JPH08504722A - 強化したクリップ式物品搬送体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、飲料缶を運ぶのにとくに適したクリップ式搬送体を提供するものである。本発明搬送体は、折曲げたくさび形内側支持区分と外側支持区分とに缶出縁を受入れる溝穴を持つ閉パネルを備えている。内側支持区分は、折曲げできるように連結されくさび形の底部から上向きに延びる２層の上下方向リブを形成するリブ区分に連結してある。この上下方向リブから延びる接着フラップは搬送体パネルに接着され搬送体を鎖錠状態に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 強化したクリップ式物品搬送体 技術分野 本発明は、物品のフランジ又はその他の横方向突起の下側から物品を支える形 式の搬送体に関する。ことに本発明は、向上した強度を持つこの種の搬送体に関 する。 背景技術 物品の上部部分をつかんでこれ等の物品を持上げて運ぶことのできる搬送体は 、とくに飲料缶の梱包に関してよく知られている。このために開発されたクリッ プ式ボール紙製搬送体には２組の基本構造群がある。一方の構造では、パネルに 各缶の頂部に対応する穴を形成しこれ等の各穴を折曲げできるように連結したタ ブにより囲んである。各缶の頂部部分は穴を貫いて延びまた、各タブの縁部は缶 出縁の下側に衝合し缶を支える。この場合穴を形成する際にパネルのかなりの面 積が除去されるので搬送体が弱体化するという問題が内在する。さらにプリント 又はその他の図形を表示することのできる表面積は極めてわずかであり、また搬 送体を持上げる取っ手を設けると構造がさらに複雑になり搬送体を一層高価にす る。 第２の基本構造では缶出縁の対向部分を受けるようにパネルに溝穴を設け、溝 穴の形成によって生ずる隣接パネル縁部が缶出縁部分の下側に衝合する。本構造 は典型的には、互いに隣接する２列の缶から成る梱包品に使わ れ、各内部溝穴間のパネルの細長い区域が折り曲げられ、各缶の傾斜した上部部 分間に延びるくさび形の補強リブとなる。短い各側部パネルは、底部パネルに接 着され前記パネルを頂部パネルフラップに連結する。そして頂部パネルと補強く さび形との互いに整合した指穴により梱包品を持上げて運ぶことができる。この ような搬送体は頂部パネルにプリント標識を貼付できる実質的に破られない区域 を備えるが、所望のレベルの強度を与えることは困難であり製造費も比較的高く なる。 搬送体を簡略化する手段として、頂部パネルフラップはなくすことができるが 、この場合頂部パネルフラップにより得られる補強機能がなくなるから、搬送体 が弱くなる。頂部パネルフラップを必要としないでしかも持上げて運ぶ間に生ず る力に耐えるのに適当な強度を持つクリップ式搬送体を提供できることが望まし い。この搬送体はまた経済的に作られ従って単一体の素材から形成することがで きなければならない。 発明の開示 本発明のクリップ式搬送体は前記した第２基本構造に共通の若干の基本要素を 使う。すなわち本搬送体は、互いに平行に間隔を隔てた２条の内側折り線とこれ 等の内側折り線に平行にこれ等の折り線から外方に間隔を隔てた２条の外側折り 線とを備えた支持パネルから成っている。この支持パネルは、外側折り線に沿い パネルに連結した下向きに延びる外側支持区分と内側折り線に沿って 連結した下向きに延びる内側支持区分とを備えている。内側支持区分は相互に向 かって集まりくさび形補強リブを形成する。内側及び外側の各折り線は、２列の 物品の突出唇状部の一部分を受入れるごとにより物品を支えるように、各支持区 分に溝穴を形成する互いに間隔を隔てたスリットにより中断してある。これ等の 要素のほかに、本発明は、内側支持区分から上向きに延びるリブと、このリブか ら外方に延びる接着フラップとを提供する。