JP2739185B2 - 防音型作業装置 - Google Patents
防音型作業装置Info
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- JP2739185B2 JP2739185B2 JP2098754A JP9875490A JP2739185B2 JP 2739185 B2 JP2739185 B2 JP 2739185B2 JP 2098754 A JP2098754 A JP 2098754A JP 9875490 A JP9875490 A JP 9875490A JP 2739185 B2 JP2739185 B2 JP 2739185B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は作業機とそれを駆動するエンジンとを防音ケ
ースに収容した防音型作業装置に関し、より具体的に
は、例えば比較的小型の発電機とそれを駆動するエンジ
ンとを防音ケースに収容して、エンジンや発電機からの
騒音が外部に漏れることを抑制した発電装置等の作業装
置に関する。
ースに収容した防音型作業装置に関し、より具体的に
は、例えば比較的小型の発電機とそれを駆動するエンジ
ンとを防音ケースに収容して、エンジンや発電機からの
騒音が外部に漏れることを抑制した発電装置等の作業装
置に関する。
[従来の技術] 防音型の発電装置としては、トラック等の車両に搭載
して電力を必要とする場所まで運ぶことのできる比較的
小型のものが広く利用されている。その様な装置として
は、例えば、実公昭53−47616号に記載されているよう
に、発電機とエンジン本体との組立体を防音ケース内の
主室内に配置し、エンジンのマフラーを上記主室とは別
の副室に配置した構造が既に提案されている。この構造
によると、マフラーの熱が防音ケースの内部全体に広が
ることを効果的に防止し、エンジン本体や発電機に対す
る冷却効果を高めるとともに、エンジンの吸気温度を低
く維持して性能を向上させることがある程度まで可能で
ある。
して電力を必要とする場所まで運ぶことのできる比較的
小型のものが広く利用されている。その様な装置として
は、例えば、実公昭53−47616号に記載されているよう
に、発電機とエンジン本体との組立体を防音ケース内の
主室内に配置し、エンジンのマフラーを上記主室とは別
の副室に配置した構造が既に提案されている。この構造
によると、マフラーの熱が防音ケースの内部全体に広が
ることを効果的に防止し、エンジン本体や発電機に対す
る冷却効果を高めるとともに、エンジンの吸気温度を低
く維持して性能を向上させることがある程度まで可能で
ある。
[発明が解決しようとする課題] ところが上記構造によると、防音ケース内の空気流路
の形状が比較的単純であり、従って短いので、充分に高
い騒音防止効果を得ることが困難である。
の形状が比較的単純であり、従って短いので、充分に高
い騒音防止効果を得ることが困難である。
又、従来構造では、騒音効果を考慮して防音ケースの
内部構造を複雑化すると、組み立てや、内部のエンジン
等の保守点検等を行いにくい。
内部構造を複雑化すると、組み立てや、内部のエンジン
等の保守点検等を行いにくい。
本発明は、騒音防止効果を充分に高めた内部通路構造
及び室構造を備え、しかも、組み立てや保守点検作業等
を容易に行える装置を提供しようとするものである。
及び室構造を備え、しかも、組み立てや保守点検作業等
を容易に行える装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、防音ケースに、縦方向に対向する1対の端
壁と、横方向に対向する1対の側壁と、上下方向に対向
する底壁及び上壁と、仕切板とを設け、仕切板により防
音ケースの内部を、一方の側壁に面する主室と、他方の
側壁に面する副室とに区画し、主室に、作業機と、該作
業機を駆動するエンジンの本体とを配置し、副室に、プ
リマフラー、メインマフラー及び配管より成るマフラー
組立体を配置するに当って、プリマフラーを作業機とエ
ンジン本体の結合方向と平行な縦方向に延びる姿勢で配
置し、プリマフラーの入口を一方の端壁側の端部に設
け、メインマフラーを残りもう一方の端壁側に上下に延
びる姿勢で防音ケースのほぼ全高にわたって配置し、プ
リマフラー入口排気管、プリマフラー、プリマフラーと
メインマフラーの連結管、メインマフラーより成る排気
ルートが防音ケースの縦方向寸法のほぼ全寸になるよう
に配置し、上記1対の側壁と上壁とを一体に形成し、仕
切板にマフラー組立体を固定したことを特徴とする防音
型作業装置である。
壁と、横方向に対向する1対の側壁と、上下方向に対向
する底壁及び上壁と、仕切板とを設け、仕切板により防
音ケースの内部を、一方の側壁に面する主室と、他方の
側壁に面する副室とに区画し、主室に、作業機と、該作
業機を駆動するエンジンの本体とを配置し、副室に、プ
リマフラー、メインマフラー及び配管より成るマフラー
組立体を配置するに当って、プリマフラーを作業機とエ
ンジン本体の結合方向と平行な縦方向に延びる姿勢で配
置し、プリマフラーの入口を一方の端壁側の端部に設
け、メインマフラーを残りもう一方の端壁側に上下に延
びる姿勢で防音ケースのほぼ全高にわたって配置し、プ
リマフラー入口排気管、プリマフラー、プリマフラーと
メインマフラーの連結管、メインマフラーより成る排気
ルートが防音ケースの縦方向寸法のほぼ全寸になるよう
に配置し、上記1対の側壁と上壁とを一体に形成し、仕
切板にマフラー組立体を固定したことを特徴とする防音
型作業装置である。
[実施例] 第1図は、本発明実施例の防音ケースの分解斜視略図
であり、第2図は第1図の防音ケースに発電機1とそれ
を駆動するエンジン本体2及びマフラー組立体3等を組
み込んだ防音型作業装置の一部切り欠き平面図、第3
図、第4図、第5図はそれぞれ第2図のIII−III、IV−
IV、V−V断面略図である。又、以下の説明では、各部
の方向や姿勢を明確に説明するために、水平かつ互いに
直交する2つの方向X、Yをそれぞれ縦方向及び横方向
と呼ぶ。
であり、第2図は第1図の防音ケースに発電機1とそれ
を駆動するエンジン本体2及びマフラー組立体3等を組
み込んだ防音型作業装置の一部切り欠き平面図、第3
図、第4図、第5図はそれぞれ第2図のIII−III、IV−
IV、V−V断面略図である。又、以下の説明では、各部
の方向や姿勢を明確に説明するために、水平かつ互いに
直交する2つの方向X、Yをそれぞれ縦方向及び横方向
と呼ぶ。
第1図において、防音ケースは、組み立て状態を2点
鎖線で示す如く、全体が概ね立方体状で、底壁組立体10
と、第1及び第2の端壁11、12と、第1及び第2の側壁
13、14と、上壁15とを外壁部材として備えている。底壁
組立体10は全体が概ね水平に延びており、その周縁部が
上方へ折り曲げられて、全体として偏平な上開きの箱を
形成している。図示の例では、底壁組立体10の下側に2
組の車輪16と車軸とが取り付けてあり、それにより装置
全体を移動させることができるようになっている。
鎖線で示す如く、全体が概ね立方体状で、底壁組立体10
と、第1及び第2の端壁11、12と、第1及び第2の側壁
13、14と、上壁15とを外壁部材として備えている。底壁
組立体10は全体が概ね水平に延びており、その周縁部が
上方へ折り曲げられて、全体として偏平な上開きの箱を
形成している。図示の例では、底壁組立体10の下側に2
組の車輪16と車軸とが取り付けてあり、それにより装置
