JPH0853945A - 水廻りユニット - Google Patents

水廻りユニット

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Publication number
JPH0853945A
JPH0853945A JP21196294A JP21196294A JPH0853945A JP H0853945 A JPH0853945 A JP H0853945A JP 21196294 A JP21196294 A JP 21196294A JP 21196294 A JP21196294 A JP 21196294A JP H0853945 A JPH0853945 A JP H0853945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kitchen
unit
bathroom
water supply
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP21196294A
Other languages
English (en)
Inventor
Goro Kamoda
五郎 鴨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP21196294A priority Critical patent/JPH0853945A/ja
Publication of JPH0853945A publication Critical patent/JPH0853945A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特にマンションやアパートなどの集合住宅
の、施工期間の短縮化を図り得る水廻りユニットを提供
する。 【構成】 キッチン、浴室、便所を備えた平面視矩形状
の水廻りユニット1である。この水廻りユニット1は、
平面視した状態で二分割されてその一方がキッチン3を
有したキッチン区画A、他方が浴室4、便所5を有した
浴室・便所区画Bとされている。キッチン区画Aには、
玄関7あるいは窓となる第一の開口部と、他の躯体部分
への通路となる第二の開口部8とが形成されいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にマンションやアパ
ートなどに好適に用いられる水廻りユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特に都市部においては地価の高騰
に伴い、一戸建ての住宅を築造する事が困難になってき
ていることから、マンションやアパートといった集合住
宅の需要がますます増加し、これに応えるため多くの集
合住宅が築造されつつある。このような集合住宅として
は、単身者が居住する形態から夫婦とその子供といった
家族が居住する形態までさまざまなバリエーションがあ
り、したがってその施工に際しては目的とする形態を基
本に、敷地の大きさと住戸数、さらには方位等立地条件
を考慮した上で各住戸の間取りが設計され、さらにその
設計に基づいて施工がなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では前
述したように地価の高騰に伴い、土地を有効に活用しな
ければならないことから、マンションやアパートの施工
にあたってもなるべく工期を短くし、土地が活用されて
いない状態から活用される状態にしたいとの要望が高ま
っている。
【0004】しかしながら、前述したようにマンション
やアパートなどの集合住宅においても、一般住宅と同様
にその間取り多くの制約があり、しかもその中で施主の
希望に合う形態のものにしなければならないことから、
各住戸の間取りを決定するのに多くの時間がかかってし
まう。そして、このように集合住宅を施工する場合に設
計段階で多くの時間がかかってしまうことから、資材の
発注やこれを受けての資材の確保などが延び延びになっ
てしまい、結果として施工期間の短縮化が妨げられてし
まっているのである。本発明は前記事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、特にマンションや
アパートなどの集合住宅の、施工期間の短縮化を図り得
る水廻りユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、キッチン、
浴室、便所を備えた平面視矩形状の水廻りユニットが、
平面視した状態で二分割されてその一方がキッチンを有
したキッチン区画、他方が浴室、便所を有した浴室・便
所区画とされ、前記キッチン区画に玄関あるいは窓とな
る第一の開口部と、他の躯体部分への通路となる第二の
開口部とが形成されてなることを前記課題の解決手段と
した。
【0006】
【作用】本発明の水廻りユニットによれば、キッチンを
有したキッチン区画に、玄関あるいは窓となる第一の開
口部と、他の躯体部分への通路となる第二の開口部とが
形成されているので、一般に水廻りは北側に配置される
ことから本発明の水廻りユニットも北側に配置された場
合に、北側に道路に通じる通路があるときには第一の開
口部に玄関を、北側以外に前記通路があるときには第一
の開口部に窓を取り付けることが可能になり、したがっ
て通路の位置に左右されることなく該水廻りユニットの
位置決めが可能になる。また、配管の必要性などから住
宅において最も施工が煩雑な水廻りがユニット化され、
すなわち工場で予め水廻り設備が装備されているので、
該水廻りユニットが設けられる住宅そのものの施工も容
易になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の水廻りユニットを詳しく説明
