JPH08510080A - 漸増的なワードラインの活性化によるi▲下ddq▼試験可能なメモリ - Google Patents

漸増的なワードラインの活性化によるi▲下ddq▼試験可能なメモリ

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JPH08510080A JP7523331A JP52333195A JPH08510080A JP H08510080 A JPH08510080 A JP H08510080A JP 7523331 A JP7523331 A JP 7523331A JP 52333195 A JP52333195 A JP 52333195A JP H08510080 A JPH08510080 A JP H08510080A
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Abstract

(57)【要約】 SRAMは、各々が複数のワードラインの各々1つと1対のビットラインとに結合された複数のメモリセルを有する。SRAMは、ワードラインのうち活性のものの数を漸増的に増加することよってワードラインを同時に活性にするIDDQテスト手段を具える。このようにすると、すでに書き込まれたセルに累進的に援助される小さいビットラインドライバによって1列のすべてのセルに所定の論理状態を書き込むことができるようになり、したがってIDDQテストのみを目的とする追加の重い書き込み回路の使用を避けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 漸増的なワードラインの活性化によるIDDQ試験可能なメモリ 技術分野 本発明は、各々が複数のワードラインの各々1つと1対のビットラインとに結 合された複数のメモリセルを有する電子回路に関するものである。本発明は、特 にSRAMに関するものである。本発明はさらに、このような回路を試験する方 法に関することである。 背景技術 電子回路網、特に集積回路の組織的かつ自動的な試験は、益々重要になってき ている。回路の世代を追う毎に、常により高い素子密度を開発したり、常にシス テムの機能の個数を増す傾向がある。個々の回路は、徹底的で費用が嵩む試験に よる以外はもはや、処理上の欠陥を検出したり位置決めしたりできない程度に複 雑になってきている。顧客は、動作中に隠れた欠陥を呈しこれにより例えば生命 維持システムまたは航空機制御システムを信頼できないようにする回路網製品を 受け入れることを望んでいない。したがって、製造者と顧客の双方にとって最も 重要なことは、回路製品の完全な動作を保証する試験が行われることである。 ランダムアクセスメモリ(SRAM,DRAM)は、通常、マーチテストおよ び/またはデータ保持テストを受ける。マーチテストにおいて、連続する読み出 しおよび/または書き込み動作をメモリのすべてのセルに、アドレスが増加する 順または減少する順に行う。データ保持テストにおいて、すべてのセルは、書き 込まれ、予め指定された待ち時間の後に照合され、漏れ電流が生じて格納された 論理状態が影響を受けたかどうかを確かめられる。ビット方向に向けたメモリの メモリセルとワード方向に向けたメモリのメモリセルの組とは、交互にのみアク セス可能であり、したがってテスト手順が長くなってしまうことに注意されたい 。 1メガビット程度またはそれ以上の記憶容量を有する半導体メモリの慣例的な 試験は、製造コストのかなりの割合を占める。半導体基板(ウェーハスケール装 置を含む)上に集積されたトランジスタ密度の増加およびシステムの機能の個数 の増加によって、試験は、ICメモリ製造の商業上の成長を決定する重要な要因 になってきた。他の情報に関して、″A New Testing Acceleration Chip for Lo w-Cost Memory Tests ″,M.Inoue et al.,IEEE Design & Test of Computers ,March 1993,pp.15-19を参照されたい。 集積回路の、電流電源監視方法(CSM)とも称される零入力電流試験(IDD Q 試験)は、定常状態電流を監視することによって処理の欠陥の位置を求めるこ とを目的とする。IDDQ試験技術は、スタティックCMOS ICにおける実際 の処理の欠陥の解析において多大の可能性を呈した。CMOS論理回路における 零入力電流または定常状態電流は、例えば1μA程度に極めて小さくする必要が ある。したがっていかなる制御偏差も、容易に検出しうる。この試験技術の位置 づけは、費用削減や品質および信頼性の向上の点で重要である。 ICに生じる欠陥の代表的な例は、縮退故障およびゲート酸化物の欠陥である 。