JPH0855427A - 多チャンネルオーディオ記録再生装置 - Google Patents

多チャンネルオーディオ記録再生装置

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JPH0855427A
JPH0855427A JP18959494A JP18959494A JPH0855427A JP H0855427 A JPH0855427 A JP H0855427A JP 18959494 A JP18959494 A JP 18959494A JP 18959494 A JP18959494 A JP 18959494A JP H0855427 A JPH0855427 A JP H0855427A
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JP
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audio
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JP18959494A
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Inventor
Hiroshi Nakano
宏 中野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 編集記録時等のデータの劣化を防ぐ多チャン
ネルオーディオ記録再生装置の提供を目的とする。 【構成】 クロスフェード編集記録時に、記録の指定が
なされない圧縮されたチャンネルのオーディオデータに
ついては、スイッチ35、36およびスイッチ37とを
用いて伸長および圧縮を行わずに他のチャンネルのオー
ディオデータと混合した後に記録するようにしたので、
編集記録時の記録の指定がなされない圧縮されたチャン
ネルのオーディオデータの伸長および圧縮によるデータ
の劣化を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、多チャンネル
オーディオ信号の入出力によりこれらの記録再生をする
多チャンネルオーディオ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放送業務用としては、アナログの
ビデオ信号およびオーディオ信号を記録再生するVTR
が多数用いられていた。しかし、ディジタル技術の進歩
とユーザーからの要望により、実用性、経済性に優れた
ディジタルのビデオ信号およびオーディオ信号を記録再
生することのできるディジタルVTRが、アナログVT
Rに替わって普及するようになった。
【0003】このディジタルVTRにおいては、ディジ
タルオーディオ信号や、従来のアナログVTRで記録さ
れたアナログオーディオ信号などの複数形式のオーディ
オ信号を外部から供給したいという放送業界における要
望がある。この場合にオーディオ信号は多チャンネルで
記録再生するディジタルVTRが主流となっている。
【0004】図11に、本発明の出願人が先に出願した
多チャンネルオーディオ記録再生装置のオーディオ信号
のフォーマットを示す。このオーディオ信号のフォーマ
ットは、この発明の出願人が独自に開発したものであ
り、図示しないビデオ信号系のフォーマットと共に用い
ることにより、従来のアナログテープの再生互換を保ち
ながら高性能なディジタル記録再生を可能とし、これに
より、放送業務用およびENG(エリクトリック ニュ
ース ギャザリング)等におけるVTRの総合的なディ
ジタル化を達成するものである。
【0005】図11Aにおいて示すように、いずれも、
ディジタルオーディオデータは、AES/EBUフォー
マットに基づき、48KHzサンプリング、20ビット
直線量子化対応になっている。シリアルディジタルイン
タフェースの場合には水平および垂直ブランキング期間
の補助データ領域に挿入され、AES/EBUディジタ
ルインタフェースでは2チャンネルがマルチプレクスさ
れてサンプル期間毎にデータフレームに収容される。1
つのフレームは2つのサブフレームで構成され、ステレ
オモードのときの左チャンネルがサブフレームAに、右
チャンネルがサブフレームBに入る。
【0006】また、図11Bにおいて示すように、各サ
ブフレームは、32ビットで構成される。同期信号SI
NCが4ビット、付加データAUX/AUIDIOが4
ビット、ディジタルオーディオサンプルデータAUDI
O DATAが20ビット、オーディオサンプル有効性
信号Vが1ビット、オーディオチャンネルステータス信
号Cが1ビット、ユーザービットUが1ビット、サブフ
レームパリティPが1ビットである。
【0007】さらに、図11Cにおいて示すように、デ
ィジタルオーディオサンプルデータAUDIO DAT
A20ビットは、メインチャンネルオーディオデータと
して非圧縮データ16ビットと、サブチャンネルのオー
ディオデータとして圧縮データ4ビットとにより2チャ
ンネル分のデータを生成するように構成される。
【0008】図8に、このようなフォーマットにより記
録再生されるディジタルオーディオ信号を用いる、本発
明の出願人が先に出願した多チャンネルオーディオ記録
再生装置の概略ブロック図を示す。図8において、メイ
ンチャンネルオーディオデータ2チャンネル、サブチャ
ンネルオーディオデータ2チャンネルの合計4チャンネ
ルの入出力信号に対して、送受信を行う場合の構成を示
す。
【0009】図8において、多チャンネルオーディオ記
録再生装置は、記録再生部200と信号処理部100と
で構成される。記録再生部200は、記録側は、エンコ
ーダ209と、記録アンプ208および記録ヘッド20
7とで構成される。再生側は、アドバンス再生ヘッド2
05、再生アンプ203およびデコーダ201、コンヒ
再生ヘッド206、再生アンプ204およびデコーダ2
02から構成される。
【0010】アドバンス再生ヘッド205は、バイモル
フ板により回転ドラムに取り付けられ、上下方向に移動
可能なダイナミックトラッキングヘッドである。アドバ
ンス再生ヘッド205およびコンヒ再生ヘッド206
は、どちらも再生に使用されるが、通常の再生モードで
は、アドバンス再生ヘッド205で再生する。記録・イ
ンサートモードでは、プリリードとしてアドバンス再生
ヘッド205がイレーズされる前の信号を再生するのに
対して、コンヒ再生ヘッド206は記録された信号を確
認のため再生する。これらの目的のために、アドバンス
再生ヘッド205およびコンヒ再生ヘッド206は、そ
れぞれ記録ヘッド207の前と後ろをトレースするよう
に、回転ドラム上の取付高さが調整されている。
【0011】信号処理部100は、以下のように構成さ
れる。外部からオーディオ入力信号が受信素子11、1
2に供給される。受信素子11にはメイン2チャンネル
のオーディオ入力信号が供給され、受信素子12には、
サブ2チャンネルのオーディオ入力信号が供給される。
受信素子11、12に供給されたオーディオ入力信号
は、それぞれ図9Aに示すように16ビットの内部ディ
ジタルフォーマットに変換される。16ビットに変換さ
れたオーディオ入力信号は、それぞれメインチャンネル
のオーディオ処理回路17、およびサブチャンネルのオ
ーディオ処理回路18に供給される。
【0012】記録再生部200のアドバンス再生ヘッド
205で再生されたオーディオ信号は、再生アンプ20
3およびデコーダ201を介して、チャンネル分割器1
