JPH0851963A - 海苔異物除去装置 - Google Patents

海苔異物除去装置

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JPH0851963A
JPH0851963A JP6209076A JP20907694A JPH0851963A JP H0851963 A JPH0851963 A JP H0851963A JP 6209076 A JP6209076 A JP 6209076A JP 20907694 A JP20907694 A JP 20907694A JP H0851963 A JPH0851963 A JP H0851963A
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seaweed
separation
foreign matter
water
storage tank
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JP6209076A
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Tsukasa Takebe
司 建部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 海苔混合液から小エビや小貝等の異物を効率
良く除去すること。 【構成】 貯留タンク3内に外壁の少なくとも一部に生
海苔の厚みより僅かに大きい孔幅の細長い分離孔28を
有する複数の分離室16を配設し、分離室16に対応す
る複数の供給ポート38を1つの排出ポート41に対し
て選択的に連通可能な切換弁35と水を吸引可能な吸引
ポンプ34を備え、切換弁35の供給ポート38を対応
する分離室16に連結し、切換弁35の排出ポート38
を吸引ポンプ38に連結してある。 【効果】 貯留タンク内の海苔混合液を各分離室内に断
続的に強制吸引でき、海苔混合液の水と生海苔を分離孔
に通し、分離孔の幅より大きい異物を分離室外に残し、
海苔混合液から異物を効率良く除去できる。吸引が停止
されるときに分離孔の塞ぎを開放でき、異物を効率良く
除去できる。切換弁によって吸引ポンプの高い吸引力を
そのまま各分離室に作用でき、異物除去処理を増大でき
て装置を小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、海苔原藻を荒切りし
たり海苔原藻を細かく切断した生海苔を水又は海水に混
入した海苔混合液から小エビや小貝等の異物を除去する
海苔異物除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】味付け海苔や板海苔等の製品になる乾燥
海苔は、一般に近海にて養殖した海苔原藻を切断採取し
て水又は海水にて洗浄し、その海苔原藻を脱水した後細
かく切断すると共に水又は海水に混合して海苔混合液と
し、その海苔混合液を洗浄、脱水した後再び水又は海水
に混入して熟生し、その海苔混合液を脱水した後適当な
水と調合し、その海苔混合液を抄造、脱水、乾燥して製
造している。この場合海苔混合液の中に小エビや小貝等
の異物が含まれていると、その異物が乾燥海苔に含まれ
ることになり、その異物が肉眼で気になる程度以上の大
きさの場合にはその乾燥海苔の品質を悪くしたり商品価
値を無くしたりするので、海苔製造業者からこれらの異
物を除去する装置が要望されていた。そこで、本願出願
人によって海苔混合液から小エビや小貝等の異物を分離
除去する海苔異物除去装置が開発され、特開平6−12
1660号公報によって開示されている。この海苔異物
除去装置は、海苔混合液を貯留可能な貯留タンク内に外
壁の少なくとも一部に生海苔の厚みより僅かに大きい孔
幅の細長い分離孔を有する分離ドラムを配設し、その分
離ドラムに排出パイプを連結し、分離ドラム内の海苔混
合液を排出して貯留タンク内の海苔混合液を細長い分離
孔を通して分離ドラム内に吸引し、分離孔の孔幅より薄
い生海苔のみ分離孔に通過させ、それより大きな異物を
分離孔に通過させないようにして異物を分離除去するよ
うにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の海苔異物除
去装置にあっては、海苔混合液の水又は海水と生海苔を
分離孔に通し、分離孔の孔幅より大きい異物を分離孔に
通さないようにしたので、海苔混合液に混入している異
