JPH08500804A - クリップ形物品搬送体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 とくに飲料缶を搬送するようにしたクリップ形搬送体を提供することにある。本発明搬送体は、折曲げたくさび形内側支持区分に又外側支持区分に缶出縁を受入れるみぞ穴を形成したパネルから成っている。前記各内側支持区分は、各横方向折り線により連結したタブにより覆った指穴を備えている。湾曲した各横方向折り線は、第１の横方向折り線の端部から前記パネルの中央部分に向かって延び各支持区分を形成し持上げ応力を受けて耐えるようにしてある。補強帯状体は、前記パネルの内側支持区分に重なり前記各支持区分の指穴に整合した指穴を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 クリップ形物品搬送体 技術分野 本発明は物品搬送体に関する。ことに本発明は、物品をそのフランジ又はその 他の横方向突起の下側から支えるクリップ形搬送体に関する。 背景技術 物品の上部部分をつかみ、これ等の物品を持上げて運ぶことのできる搬送体は 、とくに飲料缶の梱包に関してよく知られている。この目的で開発されたボール 紙製搬送体は２種類の基本的構造を持っている。一方の構造では、パネルに各缶 の頂部に対応する穴を形成されこれ等の各穴を囲む折曲げできるように連結した タブを設けてある。各缶の頂部部分はこれ等の各穴を貫いて延び、又各タブの縁 部は缶出縁の下側に衝合しこれ等の缶を支える。この場合、パネルの大部分が穴 を形成する際に除去されることによって、固有の弱さを持つ搬送体を生成する。 さらにプリント又はその他の線図を受けることのできる表面積が極めてわずかに なる。さらに搬送体を持上げる取っ手を設けることにより構造が複雑になり搬送 体が一層高価になる。第２の基本的構造では、底部パネルに弧状のみぞ穴を設け て缶出縁の反対側部分を受入れるようにし、隣接する底部パネル縁部が缶出縁部 分の下側に衝合するみぞ穴構成部から成る。この構成は互いに２列の缶から成る 梱包品に使われ、内部みぞ穴間の底部パネルの細長い区域が各缶の傾斜した上部 部分間に延びるくさび形補強リブに折曲がるようにしてある。短い各側部パネル は底部パネルを各頂部パネルフラップに連結する。これ等の頂部パネルフラップ は底部パネルに接着され、頂部パネルと補強くさび形との互いに整合した指穴に よりこの梱包品を持上げて運ぶことができる。このよ うな梱包品はプリント標識を受けるのに頂部パネルに実質的に破断されない区域 を提供するが、所望のレベルの強さを生ずることができなくて製造費が過度に高 くなる。 公知のボール紙製クリップ形搬送体の利点は保持ししかもさらに強度を増し経 済的に作られる搬送体を提供することが望ましい。 発明の開示 本発明のクリップ形搬送体は、パネル縦方向に延びる互いに平行に間隔を隔て た２条の内側折り線とこれ等の内側折り線に平行でこれ等から外方に間隔を隔て た２条の外側折り線とを備えた支持パネルから構成してある。この支持パネルは 、このパネルに外側折り線に沿って連結した下方に延びる外側支持区分と内部折 り線に沿って連結した下方に延びる内側支持区分とを備えている。これ等の内側 支持区分は、互いに近づく向きに先狭まりになり中央折り線に沿って相互に連結 されくさび形補強リブを形成する。内側及び外側の各折り線は、各支持区分にみ ぞ穴を形成する互いに間隔を隔てたスリットにより中断され物品の突出唇状部の 一部を受入れることにより物品を支えるようにしてある。 各内側折り線にまたがる幅を持つ補強帯状体は、支持パネルに取付けてある。 各内側支持区分及び補強帯状体は互いに整合し間隔を隔てた指穴を含む。各内側 支持区分指穴は、内側横方向縁部を持ち、これ等の内側横方向縁部に沿って延び る折り線により各内側支持区分に連結したタブにより少なくとも部分的に覆って ある。