接着フラップは、このリブの互いに 対向する側で支持パネルに接着され本搬送体を閉じた位置に鎖錠して物品を確実 に支える。このリブはまた付加的補強を形成する。 好適とする構造ではリブは、先狭まりの内側支持区分の下端から上向きに延び ２層構造から成る。各層は内側支持区分の一方に折曲げできるように連結する。 接着フラップは互いに対向して位置する２対のフラップにより構成するのがよい 。これ等の各対には本搬送体を持上げるのに使う指穴を形成してある。これ等の 各指穴の直下の直立リブ内の隙間は使用者の指用の空間を形成する。本搬送体は 、一般に長方形の単一の素材から形成され経済的に製造できる。 所望の成績の得られる本発明の特長は、本発明の前記のまたその他の態様と共 にその他の利点を明示する好適な実施例の詳細な説明から明らかである。 図面の簡単な説明 第１図は本発明搬送体により頂部部分を支えた飲料缶 の梱包品の斜視図である。 第２図は第１図の梱包品の端面図である。 第３図は第１図の搬送体を形成する素材の平面図である。 第４図は本搬送体を形成する初期工程における素材及び梱包する缶の斜視図で ある。 第５図は本搬送体を形成する中間工程における素材及び缶の部分斜視図である 。 好適な実施例の説明 第１図に示すように、取扱い及び輸送の応力に耐えることができるように適当 な強度及びたわみ性を持つボール紙又はその他の適当なシート材料から形成した 搬送体１０は、折り線１６のまわりに下方に折曲げた側縁部部分１４を持つパネ ル１２から成っている。パネル１２の中央部分は、それぞれ下端に沿って出会い 互いに平行な折り線２０によりパネル１２に連結した傾斜リブ１８を備えている 。各缶Ｃの出縁すなわちフランジＦは縁部部分１４の溝穴２２を経てまたリブ１ ８の同様な溝穴を経て突出している。直立のリブ２４は、傾斜リブ１８の下端か ら上方に延び各接着フラップ２６、２８に連結してある。各接着フラップ２６、 ２８はパネル１２の上面に接着してある。また第２図に示すようにリブ２４は、 互いに向き合う関係にあり折り線３２に沿い相互に連結したリブ１８の延長部分 ３０により形成してある。各対の接着フラップ２６、２８は、上下方向リブ２４ の切欠き 部分の上側に位置する指穴３４を備えている。この構造により、使用者の手の指 すなわち親指及びその他の指によって搬送体をつかみこれを持上げることができ る。本搬送体を６個の缶を運ぶようにして例示してあるが、本発明が搬送体によ り支える物品の個数によって制限を受けないのはもちろんである。運ぼうとする 物品はしかし、傾斜リブ１８及び中央リブ２４を形成するように複数の列に配置 しなければならない。 第１図に使ったのと同様な参照数字により同様な部品を示す第３図に明らかな ように、本搬送体は一般に長方形の素材３６から形成する。折り線３２は、中央 に位置し指穴３４により中断されることを除いてパネル１２の全長にわたって延 びている。リブ区分１８を生成する互いに平行な折り線２０は、Ｃ字形スリット と呼ばれる３つの湾曲スリット３８によりそれぞれ中断する。各スリット３８の 凸側は中央折り線３２の方に面している。各折り線１６はまた互いに同様である が互いに反対の方に向いた３つのスリット４０により中断している。 本搬送体の２層の上下方向リブ２４を形成する区分３０は、折り線４２により リブ区分１８に、また中央折り線３２により相互に連結してある。また、中央折 り線３２の一部分に、それぞれ指穴３４を形成する切欠きの半分を含む接着フラ ップ２６、２８を連結してある。スリット４３は、折り線３２からリブ区分３０ の一方を経て隣接リブ区分１８内に延びて接着フラップ２６を形成 し、スリット４４は折り線３２から他方のリブ区分３０を経て他方のリブ区分１ ８内に延びて接着フラップ２８を形成する。