JPH0851795A - ステップモータの制御方法およびその制御装置並びに内燃機関の制御装置 - Google Patents

ステップモータの制御方法およびその制御装置並びに内燃機関の制御装置

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JPH0851795A
JPH0851795A JP6187218A JP18721894A JPH0851795A JP H0851795 A JPH0851795 A JP H0851795A JP 6187218 A JP6187218 A JP 6187218A JP 18721894 A JP18721894 A JP 18721894A JP H0851795 A JPH0851795 A JP H0851795A
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control
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 敏速な制御を実現でき、かつ脱調現象も良好
に防止し得るステップモータの制御方法を得る。 【構成】 ステップモータのコイル電流を検出し(ステ
ップS1)、その検出値が所定値より小さいか否かを判
定する(ステップS2)。検出値が所定値より小さいと
きは、ステップモータが充分動けず脱調のおそれがある
ため駆動を停止する(ステップS4)。一方、検出値が
所定値以上であるときはコイル電流に対応してステップ
モータの出力トルクを確保するように駆動周波数の上限
値を選定する(ステップS3)。ステップモータのコイ
ル電流を検出することでステップモータのコイル温等に
関係なく実際の出力トルクを検出でき、ステップモータ
への駆動信号の供給停止を実際の出力トルクに応じて制
御でき、またステップモータの駆動周波数の上限値を実
際の出力トルクに応じて選定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ステップモータの制
御方法およびその制御装置並びにこのステップモータを
有する内燃機関の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図20は、例えば特公平2−22225
号公報等に示された電子制御燃料噴射方式内燃機関に適
用されたアイドル回転速度制御装置を概略的に示す構成
図である。同図において、1は機関本体を示しており、
2は吸気通路を表している。吸気通路2内にはスロット
ル弁3が設けられている。このスロットル弁3の上流の
吸気通路と下流の吸気通路とをスロットル弁3をバイパ
スして連結するバイパス吸気通路4には、その流路断面
積を制御する制御弁5が設けられている。この制御弁5
は、ステップモータ6によってその開閉動作が制御され
る。ステップモータ6は、駆動回路7よりライン8を介
して送り込まれる複数組の電流によって付勢される。駆
動回路7には、制御回路9より駆動信号が送り込まれ
る。
【0003】機関のディストリビュータ10には、その
ディストリビュータ軸に取り付けられた回転板11と、
その回転板11に設けられた所定角度毎の突起部の通過
を検出してクランク角信号を発生するクランク角センサ
12とが設けられている。したがって、クランク角セン
サ12からは、クランク軸が所定角度回転する毎にクラ
ンク角信号が得られ、このクランク角信号はライン13
を介して制御回路9に送り込まれる。バッテリ14の端
子電圧、吸気通路2に設けられた圧力センサ16の検出
値は、それぞれライン15,17を介して制御回路9に
送り込まれる。
【0004】圧力センサ16で検出された吸気管圧力と
クランク角センサ12からのクランク角信号によって決
められた吸入空気量に見合う量の燃料が吸気マニホルド
部18に設けられた燃料噴射弁19より機関の燃焼室2
0内に供給される。したがって、スロットル弁3もしく
は制御弁5によって吸入空気量を制御することにより、
機関の回転速度を制御することができる。
【0005】図21は、図20に示した制御回路9の一
例を示すブロック図である。この例は、制御回路9とし
てストアドプログラム方式のデジタルコンピュータを用
いた場合である。デジタルコンピュータは、各種の演算
処理を行う中央処理装置(CPU)21、書き込みおよ
び読み出しが可能なランダムアクセスメモリ(RAM)
22、制御プログラム、演算定数および演算上用いられ
る各種のテーブル等が予め格納されているリードオンリ
ーメモリ(ROM)23、入力ポート24,25、出力
ポート26等がバス27を介して接続されている。
【0006】入力ポート24には、バッテリ14の端子
電圧および圧力センサ16の検出値がA/D変換器28
でディジタル信号に変換されて供給される。入力ポート
25には機関の回転速度を表す回転速度信号が回転速度
信号発生回路29から送り込まれる。この回転速度信号
発生回路29はクランク角センサ12からのクランク角
信号の間隔をカウンタ等で計時する回路で構成される。
出力ポート26にはステップモータ6の駆動回路7が接
続されており、バス27を介してCPU21からこの出
力ポート26に供給される4ビットの駆動信号に応じて
駆動回路7よりステップモータ6の励磁電流が出力され
る。
【0007】ところで、機関を始動する場合、スタータ
モータ(図示せず)に大電流が流れるためバッテリ電圧
が大幅に低下し、ステップモータ6に駆動信号を送って
もステップモータ6が全く作動しないかあるいは誤った
作動をしてしまう。すなわち、ステップモータ6の脱調
現象を生じる。特に、外気温が低い場合はバッテリ電圧
がより低下するため脱調現象が発生しやすい。また、ス
タータモータのクランキング時は機関回転数が低く、こ
のときはオルタネータ(図示せず)もバッテリに充電を
行わないので、ステップモータ駆動用の電圧をオルタネ
ータから得ることもできない。ステップモータ6がこの
ように脱調現象を起こすと、制御回路9側で記憶してい
るステップモータ6の回動位置と実際の回動位置とが異
なってしまうため、始動時のみならず始動後の吸入空気
流量制御に重大な支障を与える。
【0008】そこで、上述した特公平2−22225号
公報等の例では、所定電圧以下ではステップモータ6の
駆動を停止することで、脱調現象を防止することが行わ
れている。詳細説明は省略するが、特公平2−5210
8号公報等の例では、ステップモータ6の出力トルクが
駆動周波数に依存することから、電源電圧に応じて上限
周波数を制限することで、脱調現象を防止することが行
われている。
【0009】また、ステップモータ6を駆動する制御回
路9において、ステップモータ6を駆動するためのパル
ス数の基準位置からの増減を計算することによって、制
御弁5の開度を制御回路9に記憶されたステップモータ
6の位置と一致させ、制御弁5の開度を知るようにして
いる。しかし、機関運転中のときには、制御弁5の開度
が基準位置に対応する開度となるとは限らず、また通常
走行中に制御弁5の開度を強制的に基準位置に対応する
開度とすると、車両運転制御性能が損なわれるおそれが