縮退故障は、回路ノードと電源ラインとの間の意図しない導電性の相互接続に よって生じる現象であり、これにより回路論理動作に影響を及ぼすハードワイア ードプルアップまたはプルダウンを生じる。電源ラインと信号ラインとの間の低 抵抗の導電橋絡によって形成される橋絡欠陥が、縮退現象を生じる。ゲート酸化 物の欠陥の影響は、しばしば特性のパラメータとなる。すなわちこれは、論理電 圧レベルによって規定されず、したがって通常の電圧方法によっては検出されな い。ゲート酸化物の欠陥も、縮退現象を生じる恐れがある。代表的に、IDDQ試 験は、これらのような故障を検出する。 理論的にはSRAMにIDDQ試験を行うことができるが、1つの列のSRAM セルに同時に1つしか個別にアクセスできないため、この試験はその費用のため に魅力的な選択ではない。本発明の目的は、SRAMを能率的にIDDQ測定によ って試験する方法を提供することである。他の目的は、IDDQおよび/または電 圧方法を使用する半導体ランダムアクセスメモリの試験において必要な費用を削 減することである。 発明の開示 この目的のために、本発明は、各々が複数のワードラインの各々1つと1対の ビットラインとに結合された複数のメモリセルを有する電子回路を提供する。本 発明は、前記回路が、ワードラインのうちで活性のものの数を漸増的に増加する ことによって、複数のワードラインを同時に活性にするように作用するテスト手 段を具えることを特徴とする。 代表的なSRAMにおいて、セルは行および列に構成される。各々の行のセル は、各々のワードラインに接続され、各々の列のセルは、1対の共通ビットライ ンに接続される。通常の使用において、1列あたりただ1つのセルがアクセスさ れ、慣例的な方法においてデータを検索または格納される。すなわち、ワードラ イン全体に渡って、同時に多くて1つのみしか活性のラインが存在しない。同じ 列の2つ(またはそれ以上)のセルに同時にアクセスした場合、これは非能率的 な、データ格納時の重複およびデータ検索時の消滅を引き起こす。したがってこ のような同時接続は、通常のメモリ動作中には厳重に禁止されている。 本発明において、零入力電流を試験モードにおいて測定すべきである。試験モ ードに入ってから、セルを第1論理状態に初期化し、この第1状態における零入 力電流を測定する。次に1つの列のセルをすべて同時にビットラインに接続する 。このようにするためには、零入力電流の測定の間、ワードラインが同時に活性 に保たれていることが必要である。慣例的なアドレスデコーダは、これを達成で きない。好適にはセルを第2論理状態にも初期化し、この第2状態において零入 力電流を測定する。 ここで上述したように零入力電流を実際に測定する前に、所定の論理状態を1 つの列のすべてのセルに書き込むべきである。慣例的に、このようにするために は、1つの列に存在するセルの数と同じ数の書き込みサイクルを必要とする。ビ ットラインドライバは、1つのセルに重ね書きすることができるが、これらの駆 動能力は、1つの列のすべてのセルに重ね書きするには小さすぎる。したがって 本発明におけるテスト手段は、同時に活性に保たれるワードラインの数が漸増的 に増加するように作用する。このようにすると、すでに書き込まれたセルによっ て累進的に援助される小さいビットラインドライバを使用して1列のすべてのセ ルに所定の論理状態を書き込むことができるようになり、したがってテストの目 的のみに必要な追加の重いドライバを追放することができる。 これを以下に例として説明する。最初に1つのセルに、ビットラインドライバ によって書き込む。次に他の2つのセルに、ビットラインドライバとすでに書き 込まれたセルの援助とを使用して書き込む。セルが2つのクロス結合インバータ を含むことから、ビットラインドライバおよびインバータは、他の2つのセルを 同時に駆動する。次に他の4つのセルに書き込み、以下同様に続ける。 例えば、テスト手段は、逐次的にワードラインを活性化するように、すなわち 、同時に活性のワードラインの数がそのたびごとに1つずつ増加するように作用 する。代わりに、テスト手段は、ワードラインの第1の組が同時に活性化し、そ の結果、第1の組が活性に保たれている間ワードラインの第2の組が同時に活性 化するように作用する。各々の組は、すべて同じ数のワードラインを有してもよ く、各々増加する数のワードラインを有してもよい。同じワードラインを共有す る2つまたはそれ以上の列を、本発明によって同時に処理できることに注意され たい。さらなる詳細を、以下に開示する。 増加した逆バイアス電圧を伝達するチャージポンプ、またはプリチャージ回路 網のようなSRAM部品は、零入力電流の測定中には不活性であるべきだという ことは、当業者には明らかであろう。 