JPH08504721A - クリップ式物品搬送体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 飲料缶を搬送するのにとくに適したクリップ式搬送体を提供することにある。本搬送体は、折曲げたくさび形内側支持区分と外側支持区分とに缶出縁を受入れるように溝穴を持つパネルを備えている。さらに短い側部パネル及び端部パネルは各缶を保持するのに役立つ。端部パネルフラップと側部パネルの延長部分とに折曲げて連結したウエブにより端部パネルフラップを固着する。端部パネルフラップ、ウエブ及び側部パネル延長部分は相互に接着してこの搬送体を鎖錠状態に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 クリップ式物品搬送体 技術分野 本発明は物品搬送体に関する。ことに本発明は、各物品をフランジその他の横 方向突起の下側から支えるクリップ式搬送体に関する。 発明の背景 物品を持上げて運ぶことができるようにこれ等の物品の上部部分をつかむ搬送 体は、とくに飲料缶の梱包に関して知られている。このような形式の搬送体の１ 例の基本構造は、缶出縁の互いに対向する部分を受入れるように弧状の溝穴を形 成したパネルを備えている。これ等の溝穴の下縁部は缶出縁の下側に衝合して缶 を支える。この構造は典型的には、互いに隣接する２列の缶から成る梱包品に使 われ、パネル上の内側溝穴間に延在する領域が折り曲げられ、各缶の傾斜した上 部部分間に延びるくさび形リブを形成する。あるタイプの搬送体においては、前 記したパネルは、搬送体の底部パネルである。短い側部パネルに連結した頂部パ ネルフラップは、底部パネルに接着してある。また、頂部パネル上の互いに整合 した指穴及び補強のためのくさび部により梱包品を持上げて運ぶことができる。 しかしこのような搬送体は強度的に不十分なことが多く、製造費も高すぎる。 単一の支持パネルだけしか使わない他の缶クリップ式 搬送体構造も考えられている。頂部パネルを設けないと比較的安価な搬送体が得 られるが、強度についての問題が残り搬送対を何等かの方式で補強する必要があ る。しかし補強手段は、前記した従来の搬送体の頂部パネルと同様に費用がかか り、梱包機械に対し付加的な作成上の問題を生ずる。 公知のボール紙製クリップ式搬送体の利点を保持しさらに強度が増大し経済的 に製造できる搬送体を提供することが望ましい。理想的には搬送体は、缶出縁溝 穴とは別個の場所で補足的に缶をロックする手段を備え、また梱包機械により容 易に形成できる構造を持たなければならない。 発明の開示 本発明は、それぞれ上部外方に突出する唇状部を持つ互いに隣接する列状の物 品を収容する搬送体に係わる。本搬送体は、先狭まりの下向きに延びる２つの内 側支持区分から間隔を隔てて下向きに延びる２つの外側支持区分を持つ頂部パネ ルを備えている。各支持区分内の溝穴は、物品の突出唇状部を受入れることによ り物品を支える。さらに外側支持区分に連結した側部パネルと、頂部パネル及び 各側部パネルの両方に連結した端部パネルとは、各物品を緊密に固着し各支持区 分をロックする。 各側部パネルから延び上側に重なる各端部パネルフラップに接着された接着フ ラップにより側部パネル及び端部パネルを保持するのがよい。これ等の接着フラ ップを 端部パネルフラップに折曲げできるように連結するウエブは、端部パネルフラッ プ及び隣接する接着フラップの間に位置する。本搬送体の形成中に、端部パネル フラップを垂直方向に枢動すると側部パネル及びウエブが自動的にそれぞれ最終 位置に動き各端部パネルフラップを単に下方に折曲げることにより搬送体形成を 完了することができる。頂部パネルの内側支持区分が２列の物品の頂部間に下方 に延びるのと同じようにして折曲げ可能なリブ区分は各端部パネルフラップを互 いに連結し、２列内の各端部物品間にはまる。 缶を梱包するのにとくに有用であるが、本搬送体はそれぞれ上部部分にフラン ジ又はリムを持つその他の物品を梱包するのにも使うことができる。