する。図1は本発明の水廻りユニットの一実施例を示す
平面図であり、この図において符号1は水廻りユニット
である。この水廻りユニット1は平面視矩形状に形成さ
れた壁2に囲まれたもので、該壁2に囲まれた空間内に
は流し・調理台3aを備えたキッチン3、さらに浴室
4、便所5、洗面台6がそれぞれ設けられている。流し
・調理台3aは、矩形状に形成された壁2の一方の短辺
側に配設されたものであり、また浴室4は他方の短辺側
に、便所5は浴室4より内側でかつ一方の長辺側に、さ
らに洗面台6は浴室4より内側で他方の長辺側にそれぞ
れ配設されたものである。ここで、便所5および洗面台
6の一方の側(キッチン3側)には仕切り壁2a、2b
が配設されており、これら仕切り壁2a、2b間には通
路となる開口部(図示略)が形成されている。
【0008】そして、これら仕切り壁2a、2bを通る
直線にて水廻りユニット1はその内部空間が二分割され
ており、キッチン3が設けられた側はキッチン区画A、
浴室4、便所5、洗面台6が設けられた側は浴室・便所
区画Bとなっている。また、この水廻りユニット1に
は、壁2の長辺側で、かつ前記仕切り壁2bを挟んで洗
面台6と反対の側、すなわちキッチン区画A内に玄関7
が配設されており、またこの玄関7と反対の側キッチン
区画A内には開口部(第二の開口部)8が形成されてい
る。ここで、玄関7は、壁2に形成された図示しない開
口部(第一の開口部)に玄関ドアが取り付けられて形成
されたものであり、一方開口部8は、後述するように水
廻りユニット1が連結される躯体部分への通路となるも
のである。
【0009】なお、このような水廻りユニット1は、工
場にて予め組み立てられるものである。すなわち、コー
ナー部等に鉄骨が配置され、これら鉄骨間にセラミック
スや木、セメント系無機材等からなる壁パネル、床パネ
ルが貼設されて構造体が形成され、あるいは鉄骨を用い
ることなく壁パネルと床パネルとが組み立てられて構造
体が形成され、さらにこの構造体内に前記流し・調理台
3aや浴室4のバスタブ等の水廻り設備が設置されて製
造されたものである。ここで、各水廻り設備の配管につ
いても、できるところまでは工場にてなされており、特
に、浴室4および洗面台6の配管など共有させることが
できる部分については、当然共有させられた、すなわち
集約化された状態に配管されている。
【0010】このような水廻りユニット1は、特にマン
ションやアパートなどの集合住宅に好適に用いられ、例
えば図2、図3に示すような間取りの中に組み込まれて
住戸を形成する。すなわち、図2においては、水廻りユ
ニット1の前記開口部8に連続して洋室10が配設さ
れ、さらにこの洋室10に続いて和室11が配設されて
いる。ここで、和室11は水廻りユニット1の、浴室
4、便所5側に配設されたものであり、この和室11と
洋室10との間には間仕切り壁12が形成され、該間仕
切り壁12には洋室10と和室11との間の通路となる
開口部13が形成されている。
【0011】また、図3においては、図2の間取りに加
え、前記水廻りユニット1および洋室10の、和室11
と反対の側に洋室14が形成されており、洋室10と洋
室14との間の間仕切り壁15にはこれら洋室10と洋
室14との間の通路となる開口部16が形成されてい
る。なお、図1、図2の間取りを有する住戸では、当然
水廻りユニット1が北側に配置され、かつ道路に通ずる
通路が北側に配置されたものとなっており、該通路に面
して玄関7が配置されている。
【0012】図4は図1に示した水廻りユニット1の変
形例を示す図であり、図4に示した水廻りユニット20
が図1に示した水廻りユニット1と異なるところは、図
1において玄関7が形成されていた開口部に窓21が形
成されている点である。すなわち、この水廻りユニット
20は、これが設けられる住戸の道路に続く通路が北側
以外に位置している場合に採用される形態のものであ
る。
【0013】この水廻りユニット20は、図1に示した
ものと同様に他の躯体部分に連結されて住戸を形成する
ものであり、例えば図5、図6に示すような間取りに組
み込まれる。図5においては、水廻りユニット20の開
口部8に連続してダイニング22が配設され、さらにこ
のダイニング22の、前記水廻りユニット20の浴室4
側には玄関ホール23が配設されている。玄関ホール2
3には、水廻りユニット20の窓21と反対の側、すな
わち窓21が北側を向いているとした場合に南側を向い
て玄関ドア23aが配設されている。また、前記ダイニ
ング22の、玄関ホール23と反対の側には洋室24
が、水廻りユニット20と反対の側には洋室25がそれ
ぞれ配設されており、さらにダイニング22のコーナー
側には洋室24、25とに隣接して和室26が形成され
ている。
【0014】図6においては、水廻りユニット20の開
口部8に連続してリビング・ダイニング27が配設さ
れ、さらにこのリビング・ダイニング27の、前記水廻
りユニット20の浴室4側には玄関ホール28が配設さ
れている。この玄関ホール28は、水廻りユニット20
の浴室4側の壁面より突出して形成されており、その水
廻りユニット20側に向く壁面には玄関ドア28aが配
設されている。また、リビング・ダイニング27の、水
廻りユニット20と反対の側には洋室29、和室30が
それぞれ配設されている。
【0015】このような構成の水廻りユニット1(2
0)にあっては、この水廻りユニット1(20)が組み
入れられる住戸の外側通路が北側に位置していてもその
他の側に位置していても、キッチン区画Aに形成した開
口部に玄関7を設けるか、あるいは窓21を設けること
によっていずれにも対応することができ、したがって、
施工に先立ち間取り設計の段階で、外側通路の位置に左
右されることなく常に一定の位置、例えば北側に該水廻
りユニット1(20)を配置することができる。また、
