JPH08508224A - 1回だけ使用され使い捨てられる折りたたまれたタオルのパッケージ - Google Patents

1回だけ使用され使い捨てられる折りたたまれたタオルのパッケージ

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JPH08508224A JP6521034A JP52103494A JPH08508224A JP H08508224 A JPH08508224 A JP H08508224A JP 6521034 A JP6521034 A JP 6521034A JP 52103494 A JP52103494 A JP 52103494A JP H08508224 A JPH08508224 A JP H08508224A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、一回だけ使用する、折りたたまれた使い捨てタオル(105,205,305)の改良されたパッケージに関し、特に消費者がパッケージを開けたときにタオルに形成された一部分を容易に持つことができ、消費者がさらに動作することを必要とせずにタオルをパッケージから出したときにタオルが自動的に広がる、1つまたは複数のタオルのパッケージに関する。折りたたまれたタオルに関して特定の幾何学的な関係を有する開口部(152,257)と、タオルを長手方向に展開するためにパッケージ内に配置された可撓性バー(351,451)との使用によってタオルを完全に展開する1つのタオルのパッケージの実施例が示される。改良された1つのタオルのパッケージの有利な引き出し特性及び長所を有しながら複数のタオルを携帯する追加的な性能を有する複数のタオルのパッケージの実施例も示される。これらのパッケージは、使用前に、折りたたまれたタオルを完全に収納し保護する一方、使用時には消費者のタオルの引き出し及び展開を容易にする。また、本発明によるパッケージと共に使用するタオルを折りたたむいくつかの方法、並びに本発明のより改良されたパッケージの製造方法が示される。

Description

【発明の詳細な説明】 1回だけ使用され使い捨てられる折りたたまれたタオルのパッケージ 発明の分野 本発明は、1回だけ使用され使い捨てられる折りたたまれたタオルのパッケー ジの改良に関する。さらに詳細には、本発明は、消費者の動作をさらに必要とす る別の展開動作を必要とすることなく、パッケージから取り出すときに二方向に 折りたたまれたタオルを完全に自動的に展開して広げる可撓性パッケージに関す る。また本発明は、タオルをパッケージから引き出すときに二方向に折りたたま れたタオルを、引出方向に自動的に広げる可撓性パッケージに関する。これらの 有利な特徴を組み込んだ1つのタオル及び複数のタオルのパッケージが提示され る。 発明の背景 今日の社会において、清潔さは健康的な観点及び美学上の観点の双方から非常 に重要である。しかしながら、家から離れるときに、セッケン、布及び流水のよ うな従来のクリーニング材が使用できず個人的に清潔さを保つことは困難になる 。また身体の敏感な領域をきれいにすることは特別の留意が必要であり、通常の タオル製品、クリーニング材及び消毒剤のような他の関連材料は、刺激と不快感 を与える。 この問題に対処するために、消費財製造者は、刺激のない洗浄剤で予め湿って いる使い捨ての紙をベースとしたタオル製品を開発した。ここで使用する用語の 「一回使用」及び「使い捨て」は再使用するために保持する(及びきれいにする )のではなく、一旦使用された後に廃棄されるタオル及びパッケージを称するた めに互換的に使用される。このような予め湿らせられたタオル製品、すなわち複 数 のタオルの容器及び1つのタオルの使い捨てパッケージには2つの基本的なタイ プがある。 典型的な複数のタオルの容器においては、可撓性または剛性の湿気を通さない 容器が使用される。予め湿っているタオル製品は、個々のタオルの端部に穿孔部 が形成されているロールに巻かれているか、一回に1つのタオル(またはある場 合にはそれ以上のタオル)が消費者に提示され、容器から容易に引き出すことが できるように折りたたまれて積み重ねられた関係にある。これらの容器は典型的 には、個々のタオルを取り出すことを容易にすることを促進する。大部分の複数 のタオルの容器の第1の欠点は、収納するタオルの数及びそれらの容積が著しく 大きいために、家から運び出すには不便であり、実際に使用中に分離することが 不可能であることである。 家から持ち出すように設計されたポケットサイズの、1つのタオルの使い捨て パッケージは、複数のタオルの容器の容積の大きさと不便さは解決するが、欠点 がないわけではない。このようなパッケージの大部分は、パッケージを開いたと きにタオルの一部分が消費者に提示されるように形成されていない。従って、消 費者は、パッケージの内側の折りたたまれたタオルを探し、それを把持して引き 出さなければならない。タオルと相互に作用して他のタオルから送られ及び/ま たは他のタオルを送るロールがないので、典型的な1つのタオルのパッケージに おいては、折りたたまれて予め湿気が与えられたタオルは、典型的には二方向、 すなわち、タオルの主軸に沿ってしっかり折りたたまれている小さいパッドとし て引き出される。次に消費者は、タオル全体を使用に適するようにするために、 この小さいパッド材料を手で広げなければならない。これは2つの手を必要とし 、時間のかかる望ましくない動作であが、これを行わない限りタオルを実際に使 用することができない。予め湿気を帯びたタオルの性質は、この問題を大きくす る。広げることを必要とするタオルの取り扱いは、実際にタオルを使用する前に タオ ルを著しく汚す可能性を生じる。 本発明は、1つのタオルの使い捨てパッケージの携帯性及び隠し易さを保持し ながら複数のタオルの容器の有利な接近性及び展開性を提供し、このタイプの製 品についての消費者の満足度を増大するように1つまたは複数のタオルのパッケ ージを改良することに関する。このような1つのタオルのパッケージまたは複数 のタオルのパッケージの変形例は、一日の旅行、または終日家から離れることが 要求されるような場合、快適性と利便性を提供する。本発明の特定の長所及び利 点は添付した明細書及び図面を参照することによって明らかになる。 発明の要約 典型的な1つのタオルの使い捨てパッケージの欠点は、消費者が把持すること ができるようにタオルを提示する手段と、タオルをパッケージから取り出すとき 、タオルを広げるように、折りたたまれたタオルと相互に作用する手段とを提供 することによって解消される。この相互作用を達成する可能性のある方法は、こ のようなポケットサイズの1つのタオルの使い捨てパッケージの実施例において は、コストが高いこと、複雑過ぎること、大きすぎることなどの理由によってそ の大部分を除外しなければならない。本発明によるパッケージは、パッケージの 部材自身がタオルを把持するために形成された部分に接近し易く、折りたたまれ たタオルと相互作用して所望の展開作用を行うパッケージを設計することによっ て、1つのタオルの使い捨てパッケージの携帯性及び隠し易さを保持しながら複 数のタオルの容器の有利な接近性及び展開性を提供する。パッケージ全体は、コ ンパクトで、可撓性であり、また液体不透過性であり、構造において簡単である 。構造の簡単性は、製造コストを低下させ、消費者の使用における信頼性を向上 させる。 本発明は、折りたたまれて予め湿ったタオルを取り出す動作と組み合わせて使 用する、タオルを広げる3つの基礎的なパッケージの構成から成る。このような パッケージはポケット、家から離れるときに使用する旅行カバンまたは財布に入 れることに適切になるように、寸法が決められ、タオルはそれに対応する寸法に 折られる。 本発明の第1の実施例において、折りたたまれたタオルよりわずかに大きいパ ッケージが使用される。1つの側縁において、パッケージは、折りたたまれたタ オルの小さい寸法(幅)よりわずかに小さい大きな寸法部と、折りたたまれたタ オルの前縁の厚さよりわずかに大きい小さな寸法部とを有する開口部を有する。 タオルは、この開口部に隣接する端部に、消費者の把持点を形成する把持部分を 有する。消費者がこの開口部を空け、把持部分を把持し、折りたたまれたタオル を引き出すとき、開口部はタオルを完全に広げ、使用者は、完全に広がったタオ ルを使用する準備をする。開口部と折りたたまれたタオルとの間の幾何学的な関 係は、本発明のこの実施例の展開性能に対するキーとなる。 本発明による第2の実施例において、折りたたまれたタオルよりわずかに大き いパッケージを使用する。一端において、パッケージは所定の幅まで傾斜し、消 費者が破って空ける、折りたたまれたタオルの小さい寸法(幅)よりわずかに小 さい大きな寸法を有する細長い開口部を提供する。タオルは、傾斜した端部に隣 接した端部において、消費者が把持する把持点を形成する把持部分を有する。消 費者がパッケージの端部を破って空け、把持部分を把持し、折りたたまれたタオ ルを引き出すとき、その開口部はタオルを完全に広げ、使用者は、完全に広がっ たタオルを使用する準備をする。傾斜端部を破って開放することによって形成さ れた開口部と折りたたまれたタオルとの間の幾何学的な関係は、本発明のこの実 施例の展開性能に対するキーとなる。 第3の実施例において、折りたたまれたタオルよりわずかに大きいパッケージ を使用する。一端において、パッケージは、消費者によって破って空けられ、折 りたたまれたタオルの一端が出るように設計されている。パッケージの内側にお いては、一方の側から他方の側まで完全にパッケージの幅にわたって薄い可撓性 の材料から形成される可撓性のバー状部材が、折りたたまれたタオルの前縁から 下の方にほぼ1/4から1/2まで配置される。このバー状部材は、消費者がパ ッケージを破って開放し、タオルの前縁を把持し、タオルを引き出し、それを側 方に完全に広げるように、タオルの折り目にとじ込まれる。消費者は、次にタオ ルを長手方向に広げるだけである。本発明のこの実施例の展開性能に対するキー は、パッケージの開放縁部を通って出る途中でタオルを展開するように押し、背 後を通過するバー状部材である。この実施例は、複数のタオルパッケージとして の適用に特に適している。 図面の簡単な説明 本発明は、次の詳細な説明及び添付図面を参照することによってさらによく理 解することができる。 第1図は、本発明の第1の実施例によって展開したタオルの平面図である。 第2A図乃至第2C図は、第1図に示すようなタオルを折りたたむために必要 な段階を示す斜視図である。 第3A図及び第3B図は、本発明によって折りたたまれたタオルの平面図であ り、第3A図は、正面図、第3B図は、背面図である。 第3C図及び第3D図は、本発明の第1の実施例によるパッケージと共に使用 するのに適した折りたたまれたタオルの他の形状の前方の平面図である。 第4A図乃至第4D図は、本発明の第1の実施例による改良されたパッケージ を組み立てるために必要な段階を描いた平面図である。 第4E図乃至第4H図は、本発明による第1の実施例による他のパッケージの 形状の平面図である。 図5A乃至図5Dは、本発明の第1の実施例によって改良されたパッケージを 開き、折りたたまれたタオルを取り出すために必要な段階を示す斜視図である。 第6図は、本発明の第2の実施例による展開したタオルの平面図である。 第7A図乃至第7C図は、第6図に示したようなタオルを折りたたむのに必要 な段階を示す図面であり、第7A図は、正面図、第7B図は、平面図、第7C図 は斜視図である。 第8A図及び第8B図は、第7A図乃至第7C図によって折りたたまれたタオ ルの平面図であり、第8A図は、正面図、第8B図は、背面図である。 第8C図は、本発明の第2及び第3の実施例によるパッケージと共に使用され るのに適している折りたたまれた他のタオルの形状の正面図である。 第9A図乃至第9C図は、本発明による第2の実施例による改良されたパッケ ージを組み立てるために必要な段階を示す平面図である。 第9D図は本発明による第2の実施例による他のパッケージの形状の平面図で ある。 