JP2000503289A - 引き裂かれにくいハンドルを有するキャリア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 間を隔てられた折り曲げ線片により天板パネルに連結されたスーツケース型ハンドルを有する瓶用キャリアを開示する。該キャリアの天板パネルは外側折り曲げ線片の外側端部に隣接した孔を備えている。該ハンドルの該外側端部で耳部が該孔を通して該キャリアの内部内へ伸びており、それにより該キャリアを持ち上げ、運搬する時に該ハンドルで引き裂きが起こることを防止する。該天板パネルは、部分的に重なり合う天板パネル部と、該スーツケース型ハンドルの中央開口部を通して伸び、かつ重なり合う天板パネル部に一体の、中央耳部とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】 引き裂かれにくいハンドルを有するキャリア 発明の属する技術分野 本発明はいわゆるスーツケース型ハンドル、すなわちキャリアを持ち上げる人 が掴める横帯部のある直立したハンドルが用いられているキャリアに関する。特 に引き裂かれにくいハンドルを備えた型のキャリアに関する。 発明の背景技術 清涼飲料瓶を包装するための１つの型のキャリアは該キャリアの支持用パネル 内の瓶頚部受け入れ用開口部の該縁辺に沿って間を隔てた支持用耳部を使用する 。該パネルが該頚部受け入れ用開口部と整合する瓶上に押し下げられた時、該耳 部は上方へ旋回されるので、該耳部端部縁辺はこれら瓶に典型的に形成されてい るフランジ又は肩部の下側と係合する。多くの場合該支持用パネル内の指掛け孔 を備えたハンドルで該キャリアを掴み、持ち上げることが出来る。 指かけ用孔に代わり、大抵の消費者はスーツケース型ハンドルの仕方で掴むこ とが出来る上方に伸びたハンドルを好むものである。経済上の観点からの望まし い構成、組立の容易さ、適当な強さの２プライハンドルを提供する可能性は、該 天板パネルに折り曲げ可能に連結されたハンドルにある。しかしながら、重い負 荷を受けた時や、突然急に動かした時に該ハンドルは該折り曲げ可能な連結端部 で引き裂かれ易いことが分かって来た。該キャリアの簡単さや経済性に影響せず に引き裂かれ難くするために該ハンドルを強化することが強く望まれている。 従って本発明の目的はこれらの目標に合致する強いスーツケース型のハンドル を使用するキャリアを提供することである。発明の概要 本発明は側板パネルに連結された天板パネルと実質的に該キャリアの中心線に 沿って位置する折り曲げ線により該天板パネルに連結されたハンドルとを備えた 品物キャリアに組み合わされている。該ハンドル折り曲げ線は該天板パネルの該 側方縁辺に実質的に平行であり、かつ、該天板パネルの端部縁辺から間を隔てら れた点で終了する相対する終端を有している。該天板パネルは該ハンドル折り曲 げ線の終端から該天板パネルの該端部縁辺に向かって伸びる孔を備えている。下 記でより詳細に説明するが、該ハンドルの相対する終端部で下方に伸びている耳 部は該キャリアを引き裂きに対し強化するために該天板パネル内の該孔を通して 該キャリアの内部内へ延在している。 該好適実施例では該ハンドルは２つのプライ（２つの重ね合わせ部）から構成 され、各プライは天板パネル部に折り曲げ可能に連結されており、かつ、該天板 パネル部は該天板パネルを形成するために部分的に重なる仕方で連結されている 。該ハンドル耳部は該天板パネル部内でスリットにより形成されるが、該部は、 キャリア組立時に該ハンドルがそこで折り曲げられる時に該ハンドル耳部が貫通 して伸びる開口部又は孔となるのである。 該ハンドルは好適には該スーツケースハンドル型であるのが良いが、該ハンド ル折り曲げ線は該ハンドル開口部により分離され、間を隔てた２本の折り曲げ線 片から構成される。