するために、先端手首
部とは軸心線S1を挟んで逆方向の旋回台上に設けられ
た構成とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多関節型ロボットを図
7の示すように天井設置した場合、第2アームL4の先
端手首部は前記一点鎖線aと異なる鎖線bで示す範囲で
動作できることが要求される。従来の床設置用多関節型
ロボットを構造変更せずに、そのまま天井設置し、鎖線
bで示す範囲で動作させた場合、平行リンクLの第二辺
及び第三辺を構成する駆動棒L2及び連結棒L3を旋回
用モータM側に近接、揺動していくと、第2アームL4
の先端手首部が必要とする軌跡に対応する動作以前に前
記旋回用モータMに干渉する。
【0005】従って、前記床設置用の多関節型ロボット
をそのまま天井設置用多関節型ロボットとして用いるこ
とができない。よって、上記の問題を解決した天井設置
もしくは壁設置用の多関節型ロボットを提供することを
請求項1の発明の目的とする。また、新たに天井設置用
の多関節型ロボットを製作することは、専用部品の種類
が増え製作コストを上昇させることに着目し、床設置用
の多関節型ロボットを部品点数を増すことなく、天井設
置用として使用できる構成の多関節型ロボットを提供す
ることを請求項2の発明の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ベー
スに旋回可能に支持された旋回部材と、この旋回部材に
旋回部材の旋回軸線と直交する軸線回りに回動自在に支
持された第1アームと、この第1アームの先端部に第1
アームの旋回軸線と平行な軸線回りに回動自在に支持さ
れた第2アームと、この第2アームの先端に設けられた
手首部を備え、前記旋回部材を前記ベースに対し旋回駆
動する旋回用モータを旋回部材上にその旋回軸線と所定
量オフセットして設け、前記第1アームを前記旋回部材
に対し回転駆動する第1駆動部と前記第2アームを前記
第1アームに対し回転駆動する第2駆動部を前記旋回部
材の取付部に装着した多関節型ロボットであって、前記
旋回部材に旋回軸心を挟んで前記旋回用モータと前記取
付部とを対向配置し、前記第2アームの前記手首部が前
記旋回用モータ側にくるように第2アームを第1アーム
に装着し、前記第2駆動部の出力軸と前記第2アーム後
端と連結するリンク機構を第1アームに対して旋回用モ
ータと反対側に設けた多関節型ロボットである。
【0007】また、請求項2の発明は、ベースに旋回可
能に支持された旋回部材と、この旋回部材に一端部が旋
回部材の旋回軸線と直交する軸線回りに回動自在に支持
された第1アームと、この第1アームの先端部に第1ア
ームの旋回軸線と平行な軸線回りに回動自在に支持され
た第2アームと、この第2アームの先端に設けられた手
首部を備え、前記旋回部材を前記ベースに対し旋回駆動
する旋回用モータを旋回部材上にその旋回軸線と所定量
オフセットして設け、前記第1アームを前記旋回部材に
対し回転駆動する第1駆動部と前記第2アームを前記第
1アームに対し回転駆動する第2駆動部を前記旋回部材
の取付部に装着した多関節型ロボットであって、前記取
付部を前記旋回用モータとは前記旋回軸線を挟んで対向
する位置に二股形状をなすように対向する第1取付部、
および第2取付部にて構成し、前記第1駆動部および前
記第2駆動部を前記第1取付部および前記第2取付部の
いづれにも取付けられるように第1取付部および第2取
付部に第1駆動部および第2駆動部が嵌合される同一径
の取付孔を形成し、前記第1アームと同じ軸心をもち前
記第2駆動部に揺動自在に駆動棒を保持し、この駆動棒
と前記第2アームに揺動自在に軸支された連結棒を設
け、床設置の場合には第1取付部に第1駆動部を取付け
るとともに第2取付部に第2駆動部を取付けて第1アー
ムと旋回用モータの間に連結棒を配置し、天井設置もし
くは壁設置の場合には第1取付部に第2駆動部を取付け
るとともに第2取付部に第1駆動部を取付けて前記旋回
用モータとは前記第1アームを挟んで逆の位置に連結棒
を配置した多関節型ロボットである。
【0008】
【作用】請求項1に記載した多関節型ロボットは、旋回
モータと干渉させることなく、第2駆動部を駆動してリ
ンク機構をベース側に揺動させることができるので、第
2アームの揺動範囲を大きくでき天井設置に適した図7
の鎖線bで示す動作範囲で動作できる。
【0009】また、請求項2に記載した多関節型ロボッ
トは、床設置用として使用する場合には、第1駆動部を
第1取付部に取付け、第2駆動部を第2取付部に取付け
て駆動棒と連結棒を旋回用モータ側に配置する。これに
より第2アーム先端の手首部は床設置用として必要な、
床付近からの図7の一点鎖線aで示す動作範囲を得るこ
とができる。
【0010】又、天井設置及び壁設置用として用いる場
合には、第1駆動部を第2取付部に取付け、第2駆動部
を第1取付部に取付けて駆動棒と連結棒を第1アームを