第10A図乃至第10D図は、改良されたパッケージを開き、本発明の第2の 実施例によって折りたたまれたタオルを取り出すのに必要な段階を示す斜視図で ある。 第11図は、本発明の第3の実施例によって展開したタオルの平面図である。 第12A図及び第12B図は、第11図に示したようなタオルを折りたたむの に必要な段階を示す斜視図である。 第13A図及び第13B図は、第12A図及び第12B図によって折りたたま れたタオルの平面図であり、第13A図は、正面図、第13B図は、背面図であ る。 第14A図乃至第14C図は、本発明の第3の実施例による改良されたパッケ ージを組み立てるのに必要な段階を示す平面図である。 第15A図乃至第15E図は、改良されたパッケージを開き、本発明の第3の 実施例によって折りたたまれたタオルを取り出すのに必要な段階を示す斜視図で ある。 第16A図及び第16B図は、本発明の第3の実施例の複数のタオルの変形例 によって改良されたパッケージを組み立てるのに必要な2つの段階を示す平面図 である。 第17A図乃至第17C図は、本発明の第3の実施例の複数のタオルの変形例 によって改良されたパッケージを開き、本発明の第3の実施例によって折りたた まれたタオルを取り出すのに必要な段階を示す斜視図である。 好ましい実施例の詳細な説明 次に本発明によって改良されたパッケージの3つの可能性のある実施例を説明 する。実施例の各々は各パッケージと共に使用するためにタオルを折りたたむ好 ましい方法の説明を伴うが、ある好ましい属性が維持される限り、このような改 良されたパッケージと共に使用するタオルを折りたたむ方法は数多くあることは 理解すべきである。これらのキーとなる属性は以下に説明するような各形状に関 して認識することができる。 さらに説明を進める前に、本発明に関して繰り返して使用される用語を定義す る。 第1に、用語の「可撓性」は、例えば、比較的に目立たないように、また不快 感がなく、ポケットまたは財布に入れて携帯するのに十分な柔軟性、並びに所望 のふき取りまたはきれいにする課題を実行するのに十分な柔軟な材料を含む。 用語の「薄い」は、例えば、種々のシート状及びコード状材料のような、長さ 及び/または幅より薄い厚さの材料を言う。このような材料は、典型的には約1 /16インチ(1.59mm)台の厚さを有するが、上述したように本発明によ るパッケージと共に使用するために十分な可撓性を有するならば、さらにいくぶ ん厚い材料も使用することができる。 用語の「液体不透過性」は、このような材料から形成されたパッケージにいず れかの方向に液体が透過することを防止する材料を含み、この液体は、パッケー ジの完全性を物理的に阻害することのない、通常使用される無害な液体である。 すべての図面においてタオル材料とパッケージ材料は、図面を明確にするため に一本の線によって厚さが表されているが、もちろん実際にはタオル材料とパッ ケージ材料は、明確で測定可能な厚さを有する。 図面において、第1図乃至第5D図は、本発明の第1の実施例による改良され たパッケージ及び折りたたまれたタオルを示している。 第1図は、広げられた状態で示されている、本発明の第1の実施例によるパッ ケージと共に使用するタオルを示す。参照符号105は、タオル全体を示すよう に使用され、参照符号110,111,112及び113は、タオル105の4 つのコーナーを示すために使用され、このタオル105は好ましい形状において ほぼ矩形である。また、タオル105は、2つの側縁120,123と、前縁1 30と、後縁134とを有する。 第1図において、タオル105の折曲線を点線で示す。好ましい形状において 、タオルは側縁に平行な2つの長手方向の折曲線121及び122と、前縁と後 縁に平行な3つの横方向の折曲線131,132,及び133とを有する。 長手方向の折曲線と横方向の折曲線は相互に直角である。また、タオル105 は、前縁130に隣接した3つの斜めの線140,141及び142を有する。 第2A図及び第2C図は、第1図に示すタオル105を折りたたむための折り たたみ手順を示す。 第2A図において、タオル105は、側縁120が折曲線122に重なり、側 縁123が折曲線121の後ろになるように折曲線121及び122に沿ってZ 形に折りたたまれている。この折りたたみ段階は後方のコーナー114を形成し 、その使用は、第2B図で明らかになる。この折りたたみ段階は、横方向の折曲 線に平行に測定して折りたたまれたタオルの折りたたみ幅(FW)を規定し、ま た、 重複したタオルの長手方向に折りたたまれた部分の厚さである第1の折りたたみ 厚さ(FFT)を規定する。 第2B図において、コーナー110は、斜めに下方前方に折りたたまれ、自由 コーナー、従って、改良されたパッケージから折りたたまれたタオルを引き出す 把持部分を形成する。さらに自由コーナー110によって形成された把持部分に 隣接した前縁部分を離すように折曲線141及び142に沿って斜め下方及び後 方に折りたたまれている後方コーナー114が示されている。これは消費者が折 りたたまれたシートの全体の厚さと1つまたはそれ以上の後方層を把持すること なく、折りたたまれたシートの前方の厚さ、すなわち自由コーナー110のみを 把持することを保証する。コーナー110は、パッケージから引かれるタオルの 第1の部分である。後縁134はパッケージから引き出されるタオルの最後の部 分である。 第2C図において、第2A図及び第2B図によって折りたたまれたタオル10 5は、折曲線131が折曲線133に重なるように横方向の折曲線131−13 3に沿ってアコーデオン状に折られている。自由コーナー110に隣接する前縁 130の部分は、折曲線132及び後縁134を越えてタオルが確実に展開する ことを保証する。この折りたたみ動作は、長手方向の折曲線に平行に測定された タオルの折りたたみ長さ(FL)を規定し、タオルの横方向に折りたたまれた部 分の厚さである第2の折りたたみ厚さを規定する。 第3A図、第3B図は、タオルが第2A図乃至第2C図に示す方法によって折 りたたまれ、最小限のスペースを占めるように平坦に押された後のタオルの正面 図及び背面図を示す。好ましくは、折りたたまれたタオル105は、折曲線14 0を介して下方に折られたコーナーを除いてほぼ矩形の輪郭を示す。(長手方向 の折曲線121及び122に平行に測定した)前縁130と折曲線131との間 の距離は、折りたたまれた長さ(FL)を規定し、(横方向の折曲線131 及び133に平行に測定した)側縁120と折曲線121との間の距離は、折り たたまれた幅(FW)を規定している。長手方向の折曲線と横方向の折曲線は相 互に直角であるので、折りたたみ長さ及び折りたたみ幅の角度も相互に直角にな る。 折りたたまれた状態で示されたタオル105の種々の部分は、折りたたみ動作 の最後の状態を示すように第3A図及び第3B図に示されている。折りたたまれ たタオルのこれらの部分の相対的な位置は、第5A図乃至第5D図を参照して以 下に示すように、タオルの適当な展開にとって重要であることが証明されている 。本発明によるこの第1の実施例によってタオルを折りたたむ好ましい方法を説 明したが、この改良されたパッケージに関して満足のゆく性能を得るためにタオ ルを折りたたむ数多くの方法がある。例えば、第7A図乃至第7B図及び第12 A図乃至第12B図に関して説明する折りたたみ方法を使用することもでき、折 曲線の数が多いか、または少ない他の同様な方法を使用することもできる。さら に、把持部分は、第3C図に示すような折りたたまれたタオルの前縁の突出部1 15のように、開口部と整合するように折りたたまれたタオルの前面に下方に折 りたたまれるように形成することができる。 本発明のこの第1の実施例によるタオルの折りたたみ動作に関して3つの重要 な点がある。第1の点は、最終的に折りたたまれた状態のタオルは、ほぼ矩形の 全体形状を有しなければならないことである。第2の点は、把持部分が消費者が 把持し、その前縁によって折りたたまれたタオルを引き出すためにタオルに形成 された部分を提示するために、把持部分は、第5B図に示すように形成された開 口部152に整合していなければならない。最後に、タオルをまず長手方向に次 に横方向に折られ、長手方向及び横方向の折曲線は第5A図乃至第5D図に示す ように横方向の折曲線がまず展開し、次に長手方向の折曲線が展開することがで きるように互いに直角でなければならない。 第4A図乃至第4D図は、本発明のこの第1の実施例による完全なパッケージ を組み立てるのに必要な段階を示す。 第4A図において、折りたたまれたタオル105は、バックシート150の上 に配置されており、このバックシート150は、薄い可撓性の好ましくは、液体 不透過性の材料のシートから成る。バックシート150は、折りたたまれた幅よ り大きく、折りたたまれたタオル105の折りたたみ長さよりいくぶん大きくな るような寸法である。 第4B図において、フロントシート151が折りたたまれたタオル105及び バックシート150上に配置されている。フロントシート151は、薄い可撓性 の好ましくは、液体不透過性の材料のシートから成り、フロントシート151は 、バックシート150の寸法及び形状にほぼ対応する寸法及び形状であるが、バ ックシートより長さが短い。フロントシート151は、点線によって表されてい る開口部152を有する。 第4C図において、フロントシート151及びバックシート150は、折りた たんだタオルを収容するために参照符号153で示すようにフロントシート15 1の周りで一緒に密封される。閉鎖部154が除去され、消費者が自由コーナー 110に接近してそれを把持し、折りたたまれたタオル105を引き出して広げ ることができるように、開口部152は、自由コーナー110に関して間隔を置 いた関係に重なり、それと整合していなければならない。 第4D図は、フロントシート151を越えて突出したバックシート150の部 分が開口部152上に下方に折りたたまれ、閉鎖体154を構成するように(ス トリップ領域160によって示すように)開口部152の周囲の周りでフロント シート151に結合された後の完成したパッケージを示している。折りたたまれ たタオル105は、清浄な使用する準備がなされて気密及び水密のパッケージの 内側に全体が収容されている。 第5A図及び第5B図は、本発明の第1の実施例によって完成したパッケージ を空け、折りたたまれたタオルを引き出す方法を示している。 第5A図において、消費者は、片方の手で開口部152の真下の一方の側面で 完成したパッケージを把持する。次に消費者は、他方の手で第1の手に最も近い 閉鎖体154の端部を把持し、第5B図に示すように閉鎖体をパッケージを横切 るように上方に引っ張ることによって開口部152が現れるように閉鎖体をはが す。第5B図に示すように、この段階で、開口部が現れ、自由コーナー110が 開口部152に整合している折りたたまれたタオル105が現れる。 第5C図の消費者は、一方の手でパッケージの下端を把持するように一方の手 を動かし、他方の手で折りたたまれたタオルをパッケージから引き出し始めるた めに自由コーナー110を把持している。 この引き出し動作が始まると、1つまたはそれ以上のタオルがパッケージから 引き出されると同時に、タオルの露呈した部分が展開した状態になるように広が る。展開動作は、第5D図に示すようにパッケージからタオルを完全に引き出し た状態で完了する。消費者は、全体が完全に広がったタオルを持っている。空に なったパッケージは適当に廃棄される。 折りたたまれたタオルと開口部との間の独特の相互作用は、本発明のこの実施 例の展開特徴の基礎である。この開口部は、タオルの折りたたみ幅及び折りたた み厚さより双方向において小さいことが好ましい。これは、タオルを折りたたま れた状態に維持しながら、パッケージから簡単には滑り出すことがないことを保 証する。開口部の周囲は、タオルを引き出すときに消費者が加える力に対抗し、 タオルの横方向の折曲線を展開するように作用するようにタオルに力を与える。 