物を確実に除去できて海苔製品の品質を向上できる画期
的な特徴を備えている。ところが海苔混合液を分離孔に
通して異物を分離するようにしているので、分離孔を清
掃手段によって清掃していても生海苔が直ちに分離孔に
吸着して分離孔を塞ぎ、異物分離の処理能力の点で充分
なものではなかった。従って異物分離の処理能力を大き
くしようとすると、装置が大型になって装置の据付スペ
ースが大きくなり、製造コストも高くなる問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、上記課題を解決するために、海苔原藻を切断した生
海苔を水又は海水に混入して成る海苔混合液から小エビ
や小貝等の異物を分離除去する海苔異物除去装置におい
て、海苔混合液を貯留可能な貯留タンクと、その貯留タ
ンク内に配設され、外壁の少なくとも一部に生海苔の厚
みより僅かに大きい孔幅の細長い分離孔を有する複数の
分離室と、その分離室に対応する複数の供給ポートを排
出ポートに対して選択的に連通可能な切換弁と、水又は
海水を吸引可能な吸引ポンプを備え、上記切換弁の供給
ポートを対応する分離室に連結し、切換弁の排出ポート
を吸引ポンプに連結して成ることを特徴としている。ま
た請求項2の発明は、海苔混合液を貯留可能な貯留タン
ク内に、生海苔の厚みより僅かに大きい孔幅の細長い分
離孔を有する分離室を複数配設すると共にそれらの分離
室の分離孔に向けて水又は海水を噴射可能な噴射装置を
配設し、上記貯留タンク外に、上記分離室に対応する複
数の供給ポートを排出ポートに対して回転弁体の回転に
より選択的に連通可能な回転切換弁を配設すると共に水
又は海水を吸引可能な吸引ポンプを配設し、上記回転切
換弁の供給ポートを対応する分離室に連結し、排出ポー
トを吸引ポンプに連結して成ることを特徴としている。
また請求項3の発明は、海苔混合液を貯留可能な貯留タ
ンクと、水又は海水を貯留可能な水槽と、上記貯留タン
ク内に配設され、外壁の少なくとも一部に生海苔の厚み
より僅かに大きい孔幅の細長い分離孔を有する少なくと
も1つの分離室と、複数の供給ポートを排出ポートに対
して選択的に連通可能な切換弁と、水又は海水を吸引可
能な吸引ポンプを備え、上記切換弁の複数の供給ポート
の1つを上記分離室に連結し、他の供給ポートを上記水
槽に連結し、切換弁の排出ポートを吸引ポンプに連結し
て成ることを特徴としている。
【0005】
【作用】請求項1の構成によれば、海苔混合液を貯留タ
ンク内に貯留した状態で、吸引ポンプを運転させると共
に切換弁を作動させると、各分離室に対応する供給ポー
トが排出ポートに対して選択的に連通され、吸引ポンプ
の吸引力が各分離室に交互に作用し、貯留タンク内の海
苔混合液が各分離室内に断続的に強制吸引される。その
結果海苔混合液の水又は海水と生海苔は分離孔を通過し
て分離室に吸引されるが、分離孔の幅より大きい異物は
分離室外に残される。また分離室内への吸引が断続され
るので、吸引が停止されるときに分離孔を塞いでいる生
海苔や異物を除去して分離孔を開放できる。また各分離
室への吸引力の作用を切換弁によって切換えているの
で、吸引ポンプの大きな吸引力を各分離室に作用でき
る。請求項2の構成によれば、分離孔に水又は海水を噴
射して分離孔の詰まりを防止すると共に、回転切換弁に
よって複数の供給ポートを排出ポートに選択的に切換え
るようにしたので、各分離室内に対する吸引力作用の切
換を円滑にできる。請求項3の構成によれば、吸引ポン
プを運転させると共に切換弁を作動させると、分離室に
対応する供給ポートが排出ポートに対して間欠的に連通
され、吸引ポンプの大きな吸引力が分離室に間欠的に作
用し、貯留タンク内の海苔混合液が分離室内に効率良く
強制吸引される。
【0006】
【実施例】図1〜図6は海苔異物除去装置の第1実施例
を示し、1は海苔混合液から異物を除去するための異物
除去ユニット、2は異物除去ユニット1によって異物を
除去した後の海苔混合液を一時貯留してその海苔混合液
の水又は海水(以下水と記す。)を還流するための還流
ユニットで、これらのユニット1、2は分離して設ける
ことによって狭い作業場への設置を容易にしているが一
体に設けても良い。先ず異物除去ユニット1について説
明する。3は海苔混合液を貯留可能な貯留タンクで、箱
型に形成されている。この貯留タンク3は支持枠4に支
持されてその下方に収容空間5が形成されている。供給