挟んで旋回用モータとは逆側に配置する。これにより前
記第2アームは天井設置及び壁設置用として必要な、第
2アームを挟んで旋回部材とは逆側、つまり図7におい
て第2アームの下側付近からの鎖線bで示す動作範囲を
得ることができる。
【0011】
【実施例】本発明の多関節型ロボットの実施例を図1、
図2、図3、図4に基づいて説明する。本実施例の多関
節型ロボットは、ベース1と、旋回部材2と、第1駆動
部3及び第2駆動部4と、それぞれ平行リンクLの一辺
を形成する第1アーム5と、駆動棒6と、連結棒7と、
第2アーム8とを構成要素としている。
【0012】なお、本実施例では駆動棒6と、連結棒7
にてリンク機構を構成している。ベース1は、一端部1
0を被固定部R1に図示しない固定部材で固定され、他
端部11にベアリングB1を介して旋回部材2の一端部
2aを軸心線S1を中心として旋回可能に保持する。旋
回部材2は、前記軸心線S1より偏心した位置の他端部
2bに第1駆動部3及び第2駆動部4を円周(軸心線S
2を中心とする円周)上で180°離れた対象位置に取
付けるための第1取付部21及び第2取付部22をも
つ。この第1取付部21及び第2取付部22は、二股形
状をなすように配置され、軸心線S2と直交する軸心線
S3上に形成した同一内径の第1取付孔210及び第2
取付孔220と、同一形状の第1保持周壁211及び第
2保持周壁221とからなる。又、旋回部材2は第1取
付部21と第2取付部22の中間に第1アーム5の一端
部51を収容する収容部20を備えている。又、旋回部
材2は図2に示すように軸心線S1を境にして前記第
1,第2取付部21,22と反対位置に旋回用モータM
1を備えている。旋回部材2は旋回用モータM1により
図示しない連動装置を介してベース1上で軸心線S1を
中心として旋回する。
【0013】第1駆動部3及び第2駆動部4は、前記旋
回部材2の第1取付部21と第2取付部22とのいずれ
か一方及び他方に着脱自在で互換性をもつ。第1駆動部
3は第1アーム駆動用モータ31と2軸減速機ユニット
32とからなる。第1アーム駆動用モータ31と2軸減
速機ユニット32は、第1筒状案内部材33に取付けら
れ、この第1筒状案内部材33は第1取付部21の第1
取付孔210内に収容されている。2軸減速機ユニット
32は、入力軸(図示ぜず)を第1アーム駆動用モータ
31の出力軸310に連動自在に連結し、ケース320
に回転自在に軸支された出力軸(図示せず)を取付ボル
トP2により連結部材511に連動自在に連結してい
る。又、この連結部材511は取付ボルトP1により第
1アーム5の一端部51に連動自在に連結している。こ
れによって第1アーム駆動用モータ31の回転を2軸減
速機ユニット32で減速しその駆動力で第1アーム5を
揺動する。
【0014】第2駆動部4は第2アーム駆動用モータ4
1と3軸減速機ユニット42とからなる。第2アーム駆
動用モータ41と3軸減速機ユニット42は、第2筒状
案内部材43に取付けられ、この第2筒状案内部材43
は第2取付部22の第2取付孔20に収容されている。
3軸減速機ユニット42は、入力軸(図示せず)を第2
アーム駆動用モータ41の出力軸410に連動自在に連
結し、ケース420に回転自在に軸支された出力軸(図
示せず)を取付ボルトP3により駆動棒6の軸心60に
連動自在に連結している。又、前記軸心60は取付ボル
トP4により駆動棒6の一端61に連動自在に連結して
いる。これによって第2アーム駆動用モータ41の回転
を3軸減速機ユニット42で減速し、その駆動力で駆動
棒6を揺動する。
【0015】平行リンクLの第一辺を構成する第1アー
ム5は、旋回部材2の他端部2bの収容部20に収容さ
れる。又、第1アーム5の一端部51は軸心線S2を境
にした対称位置に第1取付凹部510及び第2取付凹部
520をもつ。第1取付凹部510は前記第1筒状案内
部33との間にベアリングB2を介置している。第2取
付凹部520は大径凹部520aと小径凹部520bと
からなり、大径凹部520aと第2筒状案内部43との
間にベアリングB3を介置している。前記第2取付凹部
520の小径凹部520bと駆動棒6の軸芯60の大径
端部600との間にベアリングB4を介置している。
又、第1アーム5の一端部51の第1取付小孔510a
と軸芯60の小径端部610との間にベアリングB5を
介置している。又、第1アーム5の先端部52は第2ア
ーム8の一端部81を支軸821によって、回動自在に
枢着している。
【0016】平行リンクLの第二辺を構成する駆動棒6
は一端部61を前記第1アーム5の一端部51と共通の
軸芯60をもつ。かつ、軸芯60は中央部602に駆動
棒6の一端部61を枢着している。又駆動棒6の他端6
2は支軸621によって連結棒7の一端部71に軸支し
ている。これによって駆動棒6は前記減速機42の出力
側の駆動に伴って一端部61を中心にして他端部62を