3に供給される。チャンネル分割器13で分割されたチ
ャンネル1のオーディオ信号はメインチャンネルのオー
ディオ処理回路17に供給される。チャンネル分割器1
3で分割されたチャンネル3のオーディオ信号は、デー
タ伸長回路15を介して、サブチャンネルのオーディオ
処理回路18に供給される。
【0013】記録再生部200のコンヒ再生ヘッド20
6で再生されたオーディオ信号は、再生アンプ204お
よびデコーダ202を介して、チャンネル分割器14に
供給される。チャンネル分割器14で分割されたチャン
ネル2のオーディオ信号はメインチャンネルのオーディ
オ処理回路17に供給される。チャンネル分割器14で
分割されたチャンネル4のオーディオ信号は、データ伸
長回路16を介して、サブチャンネルのオーディオ処理
回路18に供給される。
【0014】メインチャンネルのオーディオ処理回路1
7のオーディオ出力信号と、サブチャンネルのオーディ
オ処理回路18のオーディオ出力信号をデータ圧縮回路
19を介して図9Bに示すように4ビットの内部ディジ
タルフォーマットにデータ圧縮したオーディオ出力信号
とを、チャンネルミックス回路20に供給する。チャン
ネルミックス回路20で図9Cに示すように20ビット
の内部ディジタルフォーマットにチャンネルミックスさ
れたオーディオ信号は記録再生部200のエンコーダ2
09および記録アンプ208を介して記録ヘッド207
によりテープ210上に記録される。
【0015】また、メインチャンネルのオーディオ処理
回路17の出力は、送信素子21を介して外部に送出す
ることができ、サブチャンネルのオーディオ処理回路1
8の出力は、送信素子22を介して外部に送出すること
ができる。また、これらのオーディオ処理回路17、1
8における信号処理は、図示しないコントローラにより
制御する。
【0016】このように構成されたこの発明の多チャン
ネルオーディオ記録再生装置は、以下のような動作をす
る。まず、記録時においては、受信素子11、12にお
いて、図9Aに示すように16ビットの内部ディジタル
フォーマットに変換された入力信号は、オーディオ処理
回路17、18に供給される。
【0017】受信素子11、オーディオ処理回路17
は、チャンネル1、2を、受信素子12、オーディオ処
理回路18は、チャンネル3、4を処理する。チャンネ
ル1、2は、オーディオ処理回路17で入力ゲイン調整
がなされた後に、チャンネルミックス回路20に供給さ
れる。チャンネル3、4は、オーディオ処理回路18で
入力ゲイン調整がなされた後に、データ圧縮回路19に
供給され、図9Bに示すように4ビットの内部ディジタ
ルフォーマットにデータ圧縮される。データ圧縮回路1
9からのチャンネル3、4の圧縮出力データはチャンネ
ルミックス回路20において、オーディオ処理回路17
からのチャンネル1、2の非圧縮出力データと共に、図
9Cに示すように20ビットの内部ディジタルフォーマ
ットに変換される。
【0018】チャンネルミックス回路20において、2
0ビットの内部ディジタルフォーマットに変換されたオ
ーディオデータは、エンコーダ209、記録アンプ20
8、記録ヘッド207を経てテープ210上に記録され
る。記録は、チャンネル1と3が同一の組(以下、「セ
クタ」という。)となり、チャンネル2と4が同一のセ
クタとして実行される。
【0019】再生時には、アドバンス再生ヘッド205
で再生されたオーディオ信号は、再生アンプ203を経
てデコーダ201に供給され、デコード処理の後に、チ
ャンネル分割器13に供給する。チャンネル分割器13
では、図9Cに示すようにチャンネル当たり20ビット
の内部ディジタルフォーマットで記録されている同一セ
クタのチャンネル1と3、2と4を図9Aおよび図9B
に示すように16ビットおよび4ビットの内部ディジタ
ルフォーマットに変換する。
【0020】チャンネル1、2のオーディオ信号はオー
ディオ処理回路17に供給され、ゲイン調整がなされた
後に、送信素子21に供給され、外部に送出される。チ
ャンネル3、4のオーディオ信号はデータ伸長回路15
に供給され、図9Bに示すように4ビットの内部ディジ
タルフォーマットから図9Aに示すように16ビットの
内部ディジタルフォーマットにデータの伸長が行われ
る。この後に、チャンネル3、4のオーディオ信号はオ
ーディオ処理回路18に供給され、ゲイン調整がなされ
た後に、送信素子22に供給され、外部に送出される。
【0021】記録時に、同時に行われるコンヒ再生時に
は、コンヒ再生ヘッド206で再生されたオーディオ信
号は再生アンプ204を経てデコーダ202に供給さ
れ、デコード処理の後に、チャンネル分割器14に供給
される。チャンネル分割器14では、図9Cに示すよう
にチャンネル当たり20ビットの内部ディジタルフォー
マットで記録されている同一セクタのチャンネル1と
3、2と4を図9Aおよび図9Bに示すように16ビッ
トおよび4ビットの内部ディジタルフォーマットに変換
する。
【0022】チャンネル1、2のオーディオ信号はオー
ディオ処理回路17に供給され、ゲイン調整がなされた
後に、送信素子21に供給され、外部に送出される。チ
ャンネル3、4のオーディオ信号はデータ伸長回路15
に供給され、図9Bに示すように4ビットの内部ディジ
タルフォーマットから図9Aに示すように16ビットの
内部ディジタルフォーマットにデータの伸長が行われ
る。この後に、チャンネル3、4のオーディオ信号はオ
ーディオ処理回路18に供給され、ゲイン調整がなされ
た後に、送信素子22に供給され、外部に送出される。
【0023】クロスフェード編集時には、アドバンス再
生ヘッド205で再生されたオーディオ信号は再生アン
プ203を経てデコーダ201に供給され、デコード処
理の後に、チャンネル分割器13に供給される。チャン
ネル分割器13では、図9Cに示すようにチャンネル当
たり20ビットの内部ディジタルフォーマットで記録さ
れている同一セクタのチャンネル1と3、2と4のオー
ディオ信号を図9Aおよび図9Bに示すように16ビッ
トおよび4ビットの内部ディジタルフォーマットに変換
する。
【0024】チャンネル1、2のオーディオ信号はオー
ディオ処理回路17に供給され、受信素子11から供給
される外部からの入力信号との間でクロスフェード編集
がなされた後に、チャンネルミックス回路20に供給さ
れる。チャンネル3、4のオーディオ信号はデータ伸長
回路15に供給され、図9Bに示すように4ビットの内
部ディジタルフォーマットから図9Aに示すように16
ビットの内部ディジタルフォーマットにデータの伸長が
行われる。この後に、チャンネル3、4のオーディオ信
号はオーディオ処理回路18に供給され、受信素子12
から供給される外部からの入力信号との間でクロスフェ
ード編集がなされた後に、データ圧縮回路19に供給さ
れ、図9Bに示すように4ビットの内部ディジタルフォ
ーマットに圧縮される。
【0025】データ圧縮回路19からのチャンネル3、
4の圧縮出力データはチャンネルミックス回路20にお
いて、オーディオ処理回路17からのチャンネル1、2
の非圧縮出力データと共に、図9Cに示すように20ビ
ットの内部ディジタルフォーマットに変換される。
【0026】チャンネルミックス回路20において、2
0ビットの内部ディジタルフォーマットに変換されたオ
ーディオデータは、エンコーダ209、記録アンプ20
8、記録ヘッド207を経てテープ210上に記録され
る。記録は、チャンネル1と3が同一のセクタとなり、