さらにメモリの試験を、チップ外の回路網を使用して、例えばワードラインに 接触するための適切なプローブを使用して、チップ上の回路網を使用した場合と 基本的に同様の試験方法を実行することができる。この試験方法は、各々が複数 のワードラインの各々1つと1対のビットラインとに結合された複数のメモリセ ルを処理する。本方法は、ワードラインの活性のものの数を漸増的に増加させる ことによって、複数のワードラインを活性させることを含む。所定の論理状態を 、最後に活性にされたワードラインに接続されたセルに書き込む。このようにし て複数のワードラインが同時に活性にされたとき、零入力電流を監視する。 図面の簡単な説明 本発明を、例として、添付した図の参照とともに以下に記述する。ここで、 図1は、SRAMの部分的な回路図を示し、 図2は、起こりうる欠陥を説明する代表的なSRAMセルの回路図を示し、 図3および4は、テスト手段を実装する例を示し、 図5および6は、動作モードおよびテストモードにおけるワードラインの活性 化の間の時間的な関係を明らかにする。 これらの図を通じて、同様の、または対応する特徴を、同じ参照符によって示 す。 発明を実施するための最良の形態 代表的に、SRAMセルは、一対のクロス結合論理インバータのような双安定 回路を具える。論理ハイを、論理ハイと他の論理ロウとを与えるインバータの第 1のものを有することによって格納し、論理ロウを、論理ハイと第1のもの論理 ロウとを与えるインバータの他方のものを有することによって格納する。SRA Mにおける各列は、ビットラインおよびビットラインバーと呼ばれる1対のビッ トラインを具える。SRAMセルを、ビットラインおよびビットラインバーに、 各々のアクセストランジスタを介して結合する。すべてのセルに同時にアクセス し、すべてのビットラインをハイ(ロウ)に駆動し、すべてのビットラインバー をロウ(ハイ)に駆動すると、セルの第1(第2)論理状態に関連する、縮退欠 陥およびデータ保持欠陥を検出することができるようになる。 逐次活性化の原理 図1は、本発明の原理を説明するためのSRAM100の部分的なブロック図 を示す。SRAM100は、セル102、104、106および108のような 複数の同型セルを具える。セルを、行および列に機能的に構成する。行R1,R 2,R3...Ri,...のセルを、ワードラインWLI,WL2,WL3, ...,WLi,...に各々接続する。列Cjのセルと、列C(j+1)のセ ルとを、ビットラインBLjおよびビットラインバーBLBjと、ビットライン BL(j+1)およびビットラインバーBLB(j+1)とに各々結合する。 セル102−108が同型であることから、セル102のみを、さらに詳細に 以下に説明する。セル102は、行R1および列Cjにおいて位置する。セル1 02は、ビットラインBLjに接続された電流チャネルおよびワードラインWL 1に接続された制御電極を有する第1アクセストランジスタ110と、ビットラ インバーBLBjに接続された電流チャネルおよびワードラインWL1に接続さ れた制御電極を有する第2アクセストランジスタ112とを含む。セル102は 、第1および第2アクセストランジスタ110および112の電流チャネル間に 接続された、クロス結合インバータ114および116を具えるラッチを収容す る。1ビットの情報を、セル102中に、ラッチ114の2つの安定状態のうち の一方として格納する。 SRAM100は、アドレスデコーダ(図示せず)と、プリチャージ論理回路 (図示せず)と、読み出し/書き込み回路網(図示せず)と、ビットラインドラ イバ118、120、122および124とをさらに含む。アドレスデコーダと 、プリチャージ論理回路と、読み出し/書き込み回路網とは、すべて大変既知の 慣例的なSRAM部品であることから、これらの部品の実装も、慣例的な動作も 、ここではさらに詳細な説明はしない。 SRAM100は、メモリのIDDQ試験を可能にするテスト手段126も具え る。テスト手段126は、テストモードにおいて、ワードラインWL1、WL2 等を、同時に活性化しているワードラインの数が漸増的に増加するように活性化 する。最初に、所定の論理状態を、セル102中にビットラインドライバ118 および120によって書き込む。次に、前記所定の論理状態を2つの他のセル、 例えば104および106に、ビットラインドライバ118および120と、す でに書き込まれたセル102の援助とを使用して書き込む。セル102が2つの クロス結合インバータ114および116を含むことから、ビットラインドライ バ118および120は、セル104および106を同時に駆動する。次に、4 つの他のセルに書き込み、同様に続けていく。 