JPH0854951A - ソフトウェア使用量管理装置 - Google Patents

ソフトウェア使用量管理装置

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JPH0854951A
JPH0854951A JP21936794A JP21936794A JPH0854951A JP H0854951 A JPH0854951 A JP H0854951A JP 21936794 A JP21936794 A JP 21936794A JP 21936794 A JP21936794 A JP 21936794A JP H0854951 A JPH0854951 A JP H0854951A
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JP
Japan
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output
software
signal
image
circuit
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JP21936794A
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Nobuhiko Nishio
信彦 西尾
Satoru Tanizawa
哲 谷澤
Kiyokatsu Iijima
清克 飯島
Muneharu Goto
宗春 後藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め定められたソフトウェア使用量を超えて
使用された場合に、使用可能なソフトウェア使用量に達
した事をソフトウェア使用者に知らしめつつ当該ソフト
ウェアの使用を阻害することができる。 【構成】 MPEG規格で圧縮された暗号化画像データ
フレームがSD回路5に送信されてくると、DES復号
化部34は、フレームの復号を行う。復号された画像デ
ータフレームは、一つづつ、MPEG伸長回路11aに
おいて伸長される。フレームが一つ伸長する毎にMPE
G伸長回路11aは、フレームカウンタ部29に対して
フレーム伸長完了信号を出力する。ホスト制御CPU1
4及び制御CPU5は、このフレーム伸長完了信号をカ
ウントして、このカウンタ値に応じて課金テーブル内の
課金カウンタ値を減算する。そして、ホスト制御CPU
14は、課金カウンタ値が0になると、パターン発生器
16から文字パターン画像データを出力させる。この文
字パターン画像データは、加算回路19にて、画像信号
に重畳される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータプログラ
ムあるいは映像著作物等のソフトウェア、特にデジタル
情報化されたソフトウェアの使用量を管理するソフトウ
ェア使用量課金装置に関する。特に、ソフトウェア使用
量が、ソフトウェア使用者が予めソフトウェア権利者に
対して納入した金額等に従って予め定められている使用
許可量を超えた場合に、ソフトウェア使用者にその旨を
認識せしめることができるソフトウェア使用課金処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM等の大規模記憶媒体や、B
−ISDN等の大容量の高速通信技術などが発達してく
ると、これらの手段を用いてコンピュータプログラムは
勿論、画像や音声をデジタル情報として流通されること
が予想される。
【0003】すなわち、従来ビデオテープで供給されて
いたような映像著作物がそのままCD−ROMに格納さ
れて販売されたり、またはCD−ROMのインタラクテ
ィブ性(双方向性)を利用したゲームとして市場に流通
し始めてきている。
【0004】また、通信回線についても同様であり、前
記のような映像著作物が通信を経由してユーザの手許に
届けられる状況になってきている。ところで、この種の
デジタル情報は他の媒体への複写が極めて容易であり、
かつアナログ情報のような複写による劣化がないことか
ら、同一情報の複製が可能であり、これらの行為により
製造者の利益が害される可能性が極めて高い。すなわ
ち、大容量の書換え可能な光磁気ディスクや磁気ディス
ク装置さえ所有していればわずかなOS(オペレーショ
ンシステム)のコマンドの知識のみでCD−ROMの内
容を複写することが容易であった。
【0005】このように、十分なセキュリティチェック
が不可能であることを理由にこの種のデジタル情報媒体
のレンタル行為は製造者によって禁止されている場合が
殆どである。
【0006】しかしながら、エンドユーザとしては現在
のこの種のソフトウェアの価格は高額であり、本当にそ
のソフトウェアが自身の欲しているものと一致するか、
あるいは自身の所有しているハードウエアで使用可能か
の確認がとれるまでは購入を躊躇する場合が多い。
【0007】この点について、機能が制限されている多
数のソフトウェアをCD−ROMに格納して安価に販売
し、エンドユーザはその中から希望するソフトウェアに
ついて使用権設定代金を送金することにより機能制限を
解除するコードを通知されるという新しいソフトウェア
の流通方式が実現され始めている。但し、この使用権設
定の際には使用期間・使用回数の制限を付することが困
難であることから、この使用権設定は、永続的な使用に
対するものと成らざるを得なかった。従って、この設定
代金は、いきおい高額にならざるを得なかった。
【0008】この点について、特公平6−19707号
公報では、あらかじめ利用可能金額をICカードに登録
し、有償ソフトウェアを利用する場合ににおいては、こ
のソフトウェアを使用(実行,再生)する情報機器にこ
のICカードの利用可能金額を登録する方式が提唱され
ている。この方式によれば、この情報機器は、登録され
ている利用可能金額がソフトウェアの利用し得る最小限
度額以上であることを条件に、機能制限を解除して当該
ソフトウェアの使用を許諾するとともに、当該ソフトウ
ェアの一回の利用毎に利用可能残高を減算する構成をと
っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この方式では、登録さ
れた利用可能金額が減算された結果としてソフトウェア
を利用可能な最小限度額を下回った場合には、当該ソフ
トウェアに対する機能制限解除を中止し、当該ソフトウ
ェアの使用を再度不可能にしていた。従って、この場合
には、この情報機器からの画像,音声,及びコンピュー
タプログラム等の出力は、全て中断される。
【0010】しかしながら、このように全ての出力が中
断されると、ソフトウェア使用者は、それがこの情報機
器の故障によるのか,それとも課金が終了したことによ
るのかを識別することができない。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑み、上記先行技
術をさらに一歩進めて、予め定められた使用量を超えて
ソフトウェアが使用された場合に、不完全な形態でデー
タの出力を行うことにより、使用可能なソフトウェア使
用量に達した事をソフトウェア使用者に知らしめつつ当
該ソフトウェアの使用を阻害することができるソフトウ
ェア使用量管理装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるソフトウェ
ア使用課金処理装置は、原理図である図1に示すよう
に、ソフトウェアを使用して外部に対する出力を行う装
置101に備えられ、このソフトウェアの使用量を管理
するソフトウェア使用量管理装置において、前記ソフト
ウェアの使用量を検出するソフトウェア使用量検出手段
101と、このソフトウェア使用量検出手段によって検
出された前記ソフトウェアの使用量が予め定められた使
用量に達したことを判定する判定手段102と、この判
定手段によって前記ソフトウェアの使用量が予め定めら
れた使用量に達したと判定された時に、前記外部に対す
る出力を阻害する出力阻害手段103とを備えたことを
特徴とする(請求項1に対応)。以下、本発明の構成要
件を説明する。 〔ソフトウェア〕本発明にいうソフトウェアには、コン
ピュータプログラムの他、映画等の動画データをはじめ
とする画像データや音楽等の音声データを含む。
【0013】このソフトウェアは、予め夫々暗号化され
ていても良いし、圧縮処理されていても良い。単位デー
タが予め圧縮されている場合には、圧縮されている単位
データを伸長して復元する伸長手段を備えれば良い。
【0014】単位データが予め暗号化されている場合に
は、暗号化されている単位データを復号化する復号化手
段を備えれば良い。また、ソフトウェアのデータは、ア
ナログであってもよいし、デジタルであっても良い。
【0015】なお、本発明におけるソフトウェアとは、
そのソフトウェアを使用することにより、画像,若しく
は音声により使用者に通知しうる出力を得ることができ
るようなプログラム,若しくは、画像そのもの,若しく
は、音声そのものであることが望ましい。 〔ソフトウェアを使用して外部に出力する装置〕ソフト
ウェアを使用して外部に出力する装置は、コンピュータ
であってもよいし、それ以外の情報機器であってもよ
い。従って、ビデオデッキでも良いし、デジタル画像及
び音声を出力することができるビューワであっても良
い。 〔判定手段〕判定手段は、ソフトウェアの使用量が予め
定められた使用量に達しているか否かを判定する。この
予め定められた使用量は、予めソフトウェア使用者から
ソフトウェア権利者に支払われた金額に応じて設定する
ようにしても良い(請求項2に対応)。また、予め定め
られた使用量は、金銭以外の条件に従って定められても
良い。例えば、サンプル配布として、ソフトウェアを一
回のみ無料で使用可能とすると定めても良い。
【0016】判定手段が判定に用いるソフトウェアの使
用量とは、ソフトウェアの使用時間としても良いし、こ
のソフトウェアが複数の微少モジュール(又はフレー
ム)から構成されている場合には、使用された微少モジ
ュール(又はフレーム)の数としても良いし、ソフトウ
ェア全体の使用回数としても良い。 〔出力阻害手段〕出力阻害手段は、外部に対して不完全
な出力を行うことにより前記外部に対する出力を阻害す
るようにすることができる(請求項3に対応)。
【0017】この際、装置外部に対する出力が画像信号
の出力であるとした場合には(請求項4に対応)、出力
阻害手段は、前記画像信号の出力に他の信号を重畳する
ことにより、前記外部に対する出力を阻害するように構
成されても良い(請求項5に対応)。この場合、重畳す
る他の信号としては、ソフトウェア使用者に、制限され
た使用量が終了すること,及び/又は終了したことを示
すような注意を喚起する文字情報とすることができる
(請求項6に対応)。
【0018】また、装置外部に対する出力が画像信号の
出力であるとした場合には(請求項4に対応)、前記画
像信号の極性を反転することにより、前記外部に対する
出力を阻害するように構成されても良い(請求項7に対
応)。
【0019】また、ソフトウェアには予めダミーのデー
タが重畳されているとした場合には、前記出力阻害手段
は、前記判定手段によって前記ソフトウェアの使用量が
予め定められた使用量に達していないと判定された時の
み、前記ソフトウェアからダミーのデータを払拭するよ
うに構成されても良い(請求項8に対応)。
【0020】また、外部に対する出力が互いに同期して
出力されるように関連づけられた複数種類の出力である
とした場合には、前記出力阻害手段は、前記複数種類の
出力のうちの一部の出力を禁止することにより前記外部
に対する出力を阻害するように構成されても良い(請求
項9に対応)。この場合、前記複数種類の出力には、画
像信号の出力と音声信号出力とが含まれていても良い。
そして、前記出力阻害手段は、前記判定手段によって前
記ソフトウェアの使用量が予め定められた使用量に達し