タンク3内には環状の分離板6が固定的に設置され、供
給タンク3内を内側の供給室7と外側の異物回収室8に
区切っている。分離板6には海苔混合液の生海苔は通さ
ないが水は通す大きさ例えば直径2mm程度の多数の小
さな連通孔6aが形成されている。分離板6の相対向す
る2個所には大きな開口部9が夫々形成され、その開口
部9が開口縁部に設けた案内保持片10に上下抜差し自
在に嵌合されている交換板11によって閉鎖されてい
る。この交換板11には多数の小さな連通孔11aが形
成されると共に、指掛部11bが取着されている。交換
板11は連通孔11aの大きさが直径1mm、1.5m
m等のように異なっている別の交換板11と交換できる
ようにしてある。供給室7、異物回収室8及び後述の補
助貯留槽69には排水管12a、13a、14aが連結
され、通常はバルブ12b、13b、14bによって閉
鎖され、清掃時に開放されるようになっている。
【0007】分離板6内の両端部付近には上下側が閉鎖
されている閉鎖筒状の異物分離槽15が軸線が上下方向
になるように夫々固定的に設置されている。これらの異
物分離槽15は同じ構成であり、夫々分離室16を構成
している。異物分離槽15は図5、6に示すように構成
されている。即ち、鋳物製の筒体22に複数の開口23
を周囲を等分する位置に設けると共に外周面に小さなピ
ッチ例えば1.3mmの螺旋溝24が形成されている。
この筒体22の外周には例えば直径1mmのステンレス
製の線材25が螺旋溝24に嵌まり込むように螺旋状に
巻付けられ、線材25の両端部は筒体22に螺子で挾ん
で固着されている。線材25は異物分離槽15の内外を
区切る分離壁27を構成し、また螺旋状に巻付けられた
隣合う線材25相互間には生海苔の厚みより僅かに大き
い孔幅の細長い分離孔28が形成されている。分離壁2
7は供給室7と分離室16とを区分している。上記筒体
22にはほぼ円錐形の底壁29が一体に成形され、その
中央部に排出孔29aが形成されている。筒体22の上
側には蓋板30が固着されている。上記分離孔28の大
きさは、生海苔が一般に0.05mm〜0.3mm程度
の厚みであるので、例えば孔幅を約0.3mm、長さを
約30mmにしてある。なお分離孔28の大きさは、生
海苔の厚みや大きさが採取時期や切断の仕方によって異
なるので、上記数値に限定されるものではなく、孔幅を
例えば1mm程度にしたり、長さを20mmや50mm
以上にしても良い。
【0008】次に、31は供給室7内に前工程から海苔
混合液を供給する供給手段で、供給管32と供給ポンプ
32A(図1)とで構成されている。33は2つの分離
室15内の海苔混合液を交互に強制排出する排出手段
で、水を吸引可能な一対のモータ付吸引ポンプ34とこ
れらの吸引ポンプ34の吸引力を一対の分離室15に交
互に作用させるための切換弁を構成する回転切換弁35
とを備えている。上記回転切換弁35は図7、8に示す
ように、筒型の弁本体36内に回転弁室37を設けると
共にその弁本体36の周壁36aの相対向する位置に2
つの供給ポート38を設けてある。また一方の側壁36
bには回転軸39を軸受40を介して回転自在に支承
し、他方の側壁36cには1つの排出ポート41を設
け、回転弁室37内に回転軸39に固着されている回転
弁体42を回転自在に設けてある。回転弁体42は図8
に示すように回転弁室37の内面に沿って回転する筒形
に形成され、その一部には回転中心に対する開き角度が
150度程度の開口部42aが形成され、2つの供給ポ
ート38を選択的に開閉するようになっている。上記回
転軸39の端部には歯車43が固着され、この歯車43
に可変速の駆動モータ44の駆動軸45に固着されてい
る歯車46が噛合されている。2つの供給ポート38は
対応する分離室15の排出孔29aに連結ホース47を
介して連結されている。
【0009】上記一対の吸引ポンプ34は、吸引孔34
aどうしが連結管51によって連結されると共に吐出孔
34bどうしが連結管52によって連結されており、吸
引側の連結管51の中央部が回転切換弁35の排出ポー
ト41に連結ホース53を介して連結されている。吐出
側の連結管52の中央部には還流ユニット2に向けて異
物分離後の海苔混合液を排出するための連結ホース54
が連結されている。なお図面では一対の吸引ポンプ34
を使用しているが、1つの大型の吸引ポンプを使用して
も良い。また回転切換弁35の代わりに弁体が往復動し
て供給ポートを選択的に開閉する往復切換弁を用いても
