JPH08505027A - セルラー移動電話機を高度化する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 移動電話機を高度化する装置、移動電話機は主メモリ（１５）を有し、装置は、移動電話機内に備えられたモジュールリーダ（２０）、及びモジュールリーダ内への挿入によって移動電話機に一時的に接続されるように適合したソフトウェア高度化モジュールカードを含む。カードは、移動電話機内の主メモリ内へ伝送された高度化ソフトウェアを記憶する手段を含む。装置は、主メモリ内へ高度化ソフトウェアを伝送するために移動電話機内に備えられた手段を更に含む。

Description

【発明の詳細な説明】 セルラー移動電話機 を高度化する方法及び装置 背景 本発明は、移動セルラー電話機を高度化する方法、特にソフトウェア高度化モ ジュール（Sｏｆtｗaｒｅ Ｕｐｇｒａｄｉｎｇ Ｍｏｄｕｌｅ（ＳＵＭ））カ ードを使用して移動セルラー電話機を高度化する方法を目指している。ＳＵＭカ ードは、加入者身元モジュール（Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ Ｍ ｏｄｕｌｅ（ＳＩＭ））カード用に設計された移動電話機内に備えられたコネク タ（ＳＩＭカードリーダ）を備えたホルダ内に使用されると云える。 定期的に、移動セルラー電話機内のソフトウェアを高度化することが必要であ る。このような高度化は、例えば、新しいかつより良い又は正しいソフトウェア を提供すること、加入者の特別要求に対して移動電話機をカスタム化すること、 又は新能力、例えば、局域的又は大域的な、どれか他のネットワーク内に供され る他のサービスに対するページャで以て電話機を更新することからなると云える 。 現在、ヨーロッパの諸所においてＧＳＭ（移動通信用大域システム（Ｇｌｏｂ ａｌ Ｓｙｓｔｅｍ ｆｏｒ Ｍｏｂｉｌｅ ｃｏｍｍuｎｉｃａｔｉｏｎs）） 内に使用されるセルラー移動電話機は、セルラーネットワーク事業者に関係なく 購入される。したがって、加入者はＳＩＭカードを購入し、このカードは移動電 話機上に備えられたＳＩＭカードリーダ内に常設される。ＳＩＭカードは、正規 寸法クレジットカードのうように見える（又はそれはハンドヘルドホーン内に使 用されるもっと小さいカードであることがある）が、しかしメモリを備える完全 なマイクロコンピュータを含む。ＳＩＭカードは、いったん電話機内に設置され ると、ホームデータベースで以て呼を確認することによって、その加入者が妥当 であるか及びそのカードが盗まれていないかどうかを検査する。ＳＩＭカードは 、通常使用される番号をダイヤルするための短縮コードのリストのような使用者 情報を記憶する能力をもまた含むことがある。 加入者が新特徴又はネットワーク等を備えるために彼の端末すなわち彼の移動 電話機を高度化したいと望むとき、彼はサービス及び高度化に責任を持つ会社に その電話機を持参する又は送付しなければならない。その移動電話機は、次いで 、電流的、磁気的、光学的、又は他のハードワイヤ接続を経由してそのサービス 会社に置かれているコンピュータに物理的に接続される。必要なソフトウェアは 、ハードワイヤ接続を通して移動電話機内へ供給される。代替的に、移動電話機 内のメモリユニットが、サービス及び高度化に責任を持つ会社において技術者に よって交換されることもあり得る。どちらの場合においても、加入者達は、性能 高度化、ソフトウェア訂正等をしてもらうために、会社まで出向くか又は彼等の 電話機を会社へ送付しなければならない。 他の観点からすれば、サービス又は高度化会社は、高度化目的のために加入者 によって郵送された又は持参された移動電話機を受け取りかつ保管するサービス 又はその他の部所を備えなければならない。これは、会社及び加入者の双方にと って不便であり、かつまた非常に費用がかかる。 米国においては、移動電話機を高度化するために、加入者は、ハードウェア接 続を経由して高度化をしてもらうために、サービスセンタへ電話機を持参しなけ ればならない。 ピネヴェイア（Ｐｉｎｎａｖａｉａ）への米国特許第５，０６１，８４５号は 、基板上の半導体デバイスを含みかつほぼクレジットカードの寸法である取外し 可能メモリカードを開示している。このメモリカードは、使用者によって容易に 取り扱われ、かつ所望の機器に差し込み可能である。この特許は、彼の発明を、 パーソナルコンピュータキャビネットの側部上のポート内に差し込まれる追加の メモリカード上、コンピュータが電力を切られている間にマザーボードの地点に 到達する困難性の中で設置されなければならない追加単一インラインモジュール （Ｓｉｎｇｌｅ Ｉｎ−ｌｉｎｅ Ｍｏｄｕｌｅ）によるメモリ拡張から明確に 区別する。ピネヴェイアのメモリカードは、パーソナルコンピュータ、ゲームコ ントローラ、又はレーザプリンタ内において使用される。 ハラ（Ｈａｒａ）への米国特許第５，２１２，３６８号は、機械読取り可能の 形でゲームパラメタデータを記憶したカードと共に使用されるカード読出しユニ ットを含むおもちゃを開示している。種々の応用のための他のカードも、また知 られている。例えば、米国特許第５，１９３，０５３号、第５，０３８，２７３ 号、及び第４，９６８，８６４号を参照されたい。しかしながら、これらの特許 のどれも、一時的に設置されるＳＵＭカードを使用する移動セルラー電話機を高 度化する方法及び装置を開示してはいない。 概要 したがって、本発明の目的は、上に論じられた欠点を克服するためのより良い かつ一層効率的なやり方で移動電話機を高度化する方法及び装置を提供すること である。 更に、本発明の目的は、郵送によって加入者に分配され得る移動電話端末を高 度化する方法及び装置を提供することである。 更に、本発明の目的は、加入者によって便利に使用され得る移動電話機を高度 化する方法及び装置を提供することである。 本発明の実施例によれば、移動電話機、主メモリを有する移動電話機を高度化 する装置が提供され、この装置は移動電話機内に備えられたモジュールリーダ及 びモジュールリーダ内へ挿入されることによって移動電話機に一時的に接続され るように適合したソフトウェア高度化モジュールカードを含む。