JPH0648581A - コンテナ用荷卸し作業車 - Google Patents
コンテナ用荷卸し作業車Info
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- JPH0648581A JPH0648581A JP21540992A JP21540992A JPH0648581A JP H0648581 A JPH0648581 A JP H0648581A JP 21540992 A JP21540992 A JP 21540992A JP 21540992 A JP21540992 A JP 21540992A JP H0648581 A JPH0648581 A JP H0648581A
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- JP
- Japan
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- conveyor
- cargo
- trough
- unloading
- container
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空港用コンテナ内の旅客用荷物を容易に荷卸
しする。 【構成】 航空機に積込まれているコンテナ1を地上へ
卸し、このコンテナ1に荷卸し作業車6を横付けする。
このコンテナ1の荷物4を卸すため、荷卸し作業車6を
次のように構成する。この作業車6にテ−ブル形リフタ
−9を設け、このリフタ−9に、直線状コンベア11
と、カ−ブコンベア12と、荷卸しトラフ13とを連設
して設け、この荷卸しトラフ13を俯仰させると共に、
トラフ13の上面に複数のゴムバンド20を張って、ト
ラフ13を滑り落ちる荷物4にブレ−キをかけるように
した。したがって、荷物4を直線状コンベア11に載せ
るだけで、地上コンベア5へ容易に移すことができる。
しする。 【構成】 航空機に積込まれているコンテナ1を地上へ
卸し、このコンテナ1に荷卸し作業車6を横付けする。
このコンテナ1の荷物4を卸すため、荷卸し作業車6を
次のように構成する。この作業車6にテ−ブル形リフタ
−9を設け、このリフタ−9に、直線状コンベア11
と、カ−ブコンベア12と、荷卸しトラフ13とを連設
して設け、この荷卸しトラフ13を俯仰させると共に、
トラフ13の上面に複数のゴムバンド20を張って、ト
ラフ13を滑り落ちる荷物4にブレ−キをかけるように
した。したがって、荷物4を直線状コンベア11に載せ
るだけで、地上コンベア5へ容易に移すことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空港における旅客用荷
物または空港バゲ−ジ(以下、これらを本明細書では単
に貨物という)を取扱う施設において用いられる荷卸し
作業車に関し、詳しくは、ド−リ上のコンテナ内の貨物
を荷卸しするための作業車に関するものである。
物または空港バゲ−ジ(以下、これらを本明細書では単
に貨物という)を取扱う施設において用いられる荷卸し
作業車に関し、詳しくは、ド−リ上のコンテナ内の貨物
を荷卸しするための作業車に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】周知のごとく空港において、
旅客や貨物を取扱う施設をタ−ミナルビルまたは貨物タ
−ミナルビルと呼んでいるが、そこでは、貨物を受注、
仕分け、保管、搭載準備、搭載前一時保管等を行う作業
が行われている。
旅客や貨物を取扱う施設をタ−ミナルビルまたは貨物タ
−ミナルビルと呼んでいるが、そこでは、貨物を受注、
仕分け、保管、搭載準備、搭載前一時保管等を行う作業
が行われている。
【0003】ところで、貨物のユニット化には、例えば
パレットやコンテナが用いられているが、このコンテナ
を航空機へ積込んだり、卸したりするには、例えば、リ
フトロ−ダ等の各種の荷役車両が用いられて、機械化さ
れている(例えば、特公昭64−6967号公報、特公
昭63−15210号公報、特公昭51−19645号
公報等参照)。
パレットやコンテナが用いられているが、このコンテナ
を航空機へ積込んだり、卸したりするには、例えば、リ
フトロ−ダ等の各種の荷役車両が用いられて、機械化さ
れている(例えば、特公昭64−6967号公報、特公
昭63−15210号公報、特公昭51−19645号
公報等参照)。
【0004】しかしながら、このコンテナに貨物へ積付
けたり、荷卸しする作業(以下、これらを荷卸し作業と
いう)は、人手によっており、この作業は、殊にコンテ
ナが大型化されている現在、例えば、高さ2m にもなれ