良い。
【0010】56は異物分離槽15の分離孔28の詰ま
りをを清掃する清掃装置として例示する噴射装置で、貯
留タンク3に固着されている支持枠57に回転自在に支
承されている中空の回転軸58と、回転軸58の下端部
に固着されている4本の噴射ノズル59と、回転軸58
の上端部に回転継手61と供給ホース62を介して連結
されている供給ポンプ63とを備えている。回転軸58
にはスプロケット64が固着され、支持枠57に設けら
れている駆動モータ65によってスプロケットとチェー
ンを介して低速回転されるようにしてある。噴射ノズル
59には分離壁27に向けて開口する複数の噴射孔59
aが形成されている。上記噴射装置56は、還流ユニッ
ト2や後述の補助還流槽69と共に分離室16から吸引
した海苔混合液の水を供給室7に還流するための還流手
段66を兼用しており、供給ポンプ63の吸入口63a
が補助還流槽69に連結ホース68を介して連結されて
いる。噴射装置56は還流水に代えて新たな井戸水や水
道水を噴射するものでも良い。清掃装置としては、噴射
装置56に代えて、分離壁27の外周に接触して回動す
るブラシ手段や分離壁27の内側から外側に向けて水や
空気を噴射する噴射手段で構成しても良い。
【0011】次に、69は図1、2に示すように貯留タ
ンク3の側面に一体に固着されている補助還流槽で、図
4に示すように箱形容器に構成されている。補助還流槽
69の底壁には排出孔70が設けられ、この排出孔70
に連結ホース68が連結されている。71は異物分離室
15内の液面に浮かぶ「のろ」や泡等の異物を除去する
異物排出手段で、補助還流槽69の上部近くに傾斜分離
壁72を配設して異物分離通路73を設け、異物分離通
路73内に異物分離室8内の軽い異物が貯留タンク3の
側壁に設けた連通窓74から溢水されるようになってい
る。傾斜分離壁72には複数の開口72aが形成され、
その開口72aに細かいメッシュの分離網75が取付け
られている。異物分離通路73の底部には排出ホース7
6が連結されている。連通窓74の下側部分には溢水板
78が高さ位置調整可能に取付けられ、異物回収室8内
の液面が上限又は上限近くになったときのみ泡やごみを
異物分離通路73にオーバフローさせるようにしてあ
る。
【0012】次に図1の還流ユニット2について説明す
る。80は異物分離後の海苔混合液を貯留可能な箱型の
貯留タンクで、側面には還流槽81が一体に固着されて
いる。貯留タンク80と還流槽81との間の仕切壁82
には水は通すが生海苔は通さない例えば直径1mm程度
の多数の小さな孔82aが開口されている。貯留タンク
80内の仕切壁82には噴射管83が取着されている。
噴射管83は一端部が閉鎖され、外周には仕切壁82に
対向する多数の噴射孔83aが形成されている。噴射管
83の他端部には上記連結ホース54が連結されてい
る。84は貯留タンク80内に設置されている撹拌手段
で、支持枠85に回転自在に支承されている撹拌軸86
と、その下端部に固着されている撹拌翼87を備えてい
る。撹拌軸86は図示しない駆動モータによって回転さ
れるようになっている。88は還流槽81内の水を補助
還流槽69に供給するための供給ポンプで、水中ポンプ
によって構成され、吐出口に供給ホース89の一端部が
連結され、供給ホース89の他端部が補助還流槽69に
挿入されている。90は貯留タンク80内の海苔混合液
を次工程に送給する送給手段で、送給ホース91と送給
ポンプ91Aを備えている。92、93、94は貯留タ
ンク3、80、補助還流槽69内の液面の高さを検出す
る検出スイッチで、検出スイッチ92の信号によって供
給手段31の供給ポンプ32Aの作動をON、OFF制
御し、検出スイッチ93の信号によって排出手段33の
吸引ポンプ34をON、OFF制御し、検出スイッチ9
4の信号によって供給ポンプ88をON、OFF制御す
るようになっている。これらの制御は制御装置95によ
って行う。
【0013】上記海苔異物除去装置は、海苔製造工程に
おける原藻洗い工程と原藻切断洗浄工程の間や、原藻切
断洗浄工程と海苔切断洗浄脱水工程の間、海苔切断洗浄
脱水工程と海苔熟生脱水工程の間、海苔熟生脱水工程と
海苔調合工程の間又は海苔調合工程と海苔抄造工程との
間等に組み込んで使用する。使用に際しては、供給ホー
ス32によって前工程から海苔混合液を供給室7に供給
する。この場合予め貯留タンク3内に水を或程度入れて
おいても良い。供給室7内の海苔混合液の生海苔の一部
