JPH08506405A - 油圧装置 - Google Patents

油圧装置

Info

Publication number
JPH08506405A
JPH08506405A JP6517599A JP51759994A JPH08506405A JP H08506405 A JPH08506405 A JP H08506405A JP 6517599 A JP6517599 A JP 6517599A JP 51759994 A JP51759994 A JP 51759994A JP H08506405 A JPH08506405 A JP H08506405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil tank
wall
hollow
hydraulic system
pump unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6517599A
Other languages
English (en)
Inventor
イェルク ダントルグラーバー,
Original Assignee
マンネスマン レックスロート ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マンネスマン レックスロート ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical マンネスマン レックスロート ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Publication of JPH08506405A publication Critical patent/JPH08506405A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B21/00Common features of fluid actuator systems; Fluid-pressure actuator systems or details thereof, not covered by any other group of this subclass
    • F15B21/008Reduction of noise or vibration
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B21/00Common features of fluid actuator systems; Fluid-pressure actuator systems or details thereof, not covered by any other group of this subclass
    • F15B21/04Special measures taken in connection with the properties of the fluid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B23/00Pumping installations or systems
    • F04B23/02Pumping installations or systems having reservoirs
    • F04B23/025Pumping installations or systems having reservoirs the pump being located directly adjacent the reservoir
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B1/00Installations or systems with accumulators; Supply reservoir or sump assemblies
    • F15B1/02Installations or systems with accumulators
    • F15B1/04Accumulators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B1/00Installations or systems with accumulators; Supply reservoir or sump assemblies
    • F15B1/26Supply reservoir or sump assemblies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B21/00Common features of fluid actuator systems; Fluid-pressure actuator systems or details thereof, not covered by any other group of this subclass
    • F15B21/04Special measures taken in connection with the properties of the fluid
    • F15B21/042Controlling the temperature of the fluid
    • F15B21/0423Cooling

Abstract

(57)【要約】 本発明は外側の外壁と内側の外壁との間に油のための受容容積を有する中空の油タンクと、電気モータと該電気モータによって駆動可能なポンプとを有するポンプユニットとを備えた油圧装置に関する。本発明の目的はこのような油圧装置を、低い騒音レベルしか有しないように、又油と電気モータとが十分に冷却されるように改良することである。この目的は、少なくともポンプ、有利にはポンプユニットが、中空の油タンクと少なくとも1つの消音部材とによって形成されたカプセル内に受容されていることによって達成された。