全体を移動させることができるようになっている。
1対の端壁11、12は垂直かつ横方向Yに広がってお
り、互いに縦方向Xに対向している。1対の側壁13、14
は概ね垂直かつ縦方向Xに広がっており、互いに横方向
Yに対向している。これらの側壁13、14の上縁部は、水
平な上壁15の縁部に連続しており、側壁13、14と上壁15
とにより一体構造のメインケース17が形成されている。
り、互いに縦方向Xに対向している。1対の側壁13、14
は概ね垂直かつ縦方向Xに広がっており、互いに横方向
Yに対向している。これらの側壁13、14の上縁部は、水
平な上壁15の縁部に連続しており、側壁13、14と上壁15
とにより一体構造のメインケース17が形成されている。
上記各部により形成される防音ケースの内部には仕切
板20が配置されている。仕切板20は垂直かつ縦方向Xに
広がった大きい板で、後述する開口部を除いて防音ケー
スの内部を2つの空間、すなわち、主室21と副室22とに
区画している。仕切板20は側壁14よりも側壁13に近い位
置にあり、従って、主室21は、高さ及び縦方向Xの寸法
が副室22と同じであるが、横方向Yの寸法は副室22より
も大きい。
板20が配置されている。仕切板20は垂直かつ縦方向Xに
広がった大きい板で、後述する開口部を除いて防音ケー
スの内部を2つの空間、すなわち、主室21と副室22とに
区画している。仕切板20は側壁14よりも側壁13に近い位
置にあり、従って、主室21は、高さ及び縦方向Xの寸法
が副室22と同じであるが、横方向Yの寸法は副室22より
も大きい。
副室22には区画壁組立体25が配置され、区画壁組立体
25の内部に空間26と室27とが形成されている。区画壁組
立体25は空間26及び室27を上下及び縦方向Xから囲む複
数の板状部材の組立体又は折り曲げ体で形成されてい
る。
25の内部に空間26と室27とが形成されている。区画壁組
立体25は空間26及び室27を上下及び縦方向Xから囲む複
数の板状部材の組立体又は折り曲げ体で形成されてい
る。
空間26は横方向Yに見た形状が長方形に近い変形5角
形であり、その端壁12側の内面の下半部(傾斜壁部28)
が下方へゆくにつれて空間26の幅を狭めるように傾斜し
ている以外は、全ての内面は垂直又は水平である。室27
は、上述の傾斜壁部28から上方へ延びる垂直な壁部分29
を挟んで、空間26と反対側に位置している。より具体的
には、室27は直方体状の空間で形成されており、空間26
の上部に隣接している。
形であり、その端壁12側の内面の下半部(傾斜壁部28)
が下方へゆくにつれて空間26の幅を狭めるように傾斜し
ている以外は、全ての内面は垂直又は水平である。室27
は、上述の傾斜壁部28から上方へ延びる垂直な壁部分29
を挟んで、空間26と反対側に位置している。より具体的
には、室27は直方体状の空間で形成されており、空間26
の上部に隣接している。
仕切板20には、空間26とほぼ同じ寸法形状の開口30が
設けてあり、主室21と副室22は開口30を介して連通して
いる。更に仕切板20には、室27に連通する円形の開口31
と、室27の下側の(傾斜壁部28と端壁12との間の)空間
に連通する矩形の開口32(一部分のみ図示)が設けてあ
る。
設けてあり、主室21と副室22は開口30を介して連通して
いる。更に仕切板20には、室27に連通する円形の開口31
と、室27の下側の(傾斜壁部28と端壁12との間の)空間
に連通する矩形の開口32(一部分のみ図示)が設けてあ
る。
側壁13には、空間26に面する位置において、扉35によ
り閉鎖される開口(点検窓)が設けてあり、更に、室27
に連通する開口36も設けてある。又、図示されていない
が、側壁14や上壁15にも、エンジン点検等のために、蓋
で閉鎖される開口が設けられる。
り閉鎖される開口(点検窓)が設けてあり、更に、室27
に連通する開口36も設けてある。又、図示されていない
が、側壁14や上壁15にも、エンジン点検等のために、蓋
で閉鎖される開口が設けられる。
端壁12の上半部にも、主室21に面する位置に、扉37で
閉鎖される開口が設けられ、又、副室22に連通する開口
38が設けてある。他方の端壁11には、その上下方向の中
間部に、主室21に連通する開口39が設けてある。又、主
室21の内部には、端壁11に隣接させて冷却風ガイド組立
体40が設けてあり、この冷却風ガイド組立体40が、後述
する如く、開口39に連通する入口通路41を形成してい
る。
閉鎖される開口が設けられ、又、副室22に連通する開口
38が設けてある。他方の端壁11には、その上下方向の中
間部に、主室21に連通する開口39が設けてある。又、主
室21の内部には、端壁11に隣接させて冷却風ガイド組立
体40が設けてあり、この冷却風ガイド組立体40が、後述
する如く、開口39に連通する入口通路41を形成してい
る。
以上説明した種々の開口の内、蓋で閉鎖されない開口
(36、38、39)は、第1図に示した範囲が全面にわたっ
て開口しているわけではなく、例えば第5図の開口38か
ら明らかなように、それぞれ、複数の平行な庇付スリッ
ト又はスロットで形成されている。
(36、38、39)は、第1図に示した範囲が全面にわたっ
て開口しているわけではなく、例えば第5図の開口38か
ら明らかなように、それぞれ、複数の平行な庇付スリッ
ト又はスロットで形成されている。
第2図及び第3図から明らかなように、前述の冷却風
ガイド組立体40は端壁11と平行な端壁42及び中間壁43を
縦方向Xに狭い間隔を隔てて備えている。第3図の如
く、端壁42は底壁組立体10の本体(すなわち、水平な底
板46から開口39の上部と同じ高さまで延びている。中間
壁43は端壁42と端壁11の間に位置しており、上端が端壁
42の上端よりも多少高い位置にあるとともに、下端が底
板46から離れている。
ガイド組立体40は端壁11と平行な端壁42及び中間壁43を
縦方向Xに狭い間隔を隔てて備えている。第3図の如
く、端壁42は底壁組立体10の本体(すなわち、水平な底
板46から開口39の上部と同じ高さまで延びている。中間
壁43は端壁42と端壁11の間に位置しており、上端が端壁
42の上端よりも多少高い位置にあるとともに、下端が底
板46から離れている。
更に冷却風ガイド組立体40には、端壁11と中間壁43と
の間の部分の上端を閉鎖する上壁44や、入口通路41を側
壁14側から閉鎖する側壁45(第2図)及び側壁13側から
閉鎖する側壁(仕切板20の一部分又は別体の部材)も設
けてある。
の間の部分の上端を閉鎖する上壁44や、入口通路41を側
壁14側から閉鎖する側壁45(第2図)及び側壁13側から
閉鎖する側壁(仕切板20の一部分又は別体の部材)も設
けてある。
従って、前述の冷却風入口通路41は、そこでの冷却風
流を第3図に矢印Aで示す如く、開口39に連通する上流
端部から、端壁11と中間壁43との間を下方へ延び、中間
壁43の下側を通過して中間壁43と端壁42との間を上向き
に延び、その上向き部分の上端が主室21の広い空間に開
口している。
流を第3図に矢印Aで示す如く、開口39に連通する上流
端部から、端壁11と中間壁43との間を下方へ延び、中間
壁43の下側を通過して中間壁43と端壁42との間を上向き
に延び、その上向き部分の上端が主室21の広い空間に開
口している。
上述の入口通路41を通過して主室21へ流入した冷却風
は、発電機1やエンジン本体2の冷却に使用されるが、
その様な冷却空気の入口通路41が湾曲して全長が長くな
