JP2002232961A - 携帯電話機と周辺携帯端末機器との接続システム - Google Patents

携帯電話機と周辺携帯端末機器との接続システム

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JP2002232961A
JP2002232961A JP2001030312A JP2001030312A JP2002232961A JP 2002232961 A JP2002232961 A JP 2002232961A JP 2001030312 A JP2001030312 A JP 2001030312A JP 2001030312 A JP2001030312 A JP 2001030312A JP 2002232961 A JP2002232961 A JP 2002232961A
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Takayoshi Shimazu
孝義 嶋津
Takao Inoue
孝夫 井上
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周辺携帯端末機を紛失等した場合においても
第三者によって不正に使用されることが防止されるよう
にして信頼性の向上を図る。 【解決手段】 設定した自他を識別する暗証コードを格
納する暗証コード格納部6を備える携帯電話機1と、携
帯電話機1と接続されてデータ情報等の授受が行われる
とともに接続可能な携帯電話機1を特定する暗証コード
を予め登録する暗証コード登録部16を有する周辺携帯
端末機器2との間において構成される。携帯電話機1と
周辺携帯端末機器2とが接続された状態において、携帯
電話機1側から暗証コードが送信され、この暗証コード
について周辺携帯端末機器2において暗証コード登録部
16に登録された暗証コードとの一致検出操作が行わ
れ、一致の検出結果を得た場合に所定のデータ情報等の
授受動作が開始されるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機とこれ
に接続されて情報等の授受が行われる電子手帳やメール
端末器或いはページャ等の各種周辺携帯端末機との間の
接続システムに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機は、国内において既に数千万
台以上もが使用に供されるほどのすさまじいばかりの普
及が遂げられている。携帯電話機は、当初の単なる通話
手段としての位置付けから、最近では多機能化、高機能
化が図られて様々なサービスの提供を受ける情報端末機
或いは文字情報ばかりでなく画像情報やデータ情報等ま
でも送受信可能な情報処理端末機としての比重が高まっ
ている。多機能化が図られた携帯電話機においては、例
えば電子手帳やメール端末機あるいはページャ等の各種
のモバイル機器等が周辺携帯端末機として接続されるこ
とによって、上述した各種の情報等の授受を行うことが
可能である。
【0003】一方、周辺携帯端末機も、パーソナルユー
ズ用として使用され、ユーザによって種々のパーソナル
情報が例えばキー操作等によって入力されてメモリ内に
記録される。周辺携帯端末機は、単独で使用するばかり
でなく上述したようにインタフェース仕様が適合した携
帯電話機と接続されることによって登録された情報等を
提供したり、携帯電話機側からのパーソナル情報の入力
が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の携帯
電話機と周辺携帯端末機とは、互いにインタフェース仕
様が適合していれば周辺携帯端末機に対してユーザの携
帯電話機ばかりでなく他の携帯電話機との接続が行われ
て情報等の授受が可能とされる。したがって、従来の携
帯電話機と周辺携帯端末機においては、例えばユーザが
誤って紛失等した周辺携帯端末機を第三者が不正に入手
した場合に、この第三者によって携帯電話機を介して周
辺携帯端末機に記録されたパーソナル情報が読み出され
て不正に利用されるといった問題があった。
【0005】したがって、本発明は、周辺携帯端末機を
紛失等した場合においても第三者によって不正に使用さ
れることが防止されるようにして信頼性の向上が図られ
るようにする携帯電話機と周辺携帯端末機器との接続シ