キッチン区画Aに開口部8を設け、この開口部8に他の
躯体部分を連通させるようにしたので、間取り設計上比
較的制約の少ない洋室や和室などを敷地条件等に応じて
さまざまなバリエーションで配設することができ、した
がって水廻りユニット1(20)を用いた住戸(住宅)
の間取り設計上の自由度を高めることができる。
【0016】さらに、水廻りユニット1(20)に、工
場にて予め各水廻り設備の配管がなされているので、こ
の水廻りユニット1(20)を用いることによりこれを
組み入れた住宅そのものの施工を容易にすることができ
る。なお、本発明の水廻りユニットでは、水廻り空間内
の各水廻り設備の配置について図1、図4に示した配置
に限定されることがないのはもちろんである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の水廻りユニ
ットは、キッチンを有したキッチン区画に、玄関あるい
は窓となる第一の開口部と、他の躯体部分への通路とな
る第二の開口部とを形成したものであるから、該水廻り
ユニットが組み入れられる住宅の立地条件に応じて、前
記第一の開口部に玄関を取り付けるか、あるいは窓を取
り付けることにより、前記立地条件に左右されることな
く常に一定の位置、例えば北側に配置され得るものとな
る。したがって、設備の関係上住宅において最も位置決
めや施工が難しい水廻り部分をユニット化し、しかもこ
れを常に所定の位置に配設できるようにしたので、施工
に先立っての設計を容易にし、これにより施工期間全体
の短縮化を図ることができる。
【0018】また、キッチン区画に第二の開口部を設
け、この開口部に他の躯体部分を連通させるようにした
ので、この水廻りユニットを用いることによって間取り
設計上比較的制約の少ない洋室や和室などを敷地条件等
に応じてさまざまなバリエーションで配設することがで
き、したがってこの水廻りユニットを用いた住戸(住
宅)の間取り設計上の自由度を高めることができる。さ
らに、配管の必要性などから住宅において最も施工が煩
雑な水廻りがユニット化され、すなわち工場で予め水廻
り設備が装備されているので、該水廻りユニットが設け
られる住宅そのものの施工を容易にして工期の短縮化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水廻りユニットの概略構成を示す平面
図である。
【図2】図1に示した水廻りユニットを用いた住戸の間
取りの一例を示す平面図である。
【図3】図1に示した水廻りユニットを用いた住戸の間
取りの他の例を示す平面図である。
【図4】図1に示した水廻りユニットの変形例を示す平
面図である。
【図5】図4に示した水廻りユニットを用いた住戸の間
取りの一例を示す平面図である。
【図6】図4に示した水廻りユニットを用いた住戸の間
取りの他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1、20 水廻りユニット 3 キッチン 4 浴室 5 便所 6 洗面台 7 玄関 8 開口部(第二の開口部) 21 窓 A キッチン区画 B 浴室・便所区画

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キッチン、浴室、便所を備えた平面視矩
    形状の水廻りユニットであって、 該水廻りユニットが、平面視した状態で二分割されてそ
    の一方がキッチンを有したキッチン区画、他方が浴室、
    便所を有した浴室・便所区画とされ、 前記キッチン区画に玄関あるいは窓となる第一の開口部
    と、他の躯体部分への通路となる第二の開口部とが形成
    されてなることを特徴とする水廻りユニット。
JP21196294A 1994-08-12 1994-08-12 水廻りユニット Pending JPH0853945A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21196294A JPH0853945A (ja) 1994-08-12 1994-08-12 水廻りユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21196294A JPH0853945A (ja) 1994-08-12 1994-08-12 水廻りユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0853945A true JPH0853945A (ja) 1996-02-27

Family

ID=16614593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21196294A Pending JPH0853945A (ja) 1994-08-12 1994-08-12 水廻りユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0853945A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009079441A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 So Life Kenkyushitsu:Kk 住宅およびその可動壁固定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009079441A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 So Life Kenkyushitsu:Kk 住宅およびその可動壁固定装置

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