ば、きわめて危険な作業となっている。そのため、コン
テナからの荷卸し作業を機械化することが強く望まれて
いる。
けたり、荷卸しする作業(以下、これらを荷卸し作業と
いう)は、人手によっており、この作業は、殊にコンテ
ナが大型化されている現在、例えば、高さ2m にもなれ
ば、きわめて危険な作業となっている。そのため、コン
テナからの荷卸し作業を機械化することが強く望まれて
いる。
【0005】そこで、本発明者らは、かかる要請に応じ
るべく、鋭意、試行錯誤を行っている。例えば、正逆転
するコンベアをもつシザ−ス形(またはテ−ブル形とも
いう)リフタ−(例えば、特公昭50−13550号公
報、特開昭52−35073号公報等参照)を、コンテ
ナの荷卸し作業に適用することを試みた。
るべく、鋭意、試行錯誤を行っている。例えば、正逆転
するコンベアをもつシザ−ス形(またはテ−ブル形とも
いう)リフタ−(例えば、特公昭50−13550号公
報、特開昭52−35073号公報等参照)を、コンテ
ナの荷卸し作業に適用することを試みた。
【0006】一方、航空機に積込まれるコンテナは、航
空機の胴体に合せて形成されており、しかも、その大き
さも大小様々のものがあるが、一般的には図6に示すよ
うな形状になっている。このコンテナ1は前面に扉2が
開閉自在に設けてあり、側壁から底部にかけて、航空機
の胴体形状に合せて切落し部3が設けてある。そして、
このコンテナ1には略定形化された多数の貨物4,4…
…が前列Aと後列Bとに分けて段積みされている。した
がって、これらの貨物4を荷卸しするには、前列Aの上
段から始め、次いで後列Bの上段から下段にかけて行
う。そして、運び出された貨物4は地上を走行している
地上コンベアに移されて、所定の位置に運ばれる。
空機の胴体に合せて形成されており、しかも、その大き
さも大小様々のものがあるが、一般的には図6に示すよ
うな形状になっている。このコンテナ1は前面に扉2が
開閉自在に設けてあり、側壁から底部にかけて、航空機
の胴体形状に合せて切落し部3が設けてある。そして、
このコンテナ1には略定形化された多数の貨物4,4…
…が前列Aと後列Bとに分けて段積みされている。した
がって、これらの貨物4を荷卸しするには、前列Aの上
段から始め、次いで後列Bの上段から下段にかけて行
う。そして、運び出された貨物4は地上を走行している
地上コンベアに移されて、所定の位置に運ばれる。
【0007】したがって、このコンテナ1の荷卸し作業
に、前掲の公報で示されたコンベア付シザ−ス形リフタ
−を適用しようとすれば、このリフタ−が倉庫等の大規
模のものであることから、たとえコンテナが大型化され
ても、そのまま適用できないのは勿論、このリフタ−に
おけるコンベアは、一定の高さになっている階床上の貨
物を取扱うので、前記コンテナのように段積みされて高
さが段々と変わる貨物を上段から次々に取出せば、リフ
タ−をその都度、昇降させるので能率が悪い、という問
題があった。
に、前掲の公報で示されたコンベア付シザ−ス形リフタ
−を適用しようとすれば、このリフタ−が倉庫等の大規
模のものであることから、たとえコンテナが大型化され
ても、そのまま適用できないのは勿論、このリフタ−に
おけるコンベアは、一定の高さになっている階床上の貨
物を取扱うので、前記コンテナのように段積みされて高
さが段々と変わる貨物を上段から次々に取出せば、リフ
タ−をその都度、昇降させるので能率が悪い、という問
題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、コンテ
ナの貨物を荷卸しする際、可及的に安全な作業のみを人
手により行い、しかも、高価なロボット等を使用するこ
となく安価な荷卸し作業車を提供することを目的とした
もので、その要旨とするところは、1)貨物が段積みさ
れたコンテナへ横付け可能にした荷卸し作業車に、シザ
−ス形リフタ−を設け、該リフタ−上にコンベアフレ−
ムを設け、該コンベアフレ−ムに、前記コンテナ入口に
向け設けた積荷コンベアと、該積荷コンベアと接続さ
れ、かつ、出口が地上コンベアの走行方向に向いたカ−
ブコンベアと、該カ−ブコンベアに接続され、かつ、俯
仰可能の荷卸しトラフとを設け、該荷卸しトラフの上方
開口部を弾性体で覆って、トラフ断面積を下流方向に除
々に縮小したことを特徴とするコンテナ用荷卸し作業車
にあり、2)荷卸しトラフの底面にコンベアを設けた請
求項1記載のコンテナ用荷卸し作業車にある。
ナの貨物を荷卸しする際、可及的に安全な作業のみを人
手により行い、しかも、高価なロボット等を使用するこ
となく安価な荷卸し作業車を提供することを目的とした
もので、その要旨とするところは、1)貨物が段積みさ
