JPH08511202A - 停止・再開変位機構を有する金属ストリップを管状に形成するための装置 - Google Patents

停止・再開変位機構を有する金属ストリップを管状に形成するための装置

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JPH08511202A JP7502819A JP50281995A JPH08511202A JP H08511202 A JPH08511202 A JP H08511202A JP 7502819 A JP7502819 A JP 7502819A JP 50281995 A JP50281995 A JP 50281995A JP H08511202 A JPH08511202 A JP H08511202A
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Abstract

(57)【要約】 平らな金属ストリップ(10)からケーブルを中心とする金属管又は金属被覆を連続的に作るための装置は、停止及び再開操作中、欠陥のない継目の溶接を作るように設計されている。溶接機(26)、溶接閉鎖ロール(22)、及び継目案内部(30)が、支持構造体(16)に摺動可能に設けられたベースプレート(24)に取付けられている。ベースプレートは、当初の開始位置と、開始位置のやや下流である最後の運転位置との間でゆっくりと変位可能である。ベースプレートは、装置を保守や、金属ストリップの新たな供給を追加するために停止させるとき、開始位置へと上流に戻される。従って、装置は、再開されて運転位置に前進され、連続的な欠陥のない溶接が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 停止・再開変位機構を有する金属ストリップを管状に形成するための装置 産業上利用分野 本発明は、平らな金属ストリップから中空管を連続的に形成するための装置に 関し、特に、装置を停止したり、再開したりするとき、装置に欠陥のない継目溶 接を作らせる機構に関する。 従来技術 平らな金属ストリップを中空管状に形成し、次いで、縦方向縁部を当接させて 形成された継目を溶接することによる管の製造において、溶接された継目に穴を 生じさせないで、製造工程を停止したり、再開したりすることは困難である。長 い行程では、溶接機の電極を再度とがらせ又は新たに備品を足すために、製造工 程を停止させることが必要である。これは、1以上のワイヤが、管が形成される につれて中空管に供給され、また中空管を、1以上のワイヤを互いに、又はこれ らのワイヤを被覆している金属管から絶縁するために、セラミック粉で連続的に 充填するときに重要となる。溶接領域を汚染しないように、管が形成されるとき セラミック粉が管内に収容されるように、工程を停止させ、また引き続いて再開 させる間、穴を継目に沿って生じさせないことがきわめて重要である。 管形成装置が停止された後に装置を再開する際の、溶接された継目に形成され る穴の問題は、英国特許第2,237,223号Aでフィラー(Filler)によっ て扱われている。フィラーによって開示された鉱物絶縁ケーブルの製造工程にお いて、溶接ヘッドの軸線方向位置は、工程が停止される前に溶接された継目の一 部を重ねて新たな溶接を行うことができるように調節可能である。フィラーは、 所望の溶接の重なりが生じるように、溶接ヘッドの位置を調節するサーボ機構を 提供する。 本発明は、フィラーによって教示された管形成方法及び装置の改良である。 本発明の構成 本発明は、中空管を連続的に形成するための、特に、電熱用鉱物絶縁金属シー ルドケーブルを作るための、又は温度測定のための被覆された熱電対を作るため の装置に関する。本発明は、支持構造体に摺動可能に設けられたベースプレート を有する。ベースプレートは、開始位置と運転位置との間で変位可能である。少 なくとも一対の形成ロールが、ベースプレートに回転可能に取付けられており、 形成ロールは、受け入れられた平らな金属ストリップを管状に部分的に形成する 。一対の溶接閉鎖ロールが、一対の形成ロールから下流の位置でベースプレート に取付けられ、溶接閉鎖ロールは、金属ストリップの所望の管状への形成を完了 させる。溶接閉鎖ロールを通過した後、金属ストリップの縦方向縁部は、互いに 当接され、縦方向の継目が形成される。溶接機は、溶接閉鎖ロールの下流位置で ベースプレートに取付けられ、形成された金属ストリップの縦方向の縁部を互い に溶接して、継目を密封する。継目案内部が、少なくとも一対の形成ロールと一 対の溶接閉鎖ロールとの間に配置され、縦方向の継目を溶接機と整列させる。継 目案内部はベースプレートに取付けられ、その位置は、溶接閉鎖ロールに対して 固定されている。 ベースプレートを開始位置と運転位置との間で、形成される管の軸線に平行な 方向に変位させるための機構が、支持構造とベースプレートとの間に連結されて いる。ベースプレートは、開始位置で、取付けられた溶接機を形成された管の以 前に溶接された部分の上に位置決めする。管形成工程を再開する際、ベースプレ ートは、通常の運転位置にゆっくりと変位される。ベースプレートの開始位置か ら運転位置への変位及びその逆は、少なくとも溶接機、溶接閉鎖ロール及び継目 案内をユニットとして同時に移動させる。 本装置の1つの利点は、再開中、新しい継目溶接が、停止される前に以前に溶 接された継目の一部に重なり、溶接された継目に穴が形成されなくなることであ る。 本装置の他の利点は、再開中の溶接機、溶接閉鎖ロール及び少なくとも継目案 内部の互いの軸線方向位置が、装置の通常の運転中と同じであることである。 更に、本発明の他の利点は、装置が、粉末セラミック被覆ケーブル及び被覆熱 電対を形成するようになっていることである。 他の利点は、装置によって溶接された管を、引続き、より小さな直径に伸延し 又は欠陥なく機械的に加工してもよいことである。 これら及び他の利点は、図と関連させて明細書を読むことによってより明らか になるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の基本的要素を示す管形成装置の部分正面図である。 図2は、図1に示された管形成装置の一部の部分側面図である。 図3は、図1に示す管形成装置の一部の部分背面図である。 図4は、手動で作動されたアクチュエータによるベースプレートの変位を示す 部分背面図である。 図5は、ベースプレートの変位のための第1の電気機械的機構を示す。 図6は、ベースプレートを変位させるための第2の電気機械的機構を示す。 図7は、金属ストリップ源、ワイヤ源及び粉末セラミック源を有する装置の側 面図である。 実施例 金属ストリップを管形に形成し、また、形成された金属ストリップの継目を溶 接して金属管を連続的に作るための装置の詳細を、図1〜図3に示す。この装置 では、図7に示すように、金属ストリップロールからの平らな金属ストリップ1 0を矢印14で示す方向に、少なくとも一対の対向する形成ロール12を通して 供給し、平らな金属ストリップ10の管状への曲げを始める。一対の形成ロール 12だけを図示しているが、形成ロール12の上流に配置された一対以上の形成 ロールを使用してもよく、又は金属ストリップ10の幅及び/又は厚さによって 要求されることがある。 一対の形成ロール12は、支持部材16に摺動可能に取付けられたベースプレ ート24に回転可能に取付けられている。実施例では、支持部材16は、図示し ているように、金属製又は木製の中実プレート、又は図4及び図5に示すように 複合要素組立体であってもよい。支持部材16は、図示しているように垂直方向 に向けられているのが好ましいが、水平位置を含め、垂直に対して所望の角度を なしてもよい。 支持部材16の両側部には、それぞれ一対の案内部18及び20が摺動可能に 取付けられている。案内部18及び20は、好ましくは、C字形又はチャンネル 形断面を有し、図示しているように、支持部材16の両側部にまたがっている。 ナイロン又はテフロンパッド又はストリップのような低摩擦材料を、案内部材 18及び20と支持部材16との間に設け、案内部材18及び20を支持部材1 6の縁部に沿って自由に摺動させてもよい。 