JPH08507486A - ツーピースびん搬送体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 びんフランジの下側を支えるのにびん頸部を囲むタブを使うようなびん搬送体。この搬送体は、それぞれ互いに整合するびん頸部穴及びタブを持つ内部クリップ部材を備えている。外側覆いは、隣接するびんのまわりに折れ曲がり各端部パネルの内面に接着した側部パネルを備えている。これ等の側部パネルは、ひだ板パネルを端部パネルの内面の位置に折曲げる際にこれ等のひだ板パネルの引張り作用により動かされる。最も外側のびん支持タブは、持上げ中に搬送体の湾曲に適応するように最も内側のタブより高い高さを持つ。他のタブは、搬送体を持上げるときにびんフランジに接触するようにした傾斜縁部を持つ。内部クリップは外側覆いの側部フラップ及び端部フラップの下側に重なる短いフラップを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 ツーピースびん搬送体 技術分野 本発明は、びんフランジの下側に衝合する折曲げできるタブを使うようなびん 搬送体に関する。ことに本発明は、大きく重いびんを支えることのできるこの種 の搬送体に関する。 背景技術 飲料びんは通常、頸部から突出するフランジ又は肩部を形成してある。このよ うなびんを支えるようにした経済的な搬送体は、搬送体支持パネルのびん頸部穴 のまわりに互いに間隔を隔てたいわゆる星形裂け目付き支持タブを使う。パネル を頸部穴に整合したびんに沿って押し下げるときは、各タブはこれ等がその縁部 をびん肩部の下側に衝合させてはまり込むまでびんにより上向きに枢動する。通 常パネルの指穴の形の取手により人は搬送体をつかみこれに支えたびんと共に持 上げることができる。 この基本的構造は比較的軽量のびんに対しては機能的であるが、この構造は２ １びんのような大きいびんを処理するときに生ずる一層きびしい持上げ搬送応力 を受ける場合に引裂け又は過度の下向きの湾曲に耐えることができるように強化 しなければならない。大きくて重いびんを支える能力とは別の問題として４個び ん用搬送体を作るのがむずかしい。びんの重量及び寸法によりびんは 搬送体取手により持上げたときに回動してびんを搬送する人にびんが揺動してい る感じを与える。さらに梱包品を持上げるのに使う普通の取手穴は小さ過ぎて重 い荷重を持上げるときに指により所望の確実で快適なつかみを行うことができな い。大きい飲料びんを支えるようにした若干の搬送体に設けた細長い取手パネル は、これ等がびんの頂部の上方に延び搬送体を重ねる際に妨げになるから望まし くない。 本発明の目的は、大きくて重い４本飲料びんを持上げることにより生ずる荷重 のようなきびしい荷重を搬送体引裂けを生じないで又びんの回動を伴わないで支 えることのできるびん支持搬送体を提供することにある。又付加的な目的は、経 済的に作られ適用が簡単で頂部パネルに強く快適な取手を提供することにある。 発明の開示 本発明は、外方に突出する肩部を備えた頸部部分を持つ２列のびんを支える搬 送体に係わる。本搬送体は、下部支持パネルに重なって衝合する上部支持パネル を備えている。これ等の支持パネルは、びんの頸部が貫いて延びる整合した穴を 備えている。各びん穴の周辺の各部分に沿って延びる折り線により上部支持パネ ルに連結した複数のタブは、びんを支えるようにびん肩部の下側に衝合する縁部 を持つ。上部支持パネルは、ひだ板パネルにより相互に折曲げできるように連結 した側部パネル及び端部パネルに折曲げできるように連結してある。ひだ板 パネルを端部パネルの下側の位置に折曲げると、各側部パネルの端部部分が各端 部パネルに逐次に覆われる位置に移動する。 