Description

【発明の詳細な説明】 油圧装置 本発明は請求項1の上位概念部に記述されているように主要な構成部分が油タ ンクとポンプユニットである油圧装置に関する。油タンクは中空に構成され、外 側の外壁と内側の外壁との間に油のための受容容積を有している。ポンプユニッ トは電気モータと該電気モータによって駆動可能なポンプとを有している。 電気モータが空冷されている前記形式の油圧装置はDE−GM8207794 号により公知である。この油圧装置においては中空円筒状の油タンクとポンプユ ニットは立型に配置されている。油タンクはポンプユニットよりも著しく短く、 油タンクとポンプユニットを支持するフレームの足に対して間隔を有している。 油タンクの下側ではポンプの圧力接続部に接続された導管が半径方向で相上下し て位置する3つの導管スパイラルとして巻成されている。油タンクの内側の外壁 と導管スパイラルの内部の内室は底の近くで気密に閉じられているのに対し、前 記内室は上方においては通気グリッドによって覆われている。送風羽根車は電気 モータの、ポンプに向き合った側で、電気モータと通気グリッドとの間に配置さ れている。運転中には、導管スパイラルを通して外から通気グリッドが吸い込ん だ空気は通気グリッドを通して外へ押し出したい。このような形式で導管スパイ ラル内を流れる油は冷却され得ることになる筈である。しかしながらこの場合の 欠点は導管スパイラルを流過するときに加熱された空気が電気モータに沿って送 風羽根車に達することである。これによって電気モータの十分な冷却は保証され ない。熱の発生とそのために必要な油とポンプユニットに所属する電気モータの 冷却という問題の他に、油圧装置においてはかなり長い前から作業場所の人道化 というスローガンの基で、騒音の発生と騒音の減衰との問題が次第に前面に生じ ている。この問題は前述の文献では触れられていない。 本発明の課題は請求項1の上位概念に記載された特徴を有する油圧装置を改良 して騒音レベルが低下されるようにすることである。さらに別の構成によって油 およびポンプユニット、特にポンプユニットの電気モータの十分な冷却が保証さ れるようにしたい。さらに油圧装置の組立易さについても十分に考慮したい。 騒音エミッションを減少させる目的は、請求項1の上位概念に記述した特徴を 有する油圧装置において、請求項1の特徴部分に記載した付加的な特徴によって 達成された。油タンクと単数又は複数の消音部材を用いてポンプもしくはポンプ ユニットはカプセル化されているので、油圧装置は低い騒音レベルしか有してい ない。 本発明の油圧装置の有利な構成は請求項2以下に開示してある。 油圧装置のハイドロポンプを駆動する電気モータを冷却するためには主として 2つの原理が使用される。1つの原理は空冷の原理である。この場合には電気モ ータには、たいてい電気モータ自体によって駆動されかつ案内板を用いて冷却リ ブを介してモータケーシングの外側を擦過する空気流を生ぜしめる送風羽根車が 配属されている。第2の原理としては油圧装置の油タンク内にある油による電気 モータの液体冷却が公知である。この形式の冷却のためには電気モータはポンプ と一緒に油タンク内にある油に浸漬される。この場合には電気モータとポンプと から成るユニットは油下ユニットと呼ばれる。ポンプユニットが油タンク内にあ る油に浸漬されていることによって、ポンプユニットが油タンクの外側にある油 圧装置に較べて騒音エミッションはすでに減少させられる。騒音をさらに低下さ せることは、以後第2の油タンクと呼ぶ油タンクが油下ユニットと一緒にカプセ ルに受容され、このカプセルが主として中空の第1の油タンクと少なくとも1つ の消音部材とから形成されていると達成される。この場合には第1の油タンクの 外壁と第1の油タンクの内側の外壁とは互いに間隔をおいて配置されている。両 方の油タンクは油交換のために互いに接続されているので、電気モータから油に 放出された熱は第1の油タ ンクを介して外方へ放熱される。有利にはポンプは運転中に油を第2の油タンク から吸込むのに対し、戻し導管は第1の油タンクに開口している。したがって両 方のタンクの間で油は強制交換される。 請求項3によれば第2の油タンクの外壁と第2の油タンクの内側の外壁との間 の空間は大気と空気交換されている。装置をより強力に冷却するためには中間室 に冷却空気流を生ぜしめることすらできる。両方の油タンクは連通管の形式で両 油タンクの間の中間室を通って互いに接続されていることができる。しかしなが らこの場合には第2の油タンクの外壁と第1の油タンクの内方の外壁とにおける 開口と、両方の開口の間の管又はホース片が必要である。さらに接続は良好にシ ールする必要がある。もちろん、油タンクを充填する場合には油を両方のタンク 内にもたらすために特別な処置を施す必要はない。両方の油タンクが両方の油容 積内に浸漬する、油レベルの上側を延びる上昇管により互いに接続されていると シール問題は発生しない。上昇管が外壁を越えて延びていると外壁に孔を設ける 必要はなく、上昇管は簡単な形式で取付けることができる。充填のためには上昇 管を油に浸漬し、その端部を閉鎖し、上昇管を正しい位置へもたらし、次いで端 部を再び開くことができる。さらに、一方の油タンクに他方の油タンクに対する 過圧を生ぜしめ、これによって油を上昇管内へ押し込むことも可能である。 電気モータが空冷されている場合には請求項7に記載したように、冷却空気流 にとって透過性である消音部材を使用することができる。送風羽根車は消音部材 を介して冷えた空気を外部から吸込み、この空気を電気モータに送り、電気モー タを通して又は第2の消音部材を通して再び内室から外へ吹き出す。消音部材は 互いにずらされた透し孔を有する、互いに間隔をおいて重ねられた複数のフォー ムプレートから成っていることができる。音は直線的にしか伝播することができ ないので、音は互いにずらされた開口によって強く減衰される。他面においては 透し孔を通って空気が内室内へ達するか又は内室外へ達することができる。 請求項8によれば、中空の油タンクの大きさは、内側の外壁によって制限され た内室が全ポンプユニット又は全第2の油タンクを受容するように選択されてお り、内室の一方の開放側に消音板が配置されている。中空の油タンクの大きさに 基づき、外側の外壁は大きな面を有し、この面を介して油タンクにおける油と油 タンクを取巻く冷却媒体、例えば空気との間の熱交換が行なわれる。この熱交換 は多くの場合、油を運転温度範囲内に保つのに十分である。 請求項9に記載した有利な実施例においては中空の曲タンクは2つの開放端面 を有する中空円筒状に構成されている。この場合、内室の各端面側には消音部材 が存在している。この場合には中空の油タンクがその 全長に亙って同じ横断面を有している必要は必ずしもない。例えば中空の油タン クが軽く円錐台形に構成されていることも考えられる。特に有利であると想われ るのは、中空の油タンクが中空円筒であって、全長に亙って同じ横断面を有して いることである。中空の油タンクの外壁が形成される薄板はこの場合には特に成 形が容易である。油圧装置の中空の油タンクが中空円筒形に構成されていると、 ポンプユニットはその軸線が中央の油タンクの長手方向に延びるように内室内に 配置されていると特に有利である。さらに油圧装置は小さな基面しか必要としな い。又、この場合には簡単な形式で内室の一方の端面を通って内室内へ侵入しか つ内室の他方の端面において内室から出る冷却空気流を生ぜしめることができる 。この場合には油圧装置の一方の端面における妨げられない空気の流入もしくは 他方の端面における妨げられない空気の流出並びに高い耐久性のためには、中空 の油タンク及びポンプユニットが、請求項11のように横にして配置されている と有利である。 請求項12に記載した別の有利な実施例では、中空の油タンクは1つの開放側 を有する槽状に構成されている。槽状の油タンクは横にして、内室が重力とは反 対の方向に上方へ開放されているように配置できる。この場合の利点は両方の外 壁の間の結合個所がわけなく最大油レベルの上側のレベルに配置することができ るので、油タンクにおける漏れの危険がきわめて小さいことである。さらに槽状 の油タンクは上方に向かって開放し、端に蓋で閉鎖しておくだけでよくなくなる 。さらに、槽状の油タンクを立て配置し、内室が側方へ開放し、両方の外側の底 が多かれ少なかれ垂直に立つようにすることもできる。油装置を使用する場所の 空間的な状況に応じてポンプユニットは場合によっては他の配置の場合よりも接 近しやすくなる。ポンプユニットは有利には横にしてその軸線を槽の底に対して 平行に油タンク内に配置することができる。