一対の形成ロール12を通過した後、部分的に形成された金属ストリップ10 は、同じくベースプレート24に回転可能に取付けられた一対の溶接閉鎖ロール 22によって受け入れられる。ベースプレート24は、案内部材18及び20に 固定され、支持部材16に対して変位可能である。溶接ロール22は、本分野で 知られているように、金属ストリップ10を管状への形成を完了させる。 溶接閉鎖ロール22によって管状に形成された後、溶接ロール22の下流でベ ースプレート24に設けられたアーク溶接ヘッド26で、金属ストリップ10の 両縁部によって形成された継目28を溶接する。 継目案内部30は、溶接閉鎖ロール22の上流に配置され、形成された金属ス トリップ10の縁部を案内し、形成された金属管の継目28をアーク溶接ヘッド 26の電極27(図2)と整列させる。継目案内部30は、従来の方法で、正し く継目が溶接されるように、継目28がアーク溶接ヘッド26の電極27に対し て正しく位置されることを確保する。継目案内部30もまたベースプレート24 に設けられ、ベースプレート24と溶接閉鎖ロール22と共に変位される。 孔32が垂直支持部材16を貫通して形成されており、アクチュエータブラケ ット34を支持部材16を貫通してベースプレート24の裏側に取付けることを 許容する。L字形アクチュエータ36が、ナットとボルトとして示している(図 3)枢着締結具38によって、アクチュエータブラケット34に枢着されている 。L字形アクチュエータ36は、支持部材16の縁部を越えて横方向に延びるハ ンドル40と、ハンドル40にほぼ垂直なクランクアーム42とを有する。連結 アーム44の一端は、クランクアーム42の遠位端に、ナットとボルトとして示 している枢着締結具46によって枢着されており、連結アーム44の他端は、静 止部材48に枢着連結具50によって枢着されている。静止部材48は、取付け ブラケット52に固定され、他方、取付けブラケット52は、支持部材16に取 付けられている。ハンドル案内部54は、案内部材20(図2)に取付けられ、 L字形アクチュエータ36のハンドル40の角変位を制限する。留め部56及び 58が、ハンドル40をそれぞれ水平位置及び引っ込め位置の両方に保持するた めに設けられていてもよい。留め部56及び58は、本分野で知られているよう に、剛性又は弾性部材であってもよい。 好ましくは、ハンドル40が水平位置にあるとき、クランクアーム42及び連 結アーム44は、中心上の係止配置で、互いに小さな角度で配置され、ベースプ レート24が、ベースプレート24に与えられた重力又は外力によって、下方に 直線変位するのを防止する。図4に示されているように、矢印60で示すL字形 アクチュエータ36のハンドル40の回動変位によって、クランクアーム42及 び連結アーム44は、ほぼ垂直な向きから図示している角度位置に変位する。ク ランクアーム及び連結アームのこの変位で、ベースプレート24は破線で示す当 初の運転位置から図4に示す位置に下降する。ベースプレート24は、かくして 、所定距離Dだけ下方に変位される。好ましい実施例では、距離Dは、約25. 4ミリメートル(1.0インチ)である。ハンドル40を水平位置に戻すと、ベ ースプレート24は、当初の運転位置に上昇し、クランクアーム42及び連結ア ーム44は、中心上の係止位置に置かれる。 運転する際、新しい備品を追加したり、アーク溶接電極をとがらせたり又は他 の理由により管形成装置を停止させなければならず、オペレータは、管形成装置 を再開させる前に、アクチュエータ36のハンドル40を図4に示す下げた位置 に移動させる。これはベースプレート24を下降させ、更にアーク溶接ヘッド2 6、溶接閉鎖ロール22、継目案内部30及び形成ロール12を下方に所定距離 だけ直線上で変位させ、アーク溶接ヘッド26を継目28の以前に溶接された部 分と整列させる。管形成装置を再開させる際、オペレータはハンドル40を図3 に示す水平位置までゆっくりと上昇させる。ハンドル40の上昇中、アーク溶接 ヘッド26は、管の以前に溶接された部分を重ねて溶接し、次いで、通常の方法 で継目28を続けて溶接する。以前に溶接した部分から新しく溶接する部分への 移行は、溶接された継目の欠陥が生じることなく行われる。 例示として、変位可能なアーク溶接ヘッド及び溶接ロールを備える管形成装置 は、上述のように、欠陥なく、約1310.64メートル(約4,300フィー ト)の長さの溶接された管を連続して作る。従来は、静止アーク溶接ヘッド及び 溶接閉鎖ローラを有する、これに相当する管形成装置によって作られた溶接され た管の最大長さは、約243.84メートル(約800フィート)であった。 アーク溶接ヘッド、溶接閉鎖ロール22、継目案内部30、及び形成ロール1 2を移動させるための機構は、図5及び図6に示すように電気的に作動されても よい。図5に示す実施例では、支持部材16は、一対の間隔を隔てた垂直部材6 2及び64を有する複部品フレームである。部材62及び64は、図示している ように、長いアングルブロックであってもよく、本技術分野で知られている長い チャンネルブロック又は他の形状のものであってもよい。案内部18及び20は 、それぞれ垂直部材62及び64にまたがり、またそれに沿って垂直方向に変位 可能である。上述の実施例のように、ベースプレート24は垂直方向案内部18 及び20に取付けられ、図1及び図2に示すように、アーク溶接ヘッド26、溶 接閉鎖ローラ22及び継目案内部30を支持する。 ラック66が、ベースプレート24の裏面に取付けられ、ベースプレート24 は、可逆モータ70によって駆動されるピニオン68によって係合されている。 ピニオン68及びモータ70は、垂直部材62及び64に固定された取付けプレ ート72に取付けられている。一対のリミットスイッチ74及び76が、ベース プレート24の垂直方向の変位を、ラック及びピニオン機構と可逆モータ70に よって制限する。リミットスイッチ74及び76は、アップ/ダウンスイッチ7 8と可逆モータ70との間に並列に接続され、アップ/ダウンスイッチ88がア ップ位置にあるとき、外の電源からの電力はモータを付勢し、ベースプレート2 4を上昇させ、やがてベースプレート24はリミットスイッチ74に係合する。 ベースプレート24がリミットスイッチ74と係合すると、モータ70への電力 は、ベースプレート24、アーク溶接ヘッド26、及び溶接ロール22の通常の 運転位置で止められる。 アップ/ダウンスイッチ78をダウン位置に設定すると、モータ70は逆方向 に回るように付勢され、ベースプレート24を下降させ、やがてリミットスイッ チ76に係合し、モータへの電力を止める。 本実施例では、新しい備品を追加し又はアーク溶接電極をとがらせるために、 管形成装置を止めるときはいつでも、オペレータは、アップ/ダウンスイッチ 78をダウン位置へと作動させてモータを付勢させ、ベースプレート24を所望 位置に下降させる。管形成装置が再開されるとき、オペレータは、アップ/ダウ ンスイッチ78を作動させてモータ70を付勢させ、ベースプレート24をその 通常の運転位置に上昇させる。ベースプレート24が下降位置から運転位置へと 上昇する速度は、継目28の溶接が、穴又は他の欠陥なく達成されるように制御 される。この実施例では、ベースプレート24が運転位置に上昇される速度は、 モータ70によって制御されるので、溶接された継目は、以前の継目溶接と新し い継目溶接とがより均一かつ一貫して一体的に作られ、溶接の継目の欠陥を著し く減少させる。 図6に示す実施例は、図5に示す実施例とはいくつかの点で異なる。この実施 例では、ねじ山付きシャフト80が、ベースプレート24に固定された駆動ナッ ト82に係合する可逆モータ70の出力部に取付けられている。ねじ山付きシャ フト80の端部は細められており、図5に対して説明したように、垂直部材62 及び64に連結された静止ブラケット86に取付けられた案内軸受84に受入れ られている。可逆モータ70は、垂直部材62及び64に連結された水平ブラケ ット88に取付けられている。