JP2507262Y2 - 高所作業車 - Google Patents
高所作業車Info
- Publication number
- JP2507262Y2 JP2507262Y2 JP5771090U JP5771090U JP2507262Y2 JP 2507262 Y2 JP2507262 Y2 JP 2507262Y2 JP 5771090 U JP5771090 U JP 5771090U JP 5771090 U JP5771090 U JP 5771090U JP 2507262 Y2 JP2507262 Y2 JP 2507262Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chassis
- work
- lifting device
- work vehicle
- type lifting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シザース式昇降装置の上方に作業台を装備
した高所作業車の車台の前方あるいは後方に前記作業台
に機材等を搬入あるいは搬出するリフト装置を装備した
高所作業車に関するものである。
した高所作業車の車台の前方あるいは後方に前記作業台
に機材等を搬入あるいは搬出するリフト装置を装備した
高所作業車に関するものである。
従来、例えば第２図（ａ）、（ｂ）に示す如く、車台
20aの上方にシザース式昇降装置21を架装し、該シザー
ス式昇降装置21の上方に車台20aと略同様の広さを有す
る作業台22を装備した高所作業車20が開発され、高所作
業に用いる長尺物或いは嵩張る大型の機材等を多く高所
に運搬すると共に、作業台22に多数の作業員が搭乗し、
かつ作業員同士が意思の疎通を十分にとり効率の良い高
所作業を行っているのが実情である。
20aの上方にシザース式昇降装置21を架装し、該シザー
ス式昇降装置21の上方に車台20aと略同様の広さを有す
る作業台22を装備した高所作業車20が開発され、高所作
業に用いる長尺物或いは嵩張る大型の機材等を多く高所
に運搬すると共に、作業台22に多数の作業員が搭乗し、
かつ作業員同士が意思の疎通を十分にとり効率の良い高
所作業を行っているのが実情である。
しかしながら、同図に示す様な高所作業車20は、車台
20aの上方にシザース式昇降装置21を架装し、該シザー
ス式昇降装置21の上方に車台20aと略同様の広さの作業
台22を装備した構造のものであるため、例えばシザース
式昇降装置21を縮小して作業台22を最下限に下降させて
も作業台22の高さは、本実施例のように車高の低いクロ
ーラ23による走行の車台20aを採用してもクローラ23の
高さl1とシザース式昇降装置21の高さl2と作業台22の床
厚l3のトータル分の高さｈ（この高さｈは170〜180cmに
もなり作業員Ｍの身長に匹敵する）にも達するため作業
に用いる比較的軽量な機材等を作業台22に搭載する場合
には作業員Ｍが手作業で行い、また手作業では搭載不可
能な重い資材Ｂ等ではフォークリフト車を用いている
が、係る場合はフォークリフト車を別個に配車しなけれ
ばならないために狭い作業現場では使用できず、また作
業が大掛かりとなり作業能率も著しく悪い等種々の問題
を有していた。
20aの上方にシザース式昇降装置21を架装し、該シザー
ス式昇降装置21の上方に車台20aと略同様の広さの作業
台22を装備した構造のものであるため、例えばシザース
式昇降装置21を縮小して作業台22を最下限に下降させて
も作業台22の高さは、本実施例のように車高の低いクロ
ーラ23による走行の車台20aを採用してもクローラ23の
高さl1とシザース式昇降装置21の高さl2と作業台22の床
厚l3のトータル分の高さｈ（この高さｈは170〜180cmに
もなり作業員Ｍの身長に匹敵する）にも達するため作業
に用いる比較的軽量な機材等を作業台22に搭載する場合
には作業員Ｍが手作業で行い、また手作業では搭載不可
能な重い資材Ｂ等ではフォークリフト車を用いている
が、係る場合はフォークリフト車を別個に配車しなけれ
ばならないために狭い作業現場では使用できず、また作
業が大掛かりとなり作業能率も著しく悪い等種々の問題
を有していた。
本考案は、前述した問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、シザース式昇降装置の上
方に作業台を装備した高所作業車の者台の前方あるいは
後方に前記作業台に機材等を搬入あるいは搬出するリフ
ト装置を装備した高所作業車を提供することにあり、そ
のために車台上にシザース式昇降装置を架装し、該シザ
ース式昇降装置の上方に作業台を装備した高所作業車に
於いて、前記車台の前方あるいは後方に前記作業台に機
材等を搬入あるいは搬出するリフト装置を装備する。
り、その目的とするところは、シザース式昇降装置の上
方に作業台を装備した高所作業車の者台の前方あるいは
後方に前記作業台に機材等を搬入あるいは搬出するリフ
ト装置を装備した高所作業車を提供することにあり、そ
のために車台上にシザース式昇降装置を架装し、該シザ
ース式昇降装置の上方に作業台を装備した高所作業車に
於いて、前記車台の前方あるいは後方に前記作業台に機
材等を搬入あるいは搬出するリフト装置を装備する。
本考案は、上記の様な構成を採用したので、最下降位