該天板パネルは該ハンドル開口部で強化されているがそれは 、該重なり合う天板パネル部が、該ハンドル開口部を通して伸びて、該下に横た わる天板パネル部に接着される統合用耳部を備えるような構成によるものである 。必要ならば端板パネルを備えても良い。 該キャリアは１枚の材料ブランクで形成され、容易に組立出来る。該望ましい 結果を提供させる本発明の特徴は、該好適実施例の説明で更に詳細に提示するが 、 該説明では本発明の上記及びその他の側面や利点が明らかにされる。 図面の簡単な説明 図１は本発明の実施例であるキャリアの絵画図である。 図２は図１のキャリアを形成するためのブランクの平面図である。 図３は図２の楕円３の範囲を示す部分拡大平面図である。 図４は図２のブランクの最初の曲げ及び糊付け過程を行った後を示す平面図で ある。 図５は包装される瓶グループ上に位置し、部分的に成形された図４のブランク の絵画図である。 図６は最初の折り曲げ過程が行われた後の、図４の部分的に成形されたブラン クの絵画図である。 図７はより明確化するため、瓶を取り除いた該キャリアの図１の７−７線の沿 って取った部分横断断面図である。 好適実施例の詳細な説明 図１を参照すると該包装品１０は３本の瓶の２列と該瓶を持ち上げて運ぶため のキャリア１２から構成されている。該キャリアは開口部１６を有する天板パネ ル１４を備えており、該開口部を通して該瓶の頚部が伸びている。該瓶頚部受け 入れ用開口部１６の該外周周りに伸びている折り曲げ線２０により該パネル１４ に連結された耳部１８の終端縁辺は、該瓶上の該フランジＦの下側と接触し、該 キャリア持ち上げ時該瓶を支持している。該天板パネル１６はそれぞれ折り曲げ 線２６と２８により側板パネル２２と端板パネル２４に連結されているが、該側 板パネルと端板パネルは切り抜き３２の上部縁辺３０により該キャリアの該隅部 で相互に連結されている。 該側板パネル２２の折り曲げ線３４は該切り抜き３２の間に延在しており、短 い傾斜側板パネル部３６を形成しているが、該パネル部は、該瓶頚部と該瓶樽状 部間の該経過部の該上方部分において、該瓶の比較的急峻な傾斜に概ね順応して いる。該折り曲げ線３４の下の該側板パネルのもう１つの平行な折り曲げ線３８ は該切り抜き３２の該下方の部分間に延在しており、該パネル部３６よりゆるや かな傾斜の中間側板パネル部４０を形成している。これらのパネル部は該瓶の経 過部の該下方の部分において、該瓶のより少ない傾斜に対応し、該傾斜に追従し ている。該端板パネル２４は該側板パネルの該折り曲げ線３４と同じ間隔だけ該 天板パネルから隔てられた折り曲げ線３７を備えており、従って短い傾斜端板パ ネル部３９を形成しているが、該傾斜端板パネル部は該傾斜側板パネル部３６の 様に、該瓶の該経過部の該上方の部分において、該端部側の瓶の比較的急峻な傾 斜に概ね順応している。該側板並びに該端板パネルは該瓶の長さの下方に部分的 にだけ延在しており、丸い隅部部分４２が該側板パネルを該端板パネルに連結し 、密着した嵌合をもたらしている。該天板パネル１４からスーツケース型のハン ドル４４が上方に伸びており、該ハンドルは下記に更に充分説明するような仕方 で、該キャリアの長手方向中心線に沿って該天板パネルに連結されている。該ハ ンドルは水平帯部４３、該帯部から該天板パネルへ伸びる１対の脚部４５及び該 ハンドルの該帯部部分に折り曲げ可能に連結された短いフラップ４７を含んでい る。 該キャリアを形成するためのブランク４６を図２に示すが、ここでは図１で使 用されたと同様の参照数字で同様な要素を呼称している。該ブランクは好適には ボール紙で形成されるが、ボール紙の様に機能するに充分な強さと可撓性を有す る適切などんな材料で形成されても良い。該ブランクは同じ様な２つのハンドル 部４８と５０を含んでおり、それらは折り曲げ線５２で相互に連結されている。 該ハンドル部４８と５０はそれぞれ天板パネル部５４と５６に折り曲げ可能に連 結されているが、該ハンドル部４８の該脚部４５は間を隔てた折り曲げ線片５８ に沿って連結されており、又該ハンドル部５０の該脚部は間を隔てた折り曲げ線 片６０に沿って連結されている。