JPS6346471Y2 - - Google Patents

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JPS6346471Y2
JPS6346471Y2 JP1982047198U JP4719882U JPS6346471Y2 JP S6346471 Y2 JPS6346471 Y2 JP S6346471Y2 JP 1982047198 U JP1982047198 U JP 1982047198U JP 4719882 U JP4719882 U JP 4719882U JP S6346471 Y2 JPS6346471 Y2 JP S6346471Y2
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JP
Japan
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guide column
base plate
supporting arm
load supporting
tip
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JP1982047198U
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JPS58151196U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可搬式の重量物用荷役ジヤツキであつ
て、特に重量物運搬船用に使用する荷役ジヤツキ
に関するものである。船体上に1個当り数百屯の
重量物を運搬する専用船は、航海中における船の
安全性のために荷物の重心が高くならないような
配慮をすることが特に必要で、荷物の積み降ろし
のときのみ船体上から荷物を持ちあげ、航行中は
できるだけ重心位置を低く保つことを要す。荷物
の積み降ろしをする状態は、第1図に示す如く荷
物1をドーリー3(重量物運搬車Dolly)に乗
せ、船の船尾に設けたランプウエイ4より岸壁5
に陸あげする。重量物をドーリーに乗せるために
は床上1.6m程度持ちあげる必要があり、重量物
のサポートビームの下にジヤツキのかませしろと
して最小限300m/mを残しておくのが通例であ
る。
従来重量物を持ちあげる時にはサポートビーム
の下にジヤツキを入れて、小ストロークずつ持ち
あげては根太をかませ、ジヤツキを縮小してジヤ
ツキ下側にも台板をかませ、再び小ストロークで
ジヤツキアツプし、根太をかませながら順次荷物
を上昇させるしか手がなかつた。従つてその為の
多大な時間、労力、及び根太を必要としていた。
ジヤツキアツプの面倒なこと及び荷役時間の減少
を計るために船上に搬入された重量物をそのまま
の高さに保持しておく方法もそられるが、この場
合にはジヤツキダウン、ジヤツキアツプの手間は
省けるが、重量物を高い位置に保持しておくため
に通常1.6m程度の高い台座、及びそのための強
固な固縛装置が必要となり、さらに船上に重心の
高い荷物を乗せることになり、船の航行が不安定
になり船の復元性能に影響を及ぼし好ましくな
い。
本考案は上記に鑑み工夫されたもので、極めて
大きな重量物荷物を低い位置から相当高い位置ま
で一挙動で持ちあげることのできるジヤツキを提
供するものである。第2図は本考案の実施例を示
したもので、台板11のほぼ中央にガイド柱12
を立設し、ガイド柱に沿つて滑り筒13が上下に
摺動可能に取りつける。滑り筒13の下端に荷重
支持腕14を設ける。滑り筒13とガイド柱12
との間に第3図に示す如くローラ9,10を設け
ると両者間の摺動が楽になる。一方ガイド柱12
頭部には頭部桁材15を設けて油圧シリンダ16
を吊下する。油圧シリンダのピストンロツド17
は上記荷重支持腕14、又は滑り筒13に接続す
るように構成する。また荷重支持腕14の先端は
台板11の先端より内側になるように構成する。
18はガイド柱の左右ステー、19は中央ステー
で、台板11と頭部桁材15を連結固定する。
次に本考案の使用状況を説明すると、第4図A
において、甲板上の重量物1はサポートビーム6
の上に乗せられており、本考案の荷役ジヤツキ2
は第4図Bの如く前後左右4ケ所に配置される。
サポートビーム6の端部に荷役ジヤツキの荷重支
持腕14を掛けジヤツキを駆動すると、油圧ピス
トンが上昇し、ピストンロツド17の上昇と共に
重量物1を仮想線の位置まで吊り上げることがで
きる。荷重支持腕14の力点が台板11の先端の
内側に位置しているので、荷重支持腕14にかか
る荷重は台板11の支持面積内であり、片持梁の
如くカウンタウエイトを荷重の反対側に設けた
り、船体側に固縛したりする必要がない。又、第
5図の如く吊り具20を使用することによつて極
めて低い位置のもをも持ちあげることができるも
のである。この場合には台板11の中央前端を切
欠いておく必要がある。又、荷重支持腕が、この
中央前端の切欠部内にはいり込むようにすれば、
切欠の無い場合に比し、より低い位置から重量物
を持ちあげることもできる。
このように本考案のものは台板のほぼ中央にガ
イド柱を立設し、該ガイド柱に沿つて外周に上下
に摺動可能な滑り筒を設け、滑り筒下端に荷重支
持腕を設けると共に、前記ガイド柱頭部に設けた
頭部桁材より油圧シリンダを吊下し、該油圧シリ
ンダのピストンロツド先端を前記荷重支持腕又は
滑り筒に接続したので、大荷重の荷物をベース上
の低い位置より高い位置に一挙に吊り上げること
ができ、従来の作業の如く小ストロークのジヤツ
キを用いて必要な高さの位置まで根太を繰り返し
かませながら何度かジヤツキアツプする必要がな
くなり、又、上記の操作の面倒から重心の高い状
態で船の航行を余儀なくされるようなことがなく
なり、荷物の重心を下げることによつて余分な根
太の必要がなくなるばかりか、船あるいはバージ
に搭載する場合でも荷物の位置が下がり、船のロ
ーリングに対して荷物の固縛をより強固にするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の使用状態を説明するための船
の側面図、第2図は本考案の荷役ジヤツキの実施
例を示した斜視図、第3図は同じく一部を欠除し
た側面図、第4図A,Bは本考案の作動状態を示
す船の正面図及び平面図、第5図は同じく他の作
動状態を示す第4図Aに相当する正面図である。 1……重量物、2……荷役ジヤツキ、3……ド
ーリー、4……ランブウエイ、5……岸壁、6…
…サポートビーム、9,10……ローラ、11…
…台板、12……ガイド柱、13……滑り筒、1
4……荷重支持腕、15……頭部桁材、16……
油圧シリンダ、17……ピストンロツド、18…
…左右ステー、19……中央ステー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 持ち運び自在な台板上のほぼ中央にガイド柱
    を立設し、該ガイド柱に沿つて上下に摺動可能
    な滑り筒を設け、該滑り筒下端に荷重支持腕を
    設けると共に、前記ガイド柱頭部に設けた頭部
    桁材より油圧シリンダを吊下し、該油圧シリン
    ダのピストンロツド先端を前記荷重支持腕又は
    滑り筒に接続し、前記荷重支持腕の力点が前記
    台板先端より内側にくるように構成したことを
    特徴とする可搬式重量物用荷役ジヤツキ。 (2) 前記台板の中央前端に切欠を有する実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の可搬式重量物用荷
    役ジヤツキ。
JP4719882U 1982-03-31 1982-03-31 可搬式重量物用荷役ジャッキ Granted JPS58151196U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4719882U JPS58151196U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 可搬式重量物用荷役ジャッキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4719882U JPS58151196U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 可搬式重量物用荷役ジャッキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58151196U JPS58151196U (ja) 1983-10-11
JPS6346471Y2 true JPS6346471Y2 (ja) 1988-12-02

Family

ID=30058166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4719882U Granted JPS58151196U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 可搬式重量物用荷役ジャッキ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9032620B2 (en) 2008-12-12 2015-05-19 Nuovo Pignone S.P.A. Method for moving and aligning heavy device

Also Published As

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JPS58151196U (ja) 1983-10-11

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