モータ70は、管形成装置を始動させたり、停止 させたりするスタート−ストップ(S/S)スイッチ92に応答する制御部90 から電力を受入れる。制御部90は、ストップ位置へと作動されたスタート−ス トップスイッチ92に応答して、モータ70を付勢させ、ベースプレート24、 取付けられたアーク溶接ヘッド26及び溶接ロール22を、リミットスイッチ7 6によって決定される、所望の下方すなわち開始位置に下降させる。 リミットスイッチ76と係合するとモータ70への電力は停止され、ベースプ レート24の下降は止まる。スタート−ストップスイッチ92をスタート位置に 作動させると、制御部90は、所定の順序で、モータ70を付勢し、ベースプレ ート24を通常の運転位置に上昇させ、そこでベースプレート24はリミットス イッチ74に係合し、モータへの電力を停止させる。 図6に示す実施例は、ベースプレート24、アーク溶接ヘッド26、形成ロー ル12及び溶接閉鎖ロール22の下降及び上昇が、管溶接装置の停止及び開始と 一体になっており、装置に新たな備品を加えたり、アーク溶接電極をとがらせた り、又はその他の理由のために停止させる時の人間の誤操作をなくす利点がある 。 図7に示す管形成装置は、金属ストリップ10を形成ロール12へ連続的な供 給を提供する金属ストリップスプール94と、形成された管の内部に案内された ワイヤ97を提供する少なくとも1つのワイヤスプール96と、ワイヤを溶接さ れた金属管から電気的に絶縁するために、セラミック粉を管の内部に提供するセ ラミック粉ホッパ-98とを有する。従来から知られているように、ホッパー9 8からのセラミック粉は、形成された管に漏斗100によって導かれ、漏斗10 0はセラミック粉をアーク溶接ヘッド26の下流位置まで形成された管へと導き 、また、ワイヤ97を形成された管と同軸上に維持するための手段を有する。こ の種の配置は、電熱要素用の被覆されたケーブル及び温度測定用の遮蔽された熱 電対を作るのに使用される。 巻取りスプール102が、溶接された後、管を受け入れるために設けられてい る。従来から知られているように、金型又は他の種類の縮径機構(図示せず)が 、管形成装置によってつくられた溶接された管の直径を所望の直径に縮小するた めに、溶接機26及び巻取りスプール102との間に配置されていてもよい。 溶接された継目の欠陥を生じさせないで、管形成装置を停止させたり、再開さ せたりする管形成装置用機構を開示したが、当業者は、開示された機構を、添付 の請求の範囲に列記された発明の技術的範囲内で変更し、又は改良することが可 能であることが分かるであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月20日 【補正内容】 請求の範囲 1.支持構造体と、 前記支持構造体に摺動可能に取付けられ、通常の運転位置と開始位置との間 で第1の方向に変位可能なベースプレートと、 前記プレートに回転可能に取付けられた、受入れられた平らな金属ストリッ プを管状に部分的に形成するための少なくとも一対の形成ロールと、 前記少なくとも一対の形成ロールから下流の位置で前記ベースプレートに回 転可能に取付けられた一対の溶接閉鎖ロールとを有し、前記溶接閉鎖ロールは、 受け入れられた金属ストリップの前記管状への形成を完了させ、前記金属ストリ ップの縦方向の縁部の縦方向は継目を形成し、 更に、前記一対の溶接閉鎖ロールの下流で前記ベースプレートに取付けられ た、前記継目を密封するように前記金属ストリップの前記縦方向の縁部を互いに 溶接するための溶接手段と、 前記ベースプレートを前記運転位置から前記開始位置へ変位させ、また、前 記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置へと変位させるための手段と を有し、前記開始位置の前記ベースプレートは前記溶接手段を、前記縦方向の継 目の以前に溶接された部分の上に位置決めする、 平らな金属ストリップから溶接された管を形成するための装置。 2.更に、前記縦方向の継目を前記溶接手段に整列させるための、前記少なくと も一対の形成ロールと前記溶接閉鎖ロールとの間に配置された継目案内部を有す ること、を特徴とする請求項1に記載の装置。 3.前記溶接手段は、溶接ヘッドを有するアーク溶接機であり、前記溶接ヘッド は、前記一対の閉鎖ロールの下流の前記縦方向の継目と整列した電極を有するこ と、を特徴とする請求項1に記載の装置。 4.変位させるための前記手段は、手動で作動される機械的リンクであること、 を特徴とする請求項1に記載の装置。 5.前記機械的リンクは、 前記ベースプレートに枢着されたL字形のアクチュエータを有し、前記アク チュエータは、ハンドルと、前記ハンドルにほぼ垂直なクランクアームとを有 し、 更に、前記支持構造に前記アクチュエータから変位した位置に固定された静 止部材と、 一端が前記クランクアームの遠位端に枢着され、また他端が前記静止部材に 枢着された連結アームとを有し、前記クランクアーム及び前記連結アームは、前 記ハンドルが前記ベースプレートの変位の前記第1方向に対して横方向に配置さ れるとき、互いにほぼ平行であること、を特徴とする請求項4に記載の装置。 6.前記クランクアーム及び前記連結アームは、前記ほぼ平行の状態にあるとき 、中心上の係止状態で、互いに小さな角度で配置されていること、を特徴とする 請求項5に記載の装置。 7.前記変位手段は、 回転出力部を有する可逆モータと、 前記回転出力部と前記ベースプレートとの間の機械的リンクとを有し、前記 機械的リンクは、前記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置に、第1 の方向に回転している前記モータの前記回転出力部に応答して変位させ、また、 前記ベースプレートを前記運転位置から前記開始位置に、前記第1の方向とは逆 の第2の方向に回転する前記回転出力部に応答して変位させ、 更に、電力を前記モータに、前記回転出力部を前記第1の方向に回転させる ように提供する第1の状態と、電力を前記モータに、前記回転出力部を前記第2 の方向に回転させるように提供する第2の状態とを有するスイッチを有すること 、を特徴とする請求項1に記載の装置。 8.前記第1の状態にある前記スイッチと、前記運転位置にある前記ベースプレ ートとに応答して、前記モータへの電力を停止させるための第1リミットスイッ チと、前記第2の状態にある前記スイッチと前記開始位置にある前記ベースプレ ートに応答して、前記モータへの電力を停止させるための第2リミットスイッチ とを有すること、を特徴とする請求項7に記載の装置。 9.前記変位させるための手段は、 回転出力部を有する可逆モータと、 前記回転出力部と前記ベースプレートとを連結する機械的リンクとを有し、 前記機械的リンクは、前記ベースプレートを、第1の方向に回転しているに前記 モータに応答して、前記開始位置から前記運転位置へと変位させ、また、前記ベ ースプレートを、前記第1の方向とは逆の第2の方向に回転する前記回転出力部 に応答して、前記運転位置から前記開始位置に向かって変位させ、 更に、前記装置を開始させる第1の状態と、前記装置を停止させる第2の状 態とを有するスタート/ストップスイッチと、 前記回転出力部を前記第2の方向に回転させるために、電力を前記モータに 提供する、前記第2の状態におかれた前記スタート/ストップスイッチに応答し 、また、前記回転出力部を前記第1の方向に回転させるために、電力を前記モー タに提供する前記第1の状態におかれた前記スタート/ストップスイッチに応答 する制御部とを有すること、を特徴とする請求項1に記載の装置。 10.前記制御部に、前記スタート/ストップスイッチが前記第1の状態にあると き、前記モータに提供される電力を停止させる第1信号を生成するために、前記 運転位置の前記ベースプレートを検知するための手段と、前記制御部に、前記ス タート/ストップスイッチが前記第2の状態にあるとき、前記モータに提供され る電力を停止させる第2信号を生成するために、前記開始位置の前記ベースプレ ートを検知するための手段とを有すること、を特徴とする請求項9に記載の装置 。 11.