揺動し、連結棒7を揺動する。
【0017】平行リンクLの第三辺を構成する連結棒7
は、他端部72を支軸721によって第2アーム8の一
端部81に軸支している。これによって連結棒7は、駆
動棒6からの駆動力により揺動すると共に、この駆動力
を第2アーム8に伝達する。平行リンクLの第四辺を構
成する第2アーム8は、一端部81を前記連結棒7に軸
支し、中央部82を支軸821により前記第1アーム5
の先端部52に軸支されている。この第2アーム8の他
端部83は、ロボットの手首部84を形成するツイスト
体8a、ベント体8b、スイベル体8cを順にそれぞれ
回転自在に連結している。前記一端部81には前記ツイ
スト体8a、ベント体8b、スイベル体8cをそれぞれ
回転させるモータ8A、8B、8Cを備えている。
【0018】又、第1アーム5と旋回部材2との間に
は、第2アーム8に作用する重力の影響を少なくするた
め、ピストン90とエアーシリンダ91とからなるバラ
ンス装置9が設置されている。又、前記ピストン90は
先端901を支軸902によって第1アーム5の先端部
52に揺動自在に連結している。他、前記エアシリンダ
ー91の他端910は支軸911によって旋回部材2の
他端部2bに装着された連結部材912に揺動自在に連
結している。第1取付部21と第2取付部22の他端部
2bには連結部材912を取付けるための取付け面が同
一形状で形成されており、第1アーム5の取付け方向に
より連結部材912が第1取付部21と第2取付部22
のどちらにも取付可能となっている。
【0019】上記のように構成された多関節型ロボット
は、第1駆動部3及び第2駆動部4を第1取付部21及
び第2取付部22に取付けを変更することにより平行リ
ンクを構成する第1アーム5、駆動棒6、連結棒7及び
第2アーム8を旋回部材2に対して180°回転した位
置に取付けることができる。このため多関節型ロボット
を、床設置用として使用する場合には、旋回部材2の第
1取付部21に第1駆動部3を取付けると共に、第2取
付部22に第2駆動部4を取付けることにより平行リン
クLは図2に示すような配置となる。又、この場合、第
1駆動部3により第1アーム5を揺動することによって
平行リンクL全体を矢印X1、X2方向に揺動できる。
又、第2駆動部4により駆動棒6を揺動することによっ
て、連結棒7を揺動し、この連結棒7の揺動により第2
アーム8を支軸821を支点として矢印Y1、Y2方向
に揺動できる。従って第2アーム8は床設置用多関節ロ
ボットとして必要な一点鎖線a(図2参照)で示す動作
範囲を得ることができる。又、旋回部材2は軸心線S1
を中心にして任意の回動角移動できる。
【0020】又、多関節型ロボットを天井設置用として
使用する場合には、図3に示すように第2取付部22に
第1駆動部3を取付け、第1取付部21に第2駆動部4
を取付ける。これによって平行リンクLを構成する第1
アーム5、駆動棒6、連結棒7、第2アーム8を旋回部
材2に対して前記床設置用の場合より180°回転した
位置に取付けられる。さらに、これに伴い重力バランス
装置9のエアーシリンダ91を旋回部材2と連結してい
る連結部材912も第2取付部22に取付けられる。
【0021】この多関節型ロボットは図4に示すように
天井を被固定部R2としてベース1を固定部材(図示せ
ず)で固定し使用する。この場合、第1駆動部3により
第1アーム5を揺動することによって平行リンクL全体
を矢印X3、X4方向に揺動できる。又、第2駆動部4
により駆動棒6を揺動することによって、連結棒7を揺
動し、この連結棒7の揺動により第2アーム8を支軸8
21を支点とし、矢印Y3、Y4方向に揺動できる。従
って第2アーム8は天井設置用多関節型ロボットとして
必要な鎖線bで示す動作範囲を得ることができる。又、
旋回部材2は軸心線S1を中心にして任意の角度で旋回
できる。
【0022】このように本実施例によれば、ひとつの多
関節型ロボットにおいて、互いに対称形の第1取付部2
1と第2取付部22をもつ旋回部材2に対して第1駆動
部3及び第2駆動部4と、平行リンクLを構成する第1
アーム5、駆動棒6、連結棒7、第1アーム5、第2ア
ーム8を180°位置変換させるのみで部品点数を増や
すことなく床設置用および天井設置用として使用でき、
その用途が拡大でき非常に便利である。
【0023】なお、ベース1に旋回可能に保持された旋
回部材2は旋回用モータM1を装着しており、この旋回
用モータM1によって任意の角度旋回することが可能で
ある。なお、手首部84の作用は従来の多関節型ロボッ
トと同じであるので、その説明は省略する。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載した構成
の多関節型ロボットによれば、旋回モータと干渉させる
ことなく、第2駆動部を駆動してリンク機構をベース側
に揺動させることができるので、第2アームの揺動範囲