各内側支持区分はさらに、第１の横方向折り線に隣接して位置させた第２ の横方向折り線を備えている。各第２横方向折り線の端部は各第１横方向折り線 の端部から延びている。第１及び第２の各対の横方向折り線間の区域は持上げ中 に上向きに折曲がり各指穴の内端部を支持し親指及びその他の指により加えられ る圧力に対し強い支持体にな る。 各第２横方向折り線は形状が弧状でこのパネルの中央折り線上の点のまわりに 対称に配置されこの点に向かい先狭まりにするのがよい。又各指穴タブも中央折 り線に対して対称に配置するのがよい。さらに各指穴タブは、各内側支持区分を 最終位置に折曲げるときに又これ等の支持区分がこの搬送体の持上げ中に使用者 の親指及びその他の指の押圧力を受けるときにタブの湾曲を容易にするように縦 方向に延びる折り線を備えるのがよい。 所望の成績を得ることのできる本発明の特長を前記した又その他の態様と共に 添付図面により好適な実施例について詳細に説明する。 図面の簡単な説明 第１図は本発明搬送体により頂部部分を保持した飲料缶の梱包品の斜視図であ る。 第２図は第１図の搬送体の主支持パネルを形成する素材の平面図である。 第３図は第２図の搬送体素材に接着するようにした補強帯状体の平面図である 。 第４図は２列の飲料缶に当てがった後に搬送体補強帯状体を付加する状態にし た一次搬送体素材の斜視図である。 第５図は第１図の５−５線に沿う搬送体梱包品の拡大断面図である。 第６図は第１図の６−６線に沿う搬送体梱包品の拡大断面図である。 第７図は持上げ中に梱包品内に押下げた後の指穴タブを示す第６図と同様な部 分縦断面図である。 第８図は第７図に示した梱包品の区域を補強帯状体を除いて示す部分斜視図で ある。 好適な実施例の説明 第１図に示すように搬送体１０は、折り線１６のまわりに下方に折曲げた側縁 部分１４を持つパネル１２から構成してある。パネル１２の中央部分は、折り線 ２０により相互に又互いに平行な折り線２２によりパネル１２に連結したリブ１ ８を備えている。缶Ｃの出縁下は縁部部分１４のみぞ穴２４を貫き又リブ１８の 同様なみぞ穴（この図には示してない）を貫いて突出する。パネル１２の上面に 接着した補強帯状体２６は、同様にこの図に示してないリブ１８の指穴に重なる 指穴２８を備えている。本搬送体を６個の缶を運ぶようにした場合を例示したが 、本発明が搬送体に支える物品の個数に制限を受けないのはもちろんである。搬 送しようとする物品はしかしパネル１２に中央リブ１８を生成するように複数の 列に配置しなければならない。 第１図に使ったのと同様な参照数字が同様な構成を示す第２図において、搬送 体パネル１２は大体長方形の素材３０から形成する。折り線２０は、中央に位置 しパネル１２の全長にわたって延びている。リブ１８を生成する互いに平行な折 り線２２はそれぞれ、Ｃ字形スリットと称する３条の湾曲スリット３２により中 断してある。各スリット３２の凸側は中央折り線２０に向いている。各折り線１ ６は又、スリット３２と同様な３条のＣ字形スリット３４により中断され各スリ ット３４の凹側が対向するスリット３２の凹側に面して対のスリットを形成する ように位置させてある。各Ｃ字形スリットは協働する折り線１６又は折り線２２ をわずかに越えた位置に終りこの応力点で裂ける傾向に抵抗するようにするのが よい。 直交刻み目線３６及び傾斜刻み目線３８は、パネル１２の側縁部からスリット ３４に延び縁部パネル部分１４の各缶の曲がりに対する一致を容易にし持上げ応 力を支持区分の端部に配分する。同様に リブ１８は同じ目的でそれぞれ直交刻み目線４０及び傾斜刻み目線４２を含む。 素材３０の中央リブ部分の指穴をタブ４４により覆う。これ等の穴及びタブは、 中央折り線２０に向かい先狭まりになる湾曲横方向部分４６及び側部分４８を備 えたスリットにより形成してある。各タブ４４は刻み目線５２に沿いリブ１８に 連結してある。刻み目線５２は、折り線２０に直交し各スリット部分４８の端部 で小さな各かぎ形スリットの間に延びている。さらに中央折り線２０に対して対 称に配置した湾曲刻み目線５０は、各スリット部分４８の端部の間に延びている 。すなわち内側支持区分の各区分５４は、湾曲刻み目線５０、直交刻み目線５２ 及び中央折り線２０により仕切ってある。この区分の機能については後述する。 各タブ４４には又、中央折り線の各側にこれに平行な折り線５６を設けてある。 第３図は補強帯状体２６を、本搬送体の長さに実質的に等しいか又はこの長さ よりわずかに短い長さと、帯状体２６か各補強リブ１８の縁部を越えて延びる幅 とを持つものとして示す。補強帯状体２６の指穴２８は、横方向刻み目線６０に より連結したタブ５８により覆ってある。各刻み目線６０は、主搬送体パネル１ ２の刻み目線５２に実質的に重なるように位置させてある。各タフ２８は、パネ ル１２の指穴タブ４４に比べて一層大きくはしないでわずかに小さくするのがよ い。各指穴２８の各側に若干の横方向刻み目線６２を設け補強帯状体２６をパネ ル１２の輪郭に一層よく追従できるようにしてある。このパネル輪郭は、本搬送 体を缶に当てがったときに加える圧力によってスリット３２、３４間でわずかに ふくらむ傾向がある。各タブ５８は又タブ４４の折り線５６と同様な縦方向折り 線６４を持つ。 各折り線２０、５６、６４は、本搬送体の形成中にこれ等の折り線に沿う素材 の折曲げが容易になるように継続切り目（スキップカ ット）を形成してある。しかし主パネル１２の折り線１６、２２は本搬送体を剛 性を高め裂けにくくするように刻み目線に形成するのがよい。各タブ４４の折り 線５０、５２も又刻み目線に形成しタブ４４が後述する所望の方式で一層よく機 能できるようにするのがよい。 第１図の搬送体１０を形成するには、素材３０は、それぞれ３個すつ２列に配 置した６個の隣接する缶Ｃの群の頂部に位置させ、各Ｃ字形スリットが各缶のリ ムの対向部分に実質的に整合するようにする。各リブ１８とこの場合なお平らな 折曲げてない状態にあるから、よく知られているように素材に適正に整合させる ように２列の缶を互いに短い距離だけ間隔を隔てる。素材３０及び各缶の間の相 対運動は、素材３０に下向きの押圧力を加えることによって生ずる。互いに対向 するＣ字形スリット３２、３４の中央点間の距離が缶出縁の真下の缶の縮小した 直径部分に実質的に等しいから、缶及び素材の相対運動が生ずるときは、補強リ ブ１８のＣ字形スリットにより形成した鎖錠縁部とを縁部部分１４とが各缶の縮 小した直径部分に急速に入込むまで、ボール紙の弾力性により各缶出縁がスリッ トを経て押される。この操作中にＣ字形スリットにより形成した鎖錠縁部は、パ ネル１２に対して下方に動きリブを折り線２０のまわりに上方に折曲げる。この 場合各パネル１２を相互に近づく向きに動かし２列の缶を相互に接触させる。搬 送体素材は、任意適当な手段によりそれぞれ最終位置に締付けた缶及び頂部パネ ルに対して動かす。これ等の機能を実施する装置の詳細は説明しないが、このよ うな設備の構造は梱包業界の当業者には明らかである。たとえば米国特許第３， ６５３，５０３号明細書に記載してある組立て方法を使うことができる。 搬送体素材３０及び梱包した缶の配置は第４図に例示してある。 第１図の搬送体の形成を終えるには、補強帯状体２６を接着区域６８で頂部パネ ル１２に接着しくさび形の各リブ１８にまたがるようにする。これは第５図に明 らかである。第５図は補強リブ２６を取付けて示し縁部部分１４及びリブ１８を 缶出縁Ｆの下側に衝合させてある。補強帯状体はリブ１８をそれぞれ折曲げたく さび形の形状に保持し搬送体を強める。本搬送体が非作動状態にあるときは、使 用者が指穴タブを操作するのに先だって、第６図に示すように指穴タブ４４を上 向きに折曲げ補強帯状体２６の指穴タブ５８は指穴タブ４４に重なる折曲げてな い状態のままにする。 使用者が親指及び他の指を補強帯状体２６の指穴に挿入するときは、タブ５８ はそれぞれ刻み目線６０のまわりに下方に折曲げられ親指及び他の指がリブ１８ の指穴タブ４４に接触しこれ等のタブをそれぞれ刻み目線５２のまわりに下方に 折曲げる。タブ４４は、中央折り線２０の各側部の翼部分が隣接缶Ｃに接触する まで親指及び他の指により梱包品の内部に枢動させる。タブ４４は、それぞれの 湾曲形状によって正常な折曲かり作用又は枢動作用を生ずることができないから 、弧状の刻み目線５０のまわりに下方には折曲がらない。しかしタブ４４をそれ ぞれ折り線５２のまわりに折返すときは、使用者が本搬送体を持上げるのに先だ って指穴をつかむ際に親指及び他の指の相互に近づく向きの挟み付け運動により 、内側支持区分の各区分５４を刻み目線５０のまわりに制限した距離だけ上方に 枢動させ、これと同時に中央折り線２０のまわりに下方に折曲げる。この状態は 第７図に示してある。第７図では分りやすいように使用者の指又は親指は省いて ある。又この状態では、各タブ４４の折曲げ作用を明示するように補強帯状体の 一部を省いた第８図にも例示してある。 各区分５４の折曲げ作用は湾曲した連結刻み目線５０によって制 限されるから、各区分５４は、指穴タブ４４を支えて持上げ中に親指及び他の指 により加えられる押圧力に対し確実に耐える極めて密実な支持体を形成する。各 タブ及び各内側支持区分の寸法は、変えてもよいが、持上げ中に各刻み目線５２ を補強帯状体２６の下側より高くない位置に上方に折曲がるように構成しなけれ ばならない。刻み目線５２の端部のかぎ形スリットにより指穴及び出縁スリット ３２間と共に刻み目線５２に沿ってボール紙が裂けないようにする。 本発明によりクリップ形ボール紙製搬送体の強さをその費用は増さないで向上 できるのは明らかである。本発明を６個の飲料缶を保持する構成の搬送体につい て述べたが、本発明の原理が一層少ない又は一層多い缶を保持する搬送体にも適 用できるのは明らかである。さらに本発明は缶に対する使用に限定するものでな く、搬送体の各縁部を鎖錠し又は支えることによりつかむことのできるリム又は その他の突起を持つ他の種類の物品にも適用することができる。本発明は好適な 実施例について述べた詳細の全部に必ずしも限定するものではないから、本発明 はなおその精神を逸脱しないで種々の変化変型を行うことができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．それぞれ外方に突出する唇状部を備えた上部部分を持つ互いに隣接する列の 物品を納める搬送体において、 パネル縦方向に延びる互いに平行に間隔を隔てた２条の内側折り線とこれ等の 各内側折り線から外方にこれ等の折り線に平行に間隔を隔てた２条の外側折り線 とを持つ支持パネルを備え、 この支持パネルにこのパネルに前記各外側折り線に沿って連結した下向きに延 びる外側支持区分と前記パネルに前記各内側折り線に沿って連結した下向きに延 びる内側支持区分とを設け、前記各内側支持区分が相互に近づく向きに先狭まり になり中央折り線に沿い相互に連結され、 内側及び外側の前記各折り線を前記各物品の突出唇状部の少なくとも一部が貫 いて突出するみぞ穴を前記各支持区分に形成する互いに間隔を隔てたスリットに より中断し、 前記各みぞ穴に前記物品唇状部の突出部分の下側に衝合することにより各物品 を支えるようにした下面を設け、 前記支持パネルに取付けられ前記各内側折り線にまたがる補強帯状体と、 前記の内側支持区分に又補強帯状体にそれぞれ形成した互いに間隔を隔てた指 穴とを備え、前記補強帯状体の各指穴が前記内側支持区分の各指穴に重なるよう にし、 前記各支持区分指穴が内側横方向縁部を持ちこれ等の内側横方向縁部に沿って 延びる各折り線により前記各内側支持区分に連結したタブによって少なくとも部 分的に覆われるようにし、 前記各内側支持区分に前記第１横方向折り線に隣接して位置する第２の横方向 折り線を設け、これ等の各第２横方向折り線の各端部が前記各第１横方向折り線 の各端部から実質的に延びるよう にして成る搬送体。 ２．前記各第２横方向折り線に、前記支持パネルの中央折り線上の点に向かい先 狭まりになる部分を設けた請求の範囲第１項記載の搬送体。 ３．前記各先狭まり部分の形状を弧状にした請求の範囲第２項記載の搬送体。 ４．前記内側支持区分の指穴を前記中央折り線に対して対称に配置した請求の範 囲第１項記載の搬送体。 ５．前記各内側支持区分指穴タブに前記内側支持区分の中央折り線に整合する縦 方向に延びる折り線を設けた請求の範囲第４項記載の搬送体。 ６．前記各内側支持区分指穴タブに第１の横方向折り線の各側の付加的縦方向折 り線を設けた請求の範囲第４項記載の搬送体。 ７．前記の付加的な縦方向折り線が前記第１横方向折り線の端部から延びるよう にした請求の範囲第６項記載の搬送体。 ８．前記各支持区分指穴を前記第１横方向折り線の端部に隣接して位置するかぎ 形部分に終るスリットにより形成した請求の範囲第１項記載の搬送体。 ９．前記補強帯状体の各指穴を、前記内側支持区分の第１の横方向折り線に実質 的に重なる横方向折り線に沿い前記帯状体に連結したタブにより少なくとも部分 的に覆った請求の範囲第１項記載の搬送体。 10．梱包品内の物品を缶とし、これ等の各物品の外方に延びるフランジを缶出縁 とし、前記支持パネルが各缶の上面を直接覆うようにした請求の範囲第１項記載 の搬送体。 11．前記補強帯状体にこの帯状体の各指穴の間及びその外側に複数条の横方向刻 み目線を設けた請求の範囲第１項記載の搬送体。 12．互いに隣接する列の物品をこれ等の物品の上部部分の外方に突出する唇状部 から支えるようにしたクリップ形搬送体の支持パネルを形成するツーピース素材 において、 シート縦方向に延びる互いに平行に間隔を隔てた２条の内側折り線と、これ等 の２条の内側折り線に平行にこれ等の折り線から外方に間隔を隔てた２条の外側 折り線とを持つ大体長方形のシートを備え、 このシートに、前記各外側折り線に沿い前記シートに連結した外側支持区分と 前記各内側折り線に沿い前記シートに連結され又中央折り線に沿い相互に連結し た内側支持区分とを設け、 前記の内側及び外側の各折り線を前記各支持区分にみぞ穴を形成する互いに間 隔を隔てたスリットにより中断して搬送しようとする物品の突出唇状部の少なく とも一部分を受入れるようにし、 前記各外側支持区分をそれぞれの連結折り線のまわりに下方に折曲げることに より形成した前記各外側支持区分の縁部を各物品の外方に突出する唇状部の下側 に衝合するようにし、 前記支持パネルに付着させることができ前記シートの各内側折り線にわたるこ とのできる幅を持つ大体長方形の補強帯状体と、 前記内側支持区分に又前記補 強帯状体にそれぞれ形成した互いに間隔を隔てた指穴とを備え、前記補強帯状体 の各指穴が素材形成の搬送体の内側支持区分の指穴に重なるようにし、 前記内側支持区分指穴が内側横方向縁部を持ちこれ等の内側横方向縁部に沿っ て延びる折り線により前記各内側支持区分に連結したタブにより少なくとも部分 的に覆われ、 前記各内側支持区分に前記第１横方向折り線に隣接して位置する第２の横方向 折り線を設け、これ等の各第２横方向折り線の端部が前記第１横方向折り線の端 部から延びるようにしたツーピー ス素材。 13．前記第２横方向折り線に、前記中央折り線の１点に向かい先狭まりになる部 分を設け、前記内側支持区分の各指穴を前記中央折り線に対して対称に配置した 請求の範囲第１２項記載のツーピース素材。 14．前記各内側支持区分指穴タブに、前記各内側支持区分の中央折り線に整合し た縦方向に延びる折り線を設けた請求の範囲第１３項記載のツーピース素材。 15．前記の補強帯状体の各指穴を、前記内側支持区分の第１横方向折り線に実質 的に重なるように位置させた横方向折り線に沿い前記帯状体に連結したタブによ り少なくとも部分的に覆った請求の範囲第１２項記載のツーピース素材。