この場合、油タンクはポンプユニッ トの形に合わせて有利には細長く構成することができる。ポンプユニットを横に して配置することは簡単な形式で、内室を通る冷却流を消音部材の2つの範囲の 間に設けることを可能にする。この消音部材を通って冷却流は流れることができ る。さらに油タンクが横にして配置されていると耐久性がきわめて高くなる。 請求項14によれば槽状の中空の油タンクの外側の外壁は機械スタンドの1部 であり、油タンクの1部としての作用の他に、機械のための支持作用をも有して いる。外側の外壁が機械スタンドの1部であると、外側の外壁は内側の外壁を支 持するためにその外套の内側にブラケットを備えている。このブラケットによっ り内側の外壁が支持される。槽状の中空の油タンクの内側の外壁を外側の外壁を 介して支持する別の可能性 は、両方の外壁の底の間にスペーサを設け、このスペーサの上に内側の外壁を支 持することである。請求項17によれば開放側において中空の油タンクの両方の 外壁がそれぞれフランジ状の区分で外方へ導き出され、両方のフランジ状の区分 が直接又はスペーサ部材を介して互いに接触している。中空の油タンクが槽状で あり、槽が上方へ開放するように配置されていると、このような形式で内側の外 壁は外側の外壁により支持される。この場合、フランジ状の区分は外壁を製作す る場合に例えば深絞り過程で同時に一体成形される。 中空の油タンクの内側の外壁には、油タンク内に油があると、浮揚力が作用す る。この浮揚力に抗して内側の外壁はその位置を確保されなければならない。こ れは、例えば中空の油タンクの両方の外壁を例えばねじ又はクランプで互いに固 定的に結合することで行なわれる。別の可能な構成は内側の外壁とこれを介して 外側の外壁との両方を基礎に保持することである。特に有利な構成は請求項18 に記載したようにポンプユニット又は第2の油タンクの重量が内側の外壁を浮揚 力に抗して押さえることである。もちろんポンプユニットの重量も油タンクの重 量も有効であることができる。 ポンプユニット及び(又は)第2の油タンクは請求項19に記載したように中 空の油タンクで保持されていることができる。しかしながら請求項20のように 中空の油タンク及び(又は)ポンプユニット及び(又は)第2の油タンクがフレ ームにより保持されていても有利である。 槽状の油タンクをフレームに支えるため並びに両方の外壁の間を槽の上縁にお いてシールするためには、請求項21に記載したように開放側で油タンクの少な くとも1つの外壁がフランジ状の区分で外へ導出されていると有利である。外壁 のフランジ状の区分を介して中空の油タンクは容易にフレームに支えられること ができる。この場合、フランジ状の区分は有利には中空の油タンクがフレームに 対してすべり動かないようにクランプで掴んでおくことができる。請求項17に 記述したように両方の外壁がフランジ状の区分で外へ導出され、直接又はスペー サを介して互いに接触し、これによって両方の外壁の位置が高さ的に相互に確保 されていると有利である。請求項15、16、17に記載したように種々の厚さ のスペーサを使用することで、他の外壁を必要とすることなしに槽状の油タンク の容積を変化させることができる。中空の油タンクの両方の外壁の間のシールは 請求項23に記載したように両方の外壁の間のエラストマシールを用いてかつ両 方の外壁をエラストマシールを介在させて一緒に保持するクランプを用いて行な われると有利である。 請求項24から26までには特に槽状の中空の油タンクを有する本発明の油圧 装置の有利な構成でポンプ ユニットが十分に冷却されかつ騒音エミッションを少なく保つことができるかが 記載してある。 請求項27に記載したようにポンプユニットを中空の油タンクに対して遮蔽す ることにより装置の騒音エミッションはさらに減少される。 請求項28によれば、中空の油タンクとポンプユニットは有利には互いに無関 係にフレームにより、有利には同じフレームにより保持されている。すなわち、 中空の油タンクがポンプユニットに固定されるか又はポンプユニットが中空の油 タンクに固定されるのではなく、中空の油タンクもポンプユニットもそれぞれ独 立してフレームにより保持される。ポンプユニットから中空の油タンクに直接的 に共振が伝達されることはこれによって回避される。このような共振が伝達され ることは、請求項29に記載したようにポンプユニットが、又請求項30に記載 したように中空の油タンクが各支持個所において、弾性的な部体を有する少なく とも1つの減衰支承部を介して保持されていると特に効果的に回避される。これ は請求項28に記載した構成と関連して特に有利である。何故ならばこの場合に はポンプユニットと中空の油タンクとの間に少なくとも2つの減衰支承部がある からである。 請求項31においてはポンプユニット又は中空の油タンクの支持個所の特別な 構成が開示してある。このような支持個所により共振が直接的にも緊締手段を介 して伝達されることもなくなることが達成される。 通常の減衰支承部はたいてい2つの形状安定のプレートと両プレートの間にあ る、たいていゴム体である弾性体とから成っている。形状安定のプレートは形状 安定の板の支持体がどのような大きさであるかとは無関係に弾性体のために大き な支持面を得るためにも役立つ。本発明の油圧装置においてポンプユニット又は 中空の油タンクが細長い保持体に支えられていると、保持体における弾性的な部 材の支持面は、請求項32に記載したように減衰支承部が保持体に沿って延びて いると、弾性体と保持体との間の形状安定のプレートなしでも十分に大きくなる 。 これに対して減衰支承部が細長い保持体に対して横方向に延びていると、請求 項33に記載したように、減衰支承部の弾性体と保持体との間には保持体に対し て横方向に延びる減衰支承部の形状安定のプレートが配置されていると有利であ る。 中空の油タンク及び(又は)ポンプユニットを保持するフレームの有利な構成 は請求項34から39に開示してある。 フレームが同じ方向に延びる2つの保持体を有していると、保持体に対して横 方向に配置された減衰支承部は有利には請求項36に記載したように両方の保持 体を越えて延びていると有利である。これによって位置的に確実な支持が得られ る。支持面が大きいように 、減衰支承部の弾性体と長手方向保持体との間には形状安定のプレートが存在し ている。この形状安定のプレートは、両方の保持体を、特に内室の外側に配置さ れた特別な横保持体の代りに又はこのような横保持体と協働して、互いに不動に 結合するために利用することもできる。 フレームに中空円筒状の油タンクを特に簡単に支持することは、請求項40に 記載したように、有利には中空の油タンクの内側の外壁と内室内を延びる長手方 向保持体との間にある2つの減衰支承部で可能になる。もちろん、外壁が内壁を 越えて軸方向に突出している場合には減衰支承部を長手方向保持体と中空の油タ ンクの外側の外壁との間に配置することも可能である。有利には請求項41に記 載したように、このような減衰支承部、特にその弾性体は、少なくとも1つの長 手方向保持体と中空の油タンクとの間の自由な横断面をほぼ充たしている。これ によって減衰支承部と油タンクとの間では、油タンクの長手方向に対して直角な 方向での相対運動は可能ではなくなる。減衰支承部がフレームに不動に保持され ていると、中空の油タンクはフレームに対して滑り動くことはなくなる。他面に おいては減衰支承部はポンプユニットをカプセルで包むことにも寄与する。した がって請求項42によれば消音プレートは中空の油タンクの端面の、減衰支承部 の横の残っている範囲だけを覆っている。これは組立 に関しても有利である。何故ならば消音プレートは長手方向保持体の高さで終っ ており、特別な操作なしでフレームに取付けたり又はフレームから取り外すこと ができるからである。 ポンプと中空の油タンクとの間にある導管を介しても音が伝達されないように 、請求項43によればこのような導管にホース区分が間挿されている。 音を減少させるためには、請求項44に記載したように、ポンプの圧力導管内 に接続された脈動減衰器が中空の油タンクの内方の外壁により取囲まれた内室内 に配置されていることも寄与する。この場合、脈動減衰器はそれ自体すでに、騒 音エミッションの減少をもたらす。有利には中空の油タンクは与えられている構 成空間をできるだけよく活用するために外側にほぼ方形の横断面形状を有してる 。 油のために高い冷却効率が必要であると、油圧装置は請求項46に記載したよ うに、中空の油タンクの外壁に沿って冷却液が流れるように構成することが有利 である。このためには中空の油タンクの外壁に間隔をおいて第3の容器壁が設け られていることができる。 