ひだ板パネルを側部パネルに連結する各折り線は、端部パネルを上部支持パネ ルに連結する各折り線に実質的に整合して各端部パネルを定位置に下方に折り曲 げることができるが、ひだ板パネルを端部パネルに連結する各折り線は、或る角 度を挟んで延び側部パネルをそれぞれ所定の位置に動かすことができる。 上部支持パネルは、ひだ板パネル、側部パネルフラツプ及び端部パネルフラッ プの適応な折曲げを促進するように、上部支持パネル、ひだ板パネル、側部パネ ル及び端部パネルの各縁部により仕切った周辺をそれぞれ持つ複数の切欠きを備 えるのがよい。仕上がりの梱包品では、各側部パネルは各切欠きの下側の隣接す るびんのまわりに湾曲し各びんを密接に保持する。又下部支持パネルは、持上げ 応力に対し余分の抵抗を生ずるようにびん肩部の下側に衝合する複数の支持タブ を備えるのがよい。さらに下部支持パネルの各側部の短いフラップは、外側覆い の側部及び端部のパネルフラップの下側に位置し本搬送体をさらに強める。 上部支持パネルと共に下部支持パネルの各びん穴の支持タブは、一様でない寸 法及び形状を持ち好適な実施例で詳しく述べるように搬送体を持上げるときの搬 送体の屈曲に適応するようにしてある。各支持パネルの整合し た取手穴によりびんが大きく重くても搬送体を片手で持上げることができる。各 びんは、顧客が梱包品を運ぶ際にびんの回動が生じないように保持し支える。 本搬送体は、在庫使用が最少になり梱包しようとするびんに容易に適用できる ように形状を定めた２つの素材から形成する。 所望の成績の得られる本発明の構成を本発明の前記の又その他の態様及び利点 について述べる好適な実施例により詳述する。 図面の簡単な説明 第１図は本発明搬送体の斜視図である。 第２図は第１図の搬送体に使う外側覆い用の素材の平面図である。 第３図は第１図の搬送体に使う内部クリップ用素材の平面図である。 第４図は内部クリップ素材を当てがい外側覆い素材をびんに沿い押し下げる位 置にして示す梱包するびんの斜視図である。 第５図は外側覆い素材をびんに取付けた後の状態で示す搬送体形成の中間段階 の斜視図である。 第６図は外側覆いの端部パネル以外の素材を折曲げた状態で示す搬送体形成の 次の中間段階の斜視図である。 第７図は持上げた搬送体のびん穴を貫く状態の拡大横断面図である。 好適な実施例の説明 第１図に示すように梱包品１０は、それぞれ２個のびんＢから成る２列のびん とこれ等のびんを持上げて運ぶ搬送体１２とから成っている。搬送体１２は、後 述の内部クリップ部材を渡蔽する外側覆い部材１４を備えたツーピース構造であ る。外側覆いは、各びんの頸部が貫いて延びる穴１８を形成した支持パネル１６ を備えている。びん頸部穴１８の周辺部のまわりに延びる折り線２２によりパネ ル１６に連結したタブ２０の端縁部は、びんのフランジＦの下側に接触し搬送体 １０を持上げるときにびんを支える。支持パネル１６は、それぞれ折り線２８、 ３０により側部パネル２４及び端部パネル２６に連結してある。各折り線２８、 ３０は、搬送体のすみ部で切欠き３４の上縁部３２により相互に連結してある。 図示の搬送体の側部パネル２４及び端部パネル２６は同じ長さを持っているが、 これ等のパネルは後述のように同じ構造ではなくて、異なる参照数字を付してあ る。さらに各側部パネル２４の折り線３６は、各切欠き３４の下縁部間に延び短 い傾斜した側部パネル区分３８を形成する。側部パネル区分３８は一般にびん頸 部及びびん胴部の間の転移区域のびんの傾斜に合致する。 この構造により、各びんの長さの一部だけにわたって延びる短い側部パネル及 び端部パネルと各側部パネル間の丸みを付けたすみ部区域とを持つ搬送体が得ら れる。