カードは、移動 電話機内の主メモリ内へ伝送される高度化ソフトウェアを記憶する手段を含む。 この装置は、更に、高度化ソフトウェアを主メモリ内へ伝送するために移動電話 機内に備えられた手段を含む。 本発明の１実施例によれば、移動電話機のモジュールカードリーダにソフトウ ェア高度化モジュールカードを一時的に挿入するステップ、及びソフトウェア高 度化モジュールカード内に備えられたメモリに記憶されたソフトウェアから移動 電話機内に備えられたメモリ内のソフトウェアを高度化するステップを含む移動 電話機を高度化する方法が、提供される。 本発明の１実施例によれば、一時的高度化ソフトウェア高度化モジュールカー ドが移動電話機のモジュールカードリーダに挿入されたかどうかを検出するステ ップ、及びもしその通りであるならば、一時的高度化ソフトウェア高度化モジュ ールカードに記憶されたソフトウェアから移動電話機のメモリに記憶されたソフ トウェアを高度化するステップを含む移動電話機を高度化する方法が、提供され る。 本発明のなお他の目的、特徴、及び付随する利点は、付図との関連において行 われる、本発明に従って構成された実施例についての次の詳細な説明を読むこと から当業者にとって明白になるであろう。 図面の簡単な説明 第１Ａ図は、本発明の好適実施例による移動電話機及びＳＵＭカードのブロッ ク図である。 第１Ｂ図は、本発明の１実施例によるＳＵＭカードのブロック図である。 第２Ａ及び２Ｂ図は、本発明の１実施例による、移動セルラー電話機内のメモ リ及びＳＵＭカード内のメモリの組織をそれぞれ表現するブロック図である。 第３図は、本発明の１実施例による移動電話機内に備えられたソフトウェアの 流れ図である。 詳細な説明 本願は、移動電話端末が使用者が容易にアクセス可能で取外し可能なハードウ ェアとしてＳＩＭカードリーダ、又は他の型式のリーダを具備している様な、ど の無線通信システムにも適用可能である。現在、ことごとくのＧＳＭ端末が、Ｇ ＳＭ仕様に従って、ＳＩＭカードリーダを具備している。もし将来、米国移動電 話端末がＳＩＭカードリーダ及び他の型式のカードリーダを含むように修正され るならば、本発明が米国移動電話機にも同様に使用されることが予想される。例 示のために、本発明を、ＧＳＭ移動電話機の実施例において説明しよう。更に、 もし端末が容易にアクセス可能及び取外し可能ハードウェアのどれか他の型式を 具備するならば、この説明に使用される「ＳＩＭカード」又は「ＳＵＭカード」 は、このタイプのハードウェアを意味することになる。 本発明の好適実施例によれば、適当なソフトウェアが、移動電話端末及び対応 するＳＵＭ（ソフトウェア高度化モジュール）カード内に備えられている。 ＳＵＭカード内に含まれた特別な高度化ソフトウェアは、このＧＳＭ端末内のメ モリを高度化する必要性に基づいて定義される。すなわち、移動電話機内の制御 ソフトウェアの或るもの又は全ては、訂正及び／又は更新のために交換されると 云える。用語「高度化」は、そのソフトウェアが現存ソフトウェアへの変化又は 訂正、あるいは新たな特徴を提供したり新たな機能へのアクセスを追加するソフ トウェアに関係しようと、いずれにしても、移動電話機に新ソフトウェアを提供 することを指すためにここでは使用される。 用語「ＳＵＭ」は、この書類において定義された、新技術である。ＳＵＭは、 「Ｓｏｆｔｗａｒｅ Ｕｐｇｒａｄｉｎｇ Ｍｏｄｕｌｅ」に対する頭辞語であ る。本発明の１実施例によれば、ＳＵＭカードは、ＧＳＭシステムにおいて現在 知られているＳＩＭカードと物理的に同じ寸法を有する。しかし、内部的には、 ＳＩＭカードとＳＵＭカードとは、２つの極めて異なるデバイスである。ＳＵＭ カードは、１実施例によれば、メモリのみ、好適にはＲＯＭを含むが、他のメモ リを使用しても良く、これがセルラー移動電話端末すなわち移動電話機内のコン ピュータによって読み出され得る。他の実施例によれば、ＳＵＭは、マイクロプ ロセッサ及び／又は電池又は他の電源をも含むことがある。ＳＵＭカード内のメ モリデータは、データの様々な型式からなると云える。同じＳＵＭカード内で、 データの次の１つ又は或るもの又は全てが記憶されると云える。 ・個別ＳＵＭカードに対する識別データ、 ・端末のどの型式がそのＳＵＭカードを使用して高度化され得るかを告げる識 別データ、 ・保証情報に関するデータ、 ・高度化後にアクセスされる特徴の使用についての許容期間に関するデータ、 例えば、使用者は限定期間中特別サービスを購入することができる、 ・ＳＵＭカードに記憶されたデータの型式、すなわち、もしそのＳＵＭカード がソフトウェア高度化用に設計されているならば、新特徴を追加する等を端末に 告げる識別データ、 ・高度化データ、 ・検査合計又は検査データ領域、及び／又は ・高度化手順を完成中又は後に変更され得るデータ領域、この領域は他のデー タ領域の部分又は１つ以上と同等であり得る、例えば、使用についての許容期間 についてのデータはその端末の高度化後に零に変更され得る。 セルラー電話機は、今日依然として開発されつつある。セルラー移動電話機の 使用者は、データの上述の型式のみを使用して実現することのできない新性能を 引き続き求める。これらの新性能及び特徴の実現に将来必要とされるデータの他 の型式が本発明によってＳＩＭカードに記憶されると云えることが、本発明が考 慮する部分である。 本発明の好適実施例によれば、この高度化ＳＵＭカーを使用することによって どの加入者も彼の移動セルラー電話端末を高度化することができるであろう。こ のようにして、彼の移動電話機を高度化することを望む又は要求することごとく の加入者からの移動電話機を受け取ることを強いられる代わりに、このような移 動電話機の製造業者又はサービス又は高度化に責任を持つ会社は、どの型式の高 度化ソフトウェアをも郵送によって配布することができる。これは、現存する技 術より加入者により良いサービス、および一層低コストを提供することになる。 第１Ａ図は、移動電話端末１をブロック図の形で図解する。移動電話機１は、 移動電話機の機能を制御するＣＰＵ１０、使用者に情報を表示するディスプレイ ５、及び電話通信を送信しかつ受信するトランシーバ１２を含む。