開口部は、折りたたまれたタオルの幅より全体が小さいので、開口部の縁部はタ オルが開口部を通過するときに、折りたたまれたタオルの最外端の折曲線と縁部 を内側に押し、長手方向の折曲線の間のタオルの重なった面を分離してタオルの 長手方向の折曲線を広げるように作用する。 折りたたまれたタオルと開口部との間のこの相互作用は、開口部の寸法と形状 、並びにタオルを折りたたむ方法によるものである。前述したように、各方向の 折曲線の数は、長手方向の折曲線がまず折られ、横方向の折曲線が最後に折られ て最終的にほぼ矩形の形状に達する限り、重要ではない。タオルが開口部を通過 するとき、タオルの開口部によって加えられる力の性質によってまず横方向の折 曲線が展開し、最後に長さ方向の折曲線が展開する。 適用される力、特に、長手方向の折曲線を展開し分離するために適用される内 側への力は、隣接したタオル面の間の接着力を克服するのに十分でなければなら ない。この接着力は洗浄剤またはタオルを湿らせる他の液体を使用することによ って生じる。従って、この開口部は、折りたたまれたタオルの寸法だけではなく 、隣接層の間の接着力に関するタオルの「接着性」も考慮して寸法を決めなけれ ばならない。 この開口部の形状は、折りたたまれたタオルの最終的な寸法に依存して狭いス リットからほぼ円形に近い楕円形までの範囲にあるが、開口部の2つの寸法は特 定の折りたたまれたタオルにおいては一定である。本発明の目的において、用語 の「周縁」は開口部の周囲の長さを言い、「最大限の長さ」は、(細長い開口部 の第1の寸法を表す)パッケージの放出縁部に平行な方向の開口部の最大限の範 囲を言う。 折りたたまれたタオルを適当に広げるために、開口部の寸法は、折りたたまれ たタオルの寸法と接着性能とに関連していなければならない。本発明の第1の実 施例によるタオル及びパッケージにおいては、この関係は、ML=A×FW,M W=B×SFTの形をとる。ここでMLは開口部の最大限の長さ、MWは開口部 の最大限の幅、FWは折りたたまれたタオルの折りたたまれた幅、SFTは、折 りたたまれたタオルの第2の折りたたみ厚さ、A及びBは折りたたまれた状態 のタオルの接着性及び展開特性を考慮して経験的に定められたパラメータである 。 本発明のこの実施例によるパッケージ構成において、試行とエラーとの経験的 な処理によって、パラメータAが約0.8と約1.3との間が好ましく、さらに 好ましくは、0.9と約1.2との間、最も好ましいのは約1.0であることが 分かった。同様にパラメータBは、約1.0と約3.0との間が好ましく、さら に好ましくは、1.0と約1.2との間、最も好ましいのは約1.1であること が分かった。開口部が典型的には折りたたまれたタオルの第2の厚さより大きい 最大限の幅を有し、タオルの折りたたまれた幅より大きい最大限の長さを有する 場合であっても、タオルをパッケージの平面の方向に引っ張りパッケージから引 き出すと言う事実によって、折りたたまれたタオルの双方の側面は、最大限の幅 を規定する開口部の縁部と接触し相互作用することに留意すべきである。 以下詳細に説明するようにタオルの接合層を分離するために必要な接着力が増 加すると、パラメータA及びBは、タオルの内側に大きな力を及ぼすようにこれ らの範囲の下端に向かう傾向がある。タオルが堅く、大きい基礎重量を有する場 合、折りたたまれた幅(FW)に平行に内側に向かう圧縮力は大きくなり、長手 方向の折曲線の数が増加すると、パラメータA及びBはこれらの範囲の上端に向 かう傾向がある。互いに関するタオルのすべりに対する抵抗を大きくする表面の 模様は、これらの範囲の高い方の値に向かう傾向があるパラメータA及びパラメ ータBに導く。これらの関係は、折りたたまれたタオルの広範な寸法においてほ ぼ一定であるが、折りたたみ寸法が大きいまたは小さいタオルの場合、これらの 範囲は、承諾できる展開性能を達成するために上方または下方に調整する必要が ある。 所定の寸法及び接着特性のタオルにおいて、開口部が寸法が小さ過ぎる場合、 またはタオルの表面が余りに強く接合し過ぎるている場合、次の2つの事態のう ち一方が生じる傾向がある。第1には、タオルが破れ、消費者がタオルの一部の みを保持し、残りのタオルがパッケージ内に折りたたまれて残る事態である。第 2には、パッケージ自身が、特に開口部の近傍で破れ、タオルが折りたたまれた 状態で出て一部だけが広がるという事態である。もちろんこれらの2つの事態が 起こらないことが望ましいが、接合力を適切に評価することによって、パッケー ジを適切に設計することができる。 従って、一旦、タオルの材料、洗浄剤及び折りたたまれたタオルの寸法を選択 すると、これらの関係は、本発明の展開特性を提供する開口部の寸法を決めそれ を形成するために利用することができる。 第4B図に示すように、現在好ましい開口部の形状は、開口部152が細長く 、ほぼ楕円形の形状を有するものである。この第1の実施例によれば、開口部の 正確な寸法または形状とは無関係に、開口部の場所はフロントシートの一端にあ り、ほぼ矩形の全体形状を有することが好ましい。 この場所は、消費者が一方の手でパッケージの縁部を把持することができ、他 方の手でタオルに引っ張り力を与えることによってパッケージから折りたたまれ たタオルを引き出すことを容易にする。第5C図に示すように、この引っ張り力 は、パッケージの平面の方向に加えられるより、パッケージの平面に直角に加え られる。一方の縁部に近い場所、引出縁155は、展開動作中にパッケージ及び タオルの平坦な向き/関係を維持し、開口部とパッケージの「引っ張り端部」と の間でパッケージの空の部分を最小限にしながら、タオルを収納する相対量を増 大する。 従って、開口部は、引出縁155からパッケージの長さの約1/2、さらに好 ましくは約1/3、最も好ましくは約1/4の場所に配置されている。第4A図 及び第5B図に示すように、開口部152と下方縁部156との間に折りたたま れたタオルの全部ではなく、大部分が配置されている。 第4E図に示すように開口部がさらに中央に配置されているパッケージの変形 例において、パッケージの大きな部分が使用されないで残りことを防止するため に、折りたたまれたタオルの把持部分がさらに中央に配置され、開口部と整合す るように、第3D図に示すように折りたたまれたタオルの前側(及び第2B図に 示すものとは反対側に折られた自由コーナー110)上に下方に折りたたまれる ことが好ましい。 前述したタイプの実施例において、消費者は、タオルの展開を行うためにパッ ケージの平面に垂直に開口部を通してタオルを引くことによって折りたたまれた タオルを引かなければならない。これは、タオルを引きながらパッケージの2つ の対向縁部を保持してパッケージを拘束する必要がある。 開口部152及び閉鎖体154を形成する種々の方法が可能であり、そのすべ ての方法は、折りたたまれたタオルと開口部との間で必要な相互作用を行うこと ができる。例えば、第4B図に示すように、点線内のフロントシート材料が完全 に除去されるようにフロントシート151の外側にオリフィスカットを有する。 次に閉鎖体154は、パッケージを密封するように開口部152上に第4C図に 示したフラップを結合することによって形成される。閉鎖体154が第5B図に 示すようにはがされるとき、使用するための開口部152が現れる。 別の案として、開口部は、開口部の輪郭を形成するように(パッケージの完全 性を維持するためにフロントシートの最外層のみを通って)フロントシートを( レーザまたは鋭い縁部を使用することによって)完全に穿孔するか、または一部 を穿孔し、スリットを形成するか、切れ目を入れることによって形成され、次に 上述した方法で輪郭が形成された開口部に閉鎖体を結合し、この結合方法は、さ らに開口部によって境界が形成されたフロントシートの部分に閉鎖体を結合する ことを含む。閉鎖体がはがされたとき、穿孔、スリットまたは切れ目が形成され た輪郭内のフロントシートの部分は、閉鎖体に接着したままになり、残りのフロ ントシートから自由に破られ、使用する場合に開口部を表す。 他の変形例において、バックシート150とフロントシート151は、同じ長 さであり、第4F図に示すように、閉鎖体154を構成するように、開口部15 4の周囲のフロントシートに開口部152よりすべての方向にいくぶん大きく薄 い可撓性材料のシート材料の別になった除去可能な部材が結合されている。この 開口部は、上述したように形成され、閉鎖体154はフロントシートからはがさ れ、使用時に開口部が現れる。 閉鎖体を形成するために多数の他の方法があり、これらのすべての方法は、本 発明の範囲内にある。開口部の形成がフロントシートの液体不透過性の性質を阻 害する(または阻害する可能性のある)すべての環境において、閉鎖体は、使用 の前に折りたたまれたタオルが汚れるか乾燥する可能性をなくすために液密また は気密シールを形成しなければならない。これは、閉鎖体の下側、開口部の周り のフロントシートの表面またはその双方に、開口部の周囲全体に妨げられずに延 びるように接着剤を適用することによって達成することができる。別の実施例と して両面接着テープ、好ましくは、3Mコーポレーション社によって製造された テープNo9415PCのようなハイタックロータックテープを使用することが できるが、ハイタック側がパッケージの前面に面するように開口部の周囲全体に 妨げられずに延びるように配置する。他の変形例は、フロントシート及びバック シートを一緒に密封することに関して以下に説明するように閉鎖体をフロントシ ートに熱結合することもできる。現在においてハイタック/ロータック両面テー プの使用は、本発明のこの実施例によってパッケージの閉鎖体を固定する好まし い方法である。1つのタオルのパッケージにおいて、閉鎖体の再閉鎖性及び再密 封性は重要ではないが、パッケージが複数のタオルを収容するようする場合、閉 鎖体は残りの未使用のタオルを汚れ及び乾燥から保護するために再密封可能であ ることが好ましい。 第4B図乃至第4F図及び第5A図乃至第5B図に示すように、この第1の実 施例に使用される着脱可能な閉鎖体は、除去動作を始めるために消費者が閉鎖体 を把持することができる部分を形成するようにフロントシートの外面にしっかり とは結合されていないある種の突出タブを組み込むことが好ましい。この突出タ ブは所望の形状でよいが、丸い突出部を形成するように閉鎖体の周囲の簡単な横 方向の延長部であってもよい。 第5C図及び第5D図に示すように、タオル105をパッケージから引き出す ときに、消費者は、可能な限り下縁156に接近した密封領域153でパッケー ジを把持する。もし消費者が密封領域153上でパッケージを把持ならば、実際 には折りたたまれたタオルを収容する開放された内側領域でパッケージを締め付 け、それによってフロントシートとバックシートとの間で折りたたまれたタオル を締め付け、タオルの引き出しをさらに困難にすることになる。 下縁156の密封領域153の幅に依存して、第4G図及び第4H図に示すよ うに把持するための大きな密封領域を形成することが望ましい。この大きな密封 領域は、タオルがパッケージの下縁からさらに離れるように配置され、第4G図 に示すように1つのほぼ中央の延長部の形態をとるか、第4H図に示すようにパ ッケージ全体を横切るように延びる広い密封領域180の形態をとる。従って、 パッケージの全体の長さは、折りたたまれたタオルの十分な内側の容積を保持す るために調整する必要がある。 第6図乃至第10D図は、本発明による第2の実施例の改良されたパッケージ 及び折りたたまれたタオルを示しており、それは現在好ましい実施例である。 第6図は、本発明の第2の実施例によるパッケージと共に使用するタオルを広 がった状態で示している。参照符号205は、タオル全体を示し、参照符号21 0,211,212及び213は、タオルの4つのコーナーを示すように使用さ れ、これは好ましい形状においてはほぼ矩形である。第6図においてタオル20 5の折曲線は、点線で示されている。好ましい形状において、タオルは、コ ーナー210及び212を接続する仮想線に平行な4つの長手方向の折曲線22 0,221,222及び223と、同じ仮想線に直角な3つの横方向の折曲線2 30,231及び232を有する。