このようにして折り線４２の部分を 含む接着フラップ２８が得られる。各接着フラップ２８は、指穴とスリット４３ の各端部との間の位置でスリット４４を折り線３２に連結しているので接着フラ ップ２６よりわずかに小さい。両接着フラップ２６、２８に対する共通の折り線 として作用する折り線３２の短い部分４６は刻み目線を構成し指穴における引裂 けに抵抗するようにすることが望ましい。スリット４３、４４は折り線３２に同 じ点で交差し一方の接着フラップを他方の接着フラップの連続部分とすることも できる。しかしこの場合折り線３２の一層長い部分を刻み目線に形成する必要が あるので、各上下方向リブ区分３０を相互に向かい折曲げることがむずかしくな る。図示の構造は、接着フラップ連結部の強度とリブ区分３０の折曲げ可能性と の間の好適な妥協点である。 図示してないが、接着フラップスリット４３、４４は、これ等のフラップが容 易に引裂かれ又は切断される短い連結部分によりパネル１２に連結されるように 形成してある。このようにして各フラップ４３、４４が梱包品の形成されるまで 素材の平面内に留まり素材の積重ね及び取扱いの妨げにならないようにする。 傾斜刻み目線４８はパネル１２の側縁部からスリット４０に延び、各缶の湾曲 に対する縁部パネル部分１４の 合致を容易にしまた持上げ応力を支持区分の端部に配分するようにする。各リブ 区分１８は同じ目的で傾斜刻み目線５０を含む。 折り線３２の刻み目線区分４６のほかに、折り線１６、２０もまた刻み目線の 形で本搬送体に対し一層剛性を高め引裂けに対する抵抗を強める。折り線４２と 折り線３２の残りの部分とは、本搬送体の形成中にこれ等の線に沿う素材の折曲 げを容易にするようにスキップ−アウト線の形にするのがよい。 第１図の搬送体を形成するには、素材３６をそれぞれ３個の２列に配置した互 いに隣接する６個の缶Ｃから成る群の頂部に位置させ、Ｃ字形のスリットが第４ 図に示すように各缶Ｃのリムの互いに対向する部分に整合するようにする。各リ ブ区分１８、３０はこの時点でなお平らな折曲げてない状態にあるから、２列の 缶は当業界にはよく知られているように素材に適正に整合させるために互いに短 い距離を隔てる。素材及び各缶の間の相対運動は素材に下向きの押圧力を加える ことによって生ずる。互いに対向する各Ｃ字形スリット３８、４０の中間点間の 距離は缶出縁の直下の缶の縮小した直径部分に実質的に等しいから、缶及び素材 間の相対運動が生ずるときは、補強リブ区分１８及び縁部部分１４におけるＣ字 形スリットにより形成した鎖錠縁部が各缶の縮小した直径部分にはまり込むまで 、缶出縁がボール紙の弾性によってスリットを貫いて押圧される。この操作中に Ｃ字形ス リットにより形成した鎖錠縁部はパネル１２に対し下方に移動しリブ区分１８を 折り線２０のまわりに下方にまた折り線４２のまわりに上方に折曲げる。この場 合２列の缶は相互に近づく向きに動きまたリブ区分３０は中央折り線３２のまわ りに下方に折曲がる。 第５図は、各リブが第１図及び第２図に示した最終位置に向かい移動する際の リブの中間位置を示す。各リブ区分１８、３０が折曲がり始める際に、各接着フ ラップは実質的に水平の面内に留まり折り線３２と共に素材のもとの面から上方 に動く。各リブ区分３０がそれぞれ第１図及び第２図に示した最終の上下方向位 置に最終的に移動するときは、各接着フラップの外部部分は搬送体支持パネル１ ２に重なりパネル１２に接着する。従って接着フラップは本搬送体を鎖錠位置に 保持し各リブ１８、２４をそれぞれ補強位置に保つ。中央上下方向リブ２４は、 リブ１８を缶支持の際に補助するだけでなく、また持上げ応力を配分する取っ手 パネルとして機能する。指穴により本搬送体を持上げることは、搬送体支持パネ ル１２への接着フラップの接着により容易に行われる。