少なくとも一対の形成ロールと、一対の溶接閉鎖ロールと、溶接閉鎖ロール によって形成された後に金属ストリップの縦方向の縁部で形成された継目を溶接 するための溶接機とを有する、金属ストリップから管を形成するための装置を操 作する方法であって、該方法は、 前記溶接機を、停止された前記装置に応答して前記継目の以前に溶接された 部分の上におくために、少なくとも前記溶接機と前記溶接閉鎖ロールを通常の運 転位置から選択された開始位置に、縦方向に変位させる工程と、 前記溶接機と前記溶接閉鎖ロールを、開始された前記装置に応答して、前記 通常の運転位置に縦方向に変位させる工程と、前記溶接機が、前記縦方向の変位 中、前記継目の前記以前に溶接された部分に重ねて溶接し、次いで、前記一 対の溶接閉鎖ロールによって形成された継目を継続して溶接する工程とを有する 方法。 12.少なくとも前記溶接機と前記一対の溶接閉鎖ロールは、前記形成された管に 対して縦方向に変位可能な共通ベースプレートに設けられ、縦方向への変位の前 記第1工程は、前記ベースプレートに取付けられた機械的アクチュエータのハン ドルを、第1位置に手動で変位させ、前記装置が停止したときに、前記ベースプ レートを前記開始位置に変位させ、前記溶接機を前記継目の前記以前に溶接され た部分の上に置く工程を有し、また前記変位の第2工程は、機械的アチュエータ の前記ハンドルを、第1位置から第2位置に手動で変位させ、前記ベースプレー トを前記開始位置から、前記溶接機及び前記溶接閉鎖ロールが前記通常の運転位 置にある前記運転位置に変位させる工程を有すること、を特徴とする請求項11 に記載の方法。 13.少なくとも前記溶接機及び前記一対の溶接閉鎖ロールは、前記形成された管 に対して縦方向に変位可能なベースプレートに設けられ、前記縦方向に変位させ る第1工程は、電力を前記ベースプレートに機械的に連結された回転出力部を有 する可逆モータに提供し、前記ベースプレートを前記開始位置へ縦方向に変位さ せる、前記装置が停止されるとき、前記溶接機を前記継目の以前に溶接された部 分の上におく工程を有し、また、縦方向に変位させる前記第2工程は、電力を可 逆モータに提供し、前記ベースプレートを前記運転位置へ縦方向に変位させ、前 記溶接機及び溶接閉鎖ロールを前記通常の運転位置におく工程を有すること、を 特徴とする請求項11に記載の方法。 14.前記装置は、前記装置を運転させる第1の状態と、前記装置の運転を停止さ せる第2の状態とを有するスタート/ストップスイッチを有し、また、少なくと も前記溶接機及び溶接閉鎖ロールは、前記形成された管に対して縦方向に変位可 能な共通ベースプレートに設けられ、縦方向に変位させる前記第1工程は、 電力を、前記第1の状態におかれた前記スタート/ストップスイッチに応答 する回転出力部を有するモータに提供する工程と、 前記ベースプレートを前記運転位置に向かって、前記回転出力部に連結され た機械的リンクによって変位させる工程と、 前記運転位置に変位された前記ベースプレートに応答して前記モータへの前 記電力を停止させる工程とを有し、更に、 縦方向に変位させる前記第2工程は、 電力を前記電気的モータに、前記第2の状態におかれたスタート/ストップ スイッチに応答して提供する工程と、 前記ベースプレートを前記開始位置に向かって、前記回転出力部に連結され た前記機械的リンクによって変位させる工程と、 前記開始位置に変位された前記ベースプレートに応答して、前記モータへの 前記電力を停止させる工程とを有すること、を特徴とする請求項11に記載の方 法。 15.前記装置は、前記継目を前記溶接部と整列させるために、前記少なくとも一 対の形成ロールと前記一対の溶接閉鎖ロールとの間で前記ベースプレートに設け られた継目案内部とを有すること、を特徴とする請求項12に記載の方法。 16.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに設けられている こと、を特徴とする請求項15に記載の方法。 17.前記装置は、前記継目を前記溶接部と整列させるために、前記少なくとも一 対の形成ロールと前記継目閉鎖ロールとの間で、前記ベースプレートに設けられ た継目案内部を有すること、を特徴とする請求項13に記載の方法。 18.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに設けられている こと、を特徴とする請求項17に記載の方法。 19.前記装置は、前記継目を前記溶接部と整列させるため、前記少なくとも一対 の形成ロールと前記一対の溶接閉鎖ロールとの間で前記ベースプレートに、設け られた継目案内部を有すること、を特徴とする請求項14に記載の方法。 20.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに設けられている こと、を特徴とする請求項19に記載の方法。 21.支持構造と、 前記支持構造に摺動可能に設けられ、運転位置と開始位置との間で変位可能 なベースプレートと、 両側部に縦方向縁部を有し、所定長さの平らな金属ストリップを提供する金 属ストリップ源と、 前記平らな金属ストリップを管状に部分的に形成する少なくとも一対の形成 ロールと、 前記少なくとも一対の形成ロールの下流に配置された一対の溶接閉鎖ロール とを有し、前記溶接閉鎖ロールは、前記ベースプレートに回転可能に取付けられ 、かつ、それとともに移動可能であり、前記一対の溶接閉鎖ロールは、前記平ら な金属ストリップの前記管状への形成を完了させ、前記形成された平らな金属ス トリップの縦方向の縁部は、縦方向の継目を形成し、 更に、前記縦方向の継目を密封するように、前記縦方向の縁部を互いに溶接 するために、前記一対の溶接閉鎖ロールの下流で前記ベースプレートに取付けら れた溶接手段と、 前記ベースプレートを前記運転位置と前記開始位置との間で変位させるため の手段とを有し、前記開始位置の前記ベースプレートは、前記溶接手段を前記縦 方向の継目の以前に溶接された部分の上に位置決めする中空管形成装置。 22.前記縦方向の継目を前記溶接手段と整列させるために、前記少なくとも一対 の形成ロールと前記溶接閉鎖ロールとの間に配置された継目案内部を有すること 、を特徴とする請求項21に記載の装置。 23.少なくとも1本の連続ワイヤを提供するワイヤ源と、 前記溶接閉鎖ロールの前に、少なくとも1本のワイヤを前記形成された組立 体に挿入する手段とを有すること、を特徴とする請求項21に記載の装置。 24.セラミック粉源と、 前記形成された管から前記少なくとも1本の連続ワイヤを絶縁する、前記セ ラミック粉を、前記溶接手段の下流の位置まで前記管へと運ぶ手段を有すること 、を特徴とする請求項23に記載の装置。 25.前記継目案内部は、前記ベースプレートに取付けられ、それと共に変位可能 であること、を特徴とする請求項22に記載の装置。 26.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに回転可能に取付 けられ、それと共に変位可能であること、を特徴とする請求項21に記載の装置 。 27.前記変位させるための手段は、前記支持構造体と前記ベースプレートとの間 に連結された、手動で操作する機械的アクチュエータであること、を特徴とする 請求項21に記載の装置。 28.前記変位させるための手段は、 前記支持構造体に取付けられた回転出力部を有するモータと、 前記回転出力部と前記ベースプレートとの間に連結され、前記ベースプレー トを縦方向に変位させるために、前記回転出力部の回転に応答する機械的リンク と、 前記回転出力部を回転させるように、前記モータを付勢させ、前記機械的リ ンクを前記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置に作動させるように 作動させる第1の状態と、前記モータを付勢させて前記回転出力部を回転させ、 前記機械的リンクを前記ベースプレートを前記運転位置から前記開始位置に変位 させるように作動させる第2の状態とを有すること、を特徴とする請求項21に 記載の装置。 29.