たと判定された時には、画像信号を外部に出力するとと
もに音声信号の外部に対する出力を禁止するようにして
も良いし(請求項10に対応)、音声信号を外部に出力
するとともに画像信号の外部に対する出力を禁止するよ
うにしても良い(請求項11に対応)。
【0021】さらに、画像信号のみを出力し、音声信号
には予め定めた使用量に達したこと,これ以上の使用は
許可がないとできないことを示す音声信号を出力するよ
うにしても良い。
【0022】
【作用】ソフトウェアを使用して外部に対する出力を行
う装置101にソフトウェアが入力されて、ソフトウェ
ア使用者がこのソフトウェアを使用すると、ソフトウェ
ア使用量検出装置101は、このソフトウェアの使用量
を検出する。判定手段102は、このソフトウェア使用
量検出手段101が検出したソフトウェアの使用量と予
め定められている利用可能な使用量とを比較する。
【0023】判定手段102がこのソフトウェア使用量
が予め定められた使用量に達したと判定すると、出力阻
害手段103は、外部に対する出力を阻害する。
【0024】
【実施例】以下に図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0025】
【第1実施例】 <実施例の構成>図2は、本発明の第1実施例に用いら
れるソフトウェア再生装置の構成を示す機能ブロック図
である。
【0026】本発明では、ソフトウェアの使用量をどの
ような条件で検出して利用可能金額を減算するかの方式
は任意である。本実施例では、その一例として、MPE
G規格で圧縮されている画像データフレームを伸長した
回数をカウントして、その回数に応じて利用可能な使用
量を示すカウント値を減算する構成を採用している。し
かしながら、それ以外に、暗号化されているデータを復
号化した回数をカウントして、その回数に応じてカウン
ト値を減算する構成を採用しても良いし、ソフトウェア
の使用時間を測定して、その使用時間に応じてカウント
値を減算する構成を採用しても良いし、ソフトウェア全
体の一回の使用毎に利用可能限度額を減算する構成を採
用しても良い。
【0027】但し、一般に、ソフトウェアの利用は、そ
の結果が何らかの出力表示を伴い、その出力が利用者へ
のサービスに結びつくものであるので、出力画像として
作成した画像をカウント対象としたり、ソフトウェアの
処理結果又はパソコン等への単位の情報の転送,或いは
音楽等の音声であれば曲数をカウント対象とすることが
望ましい。
【0028】図2において、ソフトウェアを使用して外
部に対する出力を行う装置としてのソフトウェア再生装
置2は、高密度CD−ROM1や電話線を通じての通信
等のメディアを介して提供される各種ソフトウェアを利
用することができる情報機器である。この各種ソフトウ
ェアとは、音声データ,画像データ,文字データ,コン
ピュータプログラム等のデジタルデータの形態を有して
いる。そして、この各種ソフトウェアの内容には、従来
フロッピーディスクで提供されていたコンピュータプロ
グラム及びそのデータを初めとして、従来アナログテレ
ビジョンシステムにより放送されていたテレビジョンプ
ログラム,従来ビデオテープやビデオディスクによって
提供されていた映画プログラム,従来ラジオ放送やコン
パクトディスクによって提供されていた音楽データ,写
真等の静止画データ等が含まれる。
【0029】即ち、このソフトウェア再生装置2は、共
通のデータフォーマットによって提供されたこれら各種
ソフトウェアを、統一的に取り扱うことができる情報機
器である。具体的には、これら各種ソフトウェアを読み
込み、コンピュータプログラムの実行,映画プログラム
及びテレビジョンプログラムの再生(画像信号の再生,
音声信号の再生),音楽データの再生(音声信号の再
生),静止画の表示等を行う機能を有している。なお、
映画プログラム及びテレビジョンプログラムにおいて
は、画像信号と音声信号は、互いに同期して出力される
ように関連付けられている。
【0030】ここで、高密度CD−ROM1に記憶され
ている各種ソフトウェアの形式について説明する。即
ら、画像データ及び音声データについては、複数の単位
データとしてのフレームが連続して全体として一まとま
りのソフトウェアを構成している。そして、高密度CD
−ROM1に格納される前において、画像データフレー
ム及び音声データフレームは、A/D変換される。そし
て、A/D変換されたデータフレームは、MPEG−2
の規格に従って圧縮処理される。ここにMPEG−2と
は、MPEG(Motion Picture Ima
ge Coding Exparts Group)が
勧告した画像データ圧縮規格であり、CCIR601規
格(4:2:2フォーマット)およびHDTV(ハイビ
ジョン、1920×1080ライン/フレームまで)を
基本画像フォーマットとする規格である。このように圧
縮処理されたデータフレームは、所定の暗号キーを用い
て暗号化処理される。一方、コンピュータプログラムに
ついては、MPEG規格が画像信号及び音声信号に関す
る規格であることより、MPEG−2による圧縮処理を
受けることなく、そのまま暗号化処理がなされる。この
ような処理を経て暗号化(及び圧縮処理)されたデータ
が高密度CD−ROMに書き込まれているのである。
【0031】このような処理を経たデータが格納されて
いる高密度CD−ROM1に対して、図示せぬドライブ
装置により読み出しが行われる。この図示せぬドライブ
装置によって読み出されたデータフレームは、復調回路
・制御回路3に入力される。この復調回路・制御回路3
は、入力されたデータフレームのうち、MPEG規格の
画像・音声情報を、復調してデコーダ4に送信する機能
を有している。
【0032】デコーダ4は、エラー訂正及びビットの並
び替えを実行して最大2メガバイト/秒(平均1メガバ
イト/秒)の画像・音声情報を、SD回路9に引き渡す
機能を有している。デコーダ4は、この画像・音声情報
の引き渡しを行うために、I/O(入出力)装置6aを
介して、SD回路9内のシステムバスBに接続されてい
る。
【0033】このSD回路9内のシステムバスBには、
I/O装置6aを介して、インタフェース装置17も接
続されている。このインタフェース装置17は、このソ
フトウェア再生装置の外面に設けられている操作キー2
3,フロッピーディスクドライブ装置18,及び図示せ
ぬモデムとSD回路9との間の出入力処理を行う。そし
て、ソフトウェア権利者から通信網を介して送信される
ソフトウェアデータが、この図示せぬモデム装置,及び
インタフェース装置17によってSD回路9に入力され
る。この通信によって供給されるソフトウェアも、高密
度CD−ROM1により供給されるソフトウェアと同様
の形式を有しており、予め暗号化(及び圧縮処理)され
ている。
【0034】次に、これらデコーダ4及びインタフェー
ス17に接続されるSD回路9の説明を行う。ソフトウ
ェア再生装置2に提供される各種ソフトウェアは、上述
の高密度CD−ROM1や通信の様に、入手が容易な形
態で流通されるので、その使用許諾の対価の課金方法を
如何にするかが問題となる。そのため用いられるのがS
D回路9である。即ち、このソフトウェア再生装置2で
使用可能な各種ソフトウェアは、暗号化された状態で流
通される。この暗号化された各種ソフトウェアは、SD
回路9によって、逐次復号化される。また、SD回路9
は、復号を行う毎に課金カウンタ値Xを減算するのであ
る。この課金カウンタ値Xとは、ユーザが予めソフトウ
ェア権利者(著作権者)に支払った金額に応じてSD回
路に書き込まれたポイントである。SD回路は、この課
金カウンタ値Xが0になった時に復号化処理を中止する
ことにより、ソフトウェアのセキュリティを維持するの
である。
【0035】なお、このSD回路9は、ソフトウェア再
生装置2のカードスロット(たとえばPCMCIA準拠
のカードスロット)内に着脱自在に装着されたICカー
ドの形態で実現される。このようなICカードの形態に
しておけば、SD回路の運搬が容易である。従って、使
用者がソフトウェア販売店等に持参することにより、代
金支払いと交換に、課金カウンタ値Xを加算してもらう
ことができる。
【0036】このSD回路9は、バスBに対して相互に
接続された制御CPU5,DES(Data Encr
yption Standard)7,課金テーブル
8,並びにI/O装置6a及び6bから構成されてい
る。
【0037】制御CPU2は、ソフトウェア再生装置2
内のホスト制御CPU14と分担して、デコーダ4及び
デマルチプレクサ10とDES7との間での情報のやり
とりを制御する。また、CPU11は、DES7及び課
金テーブル8の制御を行う機能も有している。
【0038】課金テーブル14は、上述した課金カウン
タ値Xを格納しているテーブルである。なお、課金テー
ブル14内において、課金カウンタ値Xは暗号化されて
いる。従って、ソフトウェア権利者以外の者がこの課金
テーブル14を解析して課金カウンタ値Xを書き換える
ことは、不可能である。
【0039】DES7は、デコーダ4から受け取った画
像・音声情報を復号化する機能,及びソフトウェアの運
用によって生じたユーザ情報(当該ソフトウェアの使用
時間,使用回数)を暗号化する機能を有する。なお、こ
のユーザ情報は、インタフェース10を介して接続され
ている図示せぬモデムにより、通信網を通ってソフトウ
ェアの権利者に通知されるか、若しくは、フロッピーデ
ィスク7に書き込まれて、次回の料金納付時においてソ
フトウェアの権利者によって回収される。
【0040】図3は、DES7の概略構成を示してい
る。DES7は同図に示すように、DES実行部20を
有しており、入力データ(IN)を鍵情報21により復
号して出力データ(OUT)として出力する機能を有し
ている。本実施例において、DES実行部20はモード
識別部22を有しており、このモード識別部22は複数
のDESモードの中からそのデータ形式等により最適な
モードを選択してDES実行部20に与える機能を有し
ている。この鍵情報21は、当該ソフトウェア使用者か
らのソフトウェア使用料の入金がソフトウェア権利者に
より確認された場合にソフトウェア権利者から通信を介
して知される暗号解読キーである。なお、このDES7
としては、FIP’S PUB.製ICチップ「46D
ATA ENCRYPTION STANDARD N
IST」を用いることができる。
【0041】図2に戻り、DES7により復号化された
データ(画像データ,音声データ等)フレームは、I/
O装置6bを通じて、SD回路9外のデマルチプレクサ
10に送出される。デマルチプレクサ10は、音声デー
タフレーム,画像データフレーム,並びにコンピュータ
プログラム及びそのデータを分離する。そして、画像デ
ータフレームをMPEG伸長回路(MPEG−2)11
aに出力し、音声データフレームをMPEG伸長回路
(MPEG−2)11bに出力し、コンピュータプログ
ラム及びそのデータをMPEG伸長回路(MPEG−
2)11cに出力する。
【0042】伸長手段としてのMPEG伸長回路(MP
EG−2)11a,11bは、MPEG規格で圧縮され
たままの状態で送信されて来た画像データフレーム,又
は音声データフレームを伸長して、画像又は音声出力可
能なフォーマットに復元する回路である。これらMPE
G伸長回路(MPEG−2)11a,11bにおいてデ
ータフレームの伸長をする際には、VRC回路12によ
って出力の同期がとられる。即ち、VRC回路12から
出力される同期信号に同期して、MPEG伸長回路(M
PEG−2)11a,11bは、伸長されたデータフレ
ームを出力するのである。なお、MPEG伸長回路11
としては、ICチップ「ISO/IECCD 1381
8’1〜3」を用いることができる。
【0043】そして、画像用のMPEG伸長回路(MP
EG−2)11aからの出力は、D/A変換器13aに
よってアナログ信号に変換される。このアナログ信号