置にある作業台に対する、従来の高所作業車では大掛か
りな作業となっていた、例えば大型の工具をはじめ柱
状、棒状等の長尺物の機材等の搭載にあたっても、車台
後方に装備したリフト装置を用いて効率良く搭載するこ
とが可能であり、しかも高所作業の効率を著しく向上さ
せることができる。
置にある作業台に対する、従来の高所作業車では大掛か
りな作業となっていた、例えば大型の工具をはじめ柱
状、棒状等の長尺物の機材等の搭載にあたっても、車台
後方に装備したリフト装置を用いて効率良く搭載するこ
とが可能であり、しかも高所作業の効率を著しく向上さ
せることができる。
以下、第１図（ａ）、（ｂ）に基づいて本考案に係る
高所作業車の一実施例を詳細に説明する。
高所作業車の一実施例を詳細に説明する。
同図中、１はクローラ1bにより走行する車台1a上に搭
載した高所作業車であり、前記車台1aの上部にはシザー
ス式昇降装置２が架装され、該シザース式昇降装置２の
上方には作業台３が装備されている。
載した高所作業車であり、前記車台1aの上部にはシザー
ス式昇降装置２が架装され、該シザース式昇降装置２の
上方には作業台３が装備されている。
ところで、前記シザース式昇降装置２は、車台1a側に
配置した下部伸縮シリンダ（図では省略）と、作業台３
の床板3aの下面に配置した上部伸縮シリンダ４の同期し
た伸縮作動により伸縮し、シザース式昇降装置２の上方
に装備した車台1aと略同一の床面積を有する作業台３を
図中仮想線で示す高さに上昇させ、かつ前記シザース式
昇降装置２の全縮小により、第１図（ａ）に示す如く可
能な限り低い位置まで下降させて格納できるように構成
されている。
配置した下部伸縮シリンダ（図では省略）と、作業台３
の床板3aの下面に配置した上部伸縮シリンダ４の同期し
た伸縮作動により伸縮し、シザース式昇降装置２の上方
に装備した車台1aと略同一の床面積を有する作業台３を
図中仮想線で示す高さに上昇させ、かつ前記シザース式
昇降装置２の全縮小により、第１図（ａ）に示す如く可
能な限り低い位置まで下降させて格納できるように構成
されている。
また、前記車台1aの後部にはリフト装置Ａが装備され
ている。該リフト装置Ａは前記車台1a上の後部左右端に
前記シザース式昇降装置２及び作業台３に干渉しない位
置に立設される一対のガイドポスト６、６と、該ガイド
ポスト６、６の内部に配置される油圧シリンダ（図では
省略）によって格納時には垂直状態で格納され、かつ使
用時にはリンク部材7a,7bにより垂直状態から水平状態
に展開してガイドポスト６、６に沿って昇降する昇降台
７とにより構成され、該昇降台７の下降限は略地上すれ
すれ位置まで下降するように構成され、上昇限はシザー
ス昇降装置２を最下降させた状態で作業台３の床面と略
同一水平面位置まで上昇するように構成されている。
ている。該リフト装置Ａは前記車台1a上の後部左右端に
前記シザース式昇降装置２及び作業台３に干渉しない位
置に立設される一対のガイドポスト６、６と、該ガイド
ポスト６、６の内部に配置される油圧シリンダ（図では
省略）によって格納時には垂直状態で格納され、かつ使
用時にはリンク部材7a,7bにより垂直状態から水平状態
に展開してガイドポスト６、６に沿って昇降する昇降台
７とにより構成され、該昇降台７の下降限は略地上すれ
すれ位置まで下降するように構成され、上昇限はシザー
ス昇降装置２を最下降させた状態で作業台３の床面と略
同一水平面位置まで上昇するように構成されている。
同図中、1cは車台1aの側部に設けられた前記リフト装
置Ａの操作を行う操作レバー等を収納した収納ケースで
あり、Ｒは作業台３上面の周囲に取り付けた手摺りであ
る。
置Ａの操作を行う操作レバー等を収納した収納ケースで
あり、Ｒは作業台３上面の周囲に取り付けた手摺りであ
る。
以下、上記の実施例に基づいて本考案に係る高所作業
車の作用を説明する。
車の作用を説明する。
即ち、本考案に係る高所作業車１はクローラ1bにより
走行する車台1aの上方にシザース式昇降装置２により昇
降する作業台３を架装し、前記車台1aの後部には最下降
位置に降下している作業台３の高さｈまで昇降可能な昇
降台７を備えたリフト装置Ａを装備したので、従来は作
業員Ｍの手作業では不可能であって、フォークリフト車
を使用せざる得ないような重くて嵩張る機材Ｂを作業台
３に搭載するにあたり、まず、第１図（ａ）中の矢印に
示す如くガイドポスト６、６に垂直に格納してある昇降
台７を水平に展開し、前記機材Ｂを載置した後、前記リ
フト装置Ａの作動により昇降台７を作業台３と同じ高さ
ｈまで上昇させ機材Ｂの作業台３への積載作業を行う。
即ち、大型の工具をはじめ柱状、棒状等の長尺物といっ
た機材Ｂの作業台３への積み降ろし作業を効率良く容易
に行なえるから、高所作業全体の効率を著しく向上させ
ることができる。
走行する車台1aの上方にシザース式昇降装置２により昇
降する作業台３を架装し、前記車台1aの後部には最下降
位置に降下している作業台３の高さｈまで昇降可能な昇
降台７を備えたリフト装置Ａを装備したので、従来は作
業員Ｍの手作業では不可能であって、フォークリフト車
を使用せざる得ないような重くて嵩張る機材Ｂを作業台
３に搭載するにあたり、まず、第１図（ａ）中の矢印に
示す如くガイドポスト６、６に垂直に格納してある昇降
台７を水平に展開し、前記機材Ｂを載置した後、前記リ
フト装置Ａの作動により昇降台７を作業台３と同じ高さ