最後には、列Cjのすべてのセル102、104、106、108等、または 列Cjの一部のセルを、同じ論理状態とし、ビットラインBLjおよびビットラ インバーBLBjに、これらの各々の導電状態に保たれたアクセストランジスタ を介して接続する。このとき列Cjのすべてのセルまたはその一部は、同時に接 続されている。所定の論理状態のどのようなセルにおける零入力電流を増加させ るどのような欠陥も、IDDQテストにおける電流測定、例えばメモリの電源ノー ド(図示せず)から取り出される電流を測定することによって明らかになる。必 要な変更を加えて、増加した零入力電流を、列Cjの各々のセルまたはその一部 の他の論理状態に関連して検出することもできる。このようにして、1つ、多数 またはすべての列のすべてのセルが同時に走査され、したがってメモリの高度に 能率的な品質チェックが実現される。 起こりうる欠陥 図2は、SRAMセル102をさらに詳細に示す。セル102を、種々の欠陥 のあるものとすることができる。生じる恐れのある第1の形式の欠陥は、ノード 204からVss電源ライン206への短絡202、またはノード210からVDD 電源ライン212への短絡208である。第2の欠陥は、インバータの一方の機 能的部分であるトランジスタ216のゲート酸化物が橋絡するゲート酸化物欠陥 214である。欠陥202、208および214によって、メモリセル102が 、欠陥の抵抗に依存して、縮退故障またはデータ保持故障を持つ恐れがある。こ れらの欠陥は、書き込み/読み出し動作の監視またはデータ保持テストによって 慣例的に検出される。 しかしながら、セル102がゲート酸化物欠陥214を持っているとすると、 Vssに対して電流漏れが生じる。論理1が素早く連続して書き込まれ、読み出さ れた場合、並びに欠陥214の抵抗が十分高い場合、読み出し動作は、書き込ま れたのと同じ論理値を得て成功するかもしれない。したがって欠陥214は、慣 例的なテスト手段では検出されない恐れがある。SRAM100において従来的 に実施される零入力電流の測定は、故障214を検出することができる。しかし ながら従来型のSRAM内のセルは、逐次的にのみアクセス可能であり、これは 冗長な方法が行われることを意味する。本発明において、IDDQテストは、すべ ての活性のセルを同時に走査し、この欠陥を発見する。第3の起こりうる欠陥は 、ワードラインWL1からVss電源ラインへの短絡218である。この欠陥は、 アクセストランジスタ110および112がターンオンするのを妨げ、そのため にメモリセル102が常に不良となる。本発明におけるIDDQ測定は、すべての セルを同時に走査して、比較的大電流を生じるこの形式の欠陥も検出する。第4 の起こりうる欠陥は、ビットラインバーBLBjおよびビットラインBL(j+ 1)間の短絡220であり、この欠陥は、セルが代表的に25μm2程度と極め て小さく、したがって小さい列ピッチを持つ大容量SRAMにおいて発生しうる 。この欠陥220は、電源電圧VDDおよびVssを交互に印加される隣接したライ ンを有することから、本発明によるIDDQテストにおいて容易に検出される。上 述した例は、すべてのセルを同時に走査することができる本発明によるテスト手 段によって提供されるメモリの高いテスト能力を説明するのに役に立つであろう 。 テスト手段の実装 図3は、ワードラインの数が各々増加する各々の組を逐次的に活性にするよう に動作するテスト手段126の第1の実装を示す。図3は、例として7つのワー ドラインWL1−WL7のみを示す。テスト手段126は、活性化トランジスタ 302、304、306、308、310、312および314を具え、これら の各々は、ワードラインWL1−WL7の各々1つを電源電圧VDDに接続する。 活性化トランジスタ302−314の制御電極を遅延ライン316に接続する。 遅延ライン316は、テスト信号を受ける入力端子318を有する。遅延ライン 316は、遅延素子320、322、324、...をさらに有する。入力端子 318においてテスト信号をハイにした場合、トランジスタ302がターンオン し、それによってワードラインWL1が活性化する。このようにすると、1つま たはそれ以上の列のビットラインドライバが、上述したようにワードラインWL 1に接続されたセル、例えばセル102に、所望の論理状態を書き込むことがで きる。遅延素子320によって決定される遅延の後、テスト信号は、トランジス タ304および306を同時にターンオンする。上述したように、このときビッ トラインバッファ118および120は、ワードラインWL2およびWL3に接 続されたセルへの書き込みを、以前書き込まれたセル(例えばセル102)によ って援助される。