前記電気的モータは、前記スイッチ手段の前記第1の状態に応答して前方に 回転し、また、前記スイッチ手段の前記第2の状態に応答して逆方向に回転する 回転出力部を有すること、を特徴とする請求項28に記載の装置。 30.前記装置は、電力を前記装置に提供する開始状態を有し、かつ前記装置への 電力を停止させる停止状態へ切替え可能なスタート/ストップスイッチを有し、 前記変位させるための手段は、 回転出力部を有するモータと、 前記回転出力部との間に連結され、前記回転出力部の回転に応答して、前記 ベースプレートを前記支持構造体に対して縦方向に変位させる機械的リンクと、 前記回転出力部を、前記開始位置にある前記スタート/ストップスイッチに 応答して前方に回転させるように、電力を前記モータに提供するための制御部を 有し、前記回転出力部の前記前方への回転は、前記機械的リンクを作動させ、前 記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置へと変位させ、前記制御部は 、前記電力を前記モータに提供して、前記停止状態にあるスタート/ストップス イッチに応答して、前記回転出力部を逆方向に回転させ、前記回転出力 部の前記逆方向への回転は、前記機械的リンクを作動させ、前記ベースプレート を前記運転位置から前記開始位置に変位させること、を特徴とする請求項21に 記載の装置。 31.前記制御部は、前記スタート/ストップスイッチが前記開始位置にあるとき 、前記モータへの電力を止めるために前記運転位置にある前記ベースプレートを 検知するための第1の手段と、前記スタート/ストップスイッチが前記停止位置 にあるとき、前記モータへの電力を止めるために、前記開始位置にある前記ベー スプレートを検知するための第2の手段とを有すること、を特徴とする請求項3 0に記載の装置。 【手続補正書】 【提出日】1996年5月10日 【補正内容】 請求の範囲 1.支持構造体と、 前記支持構造体に摺動可能に取付けられ、通常の運転位置と開始位置との間 で第1の方向に変位可能なベースプレートと、 前記プレートに回転可能に取付けられた、受入れられた平らな金属ストリッ プを管状に部分的に形成するための少なくとも一対の形成ロールと、 前記少なくとも一対の形成ロールから下流の位置で前記ベースプレートに回 転可能に取付けられた一対の溶接閉鎖ロールとを有し、前記溶接閉鎖ロールは、 受け入れられた金属ストリップの前記管状への形成を完了させ、前記金属ストリ ップの縦方向の縁部の縦方向は継目を形成し、 更に、前記一対の溶接閉鎖ロールの下流で前記ベースプレートに取付けられ た、前記継目を密封するように前記金属ストリップの前記縦方向の縁部を互いに 溶接するための溶接手段と、 前記ベースプレートを前記運転位置から前記開始位置へ変位させ、また、前 記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置へと変位させるための手段と を有し、前記開始位置の前記ベースプレートは前記溶接手段を、前記縦方向の継 目の以前に溶接された部分の上に位置決めする、 平らな金属ストリップから溶接された管を形成するための装置。 2.更に、前記縦方向の継目を前記溶接手段に整列させるための、前記少なくと も一対の形成ロールと前記溶接閉鎖ロールとの間に配置された継目案内部を有す ること、を特徴とする請求項1に記載の装置。 3.前記溶接手段は、溶接ヘッドを有するアーク溶接機であり、前記溶接ヘッド は、前記一対の閉鎖ロールの下流の前記縦方向の継目と整列した電極を有するこ と、を特徴とする請求項1に記載の装置。 4.変位させるための前記手段は、手動で作動される機械的リンクであること、 を特徴とする請求項1に記載の装置。 5.前記機械的リンクは、 前記ベースプレートに枢着されたL字形のアクチュエータを有し、前記アク チュエータは、ハンドルと、前記ハンドルにほぼ垂直なクランクアームとを有 し、 更に、前記支持構造に前記アクチュエータから変位した位置に固定された静 止部材と、 一端が前記クランクアームの遠位端に枢着され、また他端が前記静止部材に 枢着された連結アームとを有し、前記クランクアーム及び前記連結アームは、前 記ハンドルが前記ベースプレートの変位の前記第1方向に対して横方向に配置さ れるとき、互いにほぼ平行であること、を特徴とする請求項4に記載の装置。 6.前記クランクアーム及び前記連結アームは、前記ほぼ平行の状態にあるとき 、中心上の係止状態で、互いに小さな角度で配置されていること、を特徴とする 請求項5に記載の装置。 7.前記変位手段は、 回転出力部を有する可逆モータと、 前記回転出力部と前記ベースプレートとの間の機械的リンクとを有し、前記 機械的リンクは、前記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置に、第1 の方向に回転している前記モータの前記回転出力部に応答して変位させ、また、 前記ベースプレートを前記運転位置から前記開始位置に、前記第1の方向とは逆 の第2の方向に回転する前記回転出力部に応答して変位させ、 更に、電力を前記モータに、前記回転出力部を前記第1の方向に回転させる ように提供する第1の状態と、電力を前記モータに、前記回転出力部を前記第2 の方向に回転させるように提供する第2の状態とを有するスイッチを有すること 、を特徴とする請求項1に記載の装置。 8.前記第1の状態にある前記スイッチと、前記運転位置にある前記ベースプレ ートとに応答して、前記モータへの電力を停止させるための第1リミットスイッ チと、前記第2の状態にある前記スイッチと前記開始位置にある前記ベースプレ ートに応答して、前記モータへの電力を停止させるための第2リミットスイッチ とを有すること、を特徴とする請求項7に記載の装置。 9.前記変位させるための手段は、 回転出力部を有する可逆モータと、 前記回転出力部と前記ベースプレートとを連結する機械的リンクとを有し、 前記機械的リンクは、前記ベースプレートを、第1の方向に回転しているに前記 モータに応答して、前記開始位置から前記運転位置へと変位させ、また、前記ベ ースプレートを、前記第1の方向とは逆の第2の方向に回転する前記回転出力部 に応答して、前記運転位置から前記開始位置に向かって変位させ、 更に、前記装置を開始させる第1の状態と、前記装置を停止させる第2の状 態とを有するスタート/ストップスイッチと、 前記回転出力部を前記第2の方向に回転させるために、電力を前記モータに 提供する、前記第2の状態におかれた前記スタート/ストップスイッチに応答し 、また、前記回転出力部を前記第1の方向に回転させるために、電力を前記モー タに提供する前記第1の状態におかれた前記スタート/ストップスイッチに応答 する制御部とを有すること、を特徴とする請求項1に記載の装置。 10.前記制御部に、前記スタート/ストップスイッチが前記第1の状態にあると き、前記モータに提供される電力を停止させる第1信号を生成するために、前記 運転位置の前記ベースプレートを検知するための手段と、前記制御部に、前記ス タート/ストップスイッチが前記第2の状態にあるとき、前記モータに提供され る電力を停止させる第2信号を生成するために、前記開始位置の前記ベースプレ ートを検知するための手段とを有すること、を特徴とする請求項9に記載の装置 。 11.少なくとも一対の形成ロールと、一対の溶接閉鎖ロールと、溶接閉鎖ロール によって形成された後に金属ストリップの縦方向の縁部で形成された継目を溶接 するための溶接機とを有する、金属ストリップから管を形成するための装置を操 作する方法であって、該方法は、 前記溶接機を、停止された前記装置に応答して前記継目の以前に溶接された 部分の上におくために、少なくとも前記溶接機と前記溶接閉鎖ロールを通常の運 転位置から選択された開始位置に、縦方向に変位させる工程と、 前記溶接機と前記溶接閉鎖ロールを、開始された前記装置に応答して、前記 通常の運転位置に縦方向に変位させる工程と、前記溶接機が、前記縦方向の変位 中、前記継目の前記以前に溶接された部分に重ねて溶接し、次いで、前記一 対の溶接閉鎖ロールによって形成された継目を継続して溶接する工程とを有する 方法。 12.