長手方向の折曲線及び横方向の折曲線は相互 に直角である。 第7A図乃至第7C図は第6図に示したタオルを折りたたむおりたたみ方法を 示している。 第6図は、タオルを水平に配置して展開したタオルを下に見下ろす平面図であ る。第7A図は、タオルをコーナー212の方向から水平方向に見た正面図であ る。第7A図において、長手方向の折曲線220乃至223に沿ってタオル20 5の折りたたみを開始する。 第6図と同じ視点に戻る第7B図において、長手方向の折りたたみ手順が完了 している。折曲線221は折曲線223に重なり、折曲線220は折曲線222 に重なっている。コーナー210は、消費者が把持して展開及び引っ張り動作を 開始する把持部分を形成する自由コーナーになり、パッケージからタオルが引か れる第1の部分である。コーナー212は後縁コーナーとなり、パッケージから 引き出される最後の部分である。コーナー211及び213は、長手方向に折り たたまれたタオルの外縁が折りたたまれた縁部のみからなるように折曲線220 及び223から出る方向に折りたたまれている。この折りたたみ動作は、横方向 の折曲線に平行に測定された折りたたまれたタオルの折りたたみ幅(FW)を規 定しており、タオルの重複折りたたみ部分の厚さである第1の折りたたみ厚さ( EET)を規定している。 第7C図において、第7A図及び第7B図によって折りたたまれたタオル20 5は、折曲線230が折曲線232に重なるように横方向の折曲線230−23 2に沿ってアコーデオン状に折りたたまれている。自由コーナー210は、折曲 線231に沿って延びており、消費者が折りたたまれたタオルの厚み全体を 保持するのではなく、自由コーナー210のみを把持することを保証する。これ はタオルが適切に広がることを保証する。この折りたたみ動作は、長手方向の折 曲線に平行に測定された、折りたたまれたタオルの折りたたみ幅(FL)を規定 しており、タオルの重複した横方向に折りたたまれた部分の厚さである第2の折 りたたまれた厚さ(SFT)を規定している。 第8A図及び第8B図は、第7A図乃至第7C図に示した方法によって折られ た後のタオルの正面図及び背面図であり、最小限のスペースを占めるように、平 らに圧縮されている。折りたたまれたタオル205は、ほぼ矩形の輪郭を有する 。(長手方向の折曲線220−223に平行に測定した)自由コーナー210と 折曲線230との間の距離は、折りたたみ長さ(FL)を規定し、横方向の折曲 線230−232に平行に測定した)折曲線221と222との間の距離は、折 り曲げ長さ(FW)を規定している。長手方向の折曲線と横方向の折曲線は、相 互に直角であるので、折りたたみ長さと折りたたみ幅の方向も相互に直角である 。 折りたたまれた状態で見ることができるタオルの種々の部分は、折りたたみ動 作に続く最終的な位置を示すために図8A及び図8Bに示されている。折りたた まれたタオルのこれらの部分の相対位置は、以下に説明するようにタオルが適切 に展開するために重要であることが分かった。 本発明のこの第2の実施例によるタオルを折りたたむ好ましい方法を説明した が、この改良されたパッケージに関して十分な性能を得るためにタオルを折りた たむ多数の他の方法がある。例えば、第2A図乃至第2C図及び第12A図乃至 12B図に関して説明した折りたたみ方法を使用することもできるが、折曲線の 数がもっと多いか、または少ない他の同様な方法を使用することもできる。さら に、特に第7A図乃至第7B図に示すように斜めにではなく、第2A図乃至第2 C図、及び第12A図及び12B図に示すようにタオルが縁部に平行に折りたた まれているならば、突出部は、第8C図に示すように、折りたたまれたタオ ルの前縁に突出部214として形成される。 本発明による第2の実施例によるタオルの折りたたみ動作には3つの重要な点 がある。第1の点は、最終的に折りたたまれた状態のタオルは、全体がほぼ矩形 の全体形状を有しなければならないことである。第2の点は、消費者が前縁を把 持して折りたたまれたタオルを引くことができるタオルの部分を形成するように 、第9A図に示すように把持部分を引出縁部255の近くに配置しなければなら ないことである。最後に、第10A図乃至第10D図に関して以下に説明するよ うに、まず横方向の折曲線が展開し、次に横方向が展開するように、タオルを長 手方向に折りたたみ、次に横方向に折りたたままなければならず、また長手方向 及び横方向の折曲線は互いにほぼ直角でなければならないことである。 第9A図乃至第9C図は、本発明の第2の実施例によって完全なパッケージを 組み立てるために必要な段階を示す。 第9図において、折りたたまれたタオル205は、薄い可撓性の液体不透過性 材料から成るバックシート250の上に配置されている。バックシート250は 、折りたたまれたタオル205の折りたたまれた幅及び折りたたまれた長さより 境界部分だけ大きくなるような寸法であり、対向縁部256より短い、自由コー ナー210に最も近い縁部255を有するような形状が好ましい。 第9B図において、フロントシート251は折りたたまれたタオル205及び バックシート250上に配置されている。またフロントシート251は、薄い可 撓性の液体不透過性材料から成ることが好ましく、フロントシート251は、バ ックシート250の寸法及び形状に対応する寸法及び形状を有する。 第9C図は、フロントシート251及びバックシート250が参照符号252 として示すように周囲で一緒に結合された後の完全なパッケージを示している。 引出縁部255の近傍において、以下に説明するように、フロントシート及びバ ックシートを横切って開封を開始する手段を形成するようにシール252を通っ て離れるように延びている2つのノッチ253及び254を設けるのが好ましい 。折りたたまれたタオル205は、清浄なままで使用のために準備され、気密及 び液密のパッケージの内側に完全に収容されている。 第10A図乃至第10D図は、本発明の第2の実施例によって完全なパッケー ジを空け、折りたたまれたタオルを引き出す方法を示している。 消費者は、第10A図において、このケース253において1つのノッチの丁 度下の一方の側で完全なパッケージを持つ。消費者は、ノッチ253の丁度上で 他の手でパッケージを持ち、パッケージの平面に直角に一方の手と反対方向に手 を引くことによって、第10B図に示すように引出縁255の近くのパッケージ の端部を横切るように線257で開封し始める。(もしパッケージ材料が地模様 の方向を有するならば)フロントシート251及び250に使用するパッケージ 材料の地模様が、縁部255に平行に走っていることが好ましいので、1つのノ ッチ253から他のノッチ254にほぼ直線で材料が各シートを横切って破れる 。また、第10B図に示すように、この開封動作は、以下に説明するように、縁 部を容易に把持することができるように自由コーナー210を開封ラインを越え てむきだし、突出するようにする。 開封ライン257は、フロントシート251の開封縁とバックシート250の 開封縁とを有し、2つの開封縁は、ノッチ253及び254に隣接した密封部分 252の内縁によって互いに接合される。密封部分のない2つの開封縁は、開封 部の周囲を規定しており、この開口部は、ほぼ等しい2つの開封縁部の長さの合 計に等しい円周を有する。 第10C図に示すように、取付部が密封領域252の内縁を越えて内側に延び ておらず、開封線257によって規定され密封領域252の内側の境界によって 各端部に結合されている開口部の寸法を最小限にする限り、消費者は、パッケー ジの上方部分を完全に破り、それを適当な方法で捨てるか、一部を取り付けたま まにする。第10C図の消費者は、一方の手でパッケージの下縁256を把持す るように一方の手を動かし、パッケージから折りたたまれたタオルを引き出し始 めるように他方の手でタオルの自由縁を把持する。 この引き出し処理が進むと、1つまたはそれ以上のタオルがパッケージから引 き出されると同時に、タオルの現れた部分がほぼ広がった状態になるように展開 する。展開動作は、第10D図に示すようにパッケージからタオルの引き出しが 完了した時点で完了する。消費者は、タオルが所望の使用の準備をするように全 体が完全に広がったタオルを持っている。空になったパッケージ及び破った部分 は適当な方法で廃棄される。折りたたまれたタオルと開口部の周囲の独特の相互 作用は、本発明のこの実施例の展開特徴の基礎となるものである。好ましくは、 開口部は、折りたたまれたタオルの幅より短く、またパッケージの底縁より短い 。タオルを引き出す間、開口部は、破れた縁部の中央部分が外側に曲がってタオ ルに適合するので長さが短くなる。開口部のこの「再形成」は第1の実施例に類 似した全体が細長いいくぶん楕円形状の開口部を形成する。その結果、形成され る開口部の寸法及び形状は、タオルが折りたたまれた状態のままパッケージの外 側に簡単にすべり出すことができないようにする。 開口部の周囲は、タオルを引き出す場合に消費者によって加えられる力に対向 する方向にタオルに力を与え、タオルの横方向の折曲線を展開することを達成す る。また開口部は、タオルの折りたたみ幅より小さいのでタオルが開口部を通過 するとき、折りたたまれたタオルの最外端の折曲線及び縁部を内側に押し、長手 方向の折曲線の間のタオルの重なった表面を分離し、タオルの長手方向の折曲線 の展開を行うように作用する。 折りたたまれたタオルと開口部との間の相互作用は、開口部の寸法及び形状並 びにタオルを折りたたむ方法に関連する。前述したように、タオルがまず長手方 向の折曲線を折り、横方向の折曲線を折って最後にほぼ矩形の形状になる限り、 各方向の折曲線の数は重要ではない。タオルが開口部を通過するとき、タオルの 開口部に加えられる力の性質によって、まず横方向ので折曲線が展開し、最後に 長手方向の折曲線が展開する。長手方向の折曲線を展開しそれを分離するために 加えられる内側への力は、隣接したタオルの表面の間の接着力に打ち勝つのに十 分でなければならない。この接着力は、洗浄剤またはタオルを湿らせる他の液体 を使用することによって生じる。従って、開口部は折りたたまれたタオルの寸法 だけではなく、隣接する層の間の接着力に関するタオルの接着性も考慮して寸法 を決めなければならない。以下に接着力の詳細な説明を行う。折りたたまれたタ オルを引っ張る間、開口部の形状は狭いスリットからほぼ円形に近い楕円形まで 変化するが、開口部の周縁は特に折りたたまれたタオルに関して一定である。本 発明の目的おいて、用語の「周縁」は、開口部の周囲の長さを言い、これは(開 口部の主な寸法を表す)パッケージの引出縁部に平行な方向に(タオルの引き出 しを始める前に)開口部の最大限を表す「最大限の長さ」の2倍に等しいものと して表される。また用語の「最大幅」は、開口部の実際の形状とは無関係に開口 部がそれを通過するタオルによって再形成されるとき、(細長い開口部の小さい 寸法を表す)パッケージの平面に直角な方向の最大限の開口部の幅を言う。 折りたたまれたタオルを適切に展開するために、最大限の幅は、折りたたまれ たタオルの寸法及び接着特性に関連しなければならない。本発明の第2の実施例 によるタオル及びパッケージにおいてこの関係は、ML=C×FWの形をとり、 ここでMLは、開口部の最大長であり、FWは折りたたまれたタオルの折りたた み幅であり、Cは折りたたまれた状態でのタオルの接着特性及び展開特性を考慮 して経験的に決定されたパラメータである。 本発明のこの実施例によるパッケージの形状において、開口部の最大限の長さ は典型的には折りたたまれたタオルの折りたたみ幅より常に短く、引っ張り動作 中に再形成される開口部の最大限の幅は、引っ張り動作中のタオルの性能によっ て表され、すなわち、タオルのタオルの引っ張り応答してそれ自身の寸法を決定 する。試行とエラーの経験的な動作によって、パラメータCは、好ましくは、約 1.0未満であり、さらに好ましくは、約0.5と約0.9との間であり、最も 好ましくは、約0.6であることを明らかになっている。本発明のこの実施例に よって作られたパッケージは、他の実施例よりもさらによくタオルの特性に反応 し、開口部は、最良の結果を得るために特定のタオルのタイプ毎に調整すること が必要である。 