前記したように指穴に隣 接する折り線３２の刻み目線部分はこの臨界的場所で引裂けに抵抗する。 各接着フラップがそれぞれ最終位置にあるときに、各フラップを貫いて延びる 折り線４２の部分は、互いに隣接するＣ字形スリット３８間に延びる折り線２６ に実質的に重なる。このようにして、持上げ及び搬送中に折り 線２６に沿って通常生ずるわずかなたわみは、各接着フラップが折り線２６のこ れ等の区分を含むパネル１２の区域に重なっても生じさせることができる。 リブ２４の各層は、これ等の層が主搬送体パネルへの接着フラップの接着によ り通常分離しないようにしてあるから、相互に接着する必要はない。しかしこれ 等の層の接着は、とくに確実な搬送体を提供することが望ましい場合に行えばよ い。 搬送体形成中に素材は任意適当な手段により缶に対して移動させる。これ等の 機能を実施する装置の詳細は述べてないが、このような装置の構造はよく知られ 当業界では公知の範囲内にある。たとえば米国特許第３，６５３，５０３号明細 書に記載してある組立て法を使うことができる。 本発明により、費用は増さないで新規な強化取っ手構造によりクリップ式ボー ル紙製搬送体の強度を高めるのは明らかである。本発明を６個の飲料缶を保持す るようにした搬送体に関して述べたが、本発明の原理は一層少ない又は一層多い 缶を保持するように構成した搬送体にも通用するのは明らかである。さらに本発 明は、缶の場合の使用に限定されるものでなく搬送体の縁部を鎖錠し又は支持す ることによりつかむことのできるリム又はその他の突起を持つ他の形式の物品に も当てはまる。本発明は、必ずしも好適な実施例について述べた詳細に限定され ないから本発明はその精神を逸脱しないで種々の変 化変型を行うことができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 外向きに突出する唇状部を持つ上部部分をそれぞれ備えた互いに隣接す る複数列の物品を収容するクリップ式搬送体において、 互いに平行に間隔を隔てた２条の内側折り線とこれ等の内側折り線に平行にこ れ等の内側折り線から外方に間隔を隔てた２条の外側折り線とを持つ支持パネル を備え この支持パネルに、前記各外側折り線に沿い前記支持パネルに連結した下向き に延びる外側支持区分と前記各内側折り線に沿い前記支持区分に連結した下向き に延びる内側支持区分とを設け、これ等の各内側支持区分が相互に向かって集ま り、 前記の内側及び外側の各折り線を前記各支持区分に前記の各物品の突出唇状部 の少なくとも一部分が貫いて突出する溝穴を形成する互いに間隔を隔てたスリッ トにより中断し、 前記各溝穴に前記各物品唇状部の突出部分の下側に衝合する下面を設け、 前記内側支持区分から上向きに延びるリブと、 このリブから延びこのリブの互いに対向する側で前記支持パネルに接着した接 着フラップと を備えたクリップ式搬送体。 ２． 前記リブが前記搬送用内側支持区分の下端から上向きに延びるようにし た請求の範囲第１項記載の搬送 体。 ３． 前記リブを２層構造とし、これ等の各層を第１の折り線に沿い前記内側 支持区分の一方にまた第２の折り線に沿い相互にそれぞれ連結した請求の範囲第 ２項記載の搬送体。 ４． 前記各接着フラップを互いに対向して位置する１対のフラップにより構 成し、これ等の各フラップに搬送体持上げに使う穴を形成した請求の範囲第１項 記載の搬送体。 ５． 一方のフラップを前記リブにこのリブの互いに間隔を隔てた部分に沿い 折曲げできるように連結し、これ等の互いに間隔を隔てた部分を指穴から外方に 間隔を隔てた請求の範囲第４項記載の搬送体。 ６． 他方のフラップを前記リブに対する前記一方のフラップの連結部から内 方に間隔を隔てた場所で前記一方のフラップに折曲げできるように連結した請求 の範囲第５項記載の搬送体。 ７． 