少なくとも前記溶接機と前記一対の溶接閉鎖ロールは、前記形成された管に 対して縦方向に変位可能な共通ベースプレートに設けられ、縦方向への変位の前 記第1工程は、前記ベースプレートに取付けられた機械的アクチュエータのハン ドルを、第1位置に手動で変位させ、前記装置が停止したときに、前記ベースプ レートを前記開始位置に変位させ、前記溶接機を前記継目の前記以前に溶接され た部分の上に置く工程を有し、また前記変位の第2工程は、機械的アクチュエー タの前記ハンドルを、第1位置から第2位置に手動で変位させ、前記ベースプレ ートを前記開始位置から、前記溶接機及び前記溶接閉鎖ロールが前記通常の運転 位置にある前記運転位置に変位させる工程を有すること、を特徴とする請求項1 1に記載の方法。 13.少なくとも前記溶接機及び前記一対の溶接閉鎖ロールは、前記形成された管 に対して縦方向に変位可能なベースプレートに設けられ、前記縦方向に変位させ る第1工程は、電力を前記ベースプレートに機械的に連結された回転出力部を有 する可逆モータに提供し、前記ベースプレートを前記開始位置へ縦方向に変位さ せる、前記装置が停止されるとき、前記溶接機を前記継目の以前に溶接された部 分の上におく工程を有し、また、縦方向に変位させる前記第2工程は、電力を可 逆モータに提供し、前記ベースプレートを前記運転位置へ縦方向に変位させ、前 記溶接機及び溶接閉鎖ロールを前記通常の運転位置におく工程を有すること、を 特徴とする請求項11に記載の方法。 14.前記装置は、前記装置を運転させる第1の状態と、前記装置の運転を停止さ せる第2の状態とを有するスタート/ストップスイッチを有し、また、少なくと も前記溶接機及び溶接閉鎖ロールは、前記形成された管に対して縦方向に変位可 能な共通ベースプレートに設けられ、縦方向に変位させる前記第1工程は、 電力を、前記第1の状態におかれた前記スタート/ストップスイッチに応答 する回転出力部を有するモータに提供する工程と、 前記ベースプレートを前記運転位置に向かって、前記回転出力部に連結され た機械的リンクによって変位させる工程と、 前記運転位置に変位された前記ベースプレートに応答して前記モータへの前 記電力を停止させる工程とを有し、更に、 縦方向に変位させる前記第2工程は、 電力を前記電気的モータに、前記第2の状態におかれたスタート/ストップ スイッチに応答して提供する工程と、 前記ベースプレートを前記開始位置に向かって、前記回転出力部に連結され た前記機械的リンクによって変位させる工程と、 前記開始位置に変位された前記ベースプレートに応答して、前記モータへの 前記電力を停止させる工程とを有すること、を特徴とする請求項11に記載の方 法。 15.前記装置は、前記継目を前記溶接機と整列させるために、前記少なくとも一 対の形成ロールと前記一対の溶接閉鎖ロールとの間で前記ベースプレートに設け られた継目案内部とを有すること、を特徴とする請求項12に記載の方法。 16.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに設けられている こと、を特徴とする請求項15に記載の方法。 17.前記装置は、前記継目を前記溶接機と整列させるために、前記少なくとも一 対の形成ロールと前記溶接閉鎖ロールとの間で、前記ベースプレートに設けられ た継目案内部を有すること、を特徴とする請求項13に記載の方法。 18.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに設けられている こと、を特徴とする請求項17に記載の方法。 19.前記装置は、前記継目を前記溶接機と整列させるため、前記少なくとも一対 の形成ロールと前記一対の溶接閉鎖ロールとの間で前記ベースプレートに、設け られた継目案内部を有すること、を特徴とする請求項14に記載の方法。 20.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに設けられている こと、を特徴とする請求項19に記載の方法。 21.支持構造と、 前記支持構造に摺動可能に設けられ、運転位置と開始位置との間で変位可能 なベースプレートと、 両側部に縦方向縁部を有し、所定長さの平らな金属ストリップを提供する金 属ストリップ源と、 前記平らな金属ストリップを管状に部分的に形成する少なくとも一対の形成 ロールと、 前記少なくとも一対の形成ロールの下流に配置された一対の溶接閉鎖ロール とを有し、前記溶接閉鎖ロールは、前記ベースプレートに回転可能に取付けられ 、かつ、それとともに移動可能であり、前記一対の溶接閉鎖ロールは、前記平ら な金属ストリップの前記管状への形成を完了させ、前記形成された平らな金属ス トリップの縦方向の縁部は、縦方向の継目を形成し、 更に、前記縦方向の継目を密封するように、前記縦方向の縁部を互いに溶接 するために、前記一対の溶接閉鎖ロールの下流で前記ベースプレートに取付けら れた溶接手段と、 前記ベースプレートを前記運転位置と前記開始位置との間で変位させるため の手段とを有し、前記開始位置の前記ベースプレートは、前記溶接手段を前記縦 方向の継目の以前に溶接された部分の上に位置決めする中空管形成装置。 22.前記縦方向の継目を前記溶接手段と整列させるために、前記少なくとも一対 の形成ロールと前記溶接閉鎖ロールとの間に配置された継目案内部を有すること 、を特徴とする請求項21に記載の装置。 23.少なくとも1本の連続ワイヤを提供するワイヤ源と、 前記溶接閉鎖ロールの前に、少なくとも1本のワイヤを前記形成された組立 体に挿入する手段とを有すること、を特徴とする請求項21に記載の装置。 24.セラミック粉源と、 前記形成された管から前記少なくとも1本の連続ワイヤを絶縁する、前記セ ラミック粉を、前記溶接手段の下流の位置まで前記管へと運ぶ手段を有すること 、を特徴とする請求項23に記載の装置。 25.前記継目案内部は、前記ベースプレートに取付けられ、それと共に変位可能 であること、を特徴とする請求項22に記載の装置。 26.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに回転可能に取付 けられ、それと共に変位可能であること、を特徴とする請求項21に記載の装置 。 27.前記変位させるための手段は、前記支持構造体と前記ベースプレートとの間 に連結された、手動で操作する機械的アクチュエータであること、を特徴とす請 求項21に記載の装置。 28.前記変位させるための手段は、 前記支持構造体に取付けられた回転出力部を有するモータと、 前記回転出力部と前記ベースプレートとの間に連結され、前記ベースプレー トを縦方向に変位させるために、前記回転出力部の回転に応答する機械的リンク と、 前記回転出力部を回転させるように、前記モータを付勢させ、前記機械的リ ンクを前記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置に作動させるように 作動させる第1の状態と、前記モータを付勢させて前記回転出力部を回転させ、 前記機械的リンクを前記ベースプレートを前記運転位置から前記開始位置に変位 させるように作動させる第2の状態とを有すること、を特徴とする請求項21に 記載の装置。 29.前記電気的モータは、前記スイッチ手段の前記第1の状態に応答して前方に 回転し、また、前記スイッチ手段の前記第2の状態に応答して逆方向に回転する 回転出力部を有すること、を特徴とする請求項28に記載の装置。 30.前記装置は、電力を前記装置に提供する開始状態を有し、かつ前記装置への 電力を停止させる停止状態へ切替え可能なスタート/ストップスイッチを有し、 前記変位させるための手段は、 回転出力部を有するモータと、 前記回転出力部との間に連結され、前記回転出力部の回転に応答して、前記 ベースプレートを前記支持構造体に対して縦方向に変位させる機械的リンクと、 前記回転出力部を、前記開始位置にある前記スタート/ストップスイッチに 応答して前方に回転させるように、電力を前記モータに提供するための制御部を 有し、前記回転出力部の前記前方への回転は、前記機械的リンクを作動させ、前 記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置へと変位させ、前記制御部は 、前記電力を前記モータに提供して、前記停止状態にあるスタート/ストップス イッチに応答して、前記回転出力部を逆方向に回転させ、前記回転出力 部の前記逆方向への回転は、前記機械的リンクを作動させ、前記ベースプレート を前記運転位置から前記開始位置に変位させること、を特徴とする請求項21に 記載の装置。 