以下に詳細に説明するタイプの接合層を分離するために必要な接着力が大きく なると、パラメータCは、タオルの内側に加えられる力が大きくなるように、こ れらの範囲の下方に向かう傾向がある。タオルが堅くなり、基礎重量が重くなる と、従って、折りたたみ幅(FW)に平行な方向にさらに圧縮されると、また長 手方向の折曲線の数が増大すると、パラメータCは、これらの範囲の高い方に向 かう傾向がある。互いに関するタオルの滑りを増大する表面の織物模様は、パラ メータCをこれらの範囲の高い方の端部に向かわせる傾向がある。これらの関係 は、広範な折りたたまれたタオルの寸法を一定に保持し、これらの範囲は、妥当 な展開性能を達成するために上下に調整する必要がある。 もし開口部が所定の寸法及び接着特性において小さ過ぎる場合、またはタオル の表面が強く接着し過ぎる場合には次の事態の内一方が起こる傾向がある。第1 にタオルが破れ、消費者はタオルの一部のみを持ち、残りのタオルはパッケージ の中にある事態である。第2に、特に開口部の近傍でパッケージ自身が破れ、タ オルが折りたたまれた状態か、または一部が広がった状態でパッケージから現れ る事態である。もちろんこれらのいずれも起こることは望ましくないが、パッケ ージへの接着力の値を適当に評価することによってパッケージを適当に設計する ことができる。 従って、タオル材料、洗浄剤及び折りたたまれたタオルの寸法が一旦選択され ると、この関係は本発明の折りたたみ特性を提供する開口部の寸法を適当に決め 、構成するために使用することができる。 第9C図に示すように、現在好ましいパッケージ形状は、引出縁がパッケージ の下縁及び他の部分より小さくなるように矩形のパッケージが傾斜するような形 状である。上に定義した重要な長さ、「最大限の長さ」は、2つの開封縁部の自 由長に対応し、これらの開封縁部は、各端部がパッケージの前側と後側との間の 結合部の内側で結合されている。 この傾斜は、パッケージの広い内側の部分からパッケージの引出縁部のいくぶ ん狭い開口部まで円滑な移行を行うことによってパッケージから折りたたまれた タオルを引き出すことが容易になる。引出縁と全体のパッケージの位置は、引っ 張り動作と展開動作に特によく適している。消費者は、一方の手で開口部から最 も離れたパッケージの端部を把持し、他方の手でタオルに引っ張り力を与える。 第10C図に示すように、この引っ張り力はパッケージ残り平面に直角ではなく 、パッケージの平面にほぼ平行に加えられる。パッケージの短い縁部の一方のほ ぼ中央の開口部の位置は、展開動作中、パッケージ及びタオルの平坦な向きと関 係とを維持する。 また、分離を容易にするためのこの傾斜は、第9D図によって示し、参照符号 260によって示されるようにフロントシートとバックシートとを接合する傾斜 結合領域を形成することによって達成することができる。このように、このよう にパッケージ全体の形状は、矩形かまたは他の同様な形状であり、傾斜結合領域 260は引出縁255が開放されたときの開口部の寸法を適切に決め、折りたた まれたタオルの望ましい円滑な移行を行う。従って、引出縁が全体として底縁よ り短いかどうかに無関係に、引出縁が開いたとき、底縁より短いことが好ましい 適切な大きさの開口部を得ることができる。 引出縁を適切な寸法に形成する他の種々の方法が可能であり、これらの全部の 方法は本発明の範囲内にある。 第10C図及び第10D図に示すように、消費者は、パッケージからタオル2 05を引き出すときに、下縁にできるだけ接近するように密封領域252で把持 することが重要である。もし、消費者が、密封領域252上でパッケージを把持 する場合には、折りたたまれたタオルを収容する開放した内側領域でパッケージ を締め付ける可能性があり、それは、フロントシートとバックシートとの間に折 りたたまれたタオルを挟み、タオルの引き出しをさらに困難にする。 本発明の第1の実施例によるパッケージにおいては、下縁256の密封領域の 幅に依存して、第4G図及び第4H図に示すような把持するための大きな密封領 域を形成することが好ましい。この大きな密封領域は、タオルがパッケージの下 縁からさらに離れた位置にあり、第4G図に示すように1つのほぼ中央の突出領 域170の形をとるか、または第4H図に示すように、パッケージを横方向に延 びる広い密封領域180の形をとる。従って、この全体のパッケージの長さは、 折りたたまれたタオルにおいて十分な内側の容量を維持するように調整する必要 がある。 第11図乃至第15E図は、本発明の第3の実施例による改良されたパッケー ジ及びタオルを示す。 第12A図において、タオル305は側縁320が折曲線322に重なり、側 縁323が折曲線321に重なるように折曲線321及び322に沿ってZ形に 折られている。この折り曲げ段階は、本発明の第1の実施例に関して第2A図に 示した折りたたみ段階と類似している。この折りたたみ動作は、横方向の折曲線 に平行に測定した折りたたまれたタオルの折りたたみ幅(FW)を規定し、タオ ルの重なって折りたたまれた部分の厚さである第1の折りたたみ厚さ(FFT) を規定している。 第12B図において、第12A図によって折りたたまれたタオル305は、折 曲線331が折曲線333に重なるように横方向の折曲線331−333に沿っ てアコーデォン形状に折られている。前縁330は、折曲線332及び後縁33 4を越えて延びており、消費者が把持して展開及び引っ張り動作を開始する把持 部分を形成しており、この把持部分はパッケージから引かれるタオルの第1の部 分である。後縁334は、パッケージから引き出されるタオルの最後の部分であ る。この折りたたみ動作は、長手方向の折曲線に平行に測定したタオルの折りた たみ長さ(FL)を規定し、タオルの横方向に重なって折りたたまれた部分の厚 さである第2の折りたたみ厚さ(SFT)を規定している。 第13A図及び第13B図は、最小のスペースを占めるように平らに圧縮され た第12A図及び第12B図に示された方法によって折りたたまれた後のタオル の正面図及び背面図である。折りたたまれたタオル305は、ほぼ矩形の外形を 示している。前縁と(長手方向の折曲線321及び322に平行に測定した)折 曲線331との間の距離は、折りたたみ長さ(FL)を規定しており、側縁32 0と(横方向の折曲線321−333に平行に測定した)折曲線321は、折り たたみ幅(FW)を規定している。長手方向の折りたたみ長さ及びおりたたみ幅 は相互に直角である。 折りたたまれた状態で見ることができるタオル305の種々の部分は、折りた たみ動作に続く最終的な位置を示すように第13A図及び第13B図に示されて いる。折りたたまれたタオルのこれらの部分の相対位置は、以下に示すようにタ オルを適切に展開するために重要であることが証明された。本発明のこの第3の 実施例による折りたたまれたタオルを広げる現在好ましい方法を説明したが、こ の改良されたパッケージで十分な性能を得るためにタオルを折る多数の方法があ る。例えば、第2A図乃至第2C図に関して説明した折りたたみ方法を使用する こともできるが、異なる数の折曲線を有する他の同様な方法を使用することもで きる。さらに、把持部分は、第8C図の参照符号214で示されるような折りた たまれたタオルの前縁の突出部として形成することができるが、またこの形状に おいて、それが、第14A図に示すように消費者が把持することができるように 引出縁の近傍にある限り、タオルの前縁を構成していればよい。 本発明の第3の実施例によるタオルの折り曲げ動作に関して3つの重要な観点 がある。第1の点は、最終的に折りたたまれた状態のタオルはほぼ矩形の全体形 状を有することである。第2の点は、消費者がタオルの前縁を把持し引き出すこ とができるようにタオルに形成された部分を提示するように第14図に示すよう に引出縁356近傍に把持部分がなければならない。最後の点は、タオルがまず 長手方向に展開し、次に横方向に展開しなければならず、第15A図乃至第15 E図に関して以下に説明するように、横方向の折曲線がまず展開することができ るように長手方向及び横方向の折曲線が互いにほぼ直角になっていることである 。 第14A図乃至第14B図は、本発明の第3の実施例による完全なパッケージ を組み立てるために必要な段階を示している。 第14図において、折りたたまれたタオル305は、バックシート350の上 部に配置され、このバックシート350は、薄い可撓性のある好ましくは液体不 透過性のシートを有する。バックシート350は、折りたたまれたタオル305 の折りたたみ幅及び折りたたみ長さより境界部分だけ大きくなるような寸法であ る。可撓性材料の好ましくは薄い材料のストリップを有する可撓性バー351が 、前縁330及び横方向の折曲線331によって結合されたタオルの折りたたま れた部分を横方向の折曲線331及び332、並びに折りたたまれたタオルの残 りの部分から分離するように折りたたまれたタオル305を通って配置されてい る。可撓性バー351は、横方向の折曲線331−333に平行であり、バック シート350の幅に合致するような大きさである。可撓性バー351の重要性は 以下に説明する。 第14B図において、フロントシート352が折りたたまれたタオル305と バックシート350上に配置されている。またフロントシート352は、薄い可 撓性の好ましくは、液体不透過性の材料のシートから成り、フロントシート35 2は、バックシート350の寸法及び形状に対応した寸法及び形状である。 第14C図は、フロントシート352及びバックシート350が参照符号35 3として一緒に密封された後の完全なパッケージを示す。このシール353は、 パッケージの各境界で可撓性バー351の各端部にしっかりと固定されている。 引出縁の近傍において、以下に説明するように、フロントシート及びバックシー トを横切る線を開封する装置を形成するように、シールを通るように部分的に延 びている2つのノッチ354及び355が形成されている。折りたたまれたタオ ル305は、清浄なままであり使用するために準備され、気密及び水密のパッケ ージに内側に完全に収容されている。 第15A図乃至第15E図は、本発明の第3の実施例によって完全なパッケー ジを開き、折りたたまれたタオルを引き出す方法を示す。 第15図において、消費者は、この場合、1つのノッチのすぐ下で完全なパッ ケージを把持する。消費者は、他方の手でノッチ354のすぐ上を把持し、パッ ケージの平面に直角な方向に手を引くことによって第15B図に示すように引出 縁356近傍でパッケージの端部を横切るようにパッケージが破られる。フロン シート352及びバックシート350のために使用されるパッケージ材料の地模 様は、縁部356に平行に走ることが好ましいので、1つのノッチ354から他 のノッチ355にほぼ直線で材料が各シートを横切って破れる。また、第15B 図に示すように、この開封動作は、以下に説明するように、前縁を容易に把持す ることができるように前縁330を現し、開封ライン358を越えて突出するよ うにする。 開封ライン358は、フロントシート352の開封縁とバックシート350の 開封縁とを有し、2つの開封縁は、ノッチ254及び355に隣接した密封部分 353の内縁によって互いに接合される。密封部分353のない2つの開封縁は 、開封部の周囲を規定しており、この開口部は、ほぼ等しい2つの開封縁部の長 さの合計に等しい円周を有する。 この開口部の形状は、折りたたまれたタオルを引き出す途中、せまいスリット からほぼ円形に近い楕円形まで変化するが、開口部の円周は、やがて開口部を通 過するタオル材料に依存して、引き出し動作を通じて一定に維持される。本発明 のこの実施例による開口部の円周は、折りたたまれたタオルの「円周」と少なく とも同じ大きさであることが好ましく、開口部自身がタオルを引き出すことに対 して抵抗を生じないように2×(FW+FFT)として定義される。 第15C図に示すように、消費者は、パッケージの上方部分を完全に破り、そ れを適当な方法で廃棄するか、取付部が密封領域353の内縁を越えて内側に延 びず、破り線358によって規定され密封領域353の内側の境界によって各端 部が境界づけられている限り一部を取り付けたまま残してもよい。