ステムを提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる携帯電話機と周辺携帯端末機器との接続
システムは、設定した自他を識別する暗証コードを格納
する暗証コード格納部を備える携帯電話機と、携帯電話
機と接続されてデータ情報等の授受が行われるとともに
接続可能な携帯電話機を特定する暗証コードを予め登録
する暗証コード登録部を有する周辺携帯端末機器との間
において構成される。携帯電話機と周辺携帯端末機器と
の接続システムは、携帯電話機と周辺携帯端末機器とが
接続された状態において、携帯電話機側から暗証コード
が送信され、この暗証コードについて周辺携帯端末機器
において暗証コード登録部に登録された暗証コードとの
一致検出操作が行われ、一致の検出結果を得た場合に所
定のデータ情報等の授受動作が開始されるように構成さ
れる。
【0007】携帯電話機と周辺携帯端末機器との接続シ
ステムは、携帯電話機と周辺携帯端末機器とが、情報送
受信ケーブルを介して直接接続される。また、携帯電話
機と周辺携帯端末機器との接続システムは、暗証コード
が変更自在とされる。
【0008】以上のように構成された本発明にかかる携
帯電話機と周辺携帯端末機器との接続システムによれ
ば、それぞれパーソナルユースとして用いられる携帯電
話機と周辺携帯端末機器とに暗証コードを付与して接続
されるように構成したことにより、許可されていない第
三者が不正に周辺携帯端末機器を使用することが防止さ
れることで秘密保持が図られるようになる。携帯電話機
と周辺携帯端末機器との接続システムによれば、暗証コ
ードを適宜変更することによって、さらに秘密の保持性
が向上されるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。携帯電話機1と周
辺携帯端末機2とは、図1及び図2に示すように、情報
送受信ケーブル3を介して接続されることによって相互
に適宜の情報等の授受が行われる。携帯電話機1と周辺
携帯端末機2とは、互いのインタフェース仕様が適合さ
れるとともに、詳細を後述するように予め相互に登録さ
れた暗証コードの一致が検出されることによって情報等
の授受が可能とされる。携帯電話機1と周辺携帯端末機
2とは、例えば無線通信回線網を介して接続されること
によって、情報等の授受を行うことも可能である。
【0010】携帯電話機1は、図1及び図2に示すよう
に、無線通信回線網を介して他の携帯電話機や一般電話
機或いはコンピュータや各種の情報処理装置、周辺携帯
端末機等との通信接続を行うための無線通信機能部4
と、周辺端末機器接続インタフェース部5とを備えてい
る。携帯電話機1には、暗証コード格納部6を有すると
ともに全体の動作制御を行うマイクロプロセッサからな
る制御部7と、充電可能な二次電池や電源回路部等を有
して各部に対して電源を供給する電源部8と、液晶表示
器やそのドライバ回路部等を有する表示部9と、ダイヤ
ルキーや機能キー或いは制御キー等の多数のキーやジョ
グダイヤル、入出力回路等を有するキー入力部10が備
えられる。
【0011】携帯電話機1には、図示しないが無線通信
機能部4に備えられた受信回路部や送信回路部によって
駆動されるスピーカやマイクロホンが備えられるととも
に、キー入力部10のダイヤルキーの操作によりダイヤ
ル発信を行う発信部、或いは電話帳機能や日本語変換機
能等が格納されたメモリ等が備えられる。携帯電話機1
は、暗証コード格納部6を除く基本的な構成及び機能、
動作等を従来の携帯電話機と同様としており、ダイヤル
キーを操作することによって制御部7を介して無線通信
機能部4のアンテナ4aから無線通信回線網に電波の発
信が行われる。携帯電話機1においては、無線通信回線
網を介しての相手方からの発呼に対して無線通信機能部
4においてこれを受信して制御部7により所定の着信操
作が行われる。
【0012】携帯電話機1においては、表示部9の液晶
表示器に通常現在時刻やカレンダ表示が行われるととも
に、着信があると発呼側の電話番号や氏名等の表示が行
われる。携帯電話機1においては、キー入力部10のモ
ード切替キーを操作すると、制御部7によってモード切
替操作が行われる。携帯電話機1においては、例えばメ
ールモードに設定することによって表示部9に辞書テー
ブルや文字パレットが表示される。携帯電話機1におい