は、加算回路19を通って、ソフトウェア再生装置2に
接続されている図示せぬTVモニタ装置に向けて出力さ
れる。また、音声用のMPEG伸長回路(MPEG−
2)11bからの出力は、D/A変換器13bによって
アナログ信号に変換される。このアナログ信号は、その
まま、ソフトウェア再生装置2に接続されている図示せ
ぬスピーカに向けて出力される。一方、コンピュータ用
のプログラム又はデータは、MPEG伸長回路(MPE
G−2)11cをそのまま通り抜けて、ソフトウェア再
生装置2に接続されている図示せぬコンピュータに向け
て出力される。
【0044】単位データの使用を検出する検出手段とし
ての画像用のMPEG伸長回路(MPEG−2)11a
は、個々の圧縮データフレームに対して伸長処理を完了
する毎に、フレーム伸長完了信号を出力する。このフレ
ーム伸長完了信号は、ソフトウェア再生装置2のホスト
制御CPU14によって受信され、課金制御を行うため
に用いられる。即ち、このフレーム伸長完了信号を受信
したホスト制御CPU14は、バスBを介して相互に接
続されているSD回路9内の制御CPU5と機能分担を
して、課金テーブル8記載の課金カウンタ値の減算を行
うとともに、課金カウンタ値が0になった場合における
出力阻害の制御を行うのである。なお、ホスト制御CP
U14は、課金処理を含めて、ソフトウェア再生装置2
全体に対する制御を行う処理装置である。
【0045】このホスト制御CPU14及びSD回路9
内の制御CPU5により実行される課金処理の具体的内
容を図4及び図5を用いて詳しく説明する。図4は、こ
れら両制御CPU14,9の機能をブロック化した図で
ある。図4において、ホスト制御CPU14は、MPE
G伸長回路11aからのフレーム伸長完了信号を受信す
るフレームカウンタ部29と、ソフトウェア再生装置2
の外面に設けられている操作キー23からの入力を(イ
ンタフェース17,I/O装置6a,及びバスBを介し
て)受信するモード選択部24と、このモード選択部2
4からの信号を受信するスキップモード制御部27と、
モード選択部24及びスキップモード制御部27からの
信号を受信する通常再生モード制御部26と、モード選
択部24からの信号を受信するスチル送りモード制御部
25と、通常再生モード制御部26,スチル送りモード
制御部25,及びフレームカウンタ部29からの信号を
受信する単位変換部28と、SD回路9の制御CPU5
からの信号を受信する出力阻害信号出力部30とから構
成されている。一方、SD回路9の制御CPU5は、デ
コーダ4からの信号を受信する画像抽出部33と、画像
抽出部33からの信号を受信するDES復号化部34
と、DES復号化部34及びスチル送りモード制御部2
5からの信号を受信するとともにMPEG伸長回路11
aに向けて信号を出力するフレーム選択部35と、単位
変換部28からの信号を受信する減算部31と、減算部
31からの信号を受信するとともに出力阻害信号出力部
30,及び減算部31に信号を出力する課金カウンタレ
ジスタ部32とから構成されている。以下、上述の各機
能部についての説明を行う。
【0046】モード選択部24は、操作キー23を構成
する「再生キー」,「スチル送りキー」,及び「スキッ
プ送りキー」の何れかが押下されたことを検出し、押下
されたキーの種類に従って、スキップモード制御部2
7,通常再生モード制御部26,及びスチル送りモード
制御部25の何れかを起動する。なお、これら各制御部
25,26,27は、操作キー23を構成する「停止キ
ー」が押下されることにより、起動停止される。
【0047】スキップモード制御部27は、通常再生モ
ード制御部26を間欠的に起動する制御を行う。通常再
生モード制御部26は、SD回路9に送られてきたフレ
ームの全てを所定の間隔で順番に出力する制御を行う。
通常再生モード制御部26が起動されると、起動されて
いる間中、起動通知信号を単位変換部28に送信する。
【0048】スチル送りモード制御部25は、SD回路
9に送られてきたフレームを所定のアルゴリズムに従っ
て選択して出力する制御を行う。このスチル送りモード
においては、コマ飛ばし状にステップサーチ早送りされ
た動画として画像データが表示される。スチル送りモー
ド制御部25が起動されると、起動されている間中、起
動通知信号を単位変換部28及びフレーム選択部35に
送信する。
【0049】一方、通常再生モード制御部28又はスチ
ル送りモード制御部25が起動すると、図示せぬCD−
ROMドライブ,復調回路・制御回路3,及びデコーダ
4が起動され(若しくは、図示せぬモデムを介して各デ
ータフレームがダウンロードされ)、画像抽出部33に
各データフレームが送信されてくる。画像抽出部33
は、送信されてきた各データフレームのうちから画像デ
ータフレームのみを抽出して、DES復号化部34に転
送する。
【0050】このDES復号化部34は、DES7を起
動して、転送されてきた画像データフレームを復号化さ
せる。DES復号化部34により復号化された画像デー
タフレームは、フレーム選択部35に入力される。この
フレーム選択部35は、スチル送りモード制御部25か
ら起動通知信号を受信している間は、受信した画像デー
タフレームから所定のアルゴリズムに従って一部を選択
し、MPEG伸長回路11aに向けて出力する。このア
ルゴリズムとしては、例えば、所定のフラグが立ってい
るフレームのみを選択する,所定のフレーム個数毎に一
個のフレームを選択する,所定の時間間隔を空けてフレ
ームを一つ選択する,等のアルゴリズムが使用される。
なお、フレーム選択部35は、スチル送りモード制御部
25からの起動通知信号を受信していない間は、受信し
た画像データフレームを全てMPEG伸長回路11aに
向けて出力する。
【0051】画像データフレームを受信した画像用のM
PEG伸長回路11aは、受信した画像データフレーム
に対して、一個づつ、伸長処理を行う。MPEG伸長回
路11aは、個々のフレームに対する伸長処理を完了す
る毎に、画像信号をD/A変換器13aに向けて出力す
るとともに、フレーム伸長完了信号をフレームカウンタ
部29に送信する。
【0052】フレームカウンタ部29は、フレーム伸長
完了信号を受信する毎にカウント値nを1つづつカウン
トアップするカウンタである。フレームカウンタ部29
は、このカウンタ値を、常時、単位変換部28に通知す
る。また、フレームカウンタ部29は、単位変換部28
からクリア信号を受信すると、そのカウンタ値をクリア
して0にする。
【0053】単位変換部28は、通常再生モード制御部
28又はスチル送りモード制御部25から起動通知信号
を受信している間中、フレームカウンタ部29から通知
されるカウンタ値nと所定の参照値とを比較する。この
所定の参照値は、通常再生モード制御部26から起動通
知信号を受信している場合は、R(例えばR=100,
000,000)と設定され、スチル送りモード制御部
25から起動通知信号を受信している場合には、2Rと
設定される。そして、単位変換部28は、カウンタ値n
が所定の参照値に達した場合には、減算部31に対して
課金単位減算指示を出力する。具体的には、単位変換部
28は、減算部31に対して、減算値“1”を出力す
る。なお、単位変換部28は、起動通知信号が停止した
場合及び課金単位減算指示を出力した場合には、フレー
ムカウンタ部29に対してクリア信号を出力する。これ
ら画像用MPEG伸長回路11a,フレームカウンタ部
29,及び単位変換部28により、ソフトウェア使用量
検出手段が構成される。
【0054】課金カウンタレジスタ部32は、課金テー
ブル8から課金カウンタ値Xを読み出して減算部31に
通知するとともに、課金テーブル8の課金カウンタ値X
を更新する処理を行う。
【0055】減算部31は、単位変換部28から課金単
位減算指示があった場合には、課金カウンタレジスタ部
32から通知された課金カウンタ値Xを1つデクリメン
トする。そして、減算部31は、このデクリメントされ
た新たな課金カウンタ値X(=X−1)を、課金カウン
タレジスタ部32に通知する。課金カウンタレジスタ部
32は、減算部31から通知された新たな課金カウンタ
値X(=X−1)を、課金テーブル8に上書きする。
【0056】課金カウンタレジスタ部32は、また、課
金テーブル8に書き込まれている課金カウンタ値Xが0
(使用不能値)になったかどうかを判定する。そして、
課金カウンタ値Xが0になった場合には、課金カウンタ
レジスタ部32は、出力阻害信号出力部30に対してそ
の旨を通知する。なお、課金カウンタ部32は、ソフト
ウェア権利者によって課金テーブル8内の課金カウンタ
値Xが1以上の値に書き換えられた場合には、出力阻害
信号出力部30に対してその旨を通知する。これら減算
部31,及び課金カウンタレジスタ部32が、判定手段
を構成する。
【0057】出力阻害信号出力部30は、課金カウンタ
レジスタ部32から課金カウンタ値X=0になった旨の
通知があった場合には、パルス状の画像阻害信号を出力
する。また、画像阻害信号主力部30は、課金カウンタ
レジスタ部32から課金カウンタ値X>0になった旨の
通知があった場合には、パルス状のリセット信号を出力
する。
【0058】以上に説明した各制御CPU5,14によ
って実行される処理の流れを、図5及び図6のフローチ
ャートに基づいて説明する。図5は、ソフトウェア再生
装置2のホスト制御CPU14によって実行される課金
処理の流れを示したフローチャートである。この処理
は、操作キー23を構成する「再生キー」,「スチル送
りキー」,及び「スキップ送りキー」の何れかが押下さ
れたことを検出することにより、スタートする。そし
て、最初にステップS101において、ホスト制御CP
U14は、押下されたキーの種類に基づいて、実行する
画像表示モードを判別する。即ち、「再生キー」,「ス
キップ送りキー」が押下された場合には、「通常再生モ
ード」であると判定する。これに対して、「スチル送り
キー」が押下された場合には、「スチル送りモード」で
あると判定する。以下の処理は、判定された再生モード
に依って、異なったものとなる。
【0059】先ず、「スチル送りモード」の場合には、
ステップS102において、MPEG伸長回路11aか
らのフレーム伸長完了信号を検出する。フレーム伸長完
了信号が検出された場合には、処理をステップS103
に進め、フレームカウンタ部29のカウント値nを、1
つカウントアップする。
【0060】続くステップS104では、カウント値n
が参照値2R(例えば、2R=200,000,00
0)に達したかどうかを判定する。そして、カウント値
nが未だ参照値2Rに達していない場合には、ステップ
S105において、課金処理を終了するかどうかを判定
する。この判定は、スチル送りモード制御部25からの
起動通知信号が受信されているかどうかによって行われ
る。即ち、起動通知信号が受信されていない場合には、
課金処理を終了するものと判断して、処理をステップS
116に進める。これに対して、起動通知信号を受信し
ている場合には、課金処理を続行するものと判断して、
処理をステップS102に戻す。
【0061】一方、ステップS104にてカウント値n
が参照値2Rに達したと判定した場合には、処理をステ
ップS106に進める。ステップS106では、SD回
路9の制御CPU5に対して課金単位減算指示を行う。
【0062】続くステップS107では、フレームカウ
ンタ部29のカウンタ値nを“0”にクリアする。続く
ステップS108では、ステップS105と同様にし
て、課金制御処理を終了するか否かを判定する。そし
て、課金制御処理を継続するとした場合には、処理をス
テップS102に戻す。これに対して、課金制御処理を
終了するとした場合には、処理をステップS116に進
める。
【0063】次に、「通常再生モード」の場合には、ス
テップS109において、MPEG伸長回路11aから
のフレーム伸長完了信号を検出する。フレーム伸長完了