主メモリ１５ が、移動電話機によって使用されるプログラムを記憶するために備えられている 。移動電話機１は、また、ＳＩＭカードを読み出すことのできるモジュールリー ダ２０、本発明によるＳＵＭカード２２、又は他の取外し可能メモリ素子を含む 。本発明の１実施例によれば、ＳＵＭカード２２は、高度化ソフトウェアを記憶 するメモリ１５’のみを含む。しかしながら、ＳＵＭカードの他の構成も、第１ Ｂ図に関して説明されるように可能である。本発明によるＳＵＭカードは、現在 知られているＧＳＭのＳＩＭカードと同じ寸法を有する。 本発明の１実施例によれば、バックアップメモリ１８が、ソフトウェアを変化 させることに起因する動作不良又は誤りの危険を減少させるために備えらること がある。バックアップメモリは、メモリ１５の全内容又はそれのどれかの部分に 対して配置され得る。バックアップメモリ１８は、第１Ａ図に示されたように分 離メモリユニットであることも、又はメモリ１５内に備えられた分離バックアッ プ領域（図示されていない）であることもある。この領域には、様々な情報ブロ ックの検証バーションのみが書き込まれることになる。もし、例えば、ＳＵＭカ ードからの正しくない伝送の結果として、動作不良又は誤りが、正規メモリ領域 に起こるならば、バックアップメモリ１８内の情報は偽情報をオーバライドする ことになる。これは、動作不良を取り扱うために移動電話機内に備えられた誤り ルーチンによって監視されることになる。 バックアップメモリは、どの型式のものであってもよい。好適実施例によれば 、そのメモリは、フラッシュメモリ又はＥＥＰＲＯＭ又は他の類似の不揮発性メ モリである。そのメモリは、１つ以上のメモリ素子、例えば、ＩＣ回路よりなる ことがある。 第１Ｂ図は、本発明の他の実施例によるＳＵＭカード２２’のブロック図であ る。この実施例において、一層「インテリジェント」なＳＵＭカード２２’が提 供され、これはメモリ及びマイクロプロセッサ及び／又はオプショナル電池から なり、このカードは現在既知のＳＩＭカードと同じ物理的形状にある。そのマイ クロプロセッサ（ＣＰＵ２２５）は、高度化が正しい移動電話機に対してなされ つつあることを検証し及びＳＵＭカードから移動電話機内へのデータの転送の信 頼性を増大する機能を遂行することができる。 正しい電話機が高度化されつつあることを検証すると云う第１の機能は、電話 機内のマイクロプロセッサ（ＣＰＵ１０）とＳＵＭカード２２’上のＣＰＵ２２ ５との間の、暗号化を伴う又は伴わない、ハンドシェーキング手順を含む。ハン ドシェーキング手順が完了しかつＣＰＵ２２５が正しい電話機が高度化されつつ あることで満足させられた後にのみ、第３図に説明される、更新に対する手順が 開始する。ハンドシェーキングは、例えば、ＳＵＭカード２２’が使用者へ送ら れるときにメモリ１５’に記憶された識別番号に対する電話機のメモリ１５に記 憶された電話機識別番号の検査を含む。ハンドシェーキング手順の他の実施例は 、この開示を所有している通常の技術者の熟練内にあると信じられる。 データの転送の信頼性を増大する云う第２機能は、ＳＵＭカード２２’から受 信された情報をＳＵＭカード２２’へまた返すめに電話機ＣＰＵ１０によって実 行されるプログラムをプログラミングすることによって実現され得る。ＳＵＭカ ード２２’内のＣＰＵ２２５は、次いで、電話機から受信されたデータをＳＵＭ メモリ１５’に記憶されたデータと比較すことによって正しいデータが電話機内 へ転送されていることを検査するために使用され得る。誤りの場合、ＳＵＭカー ド２２’内のＣＰＵ２２５は、新データ転送を命令することができる。この動作 の実現は、電話機内のバックアップメモリ１８の必要性を減じることになる。 第１Ｂ図に見られるように、ＳＵＭカード２２’は、また、電源２３０を含む ことがある。本発明の１実施例によれば、この電源は電池よりなる。この電池は ＳＵＭカード２２’内のＣＰＵ２２５を必ずしも附勢しない、なせならばＣＰＵ ２２５は動作の全ての正規モードにおいて電話機から附勢され得るからである。 しかしながら、もしＳＵＭカード２２’が或る種の電源を具備するならば、実時 間クロック２２８が、例えば、ＳＵＭカード２２’内の情報に限定寿命を与える ために含まれ得る。 第２Ａ図は、本発明の実施例による移動電話機内のメモリ１５を組織する１つ のやり方を図解する。云うまでもなく、これは、本発明を完遂するためにこのよ うなメモリを組織する唯一のやり方ではなく、例証目的のためにのみ示される。 メモリ１５は、制御ソフトウェアによって変更又は変化させられてはならない ブート領域２５を含む。このブート領域は移動電話機１の機能を開始させるため に使用される。信号領域３０は、移動電話機と移動電話ネットワーク内基地局と の間に実施される信号に関係する情報を記憶する。特徴及び機能情報領域３５は 特定の移動電話機内に備えられている機能及び特徴に関する情報を記憶し、これ らは現在備えられている機能及び特徴、並びに将来備えられると云えるそれらを 含む。空領域４０は、移動電話機の特徴及び機能の拡張可能性のために備えられ る。 将来、特徴情報領域３５に記憶される機能及び特徴は、例えば、音声駆動ダイ アリング（ＶＡＤ）、ハンドフリー機能、デュプレックス又はシンプレックス（ ＨＦ）のいずれか、受信及び／又は伝送及びその逆を含むデータ伝送、ファクシ ミリ伝送、自動応答機械サービス、短縮メッセージサービス機能（ＳＭＳ）、移 動電話機のホームベース電話機器への変化、及び／又は内部又は外部拡声器の使 用を含むと想像される。他の特徴は、時間を通じて開発されると云え、本発明に よるＳＵＭカードを使用する移動電話機を高度化するために追加され得る。 第２Ｂ図は、ＳＵＭカードメモリ１５’を組織する１つのやり方を図解する。 云うまでもなく、これは、本発明を完遂するためにこのようなメモリを組織する 唯一のやり方ではなく、例示のためにのみ示される。 メモリ１５’は識別領域２６を含み、この領域は高度化目的のために妥当なＳ ＵＭカードとしてのカードの識別に関する情報を記憶する。