該折り曲げ線片５８は該天板パネル部５４の内 側縁辺６２から隔てられており、一方該折り曲げ線片６０は該天板パネル部５６ の該内側縁辺６４と一致していることに注意されたい。図示の様に、該側板パネ ル部２２は該傾斜パネル部３６を形成する該折り曲げ線３４と該傾斜したパネル 部４０を形成する該折り曲げ線３８とを備えている。 各天板パネル部は３つの瓶頚部受け入れ用開口部を有する。好適には該内側の 瓶頚部受け入れ用開口部の該支持用耳部１８は、該外側の耳部の折り曲げ線２０ が該折り曲げ線２６と一致するように配置されている。このことにより該耳部に 追加的強度が与えられる。しかしながら、外側の瓶頚部受け入れ用開口部の支持 用耳部は該外側の耳部の折り曲げ線が該折り曲げ線２６及び２８と対角線を形成 するように配置されている。もし該外側の支持用耳部が該内側の支持用耳部のよ うに配置されたならば該耳部を形成するスリットはキャリアの該天板パネルの隅 部に余りに近接して位置し、恐らく該天板パネルの該隅部部分を弱めることにな る。 折り曲げ線２８により該天板パネル部の相対する端部に連結されているのが端 板パネルフラップ６６である。同様に、端板パネルフラップ６８が折り曲げ線２ ８によって該天板パネル部５６の相対する端部に連結されている。各端板パネル フラップは、キャリアの該端板パネルに該傾斜部分３９を形成する折り曲げ線３ ７の形を備えている。該側板パネル部２０の相対する端部から側板パネル延長部 ４２が伸びており、該延長部は該キャリアの丸い隅部を形成している。まち（補 強用三角部）用パネル７４が折り曲げ線７０に沿って該側板パネル延長部４２に 、又折り曲げ線７２に沿って該端板パネルフラップ６６及び６８に連結されてい る。該折り曲げ線７０は該折り曲げ線３４に実質的に平行であり、該折り曲げ線 ７２は該折り曲げ線２８及び３４と４５度の角度を形成する。従って該切り抜き ３０ は該側板パネル部２０と、該側板パネル延長部４２と、該まち用パネル７２と該 端板パネルフラップ６６及び６８の各縁辺に境を接している。該折り曲げ線２８ と平行な、間を隔てた平行刻み線７６のグループが該側板パネル延長部４２内に 配置されており、キャリア成形時にこれらの要素の折り曲げを容易にしている。 該ハンドル部を更に詳細に示すために更に図２及び図３を参照すると、各ハン ドル部は切り抜き７８により形成されるハンドル開口部７７を備えていることが 分かる。該ハンドルグリップフラップ４７は折り曲げ線８２により各ハンドル部 に連結されており、その終端で円弧スリット８４により該ハンドル部から分離さ れている。各側板パネル部は中央に位置する統合用耳部８６を備えており、該統 合用耳部は該ハンドルグリップフラップ４７の方へ該切り抜き７８内へ伸びてお り、スリット８８により該フラップ４７から分離されている。各ハンドル部は円 弧スリット９２で画定される延長部又は耳部９０を備えている。該耳部は該折り 曲げ線５８及び６０を越えて実質的間隔だけ該組み合わせ側板パネル部内へ伸び ている。該折り曲げ線５８及び６０の該外端は該スリット９２で終わる。加えて 、各ハンドル部は該ハンドル部の該端部から該スリット８４まで伸びている中間 折り曲げ線９４を含んでいる。 図２から分かることであるが、折り曲げ線２８に沿って測った場合該端板パネ ルフラップ６６の幅は、該折り曲げ線５８が天板パネル部５４の該縁辺６２から 隔てられている該間隔に実質的に等しい量だけ該端板パネルフラップ６８の幅よ り大きい。該折り曲げ線２８に隣接する該天板パネル部５４の幅は、該端板パネ ルフラップと同じ方向で測ると同じ量だけ該天板パネル部５６の幅より大きい。 包装品を形成するためには、該ブランクは最初に図４で示す状況に折り曲げ、 糊付けされる。