っているので、主室21内の騒音が入口通路41を通過して
開口39から外部に漏れることを効果的に防止できる。
は、発電機1やエンジン本体2の冷却に使用されるが、
その様な冷却空気の入口通路41が湾曲して全長が長くな
っているので、主室21内の騒音が入口通路41を通過して
開口39から外部に漏れることを効果的に防止できる。
前述の発電機1とエンジン本体2は縦方向Xに並べて
主室21に配置されており、発電機1が冷却風ガイド組立
体40に隣接している。発電機1本体とエンジン本体2と
の間には、発電機1を冷却するためのファン(図示せ
ず)及びそれを覆うファンケース47が設けてある。
主室21に配置されており、発電機1が冷却風ガイド組立
体40に隣接している。発電機1本体とエンジン本体2と
の間には、発電機1を冷却するためのファン(図示せ
ず)及びそれを覆うファンケース47が設けてある。
ファンケース47内のファンは発電機1のハウジングの
開口(図示せず)から内部へ冷却風を取り込んで発電機
1を冷却する。この冷却空気は、第4図に矢印Bで示す
如く、ファンケース47の下部かつ仕切板20側の側部から
下方へ排出される。
開口(図示せず)から内部へ冷却風を取り込んで発電機
1を冷却する。この冷却空気は、第4図に矢印Bで示す
如く、ファンケース47の下部かつ仕切板20側の側部から
下方へ排出される。
この排出空気を受け入れるために、ファンケース47の
上記側部の下側には排風ガイド50が設けてある。排風ガ
イド50はファンケース47に接合されて空気入口を形成す
る入口部分51と、入口部分51から、第2図の如く、仕切
板20側かつ端壁11側へ延びる通路部分52とを一体に備
え、通路部分52の先端開口が、仕切板20の下部に設けた
スリット開口53(第3図)を介して副室22に連通してい
る。
上記側部の下側には排風ガイド50が設けてある。排風ガ
イド50はファンケース47に接合されて空気入口を形成す
る入口部分51と、入口部分51から、第2図の如く、仕切
板20側かつ端壁11側へ延びる通路部分52とを一体に備
え、通路部分52の先端開口が、仕切板20の下部に設けた
スリット開口53(第3図)を介して副室22に連通してい
る。
従って、発電機1を冷却した後の比較的高温の空気
は、主室21に排出されずに、排風ガイド50の内部通路を
通って副室22に排出される。その結果、発電機1を冷却
した後の空気により主室21の温度が上昇すること、すな
わち、発電機1やエンジン本体2の冷却効率が低下する
ことが効果的に防止される。
は、主室21に排出されずに、排風ガイド50の内部通路を
通って副室22に排出される。その結果、発電機1を冷却
した後の空気により主室21の温度が上昇すること、すな
わち、発電機1やエンジン本体2の冷却効率が低下する
ことが効果的に防止される。
エンジン本体2も空冷式で、第2図及び第3図に示す
如く、端壁12に隣接する位置に冷却ファン(図示せず)
とそれを覆うスクロール55とを備えている。スクロール
55の矩形筒状の出口端部56は、第5図に明瞭に示す如
く、仕切板20の下部に設けた前述の開口32(第1図にも
図示)に嵌合している。従って、スクロール55により主
室21から吸引された冷却空気は、エンジン本体2を冷却
した後にスクロール55内から出口端部56の開口を通して
副室22の下部へ矢印Cの如く排出される。この空気は、
後述する理由により、端壁11側へ流すことが好ましく、
そのために、第2図の如く、側壁13の下部と端壁12の下
部の角部には、空気流を上述の如く方向付けるための湾
曲したガイド板58が設けてある。
如く、端壁12に隣接する位置に冷却ファン(図示せず)
とそれを覆うスクロール55とを備えている。スクロール
55の矩形筒状の出口端部56は、第5図に明瞭に示す如
く、仕切板20の下部に設けた前述の開口32(第1図にも
図示)に嵌合している。従って、スクロール55により主
室21から吸引された冷却空気は、エンジン本体2を冷却
した後にスクロール55内から出口端部56の開口を通して
副室22の下部へ矢印Cの如く排出される。この空気は、
後述する理由により、端壁11側へ流すことが好ましく、
そのために、第2図の如く、側壁13の下部と端壁12の下
部の角部には、空気流を上述の如く方向付けるための湾
曲したガイド板58が設けてある。
このようにして出口端部56から排出された排風(冷却
風)と、前記開口53から排出された排風は副室22内を流
れて端壁12の上部の前記開口38から排出される。
風)と、前記開口53から排出された排風は副室22内を流
れて端壁12の上部の前記開口38から排出される。
このように、副室22は排風通路を形成しているが、そ
の中央部、ならびに、端部開口38とスクロール出口端部
56との間の部分には、前述の区画壁組立体25が位置して
いる。従って、スクロール出口端部56の近傍から開口38
まで延びる排風通路は、矢印C、C1、C2…C5で排風の流
れを示す如く、上流端部から区画壁組立25の下側を端壁
11側へ延び、そこから上方へ湾曲し、更に端壁12側へ湾
曲して区画壁組立体25の上方を開口38まで延びている。
の中央部、ならびに、端部開口38とスクロール出口端部
56との間の部分には、前述の区画壁組立体25が位置して
いる。従って、スクロール出口端部56の近傍から開口38
まで延びる排風通路は、矢印C、C1、C2…C5で排風の流
れを示す如く、上流端部から区画壁組立25の下側を端壁
11側へ延び、そこから上方へ湾曲し、更に端壁12側へ湾
曲して区画壁組立体25の上方を開口38まで延びている。
このように排風通路が反転湾曲形状の長い通路である
ので、主室21内の騒音が排風通路を通って外部へ漏れる
ことが効果的に防止される。
ので、主室21内の騒音が排風通路を通って外部へ漏れる
ことが効果的に防止される。
その様な排風流を効果的に形成するために、前述の発
電機1からの排風を排出する開口53は、縦方向Xに間隔
を隔てた複数の上下に長いスリットで形成されていると
ともに、各スリットに併設される庇が第2図に示す如
く、排風ガイド50内からの排風を端壁11側に方向付ける
ように傾斜している。
電機1からの排風を排出する開口53は、縦方向Xに間隔
を隔てた複数の上下に長いスリットで形成されていると
ともに、各スリットに併設される庇が第2図に示す如
く、排風ガイド50内からの排風を端壁11側に方向付ける
ように傾斜している。
副室22を上述の如く流れる排風はマフラー組立体3を
も冷却し、それにより、マフラー組立体3が高温となっ
て結果的に発電機1やエンジン本体2を加熱することが
防止されている。
も冷却し、それにより、マフラー組立体3が高温となっ
て結果的に発電機1やエンジン本体2を加熱することが
防止されている。
このマフラー組立体3は、プリマフラー60とメインマ
フラー61、尾管62等を備えている。プリマフラー60は、
第4図に示す如く楕円形の断面を備え、第3図に示す如
く、区画壁組立体25の上方に、縦方向Xに延びる姿勢で
配置されており、端壁12側の端部に設けた入口に排気管
63の出口が接続している。
フラー61、尾管62等を備えている。プリマフラー60は、
第4図に示す如く楕円形の断面を備え、第3図に示す如
く、区画壁組立体25の上方に、縦方向Xに延びる姿勢で
配置されており、端壁12側の端部に設けた入口に排気管
63の出口が接続している。
排気管63は概ね上下方向に延びて両端部が端壁11側へ
湾曲しており、上側の出口端部がプリマフラー60に接続