信号が検出された場合には、処理をステップS110に
進め、フレームカウンタ部29のカウント値nを、1つ
カウントアップする。
【0064】続くステップS111では、カウント値n
が参照値R(例えば、R=100,000,000)に
達したかどうかを判定する。そして、カウント値nが未
だ参照値Rに達していない場合には、ステップS112
において、課金処理を終了するかどうかを判定する。こ
の判定は、通常再生モード制御部26からの起動通知信
号が受信されているかどうかによって行われる。即ち、
起動通知信号が受信されていない場合には、課金処理を
終了するものと判断して、処理をステップS116に進
める。これに対して、起動通知信号を受信している場合
には、課金処理を続行するものと判断して、処理をステ
ップS109に戻す。
【0065】一方、ステップS111にてカウント値n
が参照値Rに達したと判定した場合には、処理をステッ
プS113に進める。ステップS113では、SD回路
9の制御CPU5に対して課金単位減算指示を行う。
【0066】続くステップS114では、フレームカウ
ンタ部29のカウンタ値nを“0”にクリアする。続く
ステップS115では、ステップS112と同様にし
て、課金制御処理を終了するか否かを判定する。そし
て、課金制御処理を継続するとした場合には、処理をス
テップS109に戻す。これに対して、課金制御処理を
終了するとした場合には、処理をステップS116に進
める。
【0067】何れの場合においても、ステップS116
においては、フレームカウンタ部29のカウンタ値n
を、“0”にクリアする。続いて、ステップS117に
てSD回路9の制御CPU5からの出力阻害指示を待
つ。そして、出力阻害指示があった場合には、ステップ
S118において、画像阻害信号を出力する。以上の後
に、この課金処理は終了する。
【0068】図6は、SD回路9の制御CPU5におい
て実行される課金処理の流れを示すフローチャートであ
る。この処理は、SD回路9を収容するICカードがソ
フトウェア再生装置2にセットされることによりスター
トする。そして、最初のステップS201において、制
御CPU5は、オーソリゼーションを実行する。このオ
ーソリゼーションとは、SD回路9をセットした際にお
ける制御CPU14,5同士のチェックである。
【0069】続いて、制御CPU5は、ステップS20
2において、ホスト制御CPU14から課金単位減算指
示を受信したかどうかをチェックする。そして、課金単
位減算指示を受信していない場合には、このステップS
202のチェックを繰り返す。
【0070】これに対して、課金単位減算指示を受信し
た場合には、ステップS203において、課金テーブル
8から課金カウンタ値Xを読み出す。そして、この課金
カウンタ値Xから“1”を減算し、この減算後の値(X
−1)を新たな課金カウンタ値Xとする。
【0071】続くステップS204では、この新たな課
金カウンタ値Xが0以下であるかどうかを判定する。そ
して、課金カウンタ値Xが0以下でない場合には、処理
をステップS202に戻す。
【0072】これに対して、課金カウンタ値Xが0以下
である場合には、ステップS205において、ホスト制
御CPU14に対して出力阻害指示を行う。以上の後
に、この処理を終了する。なお、この図6の処理を再実
行するためには、一旦ソフトウェア再生装置2からSD
回路9を取り外して、ソフト使用料金納付と引き替えに
課金テーブル8内の課金カウンタ値をソフトウェア権利
者に書き込んでもらい、再度SD回路9をソフトウェア
再生装置2に装着し直さなければならない。
【0073】図2に戻り、ホスト制御CPU14からの
出力阻害信号に応じてTVモニタ上にパターンを重畳す
ることによって不完全な出力を行う出力阻害手段の構成
を説明する。
【0074】ホスト制御CPU14からの出力阻害信号
は、パターン発生器16及びシーケンサ15に入力され
る。このシーケンサ15は、画像阻害信号を受信したタ
イミングから所定のシーケンスでON/OFFさせて、
信号を出力する。このシーケンサ15の出力信号はパタ
ーン発生器16に入力される。
【0075】パターン発生器16は、出力阻害信号を受
信すると、例えば「課金カウンタ値=0」といったソフ
トウェア使用者の注意を喚起する文字情報を表示する画
像パターンを発生する。そして、このパターン発生器1
6は、発生した画像パターンを、シーケンサ15の出力
信号がONの時のみ出力する。このパターン発生器16
から出力された画像パターン信号は、加算回路19に入
力される。
【0076】加算回路19は、画像用D/A変換器13
aから出力されたアナログ画像信号に、パターン発生器
16から出力された画像パターン信号を重ね合わせて、
TVモニタ装置に向けて出力する。従って、パターン発
生器16からの画像パターン信号がOFFの時には、D
/A変換器13aから出力されたアナログ画像信号をそ
のまま出力する。これに対して、画像パターン信号がO
Nの場合には、D/A変換器13aから出力されたアナ
ログ画像信号に画像パターンが上書きされた画像信号を
出力する。なお、この加算回路19は、画像用のD/A
変換器13aの出力側にのみ設けられている。従って、
ホスト制御CPU14から出力阻害信号が出力されたと
しても、アナログ音声信号,並びにコンピュータプログ
ラム及びそのデータ(以下「PC出力]という)は、そ
れまで通り、正常に出力される。
【0077】なお、ホスト制御CPU14からリセット
信号が送信されると、シーケンサ15及びパターン発生
器16は、出力を停止する。 <実施例の作用>いま、操作キーを構成する「再生キ
ー」が押下されたとする。すると、高密度CD−ROM
1から互いに同期して出力されるように関連付けられて
いる音声データフレームと画像データフレームとが、S
D回路9に送信されてくる。この音声データフレーム及
び画像データフレームは、DES7によって復号化され
る。
【0078】SD回路9は、復号化された音声データフ
レーム及び画像データフレームを、順番に、全てデマル
チプレクサ10に入力する。デマルチプレクサ10にお
いて分離された画像データフレームは、画像用MPEG
伸長回路11aに入力され、音声データフレームは、音
声用MPEG伸長回路11bに入力される。各MPEG
伸長回路11a,11bでは、受信したフレームを順番
に一つづつ伸長処理して、D/A変換器13a,13b
に出力する。
【0079】画像用MPEG伸長回路11aが個々の画
像データフレームに対して伸長処理を完了する毎に、フ
レーム伸長完了信号がホスト制御CPU14に入力され
る。このホスト制御CPU14では、フレーム伸長完了
信号の受信回数をカウントし、このカウント値nが所定
の参照値Rに達する毎に課金テーブル8内の課金カウン
ト値Xをデクリメントする。
【0080】このように、本実施例においては、一本の
動画(例えば映画)データのうちのどの部分をみても、
また同じ場所を何回繰り返して見ても、出力したフレー
ムの数に応じて課金がなされる。また、画像が停止して
いる場合には、新たなフレームが出力されないので、課
金金額は加算されない。従って、従来の課金方式におけ
るような不合理が生じないで、適切な課金ができる。こ
の結果、使用料金の回収不能分を予め1回の使用料金に
上乗せしておくということが必要なくなるので、使用料
金の設定も比較的低額になるものと予想される。
【0081】なお、操作キーを構成する「スチル送りキ
ー」が押下されたとすると、SD回路9は、所定のアル
ゴリズムに従って飛び飛びに選択した画像データフレー
ム及びそれに対応する音声データフレームのみをデマル
チプレクサ10に出力する。
【0082】デマルチプレクサ10により分離された画
像データフレームは画像用MPEG伸長回路11aに入
力され、音声データフレームは音声用MPEG伸長回路
11bに入力される。画像用MPEG伸長回路11aが
個々の画像データフレームに対して伸長処理を完了する
と、フレーム伸長完了信号がホスト制御CPU14に入
力される。但し、この場合においては、ホスト制御CP
U14では、フレーム伸長完了信号の受信回数のカウン
ト値nが参照値Rの2倍に達するまで課金テーブル8内
の課金カウント値Xをデクリメントしない。即ち、カウ
ント値nが2Rに達する毎に課金カウント値Xをデクリ
メントするのである。
【0083】従って、同じ数のフレームを同じ時間内に
出力したとしても、ステップモード時の課金は、通常再
生時の課金の半額になる。従って、通常再生の場合との
不公平が解消される一方、データを出力したことに対す
る補償もすることができる。よって、ソフトウェア権利
者と使用者との間の公平な利益調整ができる。
【0084】このように課金カウント値Xをデクリメン
トした結果、課金カウント値Xが0になった場合には、
各部の信号状態は図7に示すようになる。図7において
は、“A”の時点で課金カウント値Xが0になったこと
を示している(g)。
【0085】先ず、課金カウント値Xが0になった後で
もDES7によるデータの復号化は行われているので、
画像用A/D変換器13aは、“A”の時点以降も正常
なアナログ画像信号を出力し続ける(a)。
【0086】次に、ホスト制御CPU14は、“A”の
時点で課金カウント値Xが0になると、パルス状の出力
阻害信号(b)を出力する。すると、シーケンサ15
は、図7(c)に示す様に、出力阻害信号を受信してか
ら一定期間内ではON状態とOFF状態を交互に繰り返
す信号出力を行い、その一定期間後は継続的にON状態
を維持する信号出力を行う。
【0087】パターン発生器16は、出力阻害信号
(b)とシーケンサ15の出力信号を受信することによ
り、このシーケンサ15の出力信号がONの時点でのみ
文字パターン画像信号(「課金カウント値=0」なる文
字を表示する画像信号)を出力する。従って、パターン
発生器16が文字パターン画像信号を出力するタイミン
グは、図7(c)に示す通りになる。
【0088】これら画像信号(a)と文字パターン信号
(c)を重畳する加算回路19は、課金カウント値X
(g)が0以上である間は、正常な画像信号(a)を出
力する(d)。そして、課金カウント値X(g)が0に
なった“A”の時点から、一定の期間の間は、文字パタ
ーン及び画像の重畳出力と正常な画像出力とを、交互に
繰り返し出力する(d)。そして、この一定の期間後は
継続的に文字パターン及び画像の重畳出力を出力し続け
る(d)。
【0089】なお、“A”の時点の前後にわたり、音声
出力(e)及びPC出力(f)は、正常に出力され続け
る。従って、課金カウント値が0になった“A”の時点
以後は、3つの出力(画像出力,音声出力,PC出力)
のうち、画像出力に対してのみ、文字パターンを重畳さ
せるという出力阻害がなされる。従って、図示せぬTV
モニタ装置を見ているソフトウェア使用者は、装置の故
障が発生したと誤解することなく、課金カウント値が0
になったことを認識することができる。この時、音声出
力及びPC出力は正常に出力されているままである。し
かし、ソフトウェアが映像を主体にしたもの(例えば、
映画,アニメーション,等)であれば、ソフトウェア権
利者の利益が害されることもない。むしろ、ソフトウェ
ア使用者に対して継続使用を促すじらせ効果が生じるも
のと考えられる。その結果、ソフトウェア使用者に対し
て、SD回路9をソフトウェア再生装置2から取り外し
て、課金カウント値の加算書込と引き替えにソフトウェ
ア権利者に使用料金を払い込む事が促される。
【0090】
【第2実施例】 <実施例の構成>図8は、本発明の第2実施例に用いら
れるソフトウェア再生装置の構成を示す機能ブロック図
である。
【0091】本実施例は、第1実施例と同様に、MPE
G規格で圧縮されている画像データフレームを伸長した
回数をカウントして、その回数に応じて課金カウント値
を減算する構成を採用している。また、課金カウント値
が0になった場合の出力阻止として、画像出力及びPC