特に簡単な形式で中空の油タンクは請求項48に記載したようにプラスチック からブロー成形で製作することができる。 請求項50による油圧装置においてはポンプ、ひいては騒音エミッションの主 源は音に対してカプセルで 包まれているのに対し、電気モータはカプセルの外にあり、したがってきわめて 簡単でかつ従来の形式で空冷することが、空気をカプセル内へ流入させかつ再び カプセル外へ流出させることなしに可能になる。 図面には本発明の油圧装置の複数の実施例が示されている。これらの図面に基 づき以下に本発明を詳述する。 第1図は油タンクを切開いた状態で、中空円筒状の油タンクを有する第1実施 例を示した側面図。 第2図は油タンクを切開いた状態で第1実施例を示した平面図。 第3図は第1図を矢印A方向から見た図。この場合、端面側の消音プレートは 省略してある。 第4図は槽状の油タンクを有する第2実施例の縦断面図。この場合にはポンプ ユニットは断面されていない。 第5図は第4図のV−V線に沿った断面図。この場合には装置の半分だけが示 されている。 第6図は第4図のVI−VI線に沿った断面図。 第7図は槽状の中空の油タンクを有し、該油タンクの外壁がプラスチック射出 成形機の機械フレームの部分である第3実施例を示した図。 第8図はプラスチックから成りかつブロー成形によって製造された、第4実施 例の中空円筒状の油タンクを第9図のVIII−VIII線に沿って断面した図。 第9図は第8図のIX−IX線に沿った断面図。 第10図は槽状の中空の油タンクを有し、この油タンクが油下ユニットを有す る第2の油タンクを間隔をおいて取囲んでおり、両タンクが連通管の形式で互い に接続されている第5実施例を示した図。 第11図はほぼ第10図の実施例と同じであるが、両方の油タンクが上昇管を 介して互いに接続されている第6実施例の1部を示した図。 第12図はポンプだけがカプセルで包まれている第7実施例を示した図。 図示の油圧装置の主要な構成部分は中空の油タンク10とポンプユニット11 とである。油タンク10とポンプユニット11は第1図から第6図までと第8図 と第9図との実施例では別個のフレーム12に保持されている。 第1図から第3図の実施例の油タンク10は中空円筒形に構成され、全長にわ たって同じ横断面を有し、外側の外壁13と内側の外壁14とを有し、両外壁1 3,14の間には端面側において、内側の外壁と外側の外壁との間の横断面を充 たす底30が間挿されている。タンクの外側横断面形状はほぼ方形である。外側 の外壁13の上側には油を充填しかつタンクに送気するための接続管部16が配 置されている。両方の上側のコーナには内側の外壁14は外側の外壁がすべての 4つのコーナにおいて有しているのと同じ小さな半径 を有している。内側の外壁14の両方の下方のコーナにおける曲率は小さい。 ポンプユニット11は第1図から第7図の実施例においては市販の形式のもの でありかつ空冷されている。ポンプユニット11には、ハイドロモータ20と、 ハイドロモータ20を駆動する電気モータと、電気モータ21の一方の端部にお いて案内薄板23の内側で電気モータの軸に固定され、したがって同様に電気モ ータによって駆動される送風羽根車22とが所属している。送風羽根車22は案 内薄板23の端面側のスリットを通して空気を吸込み、空気を案内薄板23と電 気モータのケーシングとの間の環状のスリットを通して圧送するので、空気は電 気モータの外側に沿って流れる。 第1図から第3図の実施例のフレーム12はアングル成形体として構成され、 油タンクの内側の外壁によって取囲まれた内室31の高さのほぼ3/2のところを この内室内を通って延びる2つの長手方向保持体30を有している。一方の長手 方向保持体30の一方の脚部32は横に、外側の外壁13もしくは内側の外壁1 4の上側面に対して平行に配置され、他方の脚部33は前記上側面に対して垂直 に配置されている。長手方向保持体ができるだけポンプユニットの近くを延びる ようにそれぞれ起立する脚部は、横に配置された各脚部の、両方の長手方向保持 体の間にある中央平面34 から遠い方の長手方向縁、すなわち外側の長手方向縁に位置している。長手方向 保持体30は油タンク10の端面を越えて突出し、各端面の前で横方向保持体3 6によって互いに剛性的に結合されている。各横方向保持体36は同様に長手方 向保持体30を越えて側方へ突出しており、そこでフレーム支持部35に支持さ れている。したがってフレーム支持部35は油タンク10の内側の外壁14によ って描かれる面の外側に、すなわち内室31の横断面の外側に位置している。 ポンプユニット11は油タンク10の内部において内室31内でフレーム12 の長手方向保持体30に懸吊されている。このため電気モータ21には4つの保 持アングル部材40が取付けられている。長手方向保持体30の下側にある2つ の保持アングル部材と当該長手方向保持体の脚部32との間には弾性体41が間 挿されている。この弾性体41は長手方向保持体に沿って延びている。この弾性 体41は減衰支承部と見なすことができる。弾性体41の上に正確に、脚部32 の他面の上には第2の減衰支承部42が配置されている。この減衰支承部42は 脚部32の上に直接的に支えられる弾性体41の他に、弾性体41の上側に形状 の安定したプレート43を有している。各保持アングル部材40と減衰支承部4 1と長手方向保持体の脚部32と減衰支承部42とを通してはねじピンが差込ま れている。このねじピンの上には形状安定のプレート 43の上側と保持アングル部材40の下側とにおいてねじナットが螺合させられ ている。ねじピンと2つのねじナットとから成る緊締部材44によって保持アン グル部材と両方の減衰支承部41,42と長手方向保持体とが纏めて保持される 。したがってポンプユニットは音に対して絶縁されてフレーム12に懸吊される 。この場合には保持アングル部材40も緊締部材44も長手方向保持体30に接 触しないように配慮されている。 ハイドロポンプ20は吸込み導管45と別の導管46とを介して油タンク10 と接続されている。これらの導管を介して共振と振動が油タンク10に伝達され ないように両方の導管45,46の各々にはホース区分47が接続されている。 騒音減衰には、内室31の内部でハイドロポンプ20の圧力導管48に脈動減 衰器49を接続することも寄与する。 油タンク10は2つの減衰支承部55を介して自由に長手方向保持体30の上 に位置している。各減衰支承部55は油タンクの一方の端面側に位置し、両方の 良手方向保持体30の上を横方向に延びる形状安定のプレート56と弾性体57 とから成っている。弾性体57はプレート56と油タンク10の内側の外壁14 との間の横断面をほぼ充たし、内側の外壁14の3つの面に接触している。これ により、油タンクはその長 手方向に対して垂直な方向には減衰支承部55に対して相対的に運動することは できない。形状安定のプレートは長手方向保持体の上で滑り動くことを阻止する ために固定的に、例えばねじ結合で長手方向保持体30と結合されていることが できる。したがってポンプユニット11と油タンクとの間には2つの消音する移 行部が生じるので、きわめて良好な振動及び共振絶縁が保証される。 減衰支承部55によっては内室31は油タンク10の端面側で長手方向保持体 30の上側の範囲において閉鎖される。1つの端面側を完全に閉鎖するためには 消音プレート60が使用される。この消音プレート60は互いに間隔をおいて配 置された複数のフォーム材層から成り、1つの層の全面に分配された多数の透し 孔を有している。2つの隣接したフォーム材層の透し孔は互いにずらされている ので、一方では空気が内室31内へ又は内室31から外へ達することができ、他 方ではポンプユニットにより発生させられた騒音が減衰されてしか外へ達しなく なる。何故ならば音は直線的にしか伝播できないからである。種々異なる層によ っていわゆる音ラピリンスが得られる。長手方向保持体30の範囲では各消音プ レート60は各長手方向保持体の輪郭に相応して切欠かれ、1つの長手方向保持 体の脚部32と33とが消音プレートを通過できるようになっている。長手方向 保持体30の外側では各消 音プレート60は各端面側に配属された減衰支承部55の形状安定のプレート5 6まで達している。したがってポンプユニット11と脈動減衰器49はカプセル 化された内室31内に存在している。これによって高い騒音減衰が保証される。 もちろん脈動減衰器49に接続された、図示してない別の導管のために減衰支承 部55の1つ又は消音プレート60の1つには透し孔が存在している。脈動減衰 器をポンプの吐出出口のすぐ近くで圧力導管内に挿入するだけで油圧媒体におけ る圧力脈動の減衰の他に著しい騒音の減少がもたらされることが証明されている 。