するとともに、下側の入口端部が蛇腹管等の可撓継手64
の一端部に接続している。継手64はプリマフラー60と区
画壁組立体25との間を排気管63から端壁11側へ延びてお
り、他端部が排気管65の出口に接続している。排気管65
は概ね水平に配置された湾曲管で形成されており、仕切
板20に設けた大径の孔66を通過して主室21内のエンジン
本体2のシリンダヘッド67に接続している。孔66の内周
と排気管65の間の隙間はゴム製グロメット等の弾性材料
で閉鎖されている。孔66の寸法や上記グロメットの柔軟
性等は、後述する排気管65の振動を許容するように設定
されている。
湾曲しており、上側の出口端部がプリマフラー60に接続
するとともに、下側の入口端部が蛇腹管等の可撓継手64
の一端部に接続している。継手64はプリマフラー60と区
画壁組立体25との間を排気管63から端壁11側へ延びてお
り、他端部が排気管65の出口に接続している。排気管65
は概ね水平に配置された湾曲管で形成されており、仕切
板20に設けた大径の孔66を通過して主室21内のエンジン
本体2のシリンダヘッド67に接続している。孔66の内周
と排気管65の間の隙間はゴム製グロメット等の弾性材料
で閉鎖されている。孔66の寸法や上記グロメットの柔軟
性等は、後述する排気管65の振動を許容するように設定
されている。
メインマフラー61は、第2図に示す如く断面形状が縦
方向Xに長い楕円形で、第3図の如く、区画壁組立体25
と端壁11との間を上下に長く延びている。メインマフラ
ー61は、上端の入口が連結管70を介してプリマフラー60
の出口に接続し、下端の出口が排気尾管62に接続してい
る。
方向Xに長い楕円形で、第3図の如く、区画壁組立体25
と端壁11との間を上下に長く延びている。メインマフラ
ー61は、上端の入口が連結管70を介してプリマフラー60
の出口に接続し、下端の出口が排気尾管62に接続してい
る。
尾管62はメインマフラー61の下側を端壁11側へ延びた
後に上方へ湾曲し、その湾曲部分の上端から、メインマ
フラー61と端壁11の間を上方へ真直ぐに延びて上端が上
壁15の開口から上向きに突出している。又、尾管62の上
下方向中間部には、直径がその他の部分よりも増大した
チャンバー71が設けてある。
後に上方へ湾曲し、その湾曲部分の上端から、メインマ
フラー61と端壁11の間を上方へ真直ぐに延びて上端が上
壁15の開口から上向きに突出している。又、尾管62の上
下方向中間部には、直径がその他の部分よりも増大した
チャンバー71が設けてある。
上述の構造によると、エンジン本体2のシリンダヘッ
ド67から排出された排気は排気管65、継手64、排気管63
を経てプリマフラー60に入り、プリマフラー60から連結
管70を経てメインマフラー61に入り、更に、メインマフ
ラー61から尾管62を経て外部へ排出される。
ド67から排出された排気は排気管65、継手64、排気管63
を経てプリマフラー60に入り、プリマフラー60から連結
管70を経てメインマフラー61に入り、更に、メインマフ
ラー61から尾管62を経て外部へ排出される。
そして、上記レイアウトによると、区画壁組立体25と
上壁15の間、ならびに、区画壁組立体25と端壁11の間の
広い空間を有効に利用してプリマフラー60、メインマフ
ラー61、尾管62が配置されており、換言すれば、プリマ
フラー60、メインマフラー61、尾管62の姿勢や位置を上
述の如く決定したことにより、それらの容積や寸法を大
きく設定することが可能となっている。更に、尾管62に
はチャンバー71が設けてある。従って、充分に高い排気
消音効果が実現される。
上壁15の間、ならびに、区画壁組立体25と端壁11の間の
広い空間を有効に利用してプリマフラー60、メインマフ
ラー61、尾管62が配置されており、換言すれば、プリマ
フラー60、メインマフラー61、尾管62の姿勢や位置を上
述の如く決定したことにより、それらの容積や寸法を大
きく設定することが可能となっている。更に、尾管62に
はチャンバー71が設けてある。従って、充分に高い排気
消音効果が実現される。
特に、尾管62やメインマフラー61等を防音ケースのほ
ぼ全高にわたって設置できるので、それらの長さや容量
を増大させ、消音効果を高めることができる。
ぼ全高にわたって設置できるので、それらの長さや容量
を増大させ、消音効果を高めることができる。
要するに、エンジン点検用の空間26の周囲にマフラー
組立体3の設置空間を確保したので、マフラー組立体3
を設置する室の容積及び寸法を充分に大きくし、かつ、
防音ケース全体の横方向Yの寸法を小さくし、それによ
り、消音効果を高めるとともに、装置全体の小型軽量化
を図ることが可能となっている。
組立体3の設置空間を確保したので、マフラー組立体3
を設置する室の容積及び寸法を充分に大きくし、かつ、
防音ケース全体の横方向Yの寸法を小さくし、それによ
り、消音効果を高めるとともに、装置全体の小型軽量化
を図ることが可能となっている。
又、尾管62の上端が防音ケースから上方へ突出してい
るので、尾管62に接続する外部排気ダクト(図示せず)
等の方向を設定する場合の自由度が高くなり、図示の発
電装置の近傍に例えば建物の壁が存在する場合でも、そ
の壁に邪魔されることなく排気ダクトを容易に設置でき
る。
るので、尾管62に接続する外部排気ダクト(図示せず)
等の方向を設定する場合の自由度が高くなり、図示の発
電装置の近傍に例えば建物の壁が存在する場合でも、そ
の壁に邪魔されることなく排気ダクトを容易に設置でき
る。
上述のプリマフラー60、メインマフラー61、尾管62
は、いずれも、図示されていないブラケット等により、
仕切板20に剛直に固定されてる。又、仕切板20は底壁組
立体10に剛直に固定されている。一方、発電機1とエン
ジン本体2との組立体は、第3図のダンパー72を介して
底板46上に据え付えられる。
は、いずれも、図示されていないブラケット等により、
仕切板20に剛直に固定されてる。又、仕切板20は底壁組
立体10に剛直に固定されている。一方、発電機1とエン
ジン本体2との組立体は、第3図のダンパー72を介して
底板46上に据え付えられる。
従って、排気管65はエンジン本体2とともにプリマフ
ラー60等に対して振動する。ところが、排気管65は可撓
継手64を介して排気管63に接続されて居る。又、排気管
65を通すために仕切板20に設けた孔66の直径は充分に大
きく設定してある。従って、排気管65の振動により、マ
フラー組立体3の一部が破損したり、排気管65が仕切板
20と衝突したりすることはない。又、エンジン本体2の
振動は上下方向が最も大きく、一方、図示の蛇腹型継手
64は、その伸縮動作に対する強度よりも曲げ動作に対す
る強度の方が大きい。そして、上述の如く継手64を縦方
向Xに配置したことにより、エンジンの上下方向の振動
が継手64に対して曲げ方向に作用し、その結果、継手64
の耐久性は充分に高められている。
ラー60等に対して振動する。ところが、排気管65は可撓
継手64を介して排気管63に接続されて居る。又、排気管
65を通すために仕切板20に設けた孔66の直径は充分に大
きく設定してある。従って、排気管65の振動により、マ
フラー組立体3の一部が破損したり、排気管65が仕切板
20と衝突したりすることはない。又、エンジン本体2の
振動は上下方向が最も大きく、一方、図示の蛇腹型継手
64は、その伸縮動作に対する強度よりも曲げ動作に対す
る強度の方が大きい。そして、上述の如く継手64を縦方