第15図の消 費者は、一方の手でパッケージの下縁357を把持し、他方の手で前縁を把持し てパッケージから折りたたまれたタオルを引き出し始める。 第15D図は、明らかにするためにフロントシート352を除去し、展開動作 中の可撓性バー351の役割を示す。パッケージからタオルが引かれるとき、一 度に1つのタオルの厚み部分が可撓性バー351とフロントシート352との間 を通過することができるようにそれらの間をタオル材料が強制的に通過される。 タオル305の折曲線と可撓性バー351との間の最初の関係によって、これは 、タオルの各部分が可撓性バー351とフロントシート352との間の通路に整 合するとき、引かれて広がることを保証する。この引っ張り動作が進むと、1つ またはそれ以上のタオルがパッケージから引かれると同時にタオルの出た部分が 長手方向に完全に広がり、すなわち、タオルの現れた部分が横方向の折曲線33 1 −333から自由になるように広がる。 展開動作は第15E図に示すようにタオルがパッケージから完全に引き出され たときに最も広がる。消費者は前縁330を保持し、タオルは長手方向に完全に 広がる。タオルは第12図に示したと同じ折りたたまれた状態にあり、長手方向 の折曲線が折りたたまれている。タオルを使用するために消費者が必要なものは 、長手方向の折曲線が展開するようにタオルを振るか、または動かすか、または 隣接したタオル面を手で分離することである。次にタオルは、所望なように使用 する準備がなされる。空のパッケージ及び破られた部分は適当な方法で廃棄され る。 折りたたまれたタオルと可撓性バーとの間の独特の相互作用は、本発明のこの 実施例の展開特徴の基礎である。上述したように可撓性バーは、前縁と第1の横 方向の折曲線との間の部分を隔離するようにタオルの横方向の折曲線の間に挿入 される。バーはタオルを引き出すときに、消費者が加える力に対向する方向にタ オルに力を与え、この第1の折曲線によって結合されたタオルの2つの層の間に 捕捉されているので、タオルをその折りたたみ状態に維持しながら、パッケージ の外側に簡単に引き出すことはできない。可撓性バーは、パッケージを出る途中 でタオルを強制的に横方向に展開し、パッケージの前側とバーとの間を通過する ようにする。 折りたたまれたタオルと開口部との間の相互作用は、開口部の寸法及び形状並 びにタオルを展開する方法に依存する。前述したように、各方向の折曲線の数は 、まず長手方向の折曲線が折られ、最後に横方向の折曲線が折られてタオルがほ ぼ矩形の形状に最終的に達する限り、重要ではない。タオルは引出縁を通って出 る途中で可撓性バーとパッケージの前側との間を通過するので横方向の折曲線は 、可撓性バーによってタオルに加えられる力の性質によって展開される。 適用される力は、隣接したタオルの表面の間の接着力に打ち勝つのに十分でな ければならない。この接着力は、洗浄剤またはタオルを湿らせる他の液体を使用 することによって生じる。従って、可撓性バーは折りたたまれたタオルの大きさ のみだけでなく、隣接層の間の接着力に関して折りたたまれたタオルの接着性も 考慮して大きさを決定しなければならない。なぜならば、接着力が大きくなると 、可撓性バーが変形してはずれる可能性があるからである。接着力の詳細な説明 を以下に行う。タオルが堅くなり、さらに重量が重くなると、タオルは折りたた み幅(FW)に平行な方向に内側にさらに強く圧縮され、長手方向の折曲線の数 が増えると、可撓性バーがさらに変形しやすくなり、はずれる可能性がある。互 いに関してタオルがすべる抵抗が増大する表面模様は、可撓性バーを破損する可 能性を大きくする。 可撓性バーの寸法がタオルの所定の寸法及び接着特性に対して小さ過ぎる場合 、またはタオルの表面がとよく接着し過ぎる場合、次の2つのうち一方が生じる 。第1の事態は、可撓性バーが破れ、タオルがまだ折りたたまれた状態か、また は一部が広がった状態でパッケージから現れる。第2にパッケージ自身が可撓性 バーの取付部の近傍で破れ、少なくとも一部が横に広がったタオルが現れる。も ちろん、これらのいずれも起こることは望ましくないが、パッケージへの接着力 の値を適当に評価することによってパッケージを適当に設計することができる。 本発明のこの実施例による可撓性バー351は、折りたたまれたタオルを引っ 張る間に変形が最小限になるように、(引出縁356に直角に測定した)十分な 幅があることが好ましい。必要な幅は、パッケージの全体の幅を横断するのに必 要なバーの長さ、使用する材料、パッケージの縁部に取り付ける剛性に依存する 。幅の重要な点は、それが、引出縁部に向かって著しく曲がることなく、端部が 密封され、パッケージの縁部に固定されるに十分であるように破れることを防止 するように、折りたたまれたタオルを引くことによって可撓性バーに加えられる 力に耐えるのに十分でなければならないことである。逆に、余りに広いバーを使 用することは材料の浪費につながる。典型的なパッケージにおいて、約3インチ (76.2mmの幅)である典型的なパッケージにおいて、この幅は、約1/4 インチと約2インチ(6.4乃至50.8mm)との間、さらに好ましくは約3 /8と1インチと約2インチ(9.5乃至25.4mm)との間、最も好ましい のは約1/2と1インチ(12.7mm)である。可撓性材料に使用する材料は 、厚さ及び可撓性の関してパッケージ材料全体と同様の特性を有し、バー材料が それに関する地模様を有する場合には、地模様は可撓性バーの長さに平行に走る ことが好ましい。 本発明のこの第3の実施例の可撓性バーは、前縁330から第1の横方向の折 曲線に向かって折りたたまれたタオルの折りたたみ長さの約1/2、さらに好ま しくは約1/3及び最も好ましくは1/4の場所の配置される。この位置は、最 良の展開性能を発揮することが分かっている。なぜならば、それは、展開動作中 に可撓性バーによって、パッケージの下方部分でタオルの折りたたまれた多くの 部分を結合しないままにして置くことができるからである。しかしながら、折り たたまれたタオルの他方の折曲線が、前縁330と第1の横方向の折曲線、この 場合折曲線331との間で折りたたまれたタオルの部分から離れるように可撓性 バーが前縁330から十分に離れて配置されることが重要である。 第15C図及び第15E図において、パッケージからタオル305を引くとき 、できるだけ下縁357に近い密封領域353でパッケージを把持する。消費者 が密封領域の上で把持すると、折りたたまれたタオルを収容している開放された 内側領域でパッケージを締め付け、それによってフロントシートとバックシート との間で折りたたまれたタオルを挟んでタオルの引き出しをさらに困難にする可 能性がある。 本発明の第1と第2の実施例によるパッケージに関しては、下縁の密封領域の 幅に依存して、第4G図及び第4H図に示すような把持するための大きな密封領 域を形成することが望ましい。この大きな密封領域は、タオルがパッケージの下 縁からさらに離れて配置され、第4G図に示すように1つのほぼ中央の延長部1 70の形態か、第4H図に示すようにパッケージ全体を横切って延びるように全 体が広い密封領域180の形をとる。パッケージ全体の長さは、折りたたまれた タオルのために十分な内側の容積を維持するために調整することが必要である。 前述した実施例の各々による改良された1つのタオルのパッケージは、1つのタ オルのパッケージの有利な接近性及び展開特徴を維持しながら複数のタオルのパ ッケージとして作用するように変形することができる。第11図乃至第15E図 の第3の実施例は、1つの適用にはよく適用し、第16A図乃至第17C図は端 部と端部が着脱可能に接合された3つの折りたたまれたタオルのための変形例で ある。 複数のタオルのパッケージに関しては、(すべてのタオルが同時に使用されな い場合)残りのタオルを保護するためにパッケージを再び密封するある手段が望 ましい。従って、第3の実施例の1つのタオルの場合の破って開く引出縁は、再 密封可能な閉鎖体の形態によって置換することができる。第16A図及び第16 B図は、(第16A図及び第16B図に示した段階は基本的に同様なものを残す )第14C図に示した密封及び切り欠き段階と置換され、第4C図及び第4D図 のフラップ閉鎖体の形成に対応する。それらと第16A図の差異は、引出縁45 6に最も近いフロントシート452の縁部が密封されないまま残って開放端部4 58を形成していることであり、これは、第15B図乃至第15E図の開封線と まったく同じ作用を行う。フロントシート452及びバックシート450は、参 照符号453で3つの側面の周りで結合され、それらの間に可撓性バー451を 密封する(第17B図参照)。次に、第16B図に示すように、バックシート4 50の密封されない部分は開放端部の上に折られて閉鎖体454を形成する。 点で示された領域460は、気密及び液密シールを形成するために開放端部 45Bの下にパッケージ全体にわたるように延びている、フラップ閉鎖体454 とフロントシート452との間の結合領域を示す。このシールは、それが再閉鎖 及び再密封可能なシールを形成する限り、上述した方法のいずれか1つによって 形成することができるが、第1の実施例に関して上述した両面テープの使用が好 ましい。このように引出縁は、消費者が開いてタオルを持つ開放端を出すことが できる再密封可能な閉鎖体(フラップ)によって開放可能に密封されることが好 ましい。 もしすべてのタオルを一回で使用するパッケージの形態が望ましい場合、また は特定の適用において再閉鎖可能な特徴が望ましくないならば、開放端部を閉鎖 する他の方法を使用してもよい。例えば、破って開くパッケージを形成するため に上述した第2及び第3の実施例の引出縁を使用してもよい。しかいながら、使 用のパターンにおいてさらに消費者の裁量の自由を与えるために、ある種の開放 可能な閉鎖体が好ましく、最も好ましいのは、折りたたまれたフラップタイプの 閉鎖体である。 第17A図乃至第17C図は、第15C図乃至第15E図に対応し、第5A図 及び第5B図に示すようにフラップを開放した後、折りたたまれたタオルの引き 出しを示している。(前述したように拡大した)パッケージ457の下縁は消費 者によって持たれ、前述したように第1のタオルの前縁430が開放端部458 を通して持たれ引き出される。次に次のタオルの前縁530が現れる。なぜなら ば、それは第1のタオルの後縁に取り付けられており、消費者は、引き出される タオルに引っ張り力を与えてそのタオルをパッケージ内に残っているタオルから 破って自由にするようにフロントシートとバックシートとの間で次のタオルの下 方部分を瞬間的に挟む(さもなければ、このシートを拘束する)。この次のタオ ルを引いた後、次のタオルの前縁630が現れ、この動作はタオルの供給が終わ るまで繰り返される。最後のタオルが引き出され適当な方法でパッケージが捨て られるまで残りのタオルを保護するためにフラップ閉鎖体が再び閉鎖される。 タオルは前述した折りたたみ動作を含む適当な方法で折りたたむことができる が、タオルは第17B図に示すように、パッケージの長さの2倍だけ横切り、前 縁と後縁が引出縁の近くになるように横方向の折曲線が少ない、好ましくは、1 つの折曲線を有することが好ましい。タオルは、前のタオルの後縁が後のタオル の前縁に結合されているように、例えば直線、曲線または傾斜した穿孔ラインに よって適当な方法で離脱可能に結合されている。このようなパッケージで多数の タオルを使用することができるが、タオルの好ましい数はパッケージの寸法を最 小限にするために3枚が好ましい。重なったタオルの構成が好ましいが、並置さ れた他のタオルの構成も用途によっては適する。 動作において、第1のタオルは、第3の実施例の1つのタオルの場合のように 、可撓性バーの背後を通過し、パッケージから引き出す途中で長手方向に展開す る。第17C図は、第12図に示したと同じように折りたたまれた状態、すなわ ち、横方向の折曲線がすでに展開している状態の第15E図に対応する。