これは、ハンドル部４８と５０をそれらの折り曲げ線５８と６０ の周りで上へ折り曲げ、一方同時にそれらをそれらの共通の折り曲げ線５２の周 りに該ハンドル部分が対面するまで折り曲げることで達成される。これは該天板 パネル部５４と５６を、該天板パネル部５４と端板パネルフラップ６６が該端板 パネルフラップの幅の違いに等しい量だけ該天板パネル部５６と端板パネルフラ ップ６８に重なるまで、相互に向かって動かす。２プライのハンドルを形成すべ く該ハンドル部を相互に接着するために接着材が該ハンドル部に付けられる。又 該天板パネル部と該端板パネルフラップを該重ね合わせ部分で相互に接着するた めに該天板パネル部と該端板パネルフラップに接着剤が付けられる。該ハンドル 部が該折り曲げ線５８と６０の周りで折り曲げられる時に、該ハンドル耳部９０ により欠落する該天板パネル部の該１部分が該天板パネル部内の切り抜きになる ことに注意されたい。該キャリアブランクが図４に示す状況になると、該天板パ ネル部５４の該切り抜きは該天板パネル部分５６の該切り抜きに隣接し、各孔９ ６を形成する。 図５に示す様に、１部迄形成されたキャリアブランクは該瓶頚部受け入れ用開 口部が該瓶と整合されるよう包装される瓶グループ上に配置される。次いで該ブ ランクは該瓶頂部上に下ろされる。該瓶頂部が該瓶用開口部の耳部１８に対し動 くと、該瓶は該瓶用耳部と接触し、該比較的大径の瓶フランジが該耳部を過ぎる まで該瓶用耳部を旋回式に上へ揚げる。その点で該耳部はぱちんと戻り、該瓶フ ランジの下側と隣合うより小径の瓶頚部に接触する。次に、該まち用パネル７４ が該端板パネルフラップ６６と６８の下側に接触するために折り曲げ線７２の周 りで折り曲げられる。これは該折り曲げ線７０を実質的に直接該折り曲げ線２８ の下側へ向かわせ、該側板パネル延長部４２を該まち用パネル折り曲げ線７０の 周りで下へ曲がらせる。該側板パネル部は又該折り曲げ線３４の周りに下方へ曲 げられ、該側板パネル延長部を隣接する瓶の周りに湾曲させる。組立のこの中間 段階の該キャリアは図６に図解されている。該端板パネルフラップ６６と６８は 次いで下方へ曲げられ、図１に示す該最終包装品を作るために該側板パネル延長 部の下に横たわる部分に糊付けされる。 上記説明の様に、該ハンドル部４８及び５０が該ハンドル４４を形成するため に合体されると、それらはそれぞれ折り曲げ線５８と６０の周りに上方へ折り曲 げられ、該天板パネル部５４と５６はそれらの重なり合う関係になる途中で相互 に向かって近接する。これらの課程が起こると、該ハンドル部端部の該耳部９０ は旋回するハンドル部と一緒に動き、該天板パネル部の平面の外へ出る。該ハン ドルの最終直立位置では該耳部９０は該孔９６を通して該キャリアの内部内へ下 方に延在する。この構成は図７で示される。この構成の利点はこれが該天板パネ ルへの該折り曲げ線の連結の外側終端で該ハンドルの引き裂きに抵抗することで ある。該ハンドルを該天板パネルへ連結する該折り曲げ線に出合う外側の垂直縁 辺を有するハンドルは、キャリアが持ち上げられる時に、水平の引き力が該外側 垂直縁辺に隣接する該天板パネル上に働くようにする。この応力は該ハンドルプ ライを引き離させたり、又は該天板パネルをこれらの危険部分で引き裂かせよう とする。本発明は該ハンドル折り曲げ線を該耳部９０の該下方へ伸びる縁辺で終 了させ、それにより該水平天板パネル部が著しい水平応力を受けないようにする ことにより該問題を克服している。 該ハンドルは中間水平折り曲げ線９４を含むように示されている。本発明には 必ずしも必要ではないが、該キャリアが出荷や展示のために積み重ねられるよう にするため該ハンドルをこれらの折り曲げ線に沿って折り曲げられるようにする ことが好ましい。その時該折り曲げたハンドルの上縁は隣接する瓶のフランジの 下側と係合することが出来て、それにより該瓶の頂部より低い位置で該ハンドル を保持する。 本発明の該ハンドルは説明した種類のキャリアに使用するようには限定されな い。該包装される品物の頂部上に伸びるキャリアにも又提供出来る。 ハンドル部折り曲げ線５８を該天板パネル部５４の内側縁辺から間を隔てて配 置し、該ハンドル部折り曲げ線６０を該天板パネル部５６の内側縁辺上に配置す ることによって、該天板パネル部５４は該天板パネル部５６と部分的に重なり合 うに充分なように広く出来る。該天板パネル部５６の該統合用耳部８６が該天板 パネル部５４の内面に接着される、一方該天板パネル部５４の該耳部８６が該天 板パネル部分５６の上に横たわり、それに接着され、強力な天板パネルを形成す ると言うことが理解されるであろう。該統合用耳部８６が該キャリアの長手方向 中心線を越える点での該耳部の幅を、該ハンドルの各脚部４５間の間隔と実質的 に同じにすることにより、該耳部は該ハンドル脚部の内側終端に存在する可能性 のある引き裂き応力を吸収し、これらの点での引き裂きを防止出来るのである。 本発明が重い荷物を収納するキャリアに該ハンドルや天板パネルの引き裂きの 危険性のないスーツケース型ハンドルを備えられるようにすることは評価出来る であらう。これは該キャリアの組立工程を複雑にしたり該キャリアや該工程のコ ストを増加することなしに達成された。 本発明は、該付属する請求項の範囲内にある限り該好適実施例に関連して説明 した全ての特定の詳細事項に限定されるものでないことは理解されるであらう。 従って、該好適実施例の或種の変更は、それが本発明の全体の基本的機能や概念 を変えない限り本発明の内にあると考慮している。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．品物キャリアにおいて、該品物キャリアが 相対する側部縁辺と相対する端部縁辺とを有する天板パネルを具備し、該天 板パネルはその該側部縁辺で側板パネルに連結されており、 該品物キャリアは又該キャリアの中心線に実質的に沿って位置する折り曲げ 線により該天板パネルに連結されたハンドルを具備しており、 該ハンドル折り曲げ線は該天板パネルの該側部縁辺に実質的に平行であり、 又該天板パネルの該端部縁辺から間を隔てられた点で終了する相対する終端を有 しており、 該天板パネルは該ハンドル折り曲げ線の終端から該天板パネルの端部縁辺に 向かって伸びる孔を備えており、 該品物キャリアは更に、該天板パネル内の該孔を通して該キャリアの内部内 へ伸び、かつ、下方へ伸びる耳部を、該ハンドルの相対する終端に具備している ことを特徴とする 品物キャリア。 ２．請求項１記載の品物キャリアにおいて、該ハンドルは複数のプライから構成 され、該天板パネルは部分的に重なり合い第２の天板パネル部に接着された第１ の天板パネル部を備えており、各天板パネル部は該ハンドル折り曲げ線でハンド ルプライに連結されていることを特徴とする品物キャリア。 ３．請求項２記載の品物キャリアにおいて、該ハンドルは実質的に水平な帯部と 該帯部に隣接する開口部を形成する２つの間を隔てた脚部を備えており、それに より該ハンドルで該キャリアを持ち上げる人が該帯部を掴むことが出来ることを 特徴とする品物キャリア。 ４．請求項３記載の品物キャリアにおいて、該ハンドル折り曲げ線が該ハンド ル開口部により分離された２本の間を隔てた折り曲げ線片から構成されているこ とを特徴とする品物キャリア。 ５．請求項４記載の品物キャリアにおいて、該第１の天板パネル部は該ハンド ル開口部を通して伸びている統合用耳部を備えており、前記センターラインに於 ける該統合用耳部の幅が該ハンドルの間を隔てた各脚部間の間隔と実質的に同じ であることを特徴とする品物キャリア。 ６．請求項１記載の品物キャリアにおいて、該キャリアが清涼飲料瓶を運搬す るように適合されており、該天板パネルが該ハンドルの相対する側に瓶頚部受け 入れ用開口部を備えていることを特徴とする品物キャリア。 ７．