れたコンテナへ横付け可能にした荷卸し作業車に、シザ
−ス形リフタ−を設け、該リフタ−上にコンベアフレ−
ムを設け、該コンベアフレ−ムに、前記コンテナ入口に
向け設けた積荷コンベアと、該積荷コンベアと接続さ
れ、かつ、出口が地上コンベアの走行方向に向いたカ−
ブコンベアと、該カ−ブコンベアに接続され、かつ、俯
仰可能の荷卸しトラフとを設け、該荷卸しトラフの上方
開口部を弾性体で覆って、トラフ断面積を下流方向に除
々に縮小したことを特徴とするコンテナ用荷卸し作業車
にあり、2)荷卸しトラフの底面にコンベアを設けた請
求項1記載のコンテナ用荷卸し作業車にある。
【0009】
【実施例】本発明の構成を添付図面に示す実施例により
詳細に述べる。図1は本発明の実施例の一部省略平面
図、図2は図1のA〜矢視断面図、図3は図2の作動
図、図4は図2のB〜矢視側面図、図5は図4の各断面
図で、(A)はa〜、(B)はb〜、(C)はc〜、
(D)はd〜の各断面図である。
詳細に述べる。図1は本発明の実施例の一部省略平面
図、図2は図1のA〜矢視断面図、図3は図2の作動
図、図4は図2のB〜矢視側面図、図5は図4の各断面
図で、(A)はa〜、(B)はb〜、(C)はc〜、
(D)はd〜の各断面図である。
【0010】本実施例の荷卸し作業車は、地上コンベア
5に横付けされた航空機積込み用コンテナ1から貨物4
を荷卸しするものであって、このコンテナ1は、2〜3
台連結したド−リ(台車)上に各々載置されて地上コン
ベア5に横付けされる。そして、このコンテナ1は、高
さ約160cm、正面側巾約200cm、奥行き約150cm
の大きさになっている。
5に横付けされた航空機積込み用コンテナ1から貨物4
を荷卸しするものであって、このコンテナ1は、2〜3
台連結したド−リ(台車)上に各々載置されて地上コン
ベア5に横付けされる。そして、このコンテナ1は、高
さ約160cm、正面側巾約200cm、奥行き約150cm
の大きさになっている。
【0011】図において、6は、4つの車輪7の付いた
自走式走行台車で、コンテナ1と地上コンベア5との間
に乗り付けて荷卸し作業を行うようになっている。この
走行台車6の基台8には、シザ−ス形リフタ−(テ−ブ
ルの昇降がパンダグラフ式のリンク機構により油圧シリ
ンダで駆動されるもの)9が設けられ、不図示の油圧装
置でもって昇降するようになっている。
自走式走行台車で、コンテナ1と地上コンベア5との間
に乗り付けて荷卸し作業を行うようになっている。この
走行台車6の基台8には、シザ−ス形リフタ−(テ−ブ
ルの昇降がパンダグラフ式のリンク機構により油圧シリ
ンダで駆動されるもの)9が設けられ、不図示の油圧装
置でもって昇降するようになっている。
【0012】このリフタ−9上には、走行台車6の走行
方向に直交した向きにコンベアフレ−ム10が設けられ
ている。このコンベアフレ−ム10は、リフタ−9によ
って図2の最高状態から図1の最低状態迄を昇降できる
ようになっている。その昇降量は約1m となっている。
方向に直交した向きにコンベアフレ−ム10が設けられ
ている。このコンベアフレ−ム10は、リフタ−9によ
って図2の最高状態から図1の最低状態迄を昇降できる
ようになっている。その昇降量は約1m となっている。
【0013】このコンベアフレ−ム10には、水平状に
並列した駆動型のロ−ラ式積荷コンベア11と、水平面
で約90°弯曲したロ−ラ式カ−ブコンベア12と、俯
仰可能の荷卸しトラフ13とが連設されている。この積
荷コンベア11は走行台車6の走行方向に直交した向き
に配置され、カ−ブコンベア12の出口は、地上コンベ
ア5上に臨むように、走行台車6の走行方向に向いてい
る。したがって、荷卸しトラフ13も走行台車6の走行
方向に配置されている。
並列した駆動型のロ−ラ式積荷コンベア11と、水平面
で約90°弯曲したロ−ラ式カ−ブコンベア12と、俯
仰可能の荷卸しトラフ13とが連設されている。この積
荷コンベア11は走行台車6の走行方向に直交した向き
に配置され、カ−ブコンベア12の出口は、地上コンベ
ア5上に臨むように、走行台車6の走行方向に向いてい
る。したがって、荷卸しトラフ13も走行台車6の走行
方向に配置されている。
【0014】積荷コンベア11の入口端には、不図示の
ヒンジ部を介して、補助コンベア14が延設され、この
補助コンベア14によって、コンテナ1の後列Bの貨物
4を荷卸しするようになっている。したがって、通常は
積荷コンベア11の下側に折りたたまれて格納されてい
る。
ヒンジ部を介して、補助コンベア14が延設され、この
補助コンベア14によって、コンテナ1の後列Bの貨物
4を荷卸しするようになっている。したがって、通常は