出力を完全に停止するとともに、正常な音声出力を出力
し続ける構成を採用している。
【0092】本実施例において、ソフトウェア再生装置
2に供給されるソフトウェアの形式は、第1実施例と全
く同じである。また、ソフトウェア再生装置2における
第1実施例と同じ構成部分には、第1実施例と同じ番号
を付して、その説明を省略する。従って、ホスト制御C
PU14からの出力阻害信号に応じて出力を阻害する手
段の構成のみを、以下、説明する。
【0093】ホスト制御CPU14からの出力阻害信号
は、レジスタ40に入力される。このレジスタ40は、
初期状態では論理値Lを出力しているが、入力した出力
阻害信号の立ち上がりを検出すると、それ以後論理値H
を出力し続ける。
【0094】このレジスタ40の出力は、インバータ4
1によって反転させられる。従って、インバータ41
は、初期状態では論理値Hを出力し、出力阻害信号が出
力された後は、論理値Lを出力し続ける。
【0095】このインバータ41の出力は、第1実施例
における加算回路19の代わりに画像用D/A変換器1
3aの出力側に一方の入力端子が接続されている画像出
力用AND回路42の他の入力端子に入力する。従っ
て、この画像出力用AND回路42は、アナログ画像信
号に対するゲートとなり、インバータ41の出力が論理
値Hである時のみこのアナログ画像信号の通過を許容
し、インバータ41の出力が論理値Lである時にはこの
アナログ画像信号の通過を禁止する。
【0096】インバータ41の出力は、また、PC出力
用のMPEG伸長回路(MPEG−2)11cの出力側
にその一方の入力端子が接続されているPC出力用AN
D回路43の他の入力端子にも供給される。従って、こ
のPC出力用AND回路43は、PC出力に対するゲー
トとなり、インバータ41の出力が論理値Hである時の
みこのPC出力の通過を許容し、インバータ41の出力
が論理値Lである時にはこのPC出力の通過を禁止す
る。
【0097】なお、音声信号用D/A変換器13bの出
力側には、ゲートとなるAND回路な設けられていな
い。従って、ホスト制御CPU14から出力阻害信号が
出力されたとしても、アナログ音声信号は、それまで通
り、正常に出力される。
【0098】なお、ホスト制御CPU14からリセット
信号が送信されると、レジスタ40は、出力を停止す
る。 <実施例の作用>本実施例の作用は、ホスト制御CPU
14が出力阻害信号を出力するまでは、第1実施例にお
ける作用と同じである。従って、以下、ホスト制御CP
U14が出力阻害信号を出力してからの作用を説明す
る。
【0099】課金テーブル8に格納されている課金カウ
ント値Xがデクリメントされた結果、課金カウント値X
が0になった場合には、各部の信号状態は図9に示すよ
うになる。図9においては、“B”の時点で課金カウン
ト値Xが0になったことを示している(g)。
【0100】先ず、課金カウント値Xが0になった後で
もDES7によるデータの復号化は行われているので、
A/D変換器13aからは、“B”の時点以降も正常な
アナログ画像信号が出力され続ける(a)。
【0101】次に、ホスト制御CPU14は、“B”の
時点で課金カウント値Xが0になると、パルス状の出力
阻害信号(b)を出力する。“B”の時点以前は論理値
Lを出力していたレジスタ40は、受信した出力阻害信
号の立ち上がりに同期して、“B”の時点以降は論理値
Hを出力し続ける。
【0102】従って、このレジスタ40の出力を受信す
るインバータ41は、図7(c)に示す様に、“B”の
時点以前は論理値Hを出力しているが、“B”の時点以
後は論理値Lを出力し続ける。
【0103】このインバータ41の出力に応じて画像出
力の通過を許容,又は阻止する画像用のAND回路42
は、課金カウント値X(g)が0以上である“B”の時
点以前においては、正常な画像信号(a)を出力する
(d)。そして、課金カウント値X(g)が0になった
“B”の時点以後は、画像信号の出力を阻止する(d) 同様に、インバータ41の出力に応じてPC出力の通過
を許容,又は阻止するPC出力用のAND回路43は、
課金カウント値X(g)が0以上である“B”の時点以
前においては、PC出力を装置2外部に出力させるが、
課金カウント値X(g)が0になった“B”の時点以後
は、PC出力の装置2外部への出力を阻止する(f)。
【0104】なお、“B”の時点の前後にわたり、音声
出力(e)は、正常に出力され続ける。従って、課金カ
ウント値が0になった“B”の時点以後は、3つの出力
(画像出力,音声出力,PC出力)のうち、画像出力と
PC出力に対してのみ、ソフトウェア再生装置2外部へ
の出力を禁止するという出力阻害がなされる。しかし、
この時、音声出力は正常に出力されているままである。
従って、当該ソフトウェアを使用している使用者は、装
置の故障が発生したと誤解することなく、課金カウント
値が0になったことを認識することができる。
【0105】このように、本実施例では、PC出力のソ
フトウェア再生装置2外部への出力も禁止されるので、
コンピュータプログラムの不正使用をも防止することが
できる。なお、音声出力は正常に出力され続けるが、ソ
フトウェアが映像を主体にしたもの(例えば、映画,環
境ビデオ,等)であれば、ソフトウェア権利者の利益が
害されることもない。むしろ、ソフトウェア使用者に対
して継続使用を促すじらせ効果が生じるものと考えられ
る。その結果、ソフトウェア使用者に対して、SD回路
9をソフトウェア再生装置2から取り外して、課金カウ
ント値の加算書込と引き替えにソフトウェア権利者に使
用料金を払い込む事が促される。
【0106】また、ソフトウエア再生装置内に、以下に
説明する音声信号阻害回路50を設ける様にすると、更
に効果が大である。図18は、音声に対する阻害処理を
実行する部分のみ抽出したブロック図である。
【0107】図中、図14に示した符号と同じ符号は同
じ回路を意味し、説明は省略する。レジスタ40の出力
には、カウンタ502,カウンタ506,ゲート回路5
08を介してマルチプレクサ501に接続される。ゲー
ト回路508は、使用量が限度に達していない場合は開
状態にあるので、レジスタ40の出力はそのままマルチ
プレクサ501に供給される。マルチプレクサ501に
は切り換え制御信号として、ゲート回路508の出力
と、カウンタ506の出力とが供給され、一方、選択さ
れるべき入力信号として、図14のDA変換器13bの
出力信号が接続される端子bと、無信号が供給される端
子a及び、後述する音声信号発生器505の出力が供給
される端子cを備える。カウンタ506も、使用量が限
度に達していない時は、論理値Lと成っている。この
為、レジスタ40に論理値Hが設定されるまでは、マル
チプレクサ501は端子bを出力端子oに接続してい
る。従って、所定限度に達するまでは、復号化された音
声信号が出力されることになる。
【0108】一方、レジスタ40に論理値Hが制御CP
U(図10中、符号14)より設定されると、レジスタ
40の出力が、カウンタ502,カウンタ506,ゲー
ト回路508を介してマルチプレクサ501に、供給さ
れる。この時、ゲート回路508は、タイマ507の出
力がない状態であるので、開状態となっている。また、
レジスタ40が論理値Hとなることにより、カウンタ5
06はレジスタ40が論理値Hとなることによりカウン
タ502が所定値カウントした時に発生するキャリア信
号をカウント可能状態にリセットされる。リセット状態
ではカウンタ506がマルチプレクサ501に供給する
信号、即ち、カウンタ506が所定値をカウントした時
の出力は論理値Lになっている。
【0109】この制御信号の条件、即ち、ゲート508
の出力が論理値Hで、カウンタ506の出力の論理値L
の条件で、マルチプレクサ501は、端子cを出力端子
oに接続する。
【0110】一方、カウンタ502が計数可能状態とな
り、計数開始する。カウンタ502はコードメモリ50
4のアドレスカウンタの機能を持つ。コードメモリ50
4には、使用限度を越えた時に警告として発生すべき音
声に対する音声コードが母音、子音等、各音ごとに、発
生する順番に格納されている。従って、カウンタ502
がカウントアップする毎に、メモリアクセス回路503
を介して、コードメモリ504が音毎に順番にアクセス
され、警告文に対応する音声コードがコードメモリ50
4より出力される。音声としては例えば、「使用量が限
度になりましたので、再度、ご手続きの上、ご利用下さ
い。映像はこのため、出力いたしておりません。」等の
音声となる様にコードがメモリ上に配列する。これらの
コード情報は音声信号発生回路505に供給される。音
声信号発生回路505は市販の音声ICチップを使用す
ることができる。
【0111】前述の様に、マクチプレクサ501は、こ
の段階では、端子cが出力端子oに接続されているの
で、音声信号発生回路505のアナログ出力信号がスピ
ーカ出力として出力される。
【0112】カウンタ502が警告文に相当するメモリ
アドレスを一巡すると、所定値をカウントした出力がカ
ウンタ506及びタイマ507に供給される。この状態
でカウンタ502はカウントの一次停止状態となる。カ
ウンタ506はこの出力を計数するが、その計数値が5
〜6回程度の所定値になるまでは、出力を論理値Lにし
ている。従って、この段階では出力論理値Lである。
【0113】一方、タイマ507は、カウンタ502の
出力に応じてゲート回路508への出力論理値を、一定
時間、例えば、10秒〜20秒程度、論理値Hとする。
これによりゲート回路508は、タイマ507の出力が
論理値Hの期間だけ出力論理を論理Lとする。これによ
り、マルチプレクサ501は端子cから端子bに出力端
子oに接続される入力端子を切り換え、復号されている
音声信号を出力する。即ち、一定時間、警告文がスピー
カ出力に10〜20秒程度流れた後、元の音声信号が中
断解除され、流されることになる。
【0114】タイマ507は一定期間後にゲート回路5
08への出力論理値を論理値Lにする。これと共に、タ
イマ507はカウンタ502に計数値のクリア0信号を
パルス的に出力する。ゲート回路508はこの論理値の
変化により、マルチプレクサ501への制御信号を論理
値Hにすることで、出力を音声信号発生回路505の出
力に切り換えさせる。一方、カウンタ502は再度初期
値からカウントを開始し、コードメモリ504及び、音
声信号発生回路505をして、警告文を示す音声信号を
前述と同様に出力せしめる。カウンタ502が前記の所
定値を計数すると、再度、キャリア信号を出力する、カ
ウンタ506はこれを計数する。一方、タイマ507が
前記と同様に動作する。
【0115】以下、カウンタ506が所定値をカウント
する迄、上記の動作が繰り返される。従って、スピーカ
出力としては、通常の音声が10〜20秒出力されると
中断され、警告文が音声出力される。
【0116】カウンタ506が一定回数、例えば、上記
の様に5回をカウントすると、マルチプレクサ501へ
の出力を論理値Hとする。マルチプレクサ506の出力
論理値がHとなると、出力端子を端子aに接続する。こ
の端子には、無音信号発生回路501aが接続されてい
る。この為、スピーカ出力としては、マルチプレクサ5
01から無音出力信号が供給されることになる。尚、こ
の無音信号発生回路501aとしては、一定電圧の出力
回路を例示的に図示したが、一定な可聴周波数信号、例
えば1000ヘルツ程度のトーン信号を発生する回路で
あっても良い。
【0117】
【第3実施例】 <実施例の構成>図10は、本発明の第3実施例に用い
られるソフトウェア再生装置の構成を示す機能ブロック
図である。
【0118】本実施例は、第1実施例と同様に、MPE
G規格で圧縮されている画像データフレームを伸長した
回数をカウントして、その回数に応じて課金カウント値
を減算する構成を採用している。また、課金カウント値
が0になった場合の出力阻止として、音声出力及びPC
出力を完全に停止するとともに、正常な画像出力を出力