請求項６記載の品物キャリアにおいて、複数の支持用耳部が各瓶頚部受け 入れ用開口部の部分に沿って伸びる折り曲げ線により該天板パネルに連結されて おり、該支持用耳部が瓶のフランジの下側と係合するための端部縁辺を有するこ とを特徴とする品物キャリア。 ８．請求項２記載の品物キャリアにおいて、該品物キャリアが該天板パネルに 連結された端板パネルを備えることを特徴とする品物キャリア。 ９．請求項８記載の品物キャリアにおいて、各端板パネルは第２の端板パネル フラップに、部分的に重なり合い、かつ、接着されている第１の端板パネルフラ ップを備えており、該第１の端板パネルフラップは該第１の天板パネル部に連結 されており、該第２の端板パネルフラップは該第２の天板パネル部に連結されて いることを特徴とする品物キャリア。 １０．請求項２記載の品物キャリアにおいて、該天板パネル内の各孔は部分的に は該第１の天板パネル部内の切り抜きで構成され、又部分的には該第２の天板パ ネル部内の切り抜きで構成されており、該孔を形成するために該第１の天板パネ ル部の該切り抜きが該第２の天板パネル部の切り抜きと合体することを特徴とす る品物キャリア。 １１．請求項１０記載の品物キャリアにおいて、該第１の天板パネル部は該第２ の天板パネル部と該ハンドルの外方で重なり合う追加的統合用耳部を備えており 、各該追加的耳部は該第１の天板パネル部内の該切り抜きの１つから伸びている 縁辺を有することを特徴とする品物キャリア。 １２．品物キャリアを形成するためのブランクにおいて、該ブランクが 中央折り曲げ線に沿って実質的に同じ様な第２のハンドル部に連結された 第１のハンドル部を具備しており、各ハンドル部は相対する端部縁辺を有してお り、 該ブランクは又、第１の折り曲げ線に沿って該第１のハンドル部に連結さ れた第１の天板パネル部と第２の折り曲げ線に沿って該第２のハンドル部に連結 された第２の天板パネル部と、 該第１のハンドル部の各端部縁辺から第１の天板パネル部内へ伸びるスリ ットと、該第２のハンドル部の各端部縁辺から該第２の天板パネル部内へ伸びる スリットとを具備しており、 各スリットは、該組み合わされる第１及び第２折り曲げ線を越えて伸びて おり、かつ、ハンドル用耳部を画定するために、該組み合わされる第１又は第２ 折り曲げ線で終了するような横の部分を備えており、 該スリットの該横の部分は、該キャリアの該ハンドル用耳部を受けるため に、該ブランクで形成されるキャリア内の該第１及び第２天板パネル部内に切り 抜きを形成することを特徴とする ブランク。 １３．請求項１２記載のキャリアブランクにおいて、該第１の天板パネル部は該 第２の天板パネル部より幅広であり、又該第１及び第２天板パネル部は内側縁辺 を有しており、該第２の折り曲げ線は該第２の天板パネル部の該内側縁辺と実質 的に一致しており、該第１の折り曲げ線は該第１の天板パネル部の 該内側縁辺から間を隔てられていることを特徴とするキャリアブランク。 １４．請求項１２記載のキャリアブランクにおいて、各ハンドル部は帯部並びに 、該帯部と該組み合わせ天板パネル部内側縁辺との間にある開口部を備えている ことを特徴とするキャリアブランク。 １５．請求項１４記載のキャリアブランクにおいて、各天板パネル部は該天板パ ネル部に組み合わされる該ハンドル部開口部内へ伸びる耳部を備えていることを 特徴とするキャリアブランク。 １６．請求項１４記載のキャリアブランクにおいて、第１の及び第２の折り曲げ 線の各は該組み合わせハンドル部開口部により分離された２本の隔てられた折り 曲げ線片から構成されていることを特徴とするキャリアブランク。 １７．請求項１２記載のキャリアブランクにおいて、第１の及び第２の天板パネ ル部が瓶頚部受け入れ用開口部を備えることを特徴とするキャリアブランク。 １８．請求項１２記載のキャリアブランクにおいて、該キャリアブランクがその 相対する端部で第１の及び第２の天板パネル部の各に連結された端板パネルフラ ップを備えていることを特徴とするキャリアブランク。