脈動減衰器をカプセル化された中空室内に付加的に配置することは外で感じら れる騒音レベルを一層低下させる。装置は立型に配置することもできる。 第4図から第6図に示された油圧装置は槽状の油タンク10を有し、その両方 の外壁13,14は深絞りされており、それそれ1つの底65と4つの側方部分 66と上縁部において外へ出された1つのフランジ67とを有している。外壁1 3と14との間には底と側方部分との範囲においてすべての個所で同じ間隔が生 じている。しかしながら、特に底65と側方部分66との間の間隔は異なってい てもよい。各外壁の向き合った2つの側方部分は他の側方部分よりも長く、した がって油タンク10は全体として細長い形を有している。内側の外壁14のフラ ンジ67は外側の外壁13 のフランジ67よりも幅が広い。両方のフランジ67は外側では正確に互いに重 なり合って終わっている。フランジ67の間にはエラストマシール68は間挿さ れている。エラストマシール68は第1図から第3図までの実施例の底15と同 じように両方の外壁13と14との間にある、油を受容する中間室を外部に対し て閉鎖しているが、しかし第4図と第6図とにおいて矢印で示された、見込まれ る最大の油レベルの上側に位置しているので、第4図から第6図までの装置の油 タンクにおいては、漏れの危険はきわめて小さい。図面からは両方の外壁13, 14の底65は異なる大きさであることが判る。同じことは側方部分66とフラ ンジ67とにも当嵌まる。外壁をピラミッド錐の形式で形成し、完全に同じ外壁 によって油を受容するための中間室を得ることも考えられる。スペーサ部材とし ても働くエラストマシール68の種々異なる高さによって中間室の容積を種々の 大きさにすることもできる。エラストマシールは油タンクの内側と外側の外壁の 間の共振絶縁にも役立つ。 外壁13はわずかな間隔をおいて別のタンク壁69によって取囲まれている。 このタンク壁69の上縁は同様にフランジ状の区分67として外へ出されている 。外壁13とタンク壁69との間を水が流れ、この水によって両方の外壁13, 14の間にある油が冷却される。両方の壁13,69の間を適当に遮断すること で、水が冷却蛇管におけるように入口から出口に流れるようにすることができる 。外壁13のフランジ67とタンク壁69の間にはエラストマシール70がある 。 第4図から第6図までの実施例のポンプユニット11も同様に、内側の外壁1 4により制限された内室31内に完全に位置し、同様に電気モータ21を有し、 この電気モータ21によってハイドロポンプ20と案内薄板23内にある送風羽 根車が駆動可能である。ポンプユニット11はその軸線を油タンク10の長手方 向に向けて油タンク10の内室31内に配置され、フレーム12に懸吊されてい る。このフレーム12には第1図から第3図までの実施例の場合と似たように、 4つのフレーム支持部35が所属している。これらのフレーム支持部35の内、 それぞれ2つは油タンク10の長手方向側において油タンクの外側に位置してい る。油タンク10はそのフランジ67で減衰支承部71を介してフレーム支持部 35の上に支持されている。基礎と各フレーム支持部35との間にも減衰支承部 71が間挿されている。各フレーム支持部35においては3つのフランジ67が 間にあるエラストマシール68,70とタンク壁69の下にある減衰支承部71 と内側の外壁14のフランジ67の上に配置された減衰支承部71と共にクラン プ72で纏めて保持されている。2つの保持体30は油タンク10の上側で内室 31に亙って横に延び、それぞれ互いに向き合った2つのフレーム支持部35に 固定されている。内室31では両方の保持体30は2つの別の保持体73を介し て互いに結合されている。保持体73はタンク10の長手方向に延び、減衰支承 部71を介して保持体30に懸吊されている。保持体73は油タンク10の外壁 14の近くに位置しているので、1つの保持体30が全体に亙って延びているハ イドロポンプ20への接近を保持体73は不要に困難にしない。最後に保持体7 3には保持体30に対して平行に延びるが、保持体30よりもわずかな間隔を間 に有する別の保持体74が直接的に固定されている。これらの保持体74には電 気モータ21のケーシングと一体に構成された固定アイ75でポンプユニット1 1が懸吊されている。さらに保持体73の間の間隔を減少させるか又は固定アイ 75を斜め外方へ延びるようにし、ポンプユニット11を直接的に保持体73に 固定し、保持体74を省略することも考えられる。 油タンク10の内側の外壁14のフランジ67の上には2部分から成る消音プ レート80が載設されている。この消音プレート80は電気モータ21とハイド ロポンプ20との間の切断個所の範囲で分離されているので、ハイドロポンプ2 0の接近のためには消音プレート80の一方の部分だけが取除かれる必要がある 。消音プレートは適当な切欠きを保持体30のためと 、保持体30と保持体37との間の減衰支承部71とのためと、クランプ72の ためとに有している。油タンク10の幅の狭い各側方部分の範囲においては消音 プレート80は透し孔81もしくは82を備えている。これらの透し孔は内側の 外壁14の側方部分66の内部で直接的に内室31へ開口している。ポンプユニ ット11に向かっては、透し孔81,82はそれぞれ1つの消音プレート83で 遮蔽されている。これらの消音プレート83はポンプユニットの長手方向軸線に 対して垂直に配置され、消音プレート80から内室31内に突入しているが、タ ンク10の内側の外壁14の底65から間隔を有している。消音プレート83は その寸法全体に亙って通気性であることができる。これに対して通気性でないの はポンプユニット11の軸線に対して横方向に配置され、案内薄板23と油タン ク10の内側の外壁14との間及び外壁14と消音プレート80との間を延びる 分離壁84である。分離壁84は送風羽根車がそれぞれ空気だけを透し孔81か ら吸込み、内室31内に送風羽根車を介して案内される閉じられた空気流が発生 しないようにするために役立つ。 運転中には空気は消音プレート80の透し孔81を通って内室31内に流れ、 透し孔81に配属された消音プレート83と内側の外壁14の底65との間を送 風羽根車に達し、送風羽根車によりポンプユニット1 1に沿って圧送され、他方の消音プレート83を巡って透し孔82に達し、この 透し孔82を通って再び大気へ達する。図示の如く、透し孔82の内室31への 開口と大気への開口はこの透し孔の幅だけ互いにずらされている。もちろん透し 孔81もこのように構成することができる。これによって油圧装置の騒音エミッ ションは大きく減少させられる。 消音プレート80においては冷却空気流のための通気性はまず透し孔81と8 2で与えられているのに対し、第1図から第3図までの実施例の消音プレート6 0は面全体が通気性である。 油タンク10に向かってはポンプユニット11は消音プレート90によって遮 蔽されている。この消音プレート90はポンプユニットと内側の外壁14の長い 側方部分との間に配置され、壁84と壁83との間を延びている。例えばこのた めにはコンパクト吸収材の名称で市販されているプレートを使用することができ る。 第7図に部分的に示したプラスチック射出成形機のための油圧装置は原理的に は第4図から第6図までの油圧装置と同じ構造を有している。槽状の中空の油タ ンク10は槽状の外側の外壁13と槽状の内側の外壁14とを有している。内側 の外壁14は内室31を制限し、この内室31にはポンプユニット11が完全に 受容されている。ポンプユニット11は空冷された電 気モータ21と案内薄板23内にある送風羽根車と電気モータにより駆動可能な ハイドロポンプ22とから成っている。 第7図の実施例と第4図から第6図までの実施例との間の著しい相違は第7図 の実施例の外側の外壁13がプラスチック射出成形機の機械スタンドの1部であ ることである。したがって特に外側の外壁13の側方部分66は機械のための支 持機能を有している。底65に対して間隔をおいて側方部分66の内側にはブラ ケット85が固定されている。このブラケット85の上には油タンク10の内側 の外壁14がフランジ67でスペーサ68を介して支持されている。このスペー サ68はシールとしても働くことができる。 ポンプユニット11は固定アイ75を介して2つの保持体73に固定されてお り、保持体73は減衰部材71を介して2つの長手方向保持体30に懸吊されて いる。長手方向保持体30は減衰支承部86を介して内側の外壁14のフランジ 67の上に載置されている。したがってポンプユニット11の重量は油タンク1 0の内側の外壁14の上に作用し、この外壁14をブラケット85の上にタンク 10内にある油の浮揚力に抗して保持する。