ある。そこで、詳細説明は省略するが、特公昭63−4
2106号公報等の例では、点火スイッチ遮断直後にス
テップモータ6に通電して、制御弁5を全閉位置あるい
は全開位置まで駆動し、これを制御の基準位置とするこ
とが行われている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特公平2−
22225号公報および特公平2−52108号公報等
に記載された従来装置ではステップモータ6にかかる電
圧値により駆動の停止、あるいは駆動周波数を判断して
いるため、ステップモータ6のコイル温度等も考慮して
最悪条件で電圧値、駆動周波数を決定する必要がある。
例えば、電源通電後であまり時間が経過していない始動
時等でステップモータ6のコイル温度が低い場合には、
コイル抵抗が小さく、従ってコイル温度が高いときに設
定された電圧よりも十分低い電圧でもコイル温度が高い
ときと同等の電流を流すことができ、実際は、設定電圧
を低くかつ駆動周波数を高く設定することができる場合
でも、遅らせて動作させるため、敏速な制御が必要とさ
れる場合に不利となる問題点があった。
【0011】さらに、ステップモータ6の出力トルクは
ステップモータ6の制御弁5の前後差圧によっても大き
く影響を受け、差圧が大きい場合には差圧に打ち勝つた
めの出力トルクが余分に必要となる。しかし、上述した
ように電圧のみで判断する場合は最悪条件を考慮して駆
動を停止する電圧、駆動周波数を設定せざるを得ず、性
能的に劣るという問題点があった。
【0012】また、特公昭63−42106号公報等に
記載された従来装置では、点火スイッチ遮断直後にステ
ップモータ6に通電して、制御弁5を基準位置まで動作
させるようにしているので、この動作が終了するまでは
制御回路9には通電して働かせる必要がある。そのた
め、点火スイッチ遮断検出回路、あるいは基準位置まで
の動作終了後に自ら制御回路9の電源をオフとさせるた
めの制御回路が必要となり、高価で複雑なものとなる問
題点があった。
【0013】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、ステップモータの敏速な制御を実
現でき、かつ脱調現象も防止し得るステップモータの制
御方法およびその制御装置、並びにステップモータの制
御に影響を与えることなく、かつ複雑、高価な構成を必
要とすることなく吸入空気量制御弁を基準位置に設定で
きる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るス
テップモータの制御方法は、ステップモータのコイルに
流れる電流を検出し、この電流の検出値が所定値より小
さくなるときはステップモータへの駆動信号の供給を停
止するようにしたものである。
【0015】請求項2の発明に係るステップモータの制
御方法は、ステップモータのコイルに流れる電流を検出
し、この電流の検出値に応じてステップモータの駆動周
波数の上限値を演算し、この駆動周波数の上限値までの
周波数範囲でステップモータを駆動するようにしたもの
である。
【0016】請求項3の発明に係るステップモータの制
御方法は、ステップモータにより制御される被制御体に
関連した環境温度を検出し、この環境温度の検出値に応
じてステップモータを駆動するようにしたものである。
【0017】請求項4の発明に係るステップモータの制
御方法は、ステップモータにより制御される被制御体に
関連した環境温度を検出し、この環境温度の検出値に応
じて被制御体が制御される目標値を算出し、この目標値
に被制御体が達するようにステップモータを駆動するよ
うにしたものである。
【0018】請求項5の発明に係るステップモータの制
御方法は、請求項1〜請求項4のいずれかの発明におい
て、ステップモータは内燃機関のバイパス吸気通路の流
路断面積を調整してアイドル回転速度を制御するのに使
用されるものである。
【0019】請求項6の発明に係るステップモータの制
御方法は、請求項1〜請求項4のいずれかの発明におい
て、ステップモータはアクセルペダルの踏み込み量に応
じて駆動され、内燃機関の吸気通路に設けられたスロッ
トル弁を制御するのに使用されるものである。
【0020】請求項7の発明に係るステップモータの制
御装置は、ステップモータのコイルに流れる電流を検出
する電流検出手段と、この電流検出手段の検出値が所定
値より小さくなるときはステップモータへの駆動信号の
供給を停止する制御手段とを備えたものである。
【0021】請求項8の発明に係るステップモータの制
御装置は、ステップモータのコイルに流れる電流を検出
する電流検出手段と、この電流検出手段の検出値に応じ
てステップモータの駆動周波数の上限値を演算し、この
駆動周波数の上限値までの周波数範囲でステップモータ
を駆動する制御手段とを備えたものである。
【0022】請求項9の発明に係るステップモータの制
御装置は、ステップモータにより制御される被制御体に
関連した環境温度を検出する環境温度検出手段と、この
環境温度検出手段の検出値に応じてステップモータを制
御する制御手段とを備えたものである。
【0023】請求項10の発明に係るステップモータの
制御装置は、ステップモータにより制御される被制御体
に関連した環境温度を検出する環境温度検出手段と、こ
の環境温度検出手段の検出値に応じて被制御体が制御さ
れる目標値を算出し、この目標値に被制御体が達するよ
うにステップモータを駆動する制御手段とを備えたもの
である。
【0024】請求項11の発明に係る内燃機関の制御装
置は、アイドリング時の吸入空気量を制御する吸入空気
量制御手段と、この吸入空気量制御手段を駆動するステ
ップモータと、内燃機関の運転状態に応じてステップモ
ータを制御する制御手段とを備え、内燃機関運転開始後
に、吸入空気量制御手段を全開位置または全閉位置まで
駆動して制御基準位置に設定するようにしたものであ
る。
【0025】請求項12の発明に係る内燃機関の制御装
置は、アイドリング時の吸入空気量を制御する吸入空気
量制御手段と、この吸入空気量制御手段を駆動するステ
ップモータと、内燃機関の運転状態に応じてステップモ
ータを制御する制御手段と、内燃機関の水温を検出する
水温検出手段とを備え、内燃機関運転開始後に、水温検
出手段で検出される内燃機関の水温に応じて吸入空気量
制御手段を低水温時は全開位置、高温時は全閉位置まで
駆動して制御基準位置に設定するようにしたものであ
る。
【0026】請求項13の発明に係る内燃機関の制御装
置は、アイドリング時の吸入空気量を制御する吸入空気
量制御手段と、この吸入空気量制御手段を駆動するステ
ップモータと、内燃機関の運転状態に応じてステップモ
ータを制御する制御手段と、内燃機関の始動前の吸入空
気量制御手段の開度を記憶する記憶手段とを備え、記憶
手段に記憶された開度と内燃機関の運転開始後の吸入空
気量制御手段の目標開度に基づいて全閉位置または全開
位置のうちステップモータの合計の駆動ステップが少な
くなるいずれかの位置に吸入空気量制御手段を駆動して
制御基準位置に設定するようにしたものである。
【0027】請求項14の発明に係る内燃機関の制御装