積荷コンベア11の下側に折りたたまれて格納されてい
る。
【0015】荷卸しトラフ13は、コンベアフレ−ム1
0の突出端に設けられた送りロ−ラ兼回転軸15によっ
て枢支されている。また、その裏面は、コンベアフレ−
ム10から延設された油圧シリンダ16で支持されてい
る。したがって、油圧シリンダ16の伸縮作動により、
荷卸しトラフ13はコンベアフレ−ム10に対し略垂直
状態から略水平状態迄俯仰する。
0の突出端に設けられた送りロ−ラ兼回転軸15によっ
て枢支されている。また、その裏面は、コンベアフレ−
ム10から延設された油圧シリンダ16で支持されてい
る。したがって、油圧シリンダ16の伸縮作動により、
荷卸しトラフ13はコンベアフレ−ム10に対し略垂直
状態から略水平状態迄俯仰する。
【0016】荷卸しトラフ13は、上方開口した両側壁
22をもつ、断面コ字状のトラフ本体17と、このトラ
フ本体17の底部に長手方向に形成されたスリット状開
口部に設けられたコンベアロ−ラ18と、上方開口部で
トラフ長手方向に張設された複数の案内ベルト19と、
この案内ベルト19の更に上側で直交してゆるく張設さ
れた複数の押えベルト20と、から大略構成されてい
る。したがって、トラフ本体17に送り込まれた貨物4
は、案内ベルト19に当接・案内されて向きを変え、ト
ラフ本体17の両側壁22と、コンベアロ−ラ18と、
押えベルト20とで挟まれながら落下しながら移動し、
地上コンベア5へ軟着座する。
22をもつ、断面コ字状のトラフ本体17と、このトラ
フ本体17の底部に長手方向に形成されたスリット状開
口部に設けられたコンベアロ−ラ18と、上方開口部で
トラフ長手方向に張設された複数の案内ベルト19と、
この案内ベルト19の更に上側で直交してゆるく張設さ
れた複数の押えベルト20と、から大略構成されてい
る。したがって、トラフ本体17に送り込まれた貨物4
は、案内ベルト19に当接・案内されて向きを変え、ト
ラフ本体17の両側壁22と、コンベアロ−ラ18と、
押えベルト20とで挟まれながら落下しながら移動し、
地上コンベア5へ軟着座する。
【0017】トラフ本体17の底部で、油圧シリンダ1
6の枢支部21より入口側では入口部17aが開口され
ている。また、トラフ本体17の両側壁22は、上流側
が高く、下流側が低くなっており、これらの両側壁22
の上縁に、押えベルト20がわたされて張設されている
ので、トラフ本体17と押えベルト20とで形成される
空間、つまりトラフ断面積は、除々に小となっている。
そして、最終空間は、押えベルト20が伸びて貨物4を
押圧するようになっている。
6の枢支部21より入口側では入口部17aが開口され
ている。また、トラフ本体17の両側壁22は、上流側
が高く、下流側が低くなっており、これらの両側壁22
の上縁に、押えベルト20がわたされて張設されている
ので、トラフ本体17と押えベルト20とで形成される
空間、つまりトラフ断面積は、除々に小となっている。
そして、最終空間は、押えベルト20が伸びて貨物4を
押圧するようになっている。
【0018】案内ベルト19は、押えベルト20と同
様、伸縮弾性のある帯体で形成され、しかも、若干滑り
止めになっており、落下する貨物4に若干のブレ−キを
与えながら案内するようになっている。その入口側の一
端は、押えベルト用止め具24でトラフ本体17に固着
されており、他端はフリ−となっている。この止め具2
4は、案内ベルト19の固着位置を移動調整できるよう
になっている。
様、伸縮弾性のある帯体で形成され、しかも、若干滑り
止めになっており、落下する貨物4に若干のブレ−キを
与えながら案内するようになっている。その入口側の一
端は、押えベルト用止め具24でトラフ本体17に固着
されており、他端はフリ−となっている。この止め具2
4は、案内ベルト19の固着位置を移動調整できるよう
になっている。
【0019】押えベルト20は、貨物4の落下エネルギ
に対向して伸びる帯体で形成され、その両端は、押えベ
ルト用止め具23によって、側壁22の外面に固着され
ている。この止め具23は、押えベルト20の長さを調
節できるようになっている。
に対向して伸びる帯体で形成され、その両端は、押えベ
ルト用止め具23によって、側壁22の外面に固着され
ている。この止め具23は、押えベルト20の長さを調
節できるようになっている。
【0020】次に、本実施例の作用を述べる。不図示の
航空機から卸されたコンテナ1は、連走する2〜3台の
ド−リ上にそれぞれ載せられて、地上コンベア5に横付
けする。そこで、コンテナ1と地上コンベア5との間
に、走行台車6を乗り入れる。そのとき、積荷コンベア
11をコンテナ1の入口に向け配置すると共に、荷卸し