フランジ67とブラケット85との 間には特別な結合部材、例えばねじは不要である。エラストマシール68と減衰 支承部86は、内側の外壁14とポンプユニット11とが相対的にかつ外側の外 壁13に向かって滑り動くことがないように容易に構成することができる。第4 図から第6図までの実施例の場合のように、消音プレート80は内室31を覆っ ている。この消音プレートは電気モータを冷却する空気流内にある透し孔81を 有している。消音プレート30に対して垂直に配置された消音プレート83によ ってポンプユニット11に向かって透し孔81は覆われている。第7図と先の記 述とから判るようにポンプユニット11は油タンク10の内側の外壁13により 、すなわち油タンク10により保持される。この実施例では付加的なフレームは 存在していない。 第8図と第9図に示した中空円筒状の油タンク10はプラスチックからブロー 成形によって一体に製造されている。この油タンク10には点検開口87が設け られており、この点検開口87は外部から外壁13,14を通って内室31に通 じ、この点検開口87を通して、内室31内にあるポンプに容易に近づくことが できるような個所にある。点検開口は通常は消音作用を有する挿入体で閉鎖され ており、点検のために開放される。油タンク10には一体に、油を充填するため に役立つ接続部16と掃除開口を取囲み、油タンク10の長手方向で見て油タン クの中央にある接続部88とが成形されている。 第10図と第11図とに示した両油圧装置は第4図から第6図までと第7図の 実施例のように、外側の槽 状の外壁13と内側の槽状の外壁14とを有する槽状の中空の油タンク10を有 している。外壁13の底65はブロック状の弾性的な支承体89を介して基礎9 0の上に配置されている。外壁13と基礎90との間の支承体の上に正確に位置 する別の弾性的な支承体89によって外壁14の底65は外壁13の底65に対 して間隔をおいて保持され、外壁14は外壁13の上に支えられる。 第10図と第11図とに示された両方の実施例のポンプユニット11は送風羽 根車を有しておらず、第2の油タンク91の内部で油に浸漬されているいわゆる 油下ユニットである。ポンプユニット11は2つの保持体73に弾性的な支承体 71を介して、電気モータ21は実質的に完全に油面下にあるが、ポンプ10は 部分的に油面の上に見えるように懸吊されている。ポンプの前記部分には油に接 触しないことが有利である、例えば電子的な構成部分がある。 第2の油タンク91は第1の油タンクの内側の外壁14によって制限された内 室31内にあり、通常の構造形式を有し、唯一の槽状の外壁92を有している。 この外壁92の底65は弾性的な支承体89を介して第1の油タンク10の内側 の外壁14の底65に対して間隔をおいて保持されている。外壁14と92の側 方部分の間にも間隔がある。保持体73は第2の油タンクの外壁の上に位置して いるので、油タンクの重量 の他に、ポンプユニット11の重量も油タンク10の外壁14を最上位のブロッ クを介して押さえる。油タンク10の両方の外壁13と14の間の結合又は内側 の外壁14を基礎90に直接的に結合することは必要ではなくなる。 両方の油タンク10と91は互いに管93を介して連通している。この管93 は外壁14と92との間の中間室94を通って延び、この両方の外壁の底65に おけるそれぞれ1つの開口から外へ達している。1つの管の代わりに弾性的なホ ースを使用することもできる。有利な形式でポンプ20は第2の油タンク91内 にある油を吸込むのに対し、戻し導管は第1の油タンク10に開口しているので 、強制的に油タンク内で油交換が行われる。戻し導管から来る、温度の高い油は まず油タンク10の外側の外壁13を介して放熱するが、この油タンク10の内 側の外壁14を介しても放熱する。第2の油タンクの外壁92も放熱に寄与する 。 両方の油タンク10,91は消音プレート80によって覆われている。この消 音プレート80は中間室94の範囲に空気スリット95を有しているので中間室 94内にある空気は交換され、熱は外へ搬出される。必要な冷却に応じて強制的 に冷却空気流又は冷却液流を中間室94を通して生ぜしめることもできる。多か れ少なかれ正方形である支承体89の代わりに槽状の 外壁13,14,92がコーナで坐着する角ばった切欠きを有する支承体を使用 することもできる。外壁13と14との間にある支承体89は同時に、外壁13 ,14の内側のコーナ内まで達することができる。このような形式で、支承体は 外壁を相互に位置決めする。騒音減衰度を高めるためには中間室94は砂で充た しておくことができる。 第10図の実施例では管93を介して、管93が弾性的なホースとして構成さ れていると、油タンク10の内側の外壁14と油タンク91の外壁92との間の 直接的な結合が行われている。これは第11図の実施例では回避されており、油 タンク10,91における両方の油容量はU字形の上昇管96を介して互いに交 換されるようになっている。上昇管96は油タンク91の外壁92と油タンク1 0の内側の外壁14とを越えて延びかつ一方の端部で油タンク91内にある油に 浸漬されかつ他方の端部で油タンク10内にある油に浸漬されている。このよう な構成では両方の油タンクの間の接続個所が不緊密になり、油が中間室94内に 達する危険がなくなる。この上昇管は例えば消音プレート80において保持して おくことができる。 これまで記述したすべての実施例とは異なって第12図の実施例では、ポンプ ユニット11のポンプ20だけが中空の油タンク10によってかつ消音プレート 80によってカプセル化されている。中空の油タンク 10はこの場合にも槽状に、内側の外壁13と外側の外壁14をもって構成され ている。両方の外壁は油タンク10の上縁においてフランジ67の形で外へ引出 され、そこでエラストマシール68を介して互いに接触している。ポンプユニッ ト11が外部から内室31内に挿入されるためには消音プレート80は透し孔9 7を有している。ポンプユニット11の重量は単数又は複数の保持体30と減衰 支承部86とを介して内側の外壁14のフランジ67に作用し、ひいては油タン ク10内に油が存在している場合に内側の外壁14において浮揚することを回避 させるために外側の外壁13のフランジ67に作用する。保持体30は消音プレ ート80の内側の切欠き内に位置している。 第12図の油圧装置においてはポンプユニット11は特に簡単な形式で保持体 30を介して油タンク10に支持可能である。ポンプ20と電気モータ21との 間の切断個所がちょうど油タンク10の上縁の高さに位置しているので、支持は まっすぐな保持体30で可能である。油によって冷却されているポンプで、油圧 装置の主要な騒音源は騒音カプセル化されることになる。電気モータはカプセル の外にあるので、電気モータにおいてその冷却のために施されている処置を越え て別の処置を施すことは必要ではない。ポンプユニットを垂直に配置することに より、小さな基面しか必要としない油圧装置を実現することができる。 ポンプ20と電気モータ21は通常の形式で弾性的なポンプ保持体を介して互 いに結合されており、これによって共振と振動とが伝達されることがほぼ回避さ れている。ポンプ振動はすべての力を形状接続で伝達する、耐熱性でかつ耐液性 のゴムリングにより絶縁されかつ減衰される。モータ軸とポンプ軸との間にねじ り弾性的なクラッチを用いるとポンプとモータとの間にはもはや金属的の結合は 形成されない。弾性的なポンプ保持体は通常の構造形式を有し、例えば1991 年出願人出版の書籍「Grundlagen und Komponentender Fluid−Technik Hydraul ik Band 1」の295ページ以後に記載されている。 本発明の油圧装置においては特に顕著な利点をもってポンプの吸込み導管内及 びカプセルの内室又は油を受容する容積内に、反対原理に基づく、自体公知の脈 動減衰器又は容積共振器として作用する中間タンクが挿入されている。本発明の 装置はポンプによる空気音の放射が強く減少されるので、油タンクを介する音の 放射が大きな意義を持つ。この音の放射は脈動減衰器又は中間タンクによって減 少させられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 P4337131.0 (32)優先日 1993年10月30日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,BB,BG,BR,C A,CN,CZ,FI,HU,JP,KP,KR,NO ,NZ,PL,RO,RU,SK,UA,US,