置は、内燃機関の運転開始後にステップモータに所定の
駆動信号を供給することで吸入空気量を制御するものに
おいて、ステップモータのコイルに流れる電流、または
ステップモータを駆動する電源部の電圧を検出する電流
/電圧検出手段と、内燃機関の吸気通路に設けられたス
ロットル弁の前後の差圧を検出する差圧検出手段と、電
流/電圧検出手段の検出値と差圧検出手段の検出値とに
基づいてステップモータの駆動信号の停止あるいは駆動
周波数の変更を行う制御手段とを備えたものである。
【0028】請求項15の発明に係る内燃機関の制御装
置は、請求項13または14の発明において、ステップ
モータのコイルに流れる電流、またはステップモータを
駆動する電源部の電圧を検出する電流/電圧検出手段
と、内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁の前
後の差圧を検出する差圧検出手段とを備え、電流/電圧
検出手段の検出値と上記差圧検出手段の検出値とに基づ
いてステップモータの駆動信号の停止あるいは駆動周波
数の変更を行うようにしたものである。
【0029】
【作用】請求項1の発明においては、ステップモータの
コイルに流れる電流を検出するのであり、ステップモー
タのコイル温度等に関係なく実際の出力トルクを検出で
きるため、従来方法に比べてステップモータへの駆動信
号の供給停止を実際の出力トルクに応じて制御でき、ス
テップモータの敏速な制御を実現できると共に、脱調現
象の発生も良好に防止し得る。
【0030】請求項2の発明においては、ステップモー
タのコイルに流れる電流を検出するのであり、ステップ
モータのコイル温度等に関係なく実際の出力トルクを検
出できるため、従来方法に比べてステップモータの駆動
周波数の上限を実際の出力トルクに応じて選定でき、ス
テップモータのより敏速な制御を実現できると共に、脱
調現象の発生もより良好に防止し得る。
【0031】請求項3の発明においては、ステップモー
タにより制御される被制御体に関連した環境温度に応じ
てステップモータを駆動するので、環境温度に影響され
ることなくステップモータの敏速な制御を実現できると
共に、脱調現象の発生も良好に防止し得る。
【0032】請求項4の発明においては、ステップモー
タにより制御される被制御体に関連した環境温度に応じ
て被制御体の目標値を算出し、この目標値に被制御体が
達するようにステップモータを駆動するので、環境温度
に影響されることなくステップモータのより敏速な制御
を実現できると共に、脱調現象の発生もより良好に防止
し得る。
【0033】請求項5の発明においては、吸入空気通路
断面積を調整してアイドル回転速度を制御するためのス
テップモータの駆動信号の供給停止を実際の出力トルク
に応じて制御でき、あるいは駆動周波数の上限周波数を
実際の出力トルクに応じて選定でき、内燃機関における
アイドル制御弁用のステップモータの敏速な制御を実現
できると共に、脱調現象の発生も良好に防止し得る。
【0034】請求項6の発明においては、アクセルペダ
ルの踏み込み量に対して内燃機関のスロットル弁を制御
するためのステップモータへの駆動信号の供給を実際の
出力トルクに応じて制御でき、あるいは駆動周波数の上
限周波数を実際の出力トルクに応じて選定でき、内燃機
関におけるスロットル弁用のステップモータの敏速な制
御を実現できると共に、脱調現象の発生も良好に防止し
得る。
【0035】請求項7の発明においては、ステップモー
タのコイルに流れる電流を検出し、その検出値が所定値
より小さくなるときはステップモータへの駆動信号の供
給を停止する。これにより、ステップモータのコイル温
度等に関係なく実際の出力トルクを検出できるため、従
来方法に比べてステップモータへの駆動信号の供給停止
を実際の出力トルクに応じて制御でき、ステップモータ
の敏速な制御を実現できると共に、脱調現象の発生も良
好に防止し得る。
【0036】請求項8の発明においては、ステップモー
タのコイルに流れる電流を検出し、その検出値に応じて
ステップモータの駆動周波数の上限値を演算し、この駆
動周波数の上限値までの周波数範囲でステップモータを
駆動する。これにより、ステップモータのコイル温度等
に関係なく実際の出力トルクを検出できるため、従来方
法に比べてステップモータへの駆動信号の供給停止を実
際の出力トルクに応じて制御でき、ステップモータのよ
り敏速な制御を実現できると共に、脱調現象の発生もよ
り良好に防止し得る。
【0037】請求項9の発明においては、ステップモー
タにより制御される被制御体に関連した環境温度を検出
し、その検出値に応じてステップモータを制御する。こ
れにより、環境温度に影響されることなくステップモー
タの敏速な制御を実現できると共に、脱調現象の発生も
良好に防止し得る。
【0038】請求項10の発明においては、ステップモ
ータにより制御される被制御体に関連した環境温度を検
出し、その検出値に応じて被制御体が制御される目標値
を算出し、この目標値に被制御体が達するようにステッ
プモータを駆動する。これにより、環境温度に影響され
ることなくステップモータのより敏速な制御を実現でき
ると共に、脱調現象の発生もより良好に防止し得る。
【0039】請求項11の発明においては、点火スイッ
チの遮断後ではなく内燃機関運転開始後に吸入空気量制
御手段を全開位置または全閉位置まで駆動して制御基準
位置に設定するようにしたので、制御への影響を小さく
することが可能となる。また、点火スイッチ遮断後にス
テップモータを駆動して基準位置とするものでなく、よ
って、複雑かつ高価な構成は必要でなくなる。
【0040】請求項12の発明においては、水温により
基準位置を選択したので、点火スイッチの遮断後ではな
く内燃機関運転開始後に基準位置を一度通過させ、ステ
ップモータのステップ数と空気流量制御弁の開度を対応
させた後通常の制御に移るようにさせても、低温時は元
々アイドル回転数制御の吸気流量制御弁の位置としては
全開に近いものが必要となり、また高温時は元々アイド
ル回転数制御の吸気流量制御弁の位置としては全閉に近
いものが必要となるため制御への影響を小さくすること
が可能となる。また、点火スイッチ遮断後にステップモ
ータを駆動して基準位置とするものでなく、よって、複
雑かつ高価な構成は必要でなくなる。
【0041】請求項13の発明においては、内燃機関始
動後の目標制御位置へ最短経路の基準位置を通過させる
ようにしたので、制御への影響を小さくすることが可能
となる。また、点火スイッチ遮断後にステップモータを
駆動して基準位置とするものでなく、よって、複雑かつ
高価な構成は必要でなくなる。
【0042】請求項14の発明においては、差圧検出手
段の出力とステップモータのコイル電流または電圧によ
りステップモータの駆動を行ったので、ステップモータ
を使用条件に応じた最大限の速度で動かすことができ、
始動時等の制御への影響を極力抑えることが可能とな
る。
【0043】請求項15の発明においては、差圧検出手
段の出力とステップモータのコイル電流または電圧によ
りステップモータの駆動を行ったので、ステップモータ
を使用条件に応じた最大限の速度で動かすことができ、
