JPH085118Y2 - コンテナ専用船のセルガイド装置 - Google Patents
コンテナ専用船のセルガイド装置Info
- Publication number
- JPH085118Y2 JPH085118Y2 JP1990062082U JP6208290U JPH085118Y2 JP H085118 Y2 JPH085118 Y2 JP H085118Y2 JP 1990062082 U JP1990062082 U JP 1990062082U JP 6208290 U JP6208290 U JP 6208290U JP H085118 Y2 JPH085118 Y2 JP H085118Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- cell guide
- container
- closing plate
- foot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コンテナ専用船における船倉内コンテナ
支持装置に関するものであり、セルガイド形式に係るも
のである。
支持装置に関するものであり、セルガイド形式に係るも
のである。
[従来の技術] 従来のコンテナ専用船のコンテナ支持装置としては、
各船倉長さは40フィートコンテナが1ベイ入る長さとし
て、船の大きさに応じて数列並ぶよう決められている。
該船倉内に20フィートコンテナを積載する場合、10フィ
ートコンテナ用として四隅に立設したL字形の前後セル
ガイドおよび20フィートコンテナ用として中間部に着脱
可能に立設したL字形の中央セルガイドに沿わせて2ベ
イ分の20フィートコンテナを数段積み重ねて積付けをし
ていた。また、該船倉内に40フィートコンテナを積載す
る場合、中間部に立設した20フィートコンテナ用の中央
セルガイドが突出していて40フィートコンテナの積付け
に障害となるため、該中央セルガイドを抜き出し、40フ
ィートコンテナ用の四隅の前後セルガイドに沿わせて1
ベイ分の40フィートコンテナを数段積み重ねて積付けを
していた。
各船倉長さは40フィートコンテナが1ベイ入る長さとし
て、船の大きさに応じて数列並ぶよう決められている。
該船倉内に20フィートコンテナを積載する場合、10フィ
ートコンテナ用として四隅に立設したL字形の前後セル
ガイドおよび20フィートコンテナ用として中間部に着脱
可能に立設したL字形の中央セルガイドに沿わせて2ベ
イ分の20フィートコンテナを数段積み重ねて積付けをし
ていた。また、該船倉内に40フィートコンテナを積載す
る場合、中間部に立設した20フィートコンテナ用の中央
セルガイドが突出していて40フィートコンテナの積付け
に障害となるため、該中央セルガイドを抜き出し、40フ
ィートコンテナ用の四隅の前後セルガイドに沿わせて1
ベイ分の40フィートコンテナを数段積み重ねて積付けを
していた。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたように、20フィートコンテナおよ
び40フィートコンテナを積み分けできる船倉内におい
て、40フィートコンテナを積載する場合には、中間部の
20フィートコンテナ用の中央セルガイドを抜き出さねば
ならず、また、20フィートコンテナを積載する場合に
は、20フィートコンテナ用の中央セルガイドを設置しな
ければならず、中央セルガイドの着脱作業には荷役装置
を用いるため多くの時間を費やし、また、抜き出した中
央セルガイドを格納するスペースが必要となり船倉内の
スペースを有効に利用できないという問題点を有してい
た。
び40フィートコンテナを積み分けできる船倉内におい
て、40フィートコンテナを積載する場合には、中間部の
20フィートコンテナ用の中央セルガイドを抜き出さねば
ならず、また、20フィートコンテナを積載する場合に
は、20フィートコンテナ用の中央セルガイドを設置しな
ければならず、中央セルガイドの着脱作業には荷役装置
を用いるため多くの時間を費やし、また、抜き出した中
央セルガイドを格納するスペースが必要となり船倉内の
スペースを有効に利用できないという問題点を有してい
た。
この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
中央セルガイドの着脱が不要で、短時間で20フィートコ
ンテナおよび40フィートコンテナを積み分け可能なウコ
ンテナ専用船のセルガイド装置を提供しようとするもの
である。
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
中央セルガイドの着脱が不要で、短時間で20フィートコ
ンテナおよび40フィートコンテナを積み分け可能なウコ
ンテナ専用船のセルガイド装置を提供しようとするもの
である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案は、コンテナ専
用船の20フィートコンテナおよび40フィートコンテナを
積み分けできる船倉内において、船首部および船尾部に
セルガイドを設けて、中間部にはコンテナの積付け列数
に応じて中央セルガイドを立設し、該中央セルガイドの
支柱は数本の縦方向連結バーにより前セルガイドおよび
後セルガイドに連結され、該支柱の両舷側面の中央部に
は高さ方向に沿って開閉板が設けられ、該開閉板はヒン
ジで「く」の字状に開閉可能に連結し、該開閉板の一辺
は該支柱に突出した保持板で保持され、該開閉板の他の
一辺には高さ方向の所定の間隔ごとに船体縦方向に伸縮
自在に作動する油圧シリンダがシリンダ連結金具5を介