向Xに配置したことにより、エンジンの上下方向の振動
が継手64に対して曲げ方向に作用し、その結果、継手64
の耐久性は充分に高められている。
又、継手64は、その内部を通過する排気ガスにより加
熱されるが、副室22内を前述の如く流れる排風により継
手64は充分に冷却されるので、熱の影響で継手64の耐久
性が低下することはない。
熱されるが、副室22内を前述の如く流れる排風により継
手64は充分に冷却されるので、熱の影響で継手64の耐久
性が低下することはない。
前述の如く、マフラー組立体3は仕切板20に固定さ
れ、発電機1とエンジン本体2の組立体は底板46に据え
付けられている。又、防音ケースの各部は第1図に示す
ような複数の部分で構成されている。これにより、組立
作業を以下のように簡単に行なうことができる。
れ、発電機1とエンジン本体2の組立体は底板46に据え
付けられている。又、防音ケースの各部は第1図に示す
ような複数の部分で構成されている。これにより、組立
作業を以下のように簡単に行なうことができる。
すなわち、端壁11、12及びメインケース17を底壁組立
体10に取付ける前に、発電機1とエンジン本体2の組立
体を底壁組立体10に据え付ける。又、仕切板20を底壁組
立体10に固定する前に、仕切板20には区画壁組立体25と
第3図のマフラー組立体3を予め固定しておく。次に仕
切板20を底壁組立体10に固定し、第3図の継手64で排気
管65と排気管63とを連結する。次に端壁11、12とメイン
ケース17とを所定位置に組み付けると、装置全体の基本
的な組付けが完了する。
体10に取付ける前に、発電機1とエンジン本体2の組立
体を底壁組立体10に据え付ける。又、仕切板20を底壁組
立体10に固定する前に、仕切板20には区画壁組立体25と
第3図のマフラー組立体3を予め固定しておく。次に仕
切板20を底壁組立体10に固定し、第3図の継手64で排気
管65と排気管63とを連結する。次に端壁11、12とメイン
ケース17とを所定位置に組み付けると、装置全体の基本
的な組付けが完了する。
このように組み立て作業では、複数の部品(プリマフ
ラー60、メインマフラー61、尾管62等)の連結体からな
るマフラー組立体3を、予め、互いに連結し、かつ、底
壁組立体10に固定することができるので、この点におい
て特に作業性を向上させることができる。
ラー60、メインマフラー61、尾管62等)の連結体からな
るマフラー組立体3を、予め、互いに連結し、かつ、底
壁組立体10に固定することができるので、この点におい
て特に作業性を向上させることができる。
むろん、上述の基本的な組立てが完了した後、部分的
な組立てや点検及び調節が必要であるが、それらの作業
の内、重要なものの一つとしてエンジンの電子ガバナー
等に関連する調節作業がある。その調節作業ならびに、
定期的なエンジン点検作業等を施すための装置として、
第2図〜第4図に示す制御装置75が、エンジン本体2の
側壁13側の側面から大きく突出する状態で設けられてい
る。
な組立てや点検及び調節が必要であるが、それらの作業
の内、重要なものの一つとしてエンジンの電子ガバナー
等に関連する調節作業がある。その調節作業ならびに、
定期的なエンジン点検作業等を施すための装置として、
第2図〜第4図に示す制御装置75が、エンジン本体2の
側壁13側の側面から大きく突出する状態で設けられてい
る。
制御装置75は第1図に示す仕切板20の開口30を通って
空間26へ入り込んでいる。この空間26は、扉35を開くこ
とにより外部に連通する。従って、扉35を開くことによ
り、外部から制御装置75を簡単に操作してエンジンの調
節や点検を行うことができる。
空間26へ入り込んでいる。この空間26は、扉35を開くこ
とにより外部に連通する。従って、扉35を開くことによ
り、外部から制御装置75を簡単に操作してエンジンの調
節や点検を行うことができる。
又、空間26は主室21に連通する室であるので、発電機
1及びエンジン本体2を設置した空間は、仕切板20で主
室21と副室22とを完全に遮断する場合に比べ、空間26を
設けた分だけ広がっている。このようにエンジン設置空
間の容積が増大しているので、それに対応して、エンジ
ン設置室での騒音防止効果も高くなっている。
1及びエンジン本体2を設置した空間は、仕切板20で主
室21と副室22とを完全に遮断する場合に比べ、空間26を
設けた分だけ広がっている。このようにエンジン設置空
間の容積が増大しているので、それに対応して、エンジ
ン設置室での騒音防止効果も高くなっている。
更に、エンジン設置空間の容積の増大に対応して、エ
ンジン設置空間の壁面面積も、区画壁組立体25により増
加させることができるので、それらの内面に張り付ける
吸音材の量を増やし、吸音効果を向上させることもでき
る。
ンジン設置空間の壁面面積も、区画壁組立体25により増
加させることができるので、それらの内面に張り付ける
吸音材の量を増やし、吸音効果を向上させることもでき
る。
第5図において、前述の室27に連通する開口31には連
結ホース76を介して吸気チャンバー77が接続している。
吸気チャンバー77は楕円形の垂直断面を有する筒状の部
材で、スクロール55の上方、かつ、上壁15の近傍に配置
されており、全体が横方向Yに長く延びている。吸気チ
ャンバー77は、側壁13側の端部に、前記連結ホース76が
接続する入口を有し、反対側の端部が連結ホース78を介
してエアークリーナー79に接続している。エアークリー
ナー79は吸気チャンバー77とスクロール55との間、か
つ、第2図のシリンダヘッド67と端壁12との間に配置さ
れており、縦方向Xに延びる短い継手管80を介してシリ
ンダヘッド67の吸気入口に接続している。
結ホース76を介して吸気チャンバー77が接続している。
吸気チャンバー77は楕円形の垂直断面を有する筒状の部
材で、スクロール55の上方、かつ、上壁15の近傍に配置
されており、全体が横方向Yに長く延びている。吸気チ
ャンバー77は、側壁13側の端部に、前記連結ホース76が
接続する入口を有し、反対側の端部が連結ホース78を介
してエアークリーナー79に接続している。エアークリー
ナー79は吸気チャンバー77とスクロール55との間、か
つ、第2図のシリンダヘッド67と端壁12との間に配置さ
れており、縦方向Xに延びる短い継手管80を介してシリ
ンダヘッド67の吸気入口に接続している。
この第5図の構造によると、エンジン燃焼用の空気は
開口36から室27、連結ホース76、吸気チャンバー77、連
結ホース78を経てエアークリーナー79へ入り、エアーク
リーナー79から第2図の継手管80を経てシリンダヘッド
67へ送られる。この吸気経路には、2個の吸気チャンバ
ー(吸気消音室27と吸気チャンバー77)が形成されてい
るので、吸気音は充分に消音され、開口36から外部へ漏
れる吸気騒音が大幅に低減される。なおエアークリーナ
ー79は第1図の扉37を開くことにより、外部から容易に
点検や補修作業を行うことができる。
開口36から室27、連結ホース76、吸気チャンバー77、連
結ホース78を経てエアークリーナー79へ入り、エアーク
リーナー79から第2図の継手管80を経てシリンダヘッド
67へ送られる。この吸気経路には、2個の吸気チャンバ
ー(吸気消音室27と吸気チャンバー77)が形成されてい
るので、吸気音は充分に消音され、開口36から外部へ漏
れる吸気騒音が大幅に低減される。なおエアークリーナ
ー79は第1図の扉37を開くことにより、外部から容易に