チャンネル2と4が同一のセクタとして実行される。
【0027】ところが、チャンネル1のオーディオ信号
単独のクロスフェード編集時には、チャンネル1のオー
ディオ信号はクロスフェード編集されたデータを記録
し、チャンネル3のオーディオ信号の記録されていたデ
ータを再度記録することによって、等価的にチャンネル
1のオーディオ信号単独のクロスフェード編集を実現す
るようにしている。
【0028】すなわち、チャンネル1およびチャンネル
2のオーディオ信号単独のクロスフェード編集時には、
これに対応してチャンネル3および4のオーディオ信号
の記録されていたデータを再度記録しなければならな
い。したがって、このときに、データ伸長回路15、1
6およびデータ圧縮回路19をチャンネル3および4の
オーディオ信号が必ず通過することになる。
【0029】また、データダビング時には、チャンネル
3、4のオーディオ信号のデータは再生VTRにおい
て、データ伸長回路15、16を経てオーディオデータ
に変換されて出力され、記録VTRにおいて、データ圧
縮回路19を経て圧縮データに変換されてテープ210
上に記録される。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】このように、本発明の
出願人が先に出願した多チャンネルオーディオ記録再生
装置においては、チャンネル1およびチャンネル2のオ
ーディオ信号単独のクロスフェード編集時またはデータ
ダビング時には、データ伸長回路15、16およびデー
タ圧縮回路19をチャンネル3および4のオーディオ信
号が必ず通過することにより、チャンネル3および4の
オーディオ信号が劣化するという不都合があった。
【0031】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、編集記録時等のデータの劣化を防ぐ多チャンネ
ルオーディオ記録再生装置の提供を目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の多チャンネルオ
ーディオ記録再生装置は、図1から図7に示すように、
少なくとも1つの圧縮されたチャンネルのオーディオ信
号を含む複数のチャンネルのオーディオ信号を記録再生
手段207、205、206により同一の記録領域に記
録し、再生する多チャンネルオーディオ記録再生装置に
おいて、記録再生手段207、205、206により再
生された圧縮されたチャンネルのオーディオデータとこ
れを伸長したオーディオデータとを切り替える第1の切
り替え手段35、36と、第1の切り替え手段35、3
6により切り替えた後に編集されたオーディオデータと
これを圧縮したオーディオデータとを切り替える第2の
切り替え手段37とを備え、編集記録時に、記録の指定
がなされない圧縮されたチャンネルのオーディオデータ
については、第1の切り替え手段35、36および第2
の切り替え手段37とを用いて伸長および圧縮を行わず
に他のチャンネルのオーディオデータと混合した後に記
録するようにしたものである。
【0033】また、本発明の多チャンネルオーディオ記
録再生装置は、図1から図7に示すように、入力信号と
しての少なくとも1つの圧縮されたチャンネルのオーデ
ィオ信号を含む複数のチャンネルのオーディオ信号を記
録再生手段207、205、206により記録し、再生
した後に送出する多チャンネルオーディオ記録再生装置
において、再生側では、圧縮されたチャンネルのオーデ
ィオデータと非圧縮のチャンネルのオーディオデータと
を混合して送出する混合送出手段25を備え、記録側で
は、混合された入力信号をそのまま記録し、混合された
信号を元の圧縮されたチャンネルのオーディオデータと
非圧縮のチャンネルのオーディオデータに分割する入力
分割手段23とを備え、非圧縮のチャンネルのオーディ
オデータはそのままの状態で再生し、圧縮されたチャン
ネルのオーディオデータは伸長した後に、再生するよう
にしたものである。
【0034】また、本発明の多チャンネルオーディオ記
録再生装置は、図1から図7に示すように、上述におい
て、クロスフェード編集記録を行う際に、第1の切り替
え手段35、36および第2の切り替え手段37による
オーディオ信号の切り替えを行うようにしたものであ
る。
【0035】また、本発明の多チャンネルオーディオ記
録再生装置は、図1から図7に示すように、上述におい
て、データダビングを行う際に、混合送出手段25およ
び入力分割手段23により圧縮されたチャンネルのオー
ディオデータと非圧縮のチャンネルのオーディオデータ
との混合および分割を行うようにしたものである。
【0036】
【作用】本発明によれば、編集記録時に、記録の指定が
なされない圧縮されたチャンネルのオーディオデータに
ついては、第1の切り替え手段35、36および第2の
切り替え手段37とを用いて伸長および圧縮を行わずに
他のチャンネルのオーディオデータと混合した後に記録
するようにしたので、編集記録時の記録の指定がなされ
ない圧縮されたチャンネルのオーディオデータの伸長お
よび圧縮によるデータの劣化を防ぐことができる。
【0037】また、本発明によれば、非圧縮のチャンネ
ルのオーディオデータはそのままの状態で再生し、圧縮
されたチャンネルのオーディオデータは伸長した後に、
再生するようにしたので、外部入力信号の記録時の圧縮
されたチャンネルのオーディオデータの伸長および圧縮
によるデータの劣化を防ぐことができる。
【0038】また、本発明によれば、クロスフェード編
集記録を行う際に、第1の切り替え手段35、36およ
び第2の切り替え手段37によるオーディオ信号の切り
替えを行うようにしたので、記録指定のない圧縮された
チャンネルのオーディオ信号のデータの伸長および圧縮
によるデータの劣化を防ぎ、音質劣化の生じないクロス
フェード編集を行うことができる。
【0039】また、本発明によれば、データダビングを
行う際に、混合送出手段25および入力分割手段23に
より圧縮されたチャンネルのオーディオデータと非圧縮
のチャンネルのオーディオデータとの混合および分割を
行うようにしたので、圧縮されたチャンネルのオーディ
オデータの伸長および圧縮によるデータの劣化を防ぎ、
音質劣化のないデータダビングを行うことができる。
【0040】
【実施例】図1に、この発明の多チャンネルオーディオ
記録再生装置の一実施例の信号処理部のブロック図を示
す。図1においても、従来の技術の図8において示した
ように、この発明の出願人が先に出願した多チャンネル
オーディオ記録再生装置と同様に、記録再生部と信号処
理部とで構成される。ここでは記録再生部200の図面
における説明は省略するが、図8を参照すると、記録再
生部200は、記録側は、エンコーダ209と、記録ア
ンプ208および記録ヘッド207とで構成される。再
生側は、アドバンス再生ヘッド205、再生アンプ20
3およびデコーダ201、コンヒ再生ヘッド206、再
生アンプ204およびデコーダ202から構成される。
【0041】信号処理部は、以下のように構成される。
図1において、図8に示したものと対応するものには同
一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0042】アドバンス再生ヘッド205は、バイモル
フ板により回転ドラムに取り付けられ、上下方向に移動
可能なダイナミックトラッキングヘッドである。アドバ
ンス再生ヘッド205およびコンヒ再生ヘッド206
は、どちらも再生に使用されるが、通常の再生モードで