と水の一部は異物分離槽15における分離孔28を通し
て分離室16に入り、また海苔混合液の水と小さな海苔
くず等の異物は分離板6の連通孔6aを通して異物貯留
室8に入る。供給室7内の液面が高くなり、上限に達し
たことを検出スイッチ90が検出すると、その信号によ
って供給手段31による海苔混合液の供給が停止され
る。一方還流ユニット2の貯留タンク80内に水を供給
し、貯留タンク80と還流槽81内に適当量例えば8割
程度水を供給し、撹拌手段84を作動させておく。また
駆動モータ65を駆動させて回転軸58を矢印方向へ回
転させ、噴射ノズル59を分離壁27の周囲に沿って矢
印方向へ回動させる。
【0014】この状態で排出手段33の吸引ポンプ34
と還流手段66の供給ポンプ63、88を作動させると
共に、回転切換弁35作動用の駆動モータ44を作動さ
せる。吸引ポンプ34の作動により、回転切換弁35の
排出ポート41に大きな吸引力が作用し、駆動モータ4
4の作動により回転弁体42が所定速度で回転し、2つ
の供給ポート38を排出ポート41に対して交互に連通
させる。従って、2つの供給ポート38には常に吸引ポ
ンプ34の最大吸引力が間欠的に作用し、2つの分離室
16内の海苔混合液が所定時間おきに所定時間づつ間欠
的に強制吸引される。分離室16内の海苔混合液が間欠
的に強制吸引されると、供給室7内の海苔混合液を分離
孔28から分離室16内に所定時間強制吸引し、その後
所定時間吸引を停止する。分離室16に吸引力が作用す
る時間は駆動モータ44による回転弁体42の回転速度
によって任意に調整できるが、例えば1秒又は2秒に設
定され、吸引力作用が停止される時間も同様に例えば1
秒又は2秒に設定される。
【0015】吸引ポンプ34によって吸引された海苔混
合液は連結管52や連結ホース54を介して還流ユニッ
ト2の噴射管83に供給され、この噴射管83の噴射孔
83aから貯留タンク80内に供給される。噴射孔83
aから噴射される海苔混合液は仕切壁82に当接するの
で、連通孔82aの生海苔による詰まりが解消される。
海苔混合液が仕切壁82に当接されるので、生海苔の表
面が洗浄され、生海苔の品質が良くなる。また還流手段
66の供給ポンプ63が作動されると、補助還流槽69
内の水を吸引して回転軸58から各噴射ノズル59内に
供給し、噴射ノズル59の噴射孔59aから水を噴射す
る。噴射孔59aから噴射される水は分離壁27の全周
に亘って連続的に噴射され、その分離壁27の周囲付近
に存在する供給室7内の海苔混合液を分離壁27に噴き
付け、海苔混合液を分離孔28に積極的に送り込む。ま
た供給ポンプ88が作動されると、還流槽81内の水を
供給ホース89を介して補助還流槽69に供給する。
【0016】分離孔28は、生海苔の厚みより僅かに大
きな寸法の孔幅を有する細長い形状に設けてあるので、
海苔混合液の生海苔は水と共に分離孔28から分離室1
6内に流入するが、分離孔28の孔幅より大きな寸法の
小エビや小貝等の異物は分離孔28の孔縁によって係止
されて供給室7内に残される。分離孔28の孔幅は生海
苔の厚みより僅かに大きな大きさ例えば0.3mm程度
に形成してあるので、分離室16内に入った海苔混合液
の中には例えば0.3mm程度以上の異物が全く無くな
る。供給室7内の海苔混合液が分離孔28から分離室1
6内に積極的に吸引されることによって、海苔混合液の
生海苔が分離壁27内面に付着して分離孔28を塞ぐ現
象を示すが、回動する噴射ノズル59の噴射孔59aか
ら分離壁27の全周に亘って連続的に水が噴射されてお
り、しかも分離室16に作用する吸引力が回転切換弁3
5によって間欠的に停止されるので、分離壁27に吸着
された生海苔や異物は吸引力が作用しないときに噴射ノ
ズル59からの水噴射によって剥がされ、分離孔28の
詰まりが効率良く清掃されて生海苔の流入が良くなる。
このことは単位時間当りの海苔異物除去能力を大幅に向
上させる。また吸引ポンプ34が連続運転されている状
態で、2つの分離室16に作用する吸引力が回転切換弁
35によって選択的に切換えられるので、各分離室16
には常に吸引ポンプ34による大きな吸引力が間欠的に
作用することになり、その結果海苔混合液を分離室16
内に大きな力で効率良く吸引でき、小さな異物分離槽1
5によって大きな異物除去能力を発揮できる。
【0017】上記のように貯留タンク80に海苔混合液
が排出手段33によって供給されると共に貯留タンク8