し続ける構成を採用している。
【0119】本実施例において、ソフトウェア再生装置
2に供給されるソフトウェアの形式は、第1実施例と全
く同じである。また、ソフトウェア再生装置2における
第1実施例と同じ構成部分には、第1実施例と同じ番号
を付して、その説明を省略する。従って、ホスト制御C
PU14からの出力阻害信号に応じて出力を阻害する手
段の構成のみを、以下、説明する。
【0120】ホスト制御CPU14からの出力阻害信号
は、レジスタ40に入力される。このレジスタ40は、
初期状態では論理値Lを出力しているが、入力した出力
阻害信号の立ち上がりを検出すると、それ以後論理値H
を出力し続ける。
【0121】このレジスタ40の出力は、インバータ4
1によって反転させられる。従って、インバータ41
は、初期状態では論理値Hを出力し、出力阻害信号が出
力された後は、論理値Lを出力し続ける。
【0122】このインバータ41の出力は、音声用のM
PEG伸長回路(MPEG−2)11bの出力側にその
一方の入力端子が接続されている音声用AND回路44
の他の入力端子に供給される。従って、この音声用AN
D回路44は、アナログ音声信号に対するゲートとな
り、インバータ41の出力が論理値Hである時のみこの
アナログ音声信号の通過を許容し、インバータ41の出
力が論理値Lである時にはこのアナログ音声信号の通過
を禁止する。
【0123】このインバータ41の出力は、PC出力用
のMPEG伸長回路(MPEG−2)11cの出力側に
その一方の入力端子が接続されているPC出力用AND
回路43の他の入力端子にも供給される。従って、この
PC出力用AND回路43は、PC出力に対するゲート
となり、インバータ41の出力が論理値Hである時のみ
このPC出力の通過を許容し、インバータ41の出力が
論理値Lである時にはこのPC出力の通過を禁止する。
【0124】なお、画像信号用D/A変換器13aの出
力側には、ゲートとなるAND回路な設けられていな
い。従って、ホスト制御CPU14から出力阻害信号が
出力されたとしても、アナログ画像信号は、それまで通
り、正常に出力される。
【0125】なお、ホスト制御CPU14からリセット
信号が送信されると、レジスタ40は、出力を停止す
る。 <実施例の作用>本実施例の作用は、ホスト制御CPU
14が出力阻害信号を出力するまでは、第1実施例にお
ける作用と同じである。従って、以下、ホスト制御CP
U14が出力阻害信号を出力してからの作用を説明す
る。
【0126】課金テーブル8に格納されている課金カウ
ント値Xがデクリメントされた結果、課金カウント値X
が0になった場合には、各部の信号状態は図11に示す
ようになる。図11においては、“C”の時点で課金カ
ウント値Xが0になったことを示している(g)。
【0127】先ず、課金カウント値Xが0になった後で
もDES7によるデータの復号化は行われているので、
A/D変換器13aからは、“C”の時点以降も正常な
アナログ画像信号が出力され続ける(a)。
【0128】次に、ホスト制御CPU14は、“C”の
時点で課金カウント値Xが0になると、パルス状の出力
阻害信号(b)を出力する。“C”の時点以前は論理値
Lを出力していたレジスタ40は、受信した出力阻害信
号の立ら上がりに同期して、“C”の時点以降は論理値
Hを出力し続ける。
【0129】従って、このレジスタ40の出力を受信す
るインバータ41は、図7(c)に示す様に、“C”の
時点以前は論理値Hを出力しているが、“C”の時点以
後は論理値Lを出力し続ける。
【0130】このインバータ41の出力に応じて画像出
力の通過を許容,又は阻止する音声用のAND回路44
は、課金カウント値X(g)が0以上である“C”の時
点以前においては、正常な音声信号を出力する。そし
て、課金カウント値X(g)が0になった“C”の時点
以後は、音声信号の出力を阻止する(e) 同様に、インバータ41の出力に応じてPC出力の通過
を許容,又は阻止するPC出力用のAND回路43は、
課金カウント値X(g)が0以上である“C”の時点以
前においては、PC出力を装置2外部に出力させるが、
課金カウント値X(g)が0になった“C”の時点以後
は、PC出力の装置2外部への出力を阻止する(f)。
【0131】なお、“C”の時点の前後にわたり、画像
出力(e)は、正常に出力され続ける。従って、課金カ
ウント値が0になった“C”の時点以後は、3つの出力
(画像出力,音声出力,PC出力)のうち、音声信号と
PC出力に対してのみ、ソフトウェア再生装置2外部へ
の出力を禁止するという出力阻害がなされる。しかし、
この時、画像出力は正常に出力されているままである。
従って、当該ソフトウェアを使用している使用者は、装
置の故障が発生したと誤解することなく、課金カウント
値が0になったことを認識することができる。
【0132】このように、本実施例では、PC出力のソ
フトウェア再生装置2外部への出力も禁止されるので、
コンピュータプログラムの不正使用をも防止することが
できる。なお、画像出力は正常に出力され続けるが、ソ
フトウェアが音声を主体にしたもの(例えば、クラッシ
ックコンサートのビデオ,カラオケビデオ,語学学習ビ
デオ,等)であれば、ソフトウェア権利者の利益が害さ
れることもない。むしろ、ソフトウェア使用者に対して
継続使用を促すじらせ効果が生じるものと考えられる。
その結果、ソフトウェア使用者に対して、SD回路9を
ソフトウェア再生装置2から取り外して、課金カウント
値の加算書込と引き替えにソフトウェア権利者に使用料
金を払い込む事が促される。
【0133】
【第4実施例】 <実施例の構成>図12は、本発明の第4実施例に用い
られるソフトウェア再生装置の構成を示す機能ブロック
図である。
【0134】本実施例は、第1実施例と同様に、MPE
G規格で圧縮されている画像データフレームを伸長した
回数をカウントして、その回数に応じて課金カウント値
を減算する構成を採用している。また、課金カウント値
が0になった場合の出力阻止として、画像出力の明暗を
反転するとともに、正常な音声出力及びPC出力を出力
し続ける構成を採用している。
【0135】本実施例において、ソフトウェア再生装置
2に供給されるソフトウェアの形式は、第1実施例と全
く同じである。また、ソフトウェア再生装置2における
第1実施例と同じ構成部分には、第1実施例と同じ番号
を付して、その説明を省略する。従って、ホスト制御C
PU14からの出力阻害信号に応じて出力を阻害する手
段の構成のみを、以下、説明する。
【0136】本実施例においては、第1実施例における
加算回路19は備えられていない。従って、画像用のA
/D変換器13aの出力は、そのままソフトウェア再生
装置2の外部に出力される。本実施例では、その代わ
り、画像用のMPEG伸長回路(MPEG−2)11a
と画像用のA/D変換器13aとの間に、排他OR回路
45が設けられている。詳しく述べると、画像用のMP
EG伸長回路(MPEG−2)11aからの出力線は、
青色の画像信号の出力線と緑色の画像信号の出力線と赤
色の画像信号の出力線とから構成されている。そして、
各色の画像信号の出力線は、強さ示す信号の出力線と極
性を示す信号の出力線とから構成されている。上述の排
他OR回路45は、この各色の極性を示す出力線上に介
在しているのである。つまり、この極性信号が排他OR
回路45の一方の入力端子に入力しているのである。ま
た、排他OR回路45の他方の入力端子には、レジスタ
40の出力が入力している。
【0137】このレジスタ40は、ホスト制御CPU1
4からの出力阻害信号を受信する。そして、このレジス
タ40は、初期状態では論理値Lを出力しているが、入
力した出力阻害信号の立ち上がりを検出すると、それ以
後論理値Hを出力し続ける。
【0138】従って、このレジスタ40の出力を他方の
入力端子で受信する排他OR回路45は、レジスタ40
の出力が論理値Lである時においては、画像用MPEG
伸長回路11aの極性信号をそのまま通過させ、レジス
タ40の出力が論理値Hである時においては、画像用M
PEG伸長回路11aの極性信号を反転させて通過させ
る。その結果、画像用D/A変換器13aから出力され
るアナログ画像出力は、レジスタ40の出力が論理値L
である時には正常な画像を表示する出力のままである
が、レジスタ40の出力が論理値Hである時には明暗が
反転した画像を表示する出力となる。
【0139】なお、音声信号用MPEG伸長回路11
b,及びPC出力用MPEG伸長回路11cの出力側に
は、このような論理回路は接続されていない。従って、
ホスト制御CPU14から出力阻害信号が出力されたと
しても、アナログ音声信号,及びPC出力は、それまで
通り、正常に出力される。
【0140】なお、ホスト制御CPU14からリセット
信号が送信されると、レジスタ40は、出力を停止す
る。 <実施例の作用>本実施例の作用は、ホスト制御CPU
14が出力阻害信号を出力するまでは、第1実施例にお
ける作用と同じである。従って、以下、ホスト制御CP
U14が出力阻害信号を出力してからの作用を説明す
る。
【0141】課金テーブル8に格納されている課金カウ
ント値Xがデクリメントされた結果、課金カウント値X
が0になった場合には、各部の信号状態は図13に示す
ようになる。図13においては、“E”の時点で課金カ
ウント値Xが0になったことを示している(g)。
【0142】先ず、課金カウント値Xが0になった後で
もDES7によるデータの復号化は行われているので、
画像用MPEG伸長回路11aからは、“E”の時点以
降も正常なアナログ画像信号が出力され続ける(a)。
【0143】次に、ホスト制御CPU14は、“E”の
時点で課金カウント値Xが0になると、パルス状の出力
阻害信号(b)を出力する。“E”の時点以前は論理値
Lを出力していたレジスタ40は、受信した出力阻害信
号の立ち上がりに同期して、“E”の時点以降は論理値
Hを出力し続ける。
【0144】このレジスタ40の出力を他方の入力端子
にて受信する排他OR回路45は、“E”の時点以前に
おいては一方の入力端子にて受信した画像の極性信号を
そのまま出力する。従って、画像用D/A変換器13a
からは、正常なアナログ画像信号が出力される(d)。
これに対して、排他OR回路45は、“E”の時点以後
においては一方の入力端子にて受信した画像の極性信号
を反転して出力する。従って、画像用D/A変換器13
aからは、明暗が反転したアナログ画像信号が出力され
る(d)。
【0145】なお、“E”の時点の前後にわたり、音声
出力(e)及びPC出力(f)は、正常に出力され続け
る。従って、課金カウント値が0になった“E”の時点
以後は、3つの出力(画像出力,音声出力,PC出力)
のうち、画像信号に対してのみ、画像の明暗が反転させ
られるという出力阻害がなされる。しかし、この時、音
声信号及びPC出力は正常に出力されているままであ
る。従って、図示せぬTVモニタ装置を見ている使用者
は、装置の故障が発生したと誤解することなく、課金カ
ウント値が0になったことを認識することができる。
【0146】この時、音声出力及びPC出力は正常に出
力されているままである。しかし、ソフトウェアが映像
を主体にしたもの(例えば、映画,アニメーション,
等)であれば、ソフトウェア権利者の利益が害されるこ
ともない。むしろ、ソフト使用者に対して継続使用を促
すじらせ効果が生じるものと考えられる。その結果、ソ
フトウェア使用者に対して、SD回路9をソフトウェア
再生装置2から取り外して、課金カウント値の加算書込
と引き替えにソフトウェア権利者に使用料金を払い込む
事が促される。
【0147】
【第5実施例】 <実施例の構成>図14は、本発明の第5実施例に用い
られるソフトウェア再生装置の構成を示す機能ブロック
図である。
【0148】本実施例は、第1実施例と同様に、MPE
G規格で圧縮されている画像データフレームを伸長した
回数をカウントして、その回数に応じて課金カウント値