始動時等の制御への影響を極力抑えることが可能とな
る。また、点火スイッチの遮断後ではなく内燃機関運転
開始後に動作させることが可能となる。
【0044】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を参照して説
明する。 実施例1.図1はこの発明の第1実施例を示す構成図で
ある。この図1において、図20と対応する部分には同
一符号を付し、その詳細説明は省略する。図において、
7Aは図20の例における駆動回路7に相当する駆動回
路、9Aは図20の例における制御回路9に相当する制
御手段としての制御回路であって、駆動回路7Aは後述
されるように被制御体の一つである吸入吸気量制御手段
としての制御弁5を制御するステップモータ6のコイル
電流を検出して制御回路9Aに供給するようになされて
いる。また、30は環境温度検出手段の一つである水温
検出手段としての水温センサであり、この水温センサ3
0からの機関(エンジン)水温を表す信号をライン31
を介して制御回路9Aに送り込む。
【0045】図2は制御回路9Aの一例を示すブロック
図である。この図2において、図21と対応する部分に
は同一符号を付して示している。図において、バッテリ
14の端子電圧を表す信号、圧力センサ16からの圧力
を表す信号および水温センサ30からの水温を表す信号
をそれぞれA/D変換器28Aでデジタル信号に変換し
た後に入力ポート24に供給する。また、21Aは図2
1の例のCPU21に相当するCPUである。このCP
U21Aより出力ポート26に出力される4ビットの駆
動信号に応じて駆動回路7Aよりステップモータ6に励
磁電流を供給する。また、駆動回路7Aより出力される
励磁電流の検出値をA/D変換器28Aを介して入力ポ
ート24に供給する。その他は図21の例と同様に構成
する。
【0046】図3は、図2の例の駆動回路7Aの詳細を
示した回路図である。出力ポート26からの信号により
トランジスタ32a〜32d,33a〜33d、抵抗器
34a〜34d,35a〜35d,36a〜36d,3
7a〜37dを介してステップモータ6を駆動するよう
に構成されている。抵抗器38はステップモータ6に流
れるコイル電流を検出するためのものであり、抵抗器3
8の端子間電圧はA/D変換器28Aおよび入力ポート
24を介してCPU21Aに入力され、予め決められた
抵抗値と端子間電圧よりコイル電流を検出できるように
構成されている。なお、この抵抗器38とCPU21A
は電流検出手段を構成する。また、CPU21Aはステ
ップモータ6を駆動する電源部の電圧検出手段としても
働く。
【0047】次に、本例の動作を、図4のフローチャー
トに従って説明する。図4は記憶手段としてのROM2
3A内に蓄えられているステップモータ6の駆動処理を
行うプログラムの一部である。まず、ステップS1で、
図3の抵抗器38の端子間電圧よりステップモータ6の
コイル電流を検出する。次に、ステップS2で、コイル
電流が所定値より小さいか否かを判別する。そして、所
定値より小さい場合は、ステップモータ6が充分動けず
に脱調のおそれがあるため、ステップS4でステップモ
ータ6の駆動を停止する。一方、所定値以上である場合
は、ステップS3でコイル電流に対応してステップモー
タ6の出力トルクを確保するように、ステップモータ6
に出力するパルス信号の駆動周波数の上限値を選定す
る。
【0048】ここで、ステップモータ6のコイル電流変
化によって生じるステップモータ6の出力トルク変化に
対応した駆動周波数の上限設定について、図5および図
6を用いて説明する。図5において、ステップモータ6
の出力トルクと駆動周波数は、ステップモータ6のコイ
ル電流がI1,I2,I3,I4と低下するにつれて、それ
ぞれ実線a,b,c,dに示すように低トルク、低周波
数方向に移行することとなる。したがって、コイル電流
がI1からI2に低下した場合、ステップモータ6の要求
出力トルクToutを得るためには駆動周波数をF1からF
2に低下させる必要がある。また、コイル電流がI4
は、いくら駆動周波数を低下させても要求出力トルクT
outを得ることができず、動けないこととなる。
【0049】すなわち、コイル電流がI1,I2における
ステップモータ6の駆動周波数の上限値はそれぞれ
1,F2であり、コイル電流がI4以下ではステップモ
ータ6の駆動を停止させないと脱調することになる。以
上から、図6に示すようにコイル電流の変化に応じてス
テップモータ6の駆動周波数を変化させる必要がある。
上述したステップS3において、ステップモータ6の上
限駆動周波数での駆動が許可されると、図示しない駆動
シーケンスに従ってステップモータ6の駆動が行われ
る。
【0050】すなわち、ステップモータ6は、機関始動
前は予め定めた初期位置(例えば全開位置)に必ず停止
しており、この初期位置から始動時に最適な回動位置ま
でのステップ数だけ駆動シーケンスに従って空気量を絞
る方向に駆動される。よって、始動時にこの駆動が停止
された場合でも、機関には始動のための充分空気量が供
給されるため、機関回転速度はやがては所定回転数以上
となり、ステップモータ6の駆動が可能となる。この結
果、ステップモータ6は始動時に最適な回動位置に制御
される。
【0051】なお、本例では設けられていないが、機関
のイグニッションスイッチを遮断した後も電源供給が行
われて記憶内容が保持されるRAM(バックアップRA
M)が設けられている場合は、前回の機関停止時のステ
ップモータ6の回動位置をバックアップRAMに記憶さ
せておき、この回動位置から始動時に最適な回動位置ま
でステップモータ6を回動させるような処理を行うこと
も可能である。
【0052】ステップモータ6が4極2相励磁式である
とすると、CPU21Aから出力ポート26に出力され
る駆動信号は、“1100”、“0110”、“001
1”、“1001”のいずれかになる。したがって、現
在のステップモータ6の位置に対応する駆動信号が“0
110”である場合、次に“1100”の駆動信号が出
力されると、駆動回路7Aが駆動信号の“1”に対応す
る相に励磁電流を流すように構成されているから、ステ
ップモータ6は1つの方向に1ステップ回動することに
なり、以後駆動信号を順次変化させることにより、ステ
ップモータ6を所望の方向に所望のステップ数だけ回動
させることが可能となる。
【0053】このように本例においては、ステップモー
タ6のコイル電流を検出するものであり、ステップモー
タ6のコイル温度等に関係なく実際の出力トルクを検出
できるため、ステップモータ6の駆動停止や駆動周波数
の上限選定を実際の出力トルクに応じて行うことがで
き、ステップモータ6の敏速な制御を実現できると共
に、脱調現象の発生も良好に防止できる。
【0054】実施例2.図7はこの発明の第2実施例を
示す構成図である。この図7において、図1と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。図
において、9Bは図1の例における制御回路9Aに相当
する制御手段としての制御回路であり、この制御回路9