各接着フラ ップを協働する側部パネルの延長部分の一部とすることにより、この延長部分を 梱包品の各すみ部の隣接物品の湾曲部分に追従させることができる。 本搬送体を形成する素材は、端部パネルフラップを頂部パネルに折曲げできる ように連結した単一のシートから構成してある。端部パネル構造のリブ区分はこ の素材の内側支持区分から間隔を隔て端部パネルフラップの枢動運動の妨げにな らないようにしてある。 所望の結果が得られる本発明の特長は、好適な実施例についての詳細な説明か ら、本発明の前記のまたその他の態様と共に他の利点も明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 第１図は本発明の搬送体により頂部部分を支えて保持した飲料缶の梱包品の斜 視図である。 第２図は第１図に示した梱包品を拡大して示す部分端面図である。 第３図は本搬送体を形成する素材の平面図である。 第４図は初めに２列の飲料缶に適用した後の状態で示す初期形成段階における 本搬送体の斜視図である。 第５図は中間形成段階における搬送体の斜視図である。 好適な実施例の説明 第１図及び第２図には本発明の搬送体１２と２列の缶Ｃとから成る梱包品１０ を例示してある。搬送体１２は、折り線１８のまわりに下方に折曲げた傾斜縁部 部分１６を持つ頂部パネル１４を備えている。パネル１４の中央部分は、折り線 ２２により相互にまた互いに平行な折り線２４によりパネル１４に連結したリブ ２０を備えている。各リブ２０の指穴２５は取っ手として機能する。それぞれ各 縁部部分１６及びリブ２０の溝穴２６、２８は缶Ｃの出縁即ちフランジＦを受入 れ、各フランジＦの下面により缶Ｃを支える。本搬送体を６個の缶を運ぶものと して例示したが、本発明が搬送体に支えた物品の個数により限定されないのはも ちろんである。しかし、運ぼうとする物品は複数列に配置して互いに隣接する列 内の缶Ｃの頂部間の空間に中央リブ２０を受入れるようにしてある。 本搬送体はまた、折り線３２により頂部パネル縁部部分１６に連結した短い側 部パネル３０と端部パネル３４とを備えている。各端部パネル３４は、折り線３ ８に沿い相互に連結した中央リブ３６と、各側部パネル３０から延びるすみ部帯 状体４０と、折り線４４に沿い頂部パネルに連結した端部フラップ４２とを備え ている。すなわち各缶は、それぞれ出縁により支えられるだけでなく、組合せた 側部パネル及び端部パネルにより梱包品の全周のまわりに相互に確実に拘束され る。 第１図及び第２図に使ったのと同様な参照数字により同様な部品を表示した第 ３図では、搬送体１２を形成する一般に長方形の素材４６を示してある。素材４ ６の材料は、この素材を搬送体形状に折曲げ、缶又はその他の物品を持上げて運 ぶことにより生ずる荷重に耐えるのに十分な強度及びたわみ性を持たなければな らない。搬送体業界に適宜に使われる種類及び厚みを持つボール紙が好適である 。中央に位置する折り線の各側に、折り線２２と協働してリブ区分２０を生成す る折り線２４を設けてある。各折り線２４は、Ｃ字形スリットと呼ばれる３つの 湾曲スリット４８により中断する。各スリット４８の凸側は中央折り線２２に向 かっている。各折り線１８はまた、スリット４８と同様な３つのＣ字形スリット ５０により中断され、各スリット５０の凹入側が対向するスリット４８の凹入側 に面し対のスリットを形成するようにしてある。スリット５０は搬送体に溝穴２ ６を形成 し、また各スリット４８は溝穴２８を形成する。Ｃ字形スリットは所望によりそ れぞれ協働する折り線１８又は折り線２４をわずかに越えて終わるようにしてあ る。 側部パネル区分３０は頂部パネル区分１４の端部を越えて延び、折り線５４に よりウエブ５６に連結した拡大した接着フラップ５２に終わっている。各ウエブ ５６はそれぞれ対向縁部を折り線５８により端部パネルフラップ４２に連結して ある。