を減算する構成を採用している。また、課金カウント値
が0になった場合の出力阻止として、画像出力にダミー
信号を重畳させたままにするとともに、正常な音声出力
及びPC出力を出力し続ける構成を採用している。
【0149】本実施例において、高密度CD−ROM1
に記憶されている各種ソフトウェアの形式について説明
する。図15のブロック図は、この高密度CD−ROM
1に画像データを記録する際に用いられる回路構成を示
している。
【0150】図15において、F,F,……は、ア
ナログの画像又は音声データフレームを示している。ま
た、Dは、ダミーのデータを示している。このダミーデ
ータとしては、例えば乱数に従ったパターンを表示する
画像データ等が用いられる。
【0151】これらフレームD,F,F,……は、
順番にA/D変換器51に入力される。このA/D変換
器51は、これらフレームD,F,F,……をデジ
タルデータに変換する。
【0152】A/D変換器51の出力は、加算器53と
ともにダミーデータ(D)抽出回路52に入力される。
このD抽出回路52は、入力されたデータの中から、ダ
ミーデータDのみを抽出するための回路である。
【0153】このD抽出回路52によって抽出されたダ
ミーデータDは、加算回路53におりて、A/D変換器
51から直接加算回路53に入力したフレームD,
,F,……に重畳される。従って、加算回路53
の出力はD,F+D,F+D,……となる。
【0154】加算回路53の出力D,F+D,F
D,……は、次に、MPEG2エンコーダ54に入力さ
れ、MPEG−2の規格に従った圧縮処理がなされる。
このMPEG2エンコーダ54により圧縮された上記フ
レームD,F+D,F+D,……を、以下、D’,
F’(F+D),F’(F+D),……と記す。
【0155】MPEG2エンコーダ54の出力D’,
F’(F+D),F’(F+D),……は、次に、
暗号化回路55に入力する。この暗号化回路55内で
は、所定の暗号キーを用いて暗号化処理を行う。
【0156】この暗号化回路55により暗号化された上
記フレームD’,F’(F+D),F’(F
D),……は、次に、高密度CD−ROM1に書き込ま
れる。実際には、一旦原盤に書き込まれてから、高密度
CD−ROM1にそのビットパターンが印刷されるので
ある。
【0157】なお、音声信号については、その先頭にダ
ミーデータDが付されないので、加算回路53において
はダミーデータDの加算は行われず、そのままMPEG
−2エンコーダ54に入力される。また、コンピュータ
プログラムについても、やはりダミーデータDは付され
ないので、そのままMPEG−2エンコーダ54に入力
される。但し、コンピュータプログラムは、MPEG−
2による圧縮は行われず、暗号化55による暗号化のみ
が行われる。
【0158】高密度CD−ROM1には、この様なA/
D処理,暗号化処理,及び圧縮処理が施されたデータが
格納されている。同様の形式を有するデータは、ソフト
ウェア権利者からの通信を介して、図示せぬモデムによ
ってもこのソフトウェア再生装置2に入力される。
【0159】本実施例におけるソフトウェア再生装置2
の構成は、多くの部分において、第1実施例におけるソ
フトウェア再生装置2の構成と共通する。よって、ソフ
トウェア再生装置2における第1実施例と同じ構成部分
には、第1実施例と同じ番号を付して、その説明を省略
する。従って、ホスト制御CPU14からの出力阻害信
号に応じて出力を阻害する手段の構成のみを、以下、説
明する。
【0160】本実施例においては、第1実施例における
加算回路19は備えられていない。従って、画像用のA
/D変換器13aの出力は、そのままソフトウェア再生
装置2の外部に出力される。本実施例では、その代わ
り、画像用のMPEG伸長回路(MPEG−2)11a
と画像用のA/D変換器13aとの間に、図16に示す
処理ユニット46が設けられている。
【0161】この処理ユニット46に対して信号を出力
する画像用MPEG伸長回路11aは、DES7によっ
て復号化されたデータフレームD’,F’(F
D),F’(F+D),……を伸長して、復元された
データフレームD,F+D,F+D,……を出力す
る。処理ユニット46には、このデータフレームD,F
+D,F+D,……が入力されるのである。
【0162】一方、ホスト制御CPU14からの出力阻
害信号は、レジスタ40に入力される。このレジスタ4
0は、初期状態では論理値Lを出力しているが、入力し
た出力阻害信号の立ち上がりを検出すると、それ以後論
理値Hを出力し続ける。このレジスタ40の出力は、イ
ンバータ41によって反転させられる。従って、インバ
ータ41は、初期状態では論理値Hを出力し、出力阻害
信号が出力された後は、論理値Lを出力し続ける。
【0163】このインバータ41の出力は、PC出力用
のMPEG伸長回路(MPEG−2)11cの出力側に
その一方の入力端子が接続されているPC出力用AND
回路43の他の入力端子に供給される。従って、このP
C出力用AND回路43は、PC出力に対するゲートと
なり、インバータ41の出力が論理値Hである時のみこ
のPC出力の通過を許容し、インバータ41の出力が論
理値Lである時にはこのPC出力の通過を禁止する。
【0164】また、インバータ41の出力は、上述の処
理ユニット46にも入力される。ここで、処理ユニット
46の具体的構成を、図16を用いて説明する。図16
において、画像用MPEG伸長回路(MPEG−2)1
1aからの出力線は、ダミーデータ(D)抽出回路47
及び減算回路49に接続されている。このダミーデータ
抽出回路47からの出力線は、スイッチ回路48を介し
て、減算回路49に接続されている。
【0165】ダミーデータ抽出回路47は、画像用MP
EG伸長回路(MPEG−2)11aから出力されたデ
ータフレームD,F+D,F+D,……から、ダミ
ーデータフレームDのみを抽出して、このダミーデータ
フレームDを出力し続ける回路である。
【0166】スイッチ回路48は、インバータ41の出
力に応じてダミーデータ抽出回路47と減算回路49と
の間の信号線を論理的に開閉するスイッチである。具体
的には、インバータ41の出力が論理値Hである時に
は、この信号線を閉じて、ダミーデータフレームDを減
算回路49に入力させる。一方、インバータ41の出力
が論理値Lである時には、この信号線を空けて、ダミー
データフレームDの減算回路49への入力を阻止する。
【0167】減算器49は、画像用MPEG伸長回路
(MPEG−2)11aから受信したデータフレーム
D,F+D,F+D,……から、ダミーデータ抽出
回路48から受信したダミーデータDを、論理的に減算
する。従って、この減算を行った後の減算器49の出力
データフレームは、D,F,F,……となる。但
し、以上の減算が行われるのは、スイッチ回路48がイ
ンバータ41からの出力である論理値Hを受信して、ス
イッチ回路48が信号線を閉じた場合に限られる。
【0168】これに対して、インバータ41が論理値L
を出力している時にはスイッチ回路48が開くので、ダ
ミーデータDは減算回路49に入力されない。従って、
画像用MPEG伸長回路(MPEG−2)11aから受
信したデータフレームD,F+D,F+D,……か
らは何も減算されないので、減算器49は、受信したデ
ータフレームD,F+D,F+D,……を、そのま
ま画像用D/A変換器13aに対して出力する。
【0169】なお、音声信号用MPEG伸長回路11
b,及びPC出力用MPEG伸長回路11cの出力側に
は、このような処理ユニットは接続されていない。従っ
て、ホスト制御CPU14から出力阻害信号が出力され
たとしても、アナログ音声信号,及びPC出力は、それ
まで通り、正常に出力される。
【0170】なお、ホスト制御CPU14からリセット
信号が送信されると、レジスタ40は、出力を停止す
る。 <実施例の作用>本実施例の作用は、ホスト制御CPU
14が出力阻害信号を出力するまでは、第1実施例にお
ける作用と同じである。従って、以下、ホスト制御CP
U14が出力阻害信号を出力してからの作用を説明す
る。
【0171】課金テーブル8に格納されている課金カウ
ント値Xがデクリメントされた結果、課金カウント値X
が0になった場合には、各部の信号状態は図17に示す
ようになる。図17においては、“F”の時点で課金カ
ウント値Xが0になったことを示している(g)。
【0172】先ず、課金カウント値Xが0になった後で
もDES7によるデータの復号化は行われているので、
画像用MPEG伸長回路11aからは、“F”の時点以
降も正常なアナログ画像信号が出力され続ける(a)。
【0173】次に、ホスト制御CPU14は、“F”の
時点で課金カウント値Xが0になると、パルス状の出力
阻害信号(b)を出力する。“F”の時点以前は論理値
Lを出力していたレジスタ40は、受信した出力阻害信
号の立ち上がりに同期して、“F”の時点以降は論理値
Hを出力し続ける。
【0174】従って、このレジスタ40の出力を受信す
るインバータ41は、図17(c)に示す様に、“F”
の時点以前は論理値Hを出力しているが、“F”の時点
以後は論理値Lを出力し続ける。
【0175】インバータ41の出力に応じてPC出力の
通過を許容,又は阻止するPC出力用AND回路43
は、課金カウント値X(g)が0以上である“C”の時
点以前においては、PC出力を装置2外部に出力させる
が、課金カウント値X(g)が0になった“C”の時点
以後は、PC出力の装置2外部への出力を阻止する
(f)。
【0176】また、スイッチ回路48は、このインバー
タ41の出力に応じて、ダミーデータ抽出回路47から
抽出されたダミーデータDの通過を許容,又は阻止す
る。その結果、減算回路47,即ち、処理ユニット46
は、課金カウント値X(g)が0以上である“F”の時
点以前においては、画像用のD/A変換器13aに対し
てデータフレームD,F,F,……を出力する。そ
のため、画像用のD/A変換器13aは、正常画像を表
示するためのアナログ画像信号を出力することができる
(d)。但し、最初のダミーデータフレームDは、表示
されない。また、減算回路47,即ち、処理ユニット4
6は、課金カウント値X(g)が0になった“F”の時
点以後においては、画像用のD/A変換器13aに対し
てダミーデータDが加算されたままのデータフレーム
D,F+D,F+D,……を出力する。そのため、
画像用のD/A変換器13aは、画面内容の確認が不可
能なデミーデータ付加画像信号を出力することになる。
【0177】なお、“F”の時点の前後にわたり、音声
出力(e)は、正常に出力され続ける。従って、課金カ
ウント値が0になった“F”の時点以後は、3つの出力
(画像出力,音声出力,PC出力)のうら、画像信号に
対して、デミーデータDによって画面内容の確認が不可
能になるという出力阻害がなされ、PC出力に対して、
ソフトウェア再生装置2外に出力が禁止されるという出
力阻害がなされる。しかし、この時、音声信号及びPC
出力は正常に出力されているままである。従って、図示
せぬTVモニタ装置を見ている使用者は、装置の故障が
発生したと誤解することなく、課金カウント値が0にな
ったことを認識することができる。
【0178】この時、音声出力は正常に出力されている
ままである。しかし、ソフトウェアが映像を主体にした
もの(例えば、映画,アニメーション,等)であれば、
ソフトウェア権利者の利益が害されることもない。むし
ろ、ソフトウェア使用者に対して継続使用を促すじらせ
効果が生じるものと考えられる。その結果、ソフトウェ
ア使用者に対して、SD回路9をソフトウェア再生装置
2から取り外して、課金カウント値の加算書込と引き替
えにソフトウェア権利者に使用料金を払い込む事が促さ
れる。 〔その他の変形例〕上記各実施例は、画像出力及び音声
出力に関して、画像又は音声を加工する等の阻害処理を
施しているが、パソコン用出力、即ち、実施例各図のP
C出力については、次の阻害手段を採用することができ