Bの動作が制御回路9Aの動作と異なるだけで、その他
は図1の例と同様である。図8は制御回路9Bを示すブ
ロック図である。図8において、21Bは図2の例にお
けるCPU21Aに相当するCPUであり、また23B
は図2の例におけるROM23Aに相当する記憶手段と
してのROMである。なお、抵抗器38(第3図)とC
PU21Bは電流検出手段を構成する。また、CPU2
1Bはステップモータ6を駆動する電源部の電圧検出手
段としても働く。
【0055】次に、本例の動作を、図9のフローチャー
トに従って説明する。図9はROM23B内に蓄えられ
ているステップモータ駆動処理を行うプログラムの一部
である。まず、ステップS11で、エンジンの水温が水
温センサ30より読み込まれる。そして、ステップ12
で、水温が所定値、例えば60゜Cと比較され、これよ
りも高いときはステップ13に進み、ステップモータ6
は全閉側に駆動され、全閉を基準位置として通過後にそ
の後の目標開度まで駆動される。ステップS12で水温
が所定値以下であるときは、ステップモータ6はステッ
プS14で全開側に駆動され、全開を基準位置として通
過後にその後の目標開度まで駆動される。
【0056】図10は、本例の制御状態を示している。
本例におけるステップモータ6は、全閉位置から全開位
置まで進むのに120パルス必要であり、実線(1)が
高水温時、一点鎖線(2)が低水温時の動作となる。図
10において、全閉側あるいは全開側基準位置でしばら
く停止しているように見える時間帯もステップモータ6
は全閉側あるいは全開側に引き続き駆動されている。こ
れは、万一前回までにステップモータ6の脱調があって
も必ずこの動作シーケンスでステップモータ6が全開側
または全閉側基準位置にイニシャライズされ、ROM2
3Bに記憶されたステップモータ6の位置を一致させる
ため、ROM23Bに記憶された位置から全閉側、全開
側に到達するパルス数に余裕パルス数を加えて駆動する
ようにしているためである。
【0057】このように本例においては、点火スイッチ
の遮断後ではなく機関の運転開始後に基準位置を一度通
過させて通常の制御に移るようにしているが、元々低温
時はアイドル回転数制御の制御弁5の位置としては全開
に近いものが必要であり、逆に高温時は全閉に近いもの
が必要であるため、制御への影響を小さくできる。ま
た、点火スイッチの遮断後にステップモータを駆動して
基準位置とするものでなく、よって、複雑かつ高価な構
成は必要でなくなる。
【0058】実施例3.図11はこの発明の第3実施例
を示す構成図である。この図11において、図1と対応
する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。図において、9Cは図1の例における制御回路9A
に相当する制御手段としての制御回路であり、この制御
回路9Cの動作が制御回路9Aの動作と異なるだけで、
その他は図1の例と同様である。図12は制御回路9C
を示すブロック図である。図12において、21Cは図
2の例におけるCPU21Aに相当するCPUであり、
また23Cは図2の例におけるROM23Aに相当する
記憶手段としてのROMである。なお、抵抗器38(第
3図)とCPU21Cは電流検出手段を構成する。ま
た、CPU21Cはステップモータ6を駆動する電源部
の電圧検出手段としても働く。
【0059】次に、本例の動作を、図13のフローチャ
ートに従って説明する。図13はROM23C内に蓄え
られているステップモータ駆動処理を行うプログラムの
一部である。まず、ステップS21で、エンジンの水温
が水温センサ30より読み込まれる。そして、ステップ
S22で、水温情報に対応して制御弁5の目標開度が算
出される。一般に、水温が低いときには目標開度が大き
く、水温が高いときには目標開度が小さくなるように設
定される。次に、ステップS23で、機関のイグニッシ
ョンスイッチ(図示せず)を遮断した後も電源供給が行
われて記憶内容が保持されるバックアップRAM(図示
せず)に記憶されている前回のステップモータ6の記憶
開度から全閉の基準位置経由でもってステップS22で
算出した目標開度に到達するまでの総パルス数Pcを演
算し、同様にステップS24で、全開の基準位置経由で
目標開度に到達するまでの総パルス数Poを演算する。
【0060】そして、ステップS25において、ステッ
プS23,S24で演算した総パルス数Pc,Poを比
較し、ステップS26またはS27で、駆動パルス数が
少なくなる方向にステップモータ6を駆動し、目標開度
に到達するまでの時間短縮を図る。図14は本例の制御
状態を示している。実線(3)で示す全閉側基準位置を
経由した場合は時間T1で、また二点鎖線(4)で示す
全開側基準位置を経由した場合は時間T2で、それぞれ
目標開度に到達することになるので、経過時間の短い全
閉側を選択するようにする。
【0061】このように本例においては、目標開度に到
達するまでの最短経路の基準位置を通過させているため
制御への影響を小さくすることができる。また、点火ス
イッチ遮断後にステップモータ6を駆動して基準位置と
するものではなく、よって、複雑かつ高価な構成は必要
でなくなる。
【0062】実施例4.図15はこの発明の第4実施例
を示す構成図である。この図15において、図1と対応
する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。図において、9Dは図1の例における制御回路9A
に相当する制御手段としての制御回路であり、この制御
回路9Dの動作が制御回路9Aの動作と異なるだけで、
その他は図1の例と同様である。図16は制御回路9D
を示すブロック図である。図16において、21Dは図
2の例におけるCPU21Aに相当するCPUであり、
また、23Dは図2の例におけるROM23Aに相当す
る記憶手段としてのROMである。なお、抵抗器38
(第3図)とCPU21Dは電流検出手段を構成する。
また、CPU21Dはステップモータ6を駆動する電源
部の電圧検出手段としても働く。
【0063】次に、本例の動作を、図17のフローチャ
ートに従って説明する。図17はROM23D内に蓄え
られているステップモータ駆動処理を行うプログラムの
一部である。まず、ステップS31で、図3の抵抗器3
8の端子電圧よりコイル電流(ステップモータ6に流れ
る電流)を検出する。次に、ステップS32で、大気圧
およびインテークマニホルド圧を検出する。インテーク
マニホルド圧は差圧検出手段としての圧力センサ16よ
り読み込み、大気圧は圧力センサ16を利用して、エン
スト時あるいはスロットル全開時のインテークマニホル
ド圧を大気圧とする等して検出することができる。
【0064】次に、ステップS33では、ステップ32
で検出した大気圧およびインテークマニホルド圧の差圧
を演算して求める。そして、ステップS34で、差圧デ
ータに応じたステップモータ6の動作可能コイル電流を
算出する。これは、図18に示すような関係から、差圧
に応じたステップモータ6の動作可能コイル電流を求め
るものである。例えば、差圧が500mmHgの場合
は、駆動周波数=0のコイル電流と要求出力トルク(差
圧500mmHg)が交差する点、すなわちコイル電流
2が動作可能コイル電流となる。なお、図19に示す
ように差圧が大きくなるほど動作可能コイル電流が大き
くなるので、この関係を予めROM23Dに記憶させて
おけば、差圧に応じた動作可能コイル電流を容易に求め
ることができる。
【0065】次に、ステップS35で、ステップS31
で検出されたコイル電流とステップS34で算出された
動作可能コイル電流とが比較され、動作が可能な場合は
ステップS36に進み、動作が不可能な場合はステップ
S37でステップモータ6の駆動を停止する。ステップ
S37でステップモータ6の駆動を停止した場合でも、
ステップモータ6は実施例1で説明したようにその位置
保持のため4相のうち2相には電流を流しているため、
コイル電流の検出は常時可能である。ステップS36で
は、図18に示したように差圧に応じて駆動上限周波数
を算出し、その上限周波数でステップモータ6を駆動す
るようにする。図18では、例えばコイル電流がI1
場合、差圧が500mmHgの場合は上限周波数がF2
となり、差圧が0の場合は上限周波数がF1となる。
【0066】このように本例においては、吸気通路2に
設けられたスロットル弁3の前後の差圧とステップモー
タ6のコイル電流に基づいてステップモータ6の駆動を
行っているので、ステップモータ6を使用条件に応じた
最大限の速度で動かすことができ、始動時等の制御への
影響を極力抑えることができる。なお、コイル電流の代
わりにステップモータ6を駆動する電源部の電圧を検出
して用いるようにしてもよい。
【0067】実施例5.なお、上記実施例はこの発明を
電子制御燃料噴射式内燃機関に用いられるアイドル回転
速度制御装置に適用した例であるが、この発明の適用は
これに限定されず、特公平2−52108号公報等に開
示されているようなスロットル弁をステップモータで制
御するような制御装置、あるいはEGRバルブの開度を
ステップモータで制御するような制御装置等、内燃機関
のステップモータを利用した制御装置に同様に適用で
き、さらに、かかるステップモータを利用するその他の
制御装置にも適用することができる。
【0068】実施例6.また、上記実施例2または3の
機能と上記実施例4の機能を組み合わせた構成としても
よく、それぞれ同様の効果を奏する。
【0069】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ステップモー
タのコイルに流れる電流を検出し、この電流の検出値が
所定値より小さくなるときはステップモータへの駆動信
号の供給を停止するようにしたので、ステップモータの
コイル温度等に関係なく実際の出力トルクを検出でき、
従来方法に比べてステップモータへの駆動信号の供給停
止を実際の出力トルクに応じて制御でき、以て、ステッ
プモータの敏速な制御を実現できると共に、脱調現象の
発生も良好に防止できる等の効果がある。
【0070】請求項2の発明によれば、ステップモータ
のコイルに流れる電流を検出し、この電流の検出値に応
じてステップモータの駆動周波数の上限値を演算し、こ
の駆動周波数の上限値までの周波数範囲でステップモー
タを駆動するようにしたので、ステップモータのコイル
温度等に関係なく実際の出力トルクを検出でき、従来方
法に比べてステップモータの駆動周波数の上限を実際の
出力トルクに応じて選定でき、以て、ステップモータの
より敏速な制御を実現できると共に、脱調現象の発生も
より良好に防止できる等の効果がある。
【0071】請求項3の発明によれば、ステップモータ
により制御される被制御体に関連した環境温度を検出
し、この環境温度の検出値に応じてステップモータを駆
動するようにしたので、環境温度に影響されることなく
ステップモータの敏速な制御を実現できると共に、脱調
現象の発生も良好に防止できる等の効果がある。
【0072】請求項4の発明によれば、ステップモータ
により制御される被制御体に関連した環境温度を検出
し、この環境温度の検出値に応じて被制御体が制御され
る目標値を算出し、この目標値に被制御体が達するよう
にステップモータを駆動するようにしたので、環境温度
に影響されることなくステップモータのより敏速な制御
を実現できると共に、脱調現象の発生もより良好に防止
できる等の効果がある。
【0073】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項4のいずれかの発明において、ステップモータは内燃
機関のバイパス吸気通路の流路断面積を調整してアイド
ル回転速度を制御するのに使用されるので、吸入空気通
路断面積を調整してアイドル回転速度を制御するための
ステップモータの駆動信号の供給停止を実際の出力トル
クに応じて制御でき、あるいは駆動周波数の上限周波数
を実際の出力トルクに応じて選定でき、内燃機関におけ
るアイドル制御弁用のステップモータの敏速な制御を実
現できると共に、脱調現象の発生も良好に防止できる等
の効果がある。
【0074】請求項6の発明によれば、請求項1〜請求
項4のいずれかの発明において、ステップモータはアク
セルペダルの踏み込み量に応じて駆動され、内燃機関の
吸気通路に設けられたスロットル弁を制御するのに使用
されるので、アクセルペダルの踏み込み量に対して内燃
機関のスロットル弁を制御するためのステップモータへ
の駆動信号の供給を実際の出力トルクに応じて制御で
き、あるいは駆動周波数の上限周波数を実際の出力トル
クに応じて選定でき、内燃機関におけるスロットル弁用
のステップモータの敏速な制御を実現できると共に、脱
調現象の発生も良好に防止できる等の効果がある。
【0075】請求項7の発明によれば、ステップモータ
のコイルに流れる電流を検出する電流検出手段と、この
電流検出手段の検出値が所定値より小さくなるときはス
テップモータへの駆動信号の供給を停止する制御手段と
を備えたので、ステップモータのコイル温度等に関係な
く実際の出力トルクを検出でき、従来方法に比べてステ
ップモータへの駆動信号の供給停止を実際の出力トルク
に応じて制御でき、以て、ステップモータの敏速な制御
を実現できると共に、脱調現象の発生も良好に防止でき
る等の効果がある。
【0076】請求項8の発明によれば、ステップモータ
のコイルに流れる電流を検出する電流検出手段と、この
電流検出手段の検出値に応じてステップモータの駆動周
波数の上限値を演算し、この駆動周波数の上限値までの
周波数範囲でステップモータを駆動する制御手段とを備
えたので、ステップモータのコイル温度等に関係なく実
際の出力トルクを検出できる、従来方法に比べてステッ
プモータへの駆動信号の供給停止を実際の出力トルクに
応じて制御でき、以て、ステップモータのより敏速な制
御を実現できると共に、脱調現象の発生もより良好に防
止できる等の効果がある。
【0077】請求項9の発明によれば、ステップモータ
により制御される被制御体に関連した環境温度を検出す
る環境温度検出手段と、この環境温度検出手段の検出値
に応じてステップモータを制御する制御手段とを備えた
ので、環境温度に影響されることなくステップモータの
敏速な制御を実現できると共に、脱調現象の発生も良好
に防止できる等の効果がある。
【0078】請求項10の発明によれば、ステップモー
タにより制御される被制御体に関連した環境温度を検出
する環境温度検出手段と、この環境温度検出手段の検出
値に応じて被制御体が制御される目標値を算出し、この
目標値に被制御体が達するようにステップモータを駆動
する制御手段とを備えたので、環境温度に影響されるこ
となくステップモータのより敏速な制御を実現できると
共に、脱調現象の発生もより良好に防止できる等の効果
がある。
【0079】請求項11の発明によれば、アイドリング
時の吸入空気量を制御する吸入空気量制御手段と、この
吸入空気量制御手段を駆動するステップモータと、内燃
機関の運転状態に応じてステップモータを制御する制御
手段とを備え、内燃機関運転開始後に、吸入空気量制御
手段を全開位置または全閉位置まで駆動して制御基準位
置に設定するようにしたので、制御への影響を小さくす
ることが可能となり、また、点火スイッチ遮断後にステ
ップモータを駆動して基準位置とするものでなく、よっ
て、複雑かつ高価な構成は必要でなくなる等の効果があ
る。
【0080】請求項12の発明によれば、アイドリング
時の吸入空気量を制御する吸入空気量制御手段と、この
吸入空気量制御手段を駆動するステップモータと、内燃
機関の運転状態に応じてステップモータを制御する制御
手段と、内燃機関の水温を検出する水温検出手段とを備
え、内燃機関運転開始後に、水温検出手段で検出される
内燃機関の水温に応じて吸入空気量制御手段を低水温時
は全開位置、高温時は全閉位置まで駆動して制御基準位
置に設定するようにしたので、点火スイッチの遮断後で
はなく内燃機関運転開始後に基準位置を一度通過させ、
ステップモータのステップ数と空気流量制御弁の開度を
対応させた後通常の制御に移るようにさせても、低温時
は元々アイドル回転数制御の吸気流量制御弁の位置とし
ては全開に近いものが必要となり、また高温時は元々ア
イドル回転数制御の吸気流量制御弁の位置としては全閉
に近いものが必要となるため制御への影響を小さくする
ことが可能となり、また、点火スイッチ遮断後にステッ
プモータを駆動して基準位置とするものでなく、よっ
て、複雑かつ高価な構成は必要でなくなる等の効果があ
る。
【0081】請求項13の発明によれば、アイドリング
時の吸入空気量を制御する吸入空気量制御手段と、この
吸入空気量制御手段を駆動するステップモータと、内燃
機関の運転状態に応じてステップモータを制御する制御
手段と、内燃機関の始動前の吸入空気量制御手段の開度
を記憶する記憶手段とを備え、記憶手段に記憶された開
度と内燃機関の運転開始後の吸入空気量制御手段の目標
開度に基づいて全閉位置または全開位置のうちステップ
モータの合計駆動ステップが少なくなるいずれかの位置
に吸入空気量制御手段を駆動して制御基準位置に設定す
るようにしたので、内燃機関始動後の目標制御位置へ最
短経路の基準位置を通過させ、制御への影響を小さくす
ることが可能となり、また、点火スイッチ遮断後にステ
ップモータを駆動して基準位置とするものでなく、よっ
て、複雑かつ高価な構成は必要でなくなる等の効果があ
る。
【0082】請求項14の発明によれば、内燃機関の運
転開始後にステップモータに所定の駆動信号を供給する
ことで吸入空気量を制御するものにおいて、ステップモ
ータのコイルに流れる電流、またはステップモータを駆
動する電源部の電圧を検出する電流/電圧検出手段と、
内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁の前後の
差圧を検出する差圧検出手段と、電流/電圧検出手段の
検出値と差圧検出手段の検出値とに基づいてステップモ
ータの駆動信号の停止あるいは駆動周波数の変更を行う
制御手段とを備えたので、ステップモータを使用条件に
応じた最大限の速度で動かすことができ、始動時等の制
御への影響を極力抑えることができる等の効果がある。
【0083】請求項15の発明によれば、請求項13ま
たは14の発明において、ステップモータのコイルに流
れる電流、またはステップモータを駆動する電源部の電
圧を検出する電流/電圧検出手段と、内燃機関の吸気通
路に設けられたスロットル弁の前後の差圧を検出する差
圧検出手段とを備え、電流/電圧検出手段の検出値と上
記差圧検出手段の検出値とに基づいてステップモータの
駆動信号の停止あるいは駆動周波数の変更を行うように
したので、請求項13または14の発明の効果に加え
て、点火スイッチの遮断後ではなく内燃機関運転開始後
に動作させることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例を示す構成図である。
【図2】 第1実施例における制御回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 駆動回路の構成を示す回路図である。
【図4】 第1実施例のステップモータの駆動処理を行
うプログラムの一部を示すフローチャートである。
【図5】 駆動周波数とモータ出力トルクとの関係を示
す図である。
【図6】 駆動周波数とコイル電流との関係を示す図で
ある。
【図7】 この発明の第2実施例を示す構成図である。
【図8】 第2実施例における制御回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図9】 第2実施例のステップモータの駆動処理を行
うプログラムの一部を示すフローチャートである。
【図10】 第2実施例の動作を説明するための図であ
る。
【図11】 この発明の第3実施例を示す構成図であ
る。
【図12】 第3実施例における制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図13】 第3実施例のステップモータの駆動処理を
行うプログラムの一部を示すフローチャートである。
【図14】 第3実施例の動作を説明するための図であ
る。
【図15】 この発明の第4実施例を示す構成図であ
る。
【図16】 第4実施例における制御回路の構成を示す
ブロック図である。
【図17】 第4実施例のステップモータの駆動処理を
行うプログラムの一部を示すフローチャートである。
【図18】 駆動周波数とモータ出力トルクとの関係を
示す図である。
【図19】 差圧と動作可能コイル電流との関係を示す
図である。
【図20】 従来例を示す構成図である。
【図21】 従来例における制御回路の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 機関本体、2 吸気通路、3 スロットル弁、4
バイパス吸気通路、5制御弁、6 ステップモータ、7
A 駆動回路、9A〜9D 制御回路、10ディストリ
ビュータ、11 回転板、12 クランク角センサ、1
4 バッテリ、16 圧力センサ、18 吸気マニホー
ルド部、19 燃料噴射弁、20燃焼室、21A〜21
D 中央処理装置(CPU)、22 ランダムアクセス
メモリ(RAM)、23A〜23D リードオンリーメ
モリ(ROM)、24,25 入力ポート、26 出力
ポート、28A A/D変換器、29 回転速度信号発