ｈまで上昇させ機材Ｂの作業台３への積載作業を行う。
即ち、大型の工具をはじめ柱状、棒状等の長尺物といっ
た機材Ｂの作業台３への積み降ろし作業を効率良く容易
に行なえるから、高所作業全体の効率を著しく向上させ
ることができる。
尚、前述した実施例ではリフト装置Ａの昇降台７の駆
動には油圧シリンダを用いた例で説明したが、従来公知
のチェーン駆動等、要するに昇降台７を作業台３の高さ
まで昇降動する構成・機能であれば良く前記実施例に限
定するものではない。
動には油圧シリンダを用いた例で説明したが、従来公知
のチェーン駆動等、要するに昇降台７を作業台３の高さ
まで昇降動する構成・機能であれば良く前記実施例に限
定するものではない。
本考案は、以上、詳細に説明した如く、車台上にシザ
ース式昇降装置を架装し、該シザース式昇降装置の上方
に作業台を装備した高所作業車に於いて、前記車台の前
方あるいは後方に前記作業台に機材等を搬入あるいは搬
出するリフト装置を装備したので、最下降位置にある作
業台に対する、従来の高所作業車では大掛かりな作業と
なっていた、例えば大型の工具をはじめ柱状、棒状等の
長尺物の機材等の搭載にあたっても、車台に装備したリ
フト装置を用いて効率良く搭載することが可能であり、
高所作業の効率を著しく向上させることができる等の種
々の優れた効果を有する。
ース式昇降装置を架装し、該シザース式昇降装置の上方
に作業台を装備した高所作業車に於いて、前記車台の前
方あるいは後方に前記作業台に機材等を搬入あるいは搬
出するリフト装置を装備したので、最下降位置にある作
業台に対する、従来の高所作業車では大掛かりな作業と
なっていた、例えば大型の工具をはじめ柱状、棒状等の
長尺物の機材等の搭載にあたっても、車台に装備したリ
フト装置を用いて効率良く搭載することが可能であり、
高所作業の効率を著しく向上させることができる等の種
々の優れた効果を有する。
第１図（ａ）、（ｂ）は本考案に係る高所作業車の一実
施例を示すもので、同図（ａ）は使用状態を示す側面
図、同図（ｂ）は背面図、第２図（ａ）、（ｂ）は従来
の高所作業車の一実施例を示すもので、同図（ａ）は使
用状態を示す側面図、同図（ｂ）は背面図である。 １……高所作業車、1a……車台、1b……クローラ、1c…
…収納ケース、２……シザース式昇降装置、３……作業
台、3a……床板、４……上部伸縮シリンダ、５……上部
操作装置、Ａ……リフト装置、６……ガイドポスト、７
……昇降台、7a、7b……リンク部材、Ｂ……機材、Ｍ…
…作業員、Ｒ……手摺り。
施例を示すもので、同図（ａ）は使用状態を示す側面
図、同図（ｂ）は背面図、第２図（ａ）、（ｂ）は従来
の高所作業車の一実施例を示すもので、同図（ａ）は使
用状態を示す側面図、同図（ｂ）は背面図である。 １……高所作業車、1a……車台、1b……クローラ、1c…
…収納ケース、２……シザース式昇降装置、３……作業
台、3a……床板、４……上部伸縮シリンダ、５……上部
操作装置、Ａ……リフト装置、６……ガイドポスト、７
……昇降台、7a、7b……リンク部材、Ｂ……機材、Ｍ…
…作業員、Ｒ……手摺り。
Claims (1)
- 【請求項１】車台上にシザース式昇降装置を架装し、該
シザース式昇降装置の上方に作業台を装備した高所作業
車に於いて、前記車台の前方あるいは後方に前記作業台
に機材等を搬入あるいは搬出するリフト装置を装備した
ことを特徴とする高所作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5771090U JP2507262Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 高所作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5771090U JP2507262Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 高所作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0416797U JPH0416797U (ja) | 1992-02-12 |
| JP2507262Y2 true JP2507262Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31582669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5771090U Expired - Fee Related JP2507262Y2 (ja) | 1990-05-31 | 1990-05-31 | 高所作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507262Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-31 JP JP5771090U patent/JP2507262Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0416797U (ja) | 1992-02-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |