JPH0854177A - 観音開き式冷蔵庫 - Google Patents

観音開き式冷蔵庫

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Publication number
JPH0854177A
JPH0854177A JP18852594A JP18852594A JPH0854177A JP H0854177 A JPH0854177 A JP H0854177A JP 18852594 A JP18852594 A JP 18852594A JP 18852594 A JP18852594 A JP 18852594A JP H0854177 A JPH0854177 A JP H0854177A
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JP
Japan
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door
guide
closing member
doors
front opening
Prior art date
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Application number
JP18852594A
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English (en)
Inventor
Jiro Yamamoto
二郎 山本
Takeshi Nomura
武史 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0854177A publication Critical patent/JPH0854177A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2323/00General constructional features not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2323/02Details of doors or covers not otherwise covered
    • F25D2323/021French doors

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】観音開き式冷蔵庫において、左右両扉12,1
3間を閉塞する閉塞部材16の上下各端部と庫本体の正
面開口部の縁部との隙間を、閉塞部材16のガド機構2
0により気密的に確実に閉塞する。 【構成】 閉塞部材16を回動動作させるガイド機構2
0を、庫本体11の正面開口部11aの上縁または下縁
部の略中央部に設けられ同縁部の前面から所定間隔後方
に位置して同前面に沿って左右方向へ所定長さ延びるガ
イド面22aを有するガイド部材22と、閉塞部材16
の端部に設けられ第1扉12の閉鎖時にガイド部材22
のガイド面22aに摺接しつつ閉塞部材16を外方向へ
回動させるとともガイド部材22のガイド面22aに沿
って位置するガイド部材21とにより構成して、両ガイ
ド部材21,22により上記隙間を二重に閉塞した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観音開き式冷蔵庫に関
する。
【0002】
【従来の技術】観音開き式冷蔵庫の一形式として、特公
平5−280857号公報に示されているように、正面
開口部を有する庫本体と、同庫本体の左右の各側縁部に
基端部を前後方向へ回動可能に組付けられて同庫本体の
正面開口部を開閉する左右の第1および第2の扉と、前
記第1の扉の先端部の内面側にて内外方向へ回動可能に
組付けられて同第1の扉の先端部に沿って上下方向に延
び外方向への回動時には同第1の扉の内面に沿って同扉
の先端から外側へ突出するとともに内方向への回動時に
は同扉の先端から後退する柱状の閉塞部材と、同閉塞部
材を外方向へ回動させるガイド機構を備え、前記両扉の
閉鎖時、これら両扉の後面を前記庫本体の正面開口部の
周縁部の前面にシール部材を介して当接させて同正面開
口部の周囲を閉塞するとともに、前記閉塞部材の前面を
前記両扉の先端部の後面にシール部材を介して当接させ
て前記両扉の互いに対向する先端部の上下方向の隙間を
閉塞するように構成した観音開き式冷蔵庫がある。
【0003】当該冷蔵庫において、前記各ガイド機構
は、庫本体の正面開口部の上下各縁部の中央部に設けら
れた各第1ガイド部と、同庫本体の正面開口部のわずか
に後部にて天井または底に設けられた各第2ガイド部
と、前記各閉塞部材の上下各端部に設けられた各第3ガ
イド部とにより構成されている。また、各ガイド機構に
おいては、第1ガイド部の後面が半円形状の凸部に形成
されているとともに、第3ガイド部の前面が第1ガイド
部の半円形状凸部に嵌合する半円形状の凹部に形成さ
れ、かつ第2ガイド部は第1の扉が閉鎖する際に第3ガ
イド部が摺接しつつ閉塞部材を外方へ回動させる形状に
形成されている。
【0004】かかる構成により、各ガイド機構は第1の
扉の閉鎖時には閉塞部材を外方へ回動させて、同閉塞部
材側に設けた第2ガイド部の前面である半円形状凹部を
庫本体側に設けた第1ガイド部の後面である半円形状凸
部に嵌合させる。これにより、閉塞部材は前記両扉の閉
鎖時には、これら両扉の先端部の内面側に設けたシール
部材に前面を当接させて前記両扉の互いに対向する上下
方向の隙間を閉塞するとともに、各第2ガイド部が各第
1ガイド部に嵌合して、閉塞部材の上下各端部と各端部
に対向する庫本体の正面開口部の上下各縁部との間の隙
間を閉塞する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該冷蔵庫
においては、閉塞部材の上下各端部と庫本体の正面開口
部の縁部との隙間の閉塞が第1ガイド部の半円形状の凸
部と第2ガイド部の半円形状の凹部との嵌合によりなさ
れるが、このような嵌合状態は両ガイド部の形状の製作
精度、両ガイド部の配置精度、閉塞部材の組付け精度等
に大きく影響され、気密的な閉塞状態を確保することは
容易ではない。従って、本発明の目的は、閉塞部材の上
下各端部と庫本体の正面開口部の縁部との隙間の気密的
な閉塞状態を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、正面開口部を
有する庫本体と、同庫本体の左右の各側縁部に基端部を
前後方向へ回動可能に組付けられて同庫本体の正面開口
部を開閉する左右の第1および第2の扉と、前記第1の
扉の先端部の内面側にて内外方向へ回動可能に組付けら
れて同第1の扉の先端部に沿って上下方向に延び外方向
への回動時には同第1の扉の内面に沿って同扉の先端か
ら外側へ突出するとともに内方向への回動時には同扉の
先端から後退する柱状の閉塞部材と、同閉塞部材を外方
向へ回動させるガイド機構を備え、前記両扉の閉鎖時、
これら両扉の後面を前記庫本体の正面開口部の周縁部の
前面にシール部材を介して当接させて同正面開口部の周
囲を閉塞するとともに、前記閉塞部材の前面を前記両扉
の先端部の後面にシール部材を介して当接させて前記両
扉の互いに対向する先端部の上下方向の隙間を閉塞する
ように構成した観音開き式冷蔵庫において、前記ガイド
機構を、前記庫本体の正面開口部の上縁部または下縁部
の略中央部に設けられ同縁部の前面から所定間隔後方に
位置して同前面に沿って左右方向へ所定長さ延びるガイ
ド面を有する第1のガイド部と、前記閉塞部材の端部に
設けられ前記第1の扉の閉鎖時に前記第1のガイド部の
ガイド面に摺接しつつ前記閉塞部材を外方向へ回動させ
るとともに前記第1のガイド部のガイド面に沿って位置
する第2のガイド部により構成したことを特徴とするも
のである。
【0007】
【発明の作用・効果】このように構成した観音開き式冷
蔵庫においては、ガイド機構が、庫本体の正面開口部の
上縁部または下縁部の略中央部に設けられ同縁部の前面
から所定間隔後方に位置して同前面に沿って左右方向へ
所定長さ延びるガイド面を有する第1のガイド部と、閉
塞部材の端部に設けられ第1の扉の閉鎖時に第1のガイ
ド部のガイド面に摺接しつつ閉塞部材を外方向へ回動さ
せる第2のガイド部により構成されているとともに、閉
塞部材の外方向への回動時第2のガイド部が第1のガイ