生回路、30 水温センサ、32,33 トランジス
タ、34〜38 抵抗器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 69/32 F02D 41/16 E 41/20 310 D 315 41/22 310 M 315 M H02P 8/12 H02P 8/00 B S

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステップモータのコイルに流れる電流を
    検出し、 この電流の検出値が所定値より小さくなるときは上記ス
    テップモータへの駆動信号の供給を停止するようにした
    ことを特徴とするステップモータの制御方法。
  2. 【請求項2】 ステップモータのコイルに流れる電流を
    検出し、 この電流の検出値に応じて上記ステップモータの駆動周
    波数の上限値を演算し、 この駆動周波数の上限値までの周波数範囲で上記ステッ
    プモータを駆動するようにしたことを特徴とするステッ
    プモータの制御方法。
  3. 【請求項3】 ステップモータにより制御される被制御
    体に関連した環境温度を検出し、 この環境温度の検出値に応じて上記ステップモータを駆
    動するようにしたことを特徴とするステップモータの制
    御方法。
  4. 【請求項4】 ステップモータにより制御される被制御
    体に関連した環境温度を検出し、 この環境温度の検出値に応じて上記被制御体が制御され
    る目標値を算出し、 この目標値に上記被制御体が達するように上記ステップ
    モータを駆動するようにしたことを特徴とするステップ
    モータの制御方法。
  5. 【請求項5】 上記ステップモータは内燃機関のバイパ
    ス吸気通路の流路断面積を調整してアイドル回転速度を
    制御するのに使用される請求項1〜請求項4のいずれか
    に記載のステップモータの制御方法。
  6. 【請求項6】 上記ステップモータはアクセルペダルの
    踏み込み量に応じて駆動され、内燃機関の吸気通路に設
    けられたスロットル弁を制御するのに使用される請求項
    1〜請求項4のいずれかに記載のステップモータ制御方
    法。
  7. 【請求項7】 ステップモータのコイルに流れる電流を
    検出する電流検出手段と、 この電流検出手段の検出値が所定値より小さくなるとき
    は上記ステップモータへの駆動信号の供給を停止する制
    御手段とを備えたことを特徴とするステップモータの制
    御装置。
  8. 【請求項8】 ステップモータのコイルに流れる電流を
    検出する電流検出手段と、 この電流検出手段の検出値に応じて上記ステップモータ
    の駆動周波数の上限値を演算し、この駆動周波数の上限
    値までの周波数範囲で上記ステップモータを駆動する制
    御手段とを備えたことを特徴とするステップモータの制
    御装置。
  9. 【請求項9】 ステップモータにより制御される被制御
    体に関連した環境温度を検出する環境温度検出手段と、 この環境温度検出手段の検出値に応じて上記ステップモ
    ータを制御する制御手段とを備えたことを特徴とするス
    テップモータの制御装置。
  10. 【請求項10】 ステップモータにより制御される被制
    御体に関連した環境温度を検出する環境温度検出手段
    と、 この環境温度検出手段の検出値に応じて上記被制御体が
    制御される目標値を算出し、この目標値に上記被制御体
    が達するように上記ステップモータを駆動する制御手段
    とを備えたことを特徴とするステップモータの制御装
    置。
  11. 【請求項11】 アイドリング時の吸入空気量を制御す
    る吸入空気量制御手段と、 この吸入空気量制御手段を駆動するステップモータと、 内燃機関の運転状態に応じて上記ステップモータを制御
    する制御手段とを備え、上記内燃機関運転開始後に、上
    記吸入空気量制御手段を全開位置または全閉位置まで駆
    動して制御基準位置に設定するようにしたことを特徴と
    する内燃機関の制御装置。
  12. 【請求項12】 アイドリング時の吸入空気量を制御す
    る吸入空気量制御手段と、 この吸入空気量制御手段を駆動するステップモータと、 内燃機関の運転状態に応じて上記ステップモータを制御
    する制御手段と、 上記内燃機関の水温を検出する水温検出手段とを備え、
    上記内燃機関運転開始後に、上記水温検出手段で検出さ
    れる上記内燃機関の水温に応じて上記吸入空気量制御手
    段を低水温時は全開位置、高温時は全閉位置まで駆動し
    て制御基準位置に設定するようにしたことを特徴とする
    内燃機関の制御装置。
  13. 【請求項13】 アイドリング時の吸入空気量を制御す
    る吸入空気量制御手段と、 この吸入空気量制御手段を駆動するステップモータと、 内燃機関の運転状態に応じて上記ステップモータを制御
    する制御手段と、 上記内燃機関の始動前の上記吸入空気量制御手段の開度
    を記憶する記憶手段とを備え、上記記憶手段に記憶され
    た開度と上記内燃機関の運転開始後の上記吸入空気量制
    御手段の目標開度に基づいて全閉位置または全開位置の
    うち上記ステップモータの合計の駆動ステップが少なく
    なるいずれかの位置に上記吸入空気量制御手段を駆動し
    て制御基準位置に設定するようにしたことを特徴とする
    内燃機関の制御装置。
  14. 【請求項14】 内燃機関の運転開始後にステップモー
    タに所定の駆動信号を供給することで吸入空気量を制御
    するものにおいて、 上記ステップモータのコイルに流れる電流、または上記
    ステップモータを駆動する電源部の電圧を検出する電流
    /電圧検出手段と、 上記内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁の前
    後の差圧を検出する差圧検出手段と、 上記電流/電圧検出手段の検出値と上記差圧検出手段の
    検出値とに基づいて上記ステップモータの駆動信号の停
    止あるいは駆動周波数の変更を行う制御手段とを備えた
    ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  15. 【請求項15】ステップモータのコイルに流れる電流、
    または上記ステップモータを駆動する電源部の電圧を検
    出する電流/電圧検出手段と、 内燃機関の吸気通路に設けられたスロットル弁の前後の
    差圧を検出する差圧検出手段とを備え、上記電流/電圧
    検出手段の検出値と上記差圧検出手段の検出値とに基づ
    いて上記ステップモータの駆動信号の停止あるいは駆動
    周波数の変更を行うようにした請求項13または14記
    載の内燃機関の制御装置。
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