支持パネル１６の取手穴４０は顧客がこの搬送体を持上げることのできる 取手として作用とする。第１図に使っ たのと同様な参照数字により同様な部品を表示した第２図に搬送体の外側覆いを 形成する素材４２を示してある。この外側覆いと共に内部クリップは、ボール紙 から形成するのがよいが、ボール紙のように作用するのに十分な強さ及びたわみ 性を持つ任意適当な材料から作ってもよい。素材４２は外側覆いの支持パネルに 対応する中央区分１６と、各側部パネルに対応する比較的長い互いに対向して位 置する２つのフラップ２４とから成っている。外側覆いの端部フラップに対応す る比較的短いフラップ２６は側部パネルフラップ２４の間に位置させてある。図 示のように側部パネルフラップ２４は、傾斜パネル区分３８を形成する折り線３ ６を備えている。しかし端部パネルフラップ２６は同様な折り線を含んでいない 。側部パネルフラップ２４は、支持パネル区分１６より長く切欠き３４を越えて 終るが、端部パネルフラップ２６は支持パネル区分１６より短く切欠き３４に終 る。ひだ板パネル４４は、各側部パネルフラップ２４をそれぞれ折り線４６、４ ８に沿い端部パネルフラップ２６に連結する。折り線４６は折り線２８に実質的 に平行であり、又折り線４８は各折り線３０、４６に対し４５°の角度を挟む。 全部の支持搬送体の場合のように、支持パネル区分１６の各びん穴１８の直径 は、梱包しようとするびんの頸部部分の直径に関連しびん頸部の肩部又はフラン ジが支持タブ２０に接触しながら穴１８を通過し各タブ２０ をそれぞれ折り線のまわりに上向きに枢動させる。各支持タブ２０は、隣接タブ の折り線が相互に直角を挟むように配置した４つの隣接タブを構成する。各タブ ２０は隣接タブの折り線に対し４５°を挟んで延びるスリット５０により分離ず る。又各タブ折り線は弧状スリット５２により相互に分離する。折り線から対向 する支持縁部まで測ったタブ２０Ａの高さは対向タブで２０Ｂの高さより高い。 このようにしてタブ２０Ａの支持縁部はタブ２０Ｂの支持縁部より短くなり、タ ブ２０Ｃ、２０Ｄの支持縁部をそれぞれのタブ折り線に対して傾斜させる。 素材４２はさらに、びん頸部穴１８から最も近い切欠き３４の縁部３２まで延 びる刻み目線５４と、刻み目線３０から間隔を隔てこの刻み目線３０に平行な数 群の互いに平行な刻み目線５６とを備えている。同様に刻み目線３０に平行な付 加的な群の刻み目線５８は、切欠き３４からフラップ縁部に延びる側部パネルフ ラップ２４に位置させてある。 内部クリップ部材を形成する素材６０は第３図に示すように、素材４２の支持 パネル区分１６に対し寸法及び形状が同様な支持パネル区分６２を備えている。 支持パネル区分６２は、支持パネル区分１６の穴１８、舌状片２０、刻み目線５ ６及び取手穴４０に類似のびん頸部穴６４、支持タブ６６、互いに平行な刻み目 線６８及び取手穴７０を備えている。側部及び端部の短いフラップ７２は折り線 ７４により支持パネル区分６２の各縁部に 連結してある。折り線７４の各端部は弧状の縁部７６により互いに連結してある 。 梱包品を形成するには、梱包しようとする４個のびんを一緒に集め、内部クリ ップ部材をびんの頂部に沿って押下げる。びんの上部部分は、支持パネル区分６ ２の穴６４を貫いて移動し、支持タブ６６の縁部がびんフランジＦの下側に衝合 する際に支持タブ６６をはまり込むまで上向きに枢動させる。取付けた内部クリ ップは第４図に示してある。第４図は又、定位置に取付けようとする外側覆い素 材４２を示す。素材４２は次いで内部グリップ部材と同様にしてびん頂部に沿い 下方に移動させる。この場合支持タブ２０は支持タブ６６に次いで支持タブ６６ の外側にはまり込む。この状態で外側覆い４２は第５図に示すようにまだ折曲げ てない。 