タオル を使用するために消費者がなすことは、長手方向の折曲線が展開するか、隣接す るタオル面を手で離すようにタオルを振るか動かすことである。次にタオルは所 望の用途のために準備される。 第1のタオルがパッケージの外側に完全に出ると、次のタオルの前縁が開放端 に現れ、消費者は前述したように第1のタオルを破りとる。タオルとパッケージ は第17C図に示すようになるが、パッケージは所望ならば、再び密封すること ができる。次のタオルがほしいときは、パッケージを再び開けて次のタオルの前 縁を持ち、(前述したように)タオルを引く。タオルは同様に可撓性バーの背後 を通り長手方向に展開する。もちろん、同時に1枚以上のタオルを引くことがで きる。タオルは可撓性バーの背後を互いに追随してそれらがパッケージを出たと きに長手方向に展開する。 上述した本発明の3つの実施例の各々において可撓性バーの全体形状及び寸法 は、ある共通の姿勢を保持する限りにおいて展開動作を実行することに関しては 重要ではない。例えば、それらの正確な形状とは無関係にパッケージは、折りた たまれたタオルを完全に包囲し収容するために折りたたまれたタオルの最終的な 折りたたみ寸法よりわずかに大きいことが必要である。しかしながら、パッケー ジが折りたたまれたタオルより大きすぎる場合には、パッケージは消費者が携帯 するには大きくなり過ぎ、さらにパッケージは展開及び引き出し動作中に容易に ゆがむ。材料を使用する観点及び性能の観点の双方から、図面に示すように、本 発明の可撓性パッケージは、それらを含む折りたたまれたタオルよりすべての方 向において境界分だけ大きいことが好ましく、それらのすべての形状全体は、折 りたたまれたタオルの形状に対応する。典型的には、約2×3インチ(51×7 6mm)から約3×4インチ(76×102mm)の全体のパッケージの寸法が 十分に性能を発揮する。 さらに、引き出し開口部を形成するために開封動作を行うこれらの実施例にお いて、パッケージは折りたたまれたタオルの前縁に関して適当な向きでパッケー ジのフロントシート及びバックシートの双方を横切るほぼ直線の開封線を破るこ とを容易にするように構成されなければならない。 消費者の美観及び携帯性の観点から、本発明によるすべてのパッケージはコー ナーがいくぶん丸く、全体がいくぶん細長い矩形の形状を有することが好ましい 。このような形状は、ポケットまたは財布に入れて携帯することを容易にし、タ オルの引き出し展開動作中に、パッケージを適当な向きにすることを補助する。 しかしながら、長方形、または楕円形、正方形または他の所望の形状のような他 の形状も使用することができる。 前述した各々の観点において、家庭での使用からさらに延長するに適した1つ または複数のタオルのパッケージの複数のパッケージの組を提供することが望ま しい。このような組において、個々のパッケージは、例えば、穿孔または部分的 なスリットまたは破線のような容易に離すことができる手段によって破れやすい ウエブを形成するように側縁、上縁部または底縁で結合されている。このような 結合部は、密封切断動作中にパッケージの一部だけを破ることによって、または 個々のパッケージを分離した後、ある種の結合動作によってこのような結合部を 形成することによって形成することができる。複数のパッケージの組は、それら がアコーデオン状に折られ、携帯性が向上し、ポケット及び財布に入れることが 容易になる。個々のパッケージは所望の使用をするために個々に取り外すことが でき、次に組の残りのパッケージの密封性に影響を及ぼすことなく廃棄すること ができる。 上述した3つの実施例の各々の関して、本発明によって得られる展開の利点は 、水分のない乾燥したタオル、すなわち、タオルを濡らすために液体の洗浄剤ま たは他の液体のないタオルを使用することによって達成することができる。しか しながら、タオルは、水、ポリエチレングリコール、エタノール、香料、ラノリ ン、雑菌剤の混合物のようなある量の適当な洗浄剤を含むことが望ましい。他の 用途、特に医学的な用途おいては、アルコールのような消毒剤でタオルを湿らせ ることが好ましい。このような洗浄剤は、使用中のタオルの有効性を改良するが 、タオルが折りたたまれた状態にあるとき、タオルのような層をピッタリと張り 付け、折りたたまれたタオルを展開する上で多数のパッケージの能力に関する1 つの問題を提起する。 本発明の改良されたパッケージは、引っ張り動作中に折りたたまれたタオルの ある領域に力を選択的に与えることによってこの張り付きの傾向を克服する。タ オルが完全に乾燥しているか、このようなパッケージにおいて十分に展開し、タ オルに対して「接着」または「張り付き」のない液体で湿らせられている間、本 発明の改良されたパッケージは、洗浄剤の内容及び/または張り付き性の上限ま で十分に展開特性を行う。洗浄剤の量は洗浄剤の成分によって変化するが、その 接着性、接着力は、重要なパラメーターを制限する。タオルの展開に対する抵抗 に影響を与える他の要素は、タオルの表面仕上げ及び織物模様、隣接したタオル 層の間で摺動する抵抗、及びタオルの相対的な水分量を含む。 上述した組み合わされた要因のすべてに関して、層を分離し折曲線を展開する ために必要な力が大きすぎるときは、次の2つの事態の内、一方が起こることが 予期される。第1に、展開せずに開口部を通過しながらタオルがもつれるか、パ ッケージの一部が破損することによって、タオル自身が折りたたまれた状態か、 一部が広がった状態でパッケージから現れる。第2にタオルが破れ、消費者がタ オルの一部のみを保持し、タオルの残りの部分はパッケージの内側に折りたたま れて残る。もちろん、これらの事態が起こることは望ましくないが、接着力の適 切な評価によってパッケージを適当に構成することができる。 タオル自身は、例えば、織物及び不織布タイプの材料を含む、このようなパッ ケージにおいて使用するのに適しているよく使用されるティッシュタイプの紙材 料、他の薄い可撓性のシート状材料から形成することができる。このような材料 は、特に湿った状態のとき、引き出し動作中に破れることを防止するのに十分に 強い強度を有する1層及び2層のシートのテッシュペーパーを含む。タオルの基 礎重量、成分及び織物模様は、所望の耐久性、感触及び洗浄性を達成するように 設計される。所望の折りたたみ寸法にまでタオルの寸法を小さくする折りたたみ 動作によって、タイプの全体の寸法は意図した課題を達成するように適当に選択 することができる。(1層あたり)約0.0087lb/ft2(0.0043 g/cm2)の基礎重量を有する2層の紙タオル及び(1層あたり)約0.00 82lb/ft2(0.0040g/cm2)の基礎重量を有する2層の紙タオル はよい性能を発揮し、約3×6インチ(76×127mm)から6×10インチ (152×254mm)のタオルの寸法が使用するのに有利であ る。 本発明の特定の実施例によるパッケージと共に使用するために適したタオルは 、長手方向及び横方向の折曲線が上述したように互いに直角である限り、(例え ば、第1図乃至第11図に示したような)タオルの各縁部に平行な、または(互 いに第6図に示したような)タオルの各縁部には平行ではない折曲線によって折 り曲げられている。 パッケージのために使用される薄い、可撓性のほぼ液体不透過性の材料は、適 当な一層または複数層のシート材料である。共通して使用される材料は、金属箔 、プラスティックフィルムまたは処理済の紙製品を含む。適当な材料は、高密度 のポリエチレン、ポリエチレンをベースとしたコポリマー、ポリエステル(PE T,PETG)、ポリプロピレン、ナイロン、パッケージの外側に向かう紙の側 と共に使用される紙/箔/低密度のポリエチレン層を有する。本発明の第3の実 施例によるパッケージの1つの好ましい材料は、ナイロン/ポリエチレン/アル ミニウム箔/ライナ低密度のポリエチレン層であるが、第1及び第2の実施例に おいて好ましい材料は、紙/箔/低密度のポリエチレン層である。使用する材料 は、展開動作中に、その形状を維持し、破れることを防止するために十分な強さ と剛性を有しなければならない。 また、このような材料は、第1の実施例の閉鎖体として、また第3の実施例の 可撓性バーとして使用される。しかしながら可撓性バーに使用する材料は、洗浄 剤または他の材料で湿った折りたたまれたタオルと接触するとき、それが劣化し ない限り、液体不透過性である必要はない。可撓性バーは、薄い可撓性ラインま たは合成(ナイロン)モノフィラメントのようなコード材料から製造することが できるが、縁部シール内に最大限の取付領域を形成するために、シート状材料が 好ましい。パッケージを開放し、引出縁をつくるために破り動作を行うパッケー ジ形状において、パッケージ材料がパッケージに関連する地模様の方向を有する ならば、地模様の方向は、パッケージを横切ってほぼ直線に容易に破れるように するために破る方向に平行に走ることが好ましい。もし特定のパッケージの形状 の開口部に関する破り動作がないならば、地模様の方向は重要ではない。第3の 実施例の可撓性バーに使用する材料が地模様の方向を有する場合には、地模様の 方向は。バーを破ることに対して最大限の強さ及び抵抗を与えるために可撓性バ ーの長さに沿ってパッケージを横断するように走ることが好ましい。 本発明のすべての実施例によるパッケージのフロント及びバックシートの縁部 は、実質的に液密及び機密シールを形成するような方法で結合されることが好ま しい。このシールは、(適用可能である場合には)実質的に液体不透過性のシー ト材料及び閉鎖体と組み合わせて、折りたたまれたタオルを収容するために気密 及び液密のパッケージを形成する。これは折りたたまれたタオルを汚れから保護 し、洗浄剤がパッケージから蒸発し漏れ出すことを防止して、タオルを用途に適 した状態に保持する。 このシールは、クリンピング、クランピング、テーピング、種々の接着材との 結合、熱結合を含む種々の方法によって形成される。フロントシート及びバック シートの円周を密封する好ましい方法は、熱結合である。用語の「熱結合」は、 しばしば「加熱密封」と称され、結合する部材に熱を発生してその熱を適用する 多数の方法を含む。熱密封によって、可撓性シート材料は、各シートの少なくと も内面を溶解する融点にまで十分に加熱し、材料が冷却し、結合部を形成するま で内面に接触して保持する。公知の可能な方法は、加熱ジョー密封、高温空気密 封、高温ワイヤ密封、超音波密封及びインパルス密封を含むが、インパルス密封 方法が好ましい。 しかしながら、シールの幅、すなわち、それらがどれだけフロントシート及び バックシートの周縁から延びているかは、丈夫なシールを維持する十分なシール の幅が提供される限り、重要ではない。あまりにも狭いシールは使用前に特に財 布またはポケットの環境においてパッケージの携帯中に破れることが分かってい る。 製造を容易にするために、加熱シールを形成し、大きなシールからフロント及 びバックシートを切断し、常時、(可能ならば)破断開始ノッチを形成すること が好ましいが、このような工程は別々に行ってもよい。加熱シールを通って延び るようにノッチが形成される場合、パッケージの液密及び気密の完全性が失われ ないように加熱シールの最内端部分が完全であることが重要である。 可撓性バーがシールによってパッケージの側縁に結合される本発明の第3の実 施例に関しては、引き出し動作中にバーに与えられる力に耐えるように可撓性バ ーの端部をシールがしっかりと保持することが重要である。このように、可撓性 バーの両端全体は、シールを通って延び、シール内に最小限の接触領域を形成す るようにフロント及びバックシートの外周で終わることが好ましい。もし加熱シ ーリングが選択された密封方法であるならば、可撓性バーに使用する可撓性バー は、密封動作において適していなければならず、フロントシート及びバックシー トの双方の内面に溶融することができなければならない。 本発明の第2及び第3の実施例によって形成されたパッケージの引出縁を破っ て開けることを容易にするためにいくつかの可能な方法がある。提示された開封 線に沿って一部を破り、スリットを形成するか孔を形成するが、その場合に、フ ロントシート及びバックシートの液密及び気密の完全性を喪失する危険をなくす ために、スコアリング、スリット形成、または穿孔の深さに関して注意深い制御 力泌要になる。