31.前記制御部は、前記スタート/ストップスイッチが前記開始位置にあるとき 、前記モータへの電力を止めるために前記運転位置にある前記ベースプレートを 検知するための第1の手段と、前記スタート/ストップスイッチが前記停止位置 にあるとき、前記モータへの電力を止めるために、前記開始位置にある前記ベー スプレートを検知するための第2の手段とを有すること、を特徴とする請求項3 0に記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.支持構造体と、 前記支持構造体に摺動可能に取付けられ、通常の運転位置と開始位置との間 で第1の方向に変位可能なベースプレートと、 前記プレートに回転可能に取付けられた、受入れられた平らな金属ストリッ プを管状に部分的に形成するための少なくとも一対の形成ロールと、 前記少なくとも一対の形成ロールから下流の位置で前記ベースプレートに回 転可能に取付けられた一対の溶接閉鎖ロールとを有し、前記溶接閉鎖ロールは、 受け入れられた金属ストリップの前記管状への形成を完了させ、前記金属ストリ ップの縦方向の縁部の縦方向は継目を形成し、 更に、前記一対の溶接閉鎖ロールの下流で前記ベースプレートに取付けられ た、前記継目を密封するように前記金属ストリップの前記縦方向の縁部を互いに 溶接するための溶接手段と、 前記ベースプレートを前記運転位置から前記開始位置へ変位させ、また、前 記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置へと変位させるための手段と を有し、前記開始位置の前記ベースプレートは前記溶接手段を、前記縦方向の継 目の以前に溶接された部分の上に位置決めする、 平らな金属ストリップから溶接された管を形成するための装置。 2.更に、前記縦方向の継目を前記溶接手段に整列させるための、前記少なくと も一対の形成ロールと前記溶接閉鎖ロールとの間に配置された継目案内部を有す ること、を特徴とする請求項1に記載の装置。 3.前記溶接手段は、溶接ヘッドを有するアーク溶接機であり、前記溶接ヘッド は、前記一対の閉鎖ロールの下流の前記縦方向の継目と整列した電極を有するこ と、を特徴とする請求項1に記載の装置。 4.変位させるための前記手段は、手動で作動される機械的リンクであること、 を特徴とする請求項1に記載の装置。 5.前記機械的リンクは、 前記ベースプレートに枢着されたL字形のアクチュエータを有し、前記アク チュエータは、ハンドルと、前記ハンドルにほぼ垂直なクランクアームとを有 し、 更に、前記支持構造に前記アクチュエータから変位した位置に固定された静 止部材と、 一端が前記クランクアームの遠位端に枢着され、また他端が前記静止部材に 枢着された連結アームとを有し、前記クランクアーム及び前記連結アームは、前 記ハンドルが前記ベースプレートの変位の前記第1方向に対して横方向に配置さ れるとき、互いにほぼ平行であること、を特徴とする請求項4に記載の装置。 6.前記クランクアーム及び前記連結アームは、前記ほぼ平行の状態にあるとき 、中心上の係止状態で、互いに小さな角度で配置されていること、を特徴とする 請求項5に記載の装置。 7.前記変位手段は、 回転出力部を有する可逆モータと、 前記回転出力部と前記ベースプレートとの間の機械的リンクとを有し、前記 機械的リンクは、前記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置に、第1 の方向に回転している前記モータの前記回転出力部に応答して変位させ、また、 前記ベースプレートを前記運転位置から前記開始位置に、前記第1の方向とは逆 の第2の方向に回転する前記回転出力部に応答して変位させ、 更に、電力を前記モータに、前記回転出力部を前記第1の方向に回転させる ように提供する第1の状態と、電力を前記モータに、前記回転出力部を前記第2 の方向に回転させるように提供する第2の状態とを有するスイッチを有すること 、を特徴とする請求項1に記載の装置。 8.前記第1の状態にある前記スイッチと、前記運転位置にある前記ベースプレ ートとに応答して、前記モータへの電力を停止させるための第1リミットスイッ チと、前記第2の状態にある前記スイッチと前記開始位置にある前記ベースプレ ートに応答して、前記モータへの電力を停止させるための第2リミットスイッチ とを有すること、を特徴とする請求項7に記載の装置。 9.前記変位させるための手段は、 回転出力部を有する可逆モータと、 前記回転出力部と前記ベースプレートとを連結する機械的リンクとを有し、 前記機械的リンクは、前記ベースプレートを、第1の方向に回転しているに前記 モータに応答して、前記開始位置から前記運転位置へと変位させ、また、前記ベ ースプレートを、前記第1の方向とは逆の第2の方向に回転する前記回転出力部 に応答して、前記運転位置から前記開始位置に向かって変位させ、 更に、前記装置を開始させる第1の状態と、前記装置を停止させる第2の状 態とを有するスタート/ストップスイッチと、 前記回転出力部を前記第2の方向に回転させるために、電力を前記モータに 提供する、前記第2の状態におかれた前記スタート/ストップスイッチに応答し 、また、前記回転出力部を前記第1の方向に回転させるために、電力を前記モー タに提供する前記第1の状態におかれた前記スタート/ストップスイッチに応答 する制御部とを有すること、を特徴とする請求項1に記載の装置。 10.前記制御部に、前記スタート/ストップスイッチが前記第1の状態にあると き、前記モータに提供される電力を停止させる第1信号を生成するために、前記 運転位置の前記ベースプレートを検知するための手段と、前記制御部に、前記ス タート/ストップスイッチが前記第2の状態にあるとき、前記モータに提供され る電力を停止させる第2信号を生成するために、前記開始位置の前記ベースプレ ートを検知するための手段とを有すること、を特徴とする請求項9に記載の装置 。 11.少なくとも一対の形成ロールと、一対の溶接閉鎖ロールと、溶接閉鎖ロール によって形成された後に金属ストリップの縦方向の縁部で形成された継目を溶接 するための溶接機とを有する、金属ストリップから管を形成するための装置を操 作する方法であって、該方法は、 前記溶接機を、停止された前記装置に応答して前記継目の以前に溶接された 部分の上におくために、少なくとも前記溶接機と前記溶接閉鎖ロールを通常の運 転位置から選択された開始位置に、縦方向に変位させる工程と、 前記溶接機と前記溶接閉鎖ロールを、開始された前記装置に応答して、前記 通常の運転位置に縦方向に変位させる工程と、前記溶接機が、前記縦方向の変位 中、前記継目の前記以前に溶接された部分に重ねて溶接し、次いで、前記一 対の溶接閉鎖ロールによって形成された継目を継続して溶接する工程とを有する 方法。 12.少なくとも前記溶接機と前記一対の溶接閉鎖ロールは、前記形成された管に 対して縦方向に変位可能な共通ベースプレートに設けられ、縦方向への変位の前 記第1工程は、前記ベースプレートに取付けられた機械的アクチュエータのハン ドルを、第1位置に手動で変位させ、前記装置が停止したときに、前記ベースプ レートを前記開始位置に変位させ、前記溶接機を前記継目の前記以前に溶接され た部分の上に置く工程を有し、また前記変位の第2工程は、機械的アクチュエー タの前記ハンドルを、第1位置から第2位置に手動で変位させ、前記ベースプレ ートを前記開始位置から、前記溶接機及び前記溶接閉鎖ロールが前記通常の運転 位置にある前記運転位置に変位させる工程を有すること、を特徴とする請求項1 1に記載の方法。 13.