は、アドバンス再生ヘッド205で再生する。記録・イ
ンサートモードでは、プリリードとしてアドバンス再生
ヘッド205がイレーズされる前の信号を再生するのに
対して、コンヒ再生ヘッド206は記録された信号を確
認のため再生する。これらの目的のために、アドバンス
再生ヘッド205およびコンヒ再生ヘッド206は、そ
れぞれ記録ヘッド207の前と後ろをトレースするよう
に、回転ドラム上の取付高さが調整されている。
【0043】図1において、信号処理部100は、以下
のように構成される。外部からオーディオ入力信号が受
信素子11、12に供給される。受信素子11にはメイ
ン2チャンネルのオーディオ入力信号が供給され、受信
素子12には、サブ2チャンネルのオーディオ入力信号
が供給される。受信素子11、12に供給されたオーデ
ィオ入力信号は、それぞれ図9Aに示すように16ビッ
トの内部ディジタルフォーマットに変換される。16ビ
ットに変換されたオーディオ入力信号は、スイッチ3
1、チャンネル分割器23、スイッチ33により、それ
ぞれメインチャンネルのオーディオ処理回路17、およ
びデータ伸長回路24、スイッチ34を介して、サブチ
ャンネルのオーディオ処理回路18に供給される。
【0044】記録再生部200のアドバンス再生ヘッド
205で再生されたオーディオ信号は、再生アンプ20
3およびデコーダ201を介して、チャンネル分割器1
3に供給される。チャンネル分割器13で分割されたチ
ャンネル1のオーディオ信号はメインチャンネルのオー
ディオ処理回路17に供給される。チャンネル分割器1
3で分割されたチャンネル3のオーディオ信号は、デー
タ伸長回路15およびスイッチ35を介して、サブチャ
ンネルのオーディオ処理回路18に供給される。
【0045】記録再生部200のコンヒ再生ヘッド20
6で再生されたオーディオ信号は、再生アンプ204お
よびデコーダ202を介して、チャンネル分割器14に
供給される。チャンネル分割器14で分割されたチャン
ネル2のオーディオ信号はメインチャンネルのオーディ
オ処理回路17に供給される。チャンネル分割器14で
分割されたチャンネル4のオーディオ信号は、データ伸
長回路16およびスイッチ36を介して、サブチャンネ
ルのオーディオ処理回路18に供給される。
【0046】メインチャンネルのオーディオ処理回路1
7のオーディオ出力信号と、サブチャンネルのオーディ
オ処理回路18のオーディオ出力信号をデータ圧縮回路
19およびスイッチ37を介して図9Bに示すように4
ビットの内部ディジタルフォーマットにデータ圧縮した
オーディオ出力信号とを、チャンネルミックス回路20
に供給する。チャンネルミックス回路20で図9Cに示
すように20ビットの内部ディジタルフォーマットにチ
ャンネルミックスされたオーディオ信号は記録再生部2
00のエンコーダ209および記録アンプ208を介し
て記録ヘッド207によりテープ210上に記録され
る。
【0047】また、メインチャンネルのオーディオ処理
回路17の出力は、スイッチ38、チャンネルミックス
回路25および送信素子21を介して外部に送出するこ
とができ、サブチャンネルのオーディオ処理回路18の
出力は、スイッチ38、チャンネルミックス回路25お
よび送信素子22を介して外部に送出することができ
る。また、これらのオーディオ処理回路17、18にお
ける信号処理は、図示しないコントローラにより制御す
る。
【0048】このように構成されたこの発明の多チャン
ネルオーディオ記録再生装置は、以下のような動作をす
る。信号記録時には、受信素子11、12において、図
9Aに示すように16ビットの内部ディジタルフォーマ
ットに変換された入力オーディオ信号は、スイッチ32
のa端子、スイッチ33のb端子に供給される。スイッ
チ32はa端子、スイッチ33はb端子が選択され、入
力オーディオ信号は、オーディオ処理回路17、18に
供給される。
【0049】受信素子11、オーディオ処理回路17
は、チャンネル1、2を、受信素子12、オーディオ処
理回路18は、チャンネル3、4を処理する。チャンネ
ル1、2は、オーディオ処理回路17で入力ゲイン調整
がなされた後に、チャンネルミックス回路20に供給さ
れる。チャンネル3、4は、オーディオ処理回路18で
入力ゲイン調整がなされた後に、データ圧縮回路19に
供給され、図9Bに示すように4ビットの内部ディジタ
ルフォーマットにデータ圧縮される。データ圧縮回路1
9からのチャンネル3、4の圧縮出力データはスイッチ
37はb端子を経てチャンネルミックス回路20におい
て、オーディオ処理回路17からのチャンネル1、2の
非圧縮出力データと共に、図9Cに示すように20ビッ
トの内部ディジタルフォーマットに変換される。
【0050】チャンネルミックス回路20において、2
0ビットの内部ディジタルフォーマットに変換されたオ
ーディオデータは、スイッチ39のb端子、エンコーダ
209、記録アンプ208、記録ヘッド207を経てテ
ープ210上に記録される。記録は、チャンネル1と3
が同一の組(以下、「セクタ」という。)となり、チャ
ンネル2と4が同一のセクタとして実行される。
【0051】再生時には、アドバンス再生ヘッド205
で再生されたオーディオ信号は、再生アンプ203を経
てデコーダ201に供給され、デコード処理の後に、チ
ャンネル分割器13に供給される。チャンネル分割器1
3では、図9Cに示すようにチャンネル当たり20ビッ
トの内部ディジタルフォーマットで記録されている同一
セクタのチャンネル1と3、2と4を図9Aおよび図9
Bに示すように16ビットおよび4ビットの内部ディジ
タルフォーマットに変換する。
【0052】チャンネル1、2のオーディオ信号はオー
ディオ処理回路17に供給され、ゲイン調整がなされた
後に、スイッチ38のa端子を経て送信素子21に供給
され、外部に送出される。チャンネル3、4のオーディ
オ信号はデータ伸長回路15に供給され、図9Bに示す
ように4ビットの内部ディジタルフォーマットから図9
Aに示すように16ビットの内部ディジタルフォーマッ
トにデータの伸長が行われる。この後に、チャンネル
3、4のオーディオ信号はスイッチ35のa端子を経て
オーディオ処理回路18に供給され、ゲイン調整がなさ
れた後に、送信素子22に供給され、外部に送出され
る。
【0053】記録時に、同時に行われるコンヒ再生時に
は、コンヒ再生ヘッド206で再生されたオーディオ信
号は再生アンプ204を経てデコーダ202に供給さ
れ、デコード処理の後に、チャンネル分割器14に供給
される。チャンネル分割器14では、図9Cに示すよう
にチャンネル当たり20ビットの内部ディジタルフォー
マットで記録されている同一セクタのチャンネル1と
3、2と4を図9Aおよび図9Bに示すように16ビッ
トおよび4ビットの内部ディジタルフォーマットに変換
する。
【0054】チャンネル1、2のオーディオ信号はオー
ディオ処理回路17に供給され、ゲイン調整がなされた
後に、スイッチ38のa端子を経て送信素子21に供給
され、外部に送出される。チャンネル3、4のオーディ
オ信号はデータ伸長回路16に供給され、図9Bに示す
ように4ビットの内部ディジタルフォーマットから図9
Aに示すように16ビットの内部ディジタルフォーマッ
トにデータの伸長が行われる。この後に、チャンネル
3、4のオーディオ信号はスイッチ36のb端子を経て
オーディオ処理回路18に供給され、ゲイン調整がなさ
れた後に、送信素子22に供給され、外部に送出され
る。