前記リブに前記指穴の直下に切欠きを設け、使用者の指を前記リブが障 害にならないで前記各指穴内に挿入できるようにした請求の範囲第４項記載の搬 送体。 ８． 前記接着フラップを互いに実質的に同様な互いに対向して位置する２対 のフラップにより構成し、これ等の対のフラップを互いに間隔を隔て使用者の親 指及びその他の指を互いに間隔を隔てた対のフラップの穴内に挿入することがで きるようにした請求の範囲第４項記載 の搬送体。 ９． 前記各接着フラップに、前記内側折り線の一部に実質的に重なる折り線 を設けた請求の範囲第１項記載の搬送体。 １０． 梱包品内の物品を缶とし、これ等の物品の外方に延びるフランジを缶 出縁とし、前記支持パネルが前記各缶の上面を直接覆うようにした請求の範囲第 １項記載の搬送体。 １１． 外向きに突出する唇状部を持つ上部部分をそれぞれ備えた互いに隣接 する複数列の物品を収容するクリップ式搬送体において、 互いに対向するパネル端部の互いに平行に下向きに延びる２つの外側支持区分 とこれ等の外側支持区分に平行で相互に向かって集まる下向きに延びる２つの内 側支持区分とを持つ支持パネルを備え、 前記の内側及び外側の各支持区分に前記の各物品の突出唇状部の少なくとも一 部分が貫いて突出する溝穴を設け、 前記内側支持区分から上向きに延びるリブと、 このリブから延びこのリブの互いに対向する側で前記支持パネルに接着した接 着フラップと を備えたクリップ式搬送体。 １２． 互いに隣接する複数列の物品をこれ等の物品の上部部分に外方に突出 する唇状部から支えるようにしたクリップ式搬送体を形成する素材において、 シート縦方向に延びる互いに平行に間隔を隔てた２条の内側折り線とこれ等の 各内側折り線に平行にこれ等の各内側折り線から外方に間隔を隔てた２条の外側 折り線とを持つ一般に長方形のシートを備え、 このシートに前記各外側折り線に沿い連結した外側支持区分と前記シートに前 記内側折り線に沿い連結した内側支持区分とを設け、 前記の内側及び外側の各折り線を運ぼうとする物品の突出唇状部の少なくとも 一部分を受入れるように前記各支持区分に溝穴を形成する互いに間隔を隔てたス リットにより中断し、 前記の内側及び外側の支持区分をそれぞれの連結折り線のまわりに下方に折曲 げることにより形成した前記の内側及び外側の支持区分の各縁部が各物品の外方 に突出する唇状部の下側に衝合するようにし、 前記内側支持区分を折り線に沿いリブ区分に連結し、 これ等のリブ区分を中央折り線に沿い相互に連結して素材形成の搬送体の上向 きに延びる２層のリブを形成するようにし、 前記の内側支持区分及びリブ区分に設けたスリットにより、素材形成搬送体の 前記支持パネルに接着するようにした接着フラップを形成して成るクリップ式搬 送体形成用素材。 １３． 前記各接着フラップスリットにより、それぞれ搬送体を持上げるのに 使う切欠きを形成した互いに対 向して位置する１対のフラップを形成した請求の範囲第１２項記載の搬送体素材 。 １４． 前記接着フラップスリットが実質的に前記中央折り線に終り、一方の 前記フラップのスリットの各端部が他方のスリットの各端部から外方に間隔を隔 てた請求の範囲第１３項記載の搬送体素材。 １５． 前記接着フラップスリットを実質的に互いに同様な２対の互いに対向 して位置するスリットにより構成し、これ等のスリットにより形成した各対のス リットを使用者の親指及びその他の指を互いに間隔を隔てた対のフラップの穴内 に挿入できるように互いに間隔を隔てた請求の範囲第１３項記載の搬送体素材。 １６． 前記接着フラップスリットから形成した接着フラップに前記内側支持 区分を前記リブ区分に連結する折り線の延長部分を設け、これ等の延長部分を素 材形成搬送体の内側折り線の一部分に実質的に重なるようにした請求の範囲第１ ２項記載の搬送体素材。