JPH08505335A - 物品の荷積みおよび荷下ろし方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 駆動および操舵装置（１′）が形成され従ってこれが一つの場所から他の場所へ駆動可能な特別に設計された重量級トラックと、完成荷重ユニット（１１）を持ち上げるのに適当する荷重持ち上げ装置（２′）と、荷重ユニットを有する運搬キャリージ（１１）上の貨物の最上層を常に取り扱うのに適当する位置にトラックの運転者を若干の距離上下に移動させることのできる人員用リフト装置（３′）とを使用して、荷積みと荷下ろしとは同一の要領で但し反対の順序で行われ、トラックは物品を伴う全キャリージ（１１）を持ち上げこれを段階的に変化させながら、物品を夫々荷積みと荷下ろしに適当する高さの位置に保つようにする、地上レベルから少なくとも若干の距離隔てて位置する空間に物品を荷積みしおよびここから物品を荷下ろしする、特に航空機の倉庫のような狭くて高い位置にある空間に荷積みおよび荷下ろしを行う方法と装置。

Description

【発明の詳細な説明】 物品の荷積みおよび荷下ろし方法および装置 ［技術分野］ 本発明は一般には狭い空間への物品の荷積みおよび荷下ろしの為の方法および 装置に関し、また本発明は更に特殊には高い所に位置する空間への、またはそこ からの、特に天井の高さの低い空間への、またはそこからの物品の出し入れに関 する。 本発明は航空機の貨物または手荷物室中へまたはそこからの物品の積み込みお よび取りだしの問題の解決策として特になされたもので、本発明はこれに関する 分野に関連して主として記載されている。しかし、請求項に記載の方法と装置と はその他の目的また他の多くの技術分野で有用であることは当業者には明らかな ところである。 ［背景技術］ 航空機への貨物乃至手荷物の積載および積卸しはきつい、骨の折れる、厄介な 仕事である。従来３人の人が通常地上に位置する運搬車両から航空機の貨物室内 の最終場所への積載および航空機の貨物室から地上の輸送車両への貨物類の積卸 しによって構成される作業の夫々に従事していた。 積載は、一人が貨物類を満載した車両を航空機の近くの位置に持ち来し、第１ 積載担当者が貨物類を運搬車両 から持ち上げて地上から航空機の貨物室へ延びてその上で貨物類が航空機の貨物 室まで運ばれるコンベアーに運搬し、狭いしばしば高さ僅かに９０ｃｍの貨物室 中に座っている第２積載担当者がコンベアから貨物を受け取り、これを更に貨物 室内へ投げ込み、貨物室の内部終端に同様座っている第３積載担当者が第２担当 者から貨物を受け取り、貨物を持ち上げて貨物と一緒に回転して貨物をできるだ け貨物室の奥深くに詰め込む。 作業の環境は、特に第２および第３積載担当者に対して非常に緊張度が高い。 積載者は低いしばしば高さ９０ｃｍ程度の貨物室内に屈み込んで貨物を持ち上げ て運搬し、貨物と共に回転せねばならず、また、種々雑多な形状と重量とを有し 得る貨物を投げ出し、積載しなければならない。積み込み作業員は更に、航空機 がその時刻スケジュールを守る必要があるならば積み込み作業員の所要時間次第 なので非常に切迫した時間内で作業する。 また、上述の第１積み込み担当者は、少なくともある場合、輸送車両を貨物積 み込みコンベアにまで運搬し、また貨物類を運搬車両から持ち上げてコンベアに 運搬せねばならない。特に冬季においては、しばしば非常に重い輸送車両をパー キング場所から積み込みコンベアにまで引っ張ってこなければならないのでスリ ップの事故の可能性がある。 本発明の目的は従って、航空機の貨物室等のような高い所に位置する狭いスペ ースへの、およびここからの物 品の出し入れに伴う作業を容易にする方法と装置とを提供すると言う問題を解決 することである。 ［発明の開示］ 本発明によれば、駆動装置と操舵装置とが形成され一つの位置から別の位置へ 駆動可能な特殊設計の重量級トラックと、貨物類を有する輸送車両全体を持ち上 げるための貨物持ち上げ装置と、更に駆動者を任意な時に輸送車両の貨物の最上 層の取扱いに適当する位置に相当な距離上下に移動可能な人用のリフトとを使用 している。この場合、トラックの運転者は上述の第１積み込み担当者と同一人物 である。 本発明の装置の重要な特徴は人員用のリフトと荷重プラットフォームとは直立 材なしで形成され、人員用リフトプラットフォーム上の荷重取扱い人と荷重プラ ットフォーム上の荷重との間はアクセス自在であるということである。その結果 、積載要員は前記荷重を荷重プラットフォームから航空機の床へまたはその反対 に動かすときに物品の持ち上げを行う必要性がない。第１に取扱い者は彼自身を 荷重乗せまたは荷重除去の場所に関して正確な高さ位置に調節し、第２に荷重プ ラットフォームを正しい高さ位置に調節する。立った位置においては彼は彼の腕 とほぼ等しい高さにある最上部の貨物を掴み、回転して貨物をこれも彼の腕とほ ぼ同一の高さにある航空機の床に置く、或いはその反対を行う。 フォークトラックは物品の取扱い中にフォークを上下 する１またはそれ以上の垂直材を常に有するのでこの形式の積載／積み卸しには 使用できないと言うことに注意すべきである。この種の垂直材は本明細書に記載 の請求項に類似した物品の最適な容易な取扱いを強く妨害する。 要求された方法を実施するに当たっては、トラックは貨物等を有する運搬キャ リージが位置する場所に動かされ、運搬キャリージはトラックのリフト装置によ って持ち上げられ、貨物を有するトラックは航空機駐機位置のハッチに隣接する 適当な位置に移動され、ハッチが開かれ、移送キャリージは荷重リフト装置によ って貨物の最上層が貨物フロアのレベルになるまで持ち上げられ、第１取扱い者 と同一人物であるトラック運転者は人員持ち上げ装置によって前記の貨物の最上 層の取扱いに適当する位置まで彼自身を持ち上げ、更にこの位置で立上がって彼 は貨物を貨物室内の只一人の貨物管理者乃至荷役要員に渡す。貨物の積み卸しは この反対の要領で行う。 積載及び荷下ろし作業はこの方法と装置とによって貨物室内外で非常に単純化 され、運転者／第１貨物積載者は天候及び風に対して十分に遮蔽され、貨物車両 上で積載／荷下ろし場所で良好な照明が得られ、また次に記載の必要性がなくな る。 −貨物を有する移送車両を引く為の特別な装置乃至別の人物、 −しばしば高価であるベルトコンベアの必要性がない、 −例えば１５０ｋｇ以上の重量の物品のような重量物 の持ち上げのためのフォークリフトの必要性がない、 −貨物室ハッチを開ける為の踏み台、梯子乃至類似の装置の必要性がない。 −上述の従来必要だった３名の積載要員の１名を削除することが可能。 ３名の積載要員で従来実施すべきであった同一の仕事がこれで事実上更に簡単 に、従来に比較して事実上僅かな労働力の消費で実施可能で、只の２名で行い得 る。 本発明による方法と装置とは多数の各種の目的に対して、また各種の技術分野 で、以下に更に詳細に説明するように航空機への物品の上げ下ろしのみならず、 倉庫、店舗内で棚からの物品の上げ下ろしの為のピックアップトラックにも使用 可能なものである、と言うのは個人用リフトプラットフォームおよび荷重用プラ ットフォームの両者は前記プラットフォームの下に取付けられた任意の形のシザ ーリフト（ｓｃｉｓｓｏｒ ｌｉｆｔ）によって操作されるものであり、また、 従って取扱い者の個人用リフトと荷重リフトとの間の自由なアクセスを妨害する 何等の垂直材乃至その他の装置がないからである。 その他の本発明の特徴と長所とは以下の更に詳細な記述から明かとなろうがそ の中で添付図面が参照されている。 ［実施例］ 図において図１は本発明の荷重トラックの側面図を示している。図２は重量級 トラックの上面図で、また図３ は貨物の積載及び積み卸しが航空機内の倉庫に行われる様子を夫々略図式に示し ている。図４は本発明による荷重トラックの別の実施例の上面図であり、図５は 同じ重量級トラックの全面図であり、また、図６は図４の線IV−IVに沿った断面 であるが、図３と同様、航空機内の倉庫への貨物の上げ下ろし方法を示している 。 図１乃至３に示す積載用トラックは一般に３主要部分即ち駆動ユニット１、荷 重リフトユニット２および人員用リフト３、を有する。人員用リフト３は駆動ユ ニット１と荷重ユニット２の間に取り付けられている。 通常と同様にトラックには４個の車輪が形成され、その２駆動車輪４は人員用 リフト３の下に取り付けられ、その２アイドル回転輪５はトラックの荷重リフト 端部に隣接して取り付けられている。従来と同様、駆動輪４はトラック用の操舵 輪としても作用する。操縦は、駆動速度、ブレーキおよび前進／後退駆動を有す る操舵アーム６によってなされる。駆動ユニットはまた上に荷重（貨物）が積載 されている荷重リフトユニット２の荷重プラットフォーム７の上げ下げの為の装 置（図示せず）と、上にトラック運転者が乗るプラットフォーム８の上げ下げを 行う装置をも有するが前記トラック運転者は同時に積載者で、トラックの運転お よび貨物の積載と積み卸しの時にその上に立っている。 荷重リフトユニット２は支持体９を有するが、これはアイドル回転駆動輪５の 上に設けられ、荷重プラットフ ォーム７をシザーリフトユニット１０（関節式ジャッキ）の上に有するが、各シ ザー脚の一方の端部は、周知のように回転自在であるのみであるが、各シザーの 他方の端部、即ち図示の外側端部は支持体９のガイド上を、および、荷重プラッ トフォーム７の下側を夫々摺動自在でその為荷重プラットフォーム７は平行に上 下移動可能である。図１において、荷重プラットフォーム７はその下側の位置で 実線で、またその上側の位置で点線で図示されている。荷重プラットフォーム７ は前記両終端位置の間の任意中間位置で停止可能である。これに関連して強調す べきことはフォークトラックはその上をフォークが上下に移動させられるフォー クベース荷重キャリージ上の物品の取扱いを妨害すると言う理由で現在の実用目 的に使用できないと言うことである。図示のシザーリフトユニットは、反対に、 負荷された物品に完全に自由アクセス可能である。 同様に、人員用リフトプラットフォーム８は上下移動可能で、図１にはその下 方位置を実線でその上方位置を点線で示す。個人用プラットフォーム８は比較的 幅広で運転者／荷重取扱者は荷重キャリージの１短端部または他端部に向かって 若干の距離移動可能である。 図２は荷重トラックが物品キャリージ１１の収集、取扱に使用される様子を示 すが、この物品キャリージ１１は航空機に搭載の為の貨物等のような物品を満載 している。これは、荷重リフトユニット２を貨物キャリージ１ １の車輪の間の位置に移動させ、引続いて荷重プラットフォーム７を持ち上げて 全キャリージを貨物と共に地上から持ち上げることによって行う。 図４−６に示す本発明の実施例は、主として、駆動と操舵ユニット１′が人員 用プラットフォーム８の各側部に取り付けられた２乃至時としては４個の離隔駆 動ユニット部に分割されていると言う点で図１−３のそれとは相違している。こ の配列においては、重量級トラックはその長さが図１−３に示すものに比較して 相当短く作り得るし、その幅が大きい為安定性が改善される。更に、重量級トラ ックは２個の直立ストップバー１５またはこれに類似のものを有し、駆動ユニッ ト部分上に回転自在に取り付けられその直立位置に向けてばねで与圧されている 。