トラフ13を地上コンベア5の走行方向に向け配置す
る。そこで、リフタ−9によってコンベアフレ−ム10
を、コンテナ1のA列の最上段A,の貨物4(図6
参照)の位置に上昇させると、それに連動して、荷卸し
トラフ13を略垂直状態にする。次いで、積荷コンベア
11およびカ−ブコンベア12を駆動する。そのとき、
走行台車6は走行不能にインタ−ロックしておく。そこ
で、コンテナ1の入口側にいる作業者により、前列Aの
最上段A,の貨物4を積荷コンベア11に載せる
と、カ−ブコンベア12を介して荷卸しトラフ13へ移
動する。そのとき、この貨物4は、案内ベルト19に案
内されて下向きとなり、トラフ本体17の両側壁22
と、コンベアロ−ラ18と、押えベルト20とに挟まれ
て落下し、地上コンベア5へ軟着座する。特に、トラフ
本体17と押えベルト20とで形成される空間は、除々
に小となっているので、貨物4はブレ−キされながら落
下する。そして、地上コンベア5が走行しているので、
地上コンベア5に一端が接した貨物4は、その走行力に
よって運ばれる。
航空機から卸されたコンテナ1は、連走する2〜3台の
ド−リ上にそれぞれ載せられて、地上コンベア5に横付
けする。そこで、コンテナ1と地上コンベア5との間
に、走行台車6を乗り入れる。そのとき、積荷コンベア
11をコンテナ1の入口に向け配置すると共に、荷卸し
トラフ13を地上コンベア5の走行方向に向け配置す
る。そこで、リフタ−9によってコンベアフレ−ム10
を、コンテナ1のA列の最上段A,の貨物4(図6
参照)の位置に上昇させると、それに連動して、荷卸し
トラフ13を略垂直状態にする。次いで、積荷コンベア
11およびカ−ブコンベア12を駆動する。そのとき、
走行台車6は走行不能にインタ−ロックしておく。そこ
で、コンテナ1の入口側にいる作業者により、前列Aの
最上段A,の貨物4を積荷コンベア11に載せる
と、カ−ブコンベア12を介して荷卸しトラフ13へ移
動する。そのとき、この貨物4は、案内ベルト19に案
内されて下向きとなり、トラフ本体17の両側壁22
と、コンベアロ−ラ18と、押えベルト20とに挟まれ
て落下し、地上コンベア5へ軟着座する。特に、トラフ
本体17と押えベルト20とで形成される空間は、除々
に小となっているので、貨物4はブレ−キされながら落
下する。そして、地上コンベア5が走行しているので、
地上コンベア5に一端が接した貨物4は、その走行力に
よって運ばれる。
【0021】次に、リフタ−9を1段下げて、次の段の
貨物4を運び出す。そして、前列Aの貨物4の荷卸しが
終れば、各コンベア11,12を停止させて、補助コン
ベア14を延長する。そこで、作業者はコンテナ1の中
に入り、後列Bの貨物4を上段から順に運び出す。この
コンテナ1の貨物4の荷卸しが終了すれば、補助コンベ
ア14を折りたたんで、走行台車6を次のコンテナ1へ
移動させる。
貨物4を運び出す。そして、前列Aの貨物4の荷卸しが
終れば、各コンベア11,12を停止させて、補助コン
ベア14を延長する。そこで、作業者はコンテナ1の中
に入り、後列Bの貨物4を上段から順に運び出す。この
コンテナ1の貨物4の荷卸しが終了すれば、補助コンベ
ア14を折りたたんで、走行台車6を次のコンテナ1へ
移動させる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、積荷コンベアとカ−ブ
コンベアとを接続し、カ−ブコンベアに荷卸しトラフを
接続して、地上コンベアに移すが、そのとき、この荷卸
しトラフを俯仰可能に設けたので、上段の貨物を運び出
すときもリフタ−を降下させることなく荷卸しができ、
作業能率を向上させることができる。特に、荷卸しトラ
フの上方開口部を弾性体で覆い、しかも、トラフ断面積
を下流方向に除々に縮小したので、落下する貨物にブレ
−キが発生し、地上コンベアに軟着座させることができ
ると共に、駆動部がないので、安価にできる。
コンベアとを接続し、カ−ブコンベアに荷卸しトラフを
接続して、地上コンベアに移すが、そのとき、この荷卸
しトラフを俯仰可能に設けたので、上段の貨物を運び出
すときもリフタ−を降下させることなく荷卸しができ、
作業能率を向上させることができる。特に、荷卸しトラ
フの上方開口部を弾性体で覆い、しかも、トラフ断面積
を下流方向に除々に縮小したので、落下する貨物にブレ
−キが発生し、地上コンベアに軟着座させることができ
ると共に、駆動部がないので、安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の一部省略平面図である。
【図2】図1のA〜矢視断面図である。
【図3】図2の作動図である。
【図4】図2のB〜矢視側面図である。