遅延素子322によって指定される遅延の後、トランジスタ3 08−314がターンオンし、それによってワードラインWL4−WL7が活性 化する。ビットラインバッファ118および120は、ワードラインWL1−W L3に接続されたすでに書き込まれたセルによって援助され、4つのセルを同時 に処理する。遅延素子324によって決定される遅延の後、他のワードラインを 活性化し、同様に続ける。 図示した例において、ワードラインを、累進的に数が増加するように連続して 活性にした。他の例において、遅延ラインは、トランジスタ302−314の各 々ごとに遅延素子を含み、ワードラインWL1−WL7を一度に1つ連続的に活 性化させることができる。代わりに遅延ラインが、トランジスタ302−314 を、例えば4つずつの一様な組においてターンオンすることもできる。これらの 例において、テスト手段126を、メモリの他の機能的な部分から分離して集積 することができる。テスト手段は、メモリの動作モードにおいて必要な部分より 、タイムクリティカルではない。したがって設計者は、テスト手段を、メモリの 機能的な動作に影響を及ぼす恐れのある領域に詰め込むことを強いられない。 図4は、ここではメモリのアドレスデコーダと合併したテスト手段の第2の実 装を示す。ここではテスト手段126は、この例においてはワードラインドライ バWL00−WL63の各々1つにその各々1つが接続された2入力ANDゲー トのアレイ402を具える。所定のANDゲートの一方の入力端子を、アドレス デコーダ400の所定の出力端子に接続し、他方の入力端子を、遅延ライン40 4に接続する。遅延ライン404は、ハイに引かれている場合、ANDゲートの 活性化間に遅延を形成する。遅延を、第1の実装の参照とともに上述したように 、一様に、または一様でなく分配することができる。ここで遅延を、回路内に物 理的に存在する素子としても、ANDゲートの順次の組間の非常に巧妙な相互接 続によって形成される機能的な遅延としてもよい遅延素子406、408および 410等として示す。 図5および6は、動作的な使用およびテストモードの各々におけるワードライ ンWL1−WL5の制御を説明する。図5において、動作モードは、そのときワ ードラインWL1−WL5のうち活性のものが多くて1つであることを特徴とす る。図6において、テストモードは、IDDQテストの間、すべての関連するワー ドラインが活性に保たれていることを特徴とする。これは、例えば、最初にワー ドラインWL1を活性化するとともにこれを活性に保ち、その後すぐにワードラ インWL2およびWL3を活性化するとともにこれらを活性に保ち、その後すぐ にワードラインの次の組を活性化するとともにこれらを活性に保ち、以後同様に 続けることによって達成することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 各々が複数のワードラインの各々1つと1対のビットラインとに結合され た複数のメモリセルを有する電子回路において、ワードラインのうちで活性なも のの数を漸増的に増加させることによって、複数のワードラインを同時に活性に するように作用するテスト手段を具えることを特徴とする電子回路。 2. 請求の範囲1に記載の電子回路において、前記テスト手段が、複数のワー ドラインを逐次的に活性化するように作用することを特徴とする電子回路。 3. 請求の範囲1に記載の電子回路において、前記テスト手段が、ビットライ ンのうちで活性なものの数を累進的に増加するように作用することを特徴とする 電子回路。 4. 請求の範囲1に記載の電子回路において、前記テスト手段が、ワードライ ンの第1の組を同時に活性化し、その後ワードラインの第2の組を同時に活性化 するように作用することを特徴とする電子回路。 5. 請求の範囲1に記載の電子回路において、前記テスト手段が、各々増加し た数のワードラインの各々の組を逐次的に活性化するように作用することを特徴 とする電子回路。 6. 各々が複数のワードラインの各々1つと1対のビットラインとに結合され た複数のメモリセルを試験する方法において、 − 複数のワードラインを、ワードラインのうちで活性のものの数を漸増的 に増加することによって活性にすることと、 − 最後に活性化されたワードラインに接続されたセルに所定の論理状態を 書き込むことを可能にすることと、 − 複数のワードラインが同時に活性にされた場合、零入力電流を監視する こととを具えることを特徴とする方法。
JP7523331A 1994-03-09 1995-02-15 漸増的なワードラインの活性化によるi▲下ddq▼試験可能なメモリ Pending JPH08510080A (ja)

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