0に連通している還流槽81内の水が還流手段66によ
って還流されるので、貯留タンク80内の海苔混合液の
濃度は短時間で濃くなる。また排出手段33による貯留
タンク80への供給量を還流手段66による還流槽81
からの排出量より僅かに多くすることによって、貯留タ
ンク80内の海苔混合液を増やすことができる。貯留タ
ンク80内の液面が上限に達したことを検出スイッチ9
3が検出すると、排出手段33の吸引ポンプ34の運転
を停止させる。貯留タンク80内の海苔混合液の濃度が
所望の濃度になった時点で、送給手段90の送給ポンプ
91Aを作動させて海苔混合液を次工程に排出する。海
苔混合液は異物が除去されているので抄造後の海苔製品
の品質を良くできる。送給手段90による送給によって
貯留タンク80内の海苔混合液が少なくなり、下限にな
ったことを検出スイッチ94が検出すると、吸引ポンプ
34を運転させる。
【0018】一方供給室7内の海苔混合液が少なくな
り、下限になったことを検出スイッチ92が検出する
と、供給手段31の供給ポンプ32Aを再び運転させ
る。なお排出手段33による供給室7からの排出量を還
流手段66による還流量より多くし、排出手段33によ
る排出量が供給手段31による供給量と還流手段66に
よる還流量との和と略バランスするようにすると能率良
く異物除去できる。また還流手段66を常時作動させ、
噴射装置56を連続作動させるようにすることが好まし
い。異物貯留室8内の水に浮かぶ泡や軽いごみは、液面
が上限近くになったときに連通窓74の溢水板78を越
えて異物分離通路73に入り、傾斜分離壁72上を流れ
る。傾斜分離壁72上を流れる海苔混合液の水は開口7
2aの分離網75を通って補助還流槽69内に回収さ
れ、分離網75上を流れる泡やごみは排出ホース76か
ら排出される。上記実施例では、排出手段33によって
海苔混合液をそのまま貯留タンク80に供給している
が、この海苔混合液を業界周知の脱水筒に供給し、その
脱水筒で脱水された生海苔を貯留タンク80に供給し、
脱水によって生じた水を還流槽や補助還流槽に供給した
り或いは直接噴射装置に供給して還流水として使用して
も良い。この場合には水を有効利用できて運転コストを
低くできる。
【0019】図9〜11は第2実施例を示すもので、第
1実施例と同一又は均等な部分には同じ符号にアルファ
ベットのeを付して重複説明を省略している。図12に
ついても同様にアルファベットのfを付して重複説明を
省略する。貯留タンク3e内を多数の小さな孔6aeを
有する分離板6eで仕切って異物分離室8eを形成する
とともに、溢水板3Aによって仕切って撹拌室7aeと
供給室7eを形成している。撹拌室7ae内には駆動モ
ータ96によって回転される回転軸97が配設され、回
転軸97に撹拌翼98が取着されている。供給室7e内
の中間部には多数の分離ローラ100を互いに僅かな隙
間をあけて多数本並設して成る分離壁27eが斜めに配
設されている。これらの分離ローラ27eの間の隙間は
分離孔28eを形成している。分離孔28eの幅は生海
苔の厚みより僅かに大きな寸法にしてある。1本おきの
各分離ローラ100は一端部が貯留タンク3eの一方の
側壁から突出され、他の各分離ローラ100は一端部が
貯留タンク3eの他方の側壁から突出され、これらの突
出部にヘリカルギヤ101が楔着されている。
【0020】貯留タンク3eの両側の側壁には夫々ヘリ
カルギヤ101列に沿って回転軸102が軸受103を
介して配設され、これらの回転軸102に上記ヘリカル
ギヤ101に噛み合うヘリカルギヤ105が楔着されて
いる。回転軸102の端部にはプーリ106が取着さ
れ、プーリ106が貯留タンク3eに取着されている駆
動モータ107によってプーリ108やタイミングベル
ト109を介して回転されるようになっている。各分離
ローラ100の回転は自体の上側部分が分離壁27eの
低い方向即ち図9の左側へ回転するように設定されてい
る。分離壁27eの下側には分離室16eを形成する樋
形状の2つの異物分離槽15eが開口縁を分離壁27e
に近接して配設されている。2つの分離室16eは切換
弁35eの供給ポート38eに連結され、切換弁35e
の排出ポート41eは吸引ポンプ34eに連結されてい
る。供給室7e内には噴射装置56eを構成する噴射管
59eが固定的に配設されている。噴射管59eには分
離壁27eに対向する噴射孔59aeが形成され、一端
部は弾性変形可能なホース62eを介して水供給源に連