ては、例えば情報処理モードに設定することによって表
示部9に文字パレットが表示される。
【0013】携帯電話機1には、詳細を省略するが筐体
11の一部にコネクタを内部に配置したスロット12が
設けられており、後述するように情報送受信ケーブル3
のコネクタ13が差し込まれて接続される。携帯電話機
1は、コネクタの構造によって接続されるべき情報送受
信ケーブル3を識別するとともに、周辺端末機器接続イ
ンタフェース部5によって周辺携帯端末機2の識別を行
う。すなわち、周辺端末機器接続インタフェース部5に
は、所定のインタフェース用プログラムが内蔵されてお
り、情報送受信ケーブル3を介して携帯電話機1と周辺
携帯端末機2とが接続されるとこのインタフェース用プ
ログラムに基づいて両者のインタフェース仕様の適合を
検出する。
【0014】携帯電話機1においては、暗証コード格納
部6内に予めユーザにより設定された特定の暗証コード
が格納されている。暗証コードは、例えばキー入力部1
0のモード切替キーが操作されて暗証コード設定モード
とされた状態において、ダイヤルキーを利用して適宜の
数字入力を行うことによって設定される。携帯電話機1
においては、例えばキー入力部10のモード切替キーが
操作されて暗証コード変更モードとされた状態におい
て、ダイヤルキーを利用して適宜の数字入力を行うこと
によって任意の暗証コードが設定されて暗証コード格納
部6内に格納される。なお、暗証コード格納部6は、制
御部7に構成されるばかりでなく、他のメモリや独立の
メモリによって構成するよいにしてもよいことは勿論で
ある。
【0015】携帯電話機1においては、上述したように
周辺携帯端末機2とのデータ情報等の授受を行う場合
に、キー入力部10のモード切替キーが操作されて接続
モードへの切替操作が行われる。携帯電話機1において
は、スロット12に情報送受信ケーブル3のコネクタ1
3が接続されるとともにこの情報送受信ケーブル3の他
方のコネクタ14が周辺携帯端末機2と接続された状態
で、所定の手順を経て情報等の授受が行われる。
【0016】携帯電話機1においては、周辺携帯端末機
2と情報送受信ケーブル3によって接続されて接続モー
ドに設定された状態において、詳細を後述するように周
辺携帯端末機2側から暗証コードの要求を受けると、制
御部7に制御されて暗証コード格納部6から格納された
暗証コードの呼び出しが行われる。携帯電話機1におい
ては、呼び出した暗証コードを情報送受信ケーブル3を
介して周辺携帯端末機2側に送信する。携帯電話機1と
周辺携帯端末機2とは、相互の暗証コードが一致した状
態において情報等の送受信が行われる。なお、携帯電話
機1と周辺携帯端末機2は、特に秘密を要しない情報等
については、例えば通常モードの設定によって特に暗証
コードの呼出しや一致検出操作を行わずに接続されるよ
うにしてもよい。
【0017】携帯電話機1においては、例えば無線通信
機能が搭載された周辺携帯端末機2に対して無線通信回
線網を介して接続することも可能である。携帯電話機1
においては、キー入力部10のダイヤルキーが操作され
て無線通信回線網を介して周辺携帯端末機2を発呼し、
相手側からの応答信号を受信することによって制御部7
からの出力信号により周辺端末機器接続インタフェース
部5に内蔵されたインタフェース用プログラムが起動さ
れる。携帯電話機1と周辺携帯端末機2とは、相互にイ
ンタフェース仕様が適合している場合に、暗証コードの
一致検出を経て所定の手順にしたがってデータ情報等の
授受が行われる。
【0018】周辺携帯端末機2としては、もっぱらパー
ソナルユースとして用いられる例えば電子手帳、メール
端末機器、ページャ等の各種モバイル機器が対象とな
る。周辺携帯端末機2としては、例えばパーソナルユー
スとして用いるノート型パーソナルコンピュータや、携
帯型ではないが例えばカーナビゲーション装置等を対象
としてもよい。
【0019】周辺携帯端末機2には、図1及び図2に示
すように、携帯電話機1や他の機器との接続部を構成す
る機器接続インタフェース部15と、暗証コード登録部
16を有するとともに全体の動作制御を行うマイクロプ
ロセッサからなる制御部17が備えられる。周辺携帯端
末機2には、充電可能な二次電池や電源回路部等を有し
て各部に対して電源を供給する電源部18と、液晶表示
器やそのドライバ回路部等を有する表示部19と、10