少なくとも前記溶接機及び前記一対の溶接閉鎖ロールは、前記形成された管 に対して縦方向に変位可能なベースプレートに設けられ、前記縦方向に変位させ る第1工程は、電力を前記ベースプレートに機械的に連結された回転出力部を有 する可逆モータに提供し、前記ベースプレートを前記開始位置へ縦方向に変位さ せる、前記装置が停止されるとき、前記溶接機を前記継目の以前に溶接された部 分の上におく工程を有し、また、縦方向に変位させる前記第2工程は、電力を可 逆モータに提供し、前記ベースプレートを前記運転位置へ縦方向に変位させ、前 記溶接機及び溶接閉鎖ロールを前記通常の運転位置におく工程を有すること、を 特徴とする請求項11に記載の方法。 14.前記装置は、前記装置を運転させる第1の状態と、前記装置の運転を停止さ せる第2の状態とを有するスタート/ストップスイッチを有し、また、少なくと も前記溶接機及び溶接閉鎖ロールは、前記形成された管に対して縦方向に変位可 能な共通ベースプレートに設けられ、縦方向に変位させる前記第1工程は、 電力を、前記第1の状態におかれた前記スタート/ストップスイッチに応答 する回転出力部を有するモータに提供する工程と、 前記ベースプレートを前記運転位置に向かって、前記回転出力部に連結され た機械的リンクによって変位させる工程と、 前記運転位置に変位された前記ベースプレートに応答して前記モータへの前 記電力を停止させる工程とを有し、更に、 縦方向に変位させる前記第2工程は、 電力を前記電気的モータに、前記第2の状態におかれたスタート/ストップ スイッチに応答して提供する工程と、 前記ベースプレートを前記開始位置に向かって、前記回転出力部に連結され た前記機械的リンクによって変位させる工程と、 前記開始位置に変位された前記ベースプレートに応答して、前記モータへの 前記電力を停止させる工程とを有すること、を特徴とする請求項11に記載の方 法。 15.前記装置は、前記ビームを前記溶接機と整列させるために、前記少なくとも 一対の形成ロールと前記一対の溶接閉鎖ロールとの間で前記ベースプレートに設 けられた継目案内部とを有すること、を特徴とする請求項12に記載の方法。 16.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに設けられている こと、を特徴とする請求項15に記載の方法。 17.前記装置は、前記継目を前記溶接機と整列させるために、前記少なくとも一 対の形成ロールと前記継目閉鎖ロールとの間で、前記ベースプレートに設けられ た継目案内部を有すること、を特徴とする請求項13に記載の方法。 18.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに設けられている こと、を特徴とする請求項17に記載の方法。 19.前記装置は、前記継目を前記溶接機と整列させるため、前記少なくとも一対 の形成ロールと前記一対の溶接閉鎖ロールとの間で前記ベースプレートに、設け られた継目案内部を有すること、を特徴とする請求項14に記載の方法。 20.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに設けられている こと、を特徴とする請求項19に記載の方法。 21.支持構造と、 前記支持構造に摺動可能に設けられ、運転位置と開始位置との間で変位可能 なベースプレートと、 両側部に縦方向縁部を有し、所定長さの平らな金属ストリップを提供する金 属ストリップ源と、 前記平らな金属ストリップを管状に部分的に形成する少なくとも一対の形成 ロールと、 前記少なくとも一対の形成ロールの下流に配置された一対の溶接閉鎖ロール とを有し、前記溶接閉鎖ロールは、前記ベースプレートに回転可能に取付けられ 、かつ、それとともに移動可能であり、前記一対の溶接閉鎖ロールは、前記平ら な金属ストリップの前記管状への形成を完了させ、前記形成された平らな金属ス トリップの縦方向の縁部は、縦方向の継目を形成し、 更に、前記縦方向の継目を密封するように、前記縦方向の縁部を互いに溶接 するために、前記一対の溶接閉鎖ロールの下流で前記ベースプレートに取付けら れた溶接手段と、 前記ベースプレートを前記運転位置と前記開始位置との間で変位させるため の手段とを有し、前記開始位置の前記ベースプレートは、前記溶接手段を前記縦 方向の継目の以前に溶接された部分の上に位置決めする中空管形成装置。 22.前記縦方向の継目を前記溶接手段と整列させるために、前記少なくとも一対 の形成ロールと前記溶接閉鎖ロールとの間に配置された継目案内部を有すること 、を特徴とする請求項21に記載の装置。 23.少なくとも1本の連続ワイヤを提供するワイヤ源と、 前記溶接閉鎖ロールの前に、少なくとも1本のワイヤを前記形成された組立 体に挿入する手段とを有すること、を特徴とする請求項21に記載の装置。 24.セラミック粉源と、 前記形成された管から前記少なくとも1本の連続ワイヤを絶縁する、前記セ ラミック粉を、前記溶接手段の下流の位置まで前記管へと運ぶ手段を有すること 、を特徴とする請求項23に記載の装置。 25.前記継目案内部は、前記ベースプレートに取付けられ、それと共に変位可能 であること、を特徴とする請求項22に記載の装置。 26.前記少なくとも一対の形成ロールは、前記ベースプレートに回転可能に取付 けられ、それと共に変位可能であること、を特徴とする請求項21に記載の装置 。 27.前記変位させるための手段は、前記支持構造体と前記ベースプレートとの間 に連結された、手動で操作する機械的アクチュエータであること、を特徴とする 請求項21に記載の装置。 28.前記変位させるための手段は、 前記支持構造体に取付けられた回転出力部を有するモータと、 前記回転出力部と前記ベースプレートとの間に連結され、前記ベースプレー トを縦方向に変位させるために、前記回転出力部の回転に応答する機械的リンク と、 前記回転出力部を回転させるように、前記モータを付勢させ、前記機械的リ ンクを前記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置に作動させるように 作動させる第1の状態と、前記モータを付勢させて前記回転出力部を回転させ、 前記機械的リンクを前記ベースプレートを前記運転位置から前記開始位置に変位 させるように作動させる第2の状態とを有すること、を特徴とする請求項21に 記載の装置。 29.前記電気的モータは、前記スイッチ手段の前記第1の状態に応答して前方に 回転し、また、前記スイッチ手段の前記第2の状態に応答して逆方向に回転する 回転出力部を有すること、を特徴とする請求項28に記載の装置。 30.前記装置は、電力を前記装置に提供する開始状態を有し、かつ前記装置への 電力を停止させる停止状態へ切替え可能なスタート/ストップスイッチを有し、 前記変位させるための手段は、 回転出力部を有するモータと、 前記回転出力部との間に連結され、前記回転出力部の回転に応答して、前記 ベースプレートを前記支持構造体に対して縦方向に変位させる機械的リンクと、 前記回転出力部を、前記開始位置にある前記スタート/ストップスイッチに 応答して前方に回転させるように、電力を前記モータに提供するための制御部を 有し、前記回転出力部の前記前方への回転は、前記機械的リンクを作動させ、前 記ベースプレートを前記開始位置から前記運転位置へと変位させ、前記制御部は 、前記電力を前記モータに提供して、前記停止状態にあるスタート/ストップス イッチに応答して、前記回転出力部を逆方向に回転させ、前記回転出力 部の前記逆方向への回転は、前記機械的リンクを作動させ、前記ベースプレート を前記運転位置から前記開始位置に変位させること、を特徴とする請求項21に 記載の装置。 31.前記制御部は、前記スタート/ストップスイッチが前記開始位置にあるとき 、前記モータへの電力を止めるために前記運転位置にある前記ベースプレートを 検知するための第1の手段と、前記スタート/ストップスイッチが前記停止位置 にあるとき、前記モータへの電力を止めるために、前記開始位置にある前記ベー スプレートを検知するための第2の手段とを有すること、を特徴とする請求項3 0に記載の装置。
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