JPH085309B2 - 自動車の暖房又は空調装置 - Google Patents

自動車の暖房又は空調装置

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JPH085309B2
JPH085309B2 JP3350587A JP35058791A JPH085309B2 JP H085309 B2 JPH085309 B2 JP H085309B2 JP 3350587 A JP3350587 A JP 3350587A JP 35058791 A JP35058791 A JP 35058791A JP H085309 B2 JPH085309 B2 JP H085309B2
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JP
Japan
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passage
air
water
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heating
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JP3350587A
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JPH04293613A (ja
Inventor
アルフレート・イエツケル
Original Assignee
メルセデス−ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト
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Publication date
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00—Other air-treating devices
    • B60H3/02—Moistening ; Devices influencing humidity levels, i.e. humidity control
    • B60H3/024—Moistening ; Devices influencing humidity levels, i.e. humidity control for only dehumidifying the air
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00—Other air-treating devices
    • B60H3/06—Filtering
    • B60H3/0608—Filter arrangements in the air stream
    • B60H3/0641—Filter arrangements in the air stream near ventilating openings in the vehicle exterior

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，外気吸入通路に設けら
れて壁部分から突出しかつ目の粗い格子とこれに接する
目の細かい格子とにより構成される水分離装置を備え，
分離される水が目の粗い格子の網素線に沿つて下方へ，
水流出口を持つ水集合個所を形成する壁部分の方へ導出
される，自動車の暖房又は空調装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】通路の全断面にわたつて延びるこのよう
な水分離装置はドイツ連邦共和国特許第２５４９６６３
号明細書から公知で，流れ方向に見て目の粗い格子の前
に目の細かい格子が設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は，水分
離機能のほかに空気案内機能も引受ける異なる網目幅の
前後にある格子を持つ水分離装置を提供することであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば，流入する空気に面する目の粗い格子
が，平面図において波の形状を持ち高さ方向に延びるひ
だを形成され，かつ目の細かい格子により少なくとも部
分的に裏側を覆われ，それによりこの覆われる部分にお
いてそれぞれ互いに隣接する２つの波の谷の間に通路が
形成され，分離される水がこの通路内を妨げられること
なく下方へ流出でき，水分離装置が，後方へずれている
通路底壁により形成される外気吸入通路拡張範囲に設け
られて，後方へずれている通路底壁から離れた所で終つ
ている。
【０００５】
【実施態様】有利な流れ条件を与える本発明の好ましい
実施例では，水分離装置が流入方向に交差して延びかつ
流れ方向に傾斜する板として構成されている。
【０００６】本発明の他の実施例では，水分離装置が外
気吸入通路の通路側壁からほぼＶ字状に突出する空気案
内体として構成され，この空気案内体が空気流入側に目
の粗い格子のみを持ち，目の細かい格子が空気案内体の
頂点から始まつて目の粗い格子の内側に設けられてい
る。それにより自由通路の方への水滴剥離が防止され，
空気の流入する格子の裏側への逆流の可能性が排除され
る。
【０００７】空気案内体を掃除し，必要な場合には交換
できるようにするため，空気案内体が外気吸入通路の通
路頂壁の開放可能な部分により上側を覆われている。
【０００８】空気案内体が通路底壁及び通路頂壁の開放
可能な部分と共に空間を区画し，この空間から水流出口
が出ていると，空気流とそれにより生じて水の流出を妨
げる負圧が転向されるか又は弱められるので，障害のな
い水流出が行われる。
【０００９】水の分離と空気の案内に有利な影響を及ぼ
す目の粗い格子及び目の細かい格子の寸法は，請求項６
及び７に示されている。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を図面により以下に説明す
る。
【００１１】図示してないが乗用車の車両横方向に延び
て機関覆いと前窓ガラスとの間で機器空間に埋込んで設
けられる暖房又は空調装置の外気吸入通路１は，葉のよ
うな粗大汚染物を留める入口格子２により空気流入側を
覆われている。外気吸入通路１は２つの通路側壁３及び
４を持ち，これらの通路側壁は通路底壁５により下側を
互いに結合され，通路底壁５は第１の水流出口６と第２
の水流出口７とを持つている。外気吸入通路１は通路側
壁４の範囲に後方へずれている壁部分８を持ち，開放可
能な部分１０のある通路頂壁９を持つている。通路側壁
３及び４の前には，壁側水分離装置として格子状の案内
壁１１及び１２が部分的に設けられている。
【００１２】通路側壁４の後方へずれている壁部分８の
範囲には，対向する通路側壁３から突出して水分離装置
１３が設けられ，平面図で見てほぼＶ字状をなし，かつ
少なくとも空気流中へ入り込んで，拡張する外気吸入通
路１から出る空気流が全部水分離装置１３へ当り，それ
からこの水分離装置の空気案内体１４としての機能によ
り，後方へずれている壁部分８の方へ転向されるように
している。
【００１３】水分離機能を果たす空気案内体１４は，約
１ｍｍの網目幅及び約０．３ｍｍの網素線幅を持ち波形
のひだをつけられた目の粗い格子１５を持ち，その頂点
１６から始まつて内側に，約０．２５ｍｍの網目幅及び
約０．１ｍｍの網素線幅を持つ目の細かい格子１７が付