キーや文字入力キー或いは機能キーや制御キー等の多数
のキーや入出力回路等を有するキー入力部20が備えら
れる。周辺携帯端末機2は、例えば無線通信回線網を介
して携帯電話機1や他の情報処理機器等との接続を行う
ために、無線通信機能部21を備えるようにしてもよ
い。
【0020】周辺携帯端末機2には、図示しないが制御
部17や無線通信機能部21に備えられた受信回路部に
よって駆動されるスピーカが備えられるとともに、日本
語変換機能等が格納されたメモリ等が備えられる。周辺
携帯端末機2は、詳細を後述するように暗証コード登録
部16に暗証コードを登録することにより所定の携帯電
話機1とのみ情報送受信ケーブル3を介して接続され、
情報等の授受操作が行われるように構成されている。周
辺携帯端末機2は、例えば特定の携帯電話機1からの発
呼を無線通信機能部21のアンテナ21aによって受信
するようにしてもよい。
【0021】周辺携帯端末機2においては、表示部20
の液晶表示器に通常現在時刻やカレンダ表示が行われる
とともに、キー入力部19のモード切替キーが操作され
ることによって、制御部17の出力信号に基づいて適宜
の表示切替が行われる。周辺携帯端末機2においては、
例えばメールモードに設定することによって表示部20
に辞書テーブルや文字パレットが表示される。周辺携帯
端末機2においては、例えば情報処理モードに設定する
ことによって表示部20に文字パレットが表示される。
なお、上述した周辺携帯端末機2の構成並びに操作は、
ごく代表例を示したものであり、これらに限定されるも
のでは無いことは勿論である。
【0022】周辺携帯端末機2には、詳細を省略するが
筐体22の一部にコネクタを内部に配置したスロット2
3が設けられており、後述するように情報送受信ケーブ
ル3のコネクタ14が差し込まれて接続される。周辺携
帯端末機2は、コネクタの構造によって接続されるべき
情報送受信ケーブル3を識別するとともに、機器接続イ
ンタフェース部15によって携帯電話機1や他の接続機
器の識別を行う。すなわち、機器接続インタフェース部
15には、所定のインタフェース用プログラムが内蔵さ
れており、情報送受信ケーブル3を介して携帯電話機1
と周辺携帯端末機2とが接続されるとこのインタフェー
ス用プログラムに基づいて両者のインタフェース仕様の
適合を検出する。
【0023】周辺携帯端末機2においては、暗証コード
登録部16内に予めユーザにより設定された特定の暗証
コードが登録されている。暗証コード登録部16は、制
御部17の一部に構成されるはがかりでなく、例えば独
立の不揮発性メモリ部或いは電源部18から供給される
電源によってバックアップされた揮発性メモリによって
構成するようにしてもよい。
【0024】周辺携帯端末機2においては、例えばキー
入力部19のモード切替キーが操作されて暗証コード設
定モードとされた状態において、10キーを利用して適
宜の数字入力を行うことによって暗証コードの設定を行
う。暗証コードは、携帯電話機1において設定された暗
証コードと同一であることは勿論である。周辺携帯端末
機2は、例えばキー入力部19のモード切替キーが操作
されて暗証コード変更モードとされた状態において、1
0キーを利用して所定の数字入力を行うことによって暗
証コードが変更されて暗証コード登録部16内に登録さ
れる。
【0025】周辺携帯端末機2においては、上述した操
作によって単独で暗証コード登録部16内に暗証コード
を登録するばかりでなく、例えば携帯電話機1側から暗
証コードが入力されて暗証コード登録部16内に登録さ
れるようにしてもよい。かかる操作は、例えば携帯電話
機1と周辺携帯端末機2とが情報送受信ケーブル3によ
って接続された状態で、携帯電話機1側において暗証コ
ードの登録操作が行われるとこの暗証コードが周辺携帯
端末機2に送信されて暗証コード登録部16内に自動登
録されるようにして行われる。
【0026】周辺携帯端末機2においては、例えば無線
通信機能部21により携帯電話機1と無線通信回線網を
介して接続されることも可能である。周辺携帯端末機2
においては、携帯電話機1側からの発呼を無線通信機能
部21において受信すると、制御部17からの出力信号
により機器接続インタフェース部15に内蔵されたイン
タフェース用プログラムが起動される。周辺携帯端末機