して取付けられていることを特徴とするものである。
用船の20フィートコンテナおよび40フィートコンテナを
積み分けできる船倉内において、船首部および船尾部に
セルガイドを設けて、中間部にはコンテナの積付け列数
に応じて中央セルガイドを立設し、該中央セルガイドの
支柱は数本の縦方向連結バーにより前セルガイドおよび
後セルガイドに連結され、該支柱の両舷側面の中央部に
は高さ方向に沿って開閉板が設けられ、該開閉板はヒン
ジで「く」の字状に開閉可能に連結し、該開閉板の一辺
は該支柱に突出した保持板で保持され、該開閉板の他の
一辺には高さ方向の所定の間隔ごとに船体縦方向に伸縮
自在に作動する油圧シリンダがシリンダ連結金具5を介
して取付けられていることを特徴とするものである。
[作用] 船倉内に40フィートコンテナを積載する時は、開閉板
はシリンダを作動させて船体縦方向に一直線に伸ばし
て、40フィートコンテナ間の船体縦方向の間隙内に開
き、船倉内に20フィートコンテナを積載する時には、該
開閉板は該シリンダを作動させて、20フィートコンテナ
間の船体横方向の間隙内に折り畳んで十字形状となり、
20フィートコンテナの船体横方向のセルガイドとなる。
はシリンダを作動させて船体縦方向に一直線に伸ばし
て、40フィートコンテナ間の船体縦方向の間隙内に開
き、船倉内に20フィートコンテナを積載する時には、該
開閉板は該シリンダを作動させて、20フィートコンテナ
間の船体横方向の間隙内に折り畳んで十字形状となり、
20フィートコンテナの船体横方向のセルガイドとなる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明すると、第3図に
示すように、コンテナ専用船の船倉7は縦通隔壁9と横
置隔壁8により区切られ、40フィートコンテナ10が入る
一定長さとしている。船倉7は船首部に40フィートコン
テナ用の前セルガイド12が設けられ、船尾部も同様に40
フィートコンテナ用の後セルガイド13が設けられ、中間
部には20フィートコンテナの列数に応じて中央セルガイ
ド1が立設されている。第4図に示すように該中央セル
ガイド1の支柱19は数本の縦方向連結バー14により前セ
ルガイド12および後セルガイド13に連結されている。第
1図に示すように、該支柱19の両舷側面の中央部には高
さ方向に沿って開閉板2,4が設けられ、該開閉板2,4はヒ
ンジ3で「く」の字状に開閉可能に連結されている。該
開閉板4の一辺は該支柱19に突出した保持板15で保持さ
れ、該開閉板2の他の一辺には高さ方向の所定の間隔ご
とに船体縦方向に伸縮自在に作動する油圧シリンダ6が
シリンダ連結金具5を介して取付けられている。
示すように、コンテナ専用船の船倉7は縦通隔壁9と横
置隔壁8により区切られ、40フィートコンテナ10が入る
一定長さとしている。船倉7は船首部に40フィートコン
テナ用の前セルガイド12が設けられ、船尾部も同様に40
フィートコンテナ用の後セルガイド13が設けられ、中間
部には20フィートコンテナの列数に応じて中央セルガイ
ド1が立設されている。第4図に示すように該中央セル
ガイド1の支柱19は数本の縦方向連結バー14により前セ
ルガイド12および後セルガイド13に連結されている。第
1図に示すように、該支柱19の両舷側面の中央部には高
さ方向に沿って開閉板2,4が設けられ、該開閉板2,4はヒ
ンジ3で「く」の字状に開閉可能に連結されている。該
開閉板4の一辺は該支柱19に突出した保持板15で保持さ
れ、該開閉板2の他の一辺には高さ方向の所定の間隔ご
とに船体縦方向に伸縮自在に作動する油圧シリンダ6が
シリンダ連結金具5を介して取付けられている。
船倉7内に40フィートコンテナ10を積載する場合、第
2図に示すように、該開閉板2の一辺を油圧シリンダ6
を作動させて引っ張り、該開閉板2,4を船体縦方向に一
直線に伸ばして、該開閉板2,4を40フィートコンテナ10
間の船体縦方向の間隙内に開き、40フィートコンテナ10
の積付けを行う。
2図に示すように、該開閉板2の一辺を油圧シリンダ6
を作動させて引っ張り、該開閉板2,4を船体縦方向に一
直線に伸ばして、該開閉板2,4を40フィートコンテナ10
間の船体縦方向の間隙内に開き、40フィートコンテナ10
の積付けを行う。
また、船倉7内に20フィートコンテナ11を積載する場
合、第1図に示すように、該開閉板2の一辺を油圧シリ
ンダ6を作動させて押していき、該開閉板2,4を20フィ
ートコンテナ11間の船体横方向の間隙内に折り畳んで十
字形状となり、該開閉板2,4を20フィートコンテナ11の
船体横方向のセルガイドとする。この時、該開閉板2,4
が開かぬよう第4図の開閉板固定金具16で固定する。更
に、この時、20フィートコンテナ11の横置隔壁8面と相
対している面の背面側は、第5図に示すように、該支柱
19間の該開閉板2,4にターンバックル17を介してロッド1
8を連結し固縛する。
合、第1図に示すように、該開閉板2の一辺を油圧シリ
ンダ6を作動させて押していき、該開閉板2,4を20フィ
ートコンテナ11間の船体横方向の間隙内に折り畳んで十
字形状となり、該開閉板2,4を20フィートコンテナ11の
船体横方向のセルガイドとする。この時、該開閉板2,4
が開かぬよう第4図の開閉板固定金具16で固定する。更
に、この時、20フィートコンテナ11の横置隔壁8面と相
対している面の背面側は、第5図に示すように、該支柱
19間の該開閉板2,4にターンバックル17を介してロッド1
8を連結し固縛する。
[効果] この考案は上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。この考案は、中央セルガイドの支
柱に設けた開閉板をシリンダにより開閉して20フィート
コンテナおよび40フィートコンテナを積み分けできるよ
うにしたので、従来の中央セルガイドの着脱が不要とな
り、荷役装置による該中央セルガイドの着脱作業に多く
の時間を費やすことなく、短時間でスムーズに積み分け
ができ、荷役作業の能率向上を図ることができ、また、
抜き出した中央セルガイドを格納するスペースも不要と
なり、船倉内のスペースを有効に利用できる。
載する効果を奏する。この考案は、中央セルガイドの支
柱に設けた開閉板をシリンダにより開閉して20フィート
コンテナおよび40フィートコンテナを積み分けできるよ
うにしたので、従来の中央セルガイドの着脱が不要とな
り、荷役装置による該中央セルガイドの着脱作業に多く
の時間を費やすことなく、短時間でスムーズに積み分け
ができ、荷役作業の能率向上を図ることができ、また、
抜き出した中央セルガイドを格納するスペースも不要と
なり、船倉内のスペースを有効に利用できる。
第1図はこの考案の実施例に係る20フィートコンテナ積
載時の平面図を略示したもので、第2図は同実施例に係
る40フィートコンテナ積載時の平面図を略示したもの
で、第3図は同実施例に係る船倉内の全体平面図を略示
したもので、第4図は第3図のA−A線矢視断面図を略
示したもので、第5図は第3図のB−B線矢視断面図を
略示したものである。 1……中央セルガイド、2……開閉板、3……ヒンジ、
4……開閉板、5……シリンダ連結金具、6……油圧シ
リンダ、7……船倉、8……横置隔壁、9……縦通隔
壁、10……40フィートコンテナ、11……20フィートコン
テナ、12……前セルガイド、13……後セルガイド、14…
…縦方向連結バー、15……保持板、16……開閉板固定金
具、17……ターンバックル、18……ロッド、19……支
柱。
載時の平面図を略示したもので、第2図は同実施例に係
る40フィートコンテナ積載時の平面図を略示したもの
で、第3図は同実施例に係る船倉内の全体平面図を略示
したもので、第4図は第3図のA−A線矢視断面図を略
示したもので、第5図は第3図のB−B線矢視断面図を
略示したものである。 1……中央セルガイド、2……開閉板、3……ヒンジ、
4……開閉板、5……シリンダ連結金具、6……油圧シ
リンダ、7……船倉、8……横置隔壁、9……縦通隔
壁、10……40フィートコンテナ、11……20フィートコン
テナ、12……前セルガイド、13……後セルガイド、14…
…縦方向連結バー、15……保持板、16……開閉板固定金
具、17……ターンバックル、18……ロッド、19……支
柱。
Claims (1)
- 【請求項1】コンテナ専用船の20フィートコンテナおよ
び40フィートコンテナを積み分けできる船倉内におい
て、船首部および船尾部にセルガイドを設けて、中間部
にはコンテナの積付け列数に応じて中央セルガイドを立
設し、該中央セルガイドの支柱は数本の縦方向連結バー
により前セルガイドおよび後セルガイドに連結され、該
支柱の両舷側面の中央部には高さ方向に沿って開閉板が
設けられ、該開閉板はヒンジで「く」の字状に開閉可能
に連結し、該開閉板の一辺は該支柱に突出した保持板で
保持され、該開閉板の他の一辺には高さ方向の所定の間
隔ごとに船体縦方向に伸縮自在に作動する油圧シリンダ
がシリンダ連結金具5を介して取付けられていることを
特徴とするコンテナ専用船のセルガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990062082U JPH085118Y2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | コンテナ専用船のセルガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990062082U JPH085118Y2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | コンテナ専用船のセルガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420895U JPH0420895U (ja) | 1992-02-21 |
JPH085118Y2 true JPH085118Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31590909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990062082U Expired - Lifetime JPH085118Y2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | コンテナ専用船のセルガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH085118Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5496991U (ja) * | 1977-12-20 | 1979-07-09 |
-
1990
- 1990-06-11 JP JP1990062082U patent/JPH085118Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0420895U (ja) | 1992-02-21 |
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