【0055】クロスフェード編集時には、アドバンス再
生ヘッド205で再生されたオーディオ信号は再生アン
プ203を経てデコーダ201に供給され、デコード処
理の後に、チャンネル分割器13に供給される。チャン
ネル分割器13では、図9Cに示すようにチャンネル当
たり20ビットの内部ディジタルフォーマットで記録さ
れている同一セクタのチャンネル1と3、2と4のオー
ディオ信号を図9Aおよび図9Bに示すように16ビッ
トおよび4ビットの内部ディジタルフォーマットに変換
する。
【0056】チャンネル1、2のオーディオ信号はオー
ディオ処理回路17に供給され、受信素子11からスイ
ッチ32のa端子を経て供給される外部からの入力信号
との間でクロスフェード編集がなされた後に、チャンネ
ルミックス回路20に供給される。チャンネル3、4の
オーディオ信号はデータ伸長回路15に供給され、図9
Bに示すように4ビットの内部ディジタルフォーマット
から図9Aに示すように16ビットの内部ディジタルフ
ォーマットにデータの伸長が行われる。
【0057】この後に、チャンネル3、4のオーディオ
信号はスイッチ35のa端子を経てオーディオ処理回路
18に供給され、受信素子12からスイッチ33のb端
子、スイッチ34のb端子を経て供給される外部からの
入力信号との間でクロスフェード編集がなされた後に、
データ圧縮回路19に供給され、図9Bに示すように4
ビットの内部ディジタルフォーマットに圧縮される。
【0058】データ圧縮回路19からのチャンネル3、
4の圧縮出力データはスイッチ37のb端子を経てチャ
ンネルミックス回路20において、オーディオ処理回路
17からのチャンネル1、2の非圧縮出力データと共
に、図9Cに示すように20ビットの内部ディジタルフ
ォーマットに変換される。
【0059】チャンネルミックス回路20において、2
0ビットの内部ディジタルフォーマットに変換されたオ
ーディオデータは、スイッチ39のb端子、エンコーダ
209、記録アンプ208、記録ヘッド207を経てテ
ープ210上に記録される。記録は、チャンネル1と3
が同一のセクタとなり、チャンネル2と4が同一のセク
タとして実行される。
【0060】チャンネル1単独のクロスフェード編集時
には、アドバンス再生ヘッド205で再生されたオーデ
ィオ信号は再生アンプ203を経てデコーダ201に供
給され、デコード処理の後に、チャンネル分割器13に
供給される。チャンネル分割器13では、図9Cに示す
ようにチャンネル当たり20ビットの内部ディジタルフ
ォーマットで記録されている同一セクタのチャンネル1
と3、2と4のオーディオ信号を図9Aおよび図9Bに
示すように16ビットおよび4ビットの内部ディジタル
フォーマットに変換する。
【0061】チャンネル1、2のオーディオ信号はオー
ディオ処理回路17に供給され、このうちチャンネル1
のオーディオ信号は受信素子11からスイッチ31のa
端子を経て供給される外部からのチャンネル1の入力オ
ーディオ信号との間でクロスフェード編集がなされた後
に、チャンネルミックス回路20に供給される。チャン
ネル2のオーディオ信号は、この回路では、編集処理を
受けずにそのままチャンネルミックス回路20に供給さ
れる。
【0062】一方、チャンネル1単独のクロスフェード
編集時におけるチャンネル3、4のオーディオ信号はデ
ータ伸長回路15およびスイッチ35に供給され、各々
再生系、記録系に供給される。再生系統では、オーディ
オ信号はデータ伸長回路15において図9Bに示すよう
に4ビットの内部ディジタルフォーマットから図9Aに
示すように16ビットの内部ディジタルフォーマットに
データの伸長が行われる。
【0063】この後に、チャンネル3、4のオーディオ
信号はスイッチ36のa端子を経てオーディオ処理回路
18に供給され、ゲイン調整がなされた後に、送信素子
22に供給され、外部に送出される。記録系統では、オ
ーディオ信号はデータ伸長回路15は通らずに直接スイ
ッチ35のb端子を経てオーディオ処理回路18に供給
される。この回路では、オーディオ信号は編集処理は受
けずにそのままスイッチ37のa端子に供給される。こ
のように、チャンネル1単独のクロスフェード編集時に
はデータ圧縮回路19による圧縮処理は行わない。
【0064】スイッチ37のa端子で選択されたチャン
ネル3、4の出力データはチャンネルミックス回路20
において、オーディオ処理回路17からのチャンネル
1、2の非圧縮出力データと共に、図9Cに示すように
20ビットの内部ディジタルフォーマットに変換され
る。
【0065】チャンネルミックス回路20において、2
0ビットの内部ディジタルフォーマットに変換されたオ
ーディオデータは、スイッチ39のb端子、エンコーダ
209、記録アンプ208に供給され、チャンネル1と
チャンネル3のセクタだけが選択され、記録ヘッド20
7を経てテープ210上に記録される。
【0066】すなわち、チャンネル1は、クロスフェー
ド編集されたデータを記録し、チャンネル3は、記録さ
れていたデータを再度記録することによって、等価的に
チャンネル1単独のクロスフェード編集を実現する。さ
らに、チャンネル3は、データ伸長回路15、16、デ
ータ圧縮回路19、による処理を受けないように、スイ
ッチ32、35、36、37で制御されるので、これら
データ伸長およびデータ圧縮の処理による音質劣化を生
じることはない。
【0067】また、データダビング時には、チャンネル
1と3、チャンネル2と4のオーディオ信号のデータを
同一のチャンネルとして記録再生することによって、デ
ータ伸長回路、データ圧縮回路を通らずに、データ劣化
のないダビングが実現できる。
【0068】データダビング信号再生時には、アドバン
ス再生ヘッド205で再生されたオーディオ信号は、再
生アンプ203を経てデコーダ201に供給されデコー
ド処理の後に、チャンネル分割器13に供給される。チ
ャンネル分割器13では、図9Cに示すようにチャンネ
ル当たり20ビットの内部ディジタルフォーマットで記
録されている同一セクタのチャンネル1と3、2と4を
図9Aおよび図9Bに示すように16ビットおよび4ビ
ットの内部ディジタルフォーマットに変換する。
【0069】チャンネル1、2のオーディオ信号はオー
ディオ処理回路17に供給され、何も処理をされずに、
チャンネルミックス回路25に供給される。チャンネル
3、4のオーディオ信号はデータ伸長回路15は通らず
に、スイッチ35のb端子を経てオーディオ処理回路1
8に供給され、ここでは、何も処理を受けずに、チャン
ネルミックス回路25に供給される。
【0070】チャンネルミックス回路25では、図9A
に示すチャンネル当たり16ビットの内部ディジタルフ
ォーマットを持つチャンネル1、2と、図9Bに示すチ
ャンネル当たり16ビットおよび4ビットの内部ディジ
タルフォーマットを持つチャンネル3、4とが混合さ
れ、図9Cに示すようにチャンネル当たり20ビットの
内部ディジタルフォーマットを持つチャンネル1と3、
2と4がスイッチ38のb端子を経て送信素子21に供
給され、外部に送出される。
【0071】データダビング信号記録時には、受信素子
11において、図9Cに示すように20ビットの内部デ
ィジタルフォーマットに変換された入力オーディオ信号
はスイッチ32のa端子を経てオーディオ処理回路17
に供給される。オーディオ処理回路17では、何も編集
処理を受けずに、データはスイッチ39のa端子、エン
コーダ209、記録アンプ208、記録ヘッド207を