2は、上述したように携帯電話機1とのインタフェース
仕様が適合している場合に、暗証コードの一致検出を経
て所定の手順にしたがってデータ情報等の授受が行われ
る。
【0027】なお、周辺携帯端末機2においては、暗証
コードの設定操作が行われない場合に、基本的な構成及
び機能、動作等を従来の周辺携帯端末機と同様としてお
り、携帯電話機1や他の情報処理装置等との間で情報等
の授受が行われる。また、周辺携帯端末機2において
は、秘密情報と一般情報とを異なるメモリに記憶するよ
うにして、暗証コードモードで記録される情報等を秘密
情報として処理するようにする。
【0028】周辺携帯端末機2は、携帯電話機1と情報
送受信ケーブル3によって接続されるとともに、キー入
力部19のモード切替キーが操作されてモード切替が行
われて情報等の授受が行われる。周辺携帯端末機2は、
詳細を後述するように携帯電話機1に対して暗証コード
の送信要求を行い、制御部17において送信された暗証
コードと暗証コード登録部16に登録された暗証コード
との照合を行う。周辺携帯端末機2は、相互の暗証コー
ドが一致した状態において携帯電話機1との間において
所定の手順にしたがって情報等の送受信を行う。
【0029】以上のように構成された携帯電話機1と周
辺携帯端末機2との間における接続操作と情報等の授受
操作について、以下図3を参照して説明する。ユーザ
は、周辺携帯端末機2に記録した情報等が必要となった
場合或いは周辺携帯端末機2に新たな情報等を記録しよ
うとする場合に、携帯電話機1と周辺携帯端末機2とを
情報送受信ケーブル3により接続する。また、ユーザ
は、例えば携帯電話機1を介して周辺携帯端末機2と他
の情報処理装置やインタネット網等との接続を行う場合
に、携帯電話機1と周辺携帯端末機2とを情報送受信ケ
ーブル3により接続する(s−1)。
【0030】携帯電話機1と周辺携帯端末機2とは、そ
れぞれ接続モードに設定された状態において、周辺端末
機器接続インタフェース部5と機器接続インタフェース
部15との相互のインタフェース仕様の一致が相互に確
認される。周辺携帯端末機2は、制御部7の指示に基づ
いて携帯電話機1に対して暗証コードを要求する出力を
行う(s−2)。携帯電話機1は、周辺携帯端末機2側
からの暗証コード要求を受信すると、制御部7の指示に
基づいて暗証コード格納部6から格納された暗証コード
を読み出して周辺端末機器接続インタフェース部5と情
報送受信ケーブル3とを介して周辺携帯端末機2側へと
送信する(s−3)。
【0031】周辺携帯端末機2は、機器接続インタフェ
ース部15において携帯電話機1側から暗証コードが送
信されるまで待機状態が保持される(s−4)。周辺携
帯端末機2は、所定時間の間において、この待機状態が
制御部17において監視される(s−5)。周辺携帯端
末機2は、所定時間が経過してもなお携帯電話機1側か
ら暗証コードが送信されない場合には、制御部17から
の指示に基づいて適宜の終了処理を行う(s−6)。携
帯電話機1と周辺携帯端末機2とは、情報送受信ケース
ブル3によって直接接続される場合にはかかるタイマ監
視を不要としてもよいが、特に無線通信回線網を介して
接続する場合には有効となる。
【0032】周辺携帯端末機2は、携帯電話機1側から
暗証コードが送信されると、制御部17の指示に基づい
てこの送信された暗証コードと暗証コード登録部15に
登録された暗証コードとが一致しているか否かの照合操
作を行う(s−7)。周辺携帯端末機2は、この照合操
作の結果、送信暗証コードと登録暗証コードとが一致し
ていない結果を得た場合には、照合操作の履歴(回数)
をチェックする操作が行われる(s−8)。
【0033】周辺携帯端末機2は、照合操作が所定回数
内であれば、制御部17からの指示に基づいて携帯電話
機1に対して暗証コードが不一致である旨の通知を行う
とともに再度送信の要求を行う(s−9)。また、周辺
携帯端末機2は、照合操作が所定の回数以上であれば、
制御部17からの指示に基づいて適宜の終了処理を行う
(s−10)。なお、携帯電話機1と周辺携帯端末機2
とは、照合回数チェックや終了処理を特に行わずに、暗
証コードの不一致を相互に知らせるようにしてもよいこ
とは勿論である。
【0034】周辺携帯端末機2は、送信暗証コードと登
録暗証コードとが一致しているとの結果を得た場合に
は、機器接続インタフェース部15から情報送受信ケー
ブル3と周辺端末機器接続インタフェース部5とを介し
て携帯電話機1に対して接続完了通知を送信する(s−
11)。携帯電話機1と周辺携帯端末機2とは、この状
態で所定の手順にしたがって必要な情報等の授受処理が
行われる(s−12)。携帯電話機1と周辺携帯端末機
2とは、所定の情報等の授受処理を終了した場合に、所
定の手順にしたがって終了処理を行う(s−13)。な
お、携帯電話機1と周辺携帯端末機2とは、それぞれに
接続された情報送受信ケーブル3が取り外される。
【0035】上述した携帯電話機1と周辺携帯端末機2
との間における接続操作と情報等の授受操作は、それぞ
れ基本操作を説明したものであり、本発明は、かかる操
作に限定されるものでは無いことは勿論である。携帯電
話機1と周辺携帯端末機2とは、暗証コードが数字以外
の文字コードであってもよいことは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる携帯電話機と周辺携帯端末機器との接続システムに
よれば、それぞれパーソナルユースとして用いられる携
帯電話機と周辺携帯端末機器とに暗証コードを付与して
接続されるように構成したことにより、許可されていな
い第三者が不正に周辺携帯端末機器を使用することが防
止されることで例えばユーザが周辺携帯端末機器を紛失
し第三者がこれを入手して不正に使用しようとした場合
にも、暗証コードの不一致により使用することが出来な
いようにする。したがって、携帯電話機と周辺携帯端末
機器との接続システムによれば、記録されたパーソナル
情報等の秘密保持が確実に図られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる接続システムを構成する携帯電
話機と周辺携帯端末機器との構成図である。
【図2】同携帯電話機と周辺携帯端末機器との接続状態
を説明する斜視図である。
【図3】同携帯電話機と周辺携帯端末機との間の接続操
作及び情報等の授受操作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 周辺携帯端末機 3 情報送受信ケーブル 4 無線通信機能部 5 周辺端末機器接続インタフェース部 6 暗証コード格納部 7 制御部 8 電源部 9 表示部 10 キー入力部 11 筐体 12 スロット 13 コネクタ 14 コネクタ 15 端末接続インタフェース部 16 暗証コード登録部 17 制御部 18 電源部 19 キー入力部 20 表示部 22 筐体 23 スロット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04B 7/26 109S

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定した自他を識別する暗証コードを格
    納する暗証コード格納部を備える携帯電話機と、 前記携帯電話機と接続されてデータ情報等の授受が行わ
    れるとともに、接続可能な携帯電話機を特定する暗証コ
    ードを予め登録する暗証コード登録部を有する周辺携帯
    端末機器との間において構成され、 前記携帯電話機と周辺携帯端末機器とが接続された状態
    において、前記携帯電話機側から送信された前記暗証コ
    ードについて、前記周辺携帯端末機器において前記暗証
    コード登録部に登録された暗証コードとの一致検出操作
    が行われ、一致の検出結果を得た場合に所定のデータ情
    報等の授受動作が開始されることを特徴とする携帯電話
    機と周辺携帯端末機器との接続システム。
  2. 【請求項2】 前記携帯電話機と周辺携帯端末機器と
    が、情報送受信ケーブルを介して直接接続されることを
    特徴とする請求項1記載の携帯電話機と周辺携帯端末機
    器との接続システム。
  3. 【請求項3】 前記暗証コードが変更自在であることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯電話機と
    周辺携帯端末機器との接続システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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