結されている。
【0021】この実施例では、撹拌室7ae内に海苔混
合液を供給すると、その海苔混合液は溢水板3Aを乗り
越えて供給室7eに供給される。この場合海苔混合液に
混入している小石等の重い異物は撹拌室7aeの底に堆
積して除去される。また海苔混合液に含まれる小さな異
物は分離板6eの連通孔6aeを通って異物分離室8e
に入り、除去される。供給室7e内に海苔混合液を貯留
した状態で、吸引ポンプ34eを運転させると共に切換
弁35eを作動させると、吸引ポンプ34eによる最大
吸引力が2つの分離室16eに交互に作用し、分離室1
6e内の海苔混合液を断続的に強制吸引する。従って供
給室7e内の海苔混合液が分離ローラ100間の分離孔
28eを通して分離室16eに吸引され、異物が除去さ
れる。一方駆動モータ107によって一対の回転軸10
2を夫々回転させると、各分離ローラ100がその上面
が分離壁27eの傾斜側へ向かうように同じ方向へ回転
される。その結果分離孔28eに引掛った異物や生海苔
が分離ローラ100の回転によって分離壁27eの低い
方向へ順次動かされ、分離壁27eの端部で溢水板3A
の開口窓3Aeから撹拌室7aeに落下される。また噴
射管59eの噴射口から水が噴射されているので、噴射
水が分離壁27eの各分離孔28eに全体的に当接し、
分離室16eの吸引力が間欠的に停止されるときに分離
孔28e部分が洗浄されて詰まりが除去される。なお、
図9〜11の実施例では分離壁27eの下側に異物分離
槽15eを配設しているが、分離壁27eの下側に撹拌
室7aeに連通する供給室7eを構成し、分離壁27e
の上側に異物分離槽15eを配設して分離ローラ100
列の上側に分離室16eを設けても良い。
【0022】図12は第3実施例を示すもので、異物分
離槽の異なる例を示している。この図では、異物分離槽
15fの内部が仕切壁15Aによって半分に仕切られ、
1つの異物分離槽15fによって2つ分離室16fが構
成されている。2つの分離室16fの下端部はホース4
7fを介して切換弁35fの2つの対応する供給ポート
に連結され、切換弁35fの排出ポートはホース53f
を介して吸引ポンプ34fに連結されている。この例で
は、切換弁35fによって吸引ポンプ34の吸引力が2
つの分離室16fに交互に間欠的に作用され、各分離室
16f内に海苔混合液が間欠的に大きな吸引力で強制吸
引される。また2つの分離室16fを1つの異物分離槽
15fによって構成しているので、装置を小型にでき
る。
【0023】なお上記各実施例では、貯留タンク内に2
つ分離室を配設しているが、1つの分離室を配設し、そ
の分離室を切換弁の一方の供給ポートに連結し、切換弁
の他方の供給ポートを補助還流槽や別に配設する水タン
ク等の水槽に連結し、吸引ポンプの吸引力を切換弁によ
って分離室と水槽とに交互に作用させるようにしても良
い。この場合にも、分離室に吸引ポンプの最大吸引力を
分離室に間欠的に作用させることができ、異物を効率良
く除去できる。
【0024】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、吸引ポ
ンプの吸引力を切換弁によって各分離室に交互に作用さ
せるようにしたので、貯留タンク内の海苔混合液を各分
離室内に断続的に強制吸引でき、その結果海苔混合液の
水又は海水と生海苔が分離孔を通過して分離室に吸引さ
れるが、分離孔の幅より大きい異物は分離室外に残さ
れ、海苔混合液から異物を効率良く除去できる。また分
離室内への吸引が断続されるので、吸引が停止されると
きに分離孔を塞いでいる生海苔や異物を除去して分離孔
を開放でき、異物を効率良く除去できる。また各分離室
への吸引力の作用を切換弁によって切換えているので、
吸引ポンプの高い吸引力をそのまま各分離室に作用で
き、その結果海苔混合液から異物を分離する処理能力を
大幅に増大でき、装置の小型化を図ることができる。請
求項2の発明は、分離孔に水又は海水を噴射して分離孔
の詰まりを防止すると共に、回転切換弁によって複数の
供給ポートを1つの排出ポートに選択的に切換えるよう
にしたので、各分離室内への生海苔の吸引を効率良く行
うことができ、しかも吸引の切換をスムーズに効率良く
できる。請求項3の発明は、請求項1の発明と同様に分
離室への吸引力の作用を切換弁によって切換えているの
で、吸引ポンプの高い吸引力をそのまま分離室に作用で
き、海苔混合液から異物を効率良く除去でき、異物除去