【図5】図4の各断面図である。
【図6】一般のコンテナの斜視図である。
1…コンテナ、4…貨物、5…地上コンベア、6…走行
台車、9…シザ−ス形リフタ−、10…コンベアフレ−
ム、11…積荷コンベア、12…カ−ブコンベア、13
…荷卸しトラフ、16…油圧シリンダ、18…コンベア
ロ−ラ、20…押えベルト
台車、9…シザ−ス形リフタ−、10…コンベアフレ−
ム、11…積荷コンベア、12…カ−ブコンベア、13
…荷卸しトラフ、16…油圧シリンダ、18…コンベア
ロ−ラ、20…押えベルト
Claims (2)
- 【請求項1】 貨物が段積みされたコンテナへ横付け可
能にした荷卸し作業車に、シザ−ス形リフタ−を設け、
該リフタ−上にコンベアフレ−ムを設け、該コンベアフ
レ−ムに、前記コンテナ入口に向け設けた積荷コンベア
と、該積荷コンベアと接続され、かつ、出口が地上コン
ベアの走行方向に向いたカ−ブコンベアと、該カ−ブコ
ンベアに接続され、かつ、俯仰可能の荷卸しトラフとを
設け、該荷卸しトラフの上方開口部を弾性体で覆って、
トラフ断面積を下流方向に除々に縮小したことを特徴と
するコンテナ用荷卸し作業車。 - 【請求項2】 荷卸しトラフの底面にコンベアを設けた
請求項1記載のコンテナ用荷卸し作業車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21540992A JPH0648581A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンテナ用荷卸し作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21540992A JPH0648581A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンテナ用荷卸し作業車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648581A true JPH0648581A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16671850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21540992A Pending JPH0648581A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンテナ用荷卸し作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648581A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017044022A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社 シコク | スロープ装置 |
CN109941497A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-06-28 | 辽宁鸿瑞科技开发有限公司 | 一种装箱机系统 |
CN111017594A (zh) * | 2020-01-08 | 2020-04-17 | 怀传华 | 一种物流卸货平台 |
CN113697303A (zh) * | 2021-08-28 | 2021-11-26 | 海南天益物流配送有限公司 | 一种成品烟出入箱记录装置 |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP21540992A patent/JPH0648581A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017044022A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社 シコク | スロープ装置 |
CN109941497A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-06-28 | 辽宁鸿瑞科技开发有限公司 | 一种装箱机系统 |
CN111017594A (zh) * | 2020-01-08 | 2020-04-17 | 怀传华 | 一种物流卸货平台 |
CN113697303A (zh) * | 2021-08-28 | 2021-11-26 | 海南天益物流配送有限公司 | 一种成品烟出入箱记录装置 |
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