次にひだ板パネル４４は折り線４８のまわりに折曲げ端部パネルフラップ２６ の下側に接触するようにする。このようにして折り線４６を折り線３０の実質的 に真下に持来し側部パネルフラップ２４をひだ板パネル折り線４６のまわりに下 方に折曲げる。互いに対向する側部パネルフラップ２４の端縁部７８をこの折曲 げ順序によって相互に近づく向きに動かし、側部パネルフラップ２４の端部部分 を端縁部がそれぞれ最終の間隔を隔てた上下方向位置になるまで隣接びんのまわ りに湾曲させる。この中間製造段階における搬送体は第６図に例示してある。端 部パネルフラップ２６は次いで、下方に折曲げ側部パ ネルフラップ２４の下側部分に接着し第１図に示した最終梱包品を生成する。 内部クリップ及び外側覆いをびんに当てがうことは、内部クリップのフラップ ７２を定位置に折曲げるのに別個の工程を必要としないので極めて簡単である。 外側覆いの折り線２８、３０は内部クリップのフラップ折り線７４に実質的に重 なる。すなわち外側覆いの側部パネルフラップ２４の折曲げにより下側のフラッ プ７２を側部パネルフラップ２４と一緒に下方に折曲げる。同様に外側覆いの端 部パネルフラップ２６により他のフラップ７２が折曲がる。内部クリップのフラ ップ７２は、外側覆いフラップを最終位置に折曲げ相互に接着した後フラップ７ ２を緊密に保持するから、内部クリップのフラップ７２を外側覆いのフラップに 通常接着する必要がない。著しく重い荷重を支える必要又は比較的薄いボール紙 材料の使用のような若干の理由で、搬送体に付加的強度又は構造的-一体性を与 えるのに内部クリップを外側覆いに接着することが望ましければ、このことはフ ラップ７２の外面に塗布する緩硬化性接着剤の使用によって容易に行われる。外 側覆いのフラップが緩硬化性接着剤に逐次に接触するときは、フラップ２４、２ ６は前記したようにフラップ７２に密接に保持されるほかにフラップ７２に積極 的に付着する。 刻み目線５８により、梱包されるびんのまわりの側部パネルフラップ２４の湾 曲が容易になる。各フラップが 隣接するびんから間隔を隔てた折曲げすみ部に当たらないでびんの輪郭に追従す るから、各びんはぴったり保持される。梱包品の各すみ部の切欠き３４により、 パネルフラップ２４を折曲げたときに圧縮され目に見えない不規則なひだを生ず る材料がなくなりひだ板パネルの寸法が最小になる。切欠き３４は又、びんに接 触するかみ込み縁を生じさらにびんの動くのを防ぐ。比較的大きい切欠きにより ひだ板パネル４４の折れ曲がりに対する抵杭を減らすように折り線４８の長さを 最小にすることを含むこれ等の有利な結果を生ずるが、ひだ板折り線４６は、側 部パネルフラップ２４をひだ板パネル４４の折曲げ時に引張るのに十分な力を生 ずる長さを保持しなければならない。 内部クリップフラップ７２は、外側覆い部材１４の側部パネルフラップ２４の 傾斜した側部パネル区分３８の真下でびん頸部の短い転移部分に当たるが、外側 覆いの折り線３６までは延びない。すなわち各フラップ７２は、側部パネルフラ ップ２４の折曲げの妨げにならない。端部パネルフラップ２６には、側部パネル フラップ２４の折り線３６に相当する折り線を設けてない。その理由は、端部フ ラップ２６の幅が狭く端部フラップ２６と側部パネルフラップ２４の下側の端部 部分との間の接着剤接合により端部フラップ２６を傾斜区分を必要としないでび んの輪郭に追従させることができるからである。 内部クリップ及び外側覆いの接合した取手穴はこの臨 界区域に二重厚さの材料部を生成する。又各びんを内部クリップのタブ６６と外 側覆いのタブ２０とにより支えることによって、搬送体が重い荷重を保持する能 力を増す。 