JP2500805Y2 - 手動昇降台を有するスタッカクレ―ン - Google Patents

手動昇降台を有するスタッカクレ―ン

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JP2500805Y2
JP2500805Y2 JP3036993U JP3036993U JP2500805Y2 JP 2500805 Y2 JP2500805 Y2 JP 2500805Y2 JP 3036993 U JP3036993 U JP 3036993U JP 3036993 U JP3036993 U JP 3036993U JP 2500805 Y2 JP2500805 Y2 JP 2500805Y2
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JP
Japan
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stacker crane
ladder
auxiliary
manual
mast
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JP3036993U
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JPH07925U (ja
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高志 鈴木
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスタッカクレーンの梯子
近傍に手動式の補助昇降台を設けて、人手で物品の出し
入れを可能とする構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から物流センター等に自動倉庫が利
用され、この自動倉庫はラックとラックの間にスタッカ
クレーンを走行させて、荷物の格納又は搬出を行うもの
であり、このスタッカクレーンは前後のマストの間に昇
降台を昇降可能に配置して、この昇降台の昇降及びスタ
ッカクレーンの走行等はそれぞれモーターにより駆動し
ていたのである。また、昇降台上の荷物が荷崩れを生じ
た時に回復させる場合や、メンテナンス等を行う場合
に、作業者がその位置まで登っていけるようにマストに
梯子が設けられていたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のスタッカクレー
ンにあっては、昇降台の昇降及びスタッカクレーン自体
の走行等がモーターにより行われるため、停電等によっ
てモーターへの給電が断たれた場合には、荷物の格納又
は搬出が行えないという問題があった。特に、停電時等
であってもラックに格納されている荷物を搬出したいと
いった要求は強く、前述の梯子を利用して人手によって
荷物を取り出すことが考えられるが、荷物を持ったまま
梯子を降りるのは非常に危険である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記のような課
題を解決するために次のように構成したものである。即
ち、スタッカクレーンのマストに梯子を付設し、該梯子
近傍に昇降可能な補助昇降台を設け、該補助昇降台をワ
イヤーを介してマニュアルウインチと接続し、該マニュ
アルウインチを作動させることによって補助昇降台を昇
降可能とすると共に、該マニュアルウインチをスタッカ
クレーン下部に設けたものである。
【0005】
【作用】停電時等にラックから荷物を取り出す場合に
は、まず所望の棚の前までスタッカクレーンを人手によ
って押していく。次に、作業者は所望の棚の高さまで梯
子を登り、別の作業者がスタッカクレーン下部でマニュ
アルウインチを操作して補助昇降台を所望の棚の高さま
で上昇させる。そして、梯子上の作業者が棚の荷物を補
助昇降台に載せ、別の作業者がスタッカクレーン下部で
マニュアルウインチを操作して補助昇降台を降ろせば、
必要な荷物を取り出すことができる。反対に、荷物をラ
ックへ格納する場合には、略逆の順序で作業を行えばよ
い。
【0006】
【実施例】本考案の解決しようとする課題及び解決手段
は以上の如くであり、添付した図面に従い実施例の構成
を説明する。図1は本考案の手動昇降台を有するスタッ
カクレーンの側面図、図2は同じく下部後面図、図3は
補助昇降台部分の拡大平面図である。
【0007】図1、図2において自動倉庫に配設される
スタッカクレーンSは、ラックRとラックRの間の床上
に走行レール14が敷設され、天井部に走行レール14
と平行して上ガイドレール(図示せず)が設けられ、該
走行レール14と上ガイドレールの間にスタッカクレー
ンSが前後に走行できるように配設され、ラックRは床
上に立設した支柱4・4・・・に対して水平方向の棚受
(区画)4a・4a・・・によって前後及び上下方向に
多数区画して、それぞれの棚受4a・4a・・・には部
品等を収納した格納ボックス5・5・・・が載置されて
いる。
【0008】前記スタッカクレーンSの構成は、走行レ
ール14上に載置される走行体8の前後にフロントマス
ト11とリアマスト12を立設し、該フロントマスト1
1とリアマスト12上端に上部フレーム7を固設して枠
組し、該走行体8の前後下部に走行駆動輪15と従動輪
16を配置し、後部上にブレーキ付きの走行用のモータ
ーを配置して前記走行駆動輪15を駆動して、走行レー
ル14上を前後に走行可能とし、また、走行体8後部上
には昇降モーターを載置してフロントマスト11とリア
マスト12の間に配置した昇降台1をチェーンを回動す
ることにより昇降駆動可能としている。
【0009】そして、昇降台1の中央上にスライドフォ
ーク2が横設され、該スライドフォーク2は左右にスラ
イド駆動可能とされ、該スライドフォーク2とラックR
の棚受4a又は入出庫ステーションの受台との間で荷物
の受け渡しができるようにしている。
【0010】そして、フロントマスト11前部とリアマ
スト12後部にはそれぞれ梯子21・22が付設され、
リアマスト12に付設した梯子22から後方へループ状
の背囲い23・23・・・が一定間隔をおいて水平方向
に突設され、該背囲い23・23・・・後面の上下方向
にレール24・24が付設され、該レール24と梯子2
2の間にラックRの上下方向の棚受け4aと同じ間隔で
その高さに合わせた位置に、図3に示すような平面視U
字状の切欠を設けて荷物受け板20・20・・・が固設
され、その切欠の空間に作業者が梯子22を使って登り
降りできるようにしている。
【0011】前記レール24・24には補助昇降台25
が嵌合され、該補助昇降台25は側面視L字状に構成し
て、前面にレール24を挟持して上下に摺動自在にガイ
ドするローラー26・26・・・が配設され、後部の平
面部に載置台25aを形成して収納用のボックス33を
載置し、補助昇降台25の前部中央上にワイヤー27の
一端を連結し、該ワイヤー27の他方はリアマスト12
上端に設けたプーリー32・32を介してマニュアルウ
インチ30に接続して、そのドラムに巻き取られ、該マ
ニュアルウインチ30はリアマスト12より後方へ突設
した支持体31後端に設置され、ハンドル30aを回す
ことによりワイヤー27を巻き取り、或いは、巻き戻し
ができ、その任意の位置で補助昇降台25を停止させる
ことができるようにしている。
【0012】このように構成することによって、停電や
故障が生じてスタッカクレーンSを自動運転できなくな
った時であって、ラックRより必要な収納物を取り出す
場合には、走行用モーターのブレーキを解除して、人力
で押して所望の棚の位置までスタッカクレーンSを移動
し、その位置までくるとブレーキを掛けて動かないよう
にロックし、一人の作業者が梯子22を使って所望の格
納ボックス5の位置まで登り、図3に示すように必要な
格納ボックス5を引き出して荷物受板20上に載せ、そ
して、もう一人の作業者は地上でマニュアルウインチ3
0のハンドル30aを回して、ボックス33を載せた補
助昇降台25を上昇させて、引き出した格納ボックス5
の位置まで上昇させ、梯子22上の作業者が必要な部品
をボックス33に入れて、補助昇降台25を下降させれ
ば簡単に必要な部品を取り出すことができるのである。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上のように構成したので次の
ような効果を奏するものである。即ち、停電や故障等が
発生してスタッカクレーンを自動運転できなくなった場
合には、二人のうちの一人の作業者は梯子を登って所望
の格納品を取り出して補助昇降台に載せ、他の作業者は
マニュアルウインチを操作して人力で荷物の出し入れを
することができるようになり、作業者自身が格納品を持
って登り降りする必要がなくなり安全に、然も簡単に速
く出し入れができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の手動昇降台を有するスタッカクレーン
の側面図である。
【図2】スタッカクレーンの下部後面図である。
【図3】補助昇降台部分の拡大平面図後面図である。
【符号の説明】
S スタッカクレーン 1 昇降台 12 リアマスト 22 梯子 25 補助昇降台 27 ワイヤー 30 マニュアルウインチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッカクレーンのマストに梯子を付設
    し、該梯子近傍に昇降可能な補助昇降台を設け、該補助
    昇降台をワイヤーを介してマニュアルウインチと接続
    し、該マニュアルウインチを作動させることによって補
    助昇降台を昇降可能とすると共に、該マニュアルウイン
    チをスタッカクレーン下部に設けたことを特徴とする手
    動昇降台を有するスタッカクレーン。
JP3036993U 1993-06-07 1993-06-07 手動昇降台を有するスタッカクレ―ン Expired - Lifetime JP2500805Y2 (ja)

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JP3036993U JP2500805Y2 (ja) 1993-06-07 1993-06-07 手動昇降台を有するスタッカクレ―ン

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Publication Number Publication Date
JPH07925U JPH07925U (ja) 1995-01-06
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WO2012060146A1 (ja) * 2010-11-04 2012-05-10 ムラテックオートメーション株式会社 スタッカークレーン及び物品の搬出入方法

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JPH07925U (ja) 1995-01-06

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