能力を大きくできると共に、装置の小型化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例を示す概略平面図で
ある。
【図2】図2は図1の異物分離ユニットの一部を省略し
て示す平面図である。
【図3】図3は図2の一部を断面にして示す正面図であ
る。
【図4】図4は図2の一部を断面にして示す背面図であ
る。
【図5】図5は図3の異物分離槽を一部を切り欠いて示
す拡大側面図である。
【図6】図6は図5のX−X線断面図である。
【図7】図7は回転切換弁の横断面図である。
【図8】図8は図7のY−Y線断面図である。
【図9】図9は本発明の第2実施例を示す断面図であ
る。
【図10】図10は図9の平面図である。
【図11】図11は図10の要部の正面図である。
【図12】図12は本発明の第3実施例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
3 貯留タンク、16 分離室、28 分離孔、34
吸引ポンプ、35 回転切換弁(切換弁)、38 供給
ポート、41 排出ポート、42 回転弁体、56 噴
射装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海苔原藻を切断した生海苔を水又は海水
    に混入して成る海苔混合液から小エビや小貝等の異物を
    分離除去する海苔異物除去装置において、海苔混合液を
    貯留可能な貯留タンクと、その貯留タンク内に配設さ
    れ、外壁の少なくとも一部に生海苔の厚みより僅かに大
    きい孔幅の細長い分離孔を有する複数の分離室と、その
    分離室に対応する複数の供給ポートを排出ポートに対し
    て選択的に連通可能な切換弁と、水又は海水を吸引可能
    な吸引ポンプを備え、上記切換弁の供給ポートを対応す
    る分離室に連結し、切換弁の排出ポートを吸引ポンプに
    連結して成る海苔異物除去装置。
  2. 【請求項2】 海苔原藻を切断した生海苔を水又は海水
    に混入して成る海苔混合液から小エビや小貝等の異物を
    分離除去する海苔異物除去装置において、海苔混合液を
    貯留可能な貯留タンク内に、生海苔の厚みより僅かに大
    きい孔幅の細長い分離孔を有する分離室を複数配設する
    と共にそれらの分離室の分離孔に向けて水又は海水を噴
    射可能な噴射装置を配設し、上記貯留タンク外に、上記
    分離室に対応する複数の供給ポートを排出ポートに対し
    て回転弁体の回転により選択的に連通可能な回転切換弁
    を配設すると共に水又は海水を吸引可能な吸引ポンプを
    配設し、上記回転切換弁の供給ポートを対応する分離室
    に連結し、排出ポートを吸引ポンプに連結して成る海苔
    異物除去装置。
  3. 【請求項3】 海苔原藻を切断した生海苔を水又は海水
    に混入して成る海苔混合液から小エビや小貝等の異物を
    分離除去する海苔異物除去装置において、海苔混合液を
    貯留可能な貯留タンクと、水又は海水を貯留可能な水槽
    と、上記貯留タンク内に配設され、外壁の少なくとも一
    部に生海苔の厚みより僅かに大きい孔幅の細長い分離孔
    を有する少なくとも1つの分離室と、複数の供給ポート
    を排出ポートに対して選択的に連通可能な切換弁と、水
    又は海水を吸引可能な吸引ポンプを備え、上記切換弁の
    複数の供給ポートの1つを上記分離室に連結し、他の供
    給ポートを上記水槽に連結し、切換弁の排出ポートを吸
    引ポンプに連結して成る海苔異物除去装置。
JP6209076A 1994-08-09 1994-08-09 海苔異物除去装置 Pending JPH0851963A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11276125A (ja) * 1998-03-31 1999-10-12 Shinwa Seisakusho:Kk 生海苔の異物分離除去装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11276125A (ja) * 1998-03-31 1999-10-12 Shinwa Seisakusho:Kk 生海苔の異物分離除去装置

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