この搬送体を持上げるときは、この搬送体は中間部で湾曲しやすい。この湾曲 は一般に取手の長手に直角を挟んで延びる。外側覆いの刻み目線５６と内部クリ ップの刻み目線６８とにより、各支持パネルをこれ等のパネルの折れ曲がる傾向 に抵抗しながらこのようにして湾曲させる。びん穴１８から切欠き縁部３２に延 びる刻み目線５４は、持上げ応力及び搬送応力を支持タブの基部から分散させこ れ等の区域における引裂けをなくす。 タブ２０Ｂよりタブ２０Ａの高さが高いので、最も内側のタブの折り線が湾曲 によつて最も外側のタブの折り線より高くても各びんフランジを大体水平の状態 に保つことにより搬送体の湾曲に適応する。このことは第７図に示してある。外 側タブ２０Ａをわずかに高くしなければ、搬送体を持ち上げるときに外側タブ縁 部及びびんフランジの間にすきまが生じ、フランジのこの位置では支持ができな くなる。 内部クリップの星形割れ目付きタブ６６は外側覆いのタブ２０と同じように整 合させ搬送体の互いに重なる々ブが１単位として作用するようにするのがよい。 これ等のタブはその代りに、内部クリップのタブが外側覆いのタブの鏡像になる ように形成して外側覆いに最高の高さ を持つタブが内部クリップの最低の高さのタブに重なるようにしてもよい。この ようにして他のフラップの縁部を下側又は上側に重なるタブの縁部に対して傾斜 させ、全部のタブ縁部を協働するびんの肩部に確実に衝合させる。 各びんを別個の一体フランジを持つものとして示したが本仕様書に使った「フ ランジ」又は「肩部」という用語は、一体フランジを備えないびんのびんキャッ プの下側を含むものである。 本発明によれば各びんを破損を生じないで運び梱包品内のびんの回動を確実に 防ぐように各びんを支えることのできる独特の支持搬送体が得られるのは明らか であるこの搬送体をこのように機能させる構成は、高価な搬送体素材又は包装機 械による複雑な操作を必要としないで搬送体に適用することができる。本発明は 、その精神を逸脱しない限り、好適な実施例について述べたことに限定するもの ではない。なお本発明は種種の変化変型を行うことができる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．外方に突出する肩部を備えた頸部部分を持つびん用の搬送梱包品において 、 びんの頸部が貫いて延びる穴を持ちこれ等の各穴に整合する穴を持つ下部支持 パネルの上側に重なりこのパネルに接触する上部支持パネルと、 各びん穴の周辺の各部分に沿って延びる折り線により前記上部支持パネルに連 結されそれぞれびん頸部の下側に衝合する縁部を持つ複数の支持タブと、 前記上部支持パネルに第１の折り線により連結した側部パネルと、 前記上部支持パネルに第２の折り線により連結した端部パネルと、 隣接する前記の側部パネル及び端部パネルに各折り線により連結したひだ板パ ネルとを備え、これ等のひだ板パネルと前記側部パネルの端部部分とを前記端部 パネルの下側に重ねてこれ等の端部パネルに接着するようにして成る搬送梱包品 。 ２．前記各ひだ板パネルを前記各側部パネルに連結する折り線を前記第２折り 線に実質的に整合させた請求の範囲第１項記載の搬送梱包品。 ３．前記各ひだ板パネルを前記各端部パネルに連結する折り線が前記の第１及 び第２の折り線を横切るようにした請求の範囲第２項記載の搬送梱包品。 ４．それぞれ前記上部支持パネルと、協働するひだ板 パネルと、協働する側部パネル及び端部パネルとの各縁部により仕切った周辺を 持つ複数の切欠きを備えた請求の範囲第３項記載の搬送梱包品。 ５．前記各側部パネルを隣接するびんのまわりに湾曲させた請求の範囲第１項 記載の搬送梱包品。 ６．前記各側部パネルに、隣接するびんのまわりに湾曲し前記切欠きから下方 に延びる部分を設けた請求の範囲第４項記載の搬送梱包品。 ７．前記各側部パネルの湾曲部分に、前記切欠きの下方に互いに間隔を隔てた 実質的に上下方向の刻み目線を設けた請求の範囲第６項記載の搬送梱包体。 ８．前記の上部及び下部の支持パネルに、前記の第１又は第２の折り線に実質 的に平行に延びる互いに整合した取手穴を設けた請求の範囲第１項記載の搬送梱 包体。 ９．前記下部支持パネルに前記各びん穴の周辺の部分に沿って延びる折り線に より連結した複数の支持タブを設け、これ等の支持タブにびん肩部の下側に衝合 する縁部を設けた請求の範囲第１項記載の搬送梱包品。 10．前記上部支持パネルの各びん穴の支持タブの１つを最も近い側部パネルに 対し前記びん穴の他の支持タブより一層近くし、前記の１つの支持タブを前記側 部パネルに実質的に平行な折り線により前記上部支持パネルに連結し、前記１つ の支持タブの高さを前記びん穴の対向する支持タブの高さより高くした請求の範 囲第１項記載の搬送梱包品。 11．前記の１つの支持タブ及び対向する支持タブの各縁部を、これ等の支持タ ブを前記上部支持パネルに連結する各折り線に実質的に平行にした請求の範囲第 １０項記載の搬送梱包品。 12．前記の各びん穴の支持タブに、前記の１つの支持タブ及び対向する支持タ ブの間に位置させた中間タブを設け、前記の１つの支持タブの縁部を前記の対向 する支持タブの縁部より短くした請求の範囲第１１項記載の搬送梱包品。 13．前記下部支持パネルに各びん穴の周辺の各部分に沿って延びる折り線によ り前記下部支持パネルに連結した複数の支持タブを設け、これ等の支持タブに各 びん肩部の下側に衝合する縁部を設け前記支持タブの寸法及び形状を前記上部支 持パネルの支持タブと同様にした請求の範囲第１２項記載の搬送梱包品。 14．前記上部支持パネルの第１及び第２の折り線の実質的に下側に位置する各 折り線により前記下部支持パネルに連結した比較的短いフラップを備え、この比 較的短いフラップがびん頸部及びびん胴部の間でびんに接触するようにした請求 の範囲第１項記載の搬送梱包品。 15．前記の上部支持パネルに連結した各側部パネルに協働する第１折り線に実 質的に平行でこの折り線から間隔を隔てた別の折り線を設け、この別の折り線及 び協働する第１折り線の間の側部パネルの部分に前記下部支持パネルの比較的短 いフラップの上側に重なる傾斜パネル 部分を設けた請求の範囲第１４項記載の搬送梱包品。 16．前記の七部及び下部の支持パネルに、前記各びん頸部穴の間に取手穴に実 質的に平行に延びる互いに間隔を隔てた刻み目線を設けた請求の範囲第１項記載 の搬送梱包品。 17．前記上部支持パネルに各びん頸部穴から最も近い切欠きに延びる刻み目線 を設けた請求の範囲第４項記載の搬送梱包品。 18．外方に突出する肩部を備えた頸部部分を持つびんを支持する搬送体を形成 するツーピース素材において、 梱包しようとするびんの頸部を受入れる穴を含む内側下部支持パネルを備えた 第１の素材と、 前記びんの頸部を受入れる穴を含む上部支持パネルを備えこの上部支持パネル を前記下部支持パネルの上側に重なるようにし前記両支持パネルのびん頸部穴を 素材形成の搬送体内で互いに整合するようにした第２の素材と 各びん穴の周辺の各部分に沿って延びる折り線により上部支持パネルに連結さ れ、びん肩部の下側に衝合する縁部を持つ複数の支持タブと、 前記上部支持パネルに第１の折り線により連結した側部パネルフラツプと、 前記上部支持パネルに第２の折り線により連結した端部パネルフラップと、 隣接する前記の側部パネルフラップ及び端部パネルフラップに折り線により連 結したひだ板パネルとを備え、 これ等のひだ板パネルと前記側部パネルフラップの端部部分とが素材形成搬送体 で前記各端部パネルフラップの下側に重なるようにして成る搬送体形成用ツーピ ース素材。 