着されて，ほぼ上流へ向くそれぞれ２つの波の谷１８の
間に通路１９を形成している。流出側のプラスチツクか
ら成る目の細かい格子１７によつて，空気の流速が著し
く低下されるので，空気流入側で目の粗い格子１５に付
着する水滴は，殆ど妨げられることなく下方へ流出で
き，一緒に導かれる湿気も流出側通路１９内で分離され
る。空気案内体１４，通路底壁５及び開放可能な部分１
０を持つ通路頂壁９により，流れを鎮静される空間２０
が形成され，この空間から水流出口７が出ている。開放
可能な部分１０を通して，流れに適した構成の空気案内
体１４を掃除及び交換のため容易に取外し，再び挿入す
ることができ，図示してないが外気吸入通路１の内側か
ら突出する素子が，空気案内体１４の正しい位置への取
付けを可能にする。
【００１４】図示してないが，水分離装置が流入方向に
交差して延びかつ流れ方向に傾斜する板として構成され
ていると，完全に良くはないがなお充分な水分離機能及
び空気案内機能が得られる。この実施例では，目の粗い
格子がその流入面の裏側を目の細かい格子で完全に覆わ
れているので，この目の細かい格子により，限られた程
度にのみ空気を通す壁が生じ，その空気透過率は約３０
％にすぎない。従つてほぼ上流へ向くそれぞれ２つの波
の谷にわたつて延びる目の細かい格子によつて形成され
る通路では，空気の流速が小さいので，図示した実施例
におけるように，分離される水は目の粗い格子の裏側を
通路底壁の方へ流出できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】自動車の暖房又は空調装置の外気吸入通路の一
部を切欠いて斜め上から見た図である。 １ 外気吸入通路 ５ 通路底壁 ７ 水流出口 ８ 後方へずれている壁部分 １３ 水分離装置 １５ 目の粗い格子 １７ 目の細かい格子 １８ 波の谷 １９ 通路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 外気吸入通路に設けられて通路底壁から
    突出しかつ目の粗い格子とこれに接する目の細かい格子
    とにより構成される水分離装置を備え，分離される水が
    目の粗い格子の網素線に沿つて下方へ，水流出口を持つ
    水集合個所を形成する通路底壁の方へ導出されるものに
    おいて，流入する空気に面する目の粗い格子（１５）
    が，平面図において波の形状を持ち高さ方向に延びるひ
    だを形成され，かつ目の細かい格子（１７）により少な
    くとも部分的に裏側を覆われ，それによりこの覆われる
    部分においてそれぞれ互いに隣接する２つの波の谷（１
    ８）の間に通路（１９）が形成され，分離される水がこ
    の通路（１９）内を妨げられることなく下方へ流出で
    き，水分離装置（１３）が，後方へずれている壁部分
    （８）により形成される外気吸入通路拡張範囲に設けら
    れて，後方へずれている壁部分（８）から離れた所で終
    つていることを特徴とする，自動車の暖房又は空調装
    置。
  2. 【請求項２】 水分離装置（１３）が流入方向に交差し
    て延びかつ流れ方向に傾斜する板として構成されている
    ことを特徴とする，請求項１に記載の暖房又は空調装
    置。
  3. 【請求項３】 水分離装置（１３）が外気吸入通路の通
    路側壁（３）からほぼＶ字状に突出する空気案内体（１
    ４）として構成され，この空気案内体（１４）が空気流
    入側に目の粗い格子（１５）のみを持ち，目の細かい格
    子（１７）が空気案内体（１４）の頂点（１６）から姶
    まつて目の粗い格子（１５）の内側に設けられているこ
    とを特徴とする，請求項１に記載の暖房又は空調装置。
  4. 【請求項４】 空気案内体（１４）が外気吸入通路の通
    路頂壁（９）の開放可能な部分（１０）により上側を覆
    われていることを特徴とする，請求項３に記載の暖房又
    は空調装置。
  5. 【請求項５】 空気案内体（１４）が通路底壁（５）及
    び通路頂壁（９）の開放可能な部分（１０）と共に空間
    （２０）を区画し，この空間から水流出口（７）が出て
    いることを特徴とする，請求項３及び４に記載の暖房又
    は空調装置。
  6. 【請求項６】 目の粗い格子（１５）が約１ｍｍの網目
    幅及び約０．３ｍｍの網素線幅を持つていることを特徴
    とする，請求項１ないし５の少なくとも１つに記載の暖
    房又は空調装置。
  7. 【請求項７】 目の細かい格子（１７）が約０．２５ｍ
    ｍの網目幅及び約０．１ｍｍの網素線幅を持つプラスチ
    ツク細番手糸から成つていることを特徴とする，請求項
    １ないし６の少なくとも１つに記載の暖房又は空調装
    置。
JP3350587A 1990-12-21 1991-11-08 自動車の暖房又は空調装置 Expired - Lifetime JPH085309B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4041195.8 1990-12-21
DE4041195A DE4041195C1 (en) 1990-12-21 1990-12-21 Heater and air conditioner for motor vehicle - has coarse mesh lattices pleated into wave shapes with channels

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04293613A JPH04293613A (ja) 1992-10-19
JPH085309B2 true JPH085309B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=6421045

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JP3350587A Expired - Lifetime JPH085309B2 (ja) 1990-12-21 1991-11-08 自動車の暖房又は空調装置

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US (1) US5221231A (ja)
JP (1) JPH085309B2 (ja)
DE (1) DE4041195C1 (ja)
FR (1) FR2670717B1 (ja)
GB (1) GB2251394B (ja)
IT (1) IT1250954B (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
IT1250954B (it) 1995-04-24
ITRM910925A0 (it) 1991-12-11
GB9126501D0 (en) 1992-02-12
GB2251394B (en) 1994-10-19
US5221231A (en) 1993-06-22
FR2670717B1 (fr) 1993-10-15
FR2670717A1 (fr) 1992-06-26
GB2251394A (en) 1992-07-08
DE4041195C1 (en) 1992-01-02
ITRM910925A1 (it) 1993-06-11
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