を大きくでき天井設置に適した図7の鎖線bで示す動作
範囲で動作できる。
【0025】また、請求項2に記載した構成の多関節ロ
ボットによれば、旋回部材の第1取付部及び第2取付部
に対し、第1駆動部及び第2駆動部の取付位置を任意に
選択することにより部品点数を増すことなく、ひとつの
多関節型ロボットを床設置用と、天井設置及び壁設置用
として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】床設置用として用いる場合を示す正面縦断面図
である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】天井設置用として平行リンクを取付を変えた状
態を示す正面縦断面図である。
【図4】天井設置用として用いた場合を示す左側面図で
ある。
【図5】図4における底面図である。
【図6】従来の床設置用多関節型ロボットを示す左側面
図である。
【図7】従来の床設置用多関節型ロボットを比較例とし
て天井設置してその動作範囲を示す左側面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 旋回部材 3 第1駆動部 4 第2駆動部 5 第1アーム 6 駆動棒 7 連結棒 8 第2アーム 21 第1取付部 22 第2取付部 L 平行リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 隆司 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 田辺 豊 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに旋回可能に支持された旋回部材
    と、この旋回部材に旋回部材の旋回軸線と直交する軸線
    回りに回動自在に支持された第1アームと、この第1ア
    ームの先端部に第1アームの旋回軸線と平行な軸線回り
    に回動自在に支持された第2アームと、この第2アーム
    の先端に設けられた手首部を備え、前記旋回部材を前記
    ベースに対し旋回駆動する旋回用モータを旋回部材上に
    その旋回軸線と所定量オフセットして設け、前記第1ア
    ームを前記旋回部材に対し回転駆動する第1駆動部と前
    記第2アームを前記第1アームに対し回転駆動する第2
    駆動部を前記旋回部材の取付部に装着した多関節型ロボ
    ットであって、前記旋回部材に旋回軸心を挟んで前記旋
    回用モータと前記取付部とを対向配置し、前記第2アー
    ムの前記手首部が前記旋回用モータ側にくるように第2
    アームを第1アームに装着し、前記第2駆動部の出力軸
    と前記第2アーム後端と連結するリンク機構を第1アー
    ムに対して旋回用モータと反対側に設けたことを特徴と
    する多関節型ロボット。
  2. 【請求項2】ベースに旋回可能に支持された旋回部材
    と、この旋回部材に旋回部材の旋回軸線と直交する軸線
    回りに回動自在に支持された第1アームと、この第1ア
    ームの先端部に第1アームの旋回軸線と平行な軸線回り
    に回動自在に支持された第2アームと、この第2アーム
    の先端に設けられた手首部を備え、前記旋回部材を前記
    ベースに対し旋回駆動する旋回用モータを旋回部材上に
    その旋回軸線と所定量オフセットして設け、前記第1ア
    ームを前記旋回部材に対し回転駆動する第1駆動部と前
    記第2アームを前記第1アームに対し回転駆動する第2
    駆動部を前記旋回部材の取付部に装着した多関節型ロボ
    ットであって、前記取付部を前記旋回用モータとは前記
    旋回軸線を挟んで対向する位置に二股形状をなすように
    対向する第1取付部、および第2取付部にて構成し、前
    記第1駆動部および前記第2駆動部を前記第1取付部お
    よび前記第2取付部のいづれにも取付けられるように第
    1取付部および第2取付部に第1駆動部および第2駆動
    部が嵌合される同一径の取付孔を形成し、前記第1アー
    ムと同じ軸心をもち前記第2駆動部に揺動自在に駆動棒
    を保持し、この駆動棒と前記第2アームに揺動自在に軸
    支された連結棒を設け、床設置の場合には第1取付部に
    第1駆動部を取付けるとともに第2取付部に第2駆動部
    を取付けて第1アームと旋回用モータの間に連結棒を配
    置し、天井設置もしくは壁設置の場合には第1取付部に
    第2駆動部を取付けとともに第2取付部に第1駆動部を
    取付けて前記旋回用モータとは前記第1アームを挟んで
    逆の位置に連結棒を配置したことを特徴とする多関節型
    ロボット。
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