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.中空の油タンク(10)を有する油圧装置であって、油タンク(10)が外 側の外壁(13)と内側の外壁(14)との間に油のための受容容積を有し、電 気モータ(21)とこの電気モータ(21)によって駆動されるポンプ(20) とを有するポンプユニット(11)を備えている形式のものにおいて、少なくと もポンプ(20)、有利にはポンプユニット(11)が、主として中空の油タン ク(10)と少なくとも1つの消音部材(60,80)とによって形成されたカ プセル内に受容されていることを特徴とする、油圧装置。 2.第2の油タンク(91)が設けられ、ポンプユニット(11)が油下ユニッ トとして第2の油タンクの油受容容積内に配置されており、第2の油タンク(9 1)がポンプユニット(11)と一緒に、主として中空の第1の油タンク(10 )と少なくとも1つの消音部材(80)とによって形成されたカプセル内に受容 されており、この場合、第2の油タンク(91)の外壁(92)と第1の油タン ク(10)の内側の外壁(14)とが互いに間隔をおいて保持され、両方の油タ ンク(10,91)が油交換のために互いに接続されている、請求項1記載の油 圧装置。 3.第2の油タンク(91)の外壁(92)と第1の油タンク(10)の内側の 外壁(14)との間の中間室(94)が空気交換のために大気と接続されている 、請求項2記載の油圧装置。 4.両方の油タンク(10,91)が連通管の形式でその間の中間室(94)を 介して互いに接続されている、請求項2又は3記載の油圧装置。 5.両方の油タンク(10,91)が両方の油容量内に浸漬した、油レベルの上 側を延びる上昇管(96)で互いに接続されている、請求項2又は3記載の油圧 装置。 6.上昇管(96)が第1の油タンク(10)の内側の外壁(14)と第2の油 タンク(91)の外壁(92)とを越えて延びている、請求項5記載の油圧装置 。 7.電気モータ(21)が空冷され、電気モータ(21)により送風羽根車(2 2)が駆動可能であり、消音部材(60,80)が冷却空気流のために透過性で ある、請求項1記載の油圧装置。 8.中空の油タンク(10)の大きさが、その内側の外壁(14)により制限さ れた内室(31)がポンプユニット(11)全体又は第2の油タンク(91)全 体を受容するように設定され、内室(31)の開放側に消音プレート(60,8 0)が存在している、請求項1から7までのいずれか1項記載の油圧 装置。 9.中空の油タンク(10)が中空円筒形に2つの開放した端面をもって構成さ れており、内室(31)の各端面側に消音部材(60)が存在している、請求項 1から8までのいずれか1項記載の油圧装置。 10.ポンプユニット(11)の軸線が中空の油タンク(10)の長手方向に延び るようにポンプユニット(11)が内室(31)内に配置されている、請求項9 記載の油圧装置。 11.中空の油タンク(10)とポンプユニット(11)とが横にして配置されて いる、請求項10記載の油圧装置。 12.中空の油タンク(10)が槽状に1つの開放した側をもって構成され、開放 した側が消音部材(80)によって覆われている、請求項1から8までのいずれ か1項記載の油圧装置。 13.ポンプユニット(11)が横にして有利には細長い、槽状の油タンク(10 )内に配置されている、請求項12記載の油圧装置。 14.槽状の中空の油タンク(10)の外側の外壁(13)が機械スタンド、特に プラスチック射出成形機のスタンドの1部である、請求項12又は13記載の油 圧装置。 15.槽状の中空の油タンク(10)の外側の外壁(13)がその側方部分(66 )の内側にブラケット( 85)を備え、このブラケット(85)により内側の外壁(14)が直接又はス ペーサ(68)を介して保持されている、請求項12,13又は14記載の油圧 装置。 16.槽状の中空の油タンク(10)が外側の外壁(13)において両方の外壁( 13,14)の底(65)の間にあるスペーサ(89)に支えられている、請求 項12から14までのいずれか1項記載の油圧装置。 17.中空の油タンク(10)の両方の外壁(13,14)が開放側においてそれ ぞれフランジ状の区分(67)で外へ引き出され、両方のフランジ状の区分(6 7)が直接又はスペーサ(68)を介して互いに接触している、請求項1から1 6までのいずれか1項記載の油圧装置。 18.中空の油タンク(10)の内側の外壁(14)がポンプユニット(11)又 は第2の油タンク(91)によって当該外壁(14)に作用する浮揚力に抗して 押さえられている、請求項12から17までのいずれか1項記載の油圧装置。 19.ポンプユニット(11)及び(又は)第2の油タンク(91)が中空の油タ ンク(10)によって保持されている、請求項1から18までのいずれか1項記 載の油圧装置。 20.中空の油タンク(10)及び(又は)ポンプユニ ット(11)及び(又は)第2の油タンクがフレーム(12)によって保持され ている、請求項1から19までのいずれか1項記載の油圧装置。 21.1つの開放側において中空の油タンク(10)の少なくとも1つの外壁(1 3,14)がフランジ状の区分(76)で外へ引き出されており、中空の油タン ク(10)が外壁(13,14)のフランジ状の区分(67)でフレーム(12 )に支えられている、請求項20記載の油圧装置。 22.フレーム(12)がフランジ状の区分(67)をクランプ(72)で掴んで いる、請求項21記載の油圧装置。 23.中空の油タンク(10)の両方の外壁(13,14)が、最大油レベルの上 側で、有利には外側の外壁(13)の外へ引き出されたフランジ状の区分(67 )と内側の外壁(14)の外へ引き出されたフランジ状の区分(67)との間を 環状に延びるエラストマシール(68)を介在させてクランプ(72)で纏めて 保持されている、請求項1から22までのいずれか1項記載の油圧装置。 24.消音部材(80)に冷却空気流のための透し孔(81,82)が在り、ポン プユニット(11)が内室(31)内に配置された別の消音部材(83)によっ て透し孔(81,82)に対して遮蔽されている、請求項1から23までのいず れか1項記載の油 圧装置。 25.別の消音部材(83)の縁部が区分的に、中空の油タンク(10)の内側の 外壁(14)から間隔を有している、請求項24記載の油圧装置。 26.送風羽根車(22)の平面において、送風羽根車(22)と中空の油タンク (10)の内側の外壁(14)もしくは内室(31)の開放側を閉鎖する消音部 材(80)との間に、通気性の壁(84)が配置されている、請求項1から25 までのいずれか1項記載の油圧装置。 27.ポンプユニット(11)と中空の油タンク(10)の内側の外壁(14)と の間に消音部材(90)が配置されている、請求項1から26までのいずれか1 項記載の油圧装置。 28.中空の油タンク(10)とポンプユニット(11)が互いに無関係にフレー ム(12)により、有利には同じフレーム(12)により保持されている、請求 項1から27までのいずれか1項記載の油圧装置。 29.ポンプユニット(11)が各支持個所において、弾性体(41,71)を有 する、少なくとも1つの減衰支承部(41,42,71)を介して支持されてい る、請求項1から28までのいずれか1項記載の油圧装置。 30.中空の油タンク(10)が各支持個所において、 弾性体(57,71)を有する、少なくとも1つの減衰支承部(55,71)を 介して支持されている、請求項1から29までのいずれか1項記載の油圧装置。 31.1つの支持個所がそれぞれ1つの減衰支承部(41,42)をフレーム(1 2)の保持体(30)の両側に有し、保持体(30)と、両方の減衰支承部(4 1,42)と、ポンプユニット(11)もしくは中空の油タンクにおける保持プ レート(40)とが少なくとも1つの緊締部材(44)、有利にはこれらを貫通 するねじによって纏めて保持されている、請求項29又は30記載の油圧装置。 32.1つの減衰支承部(41,42)がフレーム(12)の1つの保持体(30 )に沿って延び、減衰支承部(41,42)の弾性体(41)が保持体に直接的 に接触している、請求項29から31までのいずれか1項記載の油圧装置。 33.1つの減衰支承部(55)がフレーム(12)の保持体(30)に対して横 方向に延び、減衰支承部(55)の弾性体(57)と保持体(30)との間に、 この保持体(30)に対して横方向に延びる形状安定のプレート(56)が位置 している、請求項29から32までのいずれか1項記載の油圧装置。 34.フレーム(12)が内室(31)を通って又は内室(31)の上を延びる少 なくとも1つの保持体( 30)を有し、この保持体(30)により中空の油タンク(10)及び(又は) ポンプユニット(11)が支持されており、保持体(30)が内室(31)の外 側でフレーム支持部(35)で支えられている、請求項1から33までのいずれ か1項記載の油圧装置。 35.各存在する保持体(30)がほぼポンプユニット(11)の上側を延びてい る、請求項34記載の油圧装置。 36.1つの減衰支承部(55)がフレーム(12)の保持体(30)に対して横 方向に延び、減衰支承部(55)の弾性体(57)と保持体(30)との間に、 この保持体(30)に対して横方向に延びる形状安定のプレート(56)が位置 しており、フレーム(12)が同じ方向に延びる2つの保持体(30)を有し、 1つの減衰支承部(55)の形状安定のプレート(56)と弾性体(57)とか 両方の保持体(30)に亙って横方向に延びている、請求項34又は35記載の 油圧装置。 37.保持体(30)が横に位置する脚部(32)と立てに位置する脚部(33) とを有するアングル成形体を有し、保持体(30)が、立てに位置する前記脚部 (33)に対して平行に延びるポンプユニット中央平面(34)の外側でポンプ ユニット(11)の長手方向に延びており、立てに位置する前記脚部 (33)が、横に位置する前記脚部(32)の、ポンプユニット中央平面(34 )から遠く離れた長手方向縁において、横に位置する前記脚部(33)に結合さ れている、請求項34,35又は36記載の油圧装置。 38.フレーム支持部(35)が中空円筒状の油タンク(10)の一方の端面の前 で、中空円筒状の油タンク(10)の内側の外壁(14)によって描かれる面の 外側に位置している、請求項34から37までのいずれか1項記載の油圧装置。 39.内室(31)を通って延びる、フレーム(12)が有する2つの長手方向保 持体(30)が、中空円筒状の油タンク(10)の各端面の前で、長手方向保持 体(30)を越えて側方に突出する横方向保持体(36)によって互いに結合さ れており、横方向保持体(36)が、一方の長手方向保持体(30)から見て、 他方の長手方向保持体(30)の向こう側でフレーム支持部(35)によって支 持されている、請求項38記載の油圧装置。 40.中空円筒状の油タンク(10)とポンプユニット(11)とが横にして配置 されており、フレーム(12)が内室(31)を通って延びる2つの長手方向保 持体(30)を有しており、油タンク(10)が有利には中空円筒状の油タンク の内側の外壁(14)と少なくとも1つの長手方向保持体(30)と の間にある少なくとも2つの減衰支承部(55)を介して長手方向保持体(30 )に支えられている、請求項1から39までのいずれか1項記載の油圧装置。 41.1つの減衰支承部(55)が少なくとも1つの長手方向保持体(30)と中 空円筒状の油タンク(10)との間の自由な横断面をほぼ充たしている、請求項 40記載の油圧装置。 42.存在する各長手方向保持体(30)がほぼポンプユニット(11)の上側を 延び、少なくとも1つの減衰支承部(55)が中空円筒状の油タンク(10)の 一方の端面側に配置され、消音プレート(60)が減衰支承部(55)の横に残 った端面範囲だけを覆っている、請求項41記載の油圧装置。 43.ポンプ(20)と中空の油タンク(10)との間の導管(45,46)にホ ース片(47)が挿入されている、請求項1から42までのいずれか1項記載の 油圧装置。 44.ポンプ(20)の圧力導管(48)内に挿入された脈動減衰器(49)が、 中空の油タンク(10)の内側の外壁(14)により制限された内室(31)の 内部に配置されている、請求項1から43までのいずれか1項記載の油圧装置。 45.中空の油タンク(10)が横断面で見てほぼ方形の輪郭を有している、請求 項1から44までのいず れか1項記載の油圧装置。 46.中空の油タンク(10)の外壁、有利には外側の外壁(13)を巡って冷却 液が流れるようになっている、請求項1から45までのいずれか1項記載の油圧 装置。 47.中空の油タンク(10)の外壁(13)に対して間隔をおいて第3のタンク 壁(69)があり、両方の壁(13,69)の間の中空室を冷却液が貫流するよ うになっている、請求項46記載の油圧装置。 48.中空の油タンク(10)がブロー成形によりプラスチックから製造されてい る、請求項1から47までのいずれか1項記載の油圧装置。 49.中空円筒状の油タンク(10)が両方の外壁(13,14)が貫通する、内 室(31)内へ通じる点検開口(87)を有している、請求項1から48までの いずれか1項記載の油圧装置。 50.ポンプ(20)だけがカプセル内に位置している、請求項1から49までの いずれか1項記載の油圧装置。 51.ポンプ(20)が槽状の中空の油タンク(10)内にあり、油タンク(10 )がポンプユニット(11)のための透し孔(97)を有する消音部材(80) によって覆われている、請求項50記載の油圧装置。 52.ポンプユニット(11)が立型に配置され、中空 の油タンク(10)の上方縁部の上に少なくとも1つの保持体(30)を介して 支えられており、該保持体(30)がポンプ(20)と電気モータ(21)との 間の切断個所においてポンプユニット(11)と連結されている、請求項50又 は51記載の油圧装置。 53.ポンプの吸込み導管内に脈動減衰器又は中間タンクが挿入されている、請求 項1から52までのいずれか1項記載の油圧装置。
JP6517599A 1993-02-02 1994-01-28 油圧装置 Pending JPH08506405A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4302843.8 1993-02-02
DE4302843 1993-02-02
DE4326139.6 1993-08-04
DE4326139 1993-08-04
DE4337131.0 1993-10-30
DE4337131A DE4337131A1 (de) 1993-02-02 1993-10-30 Hydraulikaggregat
PCT/EP1994/000247 WO1994018459A1 (de) 1993-02-02 1994-01-28 Hydraulikaggregat

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08506405A true JPH08506405A (ja) 1996-07-09

Family

ID=27204713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6517599A Pending JPH08506405A (ja) 1993-02-02 1994-01-28 油圧装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5725361A (ja)
EP (1) EP0683864B1 (ja)
JP (1) JPH08506405A (ja)
KR (1) KR100300478B1 (ja)
CN (1) CN1056218C (ja)
AU (1) AU5999794A (ja)
BR (1) BR9405876A (ja)
CZ (1) CZ285123B6 (ja)
DE (2) DE4337131A1 (ja)
ES (1) ES2102828T3 (ja)
WO (1) WO1994018459A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016203330A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 自律型筋肉ロボット

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19500333C2 (de) * 1995-01-07 1998-09-10 Franz Henninghaus Hydraulische Betätigungseinrichtung für Ladebordwände bei Fahrzeugen oder stationären Hubeinrichtungen
DE19512901A1 (de) * 1995-04-06 1996-10-10 Rexroth Mannesmann Gmbh Gestellanordnung für die Abstützung des Ölbehälters eines Hydraulikaggregats
DE19711591A1 (de) 1997-03-20 1998-09-24 Fluidtech Gmbh Fluidkühlvorrichtung
US5894830A (en) * 1997-12-15 1999-04-20 Caterpillar Inc. Engine having a high pressure hydraulic system and low pressure lubricating system
DE29809935U1 (de) * 1998-06-03 1998-10-08 Heilmeier & Weinlein Hydraulisches Motor-Pumpenaggregat
DE10010776B4 (de) * 2000-03-04 2008-04-24 Bosch Rexroth Aktiengesellschaft Hydraulikaggregat
WO2003093675A1 (en) * 2002-04-27 2003-11-13 Lg Electronics Inc. Compressor having noise reducing apparatus
DE10224921A1 (de) * 2002-06-04 2003-12-18 Bosch Rexroth Ag Grundplatte für ein Hydraulikaggregat
DE10249337A1 (de) * 2002-10-22 2004-05-06 Bosch Rexroth Ag Geräuscharmes Hydraulikaggregat
DE10341425A1 (de) 2003-09-09 2005-03-31 Bosch Rexroth Ag Hydraulikaggregat mit einem Vorratsbehälter für Hydraulik-Flüssigkeit und mit einer Motor-Pumpe-Einheit
DE202005005623U1 (de) * 2005-04-08 2006-08-10 Hawe Hydraulik Gmbh & Co. Kg Kompaktpumpen-Baugruppe und Hydroaggregat
US20090263258A1 (en) * 2007-02-27 2009-10-22 Sauer-Danfoss Inc. Vibration dampening media in hydraulic power units
DE102008017253A1 (de) 2008-04-04 2009-10-08 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zur Dämpfung von Pulsationen in einer Leitung für ein hydraulisches Druckmittel und Hydropumpe
DE102010015496B4 (de) * 2010-04-16 2018-07-12 Gedore Torque Solutions Gmbh Gehäuse für ein Hydraulikaggregat
US8899378B2 (en) 2011-09-13 2014-12-02 Black & Decker Inc. Compressor intake muffler and filter
AU2012216658B2 (en) 2011-09-13 2016-09-15 Black & Decker Inc Method of reducing air compressor noise
CN103062160A (zh) * 2013-01-24 2013-04-24 兰州理工大学 一种整体式电机叶片泵液压动力单元
US20150375966A1 (en) * 2014-06-30 2015-12-31 Thyssenkrupp Elevator Corporation Noise Abatement for Elevator Submersible Power Units
CN105697450A (zh) * 2014-11-27 2016-06-22 无锡市海骏液压机电设备有限公司 液压泵站的缓冲支撑装置
CN105697939A (zh) * 2014-11-27 2016-06-22 无锡市海骏液压机电设备有限公司 下置式液压泵支撑架
CN104481935B (zh) * 2014-12-24 2016-11-09 淄博大力矿山机械有限公司 液压装岩机带冷却装置的液压油箱
US11111913B2 (en) 2015-10-07 2021-09-07 Black & Decker Inc. Oil lubricated compressor
CN105257609A (zh) * 2015-11-23 2016-01-20 中核(天津)机械有限公司 机床液压站
CN106015167A (zh) * 2016-07-13 2016-10-12 哈威油液压技术(上海)有限公司 齿轮泵液压泵站
DE102016009951A1 (de) * 2016-08-12 2018-02-15 Volker Kay Müller Hydraulisches Antriebsaggregat
CN108006021B (zh) * 2017-11-29 2019-06-21 浙江海洋大学 船舶的液压装置
CN109372830A (zh) * 2018-12-12 2019-02-22 重庆凯瑞汽车试验设备开发有限公司 伺服油源装置
CN113800420A (zh) * 2021-09-02 2021-12-17 武汉船用机械有限责任公司 一种扭转弹簧及辅助卷升的绞绳卷筒
DE102021133753A1 (de) * 2021-12-17 2023-06-22 Arburg Gmbh + Co Kg Maschinengestell

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8207794U1 (de) * 1982-08-05 Wachkamp, Heinz-Günter, 6310 Grünberg Hydraulische Versorgungseinheit
DE8204826U1 (de) * 1982-08-12 Glyco-Antriebstechnik Gmbh, 6200 Wiesbaden Vorrichtung zum Fördern und Kühlen von fließfähigen Druckmedien zum Antrieb von Maschinen und Geräten
DE1900409B2 (de) * 1968-05-08 1977-01-13 Ab Imo-Industri, Stockholm Pumpeneinheit aus fluessigkeitstank und pumpen-motor-aggregat
SE328481B (ja) * 1968-12-13 1970-09-14 Imo Industri Ab
US3708977A (en) * 1970-12-31 1973-01-09 Int Basic Economy Corp Hydraulic power unit
DE2634129C3 (de) * 1976-07-29 1979-03-01 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Flfissigkeitsring-Pumpenanordnung
US4201523A (en) * 1978-01-23 1980-05-06 Olofsson Bjorn O E Device for cooling and silencing of noise of a compressor or vacuum pump
GB1592218A (en) * 1978-01-24 1981-07-01 Olofsson B O E Device for cooling and silencing of noise of a compressor or vacuum pump
DE2934666A1 (de) * 1979-08-28 1981-03-19 Erich Ing.(grad.) 7913 Senden Altstadt Hydraulische antriebseinheit
US4569637A (en) * 1984-02-22 1986-02-11 Walbro Corporation In-tank fuel pump assembly
US4585398A (en) * 1984-08-08 1986-04-29 Drake Maurice D Combination fluid tank, air/fluid cooler and prime mover/pump mounting system for a hydraulic power unit
DE3709477A1 (de) * 1986-06-06 1987-12-10 Bosch Gmbh Robert Hydroeinheit
DE3702904A1 (de) * 1987-01-31 1988-08-11 Wagner Paul Heinz Hydraulisches versorgungsgeraet
US5169531A (en) * 1989-02-22 1992-12-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Noise diffusing fuel filter
US5211547A (en) * 1991-06-17 1993-05-18 Ford Motor Company Fuel pump and fuel sender assembly
GB9222475D0 (en) * 1992-10-24 1992-12-09 Mangar Aids Ltd Air pump apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016203330A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 自律型筋肉ロボット

Also Published As

Publication number Publication date
WO1994018459A1 (de) 1994-08-18
DE59402917D1 (de) 1997-07-03
DE4337131A1 (de) 1994-09-08
AU5999794A (en) 1994-08-29
CN1117309A (zh) 1996-02-21
CZ285123B6 (cs) 1999-05-12
KR960700416A (ko) 1996-01-20
KR100300478B1 (ko) 2001-10-22
ES2102828T3 (es) 1997-08-01
CN1056218C (zh) 2000-09-06
CZ168395A3 (cs) 1999-02-17
US5725361A (en) 1998-03-10
EP0683864B1 (de) 1997-05-28
BR9405876A (pt) 1995-12-12
EP0683864A1 (de) 1995-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08506405A (ja) 油圧装置
KR102353482B1 (ko) 의료용 흡인 펌프
EP2276982B1 (en) Two-stage cooling system
RU2734462C1 (ru) Устройство искусственной вентиляции легких с датчиком разности давлений
CN109578142A (zh) 集成式燃气轮机机组箱装体
CN101907009A (zh) 一种阻抗复合型水冷式柴油发电机组消声器
US5618410A (en) Automatically draining vacuum apparatus
US7461513B2 (en) Cooling system
CN201747435U (zh) 阻抗复合型水冷式柴油发电机组消声器
CN218911623U (zh) 一种组合式静音泵组
CN108136280A (zh) 用于对于一种液体进行排气的装置
JP6078805B2 (ja) パッケージ型回転ポンプユニットの冷却構造
CN109027528A (zh) 机组装配平台
CN1294386C (zh) 空调机的室内机
CN211259060U (zh) 风机组件以及呼吸机
CN209245584U (zh) 机组装配平台
CN210738818U (zh) 一种用于罗茨风机消音装置
JP2015075073A (ja) パッケージ型回転ポンプユニット
JP2001152847A (ja) 防音型エンジンポンプ
CN220134183U (zh) 冷却装置以及具有其的采油系统
JP2739185B2 (ja) 防音型作業装置
CN218523389U (zh) 一种可调节的冷却分流装置
CN214464512U (zh) 一种车用消声器排气冷却循环装置
JP6078740B2 (ja) パッケージ型回転ポンプユニット
CN219492559U (zh) 一种散热型自吸清水泵

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040322

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040623

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040817