る。
【0179】例えば、これを図2を用いて説明する。ホ
スト制御CPU14の動作プログラムに、課金カウンタ
レジスタの値が零となった時、ホスト制御CPU14
が、課金対象ソフトウエアの復号を開始する前に、阻害
画像出力プログラムをPC出力として出力する様なプロ
グラムを配置する。
【0180】この場合、ホスト制御御CPU14には、
阻害画像出力プログラムを格納するメモリを設けるとと
もに、そのメモリの読出出力をPC出力にインターフェ
ースする回路を接続する必要がある。阻害画像プログラ
ムとしては、本装置2に接続されるパソコンのプログラ
ム体系に従って作成され、外部接続されたパソコンが、
プログラムをインストールした直後にこの阻害画像プロ
グラムを起動する様に阻害画像プログラムは構成する。
阻害画像プログラムは、阻害画像画面データとして例え
ば文言「課金限度となっていますので、ご希望のインス
トールされたプログラムは使用できません。お近くの販
売店へ、SDカードをお持ち下さい。」という表示画像
のパターンそのものと、その画面を記憶するアドレスか
ら、その画像を読み出し、パソコンのCRT等の表示装
置に出力するコマンドとからなる。
【0181】ホスト制御CPU14他の動作手順として
は、次の様になる。課金テーブル8の内容、即ち課金カ
ウンタレジスタの値が零となった時点で制御CPU5か
ら、ホスト制御CPUに対してその旨通知される。ホス
ト制御CPU14はこれを所定のメモリのレジスタ領域
に記憶する一方、阻害画像出力プログラムの読出の為の
読出プログラムを起動する。起動された読出プログラム
は、別途設けた図示されないメモリから、画像阻害出力
プログラムをバイト単位に読出し、PC出力端子へ、イ
ンターフェース回路を介してシリアルに又はバイトシリ
アルに出力する。全ての画像阻害出力プログラムの読出
が終了すると、ホスト制御CPUは動作終了し、次の処
理待ち状態となる。一方、外部接続されたパソコンは、
装置2から発生される画像阻害出力プログラムをインス
トール完了すると、初期プログラムとして、このインス
トールされた画像阻害出力プログラムを起動する。画像
阻害出力プログラムは起動に応じて、所定のアドレス領
域に割り当てられ、インストールされた阻害画像を画像
メモリ等に展開する。展開された画像はパソコンのモニ
タ用の表示装置に出力表示されることになる。これによ
り、パソコンに於ける一般ソフトウエアであっても、出
力阻害が可能となり、この出力によって、利用者が、課
金対応の必要性を知ることができる。
【0182】以上説明の第1実施例ないし、第5実施例
については、これらを組み合わせることもできる。例え
ば、図8に示す第1実施例では、復号画像出力に阻害表
示パターンを重畳させ、或いは、阻害表示パターンその
ものに切り換えて出力するもののみを示したが、音声出
力については図18に示す音声信号阻害回路を接続する
用にしても良い。また、PC出力については、上記のそ
の他の実施例として説明した回路構成を制御CPU14
に組み込んでも良い。また、図12に示す実施例では、
PC出力に対して何ら阻害出力をしない構成で説明した
が、PC出力に対して上記に説明したPC出力阻害機構
を付加しても良い。更に、図12に示す実施例ではスピ
ーカ出力に対してなんら阻害機構を働かせていないが、
図18の回路を付加し、スピーカ出力に対してもこの阻
害機構を働かせても良い。
【0183】以上詳細に説明したが、実施例に示した各
出力に対する阻害機構は独立的に考え、それぞれ上記し
た各実施例で示した阻害機構を本発明の趣旨に沿って各
種組み合わせることができる。
【0184】
【発明の効果】本発明によれば、予め定められたソフト
ウェア使用量を超えて使用された場合に、不完全な形態
でデータの出力を行うことにより、使用可能なソフトウ
ェア使用量に達した事をソフトウェア使用者に知らしめ
つつ当該ソフトウェアの使用を阻害することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の第1実施例によるソフトウェア再生
装置の構成を示すブロック図
【図3】 図2におけるDESの内部機能を示すブロッ
ク図
【図4】 図2における制御CPU5及び14の機能を
示すブロック図
【図5】 図2における制御CPU14において実行さ
れる処理を示すフローチャート
【図6】 図2における制御CPU5において実行され
る処理を示すフローチャート
【図7】 図2における各部の信号状態を示すタイムチ
ャート
【図8】 本発明の第2実施例によるソフトウェア再生
装置の構成を示すブロック図
【図9】 図8における各部の信号状態を示すタイムチ
ャート
【図10】 本発明の第3実施例によるソフトウェア再
生装置の構成を示すブロック図
【図11】 図10における各部の信号状態を示すタイ
ムチャート
【図12】 本発明の第4実施例によるソフトウェア再
生装置の構成を示すブロック図
【図13】 図12における各部の信号状態を示すタイ
ムチャート
【図14】 本発明の第5実施例によるソフトウェア再
生装置の構成を示すブロック図
【図15】 本発明の第5実施例に用いられる高密度C
D−ROMにデータを格納する装置のブロック図
【図16】 図15における処理ユニットの構成を示す
ブロック図
【図17】 図14における各部の信号状態を示すタイ
ムチャート
【図18】 音声出力阻害回路ブロック図
【符号の説明】
1・・・高密度CD−ROM 2・・・ソフトウェア再生装置 5・・・制御CPU 7・・・DES 8・・・課金テーブル 9・・・SD回路 11・・・MPEG伸長回路 14・・・ホスト制御CPU 15・・・シーケンサ 16・・・パターン発生器 19・・・加算回路 28・・・単位変換部 29・・・フレームカウンタ部 32・・・課企カウンタレジスタ部 34・・・DES復号化部 40・・・レジスタ 41・・・インバータ 42・・・AND回路 43・・・AND回路 44・・・AND回路 45・・・排他OR回路 46・・・処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 宗春 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソフトウェアを使用して外部に対する出力
    を行う装置に備えられ、このソフトウェアの使用量を管
    理するソフトウェア使用量管理装置において、 前記ソフトウェアの使用量を検出するソフトウェア使用
    量検出手段と、 このソフトウェア使用量検出手段によって検出された前
    記ソフトウェアの使用量が予め定められた使用量に達し
    たことを判定する判定手段と、 この判定手段によって前記ソフトウェアの使用量が予め
    定められた使用量に達したと判定された時に、前記外部
    に対する出力を阻害する出力阻害手段とを備えたことを
    特徴とするソフトウェア使用量管理装置。
  2. 【請求項2】前記予め定められた使用量は、予めソフト
    ウェア使用者からソフトウェア権利者に支払われた金額
    に応じて設定された使用可能量であることを特徴とする
    請求項1記載のソフトウェア使用量管理装置。
  3. 【請求項3】前記出力阻害手段は、外部に対して不完全
    な出力を行うことにより前記外部に対する出力を阻害す
    ることを特徴とする請求項1記載のソフトウェア使用量
    管理装置。
  4. 【請求項4】前記外部に対する出力は、画像信号の出力
    であることを特徴とする請求項3記載のソフトウェア使
    用量管理装置。
  5. 【請求項5】前記出力阻害手段は、前記画像信号の出力
    に他の信号を重畳することにより前記外部に対する出力
    を阻害することを特徴とする請求項4記載のソフトウェ
    ア使用量管理装置。
  6. 【請求項6】前記他の信号は、ソフトウェア使用者の注
    意を喚起する文字情報であることを特徴とする請求項5
    記載のソフトウェア使用量管理装置。
  7. 【請求項7】前記出力阻害手段は、前記画像信号の極性
    を反転することにより、前記外部に対する出力を阻害す
    ることを特徴とする請求項4記載のソフトウェア使用量
    管理装置。
  8. 【請求項8】前記ソフトウェアには予めダミーのデータ
    が重畳されているとともに、 前記出力阻害手段は、前記判定手段によって前記ソフト
    ウェアの使用量が予め定められた使用量に達していない
    と判定された時のみ、前記ソフトウェアからダミーのデ
    ータを払拭することを特徴とする請求項3記載のソフト
    ウェア使用量管理装置。
  9. 【請求項9】前記外部に対する出力は、互いに同期して
    出力されるように関連づけられた複数種類の出力であ
    り、 前記出力阻害手段は、前記複数種類の出力のうちの一部
    の出力を禁止することにより前記外部に対する出力を阻
    害することを特徴とする請求項3記載のソフトウェア使
    用量管理装置。
  10. 【請求項10】前記複数種類の出力には画像信号の出力
    と音声信号出力とが含まれ、 前記出力阻害手段は、前記判定手段によって前記ソフト
    ウェアの使用量が予め定められた使用量に達したと判定
    された時には、画像信号を外部に出力するとともに音声
    信号の外部に対する出力を禁止することを特徴とする請
    求項9記載のソフトウェア使用量管理装置。
  11. 【請求項11】前記複数種類の出力には画像信号の出力
    と音声信号出力とが含まれ、 前記出力阻害手段は、前記判定手段によって前記ソフト
    ウェアの使用量が予め定められた使用量に達したと判定
    された時には、音声信号を外部に出力するとともに画像
    信号の外部に対する出力を禁止することを特徴とする請
    求項9記載のソフトウェア使用量管理装置。
  12. 【請求項12】前記外部に対する出力は使用量を管理さ
    れる被管理音声信号であり、 前記出力阻害手段は、所定の文言の音声からなる警告音
    信号を発生する手段と、該被管理音声信号に代えて該警
    告音信号を出力する出力手段とを備えてなる音声出力阻
    害手段を備えることを特徴とする請求項3記載のソフト
    ウエア使用量管理装置。
  13. 【請求項13】前記音声出力阻害手段は、出力手段が警
    告音を発生する期間を制御するタイマを備え、タイマ手
    段の出力に応じて、間欠的に前記被管理音声信号と該警
    告音信号を繰り返し出力することを特徴とする請求項1
    2記載のソフトウエア使用量管理装置。
  14. 【請求項14】前記音声出力阻害手段は、更に、警告音
    信号の出力期間に応じた値を計数するカウンタと、その
    信号により音出力としては無音又は一定の音と等しい信
    号を発生する無音信号発生回路とを備えるとともに、該
    カウンタの値が所定値に対応する場合に、前記被管理音
    声信号及び前記警告音信号に代えて該無音信号発生回路
    の出力信号を出力手段から出力することを特徴とする請
    求項13記載のソフトウエア使用量管理装置。
  15. 【請求項15】前記外部に対する出力は、使用量を管理
    されるプログラムであり、 前記出力阻害手段は、画像出力プログラムであって、前
    記外部に出力されるプログラムをインストールする外部
    装置が、インストール後に前記画像出力プログラムを実
    行することにより、前記外部装置に警告文を含む画像を
    表示出力する画像出力プログラムを格納する手段を備
    え、前記使用量を管理されるプログラムに換えて該画像
    出力プログラムを出力することを特徴とする請求項14
    記載のソフトウエア使用量管理装置。
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