信号情報領域３０’ 、及び特徴及び機能情報領域３５’は、メモリ１５の対応する領域３０及び３５ へ伝送される信号及び特徴及び機能情報を記憶する。 第３図は、本発明の好適実施例により移動電話機内のメモリの高度化を遂行す るために移動電話機内に備えられた例証ソフトウェアルーチンを図解する。移動 電話機メモリ内に備えられたソフトウェアルーチンの詳細プログラミングは、こ の開示をいったん所有した通常の技術者の熟練内にあると信じられる。このソフ トウェアルーチンは、メモリ１５に記憶されかつＣＰＵＩ０によって実行される 。 移動電話機を高度化するために、加入者は、一時的高度化ＳＵＭカード２２、 ２２’をモジュールカードリーダ２０内へ挿入する。移動電話機がターンオンさ れているとき、ＣＰＵ１０は第３図に示されたソフトウェアルーチンの実行を開 始する。ステップ５０において、或る型式のモジュールカードが使用者によって 挿入されているかどうかが検出される。ステップ５５において、加入を検証し及 び加入者を確認するためにモジュールカードが標準ＧＳＭのＳＩＭカードである かどうかが検出される。もしそうであるならば、ステップ６０が正規ＧＳＭネッ トワーク活動を活性化する。もし設置されたモジュールカードが標準ＧＳＭのＳ ＩＭカードでないならば、そのモジュールカードが識別領域２６に記憶された情 報から高度化目的に対して妥当であるかどうか決定される（ステップ６５）。も し設置されたカードが高度化目的に対して妥当でないならば、動作不良を取り扱 う誤りルーチン「イフ・マルファンクション（ｉｆ ｍａｌｆｕｎｃｔｉｏｎ） 」がステップ７０において活性化される。誤りルーチンは、動作不良を信号し、 ディスプレイ５内に適当なテキストを提供し、かつ電話機をリセットする。誤り ルーチンに適当な他の機能を、望みに従って遂行させることもできる。 ステップ５５及び６５について説明された機能は、いくつかのやり方で遂行さ れると云える。例えば、ＣＰＵ１０は、検出されたモジュールカードがＳＩＭカ ードであると仮定することがある。そのカードと接触することを企図するとき、 もし仮定が正しくなくかつそのカードが事実ＳＵＭカードであるならば、ＣＰＵ １０はそのカードから使用可能な情報を得ないことになる。それで、試験は、ス テップ５５において、「否」を返すことになる。ＣＰＵ１０は、そこで、そのカ ードは妥当ＳＵＭカードであると仮定することになる。ステップ６５において、 ＳＵＭカード１５’内の識別データを読み出すとき、ＣＰＵ１０は、データを電 話機のメモリ１５内のデータと比較することになる。もしそのカードからのデー タが許容データのリスト内に発見されるならば、ＳＵＭカードは高度化目的に対 して妥当である。もしそうでないならば、そのカードは妥当ＳＵＭカードでない 。許容識別データのリストは、ここに開示された方法及び装置に従って電話機メ モリを高度化することによって変更され得る。 もしＳＵＭカードが高度化に対して妥当であるならば、ステップ７５において 高度化機能がディスプレイ５上に表示されることになる。 もしＳＵＭカード情報が検出され、これが、例えば、ソフトウェアバグへの解 決を提供するために、移動端末内のソフトウェアを変化させるべきであることを 指示するならば、「全てのソフトウェアを変更させるべき」ことがステップ８０ においてディスプレイ５上に表示される。ルーチンは、次いで、ステップ８５に おいてＳＵＭカードに記憶された高度化データ内に備えられた情報からブート領 域におけるものを除いて移動端末内の全てのソフトウェアを変化させる。 もしステップ８０における答が否であるならば、新特徴を移動電話機内に設置 するべきであるかどうかがステップ９０において検出される。もしそうであるな らば、適当な表示が移動電話機上でデイスプレイ５に提示され、制御はステップ ９５へ進行する。ステップ９５において、新特徴が、ＳＵＭカードに記憶された 高度化ソフトウェア内に備えられた情報から移動端末内に設置される。 もしステップ９０における答えが否であるならば、新機能を移動電話機内で開 くべきかどうかがステップ１００において検出される。ＳＵＭカードのこの機能 を使用して、製造の際移動電話機内に提供された機能であって自動的に活性化さ れないが、しかしこのような機能の活性化を開始させるにはこれに対するパスワ ードが要求されるこれら機能に使用者をアクセスさせることが可能であろう。 ＳＵＭカードは、先に設置された機能に使用者をアクセスさせるであろうパスワ ードを移動端末に提供するために、本発明に従って使用され得るであろう。ステ ップ１０５において、新機能が、その移動端末において開かれるであろう。 第３図に、ＳＵＭカードの３つの機能、すなわち、移動端末内のソフトウェア を変化させること、新特徴を追加すること又は移動端末内で機能を開くことが、 二者択一として示されているが、この開示をいったん所有するならば、単一ＳＵ Ｍカード内に全て３つの機能又は３つの機能のあらゆる組合わせを提供すること は、通常の技術者の熟練内である。制御ソフトウェアへの適当な変化は、本開示 をいったん所有した通常の技術者の熟練内である。 ステップ８５、９５及び１０５の後、制御はステップ１１０へ通過しここで誤 り検査ルーチンが遂行される。誤り検査ルーチンは、移動端末の検査合計及び機 能試験を検査する。ステップ１１０における誤り検査ルーチンは、伝送における なんらかの誤りがＳＵＭカードから伝送されたデータにあったかどうかを判定す るために使用される。これを、例えば、ＣＰＵ２２５によって行うことができ、 このＣＰＵは、それがＣＰＵ１０から受信するデータをメモリ１５’に記憶され たデータに対して確証する。代替的に、ＣＰＵ１０は、それ自体で誤りを検査す ることができる。もし誤りが検出されるならば、上に説明されたバックアップメ モリが使用されるが、それはバックアップメモリがそのメモリ内に様々な情報ブ ロックの検証バーションの検証複製のみを含むからである。このルーチンは、正 規メモリ領域内の情報をバックアップ領域内の情報で以てオーライドする。特に 、もし誤りが検出されるならば、制御はステップ１１５へ進行し、この点におい て誤り「イフ・マルファンクション」ルーチンへ入る。