19．前記ひだ板パネルを前記側部パネルフラップに連結する折り線を第１折り 線に実質的に平行にし素材形成搬送体で第２折り線の下側に位置し、前記ひだ板 パネルを前記端部パネルフラップに連結する折り線が前記の第１及び第２の折り 線を横切るようにした請求の範囲第１８項記載のツーピース搬送体素材。 20．前記上部支持パネルに複数の切欠きを設け、これ等の切欠きの周辺を前記 の上部支持パネルに協働するひだ板パネル及び側部及び端部の協働するパネルフ ラップの各縁部により仕切った請求の範囲第１９項記載のツーピース搬送体素材 。 21．前記側部パネルフラップが前記切欠きを越えて延び、各フラップが前記各 切欠きに終り、前記各側部パネルフラップを前記各端部パネルフラップより長く し素材形成梱包品で各隣接びんのまわりに湾曲するようにした請求の範囲第２０ 項記載のツーピース搬送体素材。 22．各隣接びんのまわりに湾曲するようにした前記側部パネルフラップの部分 に前記の切欠き及び側部パネルフラップ外縁部の間に延びる互いに間隔を隔てた 刻み目線を設け、これ等の刻み目線を前記第２折り線に実質的に平行にした請求 の範囲第２１項記載のツーピース搬送 体素材。 23．前記の上部及び下部の支持パネルに、前記の第１又は第２の折り線に実質 的に平行に延び素材形成搬送体で互いに整合するようにした取手穴を設けた請求 の範囲第１８項記載のツーピース搬送体素材。 24．前記下部支持パネルに、前記各びん穴の周辺の各部分に沿って延びる折り 線により前記支持パネルに連結した複数の支持タブを設け、これ等の支持タブに びん肩部の下側に衝合するようにした縁部を設けた請求の範囲第１８項記載のツ ーピース搬送体素材。 25．前記の上部支持パネルの各びん穴の支持タブの１つを最も近い側部パネル フラップに対し前記びん穴の他の支持タブより一層近接させ、前記の１つの支持 タブを前記第１折り線に実質的に平行な折り線により前記上部支持バネルに連結 し、前記１つの支持タブの高さを前記びん穴の対向する支持タブの高さをより高 くした請求の範囲第１８項記載のツーピース搬送体素材。 26．前記の１つの支持タブ及び対向支持タブの各縁部を前記各支持タブを前記 上部支持パネルに連結する折り線に実質的に平行にし、前記の各びん穴の支持タ ブに前記の１つの支持タブ及び対向支持タブの間に位置させた中間タブを設け、 前記１つの支持タブの縁部を前記支持タブの縁部より短くした請求の範囲第２５ 項記載のツービース搬送体素材。 27．前記下部支持パネルに前記各びん穴の周辺の各部 分に沿って延びる折り線により前記支持パネルに連結した複数の支持タブを設け 、これ等の支持タブに各びん肩部の下側に衝合するようにした縁部を設け、これ 等の支持タブを前記の上部支持パネルの支持タブに寸法及び形状が同様になるよ うにした請求の範囲第２６項記載のツーピース搬送体素材。 28．素材形成搬送体で前記上部支持パネルの第１及び第２の折り線の下側に実 質的に重なるようにした折り線により前記下部支持パネルに連結した比較的短い フラップを備え、これ等の比較的短いフラップをびん頸部とびんの胴部との間で びんに接触するようにした請求の範囲第１８項記載のツーピース搬送体素材。 29．前記上部支持パネルに連結した各側部パネルフラップに、協働する第１折 り線に実質的に平行でこの折り線から間隔を隔てた別の折り線を設け、この別の 折り線及び協働する第１折り線の間の前記側部パネルフラップの部分に素材形成 搬送体で前記下部支持パネルの比較的短いフラップに重なるようにした傾斜パネ ル部分を設けた請求の範囲第２８項記載のツーピース搬送体素材。