ド部のガイド面に沿って位置するように構成されている
ため、閉塞部材の端部と庫本体の正面開口部の縁部との
間の隙間は第1のガイド部のガイド面と第2のガイド部
とにより二重に閉塞された状態となり、同隙間を気密的
な閉塞状態に確実に保持することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明するに、図1には本発明に係る冷蔵庫が示されてい
る。当該冷蔵庫は観音開き式冷蔵庫であり、同図(a)
は両扉を閉鎖した状態の正面を示し、同図(b)は両扉
の正面左側の上側の扉のみを開放した状態の正面を示し
ており、また図2は当該冷蔵庫の上側の各扉の後面を示
している。
【0009】当該冷蔵庫は上下2段の冷蔵室を備えたも
ので、庫本体11はその上部および下部にそれぞれ正面
開口部11a,11bを備えているとともに、上側の正
面開口部11aを開閉する左右一対の第1,第2扉1
2,13、および下側の正面開口部11bを開閉する左
右一対の第1,第2扉14,15を備えている。また、
各第1扉12,14の内面側には閉塞部材16,17、
およびこれら各閉塞部材16,17を開閉操作する図3
〜図7に示すガイド機構20を備えている。各正面開口
部11a,11bを開閉する各第1扉12,14および
第2扉13,15、各閉塞部材16,17、および各ガ
イド機構20はそれぞれ同一の構成、同一の組付け構造
を有するものである。従って、以下には、庫本体11の
上側の正面開口部11aを開閉する第1,第2扉12,
13、閉塞部材16、およびガイド機構20について詳
細に説明するとともに、庫本体11の下側の正面開口部
11bを開閉する第1,第2扉14,15、閉塞部材1
7、およびガイド機構20についての詳細な説明につい
てはこれを省略し、これらについては必要により説明す
るにとどめる。
【0010】当該冷蔵庫において、第1扉12は庫本体
11の正面開口部11aの向かって右側縁部にてその右
側の基端部を前後方向へ回動可能に組付けられており、
また第2扉13は庫本体11の正面開口部11aの向か
って左側縁部にてその左側の基端部を前後方向へ回動可
能に組付けられていて、両扉12,13は後方へ回動さ
れた状態においては、庫本体11の正面開口部11aを
閉鎖するとともに、この閉鎖状態においては第1扉12
の左側の先端部と第2扉13の右側の先端部とが所定隙
間を保持して互いに対向するようになっている。これら
両扉12,13は、アウタパネル12a,13aとイン
ナパネル12b,13bからなる箱体の内部に断熱材料
12c,13cを充填してなるもので、各インナパネル
12b,13bの後面の外周縁部にシール部材12d,
13dがそれぞれ取付けられている。
【0011】シール部材12dはコ字状を呈するもの
で、特に図2に示すように、第1扉12の後面の外周縁
部にて脱着可能に取付けられて上側縁部、基端側縁部お
よび下端側縁部に延びている。なお、シール部材12d
の上側の先端は第1扉12の先端側縁部にてわずかに下
方へ延びているとともに、下側の先端は同扉12の先端
側縁部にてわずかに上方へ延びており、これら各先端部
の端面は略45度の傾斜面に形成されている。一方、第
2扉13側のシール部材13dはロ字状を呈するもの
で、第2扉13の後面の外周縁部にて脱着可能に取付け
られてその全外周縁部に延びている。
【0012】閉塞部材16は角状の筒体の内部に断熱部
材を充填してなる断面長方形の柱状のもので、庫本体1
1の正面開口部11aの上下方向の長さに比較してわず
かに短い長さを有している。当該閉塞部材16において
は、正面に向かって前面16a、左側面16b、右側面
16c、および後面16dの4つの面を備えている。閉
塞部材16は、右側面16cの前側の上下各部位にて第
1扉12の先端部の内面に、上下一対のヒンジ18を介
して内外方向へ回動可能に支持されている。当該閉塞部
材16においては、その前面16aの基端側部位にI字
状のシール部材16gが脱着可能に取付けられている。
同シール部材16gの上下各端面は略45度の傾斜面に
形成されていて、第1扉12側に設けたシール部材12
dの上下両先端面に当接する形状になっているととも
に、その長さはシール部材12dの上下両先端間の長さ
と略同じ長さに形成されている。
【0013】しかして、ガイド機構20は、庫本体11
側に設けた第1のガイド部と、閉塞部材16側に設けた
第2のガイド部とにより構成されている。庫本体11側
の第1のガイド部はガイド部材22にて構成され、また
閉塞部材16側の第2のガイド部はガイド部材21にて
構成されている。第2のガイド部を構成するガイド部材
21は、縦断面形状が略L字状でかつ平面形状が長方形
状のもので、板状のシール部材23がガイド部材21の
前面に設けた凹所21aに嵌合された状態で、L字状の
リテーナ24に挟持されて固定されている。シール部材
23の上端縁部は、ガイド部材21の起立部21bの上
端縁部からわずかに上方へ突出している。ガイド部材2
1はこの状態で閉塞部材16の上端面および下端面に固
定されている。
【0014】第1のガイド部を構成するガイド部材22
は所定厚みの長方形状のもので、ガイド部材21と同一
の左右の幅寸法に形成されている。ガイド部材22の前
面はガイド面22aに形成されていて、庫本体11の内
側の天井および底にて正面開口部11aの左右の中央部
に固定されており、正面開口部11aの前面からわずか
に後方に位置している。当該冷蔵庫においては、庫本体
11の正面開口部11aの前面とガイド部材22のガイ
ド面22aとの間の寸法は、ガイド部材21の起立部2
1bの前後の厚みと略同一の寸法に設定されている。
【0015】当該冷蔵庫において、ヒンジ18は図4お
よび図5に示されているように、可動側ヒンジ部18a
と固定側ヒンジ部18bとを備え、これら両ヒンジ部1
8a,18bは連結アーム部18a1,18b1と取付部
18a2,18b2とを備えている。可動側ヒンジ部18
aは閉塞部材16の右側面16cに取付けられ、かつ固
定側ヒンジ部18bは第1扉12の後面に取付けられて
いて、これら両ヒンジ部18a,18bの連結アーム部
18a1,18b1を互いに重合した状態で支持ピン18
cを介して回動可能に連結されている。両ヒンジ部18
a,18bにおける取付部18a2,18b2はそれらの
表面側に互いに対向する対向面を備え、可動側ヒンジ1
8aの回動時には取付部18a2,18b2の両対向面は
互いに進退する。また、ヒンジ18の支持ピン18cは
閉塞部材16に設けたガイド部材21における起立部2
1bの内面21cの延長線上にあり、かつ図5に示すよ
うに、閉塞部材16が閉鎖状態にある第1扉12の内面
に沿って同扉12の先端から外側へ突出する状態におい
ては、庫本体11に設けたガイド部材22のガイド面2
2aの延長線上に位置する。
【0016】当該ヒンジ18においては、固定側ヒンジ
部18bの取付部18b2の対向面に吸着用マグネット
19aが固着されていて、可動側ヒンジ部18aの取付
部18a2の対向面が吸着面に形成されている。また、
当該ヒンジ18においては、支持ピン18cにトーショ
ンスプリング19bの中央部が嵌合していて、同スプリ
ング19bの一端が可動側ヒンジ部18aの取付部18
a2の裏面に弾撥的に掛止され、かつ同スプリング19
bの他端が固定側ヒンジ部18bの取付部18b2の裏
面に弾撥的に掛止されている。これにより、トーション
スプリング19bは閉塞部材16を常に内方向へ付勢し
ている。
【0017】このように構成された冷蔵庫においては、
第1扉12が開放されている場合、閉塞部材16はトー
ションスプリング19bの付勢力により内方へ回動して
いて、マグネット19aに吸着されて第1扉12側に固
定されている。この状態で、第1扉12を閉鎖すると、
閉塞部材16側のガイド部材21の起立部21bの先端
が庫本体11側のガイド部材22のガイド面22aに当
接するとともに同ガイド面22aを摺動し、この間に閉
塞部材16は外方へ押圧される。このため、閉塞部材1
6はマグネット19aの吸着力に打勝って同マグネット
19aから離間し、トーションスプリング19bに抗し
て外方向へ回動される。第1扉12が完全に閉鎖された
状態において、閉塞部材16は第1扉12の内面に沿っ
て位置して閉塞部材16に設けたシール部材16gを第
1扉12の内面に当接させるとともに、第2扉13が閉
鎖状態にある場合には、同閉塞部材16の前面16aの
先端部を第2扉13に設けたシール部材13dの先端部
側の部位に当接させる。また、第2扉13が開放状態に
ある場合には、閉塞部材16は第1扉12の内面に沿っ
て位置して閉塞部材16に設けたシール部材16gを第
1扉12の内面に当接させた状態にあり、第2扉13を
閉鎖すると、第2扉13のシール部材13dの先端部側
の部位が閉塞部材16の前面16aに当接する。
【0018】これにより、両扉12,13の閉鎖状態に
おいては、両扉12,13の先端部間が閉塞部材16に
より気密的に閉塞されるとともに、庫本体11の正面開
口部11aの全周縁部が両扉12,13に設けたシール
部材12d,13dを介して気密的に閉塞される。ま
た、ガイド機構20においては、ガイド部材21の起立
部21bの後面21cがガイド部材22の前面22aに
沿って接触した状態で位置するとともに、ガイド部材2
1に設けたシール部材23の先端部が庫本体11の正面
開口部11aの端縁部に当接して、ガイド部材21の先
端部と庫本体11の正面開口部11aの端縁部との間の
隙間が気密的に閉塞される。すなわち、当該冷蔵庫にお
いては、閉塞部材16の上下各端部と庫本体11の正面
開口部11aの上下各縁部との間の隙間は、両ガイド部
材21,22により、さらにはシール部材23とにより
気密的に確実に閉塞される。
【0019】当該冷蔵庫において第1扉12の閉鎖時に
は、ガイド機構20の閉塞部材16側のガイド部材21
は、トーションスプリング19bの作用により庫本体1
1側のガイド部材22に弾撥的に当接している。このた
め、第1扉12を開放する際には、ガイド部材21はガ
イド部材22に摺接した状態で閉塞部材16を漸次内方
向へ回動させる。閉塞部材16は、ガイド部材21がガ
イド部材22から離間した状態では、さらに内方向へ回
動してヒンジ18の可動側ヒンジ部18aの取付部18
a2の対向面が吸着用マグネット19aに吸着され、第
1扉12側に保持される。
【0020】このように、当該冷蔵庫においては、両ガ
イド部材21,22により閉塞部材16の上下各端部と
庫本体11の正面開口部11aの上下各縁部との間の隙
間が確実に閉塞されるが、さらに、閉塞部材16の第1
扉12に対する回動支点である支持ピン18cが、閉塞
部材16の閉鎖状態にある第1扉12の内面に沿って同
扉12の先端から外側へ突出する状態において、庫本体
11側のガイド部材22のガイド面22aの延長線上に
位置している。このため、第1扉12の閉鎖時に閉塞部
材16側のガイド部材21がガイド部材22のガイド面
22aを摺動する際、ガイト部材22はガイド部材21
に対して閉塞部材16の回動支点を中心とする回動方向
と略同一の方向へ押圧し、閉塞部材16をその回動方向
と略同一方向へ押動する。従って、第1扉12の閉鎖時
における閉塞部材16の外方向への回動が円滑になされ
る。
【0021】また、当該冷蔵庫において、第1扉12と
閉塞部材16との間には閉塞部材16を内方向へ付勢す
るトーションスプリング19bが設けられているため、
第1扉12を過剰な力で閉鎖した場合にも、すでに閉鎖
されている第2扉13の内面に閉塞部材16が衝突する
ようなことはなく、激しい衝突による閉塞部材16の損
傷が防止されるとともに、第1扉12の開放時には、閉
塞部材16はトーションスプリング19bの付勢力によ
り円滑に内方向へ回動して第1扉12の先端から後退す
る。また、当該冷蔵庫において、第1扉12側に内方向
へ回動した閉塞部材16を吸着するためのマグネット1
9aが設けられているため、閉塞部材16は内方向へ回
動した時点で第1扉12側に吸着固定されるため、閉塞
部材16が内方向への回動時に第1扉12側へ衝突して
繰り返しバウンドするようなことはない。
【0022】なお、以上説明した本実施例においては、
第1扉12の後面にはコ字状の形状のシール部材12d
を脱着可能に取付るとともに、閉塞部材16の前面には
I字状のシール部材16gを脱着可能に設けて、これら
各シール部材12d,16gの交換または洗浄の際の取
外しおよび取付けに、閉塞部材16が障害にならないよ
うに配慮した例を示したが、本発明は第1扉12に第2
扉13と同様に、ロ字状の形状をしたシール部材を脱着
可能に取付けた通常の冷蔵庫に対して適用されることは
当然である。また、本実施例においては、シール部材2
3を備えたガイド機構20を採用して閉塞部材16の上
下各端部と庫本体11の正面開口部11aの上下各縁部
との間の隙間を確実に密閉するようにした例を示した
が、本発明はシール部材23は必須ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る観音開き式冷蔵庫の両
扉を閉鎖した状態の正面図(a)、および左側の上側扉
を開放した状態の正面図(b)である。
【図2】同冷蔵庫における左右両側の上側の扉の後面側
の一部を省略した状態の背面図である。
【図3】同冷蔵庫における閉塞部材の上端部側の構造を
示す一部を省略した斜視図である。
【図4】同冷蔵庫における右側扉を開放した状態での閉
塞部材を示す一部切欠横断平面図である。
【図5】同右側扉を閉鎖した状態での閉塞部材の状態を
示す平面図である。
【図6】同右側扉を閉鎖しかつ左側扉を開放た状態での
図5の矢印6方向からみた側面図である。
【図7】同冷蔵庫におけるガイド機構を構成する閉塞部
材側のガイド部材の分解した斜視図である。
【符号の説明】
11…庫本体、11a,11b…正面開口部、12,1
4…第1扉(右側扉)、13,15…第2扉(左側
扉)、12d,13d…シール部材、16,17…閉塞
部材、16g…シール部材、18…ヒンジ、18a…可
動側ヒンジ部、18b…固定側ヒンジ部、18a1,1
8b1…連結アーム部、18a2,18b2…取付部、1
8c…支持ピン(回動支点)、19a…マグネット、1
9b…トーションスプリング、20…ガイド機構、2
1,22…ガイド部材、22a…ガイド面、23…シー
ル部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面開口部を有する庫本体と、同庫本体の
    左右の各側縁部に基端部を前後方向へ回動可能に組付け
    られて同庫本体の正面開口部を開閉する左右の第1およ
    び第2の扉と、前記第1の扉の先端部の内面側にて内外
    方向へ回動可能に組付けられて同第1の扉の先端部に沿
    って上下方向に延び外方向への回動時には同第1の扉の
    内面に沿って同扉の先端から外側へ突出するとともに内
    方向への回動時には同扉の先端から後退する柱状の閉塞
    部材と、同閉塞部材を外方向へ回動させるガイド機構を
    備え、前記両扉の閉鎖時、これら両扉の後面を前記庫本
    体の正面開口部の周縁部の前面にシール部材を介して当
    接させて同正面開口部の周囲を閉塞するとともに、前記
    閉塞部材の前面を前記両扉の先端部の後面にシール部材
    を介して当接させて前記両扉の互いに対向する先端部の
    上下方向の隙間を閉塞するように構成した観音開き式冷
    蔵庫において、前記ガイド機構を、前記庫本体の正面開
    口部の上縁部または下縁部の略中央部に設けられ同縁部
    の前面から所定間隔後方に位置して同前面に沿って左右
    方向へ所定長さ延びるガイド面を有する第1のガイド部
    と、前記閉塞部材の端部に設けられ前記第1の扉の閉鎖
    時に前記第1のガイド部のガイド面に摺接しつつ前記閉
    塞部材を外方向へ回動させるとともに前記第1のガイド
    部のガイド面に沿って位置する第2のガイド部により構
    成したことを特徴とする観音開き式冷蔵庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101341570B1 (ko) * 2011-05-11 2013-12-13 위니아만도 주식회사 양문형 냉장고
KR101419321B1 (ko) * 2011-05-11 2014-07-15 위니아만도 주식회사 김치 냉장고

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101341570B1 (ko) * 2011-05-11 2013-12-13 위니아만도 주식회사 양문형 냉장고
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