経てテープ210上に記録される。
【0072】このように、データダビング時に、チャン
ネル3、4がデータ伸長回路15、データ圧縮回路19
によるデータ伸長およびデータ圧縮の処理を受けないよ
うにして、スイッチ32、35、38、39で制御され
るので、これらの処理による音質劣化が生じることはな
い。
【0073】また、さらに、データダビング信号記録時
に、記録系は、データ伸長処理を行わずに、音質劣化を
抑えると同時に、入力音をモニタしてチェックすること
もできる。受信素子11において図9Cに示すように2
0ビットの内部ディジタルフォーマットに変換された入
力オーディオ信号は、スイッチ31のa端子を経てチャ
ンネル分割器23に供給される。
【0074】チャンネル分割器23では、図9Cに示す
ように20ビットの内部ディジタルフォーマットで記録
されている同一セクタのチャンネル1と3、チャンネル
2と4のオーディオ信号を図9Aに示すチャンネル当た
り16ビットの内部ディジタルフォーマットを持つチャ
ンネル1、2と、図9Bに示すチャンネル当たり16ビ
ットおよび4ビットの内部ディジタルフォーマットを持
つチャンネル3、4のオーディオ信号に変換する。
【0075】チャンネル1、2のオーディオ信号はスイ
ッチ32のb端子に供給され、チャンネル3、4のオー
ディオ信号はスイッチ33のa端子に供給される。スイ
ッチ32はダビング信号記録時にはa端子が選択され、
ダビング信号モニタ時にはb端子が選択される。記録時
には上述したようにデータはテープ210に記録され
る。モニタ時には図9Aに示すチャンネル当たり16ビ
ットの内部ディジタルフォーマットに変換されたオーデ
ィオ信号はオーディオ処理回路17、スイッチ38のa
端子を介して送信素子21に供給され、外部に送出され
る。
【0076】スイッチ33はデータダビング時にはa端
子が選択される。図9Bに示すように4ビットの内部デ
ィジタルフォーマットを持つチャンネル3、4のオーデ
ィオ信号がスイッチ33のa端子を介してデータ伸長回
路24に供給される。ここで、データは、図9Aに示す
ように16ビットの内部ディジタルフォーマットに変換
され、スイッチ34のa端子、オーディオ処理回路18
を介して送信素子22に供給され、外部に送出される。
このようにして、チャンネル3、4はデータダビング時
にモニタすることができる。
【0077】図2はこの発明の多チャンネルオーディオ
記録再生装置の一実施例のオーディオ処理回路の内部ブ
ロック図である。図2に示すオーディオ処理回路300
と、図1に示したオーディオ処理回路17、18は同一
の回路である。図2において、オーディオ入力端子31
0に入力されたオーディオ信号は、アンプ301で入力
ゲインの調整がなされた後に、アンプ302、303、
加算器304で構成されるクロスフェード編集器に供給
される。入力信号をそのまま記録するクラッシュレック
時には、クロスフェード編集器においては何も処理を受
けずにエンコード出力端子312からエンコーダ209
へ供給される。
【0078】クロスフェード編集時には、オーディオ入
力信号はアドバンス再生入力端子311から供給される
アドバンス再生オーディオ信号とクロスフェード編集さ
れ、エンコード出力端子312からエンコーダ209へ
供給される。このとき、記録される信号をモニタする場
合には、スイッチ305においてa端子が選択され、増
幅器306において出力ゲインの調整がなされた後に、
出力端子313から出力オーディオ信号が出力される。
【0079】また、記録されたオーディオ信号を再度、
コンヒ再生ヘッド206で再生してモニタチェックを行
う場合には、スイッチ305においてc端子が選択さ
れ、増幅器306において出力ゲインの調整がなされた
後に、出力端子313から出力オーディオ信号が出力さ
れる。
【0080】通常の再生オーディオ信号はアドバンス再
生入力端子311からスイッチ305に供給され、スイ
ッチ305においてb端子が選択され、増幅器306に
おいて出力ゲインの調整がなされた後に、出力端子31
3から出力オーディオ信号が出力される。
【0081】上述した図1に示した信号処理部は、オー
ディオサンプル当たり20ビットの記録領域を16ビッ
トと4ビットに分割して、メイン1、2チャンネルに1
6ビット、サブ3、4チャンネルに4ビットを割り当
て、図10に示すように、メイン1とサブ3、およびメ
イン2とサブ4を同一の記録領域に記録するフォーマッ
トを用いる例を示したが、図1に示した第1の実施例
は、これに限定されるものではなく、例えば、20ビッ
トの領域を10ビットずつ2分割して、各チャンネルに
10ビットを割り当てるフォーマットにおいて、図5A
に示すように、チャンネル1と3、およびチャンネル2
と4を同一の記録領域に記録する場合においても有効で
ある。
【0082】また、さらに、図1に示した第1の実施例
は、例えば、図5Bに示すように、40ビットの記録領
域を10ビットずつ4分割して各チャンネルに10ビッ
トずつ割り当て、すべてのチャンネルを同一の記録領域
に記録するフォーマットにおいても有効である。この2
例に対応する信号処理部のブロック図を図3に示す。
【0083】図3において、チャンネル1単独のクロス
フェード編集時には、アドバンス再生ヘッド205で再
生されたオーディオ信号は再生アンプ203を経てデコ
ーダ201に供給され、デコード処理の後に、チャンネ
ル分割器13に供給される。チャンネル分割器13で
は、図4Cに示すようにチャンネル当たり20ビットの
内部ディジタルフォーマットで記録されている同一セク
タのチャンネル1と3およびチャンネル2と4のオーデ
ィオ信号を図4Aおよび図4Bに示すように10ビット
の内部ディジタルフォーマットに変換するか、またはチ
ャンネル1、2、3、4のオーディオ信号を図4Aおよ
び図4Bに示すように各々10ビットの内部ディジタル
フォーマットに変換する。
【0084】記録系統では、チャンネル1のオーディオ
信号はデータ伸長回路115を介してオーディオ処理回
路17に供給され、受信素子11から供給される外部か
らのチャンネル1の入力オーディオ信号との間でクロス
フェード編集がなされた後に、データ圧縮回路119で
データ圧縮処理がなされた後に、スイッチ137のb端
子を経てチャンネルミックス回路20に供給される。チ
ャンネル2のオーディオ信号は、データ伸長回路115
を通らずにスイッチ135のb端子を経てオーディオ処
理回路17に供給される。この回路では、編集処理を受
けずにそのままスイッチ137のa端子を経てチャンネ
ルミックス回路20に供給される。
【0085】一方、チャンネル1単独のクロスフェード
編集時におけるチャンネル3、4のオーディオ信号はデ
ータ伸長回路15を通らずにスイッチ35のb端子を経
てオーディオ処理回路18に供給される。この回路で
は、編集処理を受けずにそのままスイッチ37のa端子
に供給される。チャンネル1単独のクロスフェード編集
時にはデータ圧縮回路19によるデータ圧縮処理は行わ
ない。スイッチ37で選択されたa端子のチャンネル
3、4の出力データは、チャンネルミックス回路20に
おいて、オーディオ処理回路17からのチャンネル1、
2の出力データと共に、図4Cに示すように20ビット
の内部ディジタルフォーマットに変換される。
【0086】チャンネルミックス回路20において、2
0ビットの内部ディジタルフォーマットに変換されたオ
ーディオデータは、エンコーダ209、記録アンプ20
8に供給され、記録ヘッド207を経てテープ210上
に記録される。
【0087】すなわち、チャンネル1は、クロスフェー
ド編集されたデータを記録し、チャンネル3は、記録さ
れていたデータを再度記録することによって、等価的に
チャンネル1単独のクロスフェード編集を実現する。さ
らに、チャンネル3は、データ伸長回路15、115、
データ圧縮回路19、119による処理を受けないよう
に、スイッチ35、37、135、137で制御される
ので、これらデータ伸長およびデータ圧縮の処理による
音質劣化を生じることはない。
【0088】また、チャンネル1は、クロスフェード編
集されたデータを記録し、チャンネル2、3、4は、記
録されていたデータを再度記録することによって、等価
的にチャンネル1単独のクロスフェード編集を実現す
る。さらに、チャンネル2、3、4は、データ伸長回路
15、115、データ圧縮回路19、119による処理
を受けないように、スイッチ35、37、135、13
7で制御されるので、これらデータ伸長およびデータ圧
縮の処理による音質劣化を生じることはない。
【0089】一方、チャンネル1単独のクロスフェード
編集の再生系統では、チャンネル1、2はデータ伸長回
路115を介してスイッチ136のb端子を経てオーデ
ィオ処理回路17に供給され、ゲイン調整がなされた後
に、送信素子21に供給され、外部に送出される。
【0090】チャンネル3、4は、データ伸長回路15
を介してスイッチ36のa端子を経てオーディオ処理回
路18に供給され、ゲイン調整がなされた後に、送信素
子22に供給され、外部に送出される。
【0091】また、さらに、図1に示した第1の実施例
は、例えば、図7に示すように、ビデオ信号と圧縮され
たオーディオ信号を同一の記録領域に記録するフォーマ
ットにおいても有効である。この例に対応する信号処理
部のブロック図を図6に示す。
【0092】図6において、チャンネル1単独のクロス
フェード編集時には、アドバンス再生ヘッド205で再
生されたオーディオ信号は再生アンプ203を経てデコ
ーダ201に供給され、デコード処理の後に、チャンネ
ル分割器13に供給される。チャンネル分割器13で
は、図4Cに示すようにチャンネル当たり20ビットの
内部ディジタルフォーマットで記録されている同一セク
タのチャンネル1、2、3、4のオーディオ信号のデー
タとビデオ信号のデータとを図4Aおよび図4Bに示す
ように各々10ビットの内部ディジタルフォーマットに
変換する。
【0093】記録系統では、チャンネル1のオーディオ
信号はデータ伸長回路115を介してオーディオ処理回
路17に供給され、受信素子11から供給される外部か
らのチャンネル1の入力オーディオ信号との間でクロス
フェード編集がなされた後に、データ圧縮回路119で
データ圧縮処理がなされた後に、スイッチ137のb端
子を経てチャンネルミックス回路20に供給される。チ
ャンネル2のオーディオ信号は、データ伸長回路115
を通らずにスイッチ135のb端子を経てオーディオ処
理回路17に供給される。この回路では、編集処理を受
けずにそのままスイッチ137のa端子を経てチャンネ
ルミックス回路20に供給される。
【0094】一方、チャンネル1単独のクロスフェード
編集時におけるチャンネル3、4のオーディオ信号はデ
ータ伸長回路15を通らずにスイッチ35のb端子を経
てオーディオ処理回路18に供給される。この回路で
は、編集処理を受けずにそのままスイッチ37のa端子
に供給される。チャンネル1単独のクロスフェード編集
時にはデータ圧縮回路19によるデータ圧縮処理は行わ
ない。スイッチ37で選択されたa端子のチャンネル
3、4の出力データは、チャンネルミックス回路20に
おいて、オーディオ処理回路17からのチャンネル1、
2の出力データと共に、図4Cに示すように20ビット
の内部ディジタルフォーマットに変換される。このと
き、チャンネル分割器13で分割されたビデオ信号と混
合される。
【0095】チャンネルミックス回路20において、2
0ビットの内部ディジタルフォーマットに変換されたオ
ーディオデータは、エンコーダ209、記録アンプ20
8に供給され、記録ヘッド207を経てテープ210上
に記録される。
【0096】すなわち、チャンネル1は、クロスフェー
ド編集されたデータを記録し、チャンネル2、3、4と
ビデオは、記録されていたデータを再度記録することに
よって、等価的にチャンネル1単独のクロスフェード編
集を実現する。さらに、チャンネル2、3、4は、デー
タ伸長回路15、115、データ圧縮回路19、119
による処理を受けないように、スイッチ35、37、1
35、137で制御されるので、これらデータ伸長およ
びデータ圧縮の処理による音質劣化を生じることはな
い。
【0097】一方、チャンネル1単独のクロスフェード
編集の再生系統では、チャンネル1、2はデータ伸長回
路115を介してスイッチ136のb端子を経てオーデ
ィオ処理回路17に供給され、ゲイン調整がなされた後
に、送信素子21に供給され、外部に送出される。
【0098】チャンネル3、4は、データ伸長回路15
を介してスイッチ36のa端子を経てオーディオ処理回
路18に供給され、ゲイン調整がなされた後に、送信素
子22に供給され、外部に送出される。
【0099】このとき、ビデオ信号は、チャンネル分割
器13で分割された後に、スイッチ51のb端子に供給
される。スイッチ51のa端子には入力ビデオ信号が供
給され、例えば、ビデオ編集時の編集期間はa端子が選
択される。チャンネル1単独のクロスフェード編集時に
は、b端子が選択され、信号は送信素子42に供給さ
れ、外部に送出される。
【0100】上例によれば、編集記録時に、記録の指定
がなされない圧縮されたチャンネルのオーディオデータ
については、第1の切り替え手段としてのスイッチ3
5、36および第2の切り替え手段としてのスイッチ3
7とを用いて伸長および圧縮を行わずに他のチャンネル
のオーディオデータと混合した後に記録するようにした
ので、編集記録時の記録の指定がなされない圧縮された
チャンネルのオーディオデータの伸長及び圧縮によるデ
ータの劣化を防ぐことができる。
【0101】また、上例によれば、非圧縮のチャンネル
のオーディオデータはそのままの状態で再生し、圧縮さ
れたチャンネルのオーディオデータは伸長した後に、再
生するようにしたので、外部入力信号の記録時の圧縮さ
れたチャンネルのオーディオデータの伸長および圧縮に
よるデータの劣化を防ぐことができる。
【0102】また、上例によれば、クロスフェード編集
記録を行う際に、第1の切り替え手段としてのスイッチ
35、36および第2の切り替え手段としてのスイッチ
37によるオーディオ信号に切り替えを行うようにした
ので、記録指定のない圧縮されたチャンネルのオーディ
オ信号のデータの伸長および圧縮によるデータの劣化を
防ぎ、音質劣化の生じないクロスフェード編集を行うこ
とができる。
【0103】また、上例によれば、データダビングを行
う際に、混合送出手段としてのチャンネルミックス回路
25および入力分割手段としてのチャンネル分割器23
により圧縮されたチャンネルのオーディオデータと非圧
縮のチャンネルのオーディオデータとの混合および分割
を行うようにしたので、圧縮されたチャンネルのオーデ
ィオデータの伸長および圧縮によるデータの劣化を防
ぎ、音質劣化のないデータダビングを行うことができ
る。
【0104】
【発明の効果】本発明によれば、編集記録時に、記録の
指定がなされない圧縮されたチャンネルのオーディオデ
ータについては、第1の切り替え手段および第2の切り
替え手段とを用いて伸長および圧縮を行わずに他のチャ
ンネルのオーディオデータと混合した後に記録するよう
にしたので、編集記録時の記録の指定がなされない圧縮
されたチャンネルのオーディオデータの伸長および圧縮
によるデータの劣化を防ぐことができる。
【0105】また、本発明によれば、非圧縮のチャンネ
ルのオーディオデータはそのままの状態で再生し、圧縮
されたチャンネルのオーディオデータは伸長した後に、
再生するようにしたので、外部入力信号の記録時の圧縮
されたチャンネルのオーディオデータの伸長および圧縮
によるデータの劣化を防ぐことができる。
【0106】また、本発明によれば、クロスフェード編
集記録を行う際に、第1の切り替え手段および第2の切
り替え手段によるオーディオ信号に切り替えを行うよう
にしたので、記録指定のない圧縮されたチャンネルのオ
ーディオ信号のデータの伸長および圧縮によるデータの
劣化を防ぎ、音質劣化の生じないクロスフェード編集を
行うことができる。
【0107】また、本発明によれば、データダビングを
行う際に、混合送出手段および入力分割手段により圧縮
されたチャンネルのオーディオデータと非圧縮のチャン
ネルのオーディオデータとの混合および分割を行うよう
にしたので、圧縮されたチャンネルのオーディオデータ
の伸長および圧縮によるデータの劣化を防ぎ、音質劣化
のないデータダビングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の多チャンネルオーディオ記録再生装
置の一実施例の信号処理部のブロック図である。
【図2】この発明の多チャンネルオーディオ記録再生装
置の一実施例のオーディオ処理回路の内部ブロック図で
ある。
【図3】この発明の多チャンネルオーディオ記録再生装
置の他の実施例の信号処理部のブロック図である。
【図4】この発明の多チャンネルオーディオ記録再生装
置の他の実施例の内部ディジタルフォーマットを示す図
である。
【図5】この発明の多チャンネルオーディオ記録再生装
置の他の実施例の記録領域の割当を示し、図5Aは20
ビットの領域を10ビットずつ2分割して、各チャンネ
ルに10ビットを割り当てるフォーマットにおいて、チ
ャンネル1と3、およびチャンネル2と4を同一の記録
領域に記録する場合を示し、図5Bは40ビットの記録
領域を10ビットずつ4分割して各チャンネルに10ビ
ットずつ割り当てるフォーマットにおいて、すべてのチ
ャンネルを同一の記録領域に記録する場合を示す図であ
る。
【図6】この発明の多チャンネルオーディオ記録再生装
置の他の実施例の信号処理部のブロック図である。
【図7】この発明の多チャンネルオーディオ記録再生装
置の他の実施例の記録領域の割り当てを示す図である。
【図8】この発明の出願人が先に出願した多チャンネル
オーディオ記録再生装置のブロック図である。
【図9】この発明の出願人が先に出願した多チャンネル
オーディオ記録再生装置の内部ディジタルフォーマット
を示す図である。
【図10】この発明の出願人が先に出願した多チャンネ
ルオーディオ記録再生装置の記録領域の割り当てを示す
図である。
【図11】この発明の出願人が先に出願した多チャンネ
ルオーディオ記録再生装置のディジタルオーディオ信号
のフォーマットを示す図であり、図11Aは1フレーム
を示し、図11Bはサブフレームを示し、図11Cはオ
ーディオデータを示す図である。
【符号の説明】
100 信号処理部 11 受信素子 12 受信素子 13 チャンネル分割器 14 チャンネル分割器 15 データ伸長回路 16 データ伸長回路 17 オーディオ処理回路 18 オーディオ処理回路 19 データ圧縮回路 20 チャンネルミックス回路 21 送信素子 22 送信素子 23 チャンネル分割器 24 データ伸長回路 25 チャンネルミックス回路 31 スイッチ 32 スイッチ 33 スイッチ 34 スイッチ 35 スイッチ 36 スイッチ 37 スイッチ 38 スイッチ 39 スイッチ 200 記録再生部 201 デコーダ 202 デコーダ 203 再生アンプ 204 再生アンプ 205 アドバンス再生ヘッド 206 コンヒ再生ヘッド 207 記録ヘッド 208 記録アンプ 209 エンコーダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの圧縮されたチャンネル
    のオーディオ信号を含む複数のチャンネルのオーディオ
    信号を記録再生手段により同一の記録領域に記録し、再
    生する多チャンネルオーディオ記録再生装置において、 上記記録再生手段により再生された圧縮されたチャンネ
    ルのオーディオデータとこれを伸長したオーディオデー
    タとを切り替える第1の切り替え手段と、 上記第1の切り替え手段により切り替えた後に編集され
    たオーディオデータとこれを圧縮したオーディオデータ
    とを切り替える第2の切り替え手段とを備え、 編集記録時に、記録の指定がなされない圧縮されたチャ
    ンネルのオーディオデータについては、上記第1の切り
    替え手段および上記第2の切り替え手段とを用いて伸長
    および圧縮を行わずに他のチャンネルのオーディオデー
    タと混合した後に記録するようにした多チャンネルオー
    ディオ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 入力信号としての少なくとも1つの圧縮
    されたチャンネルのオーディオ信号を含む複数のチャン
    ネルのオーディオ信号を記録再生手段により記録し、再
    生した後に送出する多チャンネルオーディオ記録再生装
    置において、 再生側では、圧縮されたチャンネルのオーディオデータ
    と非圧縮のチャンネルのオーディオデータとを混合して
    送出する混合送出手段を備え、 記録側では、混合された入力信号をそのまま記録し、混
    合された信号を元の圧縮されたチャンネルのオーディオ
    データと非圧縮のチャンネルのオーディオデータに分割
    する入力分割手段とを備え、 非圧縮のチャンネルのオーディオデータはそのままの状
    態で再生し、圧縮されたチャンネルのオーディオデータ
    は伸長した後に、再生するようにしたことを特徴とする
    多チャンネルオーディオ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の多チャンネルオーディオ
    記録再生装置において、 クロスフェード編集記録を行う際に、上記第1の切り替
    え手段および上記第2の切り替え手段によるオーディオ
    信号の切り替えを行うようにしたことを特徴とする多チ
    ャンネルオーディオ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の多チャンネルオーディオ
    記録再生装置において、 データダビングを行う際に、上記混合送出手段および上
    記入力分割手段により圧縮されたチャンネルのオーディ
    オデータと非圧縮のチャンネルのオーディオデータとの
    混合および分割を行うようにしたことを特徴とする多チ
    ャンネルオーディオ記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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