各端部パネルフラップ４２は折り線６０により端部パネルリブ区分３６に 連結してある。切欠き６２により、リブ区分３６、端部フラップ４２、リブ区分 ２０及び頂部パネル区分１４の各縁部部分を仕切り、リブ区分３６が頂部パネル 区分１４から間隔を隔てるようになる。リブ区分３６の内端部を仕切る切欠き６ ２の各縁部６４は傾斜し後述の目的で中央折り線２２、３８に整合する点で出会 う。同様にウエブパネル５６、端部パネルフラップ４２、頂部パネル区分１４、 １６、側部パネル区分３０及び接着フラップ５２の各縁部部分は切欠き６６によ り仕切られ、各ウエブパネル５６が頂部パネル区分１４から間隔を隔てるように なる。 本発明搬送体素材はまた、前記した折り線のほかに若干の刻み目線を備えてい る。傾斜刻み目線６８は折り線３２からスリット５０に延び缶の曲がりに対する 縁部パネル部分１６の一致を容易にしまた持上げ応力を支持区分の端部に配分す る。同様にリブ区分２０は同じ目的で傾斜刻み目線７０を持つ。さらに側部パネ ル区分３０の 端部部分に互いに間隔を隔てた１連の刻み目線７２を設けて搬送体の形成が容易 になるようにしてある。中央リブ区分２０の指穴２５は折り線２２を中央にして いる。 梱包品を形成するには、本搬送体素材を２列の互いに隣接する缶の頂部に位置 させ素材のＣ字形スリットが缶の出縁の互いに対向する部分に実質的に整合する ようにする。各リブ区分７０はこの時点ではなお平らな折り曲げてない状態にあ るから、２列の缶は、当業界によく知られているように素材に適正に整合させる ために互いに短い距離を隔てる。素材及び各缶の間の相対運動は素材に下向きの 押圧力を加えることによって生ずる。互いに対向するＣ字形スリット４８、５０ の中間点間の距離は缶出縁の直下の直径を小さくした缶部分に実質的に等しいか ら、缶及び素材の相対運動により、補強リブ区分２０び縁部部分１６のＣ字形ス リットにより形成した鎖錠縁部が各缶の減少した直径部分にはまり込むまでボー ル紙の弾性によって缶出縁をスリットを経て押圧する。この操作中にＣ字形スリ ットにより形成した鎖錠縁部はパネル１４に対して下方に動くリブ区分を折り線 ２２のまわりに上方に折曲げる。このようにして各頂部パネル部分１４を相互に 近づく向きに動かし２列の缶を相互に接触させる。本搬送体素材は、任意適当な 手段によりそれぞれ最終位置に締付けた缶及び頂部パネルフラップに対して動か す。これ等の機能を実施する装置の詳細は記載してないが、このような装置の構 造は梱包業界の当業 者には十分知られているものである。たとえば米国特許第３，６５３，５０３号 明細書に記載してある組立て法を使うことができる。 搬送体製造のこの段階における素材は第４図に例示してある。頂部パネル縁部 部分１６はなお隣接する側部パネル区分３０に対し実質的に平らな関係にあると 共に、ウエブパネル５６とその隣接する端部パネルフラップ４２及び接着フラッ プ５２とも又なお実質的に平らな関係にある。しかし各端部リブ区分３６は、各 リブ区分２０が中央折り線２２のまわりに上方に折曲がるのと同じようにして折 り線３８のまわりに上方に折曲がっている。このことは、折り線３８が折り線２ ２の延長部分であることによって生ずる。 各端部パネルは、第５図に示すように先ず端部パネルフラップ４２を折り線４ ４のまわりに上向きに枢動させ各フラップ４２を頂部パネル１４に対し実質的に 直角を挟むようにすることによって形成する。この場合ウエブ５６を折り線５８ のまわりに下方に折曲げ各接着フラップ５２を互いに近づく向きに引寄せ各側部 パネル区分３０の端部部分をすみ部の缶Ｃの周辺のまわりに第５図に示した位置 に引張る。これ等の端部部分の刻み目線７２は、缶のまわりの端部側部パネル部 分が滑らかにたわむのに役立つ。各接着フラップ５２の運動によりこのようにし て接着フラップ５２の折り線５４を実質的に水平の位置に動かして、端部パネル フラップ４２を下方に第１ 図に示した最終位置に枢動したときに、各ウエブ５６が折り線５４のまわりに下 方に折曲がる。