しかしながら、第2及び第3の実施例のパッケージの開口を容易 にする好ましい方法は、図面に示したように引出縁の近くのパッケージの側縁に 対向するノッチを設けることである。ノッチは、フロント及びバックシートの開 封がノッチから始まり、パッケージを横切って進むことを保証する応力集中領域 を提供する。もしパッケージ材料が地模様の方向を有する場合には、所望な開封 線に平行なパッケージ材料の地模様の方向は、一方のノッチから他方のノッチに ほぼ一直線に開封線が進展することを保証する助けとなる。 当業者には本発明に関する種々の変更が可能であることが明らかである。例え ば、パッケージは上述したものと寸法、厚さ及び/または形状を変更することが できる。また異なる材料、並びに異なる製造技術を使用することもできる。さら に、最良の結果を得るためにそれらの製造方法、パッケージ及び折りたたまれた タオルを形成するために使用される材料の物理的な特性に依存して、上述したも のと寸法及び特性を変化することが必要である。これらのすべての変更及び変形 は、請求の範囲内に含まれるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,KZ,L K,LV,MG,MN,MW,NO,NZ,PL,RO ,RU,SD,SK,UA,UZ,VN 【要約の続き】 かの方法、並びに本発明のより改良されたパッケージの 製造方法が示される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (a)長手方向に平行な長手方向の折曲線と幅に平行な横方向の折曲線 とを有するように、所定の折りたたみ幅及び第1の所定の折りたたみ厚さを規定 するようにまず長手方向に折り曲げられ、所定の折りたたみ長さ及び第2の所定 の折りたたみ厚さを規定するように横方向に折られる少なくとも1つの折りたた みシートであって、前記第2の折りたたみ厚さは、前記第1の折りたたみ厚さよ り大きく、前記シートは消費者が持つ把持部分を有し、前記把持部分は、前記シ ートの前面に重なり、前記シートの前記前面上を斜め下方に折られた自由コーナ ーを有する少なくとも1つの折りたたみシートと、 (b)薄い可撓性の液体不透過性材料で形成されたパッケージであって、前記 シート全体を包囲して収容し、前側と後側を有し、2つの対向側縁、底縁、及び 前記底縁に対向する上縁を有し、前記縁部の各々は、前記前側と後側とを結合し 、前記パッケージは、前記前側に好ましくは、全体が楕円形状の細長い開口部を 有し、前記細長い開口部は、前記折りたたみ長さに平行な小さい寸法部と前記折 りたたみ幅に平行な大きい寸法部とを有し、前記シートの前面及び前記パッケー ジの前側は互いに離れて重なる関係であり、前記細長い開口部は、閉鎖体によっ て再密封可能に密封され、消費者が前記シートを持つように開くようになってお り、前記シートの前記把持部分が前記開口部に間隔を置いて下になる関係に整合 するように配置されるパッケージとを有し、 (c)前記細長い開口部の前記小さい寸法部は、前記第2の折りたたみ厚さの 1乃至3.0倍の間、好ましくは、1.0乃至1.2倍の間の最大限の幅を有し 、前記大きい寸法部は、前記折りたたみ幅の0.8乃至1.3倍の間、好ましく は、0.9乃至1.2倍の間の最大限の長さを有し、それによって、消費者が前 記閉鎖体を開け、前記細長い開口部を露呈するとき、消費者が持つ前記把持部分 が現 れ、消費者が前記把持部分を持ち、前記パッケージから前記開口部を通って前記 シートを引き出すことによって前記シートの前記長手方向の折曲線と前記横方向 の折曲線とを自動的に展開することを特徴とする折りたたまれたシートを引き出 す可撓性パッケージ。 2. 前記閉鎖体は前記細長い開口部に下方に折られたフラップを有すること を特徴とする請求項1に記載の可撓性パッケージ。 3. (a)長手方向に平行な長手方向の折曲線と幅に平行な横方向の折曲線 とを有するように所定の折りたたみ長さ及び第2の所定の折りたたみ厚さを規定 するようにまず長手方向に折り曲げられ、所定の折りたたみ長さ及び第2の所定 の折りたたみ厚さを規定するように横方向に折られる少なくとも1つの折りたた みシートであって、前記長手方向の折曲線及び前記横方向の折曲線は、互いに直 角であり、第2の折りたたみ厚さは、前記第1の折りたたみ厚さより大きく、前 記シートは消費者が持つ把持部分を有し、前記把持部分は、前記シートの他の部 分を越えて長手方向に伸びており、前記シートの自由コーナーを有する少なくと も1つの折りたたみシートと、 (b)薄い可撓性の液体不透過性材料で形成されたパッケージであって、前記 シート全体を包囲して収容し、前側と後側を有し、2つの対向側縁、底縁、及び 前記底縁に対向する引出縁を有し、前記縁部の各々は、前記前側と後側とを結合 し、前記引出縁は、前記シートを持つために消費者によって開けられるようにな っており、前記シートの引出縁及び把持部分は互いに隣接しているパッケージと を有し、 (c)前記引出縁は、前記引出縁が前記消費者によって開けられるとき、前記 底縁より短い長さを有する細長い開口部が形成され、前記細長い開口部は、前記 折りたたみ厚さに平行な小さい寸法部と、前記折りたたみ幅に平行な大きい寸法 部とを形成し、前記細長い開口部の大きい寸法部は、前記引出縁を開けたときの 前記折りたたみ幅の0.5乃至.0.9倍、好ましくは、0.6倍の最大限の長 さを有し、それによって、消費者が前記閉鎖体を開け、前記細長い開口部を露呈 するとき、消費者が持つ前記把持部分が現れ、消費者が前記把持部分を持ち、前 記パッケージから前記開口部を通って前記シートを引き出すことによって前記シ ートの前記長手方向の折曲線と前記横方向の折曲線とを自動的に展開することを 特徴とする折りたたまれたシートを配分する可撓性パッケージ。 4. 前記側縁は、前記消費者の開放を容易にするために前記引出縁の近傍に 対向するノッチを備えており、前記引出縁は、前記底縁より短い長さを有するこ とを特徴とする請求項3に記載の可撓性パッケージ。 5. (a)長手方向に平行な長手方向の折曲線と幅に平行な横方向の折曲線 とを有するように、所定の折りたたみ幅及び第1の所定の折りたたみ厚さを規定 するようにまず長手方向に折り曲げられ、所定の折りたたみ長さ及び第2の所定 の折りたたみ厚さを規定するように横方向に折られる少なくとも1つの折りたた みシートであって、前記長手方向の折曲線及び前記横方向の折曲線は互いに直角 であり、前記第2の折りたたみ厚さは、前記第1の折りたたみ厚さより大きく、 前記シートは消費者が持つ把持部分を有し、前記把持部分は、前記シートの他の 部分を越えて長さ方向に伸びている少なくとも1つの折りたたみシートと、 (b)薄い可撓性の液体不透過性材料で形成されたパッケージであって、前記 シート全体を包囲して収容し、前側と後側を有し、2つの対向側縁、底縁、及び 前記底縁に対向する上縁を有し、前記縁部の各々は、前記前側と後側とを結合し 、前記引出縁は消費者が前記シートを持つように開くようになっており、前記シ ートの引出縁及び前記シートの把持部分は、互いに隣接しているパッケージとを 有し、 (c)前記パッケージは可撓性材料から形成された可撓性バーを有し、前記可 撓性バーは、前記前側と前記後側との間の前記パッケージの内側に配置されてお り、前記可撓性バーは、前記把持部分と第1の横方向折曲線との間で前記シート の一部が前記シートの残りの部分から前記可撓性バーの反対側になるように前記 シートの横方向の折曲線の間に挟まれており、前記可撓性バーは前記折りたたみ 長さより小さい幅を有し、前記一方の側縁から前記他方の側縁に全体に伸びるに 十分な長さを有し、前記把持部分から前記第1の横方向の折曲線に向かって前記 折りたたみ長さの1/2、好ましくは、1/4の位置に配置されており、前記側 縁にしっかりと固定されており、それによって、消費者が前記引出縁を開けたと き、消費者が持つシートの前記把持部分が現れ、前記把持部分を持ち、前記パッ ケージから前記開口部を通って前記シートを引き出すことによって前記可撓性バ ーは、前記シートの前記横方向の折曲線を自動的に展開することを特徴とする折 りたたまれたシートを放出する可撓性パッケージ。 6. 前記側縁は前記消費者のパッケージの開封を容易にするために前記引出 縁近傍に対向するノッチを備えていることを特徴とする請求項5に記載の可撓性 パッケージ。 7. (a)第1のシートが長手方向に平行な長手方向の折曲線と幅に平行な 横方向の折曲線とを有するように、所定の折りたたみ幅を規定するようにまず長 手方向に折り曲げられ、所定の折りたたみ長さを規定するように横方向に折られ る少なくとも第1の折りたたみシートであって、前記長手方向の折曲線及び前記 横方向の折曲線は互いに直角であり、前記第1のシートは消費者が持つ把持部分 及び後縁を有し、前記把持部分は、前記第1のシートの他の部分を越えて横方向 に伸びている少なくとも第1の折りたたみシートと、 (b)追加のシートが長手方向に平行な長手方向の折曲線と幅に平行な少なく とも1つの横方向の折曲線とを有するように前記第1のシートの前記折りたたみ 幅に等しい折りたたみ幅を規定するようにまず長手方向に折り曲げられ、次に前 記第1のシートの前記折りたたみ長さに等しい折りたたみ長さを規定するように 横方向に折られる少なくとも1つ追加の折りたたみシートであって、前記長手方 向の折曲線及び前記横方向の折曲線は互いに直角であり、前記追加のシートは消 費者が持つ把持部分及び後縁を有し、前記追加のシートの把持部分は、前記第1 のシートの前記後縁に離脱可能に結合されている少なくとも1つの追加の折りた たみシートと、 (c)薄い可撓性の液体不透過性材料で形成されたパッケージであって、前記 シート全体を包囲して収容し、前側と後側を有し、2つの対向側縁、底縁、及び 前記底縁に対向する引出縁を有し、前記縁部の各々は、前記前側と後側とを結合 し、前記引出縁は消費者が前記シートを持つように開口端部を形成するように開 くようになっており、前記引出縁及び第1の前記シートの把持部分は、互いに隣 接しているパッケージとを有し、 (d)前記パッケージは可撓性材料から形成された可撓性バーを有し、前記可 撓性バーは、前記前側と前記後側との間の前記パッケージの内側に配置されてお り、前記可撓性バーは、前記把持部分と第1の横方向折曲線との間で前記シート の一部が前記第1のシート及び前記追加のシートの残りの部分から前記可撓性バ ーの反対側になるように前記シートの横方向の折曲線の間に挟まれており、前記 可撓性バーは前記シートの前記折りたたみ長さより小さい幅を有し、前記一方の 側縁から前記他方の側縁に全体に伸びるに十分な長さを有し、前記第1のシート の前記把持部分から前記横方向の折曲線に向かって前記折りたたみ長さの1/2 、好ましくは、1/4の位置に配置されており、前記側縁にしっかりと固定され ており、それによって、消費者が前記閉鎖体を開けるとき、消費者が持つ前記把 持部分が現れ、前記第1のシートの把持部分を持ち、前記パッケージから前記引 出縁を通って前記第1のシートを引き出すことによって前記可撓性バーは、前記 第1のシートの前記横方向の折曲線を自動的に展開し、前記追加のシートの把持 部分が次の使用のために前記引出縁に隣接して現れることを特徴とする折りたた ま れたシートを放出する可撓性パッケージ 8. 前記引出縁は再密封可能な閉鎖体によって再密封可能に密封され、前記 閉鎖体は、前記開放端上に下に折られた再密封可能なフラップを有することを特 徴とする請求項7に記載の可撓性パッケージ。 9. 前記可撓性バーは薄い可撓性シート材料若しくは薄い可撓性コード材料 から形成されることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の可撓性 パッケージ。 10. 前記シートは洗浄剤で湿っていることを特徴とする請求項1乃至10 のいずれか1項に記載の可撓性パッケージ。
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