ストップバー１５はトラックの駆動用原動機に、前記ストップバーが航空機の 機体のような任意の対象物に当たったときに直ちに原動機が停止しトラックが直 ちにブレーキされて停止するように接続されている。また、貨物キャリージ１１ は荷重プラットフォーム７上で、内部固定ロッキングブラケット１６と油圧原動 機１８によってそのロッキング位置へまたはこれから原位置への操作可能の外部 回転自在ロッキングアーム１７によってロックされると言うことが図示されてい る。その低い位置においてはロッキングアーム１７は荷重プラットフォーム７の レバーの下に位置して荷重キャリージ１１の積み上げ積み卸しに当たって障害物 を形成しないようになっ ている。トラックは前進／後退および操舵がジョイステイック類似の操縦ピンに よってなされ、また類似の装置を荷重プラットフォーム７と人員用リフトプラッ トフォーム８の操作用に設けてもよい。 航空機上への貨物キャリージ１１の任意のまた全ての取扱いに対して只の２名 の荷扱い者が必要なだけである。１名の貨物取扱い者は「可動人員−と−荷重− キャリージ−リフト−トラック」に位置してトラックを荷重プラットフォーム７ が荷重される物品キャリージの下の位置に到着するように運転する。荷重プラッ トフォーム７はシザーリフトユニット１０によって持ち上げられて荷重キャリー ジ１１の車輪が地面から離れて自由に走り得るようになり、荷重キャリージを有 するトラックは航空機の倉庫ハッチに隣接する位置に運搬されること図３の通り である。人員用プラットフォーム８は持ち上げられて荷扱者がハッチ１２を開け ることのできる位置に到着する。ハッチが開けられ、人員リフトプラットフオー ム８を有するトラックは航空機の開放ハッチ１２と床板１３との間の作業場所に 持ち上げられる。更に、必要に応じて人員プラットフォーム８の高さ方向位置は 荷扱い者が最良の積み込み可能位置（または荷卸し位置）に立っているように調 節され、その後荷重プラットフォーム７の高さ方向位置が調節されて物品キャリ ージ１１の貨物の最上層１４が荷重キャリージを持ち上げて運び出すおよび航空 機からの積み下ろしに適当な位置に到着する。 第２積載者は通常のように倉庫スペースの端部まで這って移動してそこで第１ 積載者によって持ち込まれた貨物の受け取りおよび積み込みの位置を取る。時と して、前記第２積載者は航空機の倉庫スペースに到着のために人員用プラットフ ォーム８を使用してもよい。 第１積載者は、現在垂直位置に立って作業しているが、ここで単に、また人間 工学的に貨物１４を積載キャリージから持ち上げてこれを自身の回転の必要性な しで航空機の倉庫内へ手渡すことができる。人員用リフトプラットフォーム８は 積載者が航空機倉庫中に貨物その他の物品を取り上げて手渡すのに適当する位置 を得る為に移動することができる程広く作られる。物品１４が持ち上げられると 、荷重プラットフォーム７の物品キャリージ１１が持ち上げられてその為、常に 、荷重キャリージ１１上の最上部の物品１４が常に積載者に取って適当な高さ位 置にあるようになし得る。 上述の重量級トラックと組み合わせて「スライデイングカーペット」と称され る形式のベルトコンベアを使用することも可能であるが、このような場合これは 倉庫内にあって物品を倉庫内で所望の距離まで運搬して、これによって「第２」 積載者の作業環境が改善される。 物品の荷下ろしは上述の反対の要領で行われる。同様第１積載者であるトラッ ク運転者は物品の積載されていないキャリージ１１を入手して前記物品キャリジ １１を有するトラックを駆動して航空機まで運搬し、倉庫ハッ チ１２を開き、第１積載者に取って適当な作業位置へ人員用リフトプラットフォ ーム８を持ち上げて、荷重プラットフォーム７を持ち上げて物品１４を運び出す のに適当な位置に置き、そして、必要に応じて段階的に荷重プラットフォーム７ を下ろして最終的には一杯になった荷重キャリージを駆動してこれを所望の場所 に積み下ろす。 ［符号の説明］ １ 駆動ユニット ２ 荷重リフトユニット ３ 人員用リフト ４ 駆動輪 ５ 自由走行車輪 ６ 操舵アーム ７ 荷重プラットフォーム ８ 人員リフトプラットフォーム ９ 支持体（２用） １０ シザーリフトユニット １１ 物品キャリージ １２ ハッチ（倉庫の） １３ 床面 １４ 最上層 １５ ストップバー １６ ロックブラケット １７ ロッキングアーム １８ 油圧原動機

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項 【提出日】１９９３年３月２２日 【補正内容】 請求の範囲 １．一つの場所から他の場所へ駆動可能になっている駆動と操舵装置（１）と、 上に負荷された荷重（１１）を伴う物品運搬キャリージ（１１）のような完成荷 重ユニットを持ち上げるのに適当する荷重リフト装置（２）と、また、トラック 運転者を所定の距離上下に夫々動かして倉庫床面（１３）にある物品を取り扱う のに適当な位置に、または任意の時に輸送キャリージ（１１）上の貨物の最上層 に移動させる人員用リフト（８）とが形成されトラック運転者／積載者が彼自身 が人員用リフトプラットフォーム上に立って倉庫開扉を行う正確な位置に動かさ れる特殊設計の荷重トラックを使用して航空機の倉庫のような地上から高い所に 位置する狭い空間にまたはここから、地上相当な距離を有する空所に物品を積載 しまた物品を積み下ろす方法であって、同一の方法でただし反対の順番で行われ る荷積み荷下ろし方法において、 −トラックは物品（１４）を有する運搬キャリージ（１１）が停止している場 所に駆動され、 −荷重リフト装置（２）が引き下げられて物品キャリージ（１１）の下の位置 に動かされ、 −荷重リフト装置（２）が持ち上げられて物品キャリージ（１１）が地面から 離れて自在に走るようになされ、 −物品キャリージ（１１）を有するトラックが荷積み／荷下ろし場所の近くの 適当な位置に運転されて、トラック運転者／積載者が倉庫開口の前に位置しその 倉庫ハ ッチ（１２）がある場合にはこれが開けられ、 −積載者が倉庫に関して適当な高さの荷下ろし位置に到着するように人員用リ フトプラットホーム（８）が持ち上げられ、 −物品（１４）の最上層が荷積み／荷下ろし人にとって適当な位置にくるよう に荷重プラットフォーム（７）が持ち上げられ、 −物品キャリージ上の物品の最上層が常に順次積み下ろされるように物品（１ ４）が荷下ろしされ、 −これによって荷重プラットフォーム（７）が段階的に順次持ち上げられて物 品（１４）の最上層が常に、適当な荷積み／荷下ろし位置にあるようにし、また 、 −物品キャリージ（１１）からの物品の荷下ろしが完了後、または倉庫からの 物品の物品キャリージ（１１）への負荷が完了後人員用プラットフォーム（８） と荷重プラットフォーム（７）とが引き下げられて物品キャリージ（１１）を有 するトラックが荷積み／荷下ろし場所から離れることを特徴とする物品の荷積み および荷下ろし方法。 ２．装置は、積載者／積卸者でもあるトラック運転者が彼自身を前記装置によっ て倉庫ハッチの前の位置に位置させられるように形成され、 −装置はまたこれを上昇、下降させ得る装置を有する人員用リフト装置（３） を有し、これによってトラック運転者／積載者は彼自身を物品キャリージ（１１ ）上の 物品の夫々荷積みおよび荷下ろしのための可能な最良のレベルに上昇／下降させ ることができ、 −荷重リフト装置（２）は別々に上昇、下降可能で、物品キャリージ（１１） 上の物品の最上層が常に人員用リフト（３）上に立っている担当者にとって最良 の荷積み／荷下ろし位置であるようになされ、 −人員用リフト装置（３）および荷重リフト装置（２）とは相互に隣接して設 けられ人員用リフト（３）上に立っているトラック運転者が物品キャリージ（３ ）上の任意の且つ全部の物品に自由にアクセスできるように形成されていること を特徴とする、トラック駆動用および操舵用の装置（１）と物品キャリージ（１ １）のリフトおよび移動用の荷重リフト装置（２）とを有するトラックの形の請 求項１記載の方法を実施するための物品の荷積みおよび荷下ろし装置。 ３．荷重リフト装置（２）は荷重リフトプラットフォーム（８）を有し、これは 、その底部位置においてこれが物品キャリージ（１１）の下の位置に動かされ得 るような低いレベルに位置され、またこれは持ち上げられたときにはその上に物 品（１４）を有する全物品キャリージ（１１）を持ち上げることを特徴とする請 求項２または３記載の物品の荷積みおよび荷下ろし装置。 ４．人員リフト装置（３）は駆動／操舵ユニット（１）と荷重リフト装置（２） との間に取り付けられてあることを特徴とする請求項２または３記載の物品の荷 積みお よび荷下ろし装置。 ５．荷重リフトプラットフォーム（７）の持ち上げ付勢装置は荷重プラットフォ ーム（７）を平行に持ち上げるように配置されたシザーリフト装置（１０）（関 節付きジャッキ）であることを特徴とする請求項４記載の物品の荷積みおよび荷 下ろし装置。 ６．駆動／操舵装置（１′）は人員リフト装置（３′）の両側に位置する２また は４個の離隔駆動／操舵部分に分割され、夫々が駆動／操舵輪（４）を有するこ とを特徴とする請求項２記載の物品の荷積みおよび荷下ろし装置。 ７．トラックには１乃至それ以上のストップバー（１５）または類似の装置を人 員リフト装置（３′）またはその近くに有し、前記ストップバー（１５）は荷積 み／荷下ろし場所に面した方向にばね与圧され、これが駆動ユニット（１′）に 、ストップバーまたはストップバー（１５）のいずれかが任意の物品によって弾 性的に与圧されたときトラックが停止するようにブレーキが加えられるごとく接 続されていることを特徴とする請求項２乃至６のいずれか１項記載の物品の荷積 みおよび荷下ろし装置。 ８．荷重リフト装置（２′）には物品キャリージ（１１）を荷重リフト装置（２ ′）上で安全にロックする為の１またはそれ以上の固定ロックブラケット（１６ ）と例えば油圧原動機（１８）で駆動可能な１またはそれ以上の固定ロッキング アーム（１７）を有することを特徴とす る請求項２乃至７の任意１項記載の物品の荷積みおよび荷下ろし装置。 ９．人員リフト装置（３、３′）と荷重リフト装置（２、２′）とは人員リフト プラットフォーム（８）上の積載人員と荷重プラットフォーム（７）上の物品（ １４）との間の完全な自由アクセスがあるようにまた直立部材がないように配列 されていることを特徴とする請求項２乃至８ずれか１項記載の物品の荷積みおよ び荷下ろし装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．一つの場所から他の場所へ駆動可能になっている駆動および操舵装置（１） と、上に負荷された荷重（１１）を伴う物品運搬キャリージ（１１）のような完 成荷重ユニットを持ち上げるのに適当する荷重リフト装置（２）と、および、ト ラック運転者を相当な距離上下に夫々動かして倉庫床面（１３）にある物品を取 り扱うのに適当な位置に、または任意の時に輸送キャリージ（１１）上の貨物の 最上層をそこに移動させる人員用リフト（８）が形成された特殊設計の重量級ト ラックを使用して特に航空機の倉庫のような狭く且地上から高い所に位置する空 間にまたはそこから地上相当な距離を有する空所に物品を積載しまた物品を積み 下ろす方法であって、積載と積み卸しとが同一の方法でただし反対の順番で行わ れる方法において、 −トラックは物品（１４）を有する運搬キャリージ（１１）が停止している場 所に駆動され、 −物品キャリージ（１１）が地面から離れて走行するように荷重リフト装置（ ２）が持ち上げられ、 −物品キャリージ（１１）を有するトラックが積載／積み卸し場所の近くの適 当な位置に運転されて、そのハッチ（１２）がある場合にはこれが開かれ、 −積載者が倉庫に関して適当な積み卸し位置に到着するように人員用リフトプ ラットホーム（８）が持ち上げられ、 −物品（１４）の最上層が積載／積み卸し人に取って適当な位置にくるように 荷重プラットフォーム（７）が持ち上げられ、更に、 −物品（１４）が積み下ろされて、これによって荷重プラットフォーム（７） が段階的に持ち上げられて物品の最上層が常に、適当な積載／積み卸し位置にあ るようにし、また、 −積み卸しが完了後、人員用プラットフォーム（８）と荷重プラットフォーム （７）とが引き下げられて物品キャリージ（１１）を有するトラックが積載／積 み卸し場所から離れることを特徴とする物品の荷積みおよび荷下ろし方法。 ２．装置が尚、積載要員でもあるトラック運転者が物品の積み込みおよび積み卸 しのための適当な位置に自身で持ち上げられる人員用リフト装置（３）を有する ことを特徴とするトラックの駆動用および操舵装置（１）と、荷重ユニット（２ ）を持ち上げる装置（２）とを有するトラックの形であることを特徴とする請求 項１記載の方法を実施する為の物品の荷積みおよび荷下ろし装置。 ３．人員リフト装置（３）は駆動／操舵ユニット（１）と荷重リフト装置（２） との間に取り付けられてあることを特徴とする請求項２記載の物品の荷積みおよ び荷下ろし装置。 ４．荷重リフト装置（２）は荷重リフトプラットフォーム（８）を有し、これが その最下の位置においてこれが 物品キャリージ（１１）の下の位置に移動し得てまたこれが持ち上げられたとき に物品キャリージ全体をこれに乗った物品諸共持ち上げることを特徴とする請求 項２または３記載の物品の荷積みおよび荷下ろし装置。 ５．荷重リフトプラットフォーム（７）の持ち上げ付勢装置は荷重プラットフォ ーム（７）を平行に持ち上げるように配置されたシザーリフト装置（関節付きジ ャッキ）であることを特徴とする請求項４記載の物品の荷積みおよび荷下ろし装 置。 ６．駆動／操舵装置（１′）は人員リフト装置（３′）の両側に位置する２また は４個の離隔駆動／操舵部分に分割され、夫々が駆動／操舵輪（４）を有するこ とを特徴とする請求項２記載の物品の荷積みおよび荷下ろし装置。 ７．トラックには１乃至それ以上のストップバー（１５）または類似の装置を人 員リフト装置（３′）またはその近くに有し、前記ストップバー（１５）は積載 ／積み卸し場所に面した方向にばね与圧され、これが駆動ユニット（１′）に、 ストップバーまたはストップバーのいずれかが任意の物品によって弾性的に与圧 されたときトラックが停止するようにブレーキが加えられるごとく接続されてい ることを特徴とする請求項２乃至６のいずれか１項記載の物品の荷積みおよび荷 下ろし装置。 ８．荷重リフト装置（２′）には物品キャリージ（１１）を荷重リフト装置（２ ′）上で安全にロックする為の１ またはそれ以上の固定ロックブラケット（１６）と例えば油圧原動機（１８）で 駆動可能な１またはそれ以上の固定ロッキングアーム（１７）を有することを特 徴とする請求項２乃至７のいずれか１項記載の物品の荷積みおよび荷下ろし装置 。 ９．人員リフト装置（３、３′）と荷重リフト装置（２、２′）とが人員リフト プラットフォーム（８）上の積載人員と荷重プラットフォーム（７）上の物品（ １４）との間の完全な自由アクセスがあるように、また直立部材がないように配 列されていることを特徴とする請求項２乃至８のいずれか１項記載の物品の荷積 みおよび荷下ろし装置。