このようにして端部パネルフラップ４２の点彩面を生成するとき は、ウエブ５６及び接着フラップ５２を互いに接触させて接着し側部パネル及び 端部パネルをその場に保持する。このようにしてリブ２０は鎖錠位置に留まり缶 が支持溝穴から滑り出ないようにする。 切欠き６２はリブ区分２０を端部パネルリブ３６から間隔を隔てるから、端部 パネルフラップ４２及び連結した折曲げリブ３６を第５図の位置から第１図に示 した最終位置に下方に枢動させる際に、折曲げリブ３６が折曲げリブ３６を過ぎ て動く適当な隙間がある。 搬送体の形成中に端部パネルフラップ４２の上向き枢動運動の結果として、各 側部パネルのすみ部帯状体延長部分は、梱包品のすみ部の缶のまわりに自動的に 引付けられ接着フラップ５２を端部フラップ４２の下側に接触する位置に持来す 。切欠き６６により、通常ひだになり端部パネルまですみ部缶のまわりの側部パ ネル３０の平滑な連続を妨げる材料をなくすことによって折曲げ作用を生ずるこ とができる。接着フラップ５２への端部フラップ４２の接着により搬送体を鎖錠 状態に保持し補強リブ２０が折れ曲がったままになりまた缶出縁が溝穴２６、２ ８の下縁部に支えられ続ける。すなわち本発明によりクリップ式搬送体の支持特 性を側部パネル及び端部パネルの保持力と組合せて缶又はその他の物品を適当に 支 持し緊密に保持することのできる経済的な搬送体が得られる。 本発明により、費用は増さないでクリップ式ボール紙製搬送体の強度を向上で きるのは明らかである。本発明を６個の飲料缶を保持するようにした搬送体につ いて述ベたが、本発明の原理が一層少ない又は一層多い缶を保持するようにした 搬送体にも使われるのは明らかである。さらに本発明は缶に使うのに限定されな いで、搬送体の縁部を鎖錠し又は支持することによりつかむことのできるリム又 はその他の突起を持つ他の形式の物品にも通用する。 本発明は好適とする実施例について前記した詳細に必ずしも限定されないから 、本発明の精神を逸脱しないで種々の変化変型を行うことができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． それぞれ外方に突出する唇状部を備えた上部部分を持つ互いに隣接す る列の物品を収容する搬送体において、 下方に延びる２つの外側支持区分と先狭まりの下向きに延びる２つの内側支持 区分とを備え、 前記の内側及び外側の支持区分に前記物品の突出唇状部の少なくとも一部分が 貫いて突出する溝穴を形成し、 これ等の溝穴に前記物品唇状部の突出部分の下側に衝合することにより物品を 支える下面を設け、 前記外側支持区分に連結した側部パネルと、 前記の頂部パネル及び側部バネルの両方に連結した端部パネルとを設けて成る 搬送体。 ２． 前記各端部パネルに、前記頂部パネルに連結した前記の側部パネル及 び端部パネルフラップから横方向に延びる接着フラップを設け、前記端部パネル フラップが前記接着フラップに重なりこれ等の接着フラップに接着するようにし た請求の範囲第１項記載の搬送体。 ３． 前記各端部パネルフラップを隣接する接着フラップにウエブにより連 結し、このウエブを前記接着フラップに第１のウエプ折り線により、また前記端 部パネルフラップに第２のウエブ折り線によりそれぞれ連結した請求の範囲第２ 項記載の搬送体。 ４． 前記第１折り線が実質的に水平に延び、前記第 ２折り線が水平方向に或る角度を挟んで実質的に上下方向面内にあるようにした 請求の範囲第３項記載の搬送体。 ５． 前記第２折り線により前記端部パネルフラップをこれ等の端部パネル フラップの外部側部部分に沿って連結した請求の範囲第４項記載の搬送体。 ６． 前記ウエブを前記の端部パネルフラップ及び隣接する接着フラップの 間に位置させた請求の範囲第３項記載の搬送体。 ７． 前記各ウエブをその第２折り線のまわりに折曲げ前記端部パネルフラ ップの内面に対し向かい合った関係になりまた前記第１折り線のまわりに折曲げ 協働する接着フラップの外面に向かい合った関係になるようにした請求の範囲第 ６項記載の搬送体。 ８． 前記接着フラップを協働する側部パネルの延長部分の一部とし、この 延長部分が搬送体内部の隣接物品の部分の形状に追従するようにした請求の範囲 第２項記載の搬送体。 ９． 搬送体内部の物品に、前記頂部パネルに直角を挟んで延びる円筒形部 分を設け、前記側部パネル延長部分を隣接物品の円筒形部分のまわりに湾曲させ た請求の範囲第８項記載の搬送体。 １０． 前記各側部パネル延長部分に前記頂部パネルに直角を挟んで延ぴる 刻み目線を設けて隣接物品の円筒形部分のまわりの側部パネル延長部分の湾曲が 容易にな るようにした請求の範囲第９項記載の搬送体。 １１． 前記各端部フラップを前記頂部パネルに前記の内側及び外側の支持 区分の間に位置する折り線に沿って連結した請求の範囲第２項記載の搬送体。 １２． 各搬送体端部の前記端部パネルフラップを１対の内側支持リブによ り相互に連結し、これ等の内側支持リブが前記端部バネルから内方に延び相互に 近づく向きに先狭まりになり、また前記の対の内側支持リブを折り線に沿い相互 に連結した請求の範囲第１１項記載の搬送体。 １３． 前記頂部パネルの２つの先狭まりの下向きに延びる内側支持区分を 折り線に沿って相互に連結した請求の範囲第１項記載の搬送体。 １４． 前記頂部パネルの各内側支持区分を連結する折り線と前記端部バネ ルの内側支持リブを連結する折り線とが実質的に同じ上下方向面内に位置するよ うにした搬送体。 １５． 前記の２つの下向きに延びる外側支持区分及び２つの先狭まりの下 向きに延びる内側支持区分を前記頂部パネルに折り線に沿って連結した請求の範 囲第１項記載の搬送体。 １６． 各物品の上部部分の外方に突出する唇状部から互いに隣接する列の 物品を支えるようにしたクリップ式搬送体を形成する素材において、 互いに平行に間隔を隔てた２条の内側折り線とこれ等 の内側折り線に平行に外方に間隔を隔てた２条の外側折り線とを設けたシートを 備え、 このシートに前記外側折り線に沿いこのシートに連結した外側支持区分と前記 内側折り線に沿い前記シートに連結した内側支持区分とを設け、これ等の内側支 持区分を中央折り線に沿い相互に連結し、 前記の内側及び外側の各折り線を前記各支持区分に運ぼうとする物品の突出唇 状部の少なくとも一部分を受入れる溝穴を形成する互いに間隔を隔てたスリット により中断し、 前記内側折り線の互いに対向する側で前記頂部パネル区分の各端部に折り線に より連結した端部パネルフラップと、 前記側部パネルの各端部から延び前記端部パネルフラップから間隔を隔てた接 着フラップとを備え、 前記各端部パネルフラップを隣接する接着フラップにウエブにより連結し、こ のウエブを第１のウエブ折り線により接着フラップにまた第２のウエブ折り線に より前記端部パネルフラップにそれぞれ連結し、 前記各端部パネルフラップが素材形成搬送体の前記接着フラップに重なるよう にして成る、クリップ式搬送体を形成する素材。 １７． 前記各ウエブをその第２のタブ折り線のまわりに折曲げ素材形成搬 送体の隣接する端部パネルフラップの内面に向き合う関係になりまた前記第１折 り線のま わりに折曲げ前記のような搬送体の協働する接着フラップの外面に向き合う関係 になるようにした請求の範囲第１６項記載の搬送体形成素材。 １８． 前記各接着フラップを協働する側部パネル区分の連続部分とし、前 記接着フラップが素材形成搬送体の頂部パネル及び底部パネルに直角を挟んで延 びる物品の円筒形部分の輪郭に追従するようにした請求の範囲第１６項記載の搬 送体形成素材。 １９． 前記各端部パネルフラップを折り線に沿いリブ区分に連結し、これ 等の各リブ区分は前記中央折り線に整合した折り線に沿い相互に連結した請求の 範囲第１６項記載の搬送体形成素材。 ２０． 前記リブ区分を前記内側支持区分から間隔を隔てた請求の範囲第１ ９項記載の搬送体形成素材。