この誤りルーチンは、適 当なテキストをディスプレイ５内に提供することによって動作不良を信号し、か つ移動電話機をリセットする。 もしステップ１１０における誤り検出ルーチンがクリヤであるならば、「オー ケー（ＯＫ）」がステップ１２０においてディスプレイ内に示されて、伝送が成 功裡に完了したことを指示する。ステップ１２５において、移動電話機は、使用 に対して準備完了している。 上の実施例は、メモリの或る領域に関して説明されたが、メモリに記憶された 他の情報も本発明によるＳＵＭカードを使用して高度化されると云える。加えて 、他の特徴も。これらの特徴が開発されかつ利用可能になるに従い本発明のＳＵ Ｍカードを使用して現存移動電話機に追加されると云える。 特定の実施例についての上述の説明は、本発明の全般性質を充分に明示してい るので、他の実施例は、現行知識を適用することによって、このような特定実施 例を、その総称的構想に反することなく、種々の応用に対して容易に修正し及び ／又は適合させることができ、したがって、このような適合及び修正は、開示さ れた実施例の等価の意味及び範囲内と理解されるべきでありかつ意図する。云う までもなく、ここに採用された用語の表現は、説明目的ためであって限定のため ではない。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項 【提出日】１９９５年１月２３日 【補正内容】 補正請求の範囲 ［１９９５年２月２３日（９５．０１．２３）国際事務局によって受理された。 原請求の範囲第１〜３１項が補正された請求の範囲第１〜２３項によって置き換 えられた（６ページ）］ １．主メモリを有する移動電話機内に存在するソフトウェアを高度化する装置 であって、 前記移動電話機内に備えられたモジュールリーダと、 ソフトウェア高度化モジュールカードとを含み、 前記カードは、 前記モジュールリーダ内へ挿入することによって前記移動電話機に前記カード を一時的に接続する手段、及び 前記移動電話機内の前記主メモリ内へ伝送された高度化ソフトウェアを記憶す る手段であって、前記高度化ソフトウェアが前記移動電話機の動作を制御する制 御ソフトウェアを含む、前記記憶する手段と、 前記主メモリ内へ前記高度化ソフトウェアを伝送するために前記移動電話機内 に備えられた手段と、 を含み、 前記高度化ソフトウェアが、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードと前記移動電話機とを識別する識別 データと、 前記高度化ソフトウェア上と前記ソフトウェア高度化モジュールカード上とに 保証情報を提供する保証データと、 複数の移動電話機機能を高度化する機能データと、 複数の移動電話機特徴にアクセスを許す特徴データと、 前記移動電話機特徴の有効寿命を限定するタイミングデータと、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードに記憶されたデータの型式を識別す る型式データと、 前記主メモリ内への前記高度化ソフトウェアの伝送を検証する検査合計データ と、 をさらに含む、前記装置。 ２．請求の範囲第１項による装置において、前記移動電話機が、前記主メモリ 内への前記高度化ソフトウェアの伝送中に、前記主メモリに記憶された情報の検 証済バーションを記憶するためのバックアップメモリ領域を含む、前記装置。 ３．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアを伝送す る前記手段が、前記ソフトウェア高度化モジュールカードに記憶された前記高度 化ソフトウェア内に備えられた情報から前記移動電話機内の前記主メモリ内のソ フトウェアを変化させる手段を含む、前記装置。 ４．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアを伝送す る前記手段が、前記ソフトウェア高度化モジュールカードに記憶された前記高度 化ソフトウェア内に備えられた情報から前記移動電話機内に新特徴を設置する手 段を含む、前記装置。 ５．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアを伝送す る前記手段が、前記ソフトウェア高度化モジュールカードに記憶された前記高度 化ソフトウェア内に備えられた情報から前記移動電話機内に存在するが以前アク セス不可能であった機能へのアクセスを許す手段を含む、前記装置。 ６．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアを伝送す る前記手段が、前記ソフトウェア高度化モジュールカードが前記移動電話機を高 度化するのに妥当でない場合には誤りルーチンを遂行する手段を含む、前記装置 。 ７．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアを伝送す る前記手段が、前記ソフトウェア高度化モジュールカードからの伝送が誤りを含 む場合には誤りルーチンを遂行する手段を含む、前記装置。 ８．請求の範囲第１項による装置において、前記ソフトウェア高度化モジュー ルカードが、前記移動電話機の高度化を検証するために前記記憶する手段に接続 されたマイクロプロセッサを含む、前記装置。 ９．請求の範囲第１項による装置において、前記ソフトウェア高度化モジュー ルカードが、前記移動電話機内の前記主メモリ内へ伝送されたソフトウェアの正 確さを検査するために、前記記憶する手段に接続されたマイクロプロセッサを含 む、前記装置。 10．請求の範囲第１項による装置において、前記ソフトウェア高度化モジュー ルカードが、クロックと該クロックに電力を提供する電源とを含み、前記クロッ クがソフトウェア高度化モジュールカードの有効寿命を限定する手段を提供する 、前記装置。 11．移動電話機を高度化する方法であって、 前記移動電話機のモジュールカードリーダにソフトウェア高度化モジュールカ ードを一時的に挿入するステップと、 前記ソフトウェア高度化モジュールカード内に備えられたメモリに記憶された 制御ソフトウェアから前記移動電話機内に備えられたメモリ内に高度化制御ソフ トウェアを伝送するステップであって、前記制御ソフトウェアが前記移動電話機 の動作を制御する、前記伝送するステップと、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードと前記移動電話機とを識別するため に前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに識別データを記憶す るステップと、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードと前記ソフトウェア高度化モジュー ルカードの前記メモリ内の前記ソフトウェアとに保証情報を提供するために前記 ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに保証データを記憶するステ ップと、 前記複数の移動電話機特徴の有効寿命を限定するために前記移動電話機の前記 メモリ内へタイミングデータを入力するステップと、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに記憶されたデータの 型式を識別するために前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに 型式データを記憶するステップと、 前記移動電話機の前記メモリに記憶されたソフトウェアの高度化を検証するた めに前記移動電話機の前記メモリ内へ検査合計データを入力するステップと、 を含む前記方法。 12．請求の範囲第１１項による方法において、前記高度化ソフトウェアを伝送 するステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ変化済ソフトウェアを入力す るステップを含む、前記方法。 13．請求の範囲第１１項による方法において、前記高度化ソフトウェアを伝送 するステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ新たな特徴を入力するステッ プを含む、前記方法。 14．請求の範囲第１１項による方法において、前記高度化ソフトウェアを伝送 するステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ新たな機能を入力するステッ プを含む、前記方法。 15．請求の範囲第１１項による方法において、前記移動電話機の前記メモリ内 の高度化ソフトウェアを伝送するステップが、前記移動電話機内に備えられたソ フトウェアによって遂行される、前記方法。 16．請求の範囲第１１項による方法において、前記移動電話機の前記メモリ内 の高度化ウェアを伝送するステップが、前記ソフトウェア高度化モジュールカー ドが高度化に対して妥当でない場合に誤りルーチンを遂行することを含む、前記 方法。 17．請求の範囲第１１項による方法において、前記移動電話機の前記メモリ内 の高度化ソフトウェアを伝送するステップが、前記ソフトウェア高度化モジュー ルカードからの誤伝送が検出される場合に誤りルーチンを遂行することを含む、 前記方法。 18．移動電話機を高度化する方法であって、 一時的高度化ソフトウェア高度化モジュールカードが前記移動電話機のモジュ ールカードリーダに挿入されたかどうかを検出するステップと、 そうである場合に、前記一時的高度化ソフトウェア高度化モジュールカードに 記憶されたソフトウェアから前記移動電話機のメモリに高度化制御ソフトウェア を伝送するステップであって、前記制御ソフトウェアが前記移動電話機の動作を 制御する、前記伝送するステップと、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードと前記移動電話機とを識別するため に前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに識別データを記憶す るステップと、 前記ソフトウェア高度化モジュールカード上と前記ソフトウェア高度化モジュ ールカードの前記メモリ内の前記ソフトウェア上とに保証情報を提供するために 前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに保証データを記憶する ステップと、 前記複数の移動電話機特徴の有効寿命を限定するために前記移動電話機の前記 メモリ内へタイミングデータを入力するステップと、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに記憶されたデータの 型式を識別するために前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに 型式データを記憶するステップと、 前記移動電話機の前記メモリに記憶されたソフトウェアの高度化を検証するた めに前記移動電話機の前記メモリ内へ検査合計データを入力するステップと、 を含む前記方法。 19．請求の範囲第１８項による方法において、前記高度化ソフトウェアを伝送 するステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ変化ソフトウェアを入力する ステップを含む、前記方法。 20．請求の範囲第１８項による方法において、前記高度化ソフトウェアを伝送 するステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ新特徴を入力するステップを 含む、前記方法。 21．請求の範囲第１８項による方法において、前記高度化ソフトウェアを伝送 するステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ新機能を入力するステップを 含む、前記方法。 22．請求の範囲第１８項による方法において、前記移動電話機の前記メモリ内 の高度化ソフトウェアを伝送するステップが、前記移動電話機内に備えられたソ フトウェアによって遂行される、前記方法。 23．請求の範囲第１８項による方法において、前記移動電話機の前記メモリ内 の高度化ウェアを伝送するステップが、前記ソフトウェア高度化モジュールカー ドが高度化に対して妥当でない場合に誤りルーチンを遂行することを含む、前記 方法。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．移動電話機が主メモリを有し、前記移動電話機を高度化する装置であって 、前記移動電話機内に備えられたモジュールリーダ、 ソフトウェア高度化モジュールカードそ含み、前記カードが、 前記モジュールリーダ内へ挿入することによって前記移動電話機に前記カード を一時的に接続する手段、及び 前記移動電話機内の前記主メモリ内へ伝送された高度化ソフトウェアを記憶す る手段、及び 前記主メモリ内へ前記高度化ソフトウェアを伝送するために前記移動電話機内 に備えられた手段 を含む、装置。 ２．請求の範囲第１項による装置において、前記移動電話機が、前記主メモリ 内への前記高度化ソフトウェアの伝送中前記主メモリに記憶された情報の検証バ ーションを記憶するためにバックアップメモリ領域を含む、装置。 ３．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアを前記伝 送する手段が、前記ソフトウェア高度化モジュールカードに記憶された前記高度 化ソフトウェア内に備えられた情報から前記移動電話機内の前記主メモリ内のソ フトウェアを変化させる手段を含む、装置。 ４．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアを前記伝 送する手段が、前記ソフトウェア高度化モジュールカードに記憶された前記高度 化ソフトウェア内に備えられた情報から前記移動電話機内に新特徴を設置する手 段を含む、装置。 ５．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアを前記伝 送する手段が、前記ソフトウェア高度化モジュールカードに記憶された前記高度 化ソフトウェア内に備えられた情報から前記移動電話機内に現存するしかし先に アクセス不可能であった機能へのアクセスを許す手段を含む、装置。 ６．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアを前記伝 送する手段が、もし前記ソフトウェア高度化モジュールカードが前記移動電話機 を高度化するのに対して妥当でないならば誤りルーチンを遂行する手段を含む、 装置。 ７．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアを前記伝 送する手段が、もし前記ソフトウエア高度化モジュールカードからの伝送が誤り を含むならば誤りルーチンを遂行する手段を含む、装置。 ８．請求の範囲第１項による装置において、前記ソフトウェア高度化モジュー ルカードが、前記移動電話機の高度化を検証するために前記記憶する手段に接続 されたマイクロプロセッサを含む、装置。 ９．請求の範囲第１項による装置において、前記ソフトウェア高度化モジュー ルカードが、前記移動電話機内の前記主メモリ内へ伝送されたソフトウェアの精 度を検査するために、前記記憶する手段に接続されたマイクロプロセッサを含む 、装置。 10．請求の範囲第１項による装置において、前記ソフトウェア高度化モジュー ルカードが、クロックと該クロックに電力を提供する電源とを含み、前記クロッ クがソフトウェア高度化モジュールカードの有効寿命を限定する手段を提供する 、装置。 11．移動電話機を高度化する方法であって、 前記移動電話機のモジュールカードリーダにソフトウェア高度化モジュールカ ードを一時的に挿入するステップ、及び 前記ソフトウェア高度化モジュールカード内に備えられたメモリに記憶された ソフトウェアから前記移動電話機内に備えられたメモリ内のソフトウェアを高度 化するステップ を含む方法。 12．請求の範囲第１１項による方法において、前記ソフトウェアを高度化する ステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ変化ソフトウェアを入力するステ ップを含む、方法。 13．請求の範囲第１１項による方法において、前記ソフトウェアを高度化する ステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ新特徴を入力するステップを含む 、方法。 14．請求の範囲第１１項による方法において、前記ソフトウェアを高度化する ステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ新機能を入力するステップを含む 、方法。 15．請求の範囲第１１項による方法において、前記移動電話機の前記メモリ内 のソフトウェアを高度化するステップが、前記移動電話機内に備えられたソフト ウェアによって遂行される、方法。 16．請求の範囲第１１項による方法において、前記移動電話機の前記メモリ内 のソフトウェアを高度化するステップが、前記ソフトウェア高度化モジュールカ ードが高度化に対して妥当でない場合に誤りルーチンを遂行することを含む、方 法。 17．請求の範囲第１１項による方法において、前記移動電話機の前記メモリ内 のソフトウェアを高度化するステップが、前記ソフトウェア高度化モジュールカ ードからの誤伝送が検出される場合に誤りルーチンを遂行することを含む、方法 。 18．移動電話機を高度化する方法であって、 一時的高度化ソフトウェア高度化モジュールカードが前記移動電話機のモジュ ールカードリーダに挿入されたかどうかを検出するステップ、 もし、その通りであるならば、前記一時的高度化ソフトウェア高度化モジュー ルカードに記憶されたソフトウェアから前記移動電話機のメモリに記憶されたソ フトウェアを高度化するステップ を含む方法。 19．請求の範囲第１８項による方法において、前記ソフトウェアを高度化する ステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ新ソフトウェアを入力するステッ プを含む、方法。 20．請求の範囲第１８項による方法において、前記ソフトウェアを高度化する ステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ新特徴を入力するステップを含む 、方法。 21．請求の範囲第１８項による方法において、前記ソフトウェアを高度化する ステップが、前記移動電話機の前記メモリ内へ新機能を入力するステップを含む 、方法。 22．請求の範囲第１８項による方法において、前記移動電話機の前記メモリ内 のソフトウェアを高度化するステップが、前記移動電話機内に備えられたソフト ウェアによって遂行される、方法。 23．請求の範囲第１８項による方法において、前記移動電話機の前記メモリ内 のソフトウェアを高度化するステップが、前記ソフトウェア高度化モジュールカ ードが高度化に対して妥当でない場合に誤りルーチンを遂行することを含む、方 法。 24．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアが、前記 移動電話機の動作を制御するソフトウェアを含む、装置。 25．請求の範囲第１項による装置において、前記高度化ソフトウェアが、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードと前記移動電話機とを識別する識別 データ、 前記高度化ソフトウェア上と前記ソフトウェア高度化モジュールカード上とに 保証情報を提供する保証データ、 複数の移動電話機機能を高度化する機能データ、 複数の移動電話機特徴にアクセスを許す特徴データ、 前記移動電話機特徴の有効寿命を限定するタイミングデータ、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードに記憶されたデータの型式を識別す る型式データ、及び 前記主メモリ内への前記高度化ソフトウェアの伝送を検証する検査合計データ を含む、装置。 26．請求の範囲第１１項による方法において、前記ソフトウェアを高度化する ステップが、前記移動電話機の動作を制御するために前記移動電話機の前記メモ リに記憶された制御ソフトウェアを変化させるステップを含む、方法。 27．請求の範囲第１１項による方法であって、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードと前記移動電話機とを識別するため に前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに識別データを記憶す るステップ、 前記ソフトウェア高度化モジュールカード上と前記ソフトウェア高度化モジュ ールカードの前記メモリ内の前記ソフトウェア上とに保証情報を提供するために 前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに保証データを記憶する ステップ、 前記複数の移動電話機特徴の有効寿命を限定するために前記移動電話機の前記 メモリ内へタイミングデータを入力するステップ、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに記憶されたデータの 型式を識別するために前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに 型式データを記憶するステップ、及び 前記移動電話機の前記メモリに記憶されたソフトウェアの高度化を検証するた めに前記移動電話機の前記メモリ内へ検査合計データを入力するステップを更に 含む方法。 28．請求の範囲第１８項による方法において、前記ソフトウェアを高度化する ステップが、前記移動電話機の動作を制御するために前記移動電話機の前記メモ リに記憶された制御ソフトウェアを変化させるステップを含む、方法。 29．請求の範囲第１８項による方法であって、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードと前記移動電話機とを識別するため に前記ソフトウェア高度化モジュールカードに識別データを記憶するステップ、 前記ソフトウェア高度化モジュールカード上と前記ソフトウェア高度化モジュ ールカードの前記メモリに記憶された前記ソフトウェア上とに保証情報を提供す るために前記ソフトウエア高度化モジュールカードの前記メモリに保証データを 記憶するステップ、 前記複数の移動電話機特徴の有効寿命を限定するために前記移動電話機の前記 メモリ内へタイミングデータを入力するステップ、 前記ソフトウエア高度化モジュールカードの前記メモリに記憶されたデータの 型式を識別するために前記ソフトウェア高度化モジュールカードの前記メモリに 型式データを記憶するステップ、及び 前記移動電話機の前記メモリに記憶されたソフトウエアの高度化を検証するた めに前記移動電話機の前記メモリ内へ検査合計データを入力するステップを更に 含む方法。 30．移動電話機が主メモリを有し、前記移動電話機内の現存ソフトウェア高度 化装置であって、 前記移動電話機内に備えられたモジュールリーダ、 ソフトウェア高度化モジュールカードを含み、前記カードが、 前記モジュールリーダ内へ挿入することによって前記移動電話機に前記カード を一時的に接続する手段、及び 前記移動電話機内の前記主メモリ内へ伝送された高度化ソフトウェアを記憶す る手段であって、前記高度化ソフトウェアが前記移動電話機の動作を制御する制 御ソフトウェアを含む、前記記憶する手段、及び 前記主メモリ内へ前記高度化ソフトウェアを伝送するために前記移動電話機内 に備えられた手段 を含む、高度化装置。 31．請求の範囲第３０項による装置において、前記高度化ソフトウェアが、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードと前記移動電話機とを識別する識別 データ、 前記高度化ソフトウェア上と前記ソフトウェア高度化モジュールカード上とに 保証情報を提供する保証データ、 複数の移動電話機機能を高度化する機能データ、 複数の移動電話機特徴にアクセスを許す特徴データ、 前記移動電話機特徴の有効寿命を限定するタイミングデータ、 前記ソフトウェア高度化モジュールカードに記憶されたデータの型式を識別す る型式データ、及び 前記主メモリ内への前記高度化ソフトウェアの伝送を検証する検査合計データ を含む、装置。