点検や補修作業を行うことができる。
次に、吸気チャンバー77の固定構造を説明する。両連
結ホース76、78は、いずれも、比較的剛性が高く、か
つ、弾性を備えている部材である。そして、連結ホース
76は両端がそれぞれ仕切板20と吸気チャンバー77とに剛
直に固定されている。又、連結ホース78は両端がそれぞ
れエアークリーナー79と吸気チャンバー77とに剛直に固
定されている。更にエアークリーナー79は第2図の継手
管80を介してシリンダヘッド67に剛直に固定されてい
る。そして、図示の構造では、吸気チャンバー77の重量
は基本的には両連結ホース76、78だけを介して仕切板20
及びエアークリーナー79により支持されている。すなわ
ち、吸気チャンバー77の全重量を支えてそれを所定位置
に固定するための専用の支持部材は設けられていない。
従って構造の簡単化を実現されている。
結ホース76、78は、いずれも、比較的剛性が高く、か
つ、弾性を備えている部材である。そして、連結ホース
76は両端がそれぞれ仕切板20と吸気チャンバー77とに剛
直に固定されている。又、連結ホース78は両端がそれぞ
れエアークリーナー79と吸気チャンバー77とに剛直に固
定されている。更にエアークリーナー79は第2図の継手
管80を介してシリンダヘッド67に剛直に固定されてい
る。そして、図示の構造では、吸気チャンバー77の重量
は基本的には両連結ホース76、78だけを介して仕切板20
及びエアークリーナー79により支持されている。すなわ
ち、吸気チャンバー77の全重量を支えてそれを所定位置
に固定するための専用の支持部材は設けられていない。
従って構造の簡単化を実現されている。
この構造では、吸気チャンバー77はエンジン本体2や
仕切板20に対して浮動状態で支持されている。従って、
仮にエンジン本体2と防音ケースとが吸気チャンバー77
を介して剛直に連結されている場合には、エンジン振動
が防音ケースに伝わって、防音ケースが大きい騒音発生
源(膜振動発生部)となるが、上述の構造では、エンジ
ン振動が吸気チャンバー77を介して防音ケースに伝わる
ことはなく、従って、その様な騒音発生が効果的に防止
されている。
仕切板20に対して浮動状態で支持されている。従って、
仮にエンジン本体2と防音ケースとが吸気チャンバー77
を介して剛直に連結されている場合には、エンジン振動
が防音ケースに伝わって、防音ケースが大きい騒音発生
源(膜振動発生部)となるが、上述の構造では、エンジ
ン振動が吸気チャンバー77を介して防音ケースに伝わる
ことはなく、従って、その様な騒音発生が効果的に防止
されている。
なお図示の構造では、吸気チャンバー77が大きく移動
することを防止するために、吸気チャンバー77の例えば
2箇所がフック付きの環状バンド83により上壁15に補助
的に掛け止められている。
することを防止するために、吸気チャンバー77の例えば
2箇所がフック付きの環状バンド83により上壁15に補助
的に掛け止められている。
エンジン振動が防音ケースに伝わることを防止するた
めに、第4図の燃料タンク81も複数のブラケット(図示
せず)とその口金82とにより防音ケースに固定されてい
る。この燃料タンク81は、第2図の如く、発電機1の上
側に配置され、口金82が上壁15(第4図)の孔に掛け止
められている。
めに、第4図の燃料タンク81も複数のブラケット(図示
せず)とその口金82とにより防音ケースに固定されてい
る。この燃料タンク81は、第2図の如く、発電機1の上
側に配置され、口金82が上壁15(第4図)の孔に掛け止
められている。
[発明の効果] 以上説明した本発明の構造によると、騒音防止効果を
充分に高めた内部通路構造及び室構造を防音ケースに形
成し、備え、しかも、装置全体の組み立てや保守点検作
業等を容易に行える装置を得ることができる。構造等に
様々な改良を施し、それにより、騒音防止効果を更に高
めることができる。更に本発明は、その様な騒音防止効
果の高い防音ケースにおいて、構造や組立作業をお簡単
化できる。
充分に高めた内部通路構造及び室構造を防音ケースに形
成し、備え、しかも、装置全体の組み立てや保守点検作
業等を容易に行える装置を得ることができる。構造等に
様々な改良を施し、それにより、騒音防止効果を更に高
めることができる。更に本発明は、その様な騒音防止効
果の高い防音ケースにおいて、構造や組立作業をお簡単
化できる。
特に請求項1の発明によると、排気管63、プリマフラ
ー60、連結管70、メインマフラー61等の排気ルートの上
記配置により、副室22の内部空間を有効に利用して上記
排気ルートの容積と寸法を可及的に大きく設定すること
ができ、騒音防止効果が高まり、しかも排気装置全体が
小型化し、副室22の横方向Yの幅をコンパクトにまとめ
ることができる。又マフラー組立体3が仕切板20に固定
されているので、マフラー組立体3の組立てが容易にな
る。
ー60、連結管70、メインマフラー61等の排気ルートの上
記配置により、副室22の内部空間を有効に利用して上記
排気ルートの容積と寸法を可及的に大きく設定すること
ができ、騒音防止効果が高まり、しかも排気装置全体が
小型化し、副室22の横方向Yの幅をコンパクトにまとめ
ることができる。又マフラー組立体3が仕切板20に固定
されているので、マフラー組立体3の組立てが容易にな
る。
請求項2の発明によると、副室22内に配置された区画
壁組立体25に吸気消音室27を設け、吸気消音室27をメイ
ンケース17の吸気入口開口36を介して大気に開放すると
共に、仕切板20の開口31と連結ホース76を介して吸気チ
ャンバー77に連結するようにしたので、吸気通路が長く
なりかつ容積も増し、吸気騒音の防止が図られる。しか
も上記吸気消音室27はメインケース17の吸気入口開口36
で部分的に閉鎖される構成としたので、この面からも吸
気騒音の防止効果が向上する。吸気装置全体もコンパク
トになる。
壁組立体25に吸気消音室27を設け、吸気消音室27をメイ
ンケース17の吸気入口開口36を介して大気に開放すると
共に、仕切板20の開口31と連結ホース76を介して吸気チ
ャンバー77に連結するようにしたので、吸気通路が長く
なりかつ容積も増し、吸気騒音の防止が図られる。しか
も上記吸気消音室27はメインケース17の吸気入口開口36
で部分的に閉鎖される構成としたので、この面からも吸
気騒音の防止効果が向上する。吸気装置全体もコンパク
トになる。
請求項3の発明によると、吸気チャンバー77が両側の
連結ホース76、78で浮動状態で支持されているので、支
持構造が簡素化すると共に、吸気騒音防止にも有効であ
る。
連結ホース76、78で浮動状態で支持されているので、支
持構造が簡素化すると共に、吸気騒音防止にも有効であ
る。
[別の実施例] 第1図の吸気消音室27や開口31、36を廃止し、第6図
のような吸気チャンバーを採用することもできる。
のような吸気チャンバーを採用することもできる。
第6図には、端壁12及び側壁14の一部分と、その近傍
に配置されるチャンバー組立体69とが斜視略図で示して
ある。チャンバー組立体69は偏平な箱状のケース本体85
と、細長い角柱状のダクト部分84とを一体に備えてい
る。偏平なケース本体85は上下方向及び横方向Xに長
く、横方向Yに短い。又、ケース本体85の上部86は側壁
14側へ張り出している。ケース本体85の端壁12側の端面
は、上部86よりも下側の部分が、全面にわたって開口88
を形成している。開口88を側壁14と反対側から囲む壁部
87は、開口幅を拡げるように傾斜している。又、ケース
本体85は開口88の周縁部において端壁12に固定されてい
る。
に配置されるチャンバー組立体69とが斜視略図で示して
ある。チャンバー組立体69は偏平な箱状のケース本体85
と、細長い角柱状のダクト部分84とを一体に備えてい
る。偏平なケース本体85は上下方向及び横方向Xに長
く、横方向Yに短い。又、ケース本体85の上部86は側壁
14側へ張り出している。ケース本体85の端壁12側の端面
は、上部86よりも下側の部分が、全面にわたって開口88
を形成している。開口88を側壁14と反対側から囲む壁部
87は、開口幅を拡げるように傾斜している。又、ケース
本体85は開口88の周縁部において端壁12に固定されてい
る。
前記ダクト部分84はケース本体85の側壁14と反対側の
壁面の中央部から横方向Yに突出しており、その長手方
向中間部及び突出側端部の近傍に開口91を備えている。
このダクト部分84の内部通路は、ケース本体85の内部通
路を介して開口88の上部に連通している。
壁面の中央部から横方向Yに突出しており、その長手方
向中間部及び突出側端部の近傍に開口91を備えている。
このダクト部分84の内部通路は、ケース本体85の内部通
路を介して開口88の上部に連通している。
又、ケース本体85の内部には、開口88を上下に区画す
る水平な区画壁90や、本体85の内部を、ダクト部分84へ
の通路と、その他の空間とを区画する区画壁が設けてあ
る。
る水平な区画壁90や、本体85の内部を、ダクト部分84へ
の通路と、その他の空間とを区画する区画壁が設けてあ
る。
一方端壁12には開口89が設けてある。開口89は、開口
88の側壁14から遠い側の(傾斜壁部87に隣接する)に連
通している。従って、開口89から開口88の上部へ流入し
た外部空気は、ケース本体85の内部からダクト部分84へ
流れ、開口91から主室21へ流入してエンジン等の冷却風
として利用される。
88の側壁14から遠い側の(傾斜壁部87に隣接する)に連
通している。従って、開口89から開口88の上部へ流入し
た外部空気は、ケース本体85の内部からダクト部分84へ
流れ、開口91から主室21へ流入してエンジン等の冷却風
として利用される。
図示されていないが、上部86の側壁14と反対側の壁面
の一部分(例えば開口94)には、第5図の吸気チャンバ
ー77の入口が接続する。(但し、この場合は吸気チャン
バー77の入口と出口の位置関係は、第5図の場合とは逆
になり、出口側連結ホース78が第5図で左側に位置する
ことになる。)従って、吸気チャンバー77の入口には、
開口89の下半部から区画壁90の下側へ流入した空気が、
ケース本体85の下部を通過した後に上昇して上部86へ流
入し、上部86から吸気チャンバー77へ供給される。
の一部分(例えば開口94)には、第5図の吸気チャンバ
ー77の入口が接続する。(但し、この場合は吸気チャン
バー77の入口と出口の位置関係は、第5図の場合とは逆
になり、出口側連結ホース78が第5図で左側に位置する
ことになる。)従って、吸気チャンバー77の入口には、
開口89の下半部から区画壁90の下側へ流入した空気が、
ケース本体85の下部を通過した後に上昇して上部86へ流
入し、上部86から吸気チャンバー77へ供給される。
この構造でも、チャンバー組立体69と吸気チャンバー
77とにより2個の吸気チャンバーを形成できるので、吸
気騒音を効果的に防止できる。しかもこの構造では、チ
ャンバー組立体69を形成する部材の一部として端壁12を
利用しているので、構造を簡単化できる。
77とにより2個の吸気チャンバーを形成できるので、吸
気騒音を効果的に防止できる。しかもこの構造では、チ
ャンバー組立体69を形成する部材の一部として端壁12を
利用しているので、構造を簡単化できる。
又、端壁12を利用して吸気チャンバーを形成している
が、そのチャンバーの下流側には別の吸気チャンバー77
が配置されているので、エンジン内部から吸気経路に伝
わった脈動圧は吸気チャンバー77で減衰させられ、端壁
12にほとんど伝わらない。従って、吸気脈動の影響で端
壁12が膜振動発生部(すなわち騒音源)となることはな
い。
が、そのチャンバーの下流側には別の吸気チャンバー77
が配置されているので、エンジン内部から吸気経路に伝
わった脈動圧は吸気チャンバー77で減衰させられ、端壁
12にほとんど伝わらない。従って、吸気脈動の影響で端
壁12が膜振動発生部(すなわち騒音源)となることはな
い。
第1図の冷却風ガイド組立体40に代わる構造として、
第7図のような構造を採用することもできる。
第7図のような構造を採用することもできる。
第7図の端壁11は、第1図の端壁11と同様に、周縁部
にフランジ95を有している。このフランジ95の縁に、端
壁11と概ね同一寸法形状の区画壁96が固定されている。
従って、端壁11と区画壁96は、縦方向Xの寸法の小さい
偏平な中空体を形成している。そして、開口39は端壁11
の下部に設けてあり、横方向Yに細長く延びている。一
方、主室21に連通する開口97が区画壁96の中央部に設け
てある。更に、上記中空体の内部には、上開き「コ」字
形又はU字形のガイド板98が設けてある。このガイド板
98は、その上端部を除いて、開口97近傍の空間と、それ
よりも外側の空間とを遮断できる。従って、開口39から
流入した空気はガイド板98の底壁に沿って横方向Yに流
れ、更に上方へ流れた後にガイド板98の上端の上側を通
過して内部空間の中央部へ流れ、そこから開口97を通っ
て主室21へ流入する。
にフランジ95を有している。このフランジ95の縁に、端
壁11と概ね同一寸法形状の区画壁96が固定されている。
従って、端壁11と区画壁96は、縦方向Xの寸法の小さい
偏平な中空体を形成している。そして、開口39は端壁11
の下部に設けてあり、横方向Yに細長く延びている。一
方、主室21に連通する開口97が区画壁96の中央部に設け
てある。更に、上記中空体の内部には、上開き「コ」字
形又はU字形のガイド板98が設けてある。このガイド板
98は、その上端部を除いて、開口97近傍の空間と、それ
よりも外側の空間とを遮断できる。従って、開口39から
流入した空気はガイド板98の底壁に沿って横方向Yに流
れ、更に上方へ流れた後にガイド板98の上端の上側を通
過して内部空間の中央部へ流れ、そこから開口97を通っ
て主室21へ流入する。
この構造でも、開口39から主室21へ至る冷却風入口通
路が湾曲して長く形成されているので、吸気騒音を充分
に防止することができる。
路が湾曲して長く形成されているので、吸気騒音を充分
に防止することができる。
なお、ガイド板98が形成する吸気入口通路の長さや湾
曲の程度が大きすぎると、冷却風の流通抵抗が大きくな
り、主室21への冷却風供給量が不足する恐れがある。と
ころが、図示の構造では、ガイド板98の1対の垂直壁面
に、1個又は複数個のバイパス孔99を設けることによ
り、ガイド板98の外側(上流側)の通路と内側(下流
側)の通路とをつなぐことができ、それにより、流通抵
抗を減少させることができる。むろん、バイパス孔99の
数や位置及び大きさは、所望の冷却風供給量及び消音性
能を考慮して決定される。
曲の程度が大きすぎると、冷却風の流通抵抗が大きくな
り、主室21への冷却風供給量が不足する恐れがある。と
ころが、図示の構造では、ガイド板98の1対の垂直壁面
に、1個又は複数個のバイパス孔99を設けることによ
り、ガイド板98の外側(上流側)の通路と内側(下流
側)の通路とをつなぐことができ、それにより、流通抵
抗を減少させることができる。むろん、バイパス孔99の
数や位置及び大きさは、所望の冷却風供給量及び消音性
能を考慮して決定される。
第1図は、本発明実施例の防音ケースの分解斜視略図、
第2図は防音型作業装置の一部切り欠き平面図、第3
図、第4図、第5図はそれぞれ第2図のIII−III、IV−
IV、V−V断面略図、第6図は吸気チャンバーの別の実
施例を示す斜視略図、第7図は冷却風入口通路構造の別
の実施例を示す斜視略図である。 1……発電機、2……エンジン本体、3……マフラー組
立体、10……底壁組立体、11、12……端壁、13、14……
側壁、15……上壁、17……メインケース、20……仕切
板、21……主室、22……副室、25……区画壁組立体、26
……空間、27……室、30……開口、35……扉、40……冷
却風ガイド組立体、55……スクロール、60……プリマフ
ラー、61……メインマフラー、62……尾管、77……吸気
チャンバー
第2図は防音型作業装置の一部切り欠き平面図、第3
図、第4図、第5図はそれぞれ第2図のIII−III、IV−
IV、V−V断面略図、第6図は吸気チャンバーの別の実
施例を示す斜視略図、第7図は冷却風入口通路構造の別
の実施例を示す斜視略図である。 1……発電機、2……エンジン本体、3……マフラー組
立体、10……底壁組立体、11、12……端壁、13、14……
側壁、15……上壁、17……メインケース、20……仕切
板、21……主室、22……副室、25……区画壁組立体、26
……空間、27……室、30……開口、35……扉、40……冷
却風ガイド組立体、55……スクロール、60……プリマフ
ラー、61……メインマフラー、62……尾管、77……吸気
チャンバー
Claims (3)
- 【請求項1】防音ケースに、縦方向に対向する1対の端
壁と、横方向に対向する1対の側壁と、上下方向に対向
する底壁及び上壁と、仕切板とを設け、仕切板により防
音ケースの内部を、一方の側壁に面する主室と、他方の
側壁に面する副室とに区画し、主室に、作業機と、該作
業機を駆動するエンジンの本体とを配置し、副室に、プ
リマフラー、メインマフラー及び配管より成るマフラー
組立体を配置するに当って、プリマフラーを作業機とエ
ンジン本体の結合方向と平行な縦方向に延びる姿勢で配
置し、プリマフラーの入口を一方の端壁側の端部に設
け、メインマフラーを残りもう一方の端壁側に上下に延
びる姿勢で防音ケースのほぼ全高にわたって配置し、プ
リマフラー入口排気管、プリマフラー、プリマフラーと
メインマフラーの連結管、メインマフラーより成る排気
ルートが防音ケースの縦方向寸法のほぼ全寸になるよう
に配置し、上記1対の側壁と上壁とを一体に形成し、仕
切板にマフラー組立体を固定したことを特徴とする防音
型作業装置。 - 【請求項2】エンジンの吸気装置に、上流側吸気消音室
と下流側吸気チャンバーとを設け、防音ケースの一部の
壁部分に吸気入口開口を設け、上記壁部分の内面に、上
流側吸気消音室を形成する区画壁組立体をマフラー組立
体が配置されている副室に取り付け、該区画壁組立体の
内部に、上記吸気入口開口に連通する吸気消音室を、防
音ケースにより部分的に閉鎖される状態で形成した請求
項1記載の防音型作業装置。 - 【請求項3】エンジンの吸気装置に、吸気消音室と吸気
チャンバーとエアクリーナーとを設け、吸気消音室を部
分的に閉鎖する壁を防音ケースと一体的に形成し、エア
クリーナーのケースをエンジン本体に対して固定し、吸
気チャンバーのケースを、吸気消音室と吸気チャンバー
とをつなぐ連結ホース及び吸気チャンバーとエアクリー
ナとをつなぐ連結ホースとで浮動状態で支持した請求項
1記載の防音型作業装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2098754A JP2739185B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 防音型作業装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2098754A JP2739185B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 防音型作業装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH041426A JPH041426A (ja) | 1992-01-06 |
JP2739185B2 true JP2739185B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=14228235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2098754A Expired - Fee Related JP2739185B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 防音型作業装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2739185B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK0842446T3 (da) * | 1995-08-01 | 2002-03-04 | Dsm Nv | Båndenhed, fremgangsmåde til fremstilling af båndenheden samt fremgangsmåde til tilvejebringelse af midterspændende adgang |
JP4716713B2 (ja) * | 2003-11-20 | 2011-07-06 | 東光電気株式会社 | 温度センサ及び温度センサ設置装置 |
CN104110306B (zh) * | 2014-04-14 | 2017-04-12 | 深圳市安托山特种机械有限公司 | 静音电站外壳 |
CN114776442B (zh) * | 2022-04-24 | 2024-04-23 | 合肥康尔信电力系统有限公司 | 一种柴油发电机用进排风消声装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526947U (ja) * | 1975-06-30 | 1977-01-18 | ||
JPS6195942U (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-20 | ||
JPS6390041U (ja) * | 1986-11-29 | 1988-06-11 | ||
JPH0222634U (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